JP2001515783A - 粉体スプレ・コーティングの改良 - Google Patents

粉体スプレ・コーティングの改良

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JP2001515783A JP2000510537A JP2000510537A JP2001515783A JP 2001515783 A JP2001515783 A JP 2001515783A JP 2000510537 A JP2000510537 A JP 2000510537A JP 2000510537 A JP2000510537 A JP 2000510537A JP 2001515783 A JP2001515783 A JP 2001515783A
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Abstract

(57)【要約】 粉体スプレ装置は粉体ブース(4)を具備し、この粉体ブース(4)はスクレーパー・バー(14)を有し、このスクレーパー・バー(14)は粉体ブースの床上を往復動して、堆積したオーバースプレ粉体を収集してその収集されたオーバースプレ粉体を、各端壁に位置する取入口に供給する。これらの取入口は一つの送りチャンネルによって一台以上のサイクロン型分離器(24)に接続される。空気中に浮遊するオーバースプレ粉体に対しては排出ダクトを設置してもよく、この排出ダクトは好ましくは送りチャンネルの一部を構成する。サイクロン型分離器(24)で回収された粉体はベンチュリ・ポンプの使用によって共通の収集ホッパーに送出され、これにより、粉体はふるいを介して各分離器からホッパーに移送され、このふるいはホッパーの上方の通風口付きのエンクロージャー内に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、粉体スプレ・コーティングに関し、特にコーティングされるべき物
品に付着しなかった粉体を粉体スプレ・ブースから回収することに関する。
【0002】 粉体スプレ・ブース内でコーティングされるべき物体に付着しない粉体は、
「オーバースプレ」として知られる。オーバースプレ粉体は、コーティングされ
るべき物体に当り損ねたり、又はその物体の表面で跳ね返ったり、又はスプレ・
ブース内の静電界によって物体から離れるように偏向されるかもしれない。
【0003】 ブースから空気を排出して空気中に浮遊するオーバースプレを排出することに
よって、オーバースプレ粉体を回収することは知られている。フィルタ部材が粉
体スプレ・ブースからオーバースプレを回収する為に使用されてきており、この
フィルタ部材は、スプレ・ブース排出空気から実質的に全てのオーバースプレを
取り除くことができ、これにより、その粉体を再使用できる。このようなフィル
タ部材は、粉体による詰まりを防止する為に頻繁に洗浄する必要があり、この洗
浄は通常、加圧空気の逆流パルスを使用してフィルタ部材に付着した粉体をそこ
から離すことによって、行われる。
【0004】 オーバースプレの回収の為に、フィルタ部材の代りに又はフィルタ部材と組合
せてサイクロン型分離器を使用することも知られている。サイクロン型分離器は
、スプレ・ブース排出空気からオーバースプレの大部分を取り除く為に有効であ
り、サイクロン・ハウジング内部には非常にわずかの粉体が堆積するだけである
ので、フィルタよりも洗浄が容易である。
【0005】 公知の構成にあっては、粉体回収に使用されるサイクロン型分離器は、非常に
大型の単一サイクロンか、並置された一対のサイクロンか、又は多数の小型サイ
クロンであり、これらのサイクロンは接線方向又は軸方向の供給入口を有する。
鉛直方向供給型のサイクロンでは、空気によって搬送されるオーバースプレ粉体
は共通の入口マニホールドから鉛直方向下方に供給されて複数の分離器に流入し
、この粉体は多数の半径方向のベイン(vein)によって周速度が付与される
。このような鉛直サイクロンでは、オーバースプレ粉体は、遠心力と重力との組
合せ効果によって空気から分離されて、分離器の底に落下して収集されて取り出
される。その後に、洗浄された空気は、ダクトを通って鉛直方向に上昇する。尚
、これらのダクトは、一つのサイクロン型分離器に一個設けられ、ベイン(ve
in)の中心を通って排出マニホールドに入る。洗浄された空気は、その後に、
多数のフィルタ部材を内蔵する別の粉体回収ユニットに流入して、空気の微細な
粉体粒子が除去される。
【0006】 このような鉛直供給方式のサイクロン型分離器は、小型サイクロン群のモジュ
ールとして配置された場合には、粉体がサイクロンの入口領域とこの入口領域の
直下のベイン(vein)とベイン(vein)の中心を通る鉛直排出ダクトと
の夫々に衝突してそれらに付着するので、上述のモジュールを完全に洗浄するこ
とは困難である。これらの入口領域やベイン(vein)やダクトの表面は、特
にサイクロン型分離器が多数存在する場合にこれらの領域が一般に容易にはアク
セス、即ち接近できない所であるので、充分に洗浄することが困難である。この
ような粉体回収モジュールの洗浄は、例えば、粉体の色の変更時に行われ、非常
に長時間を要する作業である。
【0007】 回収モジュールのサイクロン型分離器内のオーバースプレの量を低減してその
オーバースプレの洗浄を容易にすることを意図した構成が欧州特許出願第949
29600.8号に開示されている。粉体回収モジュールが設置され、この粉体
回収モジュールは少なくとも2台の接線方向供給のサイクロン型分離器を具備し
、各サイクロン型分離器は専用の入口を持つ水平方向のテーパー付き送りチャン
ネルを有する。上述の入口は、モジュールが粉体スプレ・ブースの側壁の一つに
取付けられた時には粉体スプレ・ブースの天井近傍の共通平面内に位置する。オ
ーバースプレ取入口が粉体スプレ・ブースの床の近傍に配置され、チャンネルが
この取入口を上述の入口に接続する。この構成は、接線方向供給のサイクロン型
分離器とテーパー付き送りチャンネルとの組合せによって、オーバースプレの大
部分がスプレ・ブース排出空気から分離されるという利点を有する。サイクロン
型分離器の送りチャンネルに対する入口の幾何学的な配置と複数個の接線方向供
給のサイクロン型分離器の相対的配置とが、例えば空気ホースによるオーバース
プレ付着表面の洗浄を容易にする。
【0008】 上述の構成は、実際上うまく働くことが判明している。しかしながら、粉体の
色の変更は、ブースの洗浄に時間を要するので、依然として時間浪費の作業であ
る。空気排出によっては抽出できなかった壁や天井や床に堆積の粉体を取除く為
にブースを掃除することが必要である。更に、サイクロン型分離器とこれらに通
ずるチャンネルも洗浄する必要があり、この作業は、その内部へのアクセス(接
近)が制限されるので、時間を要しかつ困難な作業である。
【0009】 色変更の間に行われる粉体スプレ・ブースの壁及び床の適正な洗浄は、生産品
質の確保の為に非常に重要である。このような洗浄は、掻用(スクレーパー用)
及び/又は圧縮空気ジェット装置を使用して、作業者の手動作業によって行われ
る。堆積したオーバースプレ粉体の洗浄工程を自動化することを意図したブース
が提案されている。米国特許第4153008号は、粉体をブースの外部へ連続
的に搬送するコンベア・ベルトの形の床を備えたブースを開示し、粉体はブース
の外部において、吸引ノズルによってベルトから取除かれ、その後に分離器に送
られる。また、米国特許第4430956号は、床上に回転アームを備えたブー
スを開示し、この回転アームは堆積した粉体を取除き、その粉体を床の下に位置
するホッパーに送る。欧州特許出願第0701868号も床スクレーパーを備え
た構成を開示するが、この場合にはスクレーパーは壁や天井用にも設けられ、収
集された粉体は、ブースの下方に配置された収集ホッパーに送られる。
【0010】 堆積粉体の洗浄の為に提案された非常に複雑で高コストの構成の場合であって
も、粉体色の変更毎の洗浄時間は、依然としてかなり長時間になり、その間ブー
スは運転停止となる。更に、非常に微細な粉体の完全な除去が困難であるので、
有効な洗浄法は依然として確立していない。
【0011】 一つの解決策は、特定の粉体色のスプレ専用のブースを多数使用するものであ
る。別の解決策では、製造ライン内及び外へ交互に移動可能な2個以上のブース
を設けて、一方のブースの運転の際に、他方のブースを洗浄する。
【0012】 英国特許出願第2141642号は、屋根及び/又は壁が取替可能なカバーを
有するブースを使用することによって、上述した堆積粉体の洗浄問題を解決する
ことを提案する。このブースは、空気中に浮遊するオーバースプレの除去用の折
畳み式の吸引チューブを有すると共に、回転可能な円板の形をした床を有する。
堆積したオーバースプレは、この回転可能な円板によって、ブースの外へ送られ
て吸引収集器に達する。この吸引収集器も折畳み式の吸引チューブに接続される
。この提案の構成は、前述のものと同様に、複雑な構成であり、従って高コスト
で故障し易いといった欠点を有する。
【0013】 本発明の目的は、粉体色を迅速かつ容易に変更することができる比較的簡単な
構成の色スプレ装置を提供することである。
【0014】 本発明の別の目的は、空気中に浮遊するオーバースプレと堆積したオーバース
プレとの両方を、容易に洗浄される少数の比較的単純な部品から成るシステムに
よって、回収することができる色スプレ装置を提供することである。
【0015】 本発明の別の目的は、空気中浮遊オーバースプレと堆積オーバースプレとに作
用する吸引量を変えることができる吸引手段を使用することによって、空気中浮
遊オーバースプレと堆積オーバースプレとの両方を回収する粉体回収システムを
提供することである。
【0016】 本発明の更に別の目的は、異物又は粉体の塊りを除去するふるい作業がサイク
ロン型分離器の運転を害することなく簡単かつ効率的に行うことができる少なく
とも一台のサイクロン型分離器を有する粉体回収モジュールを提供することであ
る。
【0017】 本発明の一態様による粉体スプレ装置は、一つの床と複数の側壁と複数の端壁
とを有する粉体スプレ・ブースと、上記複数の端壁のアクセス開口を介して上記
ブースを貫通通過する物品をスプレする為に上記側壁に対して配置された一本以
上の粉体スプレ機と、粉体回収モジュールと、スクレーパー・バーとを具備し、
上記粉体回収モジュールは、上記粉体スプレ・ブースの天井の近傍又はそれの方
に配置された入口を有する少なくとも一台のサイクロン型分離器と、上記粉体ス
プレ・ブースの床及び端壁の近傍又はそれらに隣接して配置されるように上記ブ
ースの各端に設けられたオーバースプレ取入口と、各入口を上記サイクロン型分
離器に接続する送りチャンネルとを具備し、上記スクレーパー・バーは上記端壁
の間を上記ブース床を横切るように連続的に往復動して上記ブース床上の粉体を
収集し、この収集された粉体を、上記オーバースプレ取入口の設置位置に隣接し
た上記スプレ・ブースの端壁の方へ移動させる。
【0018】 ブースの床はスクレーパー・バーによってきれいに掃除される。尚、このスク
レーパー・バーは前後に往復動してオーバースプレを収集して、この収集したオ
ーバースプレを各ストロークの端において取入口の一つに送出する。収集された
粉体は空気流中に吸い込まれ、低レベルの排出用通風孔を介してサイクロン型分
離器に吸い込まれる。サイクロン型分離器取入口の位置は端壁に隣接し、スクレ
ーパー・バーの使用と組合せることによって、オーバースプレ粉体をブースから
効率的に取出せることが判明した。
【0019】 好適の実施例によると、各送りチャンネルは夫々の取入口とサイクロン型分離
器の入口との間に鉛直方向部分を具備し、この鉛直方向部分は2個の部品から構
成され、それの一方は、鉛直方向部分の内部にアクセス可能とする為に、取外し
可能である。このような構成は、ブースから一つのサイクロン型分離器又は複数
の分離器への粉体通路にアクセス可能とすることによって、粉体回収モジュール
の洗浄を容易にする。
【0020】 本発明の別の態様による粉体スプレ装置は、一つの床と複数の側壁と複数の端
壁とを有する粉体スプレ・ブースと、上記端壁に設けられた開口を介して上記ブ
ースを貫通通過される物品をスプレする為に上記側壁に対して配置された一本以
上の粉体スプレ機と、粉体回収モジュールとを具備し、上記粉体回収モジュール
は、粉体と空気との混合物から粉体を分離する分離手段と、上記ブースからオー
バースプレ粉体を取出す吸引手段と、上記吸引手段に接続されると共に空気中に
浮遊するオーバースプレ粉体用の通路を形成する為に上記ブースに連通する排出
ダクトと、上記ブース床から堆積されたオーバースプレ粉体を収集する収集手段
と、上記吸引手段に接続された送りチャンネルとを具備し、上記収集手段は上記
収集された堆積オーバースプレ粉体を上記送りチャンネルへ移動し、この移動さ
れたオーバースプレ粉体は上記送りチャンネルを介して、上記吸引手段の作用に
よって上記分離手段に送られ、また、上記排出ダクトは上記送りチャンネルの一
部を構成する。
【0021】 空気浮遊オーバースプレと堆積オーバースプレとの両方の両取出しは、総合使
用効率を高める。しかしながら、複数の取出しシステムの少なくとも一部を共通
にすることによって、回収モジュールは、その構造及び洗浄に関して単純化され
る。
【0022】 好ましくは、本装置は、上記空気中浮遊オーバースプレと上記堆積オーバース
プレとに対する吸引手段の相対的吸引量を調整する手段を具備する。スプレ運転
中にあっては、空気中浮遊のオーバースプレの量が堆積オーバースプレの量より
も多分、多いので、空気中浮遊のオーバースプレに対する吸引の方が大きくなる
ようにすることができる。スプレ運転の終了時又はその近傍にあっては、堆積オ
ーバースプレに対する吸引が空気中浮遊オーバースプレの減少及び事実上の停止
に対応して増大するように、吸引量を変化させることができ、これによって、堆
積オーバースプレに対する吸引を最大にすることができ、ブースの洗浄が容易に
なり、かつ促進される。
【0023】 排出ダクトはパイプを具備してもよく、このパイプはブース内部とパイプ内部
との間を連通する為の隙間を有する。この隙間はカバーの設置によって形成する
ことができ、このカバーはパイプから離間された状態でパイプの開口を横切るよ
うに配置される。相対的な吸引量は、上記パイプ開口に対する上記カバーの相対
位置を調整して上記隙間の大きさを変えるといった簡単な方法によって、変更す
ることができる。
【0024】 非常に好ましくは、粉体回収モジュールは二台のサイクロン型分離器を具備し
、各サイクロン型分離器は粉体スプレ・ブースの各端壁に夫々隣接する。
【0025】 粉体回収モジュールは、排出空気中の微細な粉体粒子を除去する為のフィルタ
・モジュールを具備してもよい。好都合としては、経済性とスペース上の理由か
ら、二台のサイクロン型分離器は一つの共通のフィルタ・モジュールに接続され
る。
【0026】 スクレーパー・バーは粉体ブースの外部に配置された駆動部に磁気的に結合し
てもよい。この構成の利点は、駆動機構が粉体から保護される点及び粉体色の変
更時に洗浄しなければならない機器の数が減少される点である。
【0027】 ブースの床に堆積する粉体の量、従ってスクレーパー・バーによって収集され
る粉体の量を最大にする為に、ブース壁及び天井は非導電性材料から作られるこ
とが好ましい。例えば、ブース天井はプラスチック材料から作ってもよく、サイ
クロンとこれらのサイクロンをブースに接続するチャンネルもそうすることがで
きる。また、別の材料としては、ステンレス鋼が存在する。
【0028】 ブースを非導電性材料から構成することの別の利点は、サイクロンに送られる
オーバースプレ粉体の量がスプレ運転の間中、比較的一定になる点である。この
ような構成の代りに粉体がブース空間や壁に蓄積することを許容した場合には、
その後の洗浄の際に、多量の粉体がサイクロンに移送され、この結果、サイクロ
ンの効果が降下してしてしまう。
【0029】 本発明の別の態様は、粉体スプレ・ブースを具備する粉体スプレ装置の運転方
法を提供するものであって、この粉体スプレ・ブースはこのブースを貫通通過す
る物品をスプレする為の少なくとも1個の粉体スプレ機を有する。この運転方法
は、第1の抽出位置での吸引によって上記ブースから空気を排出して上記第1の
抽出位置を介して空気中浮遊のオーバースプレ粉体を引き出す工程と、上記ブー
スの内部から堆積オーバースプレ粉体を収集する工程と、上記収集された堆積オ
ーバースプレ粉体を第2の抽出位置まで移送する工程と、上記第2の抽出位置で
の吸引によって上記収集された堆積オーバースプレ粉体を空気流に乗せて引き出
す工程と、上記オーバースプレ粉体を上記空気から分離する工程とを具備し、こ
こでこの方法は上記第1及び第2の抽出位置での相対的な吸引量を変化させる工
程を有する。
【0030】 上述のように、この方法の利点はオーバースプレ粉体の抽出が特に効率的に行
われ、従ってブースの洗浄及び粉体色の変更が容易となりかつ促進されることで
ある。
【0031】 各サイクロン型分離器は移送手段を有し、この移送手段は粉体をサイクロン型
分離器から粉体収集ホッパーにふるいを介して移送する。尚、このふるいはサイ
クロン型分離器と粉体収集ホッパーとの間に配置される。ふるいの位置は、サイ
クロンの外であり、分離された粉体はふるい上に載る前にサイクロンから取出さ
れ、これによって、サイクロンの構成及び性能は、サイクロン本体内にふるいを
収容する場合に比べて制限されない。
【0032】 移送手段はベンチュリ・ポンプを具備してもよい。移送手段とふるいとの間に
小型のサイクロン型分離器を配置してもよく、この小型のサイクロン型分離器は
移送空気を取除き、ふるいの効率を高める。
【0033】 収集ホッパーとふるいは、通風口付きのエンクロージャー内に配置してもよく
、上述の小型サイクロンもそのエンクロージャー内に配置される。これによって
、ふるいは、作業場を汚染することなく洗浄することができる。
【0034】 2で全体を示した粉体スプレ装置はスプレ・ブース4を具備し、このスプレ・
ブース4はコンベア(不図示)を有し、物体6がこのコンベアから吊り下げられ
ブース4を貫通して搬送されて多数のスプレ機8によって粉体コーティングされ
る。いくつかの図に示したように、3本のスプレ機8がブース4の各側に設置さ
れているが、これらのスプレ機8の個数や位置は、コーティングされるべき物体
6に応じて、変えることができる。スプレ機8は固定の支持体、又は可動の支持
体10に保持され、これらのスプレ機8にはライン12を介して粉体が供給され
る。
【0035】 ブース4の天井と複数の壁と床は好ましくは非導電性材料から作られ、これに
適する材料としては、プラスチックやステンレス鋼が存在する。スプレ機8によ
ってスプレされた粉体は、静電帯電された場合には、壁や天井や床に静電的に引
き付けられることがなく、重力によって落下してブース4の床に集まる。従って
、スプレされた粉体は天井や壁に付着することはあまりない。
【0036】 ブース4はスクレーパー・システムを具備し、このスクレーパー・システムは
スクレーパー・バー14を有し、このスクレーパー・バー14は図3の双方向矢
印16で示したように、ブースの床を横切るように端壁から端壁まで前後方向に
往復動する。スクレーパー・バー14は外部の駆動機構(不図示)によって駆動
され、このスクレーパー・バーはこの駆動機構に磁気的に結合される。駆動機構
の一例が米国特許第5681390号に示されている。なお、この米国特許はそ
の全体が本明細書に組込まれる。駆動システムはブース4内に設置してもよいが
、上述の好適の構成の利点は、駆動システムが粉体から保護され、粉体色の変更
の際にはスクレーパー・バー14のみを洗浄すればよい点である。
【0037】 スクレーパー・バー14は、ブース4の床を往復動すると、堆積したオーバー
スプレ粉体を寄せ集めて、それをオーバースプレ取入口18の方へ運ぶ。これら
のオーバースプレ取入口18はブース4の床に隣接してブース4の各端壁に設け
られている。尚、オーバースプレ取入口18はブース端壁に形成された矩形の切
取部(カット・アウト)を有する。
【0038】 堆積したオーバースプレは、ファン20の作用によって取入口18を介して吸
い込まれ、排出空気流によって搬送され、スプレ・ブース4の各端壁に設けられ
た送りチャンネル22に沿って上昇して、2台のサイクロン型分離器24まで運
ばれる。送りチャンネル22は、ほぼ水平な部分26とほぼ鉛直な部分28とを
具備する。この鉛直な部分28はブース4から吸込まれた空気で搬送される粉体
流を安定・調整する機能を有し、これによって実質的に一定の流れの空気搬送粉
体が各サイクロン型分離器24に流入する。尚、空気搬送粉体は図2に示したよ
うにテーパーの付いた接線方向供給通路30を介してサイクロン型分離器24に
流入する。この供給通路30のテーパーは、サイクロン型分離器24に流入する
際のオーバースプレを加速し、これによって、粉体分離効率が向上する。オーバ
ースプレ粉体は遠心力及び重力の作用によってサイクロン型分離器24の底に落
下し、再使用の為に円錐形状の容器32内に収集される。このような収集された
オーバースプレ粉体は、円錐形状の容器32を手動で取外して粉体スプレ・ガン
8用の供給部にそれを運ぶことによって、又は図示のように34によって全体的
に示された自動システムによって、再使用することができる。
【0039】 図4及び図5は、図1乃至図3の装置と共に使用できる自動システム34の代
替例を示したものである。図4のシステムにおいて、オーバースプレ粉体はサイ
クロン24によって、粉体ブース4から吸込まれた空気・粉体の混合物から分離
される。この粉体は、一体型のふるいスクリーン36によってふるいにかれられ
、円錐形状の収集器32に収集され、通風機エンクロージャー(囲い体)40内
に配置された送り容器38に搬送される。このような搬送は、2個のピンチ弁4
2によって制御される圧縮空気の使用によって、行われる。
【0040】 図5に示したシステムもふるい36を具備するが、このふるい36はサイクロ
ン24内に配置されているものではない。ふるいは、サイクロン内に配置されて
いる場合はサイクロンの効率に影響を及ぼすことがありかつ作業場を汚染するこ
となく洗浄を行うことが困難であるので、この例ではふるいは、通風口付きのエ
ンクロージャー40内の送り容器38の上方に配置される。この結果、ふるい3
6は作業場を汚染することなく洗浄することができ、その機能を随意にモニター
することができる。複雑な制御を必要とするピンチ弁42はベンチュリ・ポンプ
44に置き換えられ、このベンチュリ・ポンプ44は、圧縮空気入力(不図示)
と粉体を搬送空気から分離する小型サイクロン46とを使用することによって、
粉体を収集器32から搬送する。
【0041】 図5に示したシステムは最も好適である。しかしながら、図1に示したシステ
ム34の場合であっても、ふるい36が通風口付きエンクロージャー40内に配
置されている場合には、サイクロン効率及びふるい36の制御及び洗浄の点で大
きな改良が達成される。
【0042】 サイクロン型分離器24からの排出空気は、ブースの正常運転中には極く少量
のオーバースプレ粉体を含むものであり、このような排出空気は接続パイプ48
を介して粉体フィルタ・ユニット50に送られ、この粉体フィルタ・ユニット5
0内において、残存の粉体がフィルタ・カートリッジ52によって濾過される。
こうして、洗浄された排出空気は、ファン20によってシステムから吸い出され
、矢印54によって示されたように大気中に排出される。ユニット50内で分離
された粉体は収集ホッパー54内に収集される。望む場合には、粉体は流動化プ
レナム56によって流動化することができ、これによって、粉体は再使用の為に
ふるい36にポンプ移送することができる。この再使用の代りに、このような粉
体は比較的少量であるので、廃棄してもよい。
【0043】 接続パイプ48は爆発逃がしフード(explosion relief h
ood)58を具備するが、フィルタ52を内蔵する容器60もそうである。
【0044】 ブース4から収集されるオーバースプレ粉体は、空気中に残存する粉体と天井
や壁や床に堆積した粉体との両方である。この堆積した粉体はスクレーパー・バ
ー14によって収集されて取入口開口18まで移動される。空気中に浮遊するオ
ーバースプレも取入口18を通過するが、しかしながら、この空気中に浮遊する
るオーバースプレについては、排出ダクトも設けられ、この排出ダクトは後に詳
述するように一つの送りチャンネル又は両送りチャンネル22の鉛直部分28に
よって構成される。
【0045】 図6は、ブース4の一端に位置する送りチャンネル22の水平部分26と鉛直
部分28とを示したものである。両部分26,28はほぼ円筒状であり、水平部
分26は、ブースの一方側から他方側に向って拡がるようにテーパーが付けられ
、この他方側において鉛直部分28に接続する。部分26,28は好ましくはブ
ース壁と一体に形成され、水平部分26は取入口18を介してブース内部に連通
し、鉛直部分28はブース端壁の開口に位置してる。カバー62がこの開口の上
に配置されるが、カバー62はその両側に隙間64を形成するように端壁から離
間されており、空気中に浮遊するオーバースプレを含む排出空気は、上述の各隙
間64を通って鉛直部分28に入り、その後に、鉛直部分28に接続されたサイ
クロン型分離器24に流入する。カバー62は完全に取外し可能とすることが好
ましく、これによって、洗浄の目的の為にブース内部から鉛直部分28にはアク
セスすることが可能となる。
【0046】 カバー62は好ましくはブースの端壁に取付けられるが、このカバー62の取
付けは、端壁に対するカバー62の相対位置が調整可能であるように行われ、こ
れによって隙間64の大きさを調整することができる。これを達成する為の構成
例が図7に概略的に示されている。カバー62は2個のブラケット66を保持し
、これらのブラケット66は複数の切欠き(カット・アウト)68を有する。端
壁の上述の開口に設置されたロッド70に各ブラケット66の切欠き68の一つ
を位置付けることによって、カバー62は所定位置に吊り下げられる。
【0047】 正常スプレ中には、カバー62は、カバー62の上端において隙間64の大き
さが最大になるように配置され、これによって隙間64を介した空気浮遊オーバ
ースプレの吸い出しが最大となる。スプレ運転の終了時には、カバー62は隙間
の大きさを減少するように内方向に移動され、これによって、ファン20による
吸込みは主に取入口18に集中し、従って、吸込みの大部分はスクレーパー・バ
ー14によって収集された堆積粉体の取出しに使用される。従って、カバーの取
付けは、スプレ期間と、スプレ運転の間の洗浄期間とで最大効率を得る為にブー
ス4の床と天井との間の抽出バランスの変動に対応することができる。
【0048】 スプレ・ブース4の端壁におけるオーバースプレ取入口の位置とスクレーパー
・バー14の使用とを組合わせることが、使用中のブース4からオーバースプレ
を除去する為、及び粉体色変更時に必要な洗浄量を低減する為に、非常に効果的
であることが判明した。ブース4の壁と天井と床とに非導電性材料を使用するこ
とによって、更に一層、効率を高めることができる。また、スクレーパーはブー
ス床での粉体の蓄積を防止する。
【0049】 同一構成のサイクロン型分離器24を夫々各端壁に隣接して配置しかつ端壁に
おいてチャンネル22に接続した図示の構成は、構造が単純であり、チャンネル
の長さが減少し、かつ粉体が蓄積し易いチャンネル湾曲部も減少するといった利
点を有する。また、一対のサイクロン型分離器24を互いに並置できる場合には
、各サイクロン型分離器用の収集ホッパー38を共通にすることによって、粉体
リサイクルが単純化される。
【0050】 サイクロン型分離器24は、送りチャンネル22との上部接続点において、ブ
ース4と取外可能に接続できる。このような構成の代りに、送りチャンネル22
とサイクロン型分離器24とは、欧州特許出願第94929600.8号の教示
に従い2個のユニットとして構成することもでき、この場合にはその各々はブー
ス4に取外可能に接続可能である。この構成によって、粉体色の変更時に粉体回
収システムの簡単かつ迅速な洗浄及び/又は取替えが可能になる。上述したよう
に、送りチャンネルは好ましくは洗浄工程時にブース内部からアクセスすること
ができる取外可能なカバー62を有する。
【0051】 サイクロン型分離器24は接線方向からの供給が行われるので、非常に効率的
な運転ができ、これにより、オーバースプレ粉体の大部分がスプレ・ブース排出
空気から分離される。サイクロン型分離器24の内表面に付着する粉体は非常に
少量であり、このような粉体はブロー・ガンの使用によって除去することができ
る。尚、このブロー・ガンは、サイクロン型分離器24の本体が半分に分割でき
る場合には、その操作が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明による粉体スプレ装置の端面図である。
【図2】 図2は図1に示した粉体スプレ装置の平面図である。
【図3】 図3は図1の粉体スプレ装置の側面図である。
【図4】 図4は図1の装置に使用されるサイクロン型分離器と粉体収集器との一実施例
の端面図である。
【図5】 図5は図4のサイクロン型分離器と粉体収集器の好適な代替例の端面図である
【図6】 図6は、図1の装置の一部を構成する粉体スプレ・ブースの一端部を示した斜
視図であって、分かり易いように側壁が取除かれている。
【図7】 図7は図1の装置の部品を構成する排出ダクトの構成を示す概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 イーストウッド,クリストファー イギリス,チェシャー エスケー8 1ジ ェーエッチ,ストックポート,チードル, クリングル ドライヴ 23 (72)発明者 ぺリン,ロバート イギリス,チェシャー エスケー3 9ジ ェーエックス,ストックポート,エッジレ イ,カミカエル ストリート 11 Fターム(参考) 4D073 AA01 BB06 DC02 DC13 DD40 4D075 AA02 AA74 AA76 DA23 DB02 DC12 EA02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床と複数の側壁と複数の端壁とを有する粉体スプレ・ブース
    と、上記端壁の開口を介して上記ブースを貫通通過する物品をスプレする為に上
    記側壁に対して配置された一本以上の粉体スプレ機と、上記粉体スプレ・ブース
    の天井に接近して、又はそれの方に配置された入口を持つ少なくとも1個のサイ
    クロン型の分離器と上記粉体スプレ・ブースの上記床及び上記端壁の近傍に又は
    それに隣接して位置するように上記ブースの各端に設けられたオーバースプレ取
    入口と各入口を上記サイクロン型分離器に接続する送りチャンネルとを備える粉
    体回収モジュールと、上記複数の端壁の間を上記ブースを横切るように連続的に
    往復動して上記ブース床上の粉体を収集し上記収集された粉体を上記オーバース
    プレ取入口の設置位置に隣接した上記スプレ・ブースの上記複数の端壁の方へ移
    動させるスクレーパー・バーと、を具備する粉体スプレ装置。
  2. 【請求項2】 上記スクレーパー・バーは上記粉体ブースの外部に配置され
    た駆動部に磁気的に結合される請求項1に記載された粉体スプレ装置。
  3. 【請求項3】 各送りチャンネルは上記夫々の取入口と上記サイクロン型分
    離器の上記入口との間に鉛直部分を有し、上記鉛直部分は二部品から構成され、
    上記二部品の一方は上記鉛直部分の内部にアクセスできるように取外し可能であ
    る請求項1又は2のいずれかに記載された粉体スプレ装置。
  4. 【請求項4】 上記粉体回収モジュールは、上記ブースからオーバースプレ
    粉体を取り出す為の吸引手段と、上記吸引手段に接続されると共に空気中に浮遊
    するオーバースプレ粉体の通路となる為に上記ブースに連通する少なくとも一つ
    の排出ダクトとを具備する先のいずれかの請求項に記載された粉体スプレ装置。
  5. 【請求項5】 床と複数の側壁と複数の端壁とを有する粉体スプレ・ブース
    と、上記端壁の開口を介して上記ブースを貫通通過する物品をスプレする為に上
    記側壁に対して配置された一本以上の粉体スプレ機と、粉体と空気との混合物か
    ら粉体を分離する為の分離手段と上記ブースからオーバースプレ粉体を取り出す
    為の吸引手段と上記吸引手段に接続されると共に空気中に浮遊するオーバースプ
    レ粉体の通路を形成する為に上記ブースに連通する排出ダクトと堆積した空気浮
    遊オーバースプレ粉体を上記ブース床から収集する為の収集手段と上記吸引手段
    に接続される送りチャンネルとを有する粉体回収モジュールと、を具備し、上記
    収集手段は上記収集された堆積オーバースプレ粉体を上記送りチャンネルまで移
    動し、上記移動された粉体は上記吸引手段の作用で上記分離手段に送られ、上記
    排出ダクトは上記送りチャンネルの一部を構成する粉体スプレ装置。
  6. 【請求項6】 上記空気中に浮遊するオーバースプレ粉体と上記堆積したオ
    ーバースプレ粉体とに対する上記吸引手段の相対的吸引量を調整する手段が設け
    られる請求項4又は5のいずれかに記載の粉体スプレ装置。
  7. 【請求項7】 上記排出ダクトはパイプを具備し、上記パイプは上記ブース
    の内部と上記パイプの内部との間を連通する隙間を有する請求項4乃至6のいず
    れか一つに記載された粉体スプレ装置。
  8. 【請求項8】 上記パイプは開口を有し、カバーが上記パイプから離間して
    上記開口を横切って配置され、これによって上記カバーと上記開口との間に上記
    隙間を形成する請求項7に記載された粉体スプレ装置。
  9. 【請求項9】 上記パイプ開口に対する上記カバーの位置は可変であり、こ
    れによって上記隙間の大きさを変更することができる請求項8に記載された粉体
    スプレ装置。
  10. 【請求項10】 二台のサイクロン型分離器が設置され、各サイクロン型分
    離器は上記粉体スプレ・ブースの各端壁に隣接する先のいずれかの請求項に記載
    された粉体スプレ装置。
  11. 【請求項11】 上記粉体回収モジュールは、上記ブースから排出された空
    気中の微細な粉体粒子を除去する為のフィルタ・モジュールを更に具備する先の
    いずれかの請求項に記載された粉体スプレ装置。
  12. 【請求項12】 上記二台のサイクロン型分離器は上記フィルタ・モジュー
    ルに接続される、請求項10に従属した時の請求項11に記載された粉体スプレ
    装置。
  13. 【請求項13】 上記ブース壁と床と天井は非導電性材料から構成される先
    のいずれかの請求項に記載された粉体スプレ装置。
  14. 【請求項14】 上記サイクロン型分離器は非導電性材料から構成される先
    のいずれかの請求項に記載された粉体スプレ装置。
  15. 【請求項15】 粉体スプレ・ブースを貫通通過する物品をスプレする為の
    少なくと一つの粉体スプレ機を有する粉体スプレ・ブースを備えた粉体スプレ装
    置の運転方法であって、第一の抽出位置での吸引によって上記ブースから空気を
    排出して上記第一の抽出位置を介して空気中浮遊のオーバースプレ粉体を引き出
    す工程と、上記ブースの内部から堆積オーバースプレ粉体を収集する工程と、上
    記収集された堆積オーバースプレ粉体を第2の抽出位置まで移送する工程と、上
    記第2の抽出位置での吸引によって上記収集された堆積オーバースプレ粉体を空
    気流に乗せて引き出す工程と、上記オーバースプレ粉体を上記空気から分離する
    工程と、上記第一及び第2の抽出位置での相対的な吸引量を変化させる工程とを
    具備する方法。
  16. 【請求項16】 上記方法は異なった色の粉体をスプレする工程を具備し、
    上記第2の抽出位置での吸引量は、或る色でのスプレの終了近傍であって他の色
    への変更前に、比較的に大きくなる請求項15に記載された方法。
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