JP2002000455A - 電気ポット - Google Patents

電気ポット

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JP2002000455A JP2000186258A JP2000186258A JP2002000455A JP 2002000455 A JP2002000455 A JP 2002000455A JP 2000186258 A JP2000186258 A JP 2000186258A JP 2000186258 A JP2000186258 A JP 2000186258A JP 2002000455 A JP2002000455 A JP 2002000455A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立作業性の向上、および、コストダウンを
図る。 【解決手段】 底面開口の箱状の操作部材32を移動可
能に設け、該操作部材32の内部に給湯スイッチ31を
配設するとともに、操作部材32の移動方向において給
湯スイッチ31の接点部材31aと対向する位置に作動
部材を配設した構成とする。そして、前記作動部材を、
揚水管4と吐出口7の間に液体通路を開閉する常閉式の
流量調節弁18の軸部20により構成し、給湯スイッチ
31の操作部材32の操作により、給湯スイッチ31の
オン操作と流量調節弁18の開弁操作を行うようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給湯スイッチの操
作により給湯ポンプを動作させ、内容器内のお湯を吐出
口から吐出する電気ポットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気ポットは、給湯ポン
プを動作させるための給湯スイッチをオン、オフ操作す
る操作部材を備えている。この操作部材は、底面開口の
樹脂製の可動式構造体からなり、内容器を収納する外装
体に配設した操作パネルの所定位置に回動可能に取り付
けられている。また、この操作部材の側部には、マイク
ロスイッチからなる給湯スイッチが配設されている。そ
して、前記操作部材をプッシュ操作すると、該操作部材
が回動し、その外側面が給湯スイッチの接点部材に干渉
し、該給湯スイッチをオン、オフするようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記電
気ポットでは、給湯スイッチが操作部材の側部に位置す
るように配設されるため、これらの隙間および上下方向
の高さの違いにより、操作部材の操作量(ストローク)
が変化する。その結果、各電気ポット毎に作動タイミン
グが異なる情況になるため、高い取付精度が要求され、
組立作業性が悪いという問題がある。また、操作パネル
の背面には、前記給湯スイッチの配設スペースが必要で
あるため、設計の自由度が狭くなる。さらに、操作パネ
ルに設けた装着孔と操作部材との間から水が浸入するた
め、前記給湯スイッチとしては、高価な防水タイプのマ
イクロスイッチを適用する必要がある。
【0004】そこで、本発明では、組立作業性の向上、
および、コストダウンを図ることができる電気ポットを
提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の電気ポットは、給湯スイッチの操作により
給湯ポンプを動作させ、内容器内のお湯を揚水管を介し
て吐出口から吐出する電気ポットにおいて、底面開口の
箱状の操作部材を移動可能に設け、該操作部材の内部に
前記給湯スイッチを配設するとともに、前記操作部材の
移動方向において給湯スイッチの接点部材と対向する位
置に作動部材を配設した構成としている。
【0006】前記電気ポットによれば、操作部材内に給
湯スイッチを配設しているため、幅方向の誤差が生じる
ことはない。そのため、高い取付精度は必要なく、各電
気ポットにおける操作部材の操作量の違いを抑制するこ
とができる。その結果、組立作業性の向上を図ることが
できる。しかも、操作パネルの背面には給湯スイッチの
配設スペースが不要であり、設計の自由度が向上する。
さらに、給湯スイッチが操作部材材によって覆われるた
め、防水タイプのスイッチを適用する必要はなく、コス
トダウンを図ることができる。
【0007】前記電気ポットでは、前記作動部材を、前
記揚水管と吐出口の間の液体通路を開閉する常閉式の流
量調節弁の軸部により構成し、前記操作部材の操作によ
り、給湯スイッチのオン操作と流量調節弁の開弁操作を
行うようにし、操作性の向上を図ることができる。
【0008】この場合、前記流量調節弁が動作する力
を、前記給湯スイッチの接点部材が動作する力より大き
くし、吐出開始と同時に微細な流量調節を可能とするこ
とが好ましい。
【0009】または、前記電気ポットに流量調節機構を
搭載しない場合には、前記作動部材を、前記内容器を収
容した外装体に一体に設けた構成としてもよい。
【0010】また、前記操作部材の底面開口に取り付け
る取付部材を設け、該取付部材に前記給湯スイッチを配
設し、操作部材を製造するための金型の簡素化および組
立作業性の向上を図ることが好ましい。
【0011】この場合、前記取付部材に、前記給湯スイ
ッチの接点部材と対向する舌片部を設け、該舌片部を介
して給湯スイッチの接点部材と前記作動部材とを当接さ
せることにより、これらの接触面積を大きくすることが
好ましい。
【0012】さらに、前記操作部材に、底面開口を閉塞
するシール部材を配設し、操作部材から給湯スイッチが
脱落することを確実に防止するとともに、下方からの浸
水を確実に防止することが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って説明する。図1は、本発明の電気ポット1を示
す。この電気ポット1は、外装体2の内部に、水を収容
する内容器3を配設し、この内容器3内の水をヒータで
加熱するとともに、給湯ポンプを動作させることによ
り、液体通路を構成する揚水管4を介して吐出口7から
お湯を吐出するものである。なお、前記内容器3、ヒー
タ、給湯ポンプ、および、これらの取付構造は従来と同
様である。
【0014】前記外装体2は、胴体5と、該胴体5の上
部に装着された肩体23と、該肩体23に開閉可能に取
り付けた蓋体46とからなる。
【0015】前記胴体5には、正面に外向きに突出する
ノーズ部6が設けられ、このノーズ部6に前記揚水管4
と吐出口7とを接続する接続部材8が配設されている。
この接続部材8は、前記吐出口7からの吐出量を後述す
る操作部材32の操作量に応じて調節する流量調節機構
9を備えている。具体的には、この流量調節機構9は、
大略、第1ケーシング10と、第2ケーシング16と、
流量調節弁18とからなる。
【0016】前記第1ケーシング10は、底面開口の本
体11と、該本体11に密閉状態に取り付けられる蓋部
材12とを備えている。本体11には、第2ケーシング
16と連通する連通孔13が設けられている。蓋部材1
2には、管状に突出する接続部14が設けられ、この接
続部14と前記揚水管4とが継手15を介して密閉状態
に接続される。
【0017】前記第2ケーシング16は、前記第1ケー
シング10と吐出口7とを接続するもので、前記連通孔
13の上部に位置するように筒状の挿通部17が設けら
れている。
【0018】前記流量調節弁18はPP(プリプロピレ
ン)等の樹脂製であり、前記略円錐状の弁本体19から
軸部20を突設したものである。この流量調節弁18
は、前記弁本体19が第1ケーシング10内に位置し、
軸部20が連通孔13および挿通部17を通して外部に
突出するように配設される。そして、この流量調節弁1
8は、第1ケーシング10内に配設したスプリング21
により上向きに付勢され、弁本体19によって連通孔1
3を常に閉じるように構成されている。さらに、前記挿
通部17の外部には、突出した軸部20を覆うようにシ
ール部材22が配設されている。
【0019】本実施形態では、前記流量調節弁18の軸
部20を押圧することによって動作する力が、後述する
給湯スイッチ31の接点部材31aが動作する力より大
きくなるように、前記スプリング21による付勢力を設
定している。
【0020】前記肩体23は、前記胴体5の上端開口と
一致する形状をなし、その背面側には図4に示す蓋体4
6を着脱可能でかつ回動可能に取り付けるための図示し
ない受部が設けられている。また、この肩体23には、
上部に操作パネル27および該操作パネル27の回路基
板を収容する収容部24が設けられるとともに、給湯ス
イッチ31の操作部材32を配設する装着孔25および
装着受部26が設けられている。
【0021】前記操作パネル27は、図2に示すよう
に、内容器3内のお湯の温度および給湯時の吐出量を表
示する第1液晶表示28と、お湯の残量を示す第2液晶
表示29とを備えている。また、これら液晶表示28,
29の回りには、再沸騰スイッチ、タイマースイッチ、
選択スイッチ、および、ロック解除スイッチの非可動方
式の操作部30a,30b,30c,30dが設けられ
るとともに、給湯スイッチ31の可動方式の操作部材3
2が設けられている。
【0022】前記操作部材32は、図1および図3に示
すように、取付部材37を介してマイクロスイッチから
なる前記給湯スイッチ31を内部に収容可能としたもの
で、前記流量調節弁18の軸部20と移動方向に対応す
るように設けられている。この操作部材32は、底面開
口の箱状構造体からなる。この操作部材32には、一端
に前記装着受部26に回動可能に取り付けるための回動
軸を備えた装着部33が設けられている。また、この操
作部材32の内部には、取付部材37の端部を位置決め
するための引掛部34が突設されるとともに、係止溝3
5が設けられている。なお、図3中、36は、回動方向
を規制する図示しないガイド溝に係合する突部である。
【0023】前記取付部材37は、前記操作部材32の
底面開口を閉塞する形状の基板38を備え、この基板3
8に略凹字形状に突出する給湯スイッチ31の取付部3
9が設けられている。この取付部39は、給湯スイッチ
31に設けた貫通孔31bに挿通する挿通軸40と、給
湯スイッチ31の外面を係止する爪部41aを備えた弾
性係止片41とからなる。また、この取付部39には、
前記引掛部34に引っ掛ける掛爪部42が設けられてい
る。さらに、前記基板38には、給湯スイッチ31を取
り付けた状態で、該スイッチの接点部材31aと一致す
る弾性を備えた舌片部43が設けられている。さらにま
た、前記係止溝35に係止する爪部44aを備えた弾性
係止部44が設けられている。
【0024】本実施形態では、前記取付部材37を操作
部材32内に配設した状態で、該操作部材32の底面開
口を樹脂シートからなるシール部材45によって覆うよ
うに構成している。なお、図1中、60は取付部材37
を介して操作部材32を非操作時に所定の取付位置に戻
すスプリングであり、本実施形態では、このスプリング
60によって非操作状態では、取付部材37と流量調節
弁18の軸部20とが接触しない状態に保持されるよう
に上向きに付勢している。
【0025】前記蓋体46は、図4(A),(B)に示
すように、上板47と、下板48と、該下板48の下面
を覆うステンレス製の内蓋49とを備えている。この蓋
体46には、内容器3内で発生した蒸気を内蓋49と下
板48との空間から上板47の排気口50へ排気する排
気通路が形成され、この排気通路中に、蓋体46の開放
時に排気通路内に結露した水が外部に漏出することを防
止する漏出防止機構51が設けられている。この漏出防
止機構51は、排気口50の下部に設けた円筒状突部5
2と、該円筒状突部52内に移動可能に配設した球状の
逆止部材53と、環流孔54とからなる。この環流孔5
4は、内容器3の側に突出するように内蓋49に設けた
複数の凸条55のうち、開放時に最下部に位置する凸条
55aの上部近傍に設けられ、蓋体46の開放時には排
気口50より下部に位置するようになっている。また、
蓋体46の背面側には肩体23の受部に着脱可能でかつ
回動可能に取り付ける取付部56が設けられている。
【0026】この蓋体46では、蓋体46を開放する
と、内蓋49の表面に付着した結露水が凸条55に沿っ
て中央に集められ、下部の環流孔54を介して前記排気
通路内に流入し、該排気通路を貯水部として外装体2の
表面に流出しないようにできる。そして、蓋体46を閉
じると、貯まった水が環流孔54を通して内容器3内に
戻される。なお、前記凸条55を設ける構造は、種々の
変形が可能である。また、凸条55の代わりに凹溝を設
けてもよい。さらに、図4(A),(B)中、破線で示
すように、前記環流孔54とは別に開放状態で下部に位
置するように貯水用の孔57を設けるとともに、排気通
路で構成する環流用の空間と結露水を溜める空間とを仕
切る仕切壁58を設けた構成としてもよい。
【0027】次に、操作部材32および給湯スイッチ3
1の組み立てについて説明する。これらを組み立てる際
には、まず、取付部材37の挿通軸40を給湯スイッチ
31の貫通孔31bに挿通させ、給湯スイッチ31を押
圧する。これにより、両側の弾性係止片41を撓ませて
取付部39内に給湯スイッチ31を離脱不可能に固定す
る。この状態では、弾性を有する舌片部43が給湯スイ
ッチ31の接点部材31aに一致する。
【0028】ついで、前記給湯スイッチ31を固定した
取付部材37の掛爪部42を操作部材32の引掛部34
に引っ掛けた状態で、前記取付部材37を操作部材32
の内部に押し込む。これにより、一対の弾性係止部44
が操作部材32内の係止溝35に係止し、該取付部材3
7を介して給湯スイッチ31が操作部材32内に配設さ
れる。
【0029】その後、前記操作部材32の底面開口にシ
ール部材45を貼着することにより、操作部材32内を
完全にシールする。
【0030】そして、この状態で、前記操作部材32を
肩体23の裏側から装着孔25内に位置させ、装着部3
3を肩体23の装着受部26に装着する。そして、この
状態で、前記流量調節機構9を配設した胴体5に肩体2
3を装着することにより、図1に示すように、操作部材
32と流量調節弁18の軸部20とが上下方向に一致し
た状態で組み立てることができる。
【0031】このように、本発明の電気ポット1では、
操作部材32内に給湯スイッチ31を配設しているた
め、組立時に幅方向の隙間による誤差は生じない。その
ため、高い取付精度は必要なく、各電気ポット毎の操作
部材32の操作量の違いを抑制することができる。ま
た、組立作業性の向上を図ることができるうえ、操作パ
ネル27の背面には給湯スイッチ31の配設スペースが
不要であるため、設計の自由度が向上する。さらに、給
湯スイッチ31が操作部材材によって覆われるため、防
水タイプのスイッチを適用する必要はなく、コストダウ
ンを図ることができる。
【0032】また、前記給湯スイッチ31は、取付部材
37を介して操作部材32に配設されるため、操作部材
32を製造するための金型の簡素化を図ることができる
うえ、組立作業性の向上および組立精度の向上を図るこ
とができる。さらに、前記取付部材37には、前記給湯
スイッチ31の接点部材31aと対向する舌片部43が
設けられ、この舌片部43を介して給湯スイッチ31の
接点部材31aと流量調節弁18の軸部20が接触する
ため、接触面積を大きくなり、より組立作業性の向上を
図ることができる。さらにまた、前記操作部材32に
は、底面開口にシール部材が配設されているため、操作
部材32から給湯スイッチ31が脱落することを確実に
防止するとともに、蒸気等の下方からの浸水も確実に防
止できる。
【0033】一方、このように組み立てた電気ポット1
は、ユーザが内容器3内のお湯を吐出する際に、前記操
作部材32を押圧操作すると、該操作部材32内に配設
した給湯スイッチ31の接点部材31aが、操作部材3
2の移動方向に位置する流量調節弁18の軸部20に当
接する。これにより、該軸部20を作動部材として接点
部材31aを動作させ、給湯スイッチ31がオン状態と
なり、給湯ポンプが動作する。
【0034】さらに、ユーザによる操作部材32の押圧
力で、流量調節弁18がスプリング21による付勢力に
抗して下向きに動作し、弁本体19が連通孔13から離
間することにより、内容器3から吐出口7までの液体通
路が連通し、お湯を吐出可能な状態となる。
【0035】そして、この状態では、前記操作部材32
の押圧力に応じ、弁本体19と連通孔13との離間距離
が変化し、これに伴って連通孔13の開口面積も増減す
る。そのため、吐出口7からのお湯の給湯量を確実に調
節することができる。しかも、本実施形態では、前記流
量調節弁18の軸部20が動作する力を、前記給湯スイ
ッチ31の接点部材31aが動作する力より大きくなる
ように構成しているため、吐出を開始した直後から微細
な流量調節が可能である。
【0036】なお、本発明の電気ポット1は前記構成に
限定されるものではない。例えば、前記実施形態では、
前記流量調節弁18の軸部20を押圧することによって
動作する力が、給湯スイッチ31の接点部材31aが動
作する力より大きくなるようにスプリング21の付勢力
を設定したが、給湯スイッチ31の接点部材31aが動
作する力の方が大きくなるように構成してもよい。この
場合、給湯ポンプの動作時には、液体通路が吐出口7ま
で連通した状態になるため、給湯ポンプに対する負担を
軽減することができる。
【0037】また、前記実施形態では、流量調節機構9
を構成する流量調節弁18の軸部20を、給湯スイッチ
31の接点部材31aを動作させる作動部材として利用
したが、前記流量調節機能を搭載しない型式の場合に
は、図5に示すように、肩体23に作動部材70を専用
に設けてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電気ポットでは、操作部材内に給湯スイッチを配設し
ているため、組立時に幅方向の誤差が生じることはな
い。そのため、高い取付精度は必要なく、各電気ポット
における操作部材の操作量の違いを抑制することができ
る。その結果、組立作業性の向上を図ることができる。
しかも、操作パネルの背面には給湯スイッチの配設スペ
ースが不要であり、省スペース化を図り、設計の自由度
を向上させることができる。さらに、給湯スイッチが操
作部材材によって覆われるため、防水タイプのスイッチ
を適用する必要はなく、コストダウンを図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電気ポットを示す要部断面図であ
る。
【図2】 図1の電気ポットの操作パネルを示す正面図
である。
【図3】 図1の操作部材および取付部材を示す分解斜
視図である。
【図4】 図1の電気ポットの蓋体を示し、(A)は断
面図、(B)は底面図である。
【図5】 電気ポットの変形例を示す要部断面図であ
る。
【符号の説明】
1…電気ポット、2…外装体、3…内容器、4…揚水
管、5…胴体、6…ノーズ部、7…吐出口、8…接続部
材、9…流量調節機構、18…流量調節弁、19…弁本
体、20…軸部(作動部材)、22…シール部材、23
…肩体、31…給湯スイッチ、31a…接点部材、32
…操作部材、37…取付部材、38…基板、43…舌片
部、45…シール部材、46…蓋体。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給湯スイッチの操作により給湯ポンプを
    動作させ、内容器内のお湯を揚水管を介して吐出口から
    吐出する電気ポットにおいて、 底面開口の箱状の操作部材を移動可能に設け、該操作部
    材の内部に前記給湯スイッチを配設するとともに、前記
    操作部材の移動方向において給湯スイッチの接点部材と
    対向する位置に作動部材を配設したことを特徴とする電
    気ポット。
  2. 【請求項2】 前記作動部材を、前記揚水管と吐出口の
    間の液体通路を開閉する常閉式の流量調節弁の軸部によ
    り構成し、前記操作部材の操作により、給湯スイッチの
    オン操作と流量調節弁の開弁操作を行うようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の電気ポット。
  3. 【請求項3】 前記流量調節弁が動作する力を、前記給
    湯スイッチの接点部材が動作する力より大きくしたこと
    を特徴とする請求項2に記載の電気ポット。
  4. 【請求項4】 前記作動部材を、前記内容器を収容した
    外装体に一体に設けたことを特徴とする請求項1に記載
    の電気ポット。
  5. 【請求項5】 前記操作部材の底面開口に取り付ける取
    付部材を設け、該取付部材に前記給湯スイッチを配設し
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1
    項に記載の電気ポット。
  6. 【請求項6】 前記取付部材に、前記給湯スイッチの接
    点部材と対向する舌片部を設けたことを特徴とする請求
    項5に記載の電気ポット。
  7. 【請求項7】 前記操作部材に、底面開口を閉塞するシ
    ール部材を配設したことを特徴とする請求項1乃至請求
    項6のいずれか1項に記載の電気ポット。
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