JP2002002354A - カップホルダー - Google Patents

カップホルダー

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JP2002002354A
JP2002002354A JP2000184741A JP2000184741A JP2002002354A JP 2002002354 A JP2002002354 A JP 2002002354A JP 2000184741 A JP2000184741 A JP 2000184741A JP 2000184741 A JP2000184741 A JP 2000184741A JP 2002002354 A JP2002002354 A JP 2002002354A
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outer periphery
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Yoshitoshi Shirai
俊寿 白井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、空調器からの空気を有効に利用
し、カップ内の飲料を効率良く、確実に保温又は保冷で
きるカップホルダーを提供することにある。 【解決手段】 本発明は、カップCを収納する容器2
と、この容器2内に空調器KのダクトD、D1から空気
(温風又は冷風)を導くための送風口3とを備えるカッ
プホルダー1である。そして、カップホルダー1は、容
器2の上面に設けられた開口部6と、この開口部6に取
り付けられ、カップCの外周の大きさに応じて変形し、
容器2内に導いた空気を流し出す通路11を有するパッ
キン7とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料の入ったカッ
プを保温、保冷する機能を有するカップホルダーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のカップホルダーとしては、登録実
用新案第03009494号公報に記載されたものなど
が提案されている。この種のカップホルダーは、自動車
の室内において、エアコンの空気吹出口に取付けられ
る。カップホルダーは、缶類を保持する保持部材と、保
持部材を空気吹出口に取付ける取付部材から構成されて
いる。この保持部材は、缶類を保持する底板、空気吹出
口に対向する部分に形成した第1開口部、第1開口部に
対向する前方部分に形成した第2開口部、及び各開口部
を連結する側壁部を備えている。また、保持部材の底板
上方は、缶類を保持するため開口する空間にされてい
る。
【0003】このカップホルダーでは、空気吹出口から
吹き出された温風又は冷風を第1開口部から保持部材内
に導き、第2開口部側へ流れる温風又は冷風によって保
持部材で保持した缶類の飲料を加熱又は冷却することに
より、飲料を所望の温度に保温又は保冷する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のカップホルダー
では、温風又は冷風を第1開口部から前方の第2開口部
へ流している。このため、缶類の第2開口部に対向する
部分には、十分な温風又は冷風を導くことができず、缶
類全体として効率良く、飲料を加熱又は冷却できない。
【0005】また、第1開口部から保持部材内に導いた
温風又は冷風は、第2開口部側へ流れるとともに、底板
上方の開口から室内に放出される。このことは、空気吹
出口から吹き出された温風又は冷風を有効に利用して、
缶類の飲料を加熱又は冷却できないことになり、しかも
加熱又は冷却に時間を要する。
【0006】本発明の目的は、空調器からの空気を有効
に利用して、カップ内の飲料を効率良く、偏りなく保温
又は保冷できるカップホルダーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決する請求
項1記載のカップホルダーは、カップを収納する容器
と、この容器内に空調器のダクトからの空気を導くため
の送風口とを備えるカップホルダーであって、前記容器
の上面に設けられた開口と、この開口に取り付けられ、
前記カップの外周の大きさに応じて変形し、前記容器内
に導いた空気を流し出す通路を有するパッキンと、を有
するものである。カップホルダーにおいて、カップを開
口のパッキンから挿入して容器に収納する。空調器のダ
クトからの空気(温風又は冷風)を容器内に導くと、空
気は容器の上面の開口側へ流れ、カップの全外周に沿っ
て接触しつつパッキンの通路から外部に流れ出す。この
空気の流れによって、カップの全外周に対して熱の伝播
が行われ、カップ内の飲料を加熱、又は冷却する。そし
て、温風又は冷風を容器内に導入し続けることで、カッ
プC内の飲料を保温、又は保冷する。また、カップを容
器に挿入するとき、パッキンがカップの外周の大きさに
応じて変形するため、大きさの異なるカップを容器に収
納できる。
【0008】請求項2記載のカップホルダーは、請求項
1において、前記容器は、前記カップを収納する内容器
と、この内容器を収納する外容器とからなり、前記送風
口からの空気が内容器と外容器の間に導入され、前記内
容器の外周に設けられた孔から前記カップに空気が吹き
付けられるものである。送風口からの空気は、内容器と
外容器の間に導入された後、内容器の孔からカップの全
外周に吹き付けられ、このカップの全外周に沿って向き
を変えパッキンから外部に流れ出す。この空気に流れに
よって、カップの全外周に対して熱の伝播が行われ、カ
ップ内の飲料を加熱、又は冷却する。
【0009】請求項3記載のカップホルダーは、請求項
2において、前記外容器の内面に断熱材が設けられてい
るものである。外容器の内面に設けた断熱材は、容器内
に導いた空気と外気の熱伝達を抑制する。
【0010】請求項4記載のカップホルダーは、請求項
3において、前記断熱材の内面に空気に乱流を起こさせ
る突起が設けられているものである。内容器と外容器の
間に導入される空気は、断熱材の突起によって乱され、
内容器に向かう空気が均一な温度状態になる。
【0011】請求項5記載のカップホルダーは、請求項
1〜4のいずれかにおいて、前記パッキンが、前記カッ
プの外周の大きさに応じて変形する中空部を有するエラ
ストマー製であり、前記通路が、前記中空部の内周を前
記容器内に導いた空気を流し出すため凹凸状にして形成
されたものである。パッキンの中空部によって、パッキ
ンはカップの外周の大きさに追従して容易に変形し、カ
ップの外周に密着される。また、パッキンの中空部内に
は、空気層を形成できるため、容器内に導いた空気の熱
が外部に伝播することを抑制できる。さらに、中空部の
内周を凹凸状にして通路を形成すると、この通路により
空気を容器内に収納したカップの全外周に沿って接触し
つつ流して、容器の外部に流出させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明のカップホルダーの一実施
形態について、図1〜図4を参照して説明する。図1
は、カップホルダーを自動車の室内に装備した斜視図で
あり、図2は、図1のA−Aから見た断面図である。
【0013】図1及び図2において、カップホルダー1
は、インストルメントパネルEの後方側にあるコンソー
ルボックスB上に装備されている。インストルメントパ
ネルEには、複数の空気吹出口Fが設けられ、各空気吹
出口FはパネルE内のダクトDによって空調器(エアコ
ンユニット)Kに接続されている。この空調器Kは、自
動車の乗員の操作によって温風又は冷風を発生し、ダク
トDから各空気吹出口Fを通して温風又は冷風を自動車
の室内に送風する。コンソールボックスBは、図示しな
い自動車の運転席と助手席との間に設けられている。そ
して、カップホルダー1は、パネルE内でダクトDから
分岐するダクトD1に連結され、空調器Kから各ダクト
D,D1を通して導入される温風又は冷風によってカッ
プ内の飲料を加熱、冷却し、保温又は保冷する。
【0014】このカップホルダー1の具体的な構造例
は、図3及び図4に示される。図3は、カップホルダー
1を構成する部材を示す分解斜視図であり、図4は、図
3のG−Gから見た組立断面図である。
【0015】図3及び図4において、カップホルダー1
は、運転席及び助手席の乗員のため、2のカップCを収
納する構造である。このカップホルダー1は、各カップ
Cを収納する容器2と、容器2内に空調器Kのダクト
D、D1からの温風又は冷風を導くための送風口3とを
備えている。なお、カップCとは、紙カップ類や缶類等
の総称である。
【0016】図3において、ホルダー1の容器2は、2
つのカップCを夫々収納する内容器4と、2つの内容器
4を収納する外容器5とからなる。各内容器4と外容器
5は、樹脂等により成形される。
【0017】この外容器5は、内部空間を有する箱型に
形成され、複数のスクリューボルトによってコンソール
ボックスB上に取付けられている。また、外容器5に
は、各カップCを収納するための2つの開口部6が形成
され、各開口部6は運転席側及び助手席側に並列されて
外容器5の内部に開口している。これら各開口部6に
は、エラストマー製のパッキン7が取付けられている。
各パッキン7は、リング状に形成された中空部8と、中
空部8の一端から径外方に突出するフランジ突起9とで
構成される。この中空部8の内周は、カップCの外周の
大きさに応じて変形して、該カップCを挿入可能な内径
にされている。また、中空部8の内周は、凹凸状10と
なっており、カップCを挿入したとき、該カップCの外
周との間で通路11を構成する。これら各パッキン7
は、図4に明瞭に示されるように、内容器4と外容器5
の間にフランジ突起9を挟み込んで接着すること等する
ことにより、各開口部6の内周回りに取付けられる。
【0018】図3に示すように、外容器5内には、断熱
材12が設けられている。各断熱材12は、ポリプロピ
レン、ポリエチレン又はポリウレタン等の発泡体で成形
され、円筒体の一端を閉鎖するコップ状に形成されてい
る。これら各断熱材12は、その軸方向で2分割された
部材12A,12Bで構成される。また、各断熱材12
の内周面20には、内側に突出する複数の突起13が形
成されている。各突起13は、断熱材12の軸方向、及
び周方向に所定間隔ごとに配置されている。各断熱材1
2の底14には、内外に開口する流入口15が形成され
ている。図4に明瞭に示されるように、これら各断熱材
12は、各部材12A,12Bを外容器5の内周19及
び底16に沿って配置し、各部材12A,12Bを組み
合わせることにより、各開口部6回りに流通空間Uを形
成する。この流通空間Uは、外容器5の内部において、
各断熱材2のコップ形状により各開口部6に連通するよ
うに画成されている。また、各断熱材12の底14は、
外容器5の底16との間で流入路17を形成し、この流
入路17には各断熱材12の流入口15が開口してい
る。
【0019】図3に示すように、ホルダー1の各内容器
4は、円筒体の一端を閉鎖したコップ状に形成されてい
る。また、各内容器4の外周には、内外に開口する複数
の吹出孔18が形成されている。各吹出孔18は、内容
器4の軸方向、及び周方向に所定間隔ごとに配置されて
いる。これら各内容器4は、外容器5内であって、各断
熱材12の各部材12A,12Bで画成される流通空間
U内に夫々収納されている。図4に明瞭に示されるよう
に、各内容器4の開口端に各パッキン7のフランジ突起
9が取付けられ、各内容器4の内部に各開口部6から挿
入されるカップCを夫々収納する空間を形成している。
さらに、各内容器4は、各断熱材12の内周面20及び
底14との間で環状流路21を形成している。
【0020】図4に示すように、送風口3は、外容器5
の各開口部6の夫々に対応して設けられている。図2に
明瞭に示されるように、これら各送風口3は、各開口部
6に対応する流入路17に夫々連続されており、各ダク
トD1、Dを通して空調器Kに接続されている。また、
各送風口3は、ダクトD1を挿入することにより、ワン
タッチで空調器Kに接続できる構造である。
【0021】次に、カップホルダー1による、カップC
内の飲料の加熱、冷却、保温又は保冷の手順を、図2及
び図4により説明する。なお、カップホルダー1には、
図1及び図2に示すように、カップCが収納されておら
ず、また、自動車の乗員による空調器Kの操作もされて
いないものとする。
【0022】図4に示すように、温かい飲料の入ったカ
ップCは、カップホルダー1の開口部6からパッキン8
の中空部8内に挿入され、内容器4内の底に載置されて
収納される。この収納において、パッキン7の中空部8
は、カップCの外周によって押し広げられように変形
し、カップCの外周にわたって密着される。これによ
り、中空部8の凹凸状10とカップCの外周との間に
は、内容器4内と外部とに連通する複数の通路11が形
成される。この通路11は、カップCの全外周にわたっ
て形成される。
【0023】図2に示すように、カップCを内容器2に
収納した後、自動車の乗員によって空調器Kを操作す
る。空調器Kは、例えば、所望温度の温風を発生し、ダ
クトDから各空気吹出口Fを通して自動車の室内に送風
する。また、空調器Kからの温風は、各空気吹出口Fと
は別に、ダクトD、D1を通して、カップホルダー1に
導入される。
【0024】カップホルダー1に導入された温風は、各
送風口3、各流入路17及び各流入口15を通して、容
器2内の環状流路21に流れ込む。環状流路21に流れ
込んだ温風は、該環状流路21によって内容器4の外周
回りに分配され、断熱材の複数の突起13によって乱流
状態にされる。これにより、温風は、環状流路21内で
乱れ混ざり合って、均一な温度状態となる。また、温風
の熱は、断熱材12によって外容器5側へ伝播されるこ
とが抑制され、外容器5が高温になり過ぎることが防止
される。
【0025】図4に示すように、環状流路21内の温風
は、複数の吹出孔18から内容器4内に流入し、カップ
Cの外周に吹き付けられる。このとき、各吹付孔18
は、内容器4の軸方向、及び周方向に所定間隔ごとに形
成されていることから、環状流路21内で分配・均一な
温度にされた温風を、カップCの全外周にわたって均等
に吹き付ける。これにより、カップC内の飲料は、カッ
プCの全外周にわたって均等に吹き付けられる温風によ
り、偏りなく均一に加熱される。
【0026】また、カップCの外周に吹き付けられた温
風は、外容器5の上面に開口する各通路11に向かって
流れる。このとき、各通路11は、カップCの外周回り
に形成されていることから、カップCに吹き付けられた
温風は、カップCの全外周に沿うよう接触しつつ各通路
11側へ流れることになる。このため、カップCの飲料
は、各通路11側へ流れる温風によっても加熱される。
なお、カップCの外周に吹き付けられた温風の熱は、パ
ッキン7の中空部8内の空気層により、外容器5の外部
へ伝播されることが抑制される。そして、ホルダー1の
容器2内に導入された温風は、パッキン7の各通路11
から自動車の室内に流れ出す。
【0027】この様に、カップC内の飲料は、容器2内
に導入される温風によって所望の温度まで加熱される。
そして、容器2内への温風の導入を続けることにより、
カップC内の飲料を保温する。また、冷たい飲料の入っ
たカップCを、カップホルダー1の容器2に収納すると
きには、自動車の乗員による操作によって、空調器Kで
冷風を発生し、カップホルダー1の容器2内に導入する
ことで、カップC内の飲料を冷却し、保冷するものであ
る。
【0028】本発明のカップホルダー1では、空調器K
のダクトD、D1からの温風又は冷風を、カップCの全
外周にわたって吹き付け、該カップCの全外周に沿って
接触しつつ流すことができる。この結果、空調器Kのダ
クトD、D1からの温風又は冷風を有効に利用して、カ
ップC内の飲料を、効率良く、偏りなく加熱、冷却して
保温、保冷することが可能となる。
【0029】また、外容器5の内周19及び底14にわ
たって断熱材12を設けることで、容器2内に導入され
た温風又は冷風の熱が、外容器5側へ伝播することを抑
制でき、もってカップC内の飲料を効率良く、加熱、冷
却できる。
【0030】さらに、断熱材2の内周に複数の突起13
を形成することで、容器2内の環状流路21での温風又
は冷風の流れを乱流となし、温風又は冷風を均一な温度
状態した後、内容器4の各吹付孔18からカップCの全
外周に吹き付けるので、カップC内の飲料を、偏りなく
加熱、冷却することができる。
【0031】また、パッキン7をエラストマー製とする
ことで、カップCの外周の大きさに応じて変形できるた
め、大きさの異なるカップCを容器2内に収納して、加
熱、冷却することができる。さらに、パッキン7を中空
部8を有するものにすると、カップCの大きさに応じた
変形が容易となり、中空部8内の空気層により容器2内
に導入された温風又は冷風の熱が外部に伝播することを
抑制できる。この結果、温風又は冷風の熱を有効に利用
して、カップC内の飲料を加熱、冷却できることにな
る。また、中空部8の内周を凹凸状10にすると、カッ
プCの外周との間で複数の通路11を形成でき、これら
各通路11によって内容器4内に吹き付けられた温風又
は冷風を、カップCの全外周に沿って接触しつつ流すこ
とができ、もって温風又は冷風を有効に利用して、カッ
プC内の飲料を加熱、冷却できる。
【0032】そして、本発明のカップホルダー1では、
温風又は冷風を空調器KのダクトD、D1を通して容器
2内に導入するので、自動車の各空気吹付口Fに依存す
ることなく、カップホルダー1を自動車の室内の任意の
位置に配置できる。
【0033】また、本発明のカップホルダー1では、図
1〜図4に示すものに限定されず、例えば、次のような
形態をとることができる。 (1)カップホルダー1に収納するカップCは、2つに
限定されず、1又は3以上のものであっても良い。この
とき、外容器5の上面には、カップCを収納する数に応
じて開口部6を設け、各開口部6回りにパッキン7、断
熱材12及び内容器18を配置する。 (2)容器2内に導入した温風又は冷却風を、外部に流
し出す手段としては、パッキン7の中空部8の内周を凹
凸状10にすることで形成される通路11に限定され
ず、該中空部8に内容器4の内外を連通する複数の流出
孔を形成する構成も採用できる。
【0034】
【発明の効果】本発明のカップホルダーでは、空調器の
ダクトからの空気(温風又は冷風)を容器内に導くと、
空気は容器の上面の開口側へ流れ、カップの全外周に接
触しつつ流すことができる。この結果、空調器Kのダク
トからの温風又は冷風を有効に利用して、カップ内の飲
料を、効率良く、偏りなく確実に加熱、冷却して保温、
保冷することが可能となる。また、カップを容器に挿入
するとき、パッキンがカップの外周の大きさに応じて変
形するため、大きさの異なるカップを容器に収納でき
る。さらに、空調器のダクトからの空気を容器内に導入
するので、自動車の各空気吹付口に依存することなく、
カップホルダーを自動車の室内の任意の位置に配置でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカップホルダーを自動車の室内に装備
した斜視図である。
【図2】図1のA−Aから見た断面図である。
【図3】本発明のカップホルダーを構成する部材を示す
分解斜視図である。
【図4】図3のG−Gから見た組立断面図である。
【符号の説明】
1 カップホルダー 2 容器 3 送風口 4 内容器 5 外容器 6 開口部 7 パッキン 8 中空部 10 凹凸状 12 断熱材 13 突起 18 吹付孔 K 空調器 D、D1 ダクト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップを収納する容器と、この容器内に
    空調器のダクトからの空気を導くための送風口とを備え
    るカップホルダーであって、 前記容器の上面に設けられた開口と、この開口に取り付
    けられ、前記カップの外周の大きさに応じて変形し、前
    記容器内に導いた空気を流し出す通路を有するパッキン
    と、を有するカップホルダー。
  2. 【請求項2】 前記容器は、前記カップを収納する内容
    器と、この内容器を収納する外容器とからなり、前記送
    風口からの空気が内容器と外容器の間に導入され、前記
    内容器の外周に設けられた孔から前記カップに空気が吹
    き付けられる請求項1に記載のカップホルダー。
  3. 【請求項3】 前記外容器の内面に断熱材が設けられて
    いる請求項2に記載のカップホルダー。
  4. 【請求項4】 前記断熱材の内面に空気に乱流を起こさ
    せる突起が設けられている請求項3に記載のカップホル
    ダー。
  5. 【請求項5】 前記パッキンが、前記カップの外周の大
    きさに応じて変形する中空部を有するエラストマー製で
    あり、前記通路が、前記中空部の内周を前記容器内に導
    いた空気を流し出すため凹凸状にして形成された請求項
    1〜請求項4のいずれかに記載のカップホルダー。
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