JP2001508817A - コラーゲン又はゼラチン砕片組成物及び使用 - Google Patents

コラーゲン又はゼラチン砕片組成物及び使用

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Abstract

(57)【要約】 動物コラーゲン又はゼラチンに基づく砕片、及び微粒子砕片の製造方法はコラーゲン又はゼラチンに基づく組成物の製造に有用である。上記砕片は動物組織源から動物コラーゲンを抽出しそしてこのコラーゲンを十分な水と組み合わせて、約15〜45重量%の動物コラーゲン及び約0.01〜5重量%の安定化剤又は保存剤を含んでいる組成物を形成させることによって調製される。このような材料の組合物は固化させ、そしてその後大きな微粒子形態に処理することができる。大きな微粒子は規則的か又は不定形の形状の粗く破砕されるか粗く分割された砕片生成物を含んでいる。この砕片の大部分の典型的な粒子サイズは約0.2〜5cmである。この砕片は容易に製造され、包装され、貯蔵され、取り扱われそして配送される。この砕片はそのままで容易に使用することができる。この材料は使用位置で容易に融解する。この砕片はまた、水性希釈剤と組み合わせて使用するように特に適合させられて、多様な用途を有する動物コラーゲン又はゼラチン水溶液が形成される。この砕片の水溶液は、最小限の加熱で砕片を水性液体に溶解させて製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 コラーゲン又はゼラチン砕片組成物及び使用 発明の分野 本発明は水に富む固形コラーゲン又はゼラチン組成物に関する。この組成物は 粗く分割された規則的形状又は無定形形状の固形形態である。固形コラーゲン又 はゼラチン材料は、高温の水性抽出法を使用して動物組織源からコラーゲン又は ゼラチンタンパク質を分離させ、冷却すると固化するコラーゲン組成物の水性混 合物を形成させ、この水性混合物を固化させ、そして無定形又は規則的な固形物 を形成させることによって調製される。 発明の背景 精肉包装作業後に残っている組織由来の動物タンパク質は長年に亘って有用な タンパク質調製物の供給源である。コラーゲン又はゼラチンタンパク質は動物組 織から抽出されそして歴史的に動物性接着剤、食物ゼラチン及び他のタンパク質 に基づく製品の製造に使用されてきた。コラーゲン又はゼラチン調製物は典型的 には、微粒子又は粉末材料の形態をとる。ゼラチン粉末はしばしば、調製物に独 特の特性を付加するか又は新たな有用性を提供する他の粉末成分と組み合わせて 販売される。 動物組織源又はこのような供給源の混合物は通常、加熱した水性混合物を使用 して抽出される。水性混合物はコラーゲン又はタンパク質溶液を形成する。この ような溶液はしばしば乾燥されて、良く知られたコラーゲン又はゼラチン粉末材 料が形成される。ゼラチン粉末は、使用時に、水と組み合わせてタンパク質水和 物に再構築される。ゼラチン粉末を形成しそしてゼラチン粉末をゼラチン水性ゲ ルに再構築するこの通常の水和−脱水−水和処理の連続はかなりのエネルギーを 要する欠点を有している。 水性タンパク質抽出物を固形微粒子材料に変換するためには、かなりの量 の熱エネルギーを適用して水性タンパク質組成物から水が除去される。水を除去 した結果、通常のゼラチン粉末製品では、約13重量%又はこれより幾らか少ない 水分を有する固形のタンパク質性材料が得られる。次いで、このタンパク質固形 物は微細に分割された微粒子(典型的には20U.S.メッシュ未満又は約0.8mm若 しくは800μm未満)に処理され、そしてこれはその後包装されて最終ユーザーに 配送される。微粒子タンパク質を購入する最終ユーザーは典型的には、この材料 を大量部の水と組み合わせ、そして加熱及び撹拌を使用して上記タンパク質を再 度水和化すると、必要に応じて更に希釈するか又は他の成分と組み合わせること ができる有用な材料が得られる。このような典型的な労働及びエネルギー集約的 処理段階は長年に亘って良く知られておりそして一般的である。 一般的なゼラチン抽出処理法はドネリィ(Donnelly)等、米国特許第4,043,99 6号;ピーターセン(Petersen)等、米国特許第4,064,008号;オウデム(Oudem)、 米国特許第4,176,117号;ミュラー(Muller)、米国特許第4,889,920号(これは8% から13%の間の水分含量を有する粉末ゼラチンを教示している);及びモイ(Moy )等、米国特許第5,459,241号に開示されている。ゼラチン処理でアルカリ性p H若しくは酸性pH又はこれらの両方を使用する方法は、例えば、コンソラジオ (Consolazio)等、米国特許第4,374,063号及びナスララー(Nasrallah)等、米 国特許第5,210,182号に開示されている。骨又は皮膚供給源に由来するゼラチン はボイシク(Wojcik)、米国特許第4,232,425号;ボルマー(Vollmer)等、来国特許 第4,402,873号;イングランド(England)等、米国特許第4,427,583号;及びグロ スマン(Grossman)等、米国特許第5,093,474号に開示されている。ゼラチン及 びグリセリンの再生利用品の処理はシュミット(Schmidt)等、米国特許第5,288 ,408号に示されている。メチオニン含有量を維持する酸化的方法はウラサル(Wr athall)等、米国特許第5,412,075号に示されている。ニシボリ(Nishibori)、 米国特許第5,080,292号は粉末ゼラチン微粒子材料を教示している。グレッサー (Graesser)等、米国特許第4,369,069号は所望の含有量の アルファ−ゼラチンを有する粉末ゼラチン製品を開示している。1〜13重量%の 水を有するゼラチン顆粒又は粉末はケップ(Koepff)等、米国特許第4,992,100 号に開示されている。種々のタイプの凝集体又は構造体を結合するためにゼラチ ンを使用することはクミスフォード(Cummisford)等、米国特許第4,098,859号; ウエダ(Ueda)等、米国特許第4,957,558号;シアク(Siak)等、米国特許第5,320, 157号;及びムーア(Moore)等、米国特許第5,262,100号に示されている。ベルタ (Berta)、米国特許第4,867,983号及び第4,921,108号はゼラチンカプセル化被覆 物内に形成された医薬品を含んでいるゼルカプス(GELCAPSR)を形成す る装置及び方法を教示している。 かなりの量のコラーゲン又はゼラチンタンパク質に関する1つの歴史的な使用 は動物性接着剤の形態である。このような接着剤の使用は紀元前約4000年に最初 に記録された。その後何世紀にも亘って、官能特性の低い接着剤や粗製ゼラチン 抽出物は、骨を沸騰させそして石灰水中で細片に剥いで、冷却しそしてゲル化さ せて調製された。17世紀の後半に、最初の商業的なゼラチン生産が始まった。19 世紀初頭に、商業的な製造方法は徐々に改良されて、特徴的なゼラチンゲルを形 成する高品質の高分子量コラーゲン抽出物の製造が達成された。動物性接着剤は コラーゲン又はゼラチンの加水分解事業製品である。このような加水分解製品は タンパク質フラグメントの無定形集合体である。1つの接着剤プリカーサーは、 或る動物性接着剤添加物と共に11〜13重量%の水分を含有するタンパク質粉末を 含んでいる微細に分割された固形製品の形態で販売されている。使用時に、この 粉末は典型的には水で希釈されそして接着剤のゲル化特性の効果を調整するか又 は変化させる添加剤又は作用剤と組み合わせられる。このような作用剤は通常、 最終的なゲルの固さではなくて、ゲル化を調整しそしてゲル化速度を高めるため に使用される。クエン酸塩、酒石酸塩及びマレイン酸塩がしばしばこれらの動物 性接着剤調製物中で使用される。典型的には、最終水性動物性接着剤調製物中の ゼラチン量は水性接着剤組成物に基づいて10重量%未満のタンパク質である。 ゼラチンタンパク質はまた食品等級の風味付けゼラチン調製物においても使用 される。食品等級の風味付けゼラチン調製物は通常、砂糖又は他の甘味料、保存 料、香味料、染料、或る量の粉末ゼラチン(ゼラチン調製物に基づいて約5〜15 重量%)及び酸味を加え且つゲル化を助成するために使用されるポリカルボン酸 組成物を含有する粉末形態で販売される。粉末ゼラチン材料は熱水と組み合わせ て、ゼラチン食品に基づいて約5重量%未満のタンパク質含有量を有する湿潤ゼ ラチン食品が形成される。 ゼラチンは、品質の良好なタンパク質が示す特性の組合せに基づいて使用する ことができる。このような特性には、水溶液の可逆的ゲル〜ゾル遷移性;温水溶 液の有用な粘度範囲;保護コロイドとして作用する能力;ゲル膜の水透過性;及び 冷水中における実質的な不溶性と熱水中における完全な可溶性、が含まれる。こ れらの特性は食品、医薬品、写真用流し込み品及び他の多様な産業で使用される 。更に、ゼラチンは強力で、均一で、清明で、中程度の柔軟性の、膨張しそして 水を吸収し得る被覆物を形成することができる。このような膜は、写真用品並び に医薬品カプセル及びカプレットの製造用に理想的であろう。 13%又はそれより少ない水分を有する粉末製品を含んでいる典型的な粉末コラ ーゲン又はゼラチン製品は処理し難くそして製造及び再水和化の両方でかなりの エネルギーを必要とすることがある。多様な産業的方法でゼラチン製品がエネル ギー集約的でなくそして一層容易に利用されるようにその組成を改良することに かなりの需要が存在している。 発明の簡単な説明 主要部の水と約15〜45重量%のゼラチンタンパク質を、他の安定化剤、香料、 染料等と一緒に含んでいる水性のゲル化したゼラチン砕片又は砕片組成物は独特 で、容易に製造されそして容易に使用されるタンパク質組成物を提供する。この 適用の目的で、用語「かけら」又は「砕片」とは、比較的大きい無定形又は規則 的な形状の微粒子形態の固形ゲル化又はゲル様材料を言 う。このような砕片は一定の成形形状又は押し出しプリズム形状、立方体若しく は円筒形プリズム形状であることができる。このような微粒子は典型的には、実 質的に無定形(非規則的)の形状であり、そして微粒子の大部分は約0.2〜5セ ンチメートル、好ましくは約0.5〜2センチメートルの粒子サイズの範囲である 。この粒子サイズは粒子の主要な寸法を測定して決定される。不規則な粒子にお ける上記の主要な寸法は、集塊に含まれる、最大と考えられる直線測定値である 。ゼラチン砕片組成物は構造的な無傷状態が比較的維持されないことが特徴であ る。これらの物質は柔軟で、容易に圧縮され、そして中低度の機械力に付したと き、より小さい粒子に崩壊する傾向がある。このような中低度の機械力は手の指 の間でぎゆっと握るか又はこするのと同等である。このようなコラーゲン又はゼ ラチン砕片は、水溶液形態の動物組織源から動物又はコラーゲンタンパク質を抽 出し、タンパク質濃度が約15〜45重量%、好ましくは約20〜40重量%、更に好ま しくは約30〜40重量%の水溶液になるように水溶液の濃度を調整し、必要な場合 、この濃度調整物に適当な組成物を添加し、そして砕片に押し出すか或いはこの 水性組成物をゲル若しくは他の固形形態物質にするか又は固化させることによっ て容易に調製することができる。このように形成されたゲルは砕片物質を生じさ せる機械的作用によって容易に砕片に変えられる。押し出された砕片は一般的に 処理中に大きさが小さくなり、そして大きさ及び形状分布がより不規則になる。 必要なときには、砕片物質は使用位置でそのままで使用することができ、使用 位置で添加剤や他の活性剤と組み合わせることができ、又は水若しくは他の水溶 液と容易に組み合わせて容易に有用なタンパク質溶液若しくは懸濁液を形成する ことができる。少量の熱を使用して、使用位置における砕片の組み入れ又は砕片 の溶液若しくは懸濁液への組み入れを促進することができる。このような水溶液 は所望の最終タンパク質濃度に達するように、蒸発、逆浸透圧等による水の除去 、又は十分な量の水若しくは水性希釈剤の添加による希釈によって任意のタンパ ク質濃度で形成することができる。コラーゲン砕片の製造中か又は再希釈におい て、化学的添加剤を添加してタンパク質 に安定性を提供するか又はゼラチン、タンパク質若しくはコラーゲン調製物に別 の特性若しくは更なる有用性をを提供することができる。 発明の詳細な説明 ゼラチンを製造する慣用的で標準的な方法の最終工程はゼラチンを11〜13%の 水分値まで乾燥することである。この乾燥工程の後にゼラチンはしばしば、均一 な粒子サイズにまで粉砕される。乾燥ゼラチンは数カ月又は数年間の貯蔵中に安 定である。ゼラチンの乾燥は貯蔵には好都合であるが、ゼラチンを乾燥すること が望ましくない幾つかの理由が存在する。乾燥処理はゼラチンの品質低下を避け るために注意して行わなければならず且つ細菌汚染源となり得る微妙な処理であ る。乾燥処理はまた、処理時間、エネルギー要件及び装置に関して高価でもある 。加えて、乾燥ゼラチンは水に容易には溶けない。乾燥ゼラチンは、熱水と直接 混合した場合、徐々に溶解する。特に産業的適用における通常の処理は冷水中で 乾燥ゼラチンを水和化し、そしてその後水−ゼラチン混合物を水和化ゼラチンの 融点(通常は約110°Fより高い)以上で加熱することである。 本発明のゼラチン砕片は、伝統的な乾燥ゼラチンより安価に製造される安定形 態の水和化ゼラチンを製造するために開発された。使用に際して、砕片は他の成 分と組み合わせるとき直接加熱して融解させることができる。融解した砕片は多 様な最終用途で組み合わせるのに理想的である。本発明の砕片はまた、特別の最 終ゼラチン適用に最適の製品を提供するように修正することもできる。本発明の 砕片は水と組み合わせて、最小限の熱供給又は撹拌を使用して水溶液を形成する ことができる。 ゼラチンは単一の化学物質ではなくて、ポリペプチドコラーゲン分子に由来す る大きなコンプレックスポリペプチド分子を含んでいる。親コラーゲン中には、 18種のアミノ酸が順序正しく長鎖で配列されており、各鎖は約95,000の分子量を 有している。これらの鎖は、α1と呼ばれる2つの同一の鎖とα2と呼ばれる僅 かに異なる1つの鎖からなる捍状の三重らせん構造 で配列されている。ゼラチンの製造方法においては、動物供給源からタンパク質 を抽出する際に、これらの鎖は部分的に分離されそして破壊される、即ち、加水 分解される。種々の等級のゼラチンは、約20,000から約250,000までの範囲の平 均分子量を有している。市販のゼラチンは、大きな顆粒から微細粉末までの範囲 のメッシュサイズで製造された色がかすかに黄色で乾燥したガラス質の砕け易い 固体である。市販のゼラチンは典型的には約9〜13%の水分を含有している。水 溶液で測定されるゼラチンの物理的及び化学的特性の大部分は、コラーゲン供給 源、製造方法、抽出条件、熱履歴、pH及び不純物か又は添加物の化学的性質の 関数である。 ゼラチン溶液の最も有用な特性は可逆的熱ゲル−ゾル処理に関係している。約 0.5重量%より高いゼラチン濃度のゼラチン水溶液を約35〜40℃まで冷却すると 、粘度が高まり、最終的にゲルが形成される。このゲル化は個々の分子鎖の規則 正しい配置への再配置段階、2又は3個の規則正しい断片が会合して結晶相を作 ること及びらせん領域間の側部水素結合による結晶相構造の安定化によって進行 するものと考えられている。 現在のゼラチン製造の基本的な技術は1920年代の初期に開発された。酸と石灰 で処理する別々の施設が必要であり、そしてこれらの処理は典型的には相互に交 換性がない。過去においては、骨やオセイン、即ち、石灰質を除去した骨がイン ドや南アメリカから供給されてきた。現在の製造においては、屠殺場や精肉包装 工場が骨、皮及び他のゼラチン原料の重要な供給元である。骨や他の副産物の使 用は、ファーストフードレストランの成長に助けられて、精肉包装肉産業が包装 された肉や加工肉を製造しているので、非常に増加している。乾燥されそして溶 出処理された骨から約18〜22%のゼラチンが得られ、一方ブタの皮膚及び関連柔 組織からも約18〜22%のゼラチンが得られる。 A型ゼラチンを製造する方法には最初に皮膚をふやかし、洗浄して異物を除去 し、そしてこれを1〜5重量%の塩酸、リン酸又は硫酸中で10〜30時間膨潤させ ることが含まれる。膨潤後、最初の抽出の55〜65℃から最後の抽出段階の95〜10 0℃の最終温度まで温度を上昇させて、4回又は5回水で抽 出する。各抽出段階は4〜8時間続く。脂肪副産物を除去し、大部分の適用では ゼラチン溶液をろ過し、そして脱イオン化してカルシウム、マグネシウム及び類 似する他の二価又は三価金属を除去する。この溶液を、典型的には連続真空留去 で濃縮する。次いで、この生成物を完全に乾燥し、そしてその後乾燥したゼラチ ンを粉砕しそして仕様書に合わせて混合する。B型ゼラチンは殆どが骨から、使 用される比較的純粋な他のタンパク質源と共に製造される。骨は破砕し、そして 脱ミネラル化して大きなタンクに移し、そしてそこで石灰スラリーと混合する。 この物質は3〜16週間静かに撹拌する。洗浄後、この物質は適当な酸を使用して 約3〜6のpHに酸性化し、そしてその後上記の酸処理に類似する段階で抽出す る。 A型やB型ゼラチンは共に、化粧品、食品、医薬品、写真用品、砂型中子鋳造 品及び他の多様な適用で使用することができる。ゼラチン処方物は乳製品及び冷 凍食品で使用することができる。ゼラチンは、氷や砂糖の結晶化を防止する保護 コロイド特性を提供する。広範囲の光沢を有するゼラチン製品は食品の製造で使 用される。このような製品の例にはアイスクリーム、サワークリーム、コテージ チーズ、マシュマロ、ハッカドロップ、ウエハース、キャンデー被覆物、コーン ビーフ、チキンロール、ゼリー化ビーフ、ゼリーキャンデー等が含まれる。 医薬品では、ゼラチンは硬及び軟カプセルを製造するためにしばしば使用され る。これらの処方物は水又は多価アルコール水を使用して製造される。写真用品 中のゼラチンは光感受性コロイド用結合剤として良く知られている。最後に、ゼ ラチン分子の化学的反応基は多様な適用のために修飾することができる。このよ うな修飾には亜硝酸によるアミノ基の脱アミノ化、酸化によるアルギニンからグ アニジン基の除去;アミノ基のアシル化及びゼラチンのアリールスルホニル化並 びに他の多様なタイプのゼラチン修飾が含まれる。 砕片用ゼラチンの供給源 ブタ皮膚、ウシ皮膚又はウシ骨のような典型的な供給源から得られる精製 ゼラチンを使用して安定な砕片を製造することができよう。非精製ゼラチンはコ ラーゲンを含有する殆ど全ての供給源から抽出することができる。本発明者は溶 出処理されたブタ組織、ウシ結合組織及び機械的に脱骨した七面鳥の残滓からゼ ラチンを抽出した。 タンパク質砕片の好ましい製造方法は任意のゼラチン溶液の供給源を使用して 開始することができる。七面鳥の脱骨残滓、ブタ組織又は豚足のような副産物か ら得られる半精製ゼラチン溶液だけでなく、低灰分で、ろ過した食用ゼラチンを 使用することもできる。ゼラチン液のタイプはゼラチン砕片の最終用途で決定さ れる。 ゼラチン砕片の種々の形態 上記砕片は水分量が高いので、微生物が増殖するため台なしになりがちである 。上記タンパク質物質の保存は冷蔵、冷凍、化学的保存又はこれらの任意の組み 合わせで達成することができる。タンパク質砕片が冷蔵又は冷凍保存されそして 数日間以内に使用される場合、特別の保存剤は必要とされないであろう。しかし ながら、適当な保存剤を使用すると、上記ゼラチン砕片は冷蔵しないで出荷する ことができる。本発明者は四級アミン、4-ヒドロキシ安息香酸メチルエステル 及び4-ヒドロキシ安息香酸プロピルエステルの組合せ物を使用して、上記砕片 を砂型鋳造及び接着剤製造適用用に保存した。食用保存剤系が知られており、そ して慣用の化学を使用して容易に開発することができる。食用保存剤の例はpH を下げる酸、水の活性を低下させる湿潤剤及び安息香酸ナトリウム又は過酸化水 素のような添加剤である。これらの食用保存剤は冷蔵又は非冷蔵条件下で上記砕 片を貯蔵しそして出荷するため種々の組合せで使用することができよう。上記ゼ ラチンを濃縮しそして上記砕片を形成させる前にゼラチンに添加できると思われ る本当に一連の成分が存在する。臭気及び/又は色調整又は保存用の過酸化水素 。鋳造用中子製造適用用の酸化鉄。望ましくない臭気をマスキングするか又は望 ましい芳香を付与する芳香剤。ゼラチンの融点、粘度又は光沢を高める架橋剤。 これら には、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、グリオキサール又は硫酸アルミ ニウムのような当該分野で知られている任意のタンパク質架橋剤を含めることが できよう。 上記ゼラチン組成物は、砕片が互いに粘着しないで出荷されるほど十分に硬く なるように十分に濃縮しなければならない。これは、約15〜45%の固形物の濃度 範囲を意味する。上記ゼラチン溶液の濃縮は、留去又は逆浸透圧のような膜濃縮 を含む幾つかの確立された技術のうちの任意の技術で行うことができる。 本発明者は38°Fの冷却器に入れて濃縮ゼラチンを冷却した。冷却したゼラチ ンゲルは塊となり、そしてこれは砕片に切断又は粉砕することができる。上記ゼ ラチンはまた、大部分の市販ゼラチンの製造でゼラチンを乾燥する前に通常行わ れるかき面式熱交換で冷却することもできよう。次いで、上記冷却ゼラチンを砕 片に押し出すか又は粉砕することができよう。粗砕片を、所望の範囲の粒子サイ ズを含んでいる1つ又はそれより多くの製品にサイズ分けすることができる。サ イズ外の物質は液体ゼラチンの製造に再利用することができる。 原料としてのゼラチン砕片 ゼラチン砕片は、砂型中子結合剤、接着剤、化粧品用タンパク質のようなコラ ーゲン又はゼラチン材料及びゼラチンの濃厚原料と考えることができる。 本発明のゼラチン砕片の1つの好ましい用途は、アルミニウム又は第一鉄金属 鋳造法で使用するのに適する砂型中子鋳型に関係している。このような砂型鋳造 法の1つの適用は自動車のシリンダブロックや類似する鋳造金属(アルミニウム 、鉄等)目的物の製造である。慣用の砂型中子結合剤は典型的には、砂のような 微粒子物質を乾燥ゼラチン結合剤組成物と混合して製造される。典型的には粉末 化されたゼラチン結合剤はまた、有用な保存剤又は、鋳型の形成を助成するか若 しくはその後形成される金属目的物から鋳型の容易な除去を助成し得る他の機能 物質も含有することができる。砂ゼラチン混 合物を製造した後、混合物に水を加えてゼラチン結合剤コロイドを形成させる。 次いで、このコロイドを鋳型に加えて特定の形状を得、その後ゼラチン結合剤を 硬化させて金属鋳造法で使用する。 本発明の砕片の使い易さは砂型鋳造法で有利である。ゼラチン結合剤砕片は加 熱した砂と組み合わせると容易に熔融しそして安定な鋳型又は中子を形成する。 ゼラチン結合剤は中子が、鋳物工場環境内での通常の取り扱い法を可能にするの に十分な構造強度を有する密に詰め込まれた微粒子構造を特徴とするように中子 砂を互いに接着させる。上記中子は、圧搾鋳造法に関係した高圧力に構造的に耐 え得るほど十分な熱強度を有している。 重要なことは、ゼラチン砕片結合剤を使用して製造された中子には約1重量パ ーセント未満の量の第二鉄化合物を加えることができることである。更に好まし くは、第二鉄化合物は約0.01若しくは更に好ましくは約0.02重量パーセントから 約0.2重量パーセントまでの量の酸化第二鉄(Fe23)、又は約0.5重量パーセン トまでの量のリン酸第二鉄(FePO4・H2O)若しくはピロリン酸第二鉄(F e4(P27)3・xH2O)である。各化合物内の鉄は、タンパク質性結合剤の酸化 的分解を触媒するのに役立ちそして砂の除去を促進する。第二鉄化合物は水不溶 性であるので、砂と混合されるように、又は砂に添加される前に好ましいゼラチ ン砕片と混合されるように、任意の好都合な時間に添加することができる。砂型 中子の形成では、微粒子砂材料は主要部の微粒子砂又はジルコニウム材料、約0. 5〜約10%のゼラチン砕片(これはかなりの部の水も一緒に有している)を含ん でいる。砂はまた、鋳造法終了時の砂除去に有用な第二鉄材料を含んでいる0.01 〜約1重量%の多様な添加組成物も含有していることができる。 砂砕片混合物は、中子鋳型空洞の充填が促進されるように、該空洞への導入前 に約60℃〜約70℃の温度に加熱する。そうでない場合、上記混合物は室温で上記 空洞に導入することができる。鋳型は予熱するか又は上記混合物を上記空洞に注 入した後に加熱することもできる。圧縮しそして空隙を無くした後、赤外線照射 、高周波誘導又はマイクロ波照射のような任意の既知の 手段によって混合物を約70℃〜約80℃の温度で硬化させる。加熱中に、混合物は 定型的に脱水される。 容易に処理される予め水和化したゼラチン又は半精製原料が有益と考えられる 他の用途には、コーティング又はサイジング紙又は織物;化粧品か又は食品適用 用の加水分解コラーゲン製造用原料;特に、グリセリンや砂糖のような添加剤を 砕片製造前に添加した場合、ガミィベアズ(gummy bears)のようなキャンデー; 医薬品用硬又は軟カプセル等を含めることができよう。 実施例1 ゼラチンはブタ組織(ブタの脂肪性材料から脂肪を低温で溶出処理して除去し た後に残っている脂肪組織)から抽出した。このブタ組織を水と混合しそして約 180°Fに加熱した。この混合物を硫酸で約pH3.5に酸性化した。この温度及び pHで約1時間混合した後、混合物を遠心して残存固形物からゼラチン液を分離 した。 上記ゼラチン液を約pH6に中和した。p-ヒドロキシ安息香酸メチル及びプ ロピル並びに四級アミンからなる保存剤を上記ゼラチン液に加えた。このゼラチ ン溶液を分別物に分け、そして表1のようにして処理した。 上記のゼラチン混合物を40%の固形物になるまで濃縮し、そして冷却してゲル を形成させ、そしてこのゲルを2mmから12mm(1/8インチから1/2インチ)までの 範囲の大きさの小片に切断した。これらの砕片は、室温で貯蔵したとき安定であ った。 上記砕片を使用して、これらを熱砂と直接混合することによって試験金属 鋳造用中子を形成させた。熱砂によってゼラチンは直接融解され、その結果ゼラ チンは砂粒子を覆って、中子製造法で結合剤として役立った。 ゼラチン砕片を使用して製造された中子は慣用の乾燥ゼラチン粉末を使用して 製造された中子と同等であった。乾燥ゼラチンの使用方法は、乾燥ゼラチンを冷 水と混合して再水和化させ、続いて加熱してゼラチン溶液を生じさせることに係 わっている。次いで、このゼラチン溶液を熱砂と混合して、砂粒子を被覆する。 ゼラチン砕片と乾燥ゼラチンを使用して行った中子強度試験の結果は、ゼラチ ン砕片によって、乾燥ゼラチンに類似しているか又はより大きい中子強度が得ら れることを示している(表2)。 実施例2 ブタ組織から得られるゼラチン− 数サイズに粉砕した砕片 ゼラチンはブタ組織(ブタの脂肪性材料から脂肪を低温で溶出処理して除去し た後に残っている脂肪組織)から抽出した。このブタ組織を水と混合しそして約 180°Fに加熱した。この混合物を硫酸で約pH3.5に酸性化した。この温度及び pHで約1時間混合した後、混合物を遠心して残存固形物からゼラチン液を分離 した。 ゼラチン液は水酸化ナトリウムで約pH6に中和した。過酸化水素、p-ヒド ロキシ安息香酸メチル及びプロピル並びに四級アミンからなる保存剤を加えた。 このゼラチン溶液を留去して約35%の固形物とした。 上記のゼラチン混合物を冷却してゲルを形成させ、そしてこれを1/4インチ 、1/2インチ及び3/4インチのプレートを有する粉砕機で粉砕した。粒子サイ ズ分布は次のとおりであった: これらのゼラチン砕片は、室温で貯蔵したとき安定であった。 実施例3 ブタ皮膚から得られるゼラチン−コラーゲン飲料濃縮物を 製造するために使用される砕片 ゼラチンは慣用の方法に従って酸性化したブタの皮膚から抽出した。希ゼラチ ン溶液をろ過して清澄化し、そして限外ろ過で部分的に濃縮した。0.33%の固形 物濃度で安息香酸ナトリウムを添加した。クエン酸でpHを5.0に調整し、そし てこの溶液を30%の固形物になるまで濃縮した。濃縮ゼラチンを冷却し、そして 1/4インチのプレートで粉砕した。これらのゼラチン砕片は、イチゴ風味コラ ーゲン飲料濃縮物を製造するために使用される前に数週間4℃で貯蔵した。 飲料濃縮物を製造するために、ゼラチン砕片を加熱ケトル中で直接融解させた 。pHを水酸化ナトリウムで6.0に調整し、そして温度を120°Fに調整した。固 形物に基づいて0.5%の中性プロテアーゼ酵素を添加した。ゼラチ ンを加水分解した後に、溶液を185°Fに加熱して酵素を不活性化した。pHを クエン酸で3.9に調整した。赤色40号(0.08%)及びイチゴ香味料(0.9%)を混 合しながら添加した。 イチゴ風味コラーゲン飲料は、上記濃縮物茶匙2杯を8オンスの冷水に希釈し て調製した。得られた飲料は色、風味及び清明さが慣用の乾燥ゼラチンから製造 されたコラーゲン飲料と同等であった。 実施例4 ブタ皮膚から得られるゼラチン−ゼリーキャンデー中の 成分として使用される砕片 ゼラチンは慣用の方法に従って酸性化したブタの皮膚から抽出した。希ゼラチ ン溶液をろ過して清澄化し、そして限外ろ過で部分的に濃縮した。次の成分をこ のゼラチン溶液に溶解した。 この溶液を留去して約35%の固形物になるまで濃縮した。濃縮ゼラチンを冷却 し、そして1/4インチのプレートで粉砕してゼラチン砕片を製造した。 以下の処方(America p2のGelatin Manufacturers Instituteの「Great Recip es made Easy With Gelatin」による)を使用して、上記砕片をゼリーキャンデ ーの製造成分として使用した。 砂糖300g、42DE コーンシロップ354g及び水70gを混合した。この混合物 を撹拌しながら、240°Fに達するまで、調理した。この混合物を200°Fに冷却 し、そしてゼラチン/ソルビトール砕片246gを上記の熱い砂糖混合物に撹拌し ながら直接加えた。上記砕片は速やかに融解し、そして砂糖混合物と清明な溶液 を形成した。水15g、クエン酸15g、着色料赤色40号0.1g及びイチゴ香味料0.4 gの混合物を加えた。この完成品ゼリーキャンデー を、コーンスターチ散布シート上に注ぎ、冷却し、そして切断整形した。 ゼリーキャンデーは典型的な風味、色及び質感を有している。 実施例5 ブタ組織から得られるゼラチン− 接着剤製造成分として使用される砕片 ゼラチンはブタ組織(ブタの脂肪性材料から脂肪を低温で溶出処理して除去し た後に残っている脂肪組織)から抽出した。このブタ組織を水と、組織1部対水 2部の割合で混合しそして約180°Fに加熱した。この混合物を硫酸で約pH3.5 に酸性化した。この温度及びpHで約1時間混合した後、混合物を遠心して残存 固形物からゼラチン液を分離した。 上記ゼラチン液を水酸化カルシウムで中和した。過酸化水素、p-ヒドロキシ 安息香酸メチル及びプロピル並びに四級アミンからなる保存剤を加えた。ゼラチ ン溶液を留去して約40%の固形物とした。 ゼラチン溶液を冷却してゲルを形成させ、そしてこれを1/8インチから1/2 インチまでの大きさの範囲の砕片に切断した。これらの砕片は室温で貯蔵したと き安定であった。 上記ゼラチン砕片を使用して、これらを直接融解させそして160°Fに加熱す ることによって接着剤を製造した。慣用の湿潤剤と漂白剤を上記ゼラチン溶液と 混合した。次いで、このゼラチン溶液にグリセリン、砂糖及び硫酸マグネシウム を加えた。この混合物を冷却して完成品接着剤を形成させた。 実施例6 七面鳥の骨残滓から得られるゼラチン−加水分解した化粧品用 タンパク質を製造するために使用される砕片 ゼラチンは七面鳥の骨残滓(七面鳥の骨格から七面鳥の肉を機械的に分離して 得られる骨残滓)から抽出した。この骨残滓を水と混合しそして約180°Fに加 熱した。この混合物をリン酸で約pH3.5に酸性化した。この温度及 びpHで約1時間混合した後、混合物を水酸化カルシウムで中和しそして遠心し て、りん酸カルシウムと残存骨残滓からゼラチン液を分離した。 p-ヒドロキシ安息香酸メチル及びプロピル並びに四級アミンからなる保存剤 を加えた。ゼラチン溶液を留去して約40%の固形物とし、そして冷却してゲルを 形成させた。このゲルを1/8インチから1/2インチまでの大きさの範囲の砕片 に切断した。これらの砕片は室温で貯蔵したとき安定であった。 上記ゼラチン砕片から加水分解したコラーゲン溶液を製造するために、これら 砕片を加熱フラスコ中で融解させ、そして140°Fに加温した。このゼラチン溶 液にパパインを添加し、そしてこれを140°Fで2時間維持した。次いで、この 溶液を190°Fに加熱してパパインを不活性化し、そしてろ過して清明な溶液を 作った。この溶液を概ね50%まで留去して、シャンプーや他の個人用ケア製品中 の加水分解タンパク質成分として使用するのに適している琥珀色の溶液を得た。 上記仕様、実施例及びデータは本発明の組成物の製造及び使用に関する完全な 説明を提供している。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく本発明の多数 の実施態様を実施できるので、本発明は以下の請求の範囲に存在している。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年9月16日(1998.9.16) 【補正内容】 明細書 コラーゲン又はゼラチン砕片組成物及び使用 発明の分野 本発明は水に富む固形コラーゲン又はゼラチン組成物に関する。この組成物は 粗く分割された規則的形状又は無定形形状の固形形態である。固形コラーゲン又 はゼラチン材料は、高温の水性抽出法を使用して動物組織源からコラーゲン又は ゲラチンタンパク質を分離させ、冷却すると固化するコラーゲン組成物の水性混 合物を形成させ、この水性混合物を固化させ、そして無定形又は規則的な固形物 を形成させることによって調製される。 発明の背景 精肉包装作業後に残っている組織由来の動物タンパク質は長年に亘って有用な タンパク質調製物の供給源である。コラーゲン又はゼラチンタンパク質は動物組 織から抽出されそして歴史的に動物性接着剤、食物ゼラチン及び他のタンパク質 に基づく製品の製造に使用されてきた。コラーゲン又はゼラチン調製物は典型的 には、微粒子又は粉末材料の形態をとる。ゼラチン粉末はしばしば、調製物に独 特の特性を付加するか又は新たな有用性を提供する他の粉末成分と組み合わせて 販売される。 動物組織源又はこのような供給源の混合物は通常、加熱した水性混合物を使用 して抽出される。水性混合物はコラーゲン又はタンパク質溶液を形成する。この ような溶液はしばしば乾燥されて、良く知られたコラーゲン又はゼラチン粉末材 料が形成される。ゼラチン粉末は、使用時に、水と組み合わせてタンパク質水和 物に再構築される。ゼラチン粉末を形成しそしてゼラチン粉末をゼラチン水性ゲ ルに再構築するこの通常の水和−脱水−水和処理の連続はかなりのエネルギーを 要する欠点を有している。 水性タンパク質抽出物を固形微粒子材料に変換するためには、かなりの量 の熱エネルギーを適用して水性タンパク質組成物から水が除去される。水を除去 した結果、通常のゼラチン粉末製品では、13重量%又はこれより幾らか少ない水 分を有する固形のタンパク質性材料が得られる。次いで、このタンパク質固形物 は微細に分割された微粒子(典型的には20U.S.メッシュ未満又は約0.8mm若し くは800μm未満)に処理され、そしてこれはその後包装されて最終ユーザーに配 送される。微粒子タンパク質を購入する最終ユーザーは典型的には、この材料を 大量部の水と組み合わせ、そして加熱及び撹拌を使用して上記タンパク質を再度 水和化すると、必要に応じて更に希釈するか又は他の成分と組み合わせることが できる有用な材料が得られる。このような典型的な労働及びエネルギー集約的処 理段階は長年に亘って良く知られておりそして一般的である。 一般的なゼラチン抽出処理法はドネリィ(Donnelly)等、米国特許第4,043,99 6号;ピーターセン(Petersen)等、米国特許第4,064,008号;オウデム(Oudem)、 米国特許第4,176,117号;ミュラー(Muller)、米国特許第4,889,920号(これは8 %から13%の間の水分含量を有する粉末ゼラチンを教示している);及びモイ(Mo y)等、米国特許第5,459,241号に開示されている。ゼラチン処理でアルカリ性p H若しくは酸性pH又はこれらの両方を使用する方法は、例えば、コンソラジオ (Consolazio)等、米国特許第4,374,063号及びナスララー(Nasrallah)等、米 国特許第5,210,182号に開示されている。骨又は皮膚供給源に由来するゼラチン はボイシク(Wojcik)、米国特許第4,232,425号;ボルマー(Vollmer)等、米国特 許第4,402,873号;イングランド(England)等、米国特許第4,427,583号;及びグ ロスマン(Grossman)等、米国特許第5,093,474号に開示されている。ゼラチン 及びグリセリンの再生利用品の処理はシュミット(Schmidt)等、米国特許第5,2 88,408号に示されている。メチオニン含有量を維持する酸化的方法はウラサル( Wrathall)等、米国特許第5,412,075号に示されている。ニシボリ(Nishibori) 、米国特許第5,080,292号は粉末ゼラチン微粒子材料を教示している。グレッサ ー(Graesser)等、米国特許第4,369,069号は所望の含有量の アルファ−ゼラチンを有する粉末ゼラチン製品を開示している。1〜13重量%の 水を有するゼラチン顆粒又は粉末はケップ(Koepff)等、米国特許第4,992,100 号に開示されている。種々のタイプの凝集体又は構造体を結合するためにゼラチ ンを使用することはクミスフォード(Cummisford)等、米国特許第4,098,859号; ウエダ(Ueda)等、米国特許第4,957,558号;シアク(Siak)等、米国特許第5,320, 157号;及びムーア(Moore)等、米国特許第5,262,100号に示されている。ベルタ (Berta)、米国特許第4,867,983号及び第4,921,108号はゼラチンカプセル化被覆 物内に形成された医薬品を含んでいるゼルカプス(GELCAPSR)を形成す る装置及び方法を教示している。 かなりの量のコラーゲン又はゼラチンタンパク質に関する1つの歴史的な使用 は動物性接着剤の形態である。このような接着剤の使用は紀元前4000年に最初に 記録された。その後何世紀にも亘って、官能特性の低い接着剤や粗製ゼラチン抽 出物は、骨を沸騰させそして石灰水中で細片に剥いで、冷却しそしてゲル化させ て調製された。17世紀の後半に、最初の商業的なゼラチン生産が始まった。19世 紀初頭に、商業的な製造方法は徐々に改良されて、特徴的なゼラチンゲルを形成 する高品質の高分子量コラーゲン抽出物の製造が達成された。動物性接着剤はコ ラーゲン又はゼラチンの加水分解事業製品である。このような加水分解製品はタ ンパク質フラグメントの無定形集合体である。1つの接着剤プリカーサーは、或 る動物性接着剤添加物と共に11〜13重量%の水分を含有するタンパク質粉末を含 んでいる微細に分割された固形製品の形態で販売されている。使用時に、この粉 末は典型的には水で希釈されそして接着剤のゲル化特性の効果を調整するか又は 変化させる添加剤又は作用剤と組み合わせられる。このような作用剤は通常、最 終的なゲルの固さではなくて、ゲル化を調整しそしてゲル化速度を高めるために 使用される。クエン酸塩、酒石酸塩及びマレイン酸塩がしばしばこれらの動物性 接着剤調製物中で使用される。典型的には、最終水性動物性接着剤調製物中のゼ ラチン量は水性接着剤組成物に基づいて10重量%未満のタンパク質である。 ゼラチンタンパク質はまた食品等級の風味付けゼラチン調製物においても使用 される。食品等級の風味付けゼラチン調製物は通常、砂糖又は他の甘味料、保存 料、香味料、染料、或る量の粉末ゼラチン(ゼラチン調製物に基づいて5〜15重 量%)及び酸味を加え且つゲル化を助成するために使用されるポリカルボン酸組 成物を含有する粉末形態で販売される。粉末ゼラチン材料は熱水と組み合わせて 、ゼラチン食品に基づいて5重量%未満のタンパク質含有量を有する湿潤ゼラチ ン食品が形成される。 ゼラテンは、品質の良好なタンパク質が示す特性の組合せに基づいて使用する ことができる。このような特性には、水溶液の可逆的ゲル〜ゾル遷移性;温水溶 液の有用な粘度範囲;保護コロイドとして作用する能力;ゲル膜の水透過性;及び 冷水中における実質的な不溶性と熱水中における完全な可溶性、が含まれる。こ れらの特性は食品、医薬品、写真用流し込み品及び他の多様な産業で使用される 。更に、ゼラチンは強力で、均一で、清明で、中程度の柔軟性の、膨張しそして 水を吸収し得る被覆物を形成することができる。このような膜は、写真用品並び に医薬品カプセル及びカプレットの製造用に理想的であろう。 13%又はそれより少ない水分を有する粉末製品を含んでいる典型的な粉末コラ ーゲン又はゼラチン製品は処理し難くそして製造及び再水和化の両方でかなりの エネルギーを必要とすることがある。多様な産業的方法でゼラチン製品がエネル ギー集約的でなくそして一層容易に利用されるようにその組成を改良することに かなりの需要が存在している。 発明の簡単な説明 主要部の水と15〜45重量%のゼラチンタンパク質を、他の安定化剤、香料、染 料等と一緒に含んでいる水性のゲル化したゼラチン砕片又は砕片組成物は独特で 、容易に製造されそして容易に使用されるタンパク質組成物を提供する。この適 用の目的で、用語「かけら」又は「砕片」とは、比較的大きい無定形又は規則的 な形状の微粒子形態の固形ゲル化又はゲル様材料を言う。 このような砕片は一定の成形形状又は押し出しプリズム形状、立方体若しくは円 筒形プリズム形状であることができる。このような微粒子は典型的には、実質的 に無定形(非規則的)の形状であり、そして微粒子の大部分は0.2〜5センチメ ートル、好ましくは0.5〜2センチメートルの粒子サイズの範囲である。この粒 子サイズは粒子の主要な寸法を測定して決定される。不規則な粒子における上記 の主要な寸法は、集塊に含まれる、最大と考えられる直線測定値である。ゼラチ ン砕片組成物は構造的な無傷状態が比較的維持されないことが特徴である。これ らの物質は柔軟で、容易に圧縮され、そして中低度の機械力に付したとき、より 小さい粒子に崩壊する傾向がある。このような中低度の機械力は手の指の間でぎ ゅっと握るか又はこするのと同等である。このようなコラーゲン又はゼラチン砕 片は、水溶液形態の動物組織源から動物又はコラーゲンタンパク質を抽出し、タ ンパク質濃度が15〜45重量%、好ましくは20〜40重量%、更に好ましくは30〜40 重量%の水溶液になるように水溶液の濃度を調整し、必要な場合、この濃度調整 物に適当な組成物を添加し、そして砕片に押し出すか或いはこの水性組成物をゲ ル若しくは他の固形形態物質にするか又は固化させることによって容易に調製す ることができる。このように形成されたゲルは砕片物質を生じさせる機械的作用 によって容易に砕片に変えられる。押し出された砕片は一般的に処理中に大きさ が小さくなり、そして大きさ及び形状分布がより不規則になる。 必要なときには、砕片物質は使用位置でそのままで使用することができ、使用 位置で添加剤や他の活性剤と組み合わせることができ、又は水若しくは他の水溶 液と容易に組み合わせて容易に有用なタンパク質溶液若しくは懸濁液を形成する ことができる。少量の熱を使用して、使用位置における砕片の組み入れ又は砕片 の溶液若しくは懸濁液への組み入れを促進することができる。このような水溶液 は所望の最終タンパク質濃度に達するように、蒸発、逆浸透圧等による水の除去 、又は十分な量の水若しくは水性希釈剤の添加による希釈によって任意のタンパ ク質濃度で形成することができる。コラーゲン砕片の製造中か又は再希釈におい て、化学的添加剤を添加してタンパク質 に安定性を提供するか又はゼラチン、タンパク質若しくはコラーゲン調製物に別 の特性若しくは更なる有用性をを提供することができる。 発明の詳細な説明 ゼラチンを製造する慣用的で標準的な方法の最終工程はゼラチンを11〜13%の 水分値まで乾燥することである。この乾燥工程の後にゼラチンはしばしば、均一 な粒子サイズにまで粉砕される。乾燥ゼラチンは数カ月又は数年間の貯蔵中に安 定である。ゼラチンの乾燥は貯蔵には好都合であるが、ゼラチンを乾燥すること が望ましくない幾つかの理由が存在する。乾燥処理はゼラチンの品質低下を避け るために注意して行わなければならず且つ細菌汚染源となり得る微妙な処理であ る。乾燥処理はまた、処理時間、エネルギー要件及び装置に関して高価でもある 。加えて、乾燥ゼラチンは水に容易には溶けない。乾燥ゼラチンは、熱水と直接 混合した場合、徐々に溶解する。特に産業的適用における通常の処理は冷水中で 乾燥ゼラチンを水和化し、そしてその後水−ゼラチン混合物を水和化ゼラチンの 融点(通常は43℃(110°F)より高い)以上で加熱することである。 本発明のゼラチン砕片は、伝統的な乾燥ゼラチンより安価に製造される安定形 態の水和化ゼラチンを製造するために開発された。使用に際して、砕片は他の成 分と組み合わせるとき直接加熱して融解させることができる。融解した砕片は多 様な最終用途で組み合わせるのに理想的である。本発明の砕片はまた、特別の最 終ゼラチン適用に最適の製品を提供するように修正することもできる。本発明の 砕片は水と組み合わせて、最小限の熱供給又は撹拌を使用して水溶液を形成する ことができる。 ゼラチンは単一の化学物質ではなくて、ポリペプチドコラーゲン分子に由来す る大きなコンプレックスポリペプチド分子を含んでいる。親コラーゲン中には、 18種のアミノ酸が順序正しく長鎖で配列されており、各鎖は95,000の分子量を有 している。これらの鎖は、α1と呼ばれる2つの同一の鎖とα2と呼ばれる僅か に異なる1つの鎖からなる捍状の三重らせん構造で 配列されている。ゼラチンの製造方法においては、動物供給源からタンパク質を 抽出する際に、これらの鎖は部分的に分離されそして破壊される、即ち、加水分 解される。種々の等級のゼラチンは、20,000から250,000までの範囲の平均分子 量を有している。市販のゼラチンは、大きな顆粒から微細粉末までの範囲のメッ シュサイズで製造された色がかすかに黄色で乾燥したガラス質の砕け易い固体で ある。市販のゼラチンは典型的には9〜13%の水分を含有している。水溶液で測 定されるゼラチンの物理的及び化学的特性の大部分は、コラーゲン供給源、製造 方法、抽出条件、熱履歴、pH及び不純物か又は添加物の化学的性質の関数であ る。 ゼラチン溶液の最も有用な特性は可逆的熱ゲル−ゾル処理に関係している。0. 5重量%より高いゼラチン濃度のゼラチン水溶液を35〜40℃まで冷却すると、粘 度が高まり、最終的にゲルが形成される。このゲル化は個々の分子鎖の規則正し い配置への再配置段階、2又は3個の規則正しい断片が会合して結晶相を作るこ と及びらせん領域間の側部水素結合による結晶相構造の安定化によって進行する ものと考えられている。 現在のゼラチン製造の基本的な技術は1920年代の初期に開発された。酸と石灰 で処理する別々の施設が必要であり、そしてこれらの処理は典型的には相互に交 換性がない。過去においては、骨やオセイン、即ち、石灰質を除去した骨がイン ドや南アメリカから供給されてきた。現在の製造においては、屠殺場や精肉包装 工場が骨、皮及び他のゼラチン原料の重要な供絵元である。骨や他の副産物の使 用は、ファーストフードレストランの成長に助けられて、精肉包装肉産業が包装 された肉や加工肉を製造しているので、非常に増加している。乾燥されそして溶 出処理された骨から18〜22%のゼラチンが得られ、一方ブタの皮膚及び関連柔組 織からも18〜22%のゼラチンが得られる。 A型ゼラチンを製造する方法には最初に皮膚をふやかし、洗浄して異物を除去 し、そしてこれを1〜5重量%の塩酸、リン酸又は硫酸中で10〜30時間膨潤させ ることが含まれる。膨潤後、最初の抽出の55〜65℃から最後の抽出段階の95〜10 0℃の最終温度まで温度を上昇させて、4回又は5回水で抽 出する。各抽出段階は4〜8時間続く。脂肪副産物を除去し、大部分の適用では ゼラチン溶液をろ過し、そして脱イオン化してカルシウム、マグネシウム及び類 似する他の二価又は三価金属を除去する。この溶液を、典型的には連続真空留去 で濃縮する。次いで、この生成物を完全に乾燥し、そしてその後乾燥したゼラチ ンを粉砕しそして仕様書に合わせて混合する。B型ゼラチンは殆どが骨から、使 用される比較的純粋な他のタンパク質源と共に製造される。骨は破砕し、そして 脱ミネラル化して大きなタンクに移し、そしてそこで石灰スラリーと混合する。 この物質は3〜16週間静かに撹拌する。洗浄後、この物質は適当な酸を使用して 3〜6のpHに酸性化し、そしてその後上記の酸処理に類似する段階で抽出する 。 A型やB型ゼラチンは共に、化粧品、食品、医薬品、写真用品、砂型中子鋳造 品及び他の多様な適用で使用することができる。ゼラチン処方物は乳製品及び冷 凍食品で使用することができる。ゼラチンは、氷や砂糖の結晶化を防止する保護 コロイド特性を提供する。広範囲の光沢を有するゼラチン製品は食品の製造で使 用される。このような製品の例にはアイスクリーム、サワークリーム、コテージ チーズ、マシュマロ、ハッカドロップ、ウエハース、キャンデー被覆物、コーン ビーフ、チキンロール、ゼリー化ビーフ、ゼリーキャンデー等が含まれる。 医薬品では、ゼラチンは硬及び軟カプセルを製造するためにしばしば使用され る。これらの処方物は水又は多価アルコール水を使用して製造される。写真用品 中のゼラチンは光感受性コロイド用結合剤として良く知られている。最後に、ゼ ラチン分子の化学的反応基は多様な適用のために修飾することができる。このよ うな修飾には亜硝酸によるアミノ基の脱アミノ化、酸化によるアルギニンからグ アニジン基の除去;アミノ基のアシル化及びゼラチンのアリールスルホニル化並 びに他の多様なタイプのゼラチン修飾が含まれる。 砕片用ゼラチンの供給源 ブタ皮膚、ウシ皮膚又はウシ骨のような典型的な供給源から得られる精製 ゼラチンを使用して安定な砕片を製造することができよう。非精製ゼラチンはコ ラーゲンを含有する殆ど全ての供給源から抽出することができる。本発明者は溶 出処理されたブタ組織、ウシ結合組織及び機械的に脱骨した七面鳥の残滓からゼ ラチンを抽出した。 タンパク質砕片の好ましい製造方法は任意のゼラチン溶液の供給源を使用して 開始することができる。七面鳥の脱骨残滓、ブタ組織又は豚足のような副産物か ら得られる半精製ゼラチン溶液だけでなく、低灰分で、ろ過した食用ゼラチンを 使用することもできる。ゼラチン液のタイプはゼラチン砕片の最終用途で決定さ れる。 ゼラチン砕片の種々の形態 上記砕片は水分量が高いので、微生物が増殖するため台なしになりがちである 。上記タンパク質物質の保存は冷蔵、冷凍、化学的保存又はこれらの任意の組み 合わせで達成することができる。タンパク質砕片が冷蔵又は冷凍保存されそして 数日間以内に使用される場合、特別の保存剤は必要とされないであろう。しかし ながら、適当な保存剤を使用すると、上記ゼラチン砕片は冷蔵しないで出荷する ことができる。本発明者は四級アミン、4-ヒドロキシ安息香酸メチルエステル 及び4-ヒドロキシ安息香酸プロピルエステルの組合せ物を使用して、上記砕片 を砂型鋳造及び接着剤製造適用用に保存した。食用保存剤系が知られており、そ して慣用の化学を使用して容易に開発することができる。食用保存剤の例はpH を下げる酸、水の活性を低下させる湿潤剤及び安息香酸ナトリウム又は過酸化水 素のような添加剤である。これらの食用保存剤は冷蔵又は非冷蔵条件下で上記砕 片を貯蔵しそして出荷するため種々の組合せで使用することができよう。上記ゼ ラチンを濃縮しそして上記砕片を形成させる前にゼラチンに添加できると思われ る本当に一連の成分が存在する。臭気及び/又は色調整又は保存用の過酸化水素 。鋳造用中子製造適用用の酸化鉄。望ましくない臭気をマスキングするか又は望 ましい芳香を付与する芳香剤。ゼラチンの融点、粘度又は光沢を高める架橋剤。 これら には、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒド、グリオキサール又は硫酸アルミ ニウムのような当該分野で知られている任意のタンパク質架橋剤を含めることが できよう。 上記ゼラチン組成物は、砕片が互いに粘着しないで出荷されるほど十分に硬く なるように十分に濃縮しなければならない。これは、15〜45%の固形物の濃度範 囲を意味する。上記ゼラチン溶液の濃縮は、留去又は逆浸透圧のような膜濃縮を 含む幾つかの確立された技術のうちの任意の技術で行うことができる。 本発明者は3°(38°F)の冷却器に入れて濃縮ゼラチンを冷却した。冷却し たゼラチンゲルは塊となり、そしてこれは砕片に切断又は粉砕することができる 。上記ゼラチンはまた、大部分の市販ゼラチンの製造でゼラチンを乾燥する前に 通常行われるかき面式熱交換で冷却することもできよう。次いで、上記冷却ゼラ チンを砕片に押し出すか又は粉砕することができよう。粗砕片を、所望の範囲の 粒子サイズを含んでいる1つ又はそれより多くの製品にサイズ分けすることがで きる。サイズ外の物質は液体ゼラチンの製造に再利用することができる。 原料としてのゼラチン砕片 ゼラチン砕片は、砂型中子結合剤、接着剤、化粧品用タンパク質のようなコラ ーゲン又はゼラチン材料及びゼラチンの濃厚原料と考えることができる。 本発明のゼラチン砕片の1つの好ましい用途は、アルミニウム又は第一鉄金属 鋳造法で使用するのに適する砂型中子鋳型に関係している。このような砂型鋳造 法の1つの適用は自動車のシリンダブロックや類似する鋳造金属(アルミニウム 、鉄等)目的物の製造である。慣用の砂型中子結合剤は典型的には、砂のような 微粒子物質を乾燥ゼラチン結合剤組成物と混合して製造される。典型的には粉末 化されたゼラチン結合剤はまた、有用な保存剤又は、鋳型の形成を助成するか若 しくはその後形成される金属目的物から鋳型の容易な除去を助成し得る他の機能 物質も含有することができる。砂ゼラチン混 合物を製造した後、混合物に水を加えてゼラチン結合剤コロイドを形成させる。 次いで、このコロイドを鋳型に加えて特定の形状を得、その後ゼラチン結合剤を 硬化させて金属鋳造法で使用する。 本発明の砕片の使い易さは砂型鋳造法で有利である。ゼラチン結合剤砕片は加 熱した砂と組み合わせると容易に熔融しそして安定な鋳型又は中子を形成する。 ゼラチン結合剤は中子が、鋳物工場環境内での通常の取り扱い法を可能にするの に十分な構造強度を有する密に詰め込まれた微粒子構造を特徴とするように中子 砂を互いに接着させる。上記中子は、圧搾鋳造法に関係した高圧力に構造的に耐 え得るほど十分な熱強度を有している。 重要なことは、ゼラチン砕片結合剤を使用して製造された中子には約1重量パ ーセント未満の量の第二鉄化合物を加えることができることである。更に好まし くは、第二鉄化合物は0.01若しくは更に好ましくは0.02重量パーセントから0.2 重量パーセントまでの量の酸化第二鉄(Fe23)、又は0.5重量パーセントまで の量のリン酸第二鉄(FePO4・H2O)若しくはピロリン酸第二鉄(Fe4(P27)3・xH2O)である。各化合物内の鉄は、タンパク質性結合剤の酸化的分解 を触媒するのに役立ちそして砂の除去を促進する。第二鉄化合物は水不溶性であ るので、砂と混合されるように、又は砂に添加される前に好ましいゼラチン砕片 と混合されるように、任意の好都合な時間に添加することができる。砂型中子の 形成では、微粒子砂材料は主要部の微粒子砂又はジルコニウム材料、0.5〜10% のゼラチン砕片(これはかなりの部の水も一緒に有している)を含んでいる。砂 はまた、鋳造法終了時の砂除去に有用な第二鉄材料を含んでいる0.01〜1重量% の多様な添加組成物も含有していることができる。 砂砕片混合物は、中子鋳型空洞の充填が促進されるように、該空洞への導入前 に60℃〜70℃の温度に加熱する。そうでない場合、上記混合物は室温で上記空洞 に導入することができる。鋳型は予熱するか又は上記混合物を上記空洞に注入し た後に加熱することもできる。圧縮しそして空隙を無くした後、赤外線照射、高 周波誘導又はマイクロ波照射のような任意の既知の手段によ って混合物を70℃〜80℃の温度で硬化させる。加熱中に、混合物は定型的に脱水 される。 容易に処理される予め水和化したゼラチン又は半精製原料が有益と考えられる 他の用途には、コーティング又はサイジング紙又は織物;化粧品か又は食品適用 用の加水分解コラーゲン製造用原料;特に、グリセリンや砂糖のような添加剤を 砕片製造前に添加した場合、ガミィベアズ(gummy bears)のようなキャンデー; 医薬品用硬又は軟カプセル等を含めることができよう。 実施例1 ゼラチンはブタ組織(ブタの脂肪性材料から脂肪を低温で溶出処理して除去し た後に残っている脂肪組織)から抽出した。このブタ組織を水と混合しそして82 ℃(180°F)に加熱した。この混合物を硫酸でpH3.5に酸性化した。この温度 及びpHで1時間混合した後、混合物を遠心して残存固形物からゼラチン液を分 離した。 上記ゼラチン液をpH6に中和した。p-ヒドロキシ安息香酸メチル及びプロ ピル並びに四級アミンからなる保存剤を上記ゼラチン液に加えた。このゼラチン 溶液を分別物に分け、そして表1のようにして処理した。 上記のゼラチン混合物を40%の固形物になるまで濃縮し、そして冷却してゲル を形成させ、そしてこのゲルを2mmから12mm(1/8インチから1/2インチ)までの 範囲の大きさの小片に切断した。これらの砕片は、室温で貯蔵したとき安定であ った。 上記砕片を使用して、これらを熱砂と直接混合することによって試験金属 鋳造用中子を形成させた。熱砂によってゼラチンは直接融解され、その結果ゼラ チンは砂粒子を覆って、中子製造法で結合剤として役立った。 ゼラチン砕片を使用して製造された中子は慣用の乾燥ゼラチン粉末を使用して 製造された中子と同等であった。乾燥ゼラチンの使用方法は、乾燥ゼラチンを冷 水と混合して再水和化させ、続いて加熱してゼラチン溶液を生じさせることに係 わっている。次いで、このゼラチン溶液を熱砂と混合して、砂粒子を被覆する。 ゼラチン砕片と乾燥ゼラチンを使用して行った中子強度試験の結果は、ゼラチ ン砕片によって、乾燥ゼラチンに類似しているか又はより大きい中子強度が得ら れることを示している(表2)。 実施例2 ブタ組織から得られるゼラチン− 数サイズに粉砕した砕片 ゼラチンはブタ組織(ブタの脂肪性材料から脂肪を低温で溶出処理して除去し た後に残っている脂肪組織)から抽出した。このブタ組織を水と混合しそして82 ℃(180°F)に加熱した。この混合物を硫酸でpH3.5に酸性化した。この温度 及びpHで1時間混合した後、混合物を遠心して残存固形物からゼラチン液を分 離した。 ゼラチン液は水酸化ナトリウムでpH6に中和した。過酸化水素、p-ヒドロ キシ安息香酸メチル及びプロピル並びに四級アミンからなる保存剤を加えた。こ のゼラチン溶液を留去して35%の固形物とした。 上記のゼラチン混合物を冷却してゲルを形成させ、そしてこれを0.6cm(1/4 インチ)、1.2cm(1/2インチ)及び2cm(3/4インチ)のプレートを有する 粉砕機で粉砕した。粒子サイズ分布は次のとおりであった: これらのゼラチン砕片は、室温で貯蔵したとき安定であった。 実施例3 ブタ皮膚から得られるゼラチン−コラーゲン飲料濃縮物を 製造するために使用される砕片 ゼラチンは慣用の方法に従って酸性化したブタの皮膚から抽出した。希ゼラチ ン溶液をろ過して清澄化し、そして限外ろ過で部分的に濃縮した。0.33%の固形 物濃度で安息香酸ナトリウムを添加した。クエン酸でpHを5.0に調整し、そし てこの溶液を30%の固形物になるまで濃縮した。濃縮ゼラチンを冷却し、そして 0.6cm(1/4インチ)のプレートで粉砕した。これらのゼラチン砕片は、イチゴ 風味コラーゲン飲料濃縮物を製造するために使用される前に数週間4℃で貯蔵し た。 飲料濃縮物を製造するために、ゼラチン砕片を加熱ケトル中で直接融解させた 。pHを水酸化ナトリウムで6.0に調整し、そして温度を49℃(120°F)に調整 した。固形物に基づいて0.5%の中性プロテアーゼ酵素を添加し た。ゼラチンを加水分解した後に、溶液を85℃(185°F)に加熱して酵素を不 活性化した。pHをクエン酸で3.9に調整した。赤色40号(0.08%)及びイチゴ 香味料(0.9%)を混合しながら添加した。 イチゴ風味コラーゲン飲料は、上記濃縮物茶匙2杯を8オンスの冷水に希釈し て調製した。得られた飲料は色、風味及び清明さが慣用の乾燥ゼラチンから製造 されたコラーゲン飲料と同等であった。 実施例4 ブタ皮膚から得られるゼラチン−ゼリーキャンデー中の 成分として使用される砕片 ゼラチンは慣用の方法に従って酸性化したブタの皮膚から抽出した。希ゼラチ ン溶液をろ過して清澄化し、そして限外ろ過で部分的に濃縮した。次の成分をこ のゼラチン溶液に溶解した。 この溶液を留去して35%の固形物になるまで濃縮した。濃縮ゼラチンを冷却し 、そして0.6cm(1/4インチ)のプレートで粉砕してゼラチン砕片を製造した。 以下の処方(America p2のGelatin Manufacturers Instituteの「Great Recip es made Easy With Gelatin」による)を使用して、上記砕片をゼリーキャンデ ーの製造成分として使用した。 砂糖300g、42DE コーンシロップ354g及び水70gを混合した。この混合物 を撹拌しながら、115℃(240°F)に達するまで、調理した。この混合物を93℃ (200°F)に冷却し、そしてゼラチン/ソルビトール砕片246gを上記の熱い砂 糖混合物に撹拌しながら直接加えた。上記砕片は速やかに融解し、そして砂糖混 合物と清明な溶液を形成した。水15g、クエン酸15g、 着色料赤色40号0.1g及びイチゴ香味料0.4gの混合物を加えた。この完成品ゼリ ーキャンデーを、コーンスターチ散布シート上に注ぎ、冷却し、そして切断整形 した。 ゼリーキャンデーは典型的な風味、色及び質感を有している。 実施例5 ブタ組織から得られるゼラチン− 接着剤製造成分として使用される砕片 ゼラチンはブタ組織(ブタの脂肪性材料から脂肪を低温で溶出処理して除去し た後に残っている脂肪組織)から抽出した。このブタ組織を水と、組織1部対水 2部の割合で混合しそして82℃(180°F)に加熱した。この混合物を硫酸で約 pH3.5に酸性化した。この温度及びpHで約1時間混合した後、混合物を遠心 して残存固形物からゼラチン液を分離した。 上記ゼラチン液を水酸化カルシウムで中和した。過酸化水素、p-ヒドロキシ 安息香酸メチル及びプロピル並びに四級アミンからなる保存剤を加えた。ゼラチ ン溶液を留去して40%の固形物とした。 ゼラチン溶液を冷却してゲルを形成させ、そしてこれを0.3cm(1/8インチ) から1.2cm(1/2インチ)までの大きさの範囲の砕片に切断した。これらの砕片 は室温で貯蔵したとき安定であった。 上記ゼラチン砕片を使用して、これらを直接融解させそして71℃(160°F) に加熱することによって接着剤を製造した。慣用の湿潤剤と漂白剤を上記ゼラチ ン溶液と混合した。次いで、このゼラチン溶液にグリセリン、砂糖及び硫酸マグ ネシウムを加えた。この混合物を冷却して完成品接着剤を形成させた。 実施例6 七面鳥の骨残滓から得られるゼラチン−加水分解した化粧品用 タンパク質を製造するために使用される砕片 ゼラチンは七面鳥の骨残滓(七面鳥の骨格から七面鳥の肉を機械的に分離して 得られる骨残滓)から抽出した。この骨残滓を水と混合しそして82℃(180°F )に加熱した。この混合物をリン酸で約pH3.5に酸性化した。この温度及びp Hで約1時間混合した後、混合物を水酸化カルシウムで中和しそして遠心して、 りん酸カルシウムと残存骨残滓からゼラチン液を分離した。 p-ヒドロキシ安息香酸メチル及びプロピル並びに四級アミンからなる保存剤 を加えた。ゼラチン溶液を留去して40%の固形物とし、そして冷却してゲルを形 成させた。このゲルを0.3cm(1/8インチ)から1.2cm(1/2インチ)までの大 きさの範囲の砕片に切断した。これらの砕片は室温で貯蔵したとき安定であった 。 上記ゼラチン砕片から加水分解したコラーゲン溶液を製造するために、これら 砕片を加熱フラスコ中で融解させ、そして60℃(140°F)に加温した。このゼ ラチン溶液にパパインを添加し、そしてこれを60℃(140°F)で2時間維持し た。次いで、この溶液を88℃(190°F)に加熱してパパインを不活性化し、そ してろ過して清明な溶液を作った。この溶液を概ね50%まで留去して、シャンプ ーや他の個人用ケア製品中の加水分解タンパク質成分として使用するのに適して いる琥珀色の溶液を得た。 上記仕様、実施例及びデータは本発明の組成物の製造及び使用に関する完全な 説明を提供している。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく本発明の多数 の実施態様を実施できるので、本発明は以下の請求の範囲に存在している。 請求の範囲 1.砕片の95%が0.2cmから5cmの間の主要寸法を有するような粒子サイズの分 布を有する水和化固形タンパク質砕片組成物であって、 (a)15〜45重量%の動物タンパク質;及び (b)40〜85重量%の水、 を含むことを特徴とする水和化固形タンパク質砕片組成物。 2.前記動物タンパク質がコラーゲンタンパク質を含んでいる請求項1に記載の 砕片。 3.前記動物タンパク質がゼラチンを含んでいる請求項1に記載の砕片。 4.少なくとも0.5cmの主要寸法を有する無定形状固形物の形態の請求項3に記 載の砕片。 5.1cmから5cmの長さ及び0.2から2cmの直径を有する円筒形押出し物の形態 の請求項3に記載の砕片。 6.前記砕片が25〜35重量%のゼラチンを含む請求項2に記載の砕片。 7.無機塩を追加的に含んでいる請求項1に記載の砕片。 8.食品品質のポリヒドロキシ化合物を追加的に含む請求項1に記載の砕片。 9.前記無機塩が第二鉄塩を含んでいる請求項8に記載の砕片。 10.水和化固形ゼラチン砕片の製造方法であって、 (a)コラーゲンの動物組織源を水性液体と高温で接触させてコラーゲンを溶 解させて溶液を形成させ; (b)不溶性固形物を前記溶液から分離し; (c)10〜50重量%の溶解した固形物を含んでいる溶液をゲル化させてゲルを 形成させ;そして (d)前記ゲルを、0.2〜5cmの主要な寸法を有する微粒子砕片に形成させる 、 ことから成る水和化固形ゼラチン砕片の製造方法。 11.前記砕片の主要寸法が0.5cmより大きい請求項10に記載の方法。 12.前記溶液のpHがゲル化前に概ね中性に調整される請求項10に記載の方 法。 13.前記溶液のpHがゲル化前に3.5〜4.5に調整される請求項10に記載の方 法。 14.食品品質のポリヒドロキシ化合物を追加的に含む請求項13に記載の方法 。 15.コラーゲンを溶解する高温が49〜82℃(120〜180°F)であり、請求項1 4の工程(c)において溶解された固形物含有量を溶液の10〜50重量%に調整す ることを含む請求項10に記載の方法。 16.請求項14の工程(c)において実質的に中性のpHが5.5〜8.5のpHで ある請求項10に記載の方法。 17.請求項14の工程(a)の後に保存剤が添加される請求項10に記載 の方法。 18.請求項14の工程(a)の後の溶液に過酸化水素が、前記砕片100万部当 たり1〜1000部の過酸化水素濃度で添加される請求項10に記載の方法。 19.前記砕片の溶液に0.1〜10重量%の鉄化合物が添加される請求項10に記 載の方法。 20.前記ゲルが切断されて、微粒子の90%が粗い粒子サイズを有する無定形微 粒子を形成する請求項10に記載の方法。 21.固形の水和化ゼラチン砕片の製造方法であって、 (a)コラーゲンの動物組織源を水性液体と高温で接触させてコラーゲンを溶 解させ、そして溶液を形成させ; (b)前記溶液から不溶性固形物を分離し;そして (d)10〜50重量%の溶解固形物を含んでいる溶液を押出し機中でゲル化させ て、円筒形形状、プリズム形状又は立方体形状を含んでいる規則的なゲル固形物 を形成させる、 ことから成る固形水和化ゼラチン砕片の製造方法。 22.コラーゲンを溶解する前記の高温が49〜82℃(120〜180°F)であり、請 求項29の工程(d)において溶解固形物が溶液の10〜50重量%に調整される請 求項21に記載の方法。 23.過酸化水素保存剤が、前記砕片の100万部当たり1〜1000部の過酸化水素 の濃度で前記溶液に添加される請求項21に記載の方法。 24.1〜10重量%の鉄化合物を前記溶液に添加して前記砕片を形成させる 請求項21に記載の方法。 25.前記鉄化合物が酸化鉄を含んでいる請求項24に記載の方法。 26.前記押出し成型品を切断して、少なくとも1センチメートルの長さを有す る切断押出し成型品を形成させる請求項21に記載の方法。 27.前記溶液のpHがゲル化前に実質的に中性に調整される請求項21に記載 の方法。 28.実質的に中性のpHが5.5〜8.5のpHである請求項27に記載の方法。 29.前記溶液のpHがゲル化前に3.5〜4.5に調整される請求項21に記載の方 法。 30.前記ゲルが食品品質のポリヒドロキシ化合物を追加的に含んでいる請求項 21に記載の方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.砕片の95%が約0.2cmから約5cmの間の主要寸法を有するような粒子サイズ の分布を有する水和化固形タンパク質砕片組成物であって、 (a)約15〜45重量%の動物タンパク質;及び (b)約40〜85重量%の水、 を含むことを特徴とする水和化固形タンパク質砕片組成物。 2.前記動物タンパク質がコラーゲンタンパク質を含んでいる請求項1に記載の 砕片。 3.前記動物タンパク質がゼラチンを含んでいる請求項1に記載の砕片。 4.少なくとも0.5cmの主要寸法を有する無定形状固形物の形態の請求項3に記 載の砕片。 5.約1cmから5cmの長さ及び約0.2から約2cmの直径を有する円筒形押出し物 の形態の請求項3に記載の砕片。 6.前記砕片が約25〜35重量%のゼラチンを含む請求項2に記載の砕片。 7.無機塩を追加的に含んでいる請求項1に記載の砕片。 8.食品品質のポリヒドロキシ化合物を追加的に含む請求項1に記載の砕片。 9.前記無機塩が第二鉄塩を含んでいる請求項8に記載の砕片。 10.水和化固形ゼラチン砕片の製造方法であって、 (a)コラーゲンの動物組織源を水性液体と高温で接触させてコラーゲンを溶 解させて溶液を形成させ; (b)不溶性固形物を前記溶液から分離し; (c)約10〜50重量%の溶解した固形物を含んでいる溶液をゲル化させてゲル を形成させ;そして (d)前記ゲルを、約0.2〜5cmの主要な寸法を有する微粒子砕片に形成させ る、 ことから成る水和化固形ゼラチン砕片の製造方法。 11.前記砕片の主要寸法が約0.5cmより大きい請求項10に記載の方法。 12.前記溶液のpHがゲル化前に概ね中性に調整される請求項10に記載の方 法。 13.前記溶液のpHがゲル化前に約3.5〜4.5に調整される請求項10に記載の 方法。 14.食品品質のポリヒドロキシ化合物を追加的に含む請求項13に記載の方法 。 15.コラーゲンを溶解する高温が約120〜180°Fであり、請求項14の工程( c)において溶解された固形物含有量を溶液の約10〜50重量%に調整することを 含む請求項10に記載の方法。 16.請求項14の工程(c)において実質的に中性のpHが約5.5〜8.5のpH である請求項10に記載の方法。 17.請求項14の工程(a)の後に保存剤が添加される請求項10に記載 の方法。 18.請求項14の工程(a)の後の溶液に過酸化水素が、前記砕片100万部当 たり約1〜1000部の過酸化水素濃度で添加される請求項10に記載の方法。 19.前記砕片の溶液に約0.1〜10重量%の鉄化合物が添加される請求項10に 記載の方法。 20.前記ゲルが切断されて、微粒子の90%が粗い粒子サイズを有する無定形微 粒子を形成する請求項10に記載の方法。 21.固形の水和化ゼラチン砕片の製造方法であって、 (a)コラーゲンの動物組織源を水性液体と高温で接触させてコラーゲンを溶 解させ、そして溶液を形成させ; (b)前記溶液から不溶性固形物を分離し;そして (d)約10〜50重量%の溶解固形物を含んでいる溶液を押出し機中でゲル化さ せて、円筒形形状、プリズム形状又は立方体形状を含んでいる規則的なゲル固形 物を形成させる、 ことから成る固形水和化ゼラチン砕片の製造方法。 22.コラーゲンを溶解する前記の高温が約120〜180°Fであり、請求項29の 工程(d)において溶解固形物が溶液の約10〜50重量%に調整される請求項21 に記載の方法。 23.過酸化水素保存剤が、前記砕片の100万部当たり約1〜1000部の過酸化水 素の濃度で前記溶液に添加される請求項21に記載の方法。 24.約1〜10重量%の鉄化合物を前記溶液に添加して前記砕片を形成させる請 求項21に記載の方法。 25.前記鉄化合物が酸化鉄を含んでいる請求項24に記載の方法。 26.前記押出し成型品を切断して、少なくとも約1センチメートルの長さを有 する切断押出し成型品を形成させる請求項21に記載の方法。 27.前記溶液のpHがゲル化前に実質的に中性に調整される請求項21に記載 の方法。 28.実質的に中性のpHが約5.5〜8.5のpHである請求項27に記載の方法。 29.前記溶液のpHがゲル化前に約3.5〜4.5に調整される請求項21に記載の 方法。 30.前記ゲルが食品品質のポリヒドロキシ化合物を追加的に含んでいる請求項 21に記載の方法。
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