JP2001503046A - 銅(塩)およびn,n―ジメチルホルムアミドの不存在下での(e)―メチル2―[2―(6―(2―シアノフェノキシ)ピリミジン―4―イルオキシ)フェニル]―3―メトキシプロペノエートの製造方法 - Google Patents

銅(塩)およびn,n―ジメチルホルムアミドの不存在下での(e)―メチル2―[2―(6―(2―シアノフェノキシ)ピリミジン―4―イルオキシ)フェニル]―3―メトキシプロペノエートの製造方法

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JP2001503046A JP10520156A JP52015698A JP2001503046A JP 2001503046 A JP2001503046 A JP 2001503046A JP 10520156 A JP10520156 A JP 10520156A JP 52015698 A JP52015698 A JP 52015698A JP 2001503046 A JP2001503046 A JP 2001503046A
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Abstract

(57)【要約】 (E)−メチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートまたはメチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3,3−ジメトキシプロパノエートを、2−シアノフェナートアニオンと接触させることを含む(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートの製造方法であって、銅または銅塩の不存在下で、かつN,N−ジメチルホルムアミドの不存在下に実施される方法。

Description

【発明の詳細な説明】 銅(塩)およびN,N−ジメチルホルムアミドの不存在下での (E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イ ルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートの製造方法 本発明は、植物用殺真菌薬である(E)−メチル2−[2−(6−(2−シア ノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペ ノエートの製造方法に関する。 (E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4− イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートおよびその中間体の製造 方法は、欧州特許出願公開第A2−0382375号、国際特許出願公開第WO 92/08703号、英国特許第2291874号および国際特許出願第GB9 7/02015号に記載されている。国際特許出願公開第WO 92/0870 3号に記載された(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピ リミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートの製造方 法は、N,N−ジメチルホルムアミド中における(E)−メチル2−[2−(6 −クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエー ト、2−シアノフェノール、炭酸カリウムおよび塩化銅(I)の混合物を、12 0℃に90分間加熱するものである。国際特許出願第GB97/02015号に 記載された方法は、メチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ )フェニル]−3,3−ジメトキシプロパノエートを2−シアノフェノールと共 に90〜95℃に加熱して、(E)−メチル2−[2−(6−クロロピリミジン −4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートを形成し、次いで これをN,N−ジメチルホルムアミド中で炭酸カリウムと共に120〜125℃ に加熱して、目的生成物を形成するものである。 本発明は、(E)−メチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキ シ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートまたはメチル2−[2−(6−ク ロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3,3−ジメトキシプロパノエ ートを、2−シアノフェナートアニオンと接触させることを含む(E)−メチル 2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ)フェ ニル]−3−メトキシプロペノエートの製造方法であって、銅または銅塩の不存 在下で、かつN,N−ジメチルホルムアミドの不存在下に実施される方法を提供 する。 本発明方法は、水自体を含めて、混和性または非混和性の、いかなる溶剤また は溶剤混合物も全く存在しない状態で実施できる。この場合、反応混合物は溶融 物の形態であろう。 あるいは本方法は唯一の溶剤として水を用いて実施することができる。この場 合、水は本方法が実施されるその系内で(in situ)生成してもよく、特 別に添加してもよく、または両方であってもよい。2−シアノフェノールを用い て常法によりその系内で2−シアノフェナートアニオンを生成させるために適切 な塩基を用いる場合、水はその系内で生成する。このような塩基は、たとえば水 酸化物、炭酸塩(carbonate)または炭酸水素塩(bicarbona te)であろう。その系内で水を生成しない塩基であって使用可能なものには、 リン酸塩(phosphates)および第三級アミンが含まれる。 本方法は、水−非混和性溶剤または水−非混和性溶剤混合物の存在下に、水が 全く存在しない状態、その系内でのみ生成した水、あるいは添加した水および/ またはその系内で生成した水が存在する状態でも実施できる。水−非混和性溶剤 または水−非混和性溶剤混合物と共に水が存在する場合、本方法は2相液系で行 われるであろう。好ましい水−非混和性溶剤には、芳香族炭化水素のような環式 炭化水素(たとえばトルエンおよびキシレン)、ならびに非環式炭化水素(たと えばメチルシクロヘキサン)が含まれる。 本方法は、水と混和性、非混和性または部分混和性である他の溶剤の存在下で も実施でき、これにはアルコール類(たとえば2−プロパノール、1−ブタノー ル、2−ペンタノールおよびシクロヘキサノール)、ケトン類(たとえばメチル エチルケトン、メチルイソブチルケトンおよび2,4−ジメチル−3−ペンタノ ン)、エーテル類(たとえばt−ブチルメチルエーテル)、グライム(glym e)類(たとえば2−メトキシエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエ ーテル、エチレングリコールジエチルエーテル)、ならびにエステル類(たとえ ば酢酸エチルおよび酢酸イソブチル)が含まれる。 したがって本発明方法は、N,N−ジメチルホルムアミド以外の適切ないかな る溶剤の使用をも包含する。 2−シアノフェナートアニオンは、たとえばアルカリ金属2−シアノフェナー ト(たとえばナトリウムまたはカリウム2−シアノフェナート)を用いることに より、本発明方法に直接使用できる。あるいは2−シアノフェノールを適切な塩 基と反応させることにより、その系内で2−シアノフェナートアニオンを調製す ることができる。塩基は、適切な水酸化物、たとえばアルカリ金属水酸化物(た とえば水酸化ナトリウムまたはカリウム)、適切な炭酸塩、たとえばアルカリ金 属炭酸塩(たとえば炭酸ナトリウムまたはカリウム)、適切な炭酸水素塩、たと えばアルカリ金属炭酸水素塩(たとえば炭酸水素ナトリウムまたはカリウム)、 適切なリン酸塩、たとえば式MH2PO4、M2HPO4もしくはM3PO4(これら の式中、Mはアルカリ金属、たとえばナトリウムまたはカリウムである)の一塩 基性、二塩基性もしくは三塩基性アルカリ金属リン酸塩、または式R123N の適切な第三級アミン[式中、R1、R2およびR3は独立して、C1 〜10アルキル (特にC1 〜6アルキル)、C3 〜6シクロアルキル、アリール(特にフェニル、た だしピリジルも)、もしくはアリール(C1 〜4)アルキル(特にベンジル)であ るか、またはR1、R2およびR3のうち2もしくは3個がそれらの結合している 窒素原子と一緒に連結して1、2もしくは3個の5−、6−もしくは7−員脂環 式環を形成し、これらは融合していてもよく、第2の環窒素原子を含んでいても よい]であってよい。 アルキル基は、直鎖または分枝鎖であり、別途指示しない限り1〜10、特に 1〜6、殊に1〜4個の炭素原子を含む。その例は、メチル、エチル、イソプロ ピル、n−プロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびt−ブチ ルである。 シクロアルキル基は、3〜6個の炭素原子を含み、C1 〜6アルキルで置換され ていてもよい。その例は、シクロヘキシル、2−メチルシクロヘキシルおよび2 −エチルシクロヘキシルである。 式R123Nの第三級アミンは、たとえばN,N−ジイソプロピルエチルア ミン、N,N−ジメチルアニリン、トリエチルアミン、N,N−ジイソプロピル メチルアミン、N,N−ジイソプロピルイソブチルアミン、N,N−ジイソプロ ピル−2−エチルブチルアミン、N,N−ジシクロヘキシルメチルアミン、N, N−ジシクロヘキシルエチルアミン、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノ ン−5−エン、1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、または2−も しくは4−ジメチルアミノピリジンである。 本方法は、10〜250℃の範囲の温度、通常は50〜250℃の範囲、特に 90〜190℃の範囲、殊に90〜130℃の範囲、一般に100〜130℃の 範囲の高温で実施するのが好ましい。 本発明方法はを大気圧または正圧下で実施するのも好ましい。 通常は、本方法は反応体を高温に加熱することにより実施されるであろう。し かし本方法は、周囲温度で、溶剤を用いて、または用いずに、ボールミル中で実 施することにより行うことができる。 2−シアノフェナートをその系内で2−シアノフェノールと適切なリン酸塩( たとえばリン酸ナトリウムまたはカリウム)との反応により調製する場合、その プロセスが終了した時点で残留するリン残留物を、当技術分野で既知の方法でリ ン酸塩に再循環することができる。次いでこの再生リン酸塩を再使用できる。 本方法を2相系で実施する場合、特に水および水−非混和性溶剤が存在する場 合、相間移動触媒を含有させることが有利であろう。“相間移動触媒”とは、少 なくとも一部は第1相(通常は有機相)中に存在するか、またはそれで湿潤して おり、第1相中にある反応体と、触媒が第2相(通常は水相であるが、時には固 相)から第1相へ運ぶ反応体との反応を促進する物質を意味する。反応後、相間 移動触媒は放出されて、さらに反応体を運ぶ。相間移動触媒については、E.V .DehmlowがAngewante Chemie(国際版),13(3) ,170(1974)に概説している。他の概説は、Jozef Dockx, Synthesis(1973),441−456およびC.M.Starks ,JACS.(93)1,1971年1月13日,195−199によるもので ある。 相間移動触媒は、第四級アンモニウム塩またはホスホニウム塩であることが適 切であり、それを有機相に可溶性にするために嵩高い有機基、通常はアルキル基 またはアラルキル基を含むことが好ましい。相間移動触媒は、テトラアルキルま たはアラルキル(たとえばベンジル)トリアルキルアンモニウムまたはホスホニ ウム塩であって、窒素原子またはリン原子それぞれに結合している炭素原子の総 数が10より多いことが好ましい。この数が70を越えてもほとんど利点がない 。この数が16〜40であることが特に好ましい。 第四級アンモニウム塩の例は、セチルトリメチルアンモニウムブロミド、ジセ チルジメチルアンモニウムクロリド、オクチルトリブチルアンモニウムブロミド 、トリオクチルメチルアンモニウムクロリド(アリカット(Aliquat、商 標)336として得られる)、ベンジルジメチルラウリルアンモニウムクロリド 、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド、ジラウリルジメチルアンモニウム クロリド、テトラブチルアンモニウムブロミドおよびジエイコシルジメチルアン モニウムクロリドである。第四級ホスホニウム塩の例は、セチルトリプロピルホ スホニウムブロミドおよびトリフェニルエチルホスホニウムブロミドである。適 切と思われる他の相間移動触媒には、クラウンエーテル、ポリエチレングリコー ル変異体およびN−メチル−2−ピロリジノンが含まれる。 本方法を、添加した水の存在下で実施する場合、水の添加量は最高でプロペノ エートまたはプロパノエート出発物質の52モル当量であってよく、たとえば5 〜30モル当量、一般に約11モル当量である。 以下の実施例は本発明を説明するものである。 実施例1 水(10g)中における水酸化カリウム(12.0g)の溶液に、撹拌しなが ら2−シアノフェノール(13.2g)を添加した。得られた溶液を、5分かけ て95℃で(E)−メチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ )フェニル]−3−メトキシプロペノエート(32.8g)に添加し、添加中、 温度を95〜100℃に維持した。次いでテトラブチルアンモニウムブロミド( 1.5g)を添加し、得られた混合物を95〜100℃で20時間撹拌した。反 応混合物を水およびトルエンと混合し、有機層を分離した。トルエン溶液は(E )− メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ )フェニル]−3−メトキシプロペノエートを含有していた(収率72.6%) 。 実施例2 水(30g)中で2−シアノフェノール(13.2g)および炭酸カリウム(8. 4g)を混合することにより、2−シアノフェノールのカリウム塩の溶液を調製 した。この溶液を、5分かけて、温度を95〜100℃に維持しながら(E)− メチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3− メトキシプロペノエート(32.8g)に添加した。得られた混合物を110℃ で5時間撹拌した。反応混合物を水およびトルエンと混合し、有機層を分離した 。 トルエン溶液は(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリ ミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートを含有して いた(収率70.8%)。 実施例3 水(30g)中で2−シアノフェノール(13.2g)および炭酸カリウム(9 .6g)を混合することにより、2−シアノフェノールのカリウム塩の溶液を調 製した。この溶液を、5分かけて、温度を95〜100℃に維持しながら(E) −メチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3 −メトキシプロペノエート(32.8g)に添加した。得られた混合物を120 ℃で4時間撹拌した。反応混合物を水およびトルエンと混合し、有機層を分離し た。トルエン溶液は(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ) ピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートを含有 していた(収率75.6%)。 実施例4 水(7g)中で2−シアノフェノール(13.2g)および水酸化カリウム(6. 8g)を混合することにより、2−シアノフェノールのカリウム塩の溶液を調製 した。この溶液を、5分かけて、温度を95〜100℃に維持しながら(E)− メチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3− メトキシプロペノエート(32.8g)に添加した。得られた混合物を120℃ で2時間撹拌した。反応混合物を水およびトルエンと混合し、有機層を分離した 。 トルエン溶液は(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリ ミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートを含有して いた(収率61.5%)。 実施例5 水(10g)中で2−シアノフェノール(13.2g)、水酸化カリウム(6 .8g)および塩化カリウム(20g)を混合することにより、塩化カリウムを 含有する2−シアノフェノールのカリウム塩のスラリーを調製した。この溶液を 、5分かけて、温度を95〜100℃に維持しながら(E)−メチル2−[2− (6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノ エート(32.8g)に添加した。得られた混合物を110℃で3時間撹拌した 。反応混合物を水およびトルエンと混合し、有機層を分離した。トルエン溶液は (E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イ ルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートを含有していた(収率77 .7%)。 実施例6 2−シアノフェノール(12.6g)、炭酸カリウム(8.28g)および(E)− メチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3− メトキシプロペノエート(33.0g)の混合物を120℃に3時間加熱した。次 いで混合物を100℃に冷却した後、メタノール(40ml)を添加して、65 ℃に冷却するのを補助した。得られた混合物を0〜5℃に冷却し、この温度に1 時間保持した。混合物をろ過すると、(E)−メチル2−[2−(6−(2−シ アノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロ ペノエートが残留物として残った(収率87.5%)。 実施例6の方法、2−シアノフェノール(12.6g)、(E)−メチル2− [2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプ ロペノエート(化合物A,33.0g,0.1mol)、および塩基として炭酸 カリウム、炭酸ナトリウムまたはN,N−ジイソプロピルエチルアミンを用いて 、以下の実施例を行った。 実施例21 水(15ml)中における水酸化カリウム(11.6g)の溶液に、撹拌しな がら2−シアノフェノール(12.7g)を添加した。得られた溶液を100℃ で(E)−メチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニ ル]−3−メトキシプロペノエート(38.8g)に滴加し、添加中、温度を9 5〜100℃に維持した。この系をディーン−スタークヘッドで設定した。反応 混合物を120℃に25分間加熱し、80℃に冷却し、水(50ml)およびト ルエン(30ml)の混合物を添加し、得られた混合物を18時間放置した。得 られた混合物を80℃に加熱し、30分間放置し、分離器に移し、30分間放置 し、(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4 −イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートを含有する有機層を分 離した(収率58.5%)。 実施例22 2−シアノフェノール(41.0g)、炭酸カリウム(62.1g)、フッ化 カリウム(12.3g)、テトラブチルアンモニウムブロミド(17.1g)、 (E)−メチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル ]−3−メトキシプロペノエート(98.9g)および水(210g)の混合物 を、90〜95℃に22時間加熱した。反応混合物をトルエンおよび追加量の水 と混合した。次いで有機層を分離した。有機相から真空蒸留(100℃,20m mHg)によりトルエンを除去した。この溶融物を85℃に冷却した後、メタノ ール(120ml)を添加して、70℃に冷却するのを補助した。得られた混合 物を40℃に冷却し、この温度に1時間保持した。次いでそれを0〜5℃に冷却 し、さらに1時間保持した。混合物をろ過すると、(E)−メチル2−[2−( 6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3− メトキシプロペノエートが残留物として残った(単離収率85.5%)。 実施例23 N,N−ジメチルホルムアミド中の(E)−メチル2−[2−(6−クロロピ リミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエート(256 .8g,33.69%濃度)を真空蒸留して溶剤を除去した。次いで、水(20 9 g)中で2−シアノフェノール(37.0g)および炭酸カリウム(56.7g )を混合することにより、2−シアノフェノールのカリウム塩の溶液を調製した 。この溶液を、予め80℃に冷却した(E)−メチル2−[2−(6−クロロピ リミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエート溶融物に 添加した。次いでフッ化カリウム(11.1g)およびテトラブチルアンモニウ ムブロミド(16.1g)を反応溶液に添加した。得られた混合物を100℃で 23時間撹拌した。大気条件下であらゆる留出物を留出させた。トルエンおよび 追加量の水を溶液に添加した。次いで有機層を分離した。有機相から真空蒸留( 100℃,20mmHg)によりトルエンを除去した。この溶融物を90℃に冷 却した後、メタノール(108ml)を添加して、65〜75℃に冷却するのを 補助した。得られた混合物を40℃に冷却し、この温度に2時間保持した。次い でそれを0〜5℃に冷却し、さらに1時間保持した。混合物をろ過すると、(E )−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオ キシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが残留物として残った(単離収 率67.0%)。 実施例24 2−シアノフェノール(13.2g)、炭酸カリウム(20.7g)、ポリエ チレングリコール400(20.0g)、(E)−メチル2−[2−(6−クロ ロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエート(3 2.8g)および水(77g)の混合物を、96℃に16時間加熱した。次いで 溶液の温度を105℃に高め、さらに12時間保持した。大気条件下であらゆる 留出物を留出させた。(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ )ピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが製 造された(86.6面積%(area%))。 実施例25 2−シアノフェノール(39.7g)、炭酸カリウム(62.2g)、ポリエ チレングリコール400(60.0g)、(E)−メチル2−[2−(6−クロ ロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエート(9 8.3g)およびトルエン(130g)の混合物を、105℃に16時間加熱し た。(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4 −イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが製造された(89. 5面積%)。 実施例26 2−シアノフェノール(13.2g)、炭酸カリウム(20.7g)、N−メ チル−2−ピロリジノン(15.0g)、(E)−メチル2−[2−(6−クロ ロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエート(3 2.8g)および水(35g)の混合物を、105℃に15時間加熱した。大気 条件下であらゆる留出物を留出させた。反応混合物をトルエンと混合した。次い で有機層を分離した。有機相から真空蒸留(110℃,20mmHg)により、 トルエンおよびN−メチル−2−ピロリジノンを除去した。この溶融物を90℃ に冷却した後、メタノール(40ml)を添加して、65〜75℃に冷却するの を補助した。得られた混合物を周囲温度に冷却し、この温度に一夜保持した。次 いでそれを0〜5℃に冷却し、さらに1時間保持した。混合物をろ過すると、( E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イル オキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが残留物として残った(単離 収率68.2%)。 実施例27 メチルシクロヘキサン/クロロメトキシピリミジン中のメチル2−[2−(6 −クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3,3−ジメトキシプロパ ノエート(200.9g,59.91%濃度)を真空蒸留すると、このプロパノ エートの溶融物が残った。次いで、水(275g)中で2−シアノフェノール(5 3.2g)および炭酸カリウム(81.2g)を混合することにより、2−シア ノフェノールのカリウム塩の溶液を調製した。この溶液を、予め90℃に冷却し たメチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3 ,3−ジメトキシプロパノエート溶融物に添加した。次いでフッ化カリウム(1 5.9g)およびテトラブチルアンモニウムブロミド(21.5g)を反応溶液 に添加した。得られた混合物を105℃で23時間撹拌した。大気条件下であら ゆる留出物を留出させた。(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノ キシ) ピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが製造 された(77.9面積%)。 実施例28 メチルシクロヘキサン/クロロメトキシピリミジン中のメチル2−[2−(6 −クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3,3−ジメトキシプロパ ノエート(178.6g,59.91%濃度)を真空蒸留すると、このプロパノ エートの溶融物が残った。次いで、水(245g)中で2−シアノフェノール( 64.6g)および炭酸カリウム(72.3g)を混合することにより、2−シ アノフェノールのカリウム塩の溶液を調製した。この溶液を、予め90℃に冷却 したメチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]− 3,3−ジメトキシプロパノエート溶融物に添加した。次いでフッ化カリウム( 14.2g)およびテトラブチルアンモニウムブロミド(19.1g)を反応溶 液に添加した。得られた混合物を常圧蒸留下に105℃で16時間撹拌した。( E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イル オキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが製造された(61.3面積 %)。追加量のフッ化カリウム(7.1g)、テトラブチルアンモニウムブロミ ド(9.1g)および炭酸カリウム(36.0g)を反応溶液に添加した。次い でこの溶液を大気圧下に105〜120℃で約5時間かけて蒸留した。この溶液 にトルエンおよび追加量の水を添加した。次いで有機層を分離した。有機相から 真空蒸留(100℃,20mmHg)によりトルエンを除去した。この溶融物を 85〜90℃に冷却した後、メタノール(140ml)を添加して、60〜65 ℃に冷却するのを補助した。得られた混合物を周囲温度に冷却し、一夜保持した 。次いでそれを0〜5℃に冷却し、この温度に1時間保持した。混合物をろ過す ると、(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン− 4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが残留物として残っ た(単離収率53.2%)。 実施例29 メチルシクロヘキサン/クロロメトキシピリミジン中のメチル2−[2−(6 −クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3,3−ジメトキシプロパ ノエート(181.4g,59.91%濃度)を真空蒸留すると、このプロパノ エートの溶融物が残った。次いで、水(50g)中で2−シアノフェノール(4 5.2g)および炭酸カリウム(98.1g)を混合することにより、2−シア ノフェノールのカリウム塩の溶液を調製した。この溶液を、予め70℃に冷却し た上記の溶融物に添加した。次いでフッ化カリウム(14.5g)およびテトラ ブチルアンモニウムブロミド(19.3g)を反応溶液に添加した。次いで反応 溶液を120℃に加熱し、3時間保持した。大気条件下で留出物を除去した。( E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イル オキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが製造された(86.0面積 %)。 実施例30 メチルシクロヘキサン/クロロメトキシピリミジン中のメチル2−[2−(6 −クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3,3−ジメトキシプロパ ノエート(170g,59.91%濃度)を真空蒸留すると、このプロパノエー トの溶融物が残った。次いで、水(66g)中で2−シアノフェノール(44. 4g)および炭酸カリウム(45.6g)を混合することにより、2−シアノフ ェノールのカリウム塩の溶液を調製した。この溶液を、予め90℃に冷却した上 記の溶融物に添加した。反応溶液を120℃に加熱し、3時間保持した。大気条 件下であらゆる留出物を留出させた。(E)−メチル2−[2−(6−(2−シ アノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロ ペノエートが製造された(84.2面積%)。この溶液にトルエンおよび追加量 の水を添加した。次いで有機層を分離した。有機相から真空蒸留(100℃,2 0mmHg)によりトルエンを除去した。この溶融物を90℃に冷却した後、メ タノール(132ml)を添加して、60〜70℃に冷却するのを補助した。得 られた混合物を周囲温度に冷却し、週末にかけて保持した。次いでそれを0〜5 ℃に冷却し、この温度に1時間保持した。混合物をろ過すると、(E)−メチル 2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ)フェ ニル]−3−メトキシプロペノエートが残留物として残った(単離収率46.3 %)。 実施例31 メチルシクロヘキサン/クロロメトキシピリミジン中のメチル2−[2−(6 −クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3,3−ジメトキシプロパ ノエート(185.5g,59.71%濃度)を真空蒸留すると、このプロパノ エートの溶融物が残った。次いで、水(50g)中で2−シアノフェノール(4 9.0g)および炭酸カリウム(30.4g)を混合することにより、2−シア ノフェノールのカリウム塩の溶液を調製した。この溶液を、予め70℃に冷却し たメチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3 ,3−ジメトキシプロパノエートの溶融物に添加した。次いで反応溶液を120 ℃に加熱し、2時間保持した。大気条件下であらゆる留出物を留出させた。(E )−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオ キシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが製造された(39.4面積% )。次いで反応溶液を真空(20mmHg)下に95℃で2時間、および120 ℃で1時間、蒸留した。それ以上の脱メタノリシス(demethanolys is)は認められなかった。追加量の炭酸カリウム(45.6g)を添加する前 に、試薬類を95℃に冷却した。溶液を真空(20mmHg)下に95℃で20 分間、および120℃で20分間、再蒸留した。(E)−メチル2−[2−(6 −(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メ トキシプロペノエートが製造された(55.6面積%)。 実施例32 メチルシクロヘキサン/クロロメトキシピリミジン中のメチル2−[2−(6 −クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3,3−ジメトキシプロパ ノエート(181.5g,60.57%濃度)を真空蒸留すると、このプロパノ エートの溶融物が残った。次いで、水(50g)中で2−シアノフェノール(4 6.8g)、炭酸カリウム(71.5g)およびポリエチレングリコール400 (7.0g)を混合することにより、2−シアノフェノールのカリウム塩の溶液 を調製した。次いでこの溶液を、予め70℃に冷却した上記の溶融物に添加した 。次いで反応溶液を常圧蒸留下で105℃に17時間保持した。53.1面積% の(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4− イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが製造された。反応混合 物を常圧蒸留下で120℃にさらに4.5時間保持した。この溶液にトルエンお よ び追加量の水を添加した。次いで有機層を分離した。有機相からトルエンを除去 した(100℃,20mmHg)。この溶融物を90℃に冷却した後、メタノー ル(140ml)を添加した。得られた混合物を周囲温度に冷却し、一夜保持し た。次いでそれを0〜5℃に冷却し、この温度に1時間保持した。混合物をろ過 すると、(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン −4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが残留物として残 った(単離収率45.5%)。 実施例33 メチルシクロヘキサン/クロロメトキシピリミジン中のメチル2−[2−(6 −クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3,3−ジメトキシプロパ ノエート(181.7g,60.57%濃度)を真空蒸留すると、このプロパノ エートの溶融物が残った。次いで、水(150g)中で2−シアノフェノール(4 6.1g)、炭酸カリウム(72.1g)およびポリエチレングリコール400 (69.6g)を混合することにより、2−シアノフェノールのカリウム塩の溶 液を調製した。この溶液を、予め70℃に冷却した上記の溶融物に添加した。得 られた混合物を常圧蒸留下に101℃で16時間撹拌した。55.2面積%の( E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イル オキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが製造された。次いでこの溶 液を、大気圧下に105〜120℃でさらに2時間30分蒸留した。この溶液に 追加量の水(300ml)を添加した。有機層を分離した。溶融物にメタノール (120ml)を添加した。得られた混合物を周囲温度に冷却し、一夜保持した 。混合物をろ過すると、(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキ シ)ピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが 残留物として残った(単離収率30.3%)。 実施例34 メチルシクロヘキサン/クロロメトキシピリミジン中のメチル2−[2−(6 −クロロピリミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3,3−ジメトキシプロパ ノエート(52.3g,60.57%濃度)を真空蒸留すると、このプロパノエ ートの溶融物が残った。水(35g)中で2−シアノフェノール(13.2g)、 炭酸カリウム(20.7g)、N−メチル−2−ピロリジノン(15.0g)を 混合することにより、2−シアノフェノールのカリウム塩の溶液を調製した。こ の溶液を、予め90℃に冷却した上記の溶融物に添加した。得られた混合物を1 04℃で14時間30分撹拌した。大気条件下であらゆる留出物を留出させた。 (E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イ ルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが製造された(65.7面 積%)。次いで1時間15分かけて、反応溶液の温度を徐々に120℃に高めた 。この溶液にトルエンを添加した。次いで有機層を分離した。有機相からトルエ ンおよびN−メチル−2−ピロリジノンを除去した(100℃,20mmHg) 。この溶融物を90℃に冷却した後、メタノール(40ml)を添加して、65 〜75℃に冷却するのを補助した。得られた混合物を周囲温度に冷却し、一夜保 持した。次いでそれを0〜5℃に冷却し、この温度に1時間保持した。混合物を ろ過すると、(E)−メチル2−[2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミ ジン−4−イルオキシ)フェニル]−3−メトキシプロペノエートが残留物とし て残った(単離収率44.7%)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 エウィンズ,ロバート・コムガル イギリス国 スターリングシャー エフケ イ3 8エックスジー,グレインジマウ ス,アールズ・ロード,ゼネカ・グレイン ジマウス・ワークス (72)発明者 フレミング,イアン・ジョージ・キャメロ ン イギリス国 スターリングシャー エフケ イ3 8エックスジー,グレインジマウ ス,アールズ・ロード,ゼネカ・グレイン ジマウス・ワークス (72)発明者 マクネイシュ,サミュエル イギリス国 スターリングシャー エフケ イ3 8エックスジー,グレインジマウ ス,アールズ・ロード,ゼネカ・グレイン ジマウス・ワークス (72)発明者 ホイットン,アラン・ジョン イギリス国 スターリングシャー エフケ イ3 8エックスジー,グレインジマウ ス,アールズ・ロード,ゼネカ・グレイン ジマウス・ワークス (54)【発明の名称】 銅(塩)およびN,N―ジメチルホルムアミドの不存在下での(E)―メチル2―[2―(6― (2―シアノフェノキシ)ピリミジン―4―イルオキシ)フェニル]―3―メトキシプロペノエ ートの製造方法

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(E)−メチル2−[2−(6−クロロピリミジン−4−イルオキシ)フ ェニル]−3−メトキシプロペノエートまたはメチル2−[2−(6−クロロピ リミジン−4−イルオキシ)フェニル]−3,3−ジメトキシプロパノエートを 、2−シアノフェナートアニオンと接触させることを含む(E)−メチル2−[ 2−(6−(2−シアノフェノキシ)ピリミジン−4−イルオキシ)フェニル] −3−メトキシプロペノエートの製造方法であって、銅または銅塩の不存在下で 、かつN,N−ジメチルホルムアミドの不存在下に実施される方法。 2.水自体以外にはいかなる水混和性溶剤も存在しない状態で実施される、請 求項1記載の方法。 3.いかなる溶剤または溶剤混合物も存在しない状態で実施される、請求項1 記載の方法。 4.溶剤として水を用いて実施される、請求項1記載の方法。 5.水および水−非混和性溶剤または水−非混和性溶剤混合物中で実施される 、請求項1記載の方法。 6.水−非混和性溶剤が環式炭化水素である、請求項5記載の方法。 7.2−シアノフェナートアニオンをその系内で、2−シアノフェノールと適 切な塩基の反応により生成させる、請求項1〜6のいずれか1項記載の方法。 8.塩基により水がその系内で生成しうる、請求項7記載の方法。 9.塩基がアルカリ金属炭酸塩である、請求項8記載の方法。
JP10520156A 1996-10-28 1997-10-28 銅(塩)およびn,n―ジメチルホルムアミドの不存在下での(e)―メチル2―[2―(6―(2―シアノフェノキシ)ピリミジン―4―イルオキシ)フェニル]―3―メトキシプロペノエートの製造方法 Pending JP2001503046A (ja)

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