JP2001356664A - 画像形成装置およびプリント準備方法 - Google Patents

画像形成装置およびプリント準備方法

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JP2001356664A
JP2001356664A JP2000174979A JP2000174979A JP2001356664A JP 2001356664 A JP2001356664 A JP 2001356664A JP 2000174979 A JP2000174979 A JP 2000174979A JP 2000174979 A JP2000174979 A JP 2000174979A JP 2001356664 A JP2001356664 A JP 2001356664A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーの固まっている新しいトナーカートリ
ッジを使用した場合でも、問題なくプリント準備を終了
できる画像形成装置,プリント方法を提供する。 【解決手段】 トナーカートリッジを駆動するDCモー
タを備えた画像形成装置において、プリント準備中の前
記DCモータの電流を検出し、検出した電流値が所定値
以下で無い場合に(S30,NO)、前記DCモータを
プリント時の回転速度より低い回転速度で回転するよう
制御し(S31)、そのときのメカ負荷で定常回転した
ときを仮定した前記DCモータの電流値が電源の許容で
きる電流値まで低下したとき(S32,YES)にプリ
ント準備を完了する(S23)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特にそのDCモータの駆動に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の画像形成装置におけるプリ
ンタ部の構成を示す断面図である。図7において、1は
画像形成装置の駆動を行うDCモータであり、後述する
画像形成装置を構成するそれぞれの手段の駆動源であ
る。給紙カセット2に積載されているシート材3はカセ
ット給紙ローラ4によって給紙され、搬送ローラ5によ
りプリンタ内のシート材搬送路6上へ給紙され、給紙セ
ンサ8により画像タイミング及びシート材の先端と後端
の位置を検出する。また、レジストローラ7でシート材
の先端を給紙センサ8に合せ転写ローラ9,感光ドラム
10ヘシート材を搬送する。転写ローラ9と感光ドラム
10にてトナーを転写されたシート材はトナーをシート
材に定着させるための加圧ローラ11,定着フィルム1
2,セラミックヒータ13に搬送され加圧定着された後
排紙ローラ14にて排紙される。
【0003】図8に従来例における少なくともカートリ
ッジの駆動を行うDCモータ1部の構成を示す。前記D
Cモータ1は、前記画像形成装置の制御を行っているA
SIC15からモータON信号16を受信し駆動する。
【0004】図9にプリント準備中おけるメカ負荷,モ
ータ電流,回転速度を示す。新しいトナーカートリッジ
は、製造元からユーザの手元に届くまで数ケ月間長い距
離を運搬するにつれトナーが固まり、新しいカートリッ
ジを使用する際にトナーカートリッジを振るなどの固ま
ったトナーをほぐす作業をせず使用すると、DCモータ
に大きな負荷がかかる。17は前述したようなトナーカ
ートリッジを使用した際のDCモータにかかる負荷を、
18は前記DCモータの回転速度を、19は前記DCモ
ータの電流値を示したタイムチヤートである。また、プ
リント準備終了後、プリント信号を受け付けるとプリン
トが開始46される。
【0005】図10は前記DCモータの駆動シーケンス
を示したフローチャートである。電源がONされると
(ステップ20参照、図ではステップをSと略記する、
以下同様)、画像形成装置はプリント準備を行い(S2
1)、正常にプリント可能の判断を行うために少なくと
も前記DCモータの駆動チェックを行い(S22)、前
記チェックの後、プリント準備終了とし(S23)、プ
リント受付ステータスに移行する。プリント信号を受け
付けるとプリントが開始され、プリント終了後再びプリ
ント受付ステータスにもどる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、新しい
トナーカートリッジは、製造元からユーザの手元に届く
まで数ケ月間長い距離を運搬及び保管するにつれトナー
が固まり、新しいカートリッジを使用する際にトナーカ
ートリッジを振るなどの、固まったトナーをほぐす作業
をせずに使用するとDCモータに大きな負荷がかかって
しまい、トナーのほぐれている通常使用する状態よりも
大きなメカ負荷がDCモータにかかる。前述したように
トナーが固まっている状態で前記DCモータを駆動する
ためには定常時よりも大きな電流を流す必要がある。ま
た、通常プリント動作中においても給紙時や定着器突入
時などに大きなメカ負荷がかかるが、数百ミリsec程
度の瞬間的な時間であり電源に負担になる程の長時間で
はない。しかし、前述したような新しいカートリッジの
固まったトナーをほぐすには十数sec間駆動する必要
があり、固まったトナーをほぐすためには、前述した程
度の電流値と駆動時間を保証できる程度の大きな電源を
必要としている。
【0007】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、トナーの固まっている新しいトナーカートリ
ッジを使用した場合でも、問題なくプリント準備を終了
できる画像形成装置,プリント方法を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では,画像形成装置を次の(1)ないし(1
1)のとおりに構成し、プリント準備方法を次の(1
2)のとおりに構成する。
【0009】(1)トナーカートリッジを駆動するDC
モータを備えた画像形成装置において、プリント準備中
は前記DCモータをプリント時の回転速度より一段階低
い回転速度で回転するよう制御する制御手段を備えた画
像形成装置。
【0010】(2)前記(1)記載の画像形成装置にお
いて、前記制御手段は、前記DCモータの電流が第一の
判定値以下でない場合に前記低速回転に制御する画像形
成装置。
【0011】(3)前記(2)記載の画像形成装置にお
いて、前記制御手段は、前記低速回転の継続中に前記D
Cモータの電流が第2の判定値以下になったときプリン
ト準備終了とする画像形成装置。
【0012】(4)トナーカートリッジを駆動するDC
モータを備えた画像形成装置において、プリント準備中
は前記DCモータをプリント時の回転速度より複数段階
低い回転速度で回転するよう制御する制御手段を備えた
画像形成装置。
【0013】(5)前記(4)記載の画像形成装置にお
いて、前記制御手段は、前記DCモータの電流が第一の
判定電流値以下でない場合に、前記DCモータをプリン
ト時の回転速度より一段階低い回転速度で回転するよう
制御し、この制御によっても前記DCモータの電流が前
記第一の判定電流以下にならない場合は、さらに前記D
Cモータをプリント時の回転速度より二段階低い回転速
度で回転するように制御し、同様の制御を前記DCモー
タの電流が前記第一の判定値以下になるまで繰り返すこ
と画像形成装置。
【0014】(6)前記(5)記載の画像形成装置にお
いて、前記制御手段は、前記DCモータの電流が前記第
一の判定値以下になった状態での低速回転の継続中に前
記DCモータの電流が第2の判定値以下になったときプ
リント準備終了とする画像形成装置。
【0015】(7)トナーカートリッジを駆動するDC
モータを備えた画像形成装置において、プリント準備中
は前記DCモータの電流値が電源の許容できる最大の電
流に近い所定値になるよう前記DCモータの回転速度を
制御する制御手段を備えた画像形成装置。
【0016】(8)前記(1)ないし(7)のいずれか
に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置の制
御を行っているASICを備え、前記ASICにより前
記制御手段の動作を行い、電源で許容される電流容量以
下で前記DCモータの駆動を行う画像形成装置。
【0017】(9)トナーカートリッジを駆動するDC
モータを備えた画像形成装置において、前記DCモータ
の電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段に
よって前記DCモータが定常回転している時の電流を検
出し第一の設定電流値以下である事を判断する第一の電
流値判断手段と、前記電流検出手段によって前記DCモ
ータが低速回転している時の電流を検出し、第二の設定
電流値以下であると判断する第二の電流値判断手段と、
前記第一の設定電流値を定常回転時の電源の許容できる
電流値以下とし、前記第二の設定電流値を、定常回転し
たときを仮定した前記DCモータの電流値が電源の許容
できる電流値まで低下した値とし、プリント準備中に前
記第一の電流値判断手段により前記DCモータの電流値
が設定値以下でないと判断された場合、前記DCモータ
を低速回転させ、前記第二の電流値判断手段により前記
DCモータの電流値が設定電流値以下になったと判断さ
れた場合前記DCモータの駆動を停止しプリント準備完
了とするよう制御する制御手段とを備えた画像形成装
置。
【0018】(10)前記(9)記載の画像形成装置に
おいて、前記制御手段は、プリント準備中に前記第一の
電流値判断手段により前記DCモータの電流値が設定値
以下でないと判断された場合、定常回転速度から段階的
に回転速度を低下させて行く画像形成装置。
【0019】(11)前記(9)または(10)記載の
画像形成装置において、定常プリント中のメカ負荷にお
いて想定される起動時間の間は前記第1の電流値判断手
段による判断を行わない画像形成装置。
【0020】(12)トナーカートリッジを駆動するD
Cモータを備えた画像形成装置におけるプリント準備方
法であって、プリント準備中の前記DCモータの電流を
検出するステップと、このステップで検出した電流値が
所定値以下で無い場合に、前記DCモータをプリント時
の回転速度より低い回転速度で回転するよう制御するス
テップとを備えたプリント準備方法。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を画像形
成装置の実施例により詳しく説明する。なお、本発明
は、画像形成装置の形に限らず、実施例の説明に裏付け
られてプリント準備方法の形で実施することも出来る。
【0022】
【実施例】(実施例1)図7、図1ないし図4により実
施例1である“画像形成装置”を説明する。本実施例
は、トナーカートリッジ等を駆動するDCモータをカー
トリッジの固まっているときは低速回転させることによ
り固まったトナーカートリッジをほぐすことで小さな電
源でも問題なく駆動可能な例である。
【0023】本実施例の画像形成装置におけるプリンタ
部の構成は従来例と同様なので図7とその説明を援用し
て説明を省略する。
【0024】図2より、プリント準備中におけるモータ
の時間軸に沿った、メカ負荷,前記DCモータ回転速
度,前記DCモータ電流を、従来例と比較しながら説明
を行う。(b)は従来例を示し、上段からメカ負荷1
7、前記DCモータ回転速度18、前記DCモータ電流
19である。プリント準備開始時刻が原点である。プリ
ント準備中に通常使用時と比較して大きなメカ負荷の発
生する場合は、新しいトナーカートリッジを使用し、か
つ、前記トナーカートリッジのトナーが固まっている状
態である。前述したようなトナーが固まっている状態に
なるには次に述べるようなことからである。新しいトナ
ーカートリッジは製造元からユーザの手元に届くまで数
ケ月間長い距離を運搬するにつれトナーが固まり、新し
いカートリッジを使用する際にトナーカートリッジを振
るなどの固まったトナーをほぐす作業をせず使用すると
前記トナーカートリッジのメカ負荷はトナーがほぐれて
いないときに比べて大きくなる。これより、前述したよ
うなトナーの固まった状態を“タッピング状態”と呼ぶ
ことにする。
【0025】従来のプリント準備中における前記DCモ
ータの回転速度は一意的に定められており、モータ電流
19はメカ負荷17に比例した値だけ必要としていたた
め、前記DCモータを駆動する電源はタッピング状態で
のモータ電流値24で継続時間25を保証する必要があ
った。
【0026】続いて本実施例を図(a)により説明す
る。上段からメカ負荷17、前記DCモータ回転速度1
8、前記DCモータ電流19である。プリント準備中4
5、トナーカートリッジがタッピング状態である時に
は、前記DCモータ1には定常回転速度33時と比較し
て多大な電流値が前記DCモータ1に流れる。前述した
ような大電流を回避する為には、定常回転時に前記DC
モータ1を駆動する電源が許容できる電流容量26以上
の電流が流れた場合、前記DCモータ1を電流容量26
以下になる程度に低速回転35させることで、前記電源
の許容電流容量以内で駆動すれば良い。ここで、前述し
た電流値を“第1のモータ電流判断値26”とする。続
いて、プリント準備を行う為の駆動チェックを行い、低
速回転駆動継続につれタッピング状態がほぐれ、DCモ
ータの電流が、仮に定常回転であっても前記電源の電流
容量以下になる値になった時刻でプリント準備終了とす
る。ここで、前述した電流値を“第2のモータ電流判断
値27”とする。プリント開始信号を受け付けるとプリ
ントが開始46される。
【0027】続いて、図1の前記DCモータ駆動制御の
フローチャートにより説明する。前記画像形成装置の電
源がONされると(S28)、前記DCモータ1の起動
時は下記に示すような判断を回避する起動電流マスク手
段により、起動時(定常プリント中のメカ負荷において
想定される起動時問の間)の電流検出を無視する(S1
5)。プリント準備が開始され(S29)、前記DCモ
ータ1の電流が前記第1のモータ電流判定値26と比較
され(S30)、前記第1のモータ電流判定値26以下
であれば、通常のチェックへ移動し(S22)、プリン
ト準備を終了する。モータ電流判定値以下でなければ前
記DCモータ1を低速回転させるモードへ移行する(S
31)。低速回転が継続されるにつれ前記DCモータ1
の電流値は減少していき前記第2のモータ電流判定値2
7以下になった時刻でプリント準備終了(S23)とな
る。
【0028】続いて、図3に前記DCモータ駆動系に関
するブロック図を示す。図3において、34は本実施例
の画像形成装置全体を制御するASICであり、前記D
Cモータ1は前記ASIC34から送信されるモータO
N信号35とモータ回転速度信号36に従って駆動を行
う。前記DCモータ1の電流はモータ電流検知回路37
により検出され、前記ASIC34に送信される。
【0029】続いて、図4に前記DCモータ電流検出回
路の回路図を示す。図4において、38は前記DCモー
タ駆動用ドライバの電流出力部であり、39は前記DC
モータドライバに電力を供給する電源であり、40は前
記DCモータのコイルに電流を供給するトランジスタで
あり、前記トランジスタ40は前記モータのロータ位置
に依存した相切替え信号41に従ってスイッチングされ
前記DCモータ1に電流を供給する。前記DCモータ1
に流れる電流値は電流検出抵抗42により電圧に変換さ
れ、ローパルフィルタ43により交流直流変換され前記
ASIC34のA/D変換回路に送信、デジタル値とし
てASIC34内に送信される。また、44は電圧を次
段へ出力する為のバッファである。
【0030】以上説明したように、本実施例によれば、
従来例と比較して下記に示す利点が挙げられる。
【0031】プリント準備期間内において、トナーカー
トリッジがタッピング状態であった場合、前記タッピン
グ状態でないときと比較して大きなメカ負荷が必要とな
り、DCモータに大きな電流が流れる。そこで、本実施
例では、前記タッピング状態時はDCモータを低速回転
させ、定常回転速度での前記タッピング状態では許容で
きないが通常プリント時は許容できる程度の電流容量の
電源でも前記タッピング状態のほぐれるまで駆動し、ト
ナーの固まっている新しいトナーカートリッジを使用し
た場合でも低速回転制御を行わないDCモータを駆動で
きる電源と比較して小さな電源で駆動できる。
【0032】(実施例2)図7及び、図3ないし図6に
より実施例2である“画像形成装置”を説明する。本実
施例は、少なくともトナーカートリッジを駆動するDC
モータをカートリッジの固まっているときは、前記DC
モータを低速回転させ、定常回転時と比較して少ない電
流で駆動するのであるが、前記DCモータの駆動電流を
電源の許容出来る最大の電流値で駆動することにより、
実施例1記載の画像形成装置と比較して早く固まったカ
ートリッジのトナーをほぐすことができ、小さな電源で
も問題なくプリント準備を終了できる例である。
【0033】本実施例におけるプリンタ部の構成は従来
例と同様なので、図7とその説明を援用し説明を省略す
る。またDCモータ駆動系のブロック構成、DCモータ
電流検出回路は実施例1と同様なので、図3,図4とそ
の説明を援用し、説明を省略する。
【0034】図5により、プリント準備中におけるモー
タの時間軸に沿った、メカ負荷,前記DCモータ回転速
度,前記DCモータ電流を、従来例と比較しながら説明
を行う。(b)は従来例を示し、上段からメカ負荷1
7,前記DCモータ回転速度18,前記DCモータ電流
19である。プリント準備開始時刻が原点である。プリ
ント準備中に通常使用時と比較して大きなメカ負荷の発
生する場合としては、新しいトナーカートリッジを使用
し、かつ、前記トナーカートリッジのトナーが固まって
いる状態が考えられる。
【0035】従来のプリント準備中における前記DCモ
ータの回転速度は一意的に定められておりモータ電流1
9はメカ負荷17に比例した値だけ必要としていたた
め、前記DCモータを駆動する電源はタッピング状態で
のモータ電流値24で持続時間25を保証する必要があ
った。
【0036】続いて本実施例での前記DCモータ駆動に
ついて説明する。プリント準備中45、トナーカートリ
ッジがタッピング状態であるときには、前記DCモータ
1には定常回転速度33時と比較して多大な電流値が前
記DCモータ1に流れる。前述したような大電流を回避
する為には、定常回転時に前記DCモータ1を駆動する
電源が許容できる電流容量26以上の電流が流れた場
合、前記DCモータ1を低速回転させより低い電流で駆
動を行う。
【0037】低速回転時の回転速度は、複数設定できる
構成を設け定常回転速度から、高い順に第1の回転速度
47,第2の回転速度48,第nの回転速度とする。ま
ず、第1の回転速度まで回転速度を下げ、前記DCモー
タ1の電流値を前記電源の許容できる電流容量26と比
較する。図6の例においては前記電源の許容できる電流
容量26以上である為、前記DCモータ1の回転速度を
第2の回転速度48まで更に下げ、前記DCモータ1の
電流値を前記電源の許容できる電流容量26と比較す
る。図6の例においては、前記電源の許容できる電流容
量26以下である為、そのまま駆動を継続させる。ここ
で、前記電源の許容できる電流値を“第1のモータ電流
判断値26”、第nの回転数における判定電流値を“第
nの電流判断値”とする。続いて、プリント準備を行う
為の駆動チェックを行い、低速回転駆動継続につれタッ
ピング状態がほぐれ、定常回転であっても前記電源の電
流容量以下になった時刻でプリント準備終了とする。こ
こで、前述した第2の回転数における判定電流値を“第
2の電流判断値”とする。プリント開始信号を受け付け
るとプリントが開始46される。
【0038】続いて、図6に示すDCモータ駆動制御の
フローチヤートにより説明する。前記画像形成装置の電
源がONされると(S28)、前記DCモータ1の起動
時は下記に示すような判断を回避する起動電流マスク手
段により、起動時の電流検出を無視する(S51)。プ
リント準備が開始され(S29)、前記DCモータ1の
電流が前記第1のモータ電流判定値26と比較され(S
30)、前記第1のモータ電流判定値26以下であれ
ば、通常の駆動チェック22に移行しプリント準備終了
となる。一方、前記第1のモータ電流判断値26以下で
なければ、前記DCモータ1を定常回転よりも1段階低
い前記第1の回転速度47へ移行する。続いて、前記D
Cモータ1の電流が前記第1のモータ電流判定値26と
比較され(S30)、前記第1のモータ電流判定値26
以下であれば、駆動チェック22を行い、第1の回転速
度47で駆動継続につれ前記DCモータの電流値は減少
していき前記第2のモータ電流判定値27以下になった
時刻でプリント準備終了となる(S23)。一方、前記
DCモータ1の電流が前記第1のモータ電流判定値26
と比較され前記第1のモータ電流判定値26以下でなけ
れば、更に1段階低い第2の回転速度で駆動させる(S
48)。続いて、前記DCモータ1の電流が前記第1の
モータ電流判定値26と比較され(S30)前記第1の
モータ電流判定値26以下であれば、駆動チェックを行
い(S22)、第2の回転速度48で駆動継続につれ前
記DCモータの電流値は減少していき前記第2のモータ
電流判定値27以下になった時刻でプリント準備終了と
なる(S23)。このような処理を繰り返しても、前記
DCモータの電流がモータ電流判定値26以下にならな
いときは、DCモータの駆動を停止し使用者に対してト
ナーカートリッジのトナーをほぐすように報知する。
【0039】以上説明したように、本実施例によれば、
従来例と比較して下記に示す効果が得られる。
【0040】プリント準備期間内において、トナーカー
トリッジがタッピング状であった場合、前記タッピング
状態でないときと比較して大きなメカ負荷が必要とな
り、DCモータに大きな電流が流れる。そこで、前記タ
ッピング状態時はDCモータを低速回転させ、定常回転
速度での前記タッピング状態では許容できないが通常プ
リント時は許容きる程度の電流容量の電源で前記タッピ
ング状態のほぐれるまで駆動し、トナーの固まっている
新しいトナーカートリッジを使用した場合でも、低速回
転制御を行わないDCモータを駆動できる電源と比較し
て小さな容量の電源DCモータをで駆動できる。
【0041】また、プリント準備中のトナータッピング
をほぐす際のDCモータ回転速度を電源の許容できる最
大の電流に近い値をとることで、実施例1ような構成と
比較し短い時間で、タッピング状態をほぐすことが出来
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トナーの固まっている新しいトナーカートリッジを使用
した場合でも、問題なくプリント準備を終了できる。ま
たプリント準備中にDCモータに電源で許容できない程
度の大きな電流が流れた場合に、前記DCモータを低速
回転することによりDCモータの電流値をさげているの
で、低速回転しない構成と比較して小さな容量の電源で
すむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1におけるDCモータ駆動制御を示す
フローチャート
【図2】 プリント準備中の状態を示す図
【図3】 DCモータ駆動系のブロック図
【図4】 DCモータ電流検出回路の回路図
【図5】 実施例2におけるプリント準備中の状態を示
す図
【図6】 DCモータ駆動制御を示すフローチャート
【図7】 従来例におけるプリント部の構成を示す図
【図8】 DCモータ部の構成を示す図
【図9】 プリント準備中の状態を示す図
【図10】 DCモータの駆動シーケンスを示すフロー
チヤート
【符号の説明】
1 DCモータ 34 ASIC

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーカートリッジを駆動するDCモー
    タを備えた画像形成装置において、プリント準備中は前
    記DCモータをプリント時の回転速度より一段階低い回
    転速度で回転するよう制御する制御手段を備えたことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記DCモータの電流が第一の判定値
    以下でない場合に前記低速回転に制御することを特徴と
    する画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記低速回転の継続中に前記DCモー
    タの電流が第2の判定値以下になったときプリント準備
    終了とすることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 トナーカートリッジを駆動するDCモー
    タを備えた画像形成装置において、プリント準備中は前
    記DCモータをプリント時の回転速度より複数段階低い
    回転速度で回転するよう制御する制御手段を備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記DCモータの電流が第一の判定電
    流値以下でない場合に、前記DCモータをプリント時の
    回転速度より一段階低い回転速度で回転するよう制御
    し、この制御によっても前記DCモータの電流が前記第
    一の判定電流以下にならない場合は、さらに前記DCモ
    ータをプリント時の回転速度より二段階低い回転速度で
    回転するように制御し、同様の制御を前記DCモータの
    電流が前記第一の判定値以下になるまで繰り返すことを
    特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記DCモータの電流が前記第一の判
    定値以下になった状態での低速回転の継続中に前記DC
    モータの電流が第2の判定値以下になったときプリント
    準備終了とすることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 トナーカートリッジを駆動するDCモー
    タを備えた画像形成装置において、プリント準備中は前
    記DCモータの電流値が電源の許容できる最大の電流に
    近い所定値になるよう前記DCモータの回転速度を制御
    する制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の画
    像形成装置において、前記画像形成装置の制御を行って
    いるASICを備え、前記ASICにより前記制御手段
    の動作を行い、電源で許容される電流容量以下で前記D
    Cモータの駆動を行うことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 トナーカートリッジを駆動するDCモー
    タを備えた画像形成装置において、前記DCモータの電
    流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段によっ
    て前記DCモータが定常回転している時の電流を検出し
    第一の設定電流値以下である事を判断する第一の電流値
    判断手段と、前記電流検出手段によって前記DCモータ
    が低速回転している時の電流を検出し、第二の設定電流
    値以下であると判断する第二の電流値判断手段と、前記
    第一の設定電流値を定常回転時の電源の許容できる電流
    値以下とし、前記第二の設定電流値を、定常回転したと
    きを仮定した前記DCモータの電流値が電源の許容でき
    る電流値まで低下した値とし、プリント準備中に前記第
    一の電流値判断手段により前記DCモータの電流値が設
    定値以下でないと判断された場合、前記DCモータを低
    速回転させ、前記第二の電流値判断手段により前記DC
    モータの電流値が設定電流値以下になったと判断された
    場合前記DCモータの駆動を停止しプリント準備完了と
    するよう制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の画像形成装置におい
    て、前記制御手段は、プリント準備中に前記第一の電流
    値判断手段により前記DCモータの電流値が設定値以下
    でないと判断された場合、定常回転速度から段階的に回
    転速度を低下させて行くことを特徴とする画像形成装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10記載の画像
    形成装置において、定常プリント中のメカ負荷において
    想定される起動時間の間は前記第1の電流値判断手段に
    よる判断を行わないことを特徴とする画像形成装置。
  12. 【請求項12】 トナーカートリッジを駆動するDCモ
    ータを備えた画像形成装置におけるプリント準備方法で
    あって、プリント準備中の前記DCモータの電流を検出
    するステップと、このステップで検出した電流値が所定
    値以下で無い場合に、前記DCモータをプリント時の回
    転速度より低い回転速度で回転するよう制御するステッ
    プとを備えたことを特徴とするプリント準備方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008122690A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7801454B2 (en) 2008-06-20 2010-09-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image formation apparatus and preparation operation execution method
JP2014126737A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置及び画像形成方法
JP2016218422A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 株式会社リコー 画像形成装置、及び、プロセスカートリッジ

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