JPH07332249A - 空気調和機の圧縮機回転速度制御方法 - Google Patents
空気調和機の圧縮機回転速度制御方法Info
- Publication number
- JPH07332249A JPH07332249A JP6127766A JP12776694A JPH07332249A JP H07332249 A JPH07332249 A JP H07332249A JP 6127766 A JP6127766 A JP 6127766A JP 12776694 A JP12776694 A JP 12776694A JP H07332249 A JPH07332249 A JP H07332249A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- rotation speed
- rotation
- control device
- rotational speed
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、空気調和機の能力及び入力の微調
整を容易に行うことを目的とするものである。 【構成】 回転速度を可変する圧縮機1がA回転する間
に、回転速度n+1Hzでa回転、回転速度nHzで
(A−a)回転、運転するよう指示し、圧縮機1の能力
及び入力の微調整を行う。
整を容易に行うことを目的とするものである。 【構成】 回転速度を可変する圧縮機1がA回転する間
に、回転速度n+1Hzでa回転、回転速度nHzで
(A−a)回転、運転するよう指示し、圧縮機1の能力
及び入力の微調整を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の圧縮機回転
速度制御方法に関するものである。
速度制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の空気調和機の構成を示すも
のである。1は圧縮機、2は圧縮機制御装置である。
のである。1は圧縮機、2は圧縮機制御装置である。
【0003】上記のように構成された従来の空気調和機
の圧縮機回転速度制御方法について、以下その動作を説
明する。
の圧縮機回転速度制御方法について、以下その動作を説
明する。
【0004】圧縮機制御装置2は、空気調和機に要求さ
れている負荷をマイクロコンピューター等により判断
し、最適な圧縮機回転速度を60Hz,61Hz,…
等、1Hz刻みに選択する。前記圧縮機制御装置は、選
択された回転速度を得るためのPWM等に代表される圧
縮機駆動信号を演算、生成した後、前記圧縮機駆動信号
に基づき、圧縮機1に電力を供給する。この供給電力に
従って、前記圧縮機は選択された回転速度で運転する。
れている負荷をマイクロコンピューター等により判断
し、最適な圧縮機回転速度を60Hz,61Hz,…
等、1Hz刻みに選択する。前記圧縮機制御装置は、選
択された回転速度を得るためのPWM等に代表される圧
縮機駆動信号を演算、生成した後、前記圧縮機駆動信号
に基づき、圧縮機1に電力を供給する。この供給電力に
従って、前記圧縮機は選択された回転速度で運転する。
【0005】上記のような構成により、所定の能力を得
るための圧縮機の回転速度は、1Hz刻みで制御されて
いた。
るための圧縮機の回転速度は、1Hz刻みで制御されて
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、マイクロコンピューターは60Hzの
1段階上は61Hzというように、回転速度を段階的に
しか指示できず、微調整が不可能なため、空気調和機の
能力及び入力の真の最適点を選ぶことはできなかった。
また、例えば、61.25Hz等の小数点以下の端数を
有する回転速度を発生するためには、圧縮機駆動信号を
生成するための演算が複雑となり、またデータの有効桁
数が増大するため、マイクロコンピューター内のデータ
量、プログラム量が著しく増大するという不具合を有し
ていた。
ような構成では、マイクロコンピューターは60Hzの
1段階上は61Hzというように、回転速度を段階的に
しか指示できず、微調整が不可能なため、空気調和機の
能力及び入力の真の最適点を選ぶことはできなかった。
また、例えば、61.25Hz等の小数点以下の端数を
有する回転速度を発生するためには、圧縮機駆動信号を
生成するための演算が複雑となり、またデータの有効桁
数が増大するため、マイクロコンピューター内のデータ
量、プログラム量が著しく増大するという不具合を有し
ていた。
【0007】本発明は上記の課題を解決するもので、空
気調和機の真の最適能力及び入力を得るため、圧縮機の
回転速度制御を容易に行うものである。
気調和機の真の最適能力及び入力を得るため、圧縮機の
回転速度制御を容易に行うものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本発明は、回転速度可変型圧縮機と、前記圧縮機の回
転速度を段階的に指示する圧縮機制御装置を有するもの
である。
に本発明は、回転速度可変型圧縮機と、前記圧縮機の回
転速度を段階的に指示する圧縮機制御装置を有するもの
である。
【0009】
【作用】上記手段による作用は以下の通りである。圧縮
機制御装置は、空気調和機に要求されている負荷をマイ
クロコンピューター等により判断する。最適な圧縮機回
転速度がnHzと(n+1)Hzの間であった場合(n
は整数)、圧縮機がA回転する間に、n+1Hzをa回
転、nHzを(A−a)回転選択する。圧縮機制御装置
は、選択された回転速度を得るためのPWM等に代表さ
れる圧縮機駆動信号を演算、生成した後、前記圧縮機駆
動信号に基づき、圧縮機に電力を供給する。この供給電
力に従って、圧縮機は選択された回転速度で運転する。
その際の圧縮機の入力Wは、ある一定時間内での平均値
として算出され、 W=WAU=W1+(W2−W1)×a/A 即ち、W1及びW2の平均値WAUで表わされる。
機制御装置は、空気調和機に要求されている負荷をマイ
クロコンピューター等により判断する。最適な圧縮機回
転速度がnHzと(n+1)Hzの間であった場合(n
は整数)、圧縮機がA回転する間に、n+1Hzをa回
転、nHzを(A−a)回転選択する。圧縮機制御装置
は、選択された回転速度を得るためのPWM等に代表さ
れる圧縮機駆動信号を演算、生成した後、前記圧縮機駆
動信号に基づき、圧縮機に電力を供給する。この供給電
力に従って、圧縮機は選択された回転速度で運転する。
その際の圧縮機の入力Wは、ある一定時間内での平均値
として算出され、 W=WAU=W1+(W2−W1)×a/A 即ち、W1及びW2の平均値WAUで表わされる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面とと
もに説明する。
もに説明する。
【0011】図1は本発明の空気調和機の圧縮機回転速
度及び入力の変化を示すものである。なお、本実施例の
空気調和機については図2を援用して説明する。図2に
おいて1は圧縮機、2は圧縮機制御装置である。
度及び入力の変化を示すものである。なお、本実施例の
空気調和機については図2を援用して説明する。図2に
おいて1は圧縮機、2は圧縮機制御装置である。
【0012】上記のように構成された空気調和機の圧縮
機回転速度制御方法について、以下その動作を説明す
る。
機回転速度制御方法について、以下その動作を説明す
る。
【0013】圧縮機制御装置2は、空気調和機に要求さ
れている負荷をマイクロコンピューター等により、判断
する。最適な圧縮機回転速度がnHzと(n+1)Hz
の間であった場合(nは整数)、圧縮機1がA回転する
間に、n+1Hzをa回転、nHzを(A−a)回転選
択する。圧縮機制御装置2は、選択された回転速度を得
るためのPWM等に代表される圧縮機駆動信号を演算、
生成した後、前記圧縮機駆動信号に基づき、圧縮機1に
電力を供給する。この供給電力に従って、圧縮機1は選
択された回転速度で運転する。その際の圧縮機の入力W
は、図2に示す通り、ある一定時間内での平均値として
算出され、 W=WAU=W1+(W2−W1)×a/A 即ち、W1及びW2の平均値WAUで表わされる。
れている負荷をマイクロコンピューター等により、判断
する。最適な圧縮機回転速度がnHzと(n+1)Hz
の間であった場合(nは整数)、圧縮機1がA回転する
間に、n+1Hzをa回転、nHzを(A−a)回転選
択する。圧縮機制御装置2は、選択された回転速度を得
るためのPWM等に代表される圧縮機駆動信号を演算、
生成した後、前記圧縮機駆動信号に基づき、圧縮機1に
電力を供給する。この供給電力に従って、圧縮機1は選
択された回転速度で運転する。その際の圧縮機の入力W
は、図2に示す通り、ある一定時間内での平均値として
算出され、 W=WAU=W1+(W2−W1)×a/A 即ち、W1及びW2の平均値WAUで表わされる。
【0014】
【発明の効果】上記実施例より明かなように、本発明
は、圧縮機が一定回数回転する間に、ある一定回転速度
を指示した後、それと異なる一定回転速度を指示するこ
とにより、マイクロコンピューター内のデータ量、プロ
グラム量を著しく増大させることなく、圧縮機の能力及
び入力の微調整を行うことができる。
は、圧縮機が一定回数回転する間に、ある一定回転速度
を指示した後、それと異なる一定回転速度を指示するこ
とにより、マイクロコンピューター内のデータ量、プロ
グラム量を著しく増大させることなく、圧縮機の能力及
び入力の微調整を行うことができる。
【図1】本発明の一実施例における圧縮機の回転回数に
対する空気調和機の圧縮機回転速度及び入力の変化を示
す波形図
対する空気調和機の圧縮機回転速度及び入力の変化を示
す波形図
【図2】従来の空気調和機の構成図
【符号の説明】 1 圧縮機 2 圧縮機制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】回転速度可変型圧縮機と、前記圧縮機の回
転速度を段階的に指示する圧縮機制御装置を有する空気
調和機において、圧縮機が一定回数回転する間に、ある
一定回転速度を指示した後、それと異なる一定回転速度
を指示することにより、圧縮機の能力及び入力の微調整
を行う、空気調和機の圧縮機回転速度制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6127766A JPH07332249A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 空気調和機の圧縮機回転速度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6127766A JPH07332249A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 空気調和機の圧縮機回転速度制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07332249A true JPH07332249A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=14968173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6127766A Pending JPH07332249A (ja) | 1994-06-09 | 1994-06-09 | 空気調和機の圧縮機回転速度制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07332249A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108762236A (zh) * | 2012-06-29 | 2018-11-06 | 株式会社日立产机系统 | 机械设备的管理系统 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0337383A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-18 | Sharp Corp | 可変能力型空気調和装置 |
JPH05252778A (ja) * | 1992-03-04 | 1993-09-28 | Sharp Corp | 複写機光学系の速度異常時制御方法 |
JPH0690579A (ja) * | 1992-09-04 | 1994-03-29 | Yaskawa Electric Corp | モータ制御方法 |
-
1994
- 1994-06-09 JP JP6127766A patent/JPH07332249A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0337383A (ja) * | 1989-06-30 | 1991-02-18 | Sharp Corp | 可変能力型空気調和装置 |
JPH05252778A (ja) * | 1992-03-04 | 1993-09-28 | Sharp Corp | 複写機光学系の速度異常時制御方法 |
JPH0690579A (ja) * | 1992-09-04 | 1994-03-29 | Yaskawa Electric Corp | モータ制御方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108762236A (zh) * | 2012-06-29 | 2018-11-06 | 株式会社日立产机系统 | 机械设备的管理系统 |
CN108762236B (zh) * | 2012-06-29 | 2021-01-08 | 株式会社日立产机系统 | 机械设备的管理系统 |
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