JP2001517739A - 脱脂綿シートの脱脂綿端部の準備 - Google Patents
脱脂綿シートの脱脂綿端部の準備Info
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- Textile Engineering (AREA)
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Abstract
Description
くはこの方法を実施するための装置に関する。
するためには、脱脂綿端部を相応して準備して、先の脱脂綿後端部への引き続く
継ぎ足し接続の際に、継ぎ足し接続箇所の範囲における薄い箇所あるいは厚い箇
所が回避されるようにすることが、必要である。後続の脱脂綿巻き体のこのよう
な継ぎ足し接続はコーミングの準備作業としても行われる。このようにして準備
された脱脂綿端部は繰り出し方向の縦方向で見て、ほぼ一様な裂断線上にある裂
断縁を有しているようにしなければならず、その際脱脂綿端部はほぼ先細りに終
わっているようにしなければならない。
間に配置されている準備装置を介して、巻きローラ上に載っている巻き体の脱脂
綿端部が準備される。この場合、吸引装置を介して、まだ脱脂綿巻き体に付着し
ている端部が吸引されて引きはがされ、締め付け装置の範囲内に運ばれる。この
作業過程において、脱脂綿巻き体は回転せしめられ、センサによって、吸引され
た脱脂綿端部の充分な長さが締め付け装置の範囲内に存在することが確認される
。この状態になると直ちに、巻き体のそれ以上の回転が巻きローラの停止によっ
て阻止され、締め付け装置が閉じられる。巻き体は次いで、脱脂綿シートを全幅
にわたって締め付ける締め付け装置が閉じている状態で、巻きローラの駆動装置
の逆転によって、逆の方向に回転せしめられる。これによって、締め付けが行わ
れているために、脱脂綿端部が締め付け箇所と後方の巻きローラ上での脱脂綿巻
き体の接触点との間で裂断され、若しくは切断される。
出装置を介して吸出され、廃棄される。
に処理された脱脂綿端部が得られる。
理しなければならない場合に、締め付け装置の締め付け箇所と後方の巻きローラ
上における脱脂綿端部の接触点との間の間隔が過度に大きくて、規定された裂断
縁が得られないことが、既に生じている。
上における脱脂綿巻き体の接触線との間の、どこかの、前もって定めることので
きない箇所にあり、とりわけ脱脂綿シートは繰り出される長さに関して異なった
構造及び付着長さを有することがある。
し接続過程の際に両方の脱脂綿端部の重なりを正確にコントロールすることがで
きないという事態をもたらすことがある。このことは、一面では継ぎ足し接続過
程の際に、両方の脱脂綿端部の過度に小さな、かつ過度に大きな重なりをもたら
すことがある。
置を可能にする方法若しくは装置を提案することである。
締め付け、締め付け箇所から突出している自由端部を締め付け箇所に直ぐ続いた
箇所で、ほぼ脱脂綿シートの幅にわたって生ぜしめられる圧力吸気流によって切
断する。
の別の空気流によって、締め付け箇所の範囲から吸出することを、提案する。
が得られる。本来の裂断は、したがって、もはや巻きローラの逆転運動によって
行われるのではなしに、単に、作用せしめられる圧力空気流によって行われる。
準備された脱脂綿端部を再び巻き体に接触させるための、巻きローラの逆転の前
に、締め付け装置は再び開かれる。
たって延びている締め付け装置及び圧力空気ノズルが使用され、その際圧力空気
ノズルは締め付け装置の出口側に隣接して配置されており、圧力空気ノズルの出
口開口は締め付け装置から出る脱脂綿端部に向いている。圧力空気ノズルを介し
て切断された脱脂綿の端部を排出し得るようにするために、締め付け装置の出口
側に吸出通路が配置されているようにすることが、提案される。
、更に、締め付け装置が吸出通路に固定されており、圧力空気ノズルが少なくと
もその開口を吸出通路内に突入させているようにすることが、提案される。
ているように、構成することができる。
グマシンのコーマヘッド1における脱脂綿走入部の横断面図を示す。巻きロール
3及び4の下方には、脱脂綿シートBの脱脂綿端部Eを準備するための準備装置
6が配置されている。この場合準備装置6は吸出管8と、吸出管8内に開口して
いる吸出通路9とから成っている。8つのコームヘッドがある場合には、8つの
このような通路9が存在しており、これらの通路はすべて管8内に開口している
。管8には、詳細に図示していない負圧源が接続されており、これによってその
都度の通路9から管8内への、矢印によって示されている空気流が生ずる。
の壁エレメントは内面に弾性的な締め付けエレメント12を有している。締め付
けエレメント12は例えばゴムから成ることができる。概略的に示したように、
軸15を介して通路9に枢着されているシリンダ14を介して、締め付けエレメ
ント12は通路9内に突入する脱脂綿シートB及び逆の側の不動の壁部分16に
圧着される。これにより生ずる締め付け線Kは脱脂綿シートBの全幅にわたって
存在している。
して結合されている。シリンダ14は弁20及び導管21若しくは22を介して
圧力空気を供給される。制御ユニットSを介して弁20が制御され、圧力源24
から供給される空気の供給方向が定められる。締め付けエレメント12若しくは
軸18の位置を監視するために、センサ26が取り付けられており、このセンサ
は導線27を介して制御ユニットSに接続されている。脱脂綿端部Eの位置を監
視するために、通路9の内部に別のセンサ29が設けられており、このセンサは
導線30を介して制御ユニットSに接続されている。締め付け箇所Kの直ぐ下方
にノズル32が取り付けられており、このノズルの開口33は通路9の内部に向
いている。開口33はこの場合、互いに並んで配置された個々の開口から成るこ
とができ、これらの開口は脱脂綿シートの幅にわたって分配されて配置されてい
る。開口33は狭いスリットから形成することおでき、このスリットは脱脂綿シ
ートの幅にわたって延びていて、導管35を介して圧力源37から圧力空気を供
給される。圧力空気の供給の制御は弁36を介して行われ、この弁は制御エレメ
ント38を介して制御ユニットSから制御される。制御ユニットSはこの場合導
線39を介して制御エレメント38に接続されている。巻きローラ3の軸5には
取り出し装置42が旋回可能に配置されており、この取り出し装置は準備された
脱脂綿端部Eを取り出すために、概略的に示したノズルエレメント43を介して
巻き体Wに対してほぼ接線方向の空気流を生ぜしめる。この装置の詳細な説明は
例えば EP-A1-482 475 から取り出すことができる。この文献からは、準備装置 6の構造に関する別の詳細も取り出すことができる。
き体Wから繰り出された脱脂綿シートBは押圧ローラ対44を介して挟み器Zに
供給される。
ている。この駆動は、取り出し装置42を介して、新しく準備された脱脂綿端部
Eが先の脱脂綿端部E1に継ぎ足し接続される場合に初めて、再び行われる。先
の脱脂綿端部E1の準備は例えば先願のヨーロッパ特許庁特許出願第 455 171 号明細書の記載に相応して行うことができ、この明細書にはこの過程が詳細に記
載されている。
エレメント12は通路9の対向壁16から引き離されている。換言すれば、壁エ
レメント11は軸10を介してシリンダ14の走入によって逆時計回り方向に旋
回せしめられている。通路9はこれにより再び、新しい脱脂綿端部Eの受容及び
吸い込みのために開かれている。
。
ーラ3及び4上に載せられる。駆動される巻きローラ3,4によって巻き体Wが
矢印方向P1の方向に回転せしめられ、かつ吸出管8若しくは吸出通路9に負圧
が作用せしめられ、したがって空気流が通路9内に、矢印によって示されている
ように、生ぜしめられる。ところで巻き体Wに接している外側の脱脂綿シートB
の端部Eが通路9の空気吸引力によってつかまれると、この端部は巻き体Wの引
き続く回転のもとで、巻き体の外周から引き離され、通路9内に引き込まれる。
センサ29が端部Eを認識すると、巻きローラ3及び4の駆動若しくは巻き体W
の回転が停止せしめられる。このことは制御ユニットSによって生ぜしめられ、
制御ユニットはセンサ29の信号をパス30を介して受け取る。制御ユニットS
は今や弁20を相応する位置に切り替え、これによりシリンダ14のピストンが
導管22を介して片側を圧力空気で負荷される。これによってシリンダ14のピ
ストンは走出し、これによって締め付けエレメント12を有する壁11が時計回
り方向に軸10を中心にして旋回する。この旋回運動はセンサ26を介して監視
され、このセンサは、最終位置に達したときに、圧力空気によるシリンダ14の
それ以上の負荷を中止させる。この終端位置において、締め付けエレメント12
は脱脂綿シートB上に位置し、これを、図1に示されているように、不動の壁1
6に圧着する。この締め付け位置に達すると、制御ユニットSを介して弁36が
操作され、これによって、圧力空気源37により生ぜしめられた圧力空気がノズ
ル32の開口33に達する。圧力空気パルスはこの場合、脱脂綿端部Eが締め付
け箇所Kの直ぐ後方で切断されるように、調整されている。換言すれば、切断線
は正確に開口33の線上にある。このようにして切断された脱脂綿端部Eは下方
に向かって吸出され、排出される。この切断過程が行われると直ちに、弁20が
再び制御ユニットSを介して制御され、シリンダ14が導管21を介して圧力空
気で負荷される。これによってシリンダ14のピストンが走入せしめられ、壁エ
レメント11は再び図2に示した位置に戻し旋回せしめられる。
3及び4が図1に示した方向に駆動され、これによって巻き体は矢印方向P2に
回転する(図1)。この回転方向は、新しく準備された脱脂綿端部Eが巻きロー
ラ4と巻き体Wとの間の接触点の範囲内に達して、巻き体Wの外周に接触せしめ
られるまで、維持される。ノズル32を介して切断された脱脂綿端部Eが吸出装
置(9,8)によって吸出されると直ちに、吸出空気流が再び遮断される。
められ、したがって外周に接触している新しい脱脂綿端部Eが取り出し装置42
の範囲内に達し、取り出し装置を介して取り出され、押圧ローラ44若しくは先
の脱脂綿端部E1に引き渡される。新しい脱脂綿端部Eの先の脱脂綿端部E1へ
の継ぎ足し接続は、この場合、押圧ローラ44の範囲内で厚い箇所若しくは薄い
箇所なしに継ぎ足し接続箇所が生ぜしめられるように、時間的に制御若しくは調
和せしめられている。今や巻き体Wからの脱脂綿シートBの正常な繰り出し過程
が行われ、コーミング過程が挟み器Zのところで、図示していない円形コームに
よって実施される。
され、これによって先の脱脂綿端部E1と新しく準備された脱脂綿端部Eとの重
ね過程を、引き続いて正確に実施することができる。
挿入部の概略的側面図である。
準備装置、 8 吸出管、 9 吸出通路、 10 軸、 11 壁エレメント
、 12 締め付けエレメント、 14 シリンダ、 15 軸、 16 壁部
分、 18 軸、 19 連接部材、 20 弁、 21 導管、 22 導管
、 24 圧力源、 26 センサ、 27 導線、 29 センサ、 30
導線(パス)、 32 ノズル、 33 開口、 35 導管、 36 弁、
37 圧力源、 38 制御エレメント、 39 導線、 42 取り出し装置
、 43 ノズルエレメント、 44 押圧ローラ対、 B 脱脂綿シート、
E 脱脂綿端部、 E1 脱脂綿端部、 K 締め付け線、 P1 矢印方向、
P2 矢印方向、 S 制御ユニット、 SW 供給ローラ、 W 巻き体、
Z 挟み器
Claims (7)
- 【請求項1】 脱脂綿シート(B)の脱脂綿端部(E)を脱脂綿シートの継
続処理のために準備する方法において、脱脂綿シート(B)をその幅にわたって
締め付け、締め付け箇所(K)を越えて突出している自由端部(E)を締め付け
箇所に直ぐ続いた箇所で、ほぼ脱脂綿シートの幅にわたって生ぜしめられる圧力
吸気流によって切断することを特徴とする、脱脂綿シートの脱脂綿端部を準備す
る方法。 - 【請求項2】 圧力空気流によって切断された脱脂綿シート(B)の端部(
E)を、少なくとも1つの別の空気流によって、締め付け箇所(K)の範囲から
吸出することを特徴とする、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 圧力空気を脱脂綿シート(B)の締め付け箇所(K)の直ぐ
近くで、かつ締め付けられた脱脂綿シート(B)の長手方向に対して横方向にあ
るいは角度をもたせて、脱脂綿端部(E)上に吹き付けることを特徴とする、請
求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 脱脂綿シート(B)の脱脂綿端部(E)を脱脂綿シートの継
続処理のために準備する装置において、締め付け装置(11,12,14,16
)及び圧力空気ノズル(32)が脱脂綿シート(B)の幅にわたって延びており
、その際圧力空気ノズルは締め付け装置の出口側に隣接して配置されており、圧
力空気ノズルの出口開口(33)は締め付け装置から出る脱脂綿端部(E)に向
いていることを特徴とする、脱脂綿シートの脱脂綿端部を準備する装置。 - 【請求項5】 締め付け装置(11,12,14,16)の出口側に吸出通
路(9)が配置されていることを特徴とする、請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 締め付け装置(11,12,14,16)が吸出通路(9)
に固定されており、圧力空気ノズル(32)が少なくともその開口(33)を吸
出通路(9)内に突入させていることを特徴とする、請求項5記載の装置。 - 【請求項7】 圧力空気ノズル(32)が、並んで配置された個々のノズル
開口(33)を備えていることを特徴とする、請求項6記載の装置。
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