JPH0326944Y2 - - Google Patents

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JPH0326944Y2
JPH0326944Y2 JP9529084U JP9529084U JPH0326944Y2 JP H0326944 Y2 JPH0326944 Y2 JP H0326944Y2 JP 9529084 U JP9529084 U JP 9529084U JP 9529084 U JP9529084 U JP 9529084U JP H0326944 Y2 JPH0326944 Y2 JP H0326944Y2
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JP
Japan
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powder
air
spray
booth
spray booth
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JP9529084U
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JPS6111976U (ja
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願は、塗料、ほうろうスリツト等の粉体材料
の静電塗装装置であつて、被塗物に付着しなかつ
た粉体(以下、オーバースプレー粉体という)の
回収、循環系路が短く、付着効率も高く、ブース
内の空気調整が不要で、色替え時の洗浄が容易な
コンパクトなスプレーブースに関するものであ
る。
(従来技術と問題点) 公知の粉体静電塗装用の装置は、例えば、特公
昭55−19671に示すように、スプレーブース、気
粉分離装置、パウダーポンプ、サイクロン、振動
篩、フイーダーホツパー、スプレーガン等の分散
して配置された各部材を、ホースやダクトで接続
しているので、下記の(イ)〜(ホ)に示すような問題点
があつた。
(イ) 回収、循環系路が長く、設置スペースも広く
なる。
(ロ) 圧縮空気の使用量が多く、ホースやパウダー
ポンプの摩耗が大きい。
(ヘ) 色替え時の洗浄が困難で、長時間を要する。
(ニ) アウターブース内にスプレーブースが設けら
れているので、スプレーブース内の温度と湿度
を一定に保つための空気調整用設備が複雑。
(ホ) スプレーブース内でのオーバースプレー粉体
は、下部よりフアンにより吸引されるので、ス
プレーパターンが下方に流れ勝ちになる。
(考案の目的) 構成各部材を特定の形に集約配置することによ
り、上記のような問題点を改善した粉体静電塗装
用の装置を提供するものである。
(考案の構成と作用) 本装置の骨子は、オーバースプレー粉体を回収
循環するための各部材、即ち、気粉分離装置、エ
ヤースライダー、スクリーン付振動篩、フイーダ
ーホツパー等を、スプレーブース内に収納または
一体的に配設した点にある。
即ち、本願のコンパクトブースは、第1〜第3
図に示すように、スプレーブース1の背面に、ス
プレーガン9と相対する位置に、気粉分離装置2
を一体的に取付け、スプレーブース内には、スク
リーン6付の振動篩5を下部に設置し、気粉分離
装置の下部には、エヤースライダーを設けたもの
である。スプレーブースの天井と出入口部には、
フアン11を介して気粉分離装置2に連結された
エヤーダクト10が配設されている。
スプレーガン9と気粉分離装置は、スプレーブ
ースの長さに応じて、適当数を配置する。振動篩
5はスプレーブースの下部に延伸しており、その
下流側には、脱鉄器7、フイーダーホツパー8、
廃棄物容器12を配し、フイーダーホツパーは、
ダクト又はホースによつてスプレーガン9に連結
される。図面において、実線の矢印は空気の、破
線の矢印は粉体の流れを示す。
塗装すべき物品は、第1図の左から右へ、スプ
レーブース1中を移動する。スプレーガン9は、
静電的に荷電された粉体を圧縮空気によつてスプ
レーし、粉体の大部分は被塗物上に付着され、物
品は右端の開口部からスプレーブースを出る。物
品に付着しない浮遊粉体は、スプレーガンに対向
して設けられたカートリツジフイルター3を有す
る気粉分離装置2によつて乾燥空気と分離され、
エヤースライダー4を経て、次いで、スプレーブ
ース中での自然落下粉体と共に、スクリーン6付
振動フイーダー5上に落下する。振動フイーダー
5は粉体を搬送すると同時に、スクリーン6でふ
るいにかけ、適当な粉体を脱鉄器7を経てフイー
ダーホツパー8に供給する。フイーダーホツパー
はスプレーガン9とダクトによつて連結され、回
収された粉体は再循環される。凝集粉体、汚物等
の粗い部分は、フイーダーの先端から廃棄物容器
12中へ捨てられる。
気粉分離装置2で粉体を除去した清浄な乾燥し
た空気は、矢印のようにフアン11からエヤーダ
クト10を通つて、スプレーブース1の天井と出
入口部に吐出される。吐出空気によつてスプレー
ブース1内の温度と湿度は一定に保たれるので、
空気調整が不要になる。
本装置におけるオーバースプレー粉体の吸引
は、スプレーブースの背面中央で行われるので、
スプレーパターンが正しく形成され、付着効率も
向上する。また、各構成部材がコンパクトに一体
化されているので、粉体の回収、循環系路も短縮
される。
(考案の効果) 本装置は、公知のものに比べて、下記の点で優
れたものである。
(イ) 空気調整用設備が不要 (ロ) 圧縮空気使用量の減少 (ハ) 設置スペースが減少 (ニ) 付着効率の向上 (ホ) 粉体による摩耗の減少
【図面の簡単な説明】
第1図は、コンパクトブースの一部を切り欠い
た平面図。第2図は右側断面図。第3図は背面図
である。実線の矢印は空気の、破線の矢印は粉体
のの流れを示す。 1……スプレーブース、2……気流分離装置、
3……カートリツジフイルター、4……エヤース
ライダー、5……振動フイーダー、6……スクリ
ーン、7……脱鉄器、8……フイーダーホツパ
ー、9……スプレーガン、10……エヤーダク
ト、11……フアン、12……廃棄物容器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スプレーブース1の、スプレーガン9に対向
    した背面に、フアン11に連結した気粉分離装
    置2を取付け、分離装置の下部には、粉体を送
    り込むエヤースライダー4を設け、スプレーブ
    ース内下部には、スクリーン6付振動フイーダ
    ー5を配設したことを特徴とするコンパクトブ
    ース。 (2) フアン11からのエヤーダクト10を、スプ
    レーブース1の天井及び出入口部に開口させた
    第1項記載のコンパクトブース。
JP9529084U 1984-06-27 1984-06-27 色替えが簡単なコンパクトブ−ス Granted JPS6111976U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9529084U JPS6111976U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 色替えが簡単なコンパクトブ−ス

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JP9529084U JPS6111976U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 色替えが簡単なコンパクトブ−ス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6111976U JPS6111976U (ja) 1986-01-24
JPH0326944Y2 true JPH0326944Y2 (ja) 1991-06-11

Family

ID=30654342

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9529084U Granted JPS6111976U (ja) 1984-06-27 1984-06-27 色替えが簡単なコンパクトブ−ス

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JP (1) JPS6111976U (ja)

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JPS6111976U (ja) 1986-01-24

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