JPH05252778A - 複写機光学系の速度異常時制御方法 - Google Patents

複写機光学系の速度異常時制御方法

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Publication number
JPH05252778A
JPH05252778A JP4046951A JP4695192A JPH05252778A JP H05252778 A JPH05252778 A JP H05252778A JP 4046951 A JP4046951 A JP 4046951A JP 4695192 A JP4695192 A JP 4695192A JP H05252778 A JPH05252778 A JP H05252778A
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JP
Japan
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motor
speed
optical system
duty ratio
width modulation
Prior art date
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Pending
Application number
JP4046951A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeji Maehara
繁治 前原
Yasuaki Urakubo
甚明 浦久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4046951A priority Critical patent/JPH05252778A/ja
Publication of JPH05252778A publication Critical patent/JPH05252778A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】モータがロック状態になる前に異常を検出し
て、光学系の動作を停止する。 【構成】PWM信号のデューティ比を基準値と比較し
て、デューティ比が基準値を越えた時、光学系を停止す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学系移動式複写機
での速度異常時制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機光学系の速度異常時制御方法に
は、従来、特公昭61−59323号公報に開示されて
いるような、光学系を駆動するモータの駆動電流値を基
準値と比較することによって異常電流か否かを検出し、
異常電流の発生時間または発生回数が所定値以上である
時、光学系の動作を停止させる方法や、特公昭61−6
3831号公報に開示されているような、光学系の移動
速度を求めるパルスエンコーダのパルス幅またはパルス
周期が、所定の上限値を所定の時間以上越えた時、速度
異常として検出し、光学系の動作を停止させる方法があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た特公昭61−59323号の方法では、モータの負荷
電流と基準値とを比較するための検出回路が必要である
ため、複写機のコストが高くなる問題があった。また、
特公昭61−63831号の方法においては、モータが
ロックしてから速度異常として光学系の動作を停止させ
ていたため、ギアやブレード等部品の破損を未然に防ぐ
ことができなかった。
【0004】この発明の目的は、モータの負荷が通常よ
り大きくなった時点(ロックの前兆)で駆動系の異常を
検出し、モータがロックするかなり以前に光学系の動作
を停止してギアやブレード等の破損を未然に防ぐことが
できる複写機光学系の速度異常時制御方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の複写機光学系
の速度異常時制御方法は、光学系を駆動するモータの回
転速度制御をモータ駆動電流のパルス幅変調で行い、パ
ルス幅変調信号のデューティ比を基準値と比較して、デ
ューティ比が基準値を越えた時駆動部の異常と判断し、
異常を検出した時に光学系の動作を停止することを特徴
とする。
【0006】
【作用】この発明の複写機光学系の速度異常時制御方法
においては、駆動電流のパルス幅変調によってモータの
回転速度が制御され、前記パルス幅変調信号のデューテ
ィ比と基準値が比較される。この際デューティ比が基準
値を越えると駆動部の異常と判断され、光学系の動作が
停止される。
【0007】
【実施例】図1は、この発明に係る速度異常時制御方法
が適用される複写機の構成を示す概略図である。複写機
本体1の略中央部には感光体ドラム2が配置され、その
周囲に帯電器、現像部、転写器、除電器等が配置されて
いる。また感光体ドラム2の上部には設定倍率に応じて
水平移動するズームレンズ30を含む光学系3が配置さ
れ、また感光体ドラム2の右側には給紙トレーやカセッ
ト装着部を含む給紙部4が、左側には転写後の用紙を搬
送する搬送部5および2個のローラからなる定着部6が
配置されている。複写機本体1の上部には原稿カバー7
が回動自在に取り付けられ、この下に原稿をセットする
ことにより光学系3のフィード走査によって感光体ドラ
ム2上に原稿に対応した像が形成される。給紙部4から
用紙を感光体ドラム2に向けて搬送する給紙ローラ40
は、その用紙先端とドラム上の画像先端とを合わせるた
めにペーパスタートクラッチPSCによって駆動タイミ
ングが制御される。この複写機の制御部はマスタ−スレ
ーブシステムで構成されており、ペーパスタートクラッ
チPSCのオン、オフタイミングは後述する光学系制御
用のスレーブCPUによって行われる。
【0008】このスレーブCPUにはホームポジション
センサHPS、ロータリエンコーダRE(図2参照)お
よびその他のセンサが接続されており、これらセンサか
らの信号を受けてモータ38の回転速度およびペーパス
タートクラッチPSCを制御する。
【0009】図2は、制御部の構成を示すブロック図で
ある。CPUはマスタCPU(MCPU)50とスレー
ブCPU(SCPU)51とで構成され、MCPU50
はSCPU51に対してミラースタートコマンドやミラ
ーイニシャルコマンドを送り、SCPU51はMCPU
50に対して動作段階を示すステイタス等を送る。MC
PU50は入力キー、各種センサ等から信号を受け、R
OM52に予め規定されているプログラムに従ってSC
PU51に対するコマンド送出、SCPU51からのス
テイタスの受信、その他各種ソレノイドやメインモータ
等の制御を行う。SCPU51はMCPU50から送出
されたコマンドを受けてROM53に予め規定されてい
るプログラムに従ってセンサHPS、ロータリエンコー
ダRE等からの信号を受け、ペーパスタートクラッチP
SCのオン、オフタイミングおよびメインモータ38の
回転速度を制御する。
【0010】図3は、スレーブCPU51の周辺回路図
である。SCPU51は、モータ38の回転速度のオ
ン、オフ指令を出力し、速度制御回路61はSCPU5
1から入力したオン、オフ信号S1に応じてモータ38
の起動、停止を制御する。また、駆動回路62は速度制
御回路61から出力される制御信号に応じてモータ38
を駆動し、インバータ64は速度制御回路63から出力
される信号の一部を通電時間に対応する制御信号に変換
して駆動回路62に入力する。
【0011】前記速度制御回路61は、速度ディスクリ
ミネータ65、チャージポンプ回路66、増幅器67、
パルス幅変調(PWM)回路68、分配回路69および
速度ディスクリミネータ65において用いられる基準ク
ロック信号を生成する水晶発振子70で構成されてい
る。速度ディスクリミネータ65は、ロータリエンコー
ダREによって検出されるモータ38の回転速度に対応
する速度信号を基準クロック信号と比較して速度誤差を
検出する。チャージポンプ回路66は速度ディスクリミ
ネータ65によって検出された速度誤差を速度制御電圧
に変換する。PWM回路68はチャージポンプ回路66
によって得られた速度制御電圧をパルスパルス幅変調信
号に変換する。分配回路69はPWM回路68によって
得られたパルス幅変調信号と、ポジションセンサ71に
よって検出されるモータ38の回転位相とに基づき、U
相、V相、W相の各モータコイルに対応する制御信号を
分配して出力する。図4は、パルス幅変調信号の波形図
である。PWM信号の周期をT、PWM信号のオン時間
をT1とすると、モータの速度制御部における制御用信
号PWMのデューティ比(α)は、 α=T1/T で表される。
【0012】図5は、電流とトルクおよび回転数とトル
クの特性曲線を示す図である。PWM信号において、モ
ータの負荷トルクが増加するとT1も増加する。したが
って、デューティ比αも増加し、モータに流れる電流I
mも増加する。サーボモータの回転数は、負荷トルクが
いくら変化しても、脱調トルクに達するまでは変化しな
い。ところが、モータの電流はトルクと比例して直線的
に増加する。したがって、定常時の電流I1と脱調開始
の電流I3の間に過負荷検出のポイントI2を設けれ
ば、モータがロックする前にモータの過負荷を検出する
ことができる。モータ電流ImおよびPWM信号αは比
例関係にあるため、電流I2に対応するデューティ比α
2を記憶し、検出したT1のデューティ比と比較するこ
とで、モータの過負荷電流を検出することができる。
【0013】図6は、速度制御モードでのスレーブCP
U51の処理手順を示すフローチャートである。マスタ
CPU50からモータをスタートさせるべき命令が入力
されると、S1オン信号を増幅器67に出力する(n
1)。この信号の出力によってPWM回路68は、PW
M信号を出力しモータ38は回転を開始する。SCPU
51は、PWM回路68が出力するPWM信号を取り込
み(n2)、デューティ比を算出する(n3)。算出さ
れたデューティ比を予め記憶しておいた閾値と比較する
(n4)。このデューティ比が閾値より小さいときは、
正常な動作であるとしてモータ38の駆動を継続する。
スキャンが終了するまでn2〜n4の動作を繰り返し実
行する。スキャンが終了すれば(n5)、S1オフ信号
を増幅器67に出力してモータ38を停止する(n
6)。
【0014】n3で算出で算出されたデューティ比が閾
値よりも大きいと判断された場合には(n4)、過負荷
であるとして異常対応動作(n7)を実行する。異常対
応動作とは、光学系の動作を停止するとともにMCPU
50に対して異常を報知する等の動作である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明の異常時制御方
法は、モータ自体が過負荷によるロック状態になる前
に、駆動部の異常を検出することができ、モータロック
時の部品の破損を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である複写機の構成を示す図
である。
【図2】同複写機の制御部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】同制御部におけるスレーブCPUの周辺回路図
である。
【図4】パルス幅変調信号の波形図である。
【図5】モータの特性曲線を示す図である。
【図6】制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学系を駆動するモータの回転速度制御
    をモータ駆動電流のパルス幅変調で行い、パルス幅変調
    信号のデューティ比を基準値と比較して、デューティ比
    が基準値を越えた時駆動部の異常と判断し、異常を検出
    した時に光学系の動作を停止することを特徴とする複写
    機光学系の速度異常時制御方法。
JP4046951A 1992-03-04 1992-03-04 複写機光学系の速度異常時制御方法 Pending JPH05252778A (ja)

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JP4046951A JPH05252778A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 複写機光学系の速度異常時制御方法

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JP4046951A JPH05252778A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 複写機光学系の速度異常時制御方法

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JPH05252778A true JPH05252778A (ja) 1993-09-28

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JP4046951A Pending JPH05252778A (ja) 1992-03-04 1992-03-04 複写機光学系の速度異常時制御方法

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07332249A (ja) * 1994-06-09 1995-12-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の圧縮機回転速度制御方法
KR100436691B1 (ko) * 2000-06-07 2004-06-22 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 올터네이터의 전압제어장치
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JP2015118557A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 株式会社ミツバ 反力出力装置
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JP2018182786A (ja) * 2017-04-03 2018-11-15 株式会社島津製作所 真空ポンプのモータ異常検出装置および真空ポンプシステム

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