JP2001355684A - サイレントチェーン及びサイレントチェーンを用いた動力伝達装置 - Google Patents

サイレントチェーン及びサイレントチェーンを用いた動力伝達装置

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JP2001355684A
JP2001355684A JP2000174365A JP2000174365A JP2001355684A JP 2001355684 A JP2001355684 A JP 2001355684A JP 2000174365 A JP2000174365 A JP 2000174365A JP 2000174365 A JP2000174365 A JP 2000174365A JP 2001355684 A JP2001355684 A JP 2001355684A
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drive link
silent chain
drive
tooth
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JP2000174365A
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Mitsuru Rokurogi
満 六郎木
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Daido Kogyo Co Ltd
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Daido Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スプロケットに対する噛外れ時の騒音を低減
させること。 【解決手段】 矢印A方向前後に互いに隣接すると共に
どちらも大スプロケット21に巻き付いた状態のインナ
ープレート4、4間において、後側のインナープレート
4の歯部5Bのフランク部40Bが、これと重なり合っ
た前側のインナープレート4の歯部5Aのクロッチ部4
1Aよりも突出配置されるように形成した。これにより
噛外れ時におけるサイレントチェーン1と大スプロケッ
ト21との接触は、フランク部40Bからクロッチ部4
1Aに移行する2段階式で行われ、サイレントチェーン
1が受ける力は分散される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力伝達、特にエ
ンジンのタイミングチェーンに用いて好適なサイレント
チェーン及び、該サイレントチェーンを用いた動力伝達
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のサイレントチェーンの一例
を示す図であり、(a)は該サイレントチェーンの一部
を示す斜視図、(b)はその組立て図である。従来のサ
イレントチェーン90は、図7紙面の手前/奥方向に重
ねられた同一形状の複数のインナープレート91からな
るプレート組80を無端状に連結して構成されている。
各インナープレート91は、2つの歯部92、92と、
これら歯部92、92を図の左右に接続する接続部93
とで構成された眼鏡型プレート形状となっており、各歯
部92にはピボット穴94が貫通形成されている。
【0003】各プレート組80の複数のインナープレー
ト91は、これらインナープレート91の左側部分が、
左側に隣接するプレート組80の複数のインナープレー
ト91と交互に重ね配置されており、複数のインナープ
レート91の右側部分が、右側に隣接するプレート組8
0の複数のインナープレート91と交互に重ね配置され
ている。重ね配置されているインナープレート91、9
1どうしは歯部92、92が略重なり合っている。
【0004】重なり合った歯部92、92どうしはピボ
ット穴94、94を介してピン95で串刺しされてお
り、このピン95によりプレート組80、80が接続さ
れている。なおピン95の両端には該ピン95に固定さ
れた形でガイドプレート96、96が設けられており、
ピン95は各インナープレート91に対して回動自在に
嵌められているか、又はガイドプレート96を有するプ
レート組80のインナープレート91に対しては固定さ
れている。
【0005】図8は上記従来のサイレントチェーンがス
プロケットと噛込みする様子を示した図である(但し図
8では簡略表示のためガイドプレート96が省略されて
いる。)。図8(a)に示すように、図の矢印S1方向
に回転駆動するスプロケット70に対して上記サイレン
トチェーン90が矢印A方向に噛込む場合(テンション
サイド)、1つのプレート組80(図8の符号Pで表
示)のインナープレート91が、その前側の歯部92の
内側であるクロッチ部84においてスプロケット70の
歯71に接触する。この接触位置は図8の符号X1で表
示した。
【0006】その後、上記符号Pで示したプレート組8
0は矢印A方向に進むにつれてスプロケット70に巻き
付き、図8(b)に示すように前記符号Pのプレート組
80とこれに隣接先行するプレート組80とはへの字型
に折れ曲がる形で配置状態を変化させて行く。これによ
り前記隣接先行するプレート組80のインナープレート
91における後側の歯部92の外側であるフランク部8
3が、符号Pのプレート組80のインナープレート91
における前側の歯部92のクロッチ部84よりも図の左
側に突出してくるので、これまでスプロケット70の歯
71に接触していたクロッチ部84は歯71から離れ、
フランク部83が該歯71に接触するようになる。この
接触位置は図8の符号X2で表示した。
【0007】このように、サイレントチェーン90の歯
部92とスプロケット70の歯71との接触がクロッチ
部84からフランク部83へと移行する2段階式で行わ
れるので、サイレントチェーン90のスプロケット70
に対する噛込み時の衝撃が緩和され騒音が低減される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うなサイレントチェーンでは、スプロケットに噛込む際
のフランク部の突出量が、定められた正確な値となるよ
うに、該フランク部及びクロッチ部の形状をスプロケッ
トの径や歯数に合わせて作製しなければならない。しか
し、このようなサイレントチェーンは径(歯数)の異な
る2つのスプロケット間で使用されることが多い。従っ
て、前記フランク部及びクロッチ部の形状は一方のスプ
ロケットに合わせて作製するしかない。具体的には、前
記フランク部及びクロッチ部の形状は径(歯数)の小さ
いスプロケットに合わせて作製され、径(歯数)の大き
いスプロケットに対しては内側のクロッチ部でのみ接触
させるようにしている。つまり従来のサイレントチェー
ンは、径(歯数)の大きいスプロケットに対して、該ス
プロケットには合っていないクロッチ部を介して噛合し
ていた。
【0009】図9は上記従来のサイレントチェーンが径
(歯数)の大きいスプロケットから噛外れる様子を示し
た図である(但し図9では簡略表示のためガイドプレー
ト96が省略されている。)。図9に示すようにサイレ
ントチェーン90が矢印A方向に移動しており、該サイ
レントチェーン90によりスプロケット75が図の矢印
S2方向に回転駆動されている。このスプロケット75
の径(歯数)は上記スプロケット70よりも大きい。サ
イレントチェーン90がスプロケット75より噛外れる
場合(テンションサイド)、図9(a)に示すように符
号Pで表示されたプレート組80のインナープレート9
1とスプロケット75の歯76とはクロッチ部84を介
して接触しており、プレートの屈曲角度が小さく、フラ
ンク面はスプロケットと接触できず、該プレート組80
が矢印A方向に進み図9(b)の状態になると該プレー
ト組80はスプロケット75の外周方向に大きくずれ
る。
【0010】これは、上述したようにサイレントチェー
ン90のクロッチ部84の形状がスプロケット75に合
っていないために生ずるものである。このズレによって
サイレントチェーン90がスプロケット75より噛外れ
る際に騒音が発生していた。
【0011】例えば、内燃エンジンにおいて、クランク
シャフトとカムシャフトとをタイミングチェーンで連結
するものがある。この際、クランクシャフト側のスプロ
ケットに対してカムシャフト側のスプロケットは2倍の
径になっており、クランクシャフト側のスプロケットに
上記サイレントチェーンからなるタイミングチェーンの
インナープレートの形状を適合させると、カムシャフト
側のスプロケットには形状が合わず騒音を抑えることが
できなくなる。
【0012】そこで本発明は上記事情に鑑み、スプロケ
ットに対する噛外れ時の騒音も低減させることのできる
サイレントチェーン及び該サイレントチェーンを用いた
動力伝達装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のうち請求項1は(例えば図3及び図5参
照)、両側に一対の歯部(5A、5B)を有する駆動リ
ンクプレート(4)を複数備え、これら駆動リンクプレ
ート(4)を、一方の歯部(5A、5B)を順次重ね合
わせることにより無端状に接続して形成したサイレント
チェーン(1)であり、互いに径の異なる駆動スプロケ
ット(20)と従動スプロケット(21)との間に巻掛
け設置され、一定の駆動方向(矢印A方向)に駆動され
る、サイレントチェーン(1)において、前記駆動リン
クプレート(4)の形状を、前記一定の駆動方向前後に
互いに隣接すると共に前記駆動及び従動スプロケット
(20、21)に巻き付かず直線状態になっている駆動
リンクプレート(4、4)間において、互いに重なり合
った歯部(5A、5B)のクロッチ部(41A、41
B)がフランク部(40A、40B)よりも突出配置さ
れるように形成し、かつ、前記一定の駆動方向前後に互
いに隣接すると共にどちらも前記従動スプロケット(2
1)に巻き付いた状態の駆動リンクプレート(4、4)
間において、前記一定の駆動方向後側の駆動リンクプレ
ート(4)の歯部(5B)のフランク部(40B)が、
該歯部(5B)と重なり合った前側の駆動リンクプレー
ト(4)の歯部(5A)のクロッチ部(41A)よりも
突出配置されるように形成し、かつ、前記一定の駆動方
向前後に互いに隣接すると共にどちらも前記駆動スプロ
ケット(20)に巻き付いた状態の駆動リンクプレート
(4、4)間において、前記一定の駆動方向前側の駆動
リンクプレート(4)の歯部(5A)のフランク部(4
0A)が、該歯部(5A)と重なり合った後側の駆動リ
ンクプレート(4)の歯部(5B)のクロッチ部(41
B)よりも突出配置されるように形成した、ことを特徴
とする。
【0014】また本発明のうち請求項2は、前記駆動リ
ンクプレート(4)の一対の歯部(5A、5B)は、そ
のフランク部(40A、40B)が対称になっていると
共に、そのクロッチ部(41A、41B)が、前記一定
の駆動方向前後における一方のもの(41B)に対して
他方のもの(41A)が引込んで形成され互いに非対称
になっている、ことを特徴とする。
【0015】また本発明のうち請求項3は、前記複数の
駆動リンクプレート(4)は、全て同一形状であると共
に、全て同一向きに接続されている、ことを特徴とす
る。
【0016】また本発明のうち請求項4は、互いに径の
異なる駆動スプロケット(20)及び従動スプロケット
(21)と、両側に一対の歯部(5A、5B)を有する
駆動リンクプレート(4)を複数備え、これら駆動リン
クプレート(4)を、一方の歯部(5A、5B)を順次
重ね合わせることにより無端状に接続して形成したサイ
レントチェーン(1)であって、前記駆動スプロケット
(20)と従動スプロケット(21)との間に巻掛け設
置され、一定の駆動方向に駆動される、サイレントチェ
ーン(1)と、を有する動力伝達装置(14)におい
て、前記駆動リンクプレート(4)の形状を、前記一定
の駆動方向前後に互いに隣接すると共に前記駆動及び従
動スプロケット(20、21)に巻き付かず直線状態に
なっている駆動リンクプレート(4、4)間において、
互いに重なり合った歯部(5A、5B)のクロッチ部
(41A、41B)がフランク部(40A、40B)よ
りも突出配置されるように形成し、かつ、前記一定の駆
動方向前後に互いに隣接すると共にどちらも前記従動ス
プロケット(21)に巻き付いた状態の駆動リンクプレ
ート(4、4)間において、前記一定の駆動方向後側の
駆動リンクプレート(4)の歯部(5B)のフランク部
(40B)が、該歯部(5B)と重なり合った前側の駆
動リンクプレート(4)の歯部(5A)のクロッチ部
(41A)よりも突出配置されるように形成し、かつ、
前記一定の駆動方向前後に互いに隣接すると共にどちら
も前記駆動スプロケット(20)に巻き付いた状態の駆
動リンクプレート(4、4)間において、前記一定の駆
動方向前側の駆動リンクプレート(4)の歯部(5A)
のフランク部(40A)が、該歯部(5A)と重なり合
った後側の駆動リンクプレート(4)の歯部(5B)の
クロッチ部(41B)よりも突出配置されるように形成
し、前記駆動リンクプレート(4)の一対の歯部(5
A、5B)は、そのフランク部(40A、40B)が対
称になっていると共に、そのクロッチ部(41A、41
B)が、前記一定の駆動方向前後における一方のもの
(41B)に対して他方のもの(41A)が引込んで形
成され互いに非対称になっており、前記複数の駆動リン
クプレート(4)は、全て同一形状であると共に、全て
同一向きに接続されている、ことを特徴とする、サイレ
ントチェーン(1)を用いた動力伝達装置(14)であ
る。
【0017】また本発明のうち請求項5は、前記従動ス
プロケット(21)の径は前記駆動スプロケット(2
0)の径より大きく、前記駆動リンクプレート(4)の
一対の歯部(5A、5B)は、そのクロッチ部(41
A、41B)が、前記一定の駆動方向前側のもの(41
B)に対して後側のもの(41A)が引込んで形成され
互いに非対称になっている、ことを特徴とする。
【0018】また本発明のうち請求項6は、上記サイレ
ントチェーン(1)及び動力伝達装置(14)におい
て、前記駆動リンクプレート(4)のうち一方の歯部
(5A)の背部に識別部(43)を形成した、ことを特
徴とする。
【0019】[作用]上記構成により、従動スプロケッ
ト(21)からの噛外れの際に、サイレントチェーン
(1)と従動スプロケット(21)との接触は、始めは
歯部(5B)のフランク部(40B)を介して行い、そ
の後、歯部(5A)のクロッチ部(41A)で行う形で
移行する。また、駆動スプロケット(20)に対する噛
込みの際に、サイレントチェーン(1)と駆動スプロケ
ット(20)との接触は、始めは歯部(5B)のクロッ
チ部(41B)を介して行い、その後、歯部(5A)の
フランク部(40A)で行う形で移行する。
【0020】なお、上記括弧内の符号は図面と対照する
ためのものであり、本発明の構成を何等限定するもので
はない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る本発
明によれば、従動スプロケットからの噛外れの際に、サ
イレントチェーンと従動スプロケットとの接触は、フラ
ンク部からクロッチ部へと移行する2段階式で行われ、
噛外れ時の騒音が低減される。また、駆動スプロケット
に対する噛込みの際にも、サイレントチェーンと駆動ス
プロケットとの接触は、クロッチ部からフランク部へと
移行する2段階式で行われ、噛込み時の騒音も大幅に低
減される。これにより騒音の少ない優れたサイレントチ
ェーンが提供される。
【0022】また請求項2に係る本発明によれば、駆動
リンクプレートの一対の歯部は互いに非対称であるの
で、駆動スプロケット及び従動スプロケットそれぞれに
対してサイズの適合したサイレントチェーンを提供する
ことができる。
【0023】また請求項3に係る本発明によれば、駆動
リンクプレートのを全て同一形状とし、これらを全て同
一向きに接続すればよいので製造が簡単になる。
【0024】そして請求項4に係る本発明によれば、サ
イレントチェーンを用いた動力伝達装置としてエンジン
のタイミングチェーン等に用いることができる。また、
その従動側及び駆動側の両スプロケットにおいて騒音の
発生を低減し、動力伝達装置全体としての低騒音化を図
ることができる。
【0025】そして請求項5に係る本発明によれば、従
動スプロケットの径が駆動スプロケットの径よりも大き
い場合にも低騒音化を図ることができるので好都合であ
る。
【0026】また請求項6に係る本発明によれば、識別
部によりインナープレートの取付け方向を正確に識別す
ることができるので便利である。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は2つのスプロケットに巻掛
けられたサイレントチェーンを示す図である。図1には
自動車用等に用いられる4サイクルエンジンの一部が示
されている。該エンジン10は、シリンダ及びピストン
等からなる周知の動力装置11と、前記動力装置11の
シリンダに形成された吸気/排気口を開閉自在な周知の
バルブ装置12と、前記バルブ装置12をカムにより作
動させるカム装置13と、前記動力装置11のクランク
シャフトからの動力を前記カム装置13に伝達する伝達
装置14と、で構成されている。
【0028】伝達装置14は、図1に示すように前記動
力装置11のクランクシャフト30に設けられた小スプ
ロケット20(駆動スプロケット)と、前記カム装置1
3のカムシャフト31に設けられた大スプロケット21
(従動スプロケット)と、を有している。小スプロケッ
ト20の径(歯数)と大スプロケット21の径(歯数)
とは1対2になっている。そしてこれらスプロケット2
0、21間には動力伝達用のチェーン(タイミングチェ
ーン)であるサイレントチェーン1が巻掛け設置されて
いる。
【0029】小スプロケット20はクランクシャフト3
0により図1で右回り(矢印S1方向)に回転駆動され
るようになっており、従って上記サイレントチェーン1
は図1の矢印A方向に回転駆動され、該サイレントチェ
ーン1により大スプロケット21は図1で右回り(矢印
S2方向)に回転駆動されるようになっている。従っ
て、2つのスプロケット20、21間では、図1の紙面
右側がテンションサイドT、図1の紙面左側がスラック
サイドSである。なお、これらテンションサイドT及び
スラックサイドSには、サイレントチェーン1の弛みを
解消すると共にチェーンをガイドするための周知のテン
ショナ装置16、16がそれぞれ設置されている。
【0030】図2(a)は本実施形態のサイレントチェ
ーンの一部を示す斜視図、図2(b)はプレート組の組
立図である。該図2に示すように、サイレントチェーン
1は2種のプレート組2A、2Bをそれぞれ複数個有し
ており、これらプレート組2A、2Bは、…、2A、2
B、2A、2B、…、という形で1個ずつ交互に配列さ
れ、かつ無端状に連結されている。ガイド列の各プレー
ト組2Aは、図2紙面の手前/奥方向に対向配置した一
対のガイドプレート3、3と、これらガイドプレート
3、3間に挟まれ、図2紙面の手前/奥方向に重ねられ
た同一形状の複数(本実施形態では2枚)のインナープ
レート4、4により構成されている。またノンガイド列
の各プレート組2Bは、ガイドプレート3、3は有さ
ず、上記インナープレート4と同じインナープレート4
を図2紙面の手前/奥方向に複数(本実施形態では3
枚)重ねられた形で有している。
【0031】図3はインナープレート4の拡大図であ
る。インナープレート4は、図3の下方に先細となった
2つの歯部5A、5Bと、これら歯部5A、5Bを図3
の左右に接続する接続部6とで構成された眼鏡型プレー
ト形状となっており、各歯部5A、5Bにはピボット穴
7、7が貫通形成されている。
【0032】互いに隣接するプレート組2A、2Bどう
しの間では、図2に示すように、プレート組2Bの各イ
ンナープレート4の歯部5Bが、矢印A側隣のプレート
組2Aにおけるガイドプレート3とインナープレート4
間又はインナープレート4、4間にそれぞれ挟まって配
置されており、プレート組2Bの歯部5Bとプレート組
2Aの歯部5Aとが略重なるようになっている。また、
プレート組2Aの各インナープレート4の歯部5Bは、
矢印A側隣のプレート組2Bにおけるインナープレート
4、4間にそれぞれ挟まって配置されており、プレート
組2Aの歯部5Bとプレート組2Bの歯部5Aとが略重
なるようになっている。
【0033】そして互いに隣接するプレート組2A、2
Bは、互いに略重なっている複数の歯部5A及び複数の
歯部5Bどうしを、これらのピボット穴7を介してピン
8で串刺しすることにより接続されている。なお各ピン
8はプレート組2A側の一対のガイドプレート3、3に
おいて固定されていると共に、各歯部5A、歯部5Bに
おいては回動自在に嵌められている。なお、ガイド列の
プレート組2Aにあっては固定されていてもよい。
【0034】また図3に示すようにインナープレート4
の各歯部5A、5Bにおいて、外股縁部をそれぞれフラ
ンク部40A、40Bと称し、内股縁部をそれぞれクロ
ッチ部41A、41Bと称する。全てのインナープレー
ト4は同一形状であり、かつ同一向きで接続されてい
る。それぞれのインナープレート4は、フランク部40
A、40Bに関しては図3の紙面左右に対称であるが、
クロッチ部41A、41Bに関しては図3の紙面左右に
非対称である(対称の中心線を符号Cで示す)。インナ
ープレート4において、クロッチ部41Bと左右対称と
なるべき位置XPを図3の二点差線で示した。即ち、ク
ロッチ部41Aはクロッチ部41Bと左右対称となるべ
き位置XPよりも引込んだ位置に形成されている。な
お、クロッチ部41Aが形成されている歯部5Aの背部
(図3の紙面上側)にはこの歯部5Aであることを識別
するための切欠き43が形成されている。
【0035】図4はサイレントチェーンが小スプロケッ
トに噛込む様子を示した図、図5はサイレントチェーン
が大スプロケットから噛外れる様子を示した図である。
但し、図4及び図5では簡略表示のためガイドプレート
3が省略されている。サイレントチェーン1は以上説明
したように構成されており、該サイレントチェーン1の
各プレート組2A、2Bの歯部5A、5Bが図4及び図
5に示すように各スプロケット20、21の歯23、2
4に噛合する。これにより伝達装置14では、小スプロ
ケット20が図4に示すように矢印S1方向に回転する
と、該小スプロケット20に噛合したサイレントチェー
ン1が図の矢印A方向に駆動される。またサイレントチ
ェーン1が矢印A方向に駆動されることにより、該サイ
レントチェーン1に噛合した大スプロケット21が図5
に示すように矢印S2方向に回転駆動される。このよう
に伝達装置14を介してクランクシャフト30からカム
シャフト31へ動力が伝達される。
【0036】次に、テンションサイドTにおけるサイレ
ントチェーン1の小スプロケット20に対する噛込みに
ついて説明する。図4(a)に示すように、図の矢印S
1方向に回転駆動する小スプロケット20に対して上記
サイレントチェーン1が矢印A方向に噛込む場合、1つ
のプレート組2A(図4の符号P1で表示)のインナー
プレート4が、その歯部5Bのクロッチ部41Bにおい
て小スプロケット20の歯23に接触する。この接触位
置は図4(a)の符号X10で表示した。
【0037】その後、上記符号P1で示したプレート組
2Aは矢印A方向に進むにつれて小スプロケット20に
巻き付き、図4(b)に示すように前記符号P1のプレ
ート組2Aとこれに隣接先行するプレート組2Bとはへ
の字型に折れ曲がる形で配置状態を変化させて行く。こ
れにより前記隣接先行するプレート組2Bのインナープ
レート4における歯部5Aのフランク部40Aが、符号
P1のプレート組2Aのインナープレート4における歯
部5Bのクロッチ部41Bよりも図の左側に突出してく
るので、これまで小スプロケット20の歯21に接触し
ていたクロッチ部41Bは歯21から離れ、フランク部
40Aが該歯21に接触するようになる。この接触位置
は図4の符号X20で表示した。
【0038】このように、サイレントチェーン1の歯部
と小スプロケット20の歯21との接触がクロッチ部4
1Bからフランク部40Aへと移行する2段階式で行わ
れるので、サイレントチェーン1の小スプロケット20
に対する噛込み時の衝撃が緩和され騒音が低減される。
【0039】次に、テンションサイドTにおけるサイレ
ントチェーン1の大スプロケット21に対する噛外れに
ついて説明する。即ち図5(a)に示すように、隣接す
るプレート組2A、2Bがへの字状に折れ曲がって大ス
プロケット21に巻きついている状態では、例えば図5
(a)の符号P1で示すプレート組2Aと、この後側に
隣接したプレート組2Bとの間で互いに重なっている歯
部5A、5Bでは、歯部5Bのフランク部40Bのほう
が歯部5Aのクロッチ部41Aよりも図5(a)の右側
に突出した位置に配置されている。なぜなら、上述した
ようにインナープレート4が左右非対称であり、クロッ
チ部41Aが引っ込んで形成されているからである。従
って、への字状に配置されている状態で大スプロケット
21に巻き付いているプレート組2A、2Bについて
は、その歯部5Bのフランク部40Bを介して大スプロ
ケット21の歯24に当接している。
【0040】その後、図5(b)に示すように、上述し
たプレート組2A、2Bは矢印A方向に進み、大スプロ
ケット21から外れようとし、これらプレート組2A、
2Bの姿勢は直線状に近づいていく。この姿勢変化に伴
い、図5(b)の符号P1で示すプレート組2Aと、こ
の後側に隣接するプレート組2Bとの間で、互いに重な
っている歯部5A、5Bでは、歯部5Bのフランク部4
0Bよりも歯部5Aのクロッチ部41Aが突出してく
る。つまり大スプロケット21の歯24は、サイレント
チェーン1の噛外れ当初においては歯部5Bのフランク
部40Bに当接していたが(図5(a)参照)、その
後、歯部5Aのクロッチ部41Aに受け渡される。
【0041】ところで一般的には、従動側のスプロケッ
トと、これを駆動するチェーンとの間における応力伝達
は、該スプロケットから噛外れる直前位置で最大とな
る。従って、スプロケットから噛外れる直前位置ではサ
イレントチェーンの各プレート組が、前記スプロケット
の外側方向に大きな力を受ける。この外側方向の力によ
り従来のサイレントチェーンでは噛合い位置の変化が大
きく、かつ外側にずれて騒音の原因となっていた。しか
し本実施形態のサイレントチェーン1では、大スプロケ
ット21から噛外れる直前位置(図5の符号P1等)で
は、サイレントチェーン1の歯部と大スプロケット21
の歯24との接触がフランク部40Bからクロッチ部4
1Aへと移行する2段階式で行われるので、噛外れ時に
サイレントチェーン1の各プレート組2A、2Bが、大
スプロケット21の外側方向に受ける力は分散される。
従って、上記噛合い位置のずれは最小限に抑えられる。
以上の作用により、噛外れ時の騒音が大幅に低減され
る。
【0042】以上のように、小スプロケット20に対す
る2段階式の噛込みと、大スプロケット21に対する2
段階式の噛外れとが、ともに可能となっているのは、イ
ンナープレート4を左右非対称に形成し、それぞれの側
で各スプロケット20、21と適切に噛合できるように
したためである。
【0043】
【実施例】上記実施形態で説明したサイレントチェーン
(非対称サイレントチェーン)と、従来タイプのサイレ
ントチェーン(インナープレートが左右対称である従来
品)との比較シミュレーション実験を行った。なお、こ
の実験での条件は以下のとおりである。
【0044】<シミュレーション実験条件> スプロケット:34T(大スプロケット21)、17
T(小スプロケット20)、基準歯形(O.P.D.誤
差:0) サイレントチェーン(サイレントチェーン1):ピッ
チ6.35 スプロケット歯先中心位置を0°とし、±5.294
°、±10.588°の範囲で1°又は2°毎に回転さ
せて噛合いをシミュレーションする。(1歯回転)
【0045】図6(a)はテンションサイドTにおける
大スプロケット21(34T)からの噛外れ過程におけ
る歯24に対する非対称サイレントチェーン1の歯部の
接触位置を、基準チェーンPCD(ピッチ円)からのズ
レ量(mm)で示した。横軸は大スプロケット21の回
転角度(°)とした。従来品のサイレントチェーンで
は、基準チェーンPCDから0.25〜0.12mm外
側で噛合いを行っている。また、そのフランク部はスプ
ロケットと噛合していない。一方、非対称サイレントチ
ェーンは、基準チェーンPCD近辺で噛合しており、フ
ランク部とクロッチ部の両方で噛合している。即ち、±
3°でクロッチ部での噛合が行われている。この図6
(a)からわかるように、非対称サイレントチェーンで
は、テンションサイドTでの大スプロケット21からの
噛外れ時の基準チェーンPCDからのズレが従来品に比
べて大幅に改善されていることが確認できた。
【0046】図6(b)はテンションサイドTにおける
小スプロケット20(17T)への噛込み過程における
歯23に対する歯部の接触位置を、基準チェーンPCD
(ピッチ円)からのズレ量(mm)で示した。横軸は小
スプロケット20の回転角度(°)とした。この図6
(b)からわかるように、非対称サイレントチェーン及
び従来品の噛合状態は略同じである。即ち、噛込み時に
おいては非対称サイレントチェーンは従来品と同程度の
騒音であり不都合の無いことが確認できた。
【0047】なお上記実施形態及び実施例では、テンシ
ョンサイドの噛込みにおいて、サイレントチェーンの歯
部とスプロケットの歯との接触が、クロッチ部だけでの
接触からフランク部だけでの接触へと移行するタイプの
ものであったが、これ以外にも、フランク部及びクロッ
チ部の同時接触から、フランク部だけでの接触へと移行
するタイプのものを採用することも可能である。このよ
うな形状変更は、図3のフランク部40A及び/又はク
ロッチ部41Bの形状の変更により実現するのであり、
大スプロケット21との接触に係るフランク部40B及
びクロッチ部41Aには影響を与えない。
【0048】また上記実施形態及び実施例では、大スプ
ロケット21を従動スプロケット、小スプロケット20
を駆動スプロケットとしたが、本発明によるサイレント
チェーンは、小径の従動スプロケットと大径の駆動スプ
ロケットとの間に設置することもできる。但しこの場合
は、図3で示すインナープレート4の形状が左右逆転す
る。つまり、インナープレート4の一対の歯部は、その
クロッチ部が、図3の矢印A方向(一定の駆動方向)後
側のものに対して前側のものが引込んで形成され互いに
非対称になる。
【0049】また上記実施形態では伝達装置14が自動
車用のエンジン10に採用されたものであったが、本発
明はこれに限定されず、各種の駆動装置等どのような装
置の伝達装置として採用されてもよい。
【0050】また、上述したインナープレート4の切欠
き43はインナープレート43の前後方向を識別するた
めの識別部であるので、本実施形態のような切欠きとい
う形態だけでなく、例えば塗料で着色するなど、様々な
形態のもので代替できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つのスプロケットに巻掛けられたサイレント
チェーンを示す図。
【図2】(a)は本実施形態のサイレントチェーンの一
部を示す斜視図、(b)はプレート組の組立図。
【図3】インナープレートの拡大図。
【図4】本実施形態のサイレントチェーンがスプロケッ
トと噛込みする様子を示した図。
【図5】本実施形態のサイレントチェーンが径(歯数)
の大きいスプロケットから噛外れる様子を示した図。
【図6】スプロケットに対するサイレントチェーンの噛
外れ及び噛込みにおいて、噛合い位置のズレ量をグラフ
で示した図。
【図7】従来のサイレントチェーンの一例を示す図であ
り、(a)は該サイレントチェーンの一部を示す斜視
図、(b)はその組立て図。
【図8】従来のサイレントチェーンがスプロケットと噛
込みする様子を示した図。
【図9】従来のサイレントチェーンが径(歯数)の大き
いスプロケットから噛外れる様子を示した図。
【符号の説明】
1 サイレントチェーン 4 駆動リンクプレート(インナープレート) 5A、5B 歯部 14 動力伝達装置(伝達装置) 20 駆動スプロケット(小スプロケット) 21 従動スプロケット(大スプロケット) 40A、40B フランク部 41A、41B クロッチ部 43 識別部(切欠き)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側に一対の歯部を有する駆動リンクプ
    レートを複数備え、これら駆動リンクプレートを、一方
    の歯部を順次重ね合わせることにより無端状に接続して
    形成したサイレントチェーンであり、 互いに径の異なる駆動スプロケットと従動スプロケット
    との間に巻掛け設置され、一定の駆動方向に駆動され
    る、サイレントチェーンにおいて、 前記駆動リンクプレートの形状を、 前記一定の駆動方向前後に互いに隣接すると共に前記駆
    動及び従動スプロケットに巻き付かず直線状態になって
    いる駆動リンクプレート間において、互いに重なり合っ
    た歯部のクロッチ部がフランク部よりも突出配置される
    ように形成し、かつ、 前記一定の駆動方向前後に互いに隣接すると共にどちら
    も前記従動スプロケットに巻き付いた状態の駆動リンク
    プレート間において、前記一定の駆動方向後側の駆動リ
    ンクプレートの歯部のフランク部が、該歯部と重なり合
    った前側の駆動リンクプレートの歯部のクロッチ部より
    も突出配置されるように形成し、かつ、 前記一定の駆動方向前後に互いに隣接すると共にどちら
    も前記駆動スプロケットに巻き付いた状態の駆動リンク
    プレート間において、前記一定の駆動方向前側の駆動リ
    ンクプレートの歯部のフランク部が、該歯部と重なり合
    った後側の駆動リンクプレートの歯部のクロッチ部より
    も突出配置されるように形成した、ことを特徴とする請
    求項1記載のサイレントチェーン。
  2. 【請求項2】 前記駆動リンクプレートの一対の歯部
    は、そのフランク部が対称になっていると共に、そのク
    ロッチ部が、前記一定の駆動方向前後における一方のも
    のに対して他方のものが引込んで形成され互いに非対称
    になっている、 ことを特徴とする請求項1記載のサイレントチェーン。
  3. 【請求項3】 前記複数の駆動リンクプレートは、全て
    同一形状であると共に、全て同一向きに接続されてい
    る、 ことを特徴とする請求項2記載のサイレントチェーン。
  4. 【請求項4】 互いに径の異なる駆動スプロケット及び
    従動スプロケットと、両側に一対の歯部を有する駆動リ
    ンクプレートを複数備え、これら駆動リンクプレート
    を、一方の歯部を順次重ね合わせることにより無端状に
    接続して形成したサイレントチェーンであって、前記駆
    動スプロケットと従動スプロケットとの間に巻掛け設置
    され、一定の駆動方向に駆動される、サイレントチェー
    ンと、を有する動力伝達装置において、 前記駆動リンクプレートの形状を、 前記一定の駆動方向前後に互いに隣接すると共に前記駆
    動及び従動スプロケットに巻き付かず直線状態になって
    いる駆動リンクプレート間において、互いに重なり合っ
    た歯部のクロッチ部がフランク部よりも突出配置される
    ように形成し、かつ、 前記一定の駆動方向前後に互いに隣接すると共にどちら
    も前記従動スプロケットに巻き付いた状態の駆動リンク
    プレート間において、前記一定の駆動方向後側の駆動リ
    ンクプレートの歯部のフランク部が、該歯部と重なり合
    った前側の駆動リンクプレートの歯部のクロッチ部より
    も突出配置されるように形成し、かつ、 前記一定の駆動方向前後に互いに隣接すると共にどちら
    も前記駆動スプロケットに巻き付いた状態の駆動リンク
    プレート間において、前記一定の駆動方向前側の駆動リ
    ンクプレートの歯部のフランク部が、該歯部と重なり合
    った後側の駆動リンクプレートの歯部のクロッチ部より
    も突出配置されるように形成し、 前記駆動リンクプレートの一対の歯部は、そのフランク
    部が対称になっていると共に、そのクロッチ部が、前記
    一定の駆動方向前後における一方のものに対して他方の
    ものが引込んで形成され互いに非対称になっており、 前記複数の駆動リンクプレートは、全て同一形状である
    と共に、全て同一向きに接続されている、 ことを特徴とする、サイレントチェーンを用いた動力伝
    達装置。
  5. 【請求項5】 前記従動スプロケットの径は前記駆動ス
    プロケットの径より大きく、 前記駆動リンクプレートの一対の歯部は、そのクロッチ
    部が、前記一定の駆動方向前側のものに対して後側のも
    のが引込んで形成され互いに非対称になっている、 ことを特徴とする請求項4記載のサイレントチェーンを
    用いた動力伝達装置。
  6. 【請求項6】 前記駆動リンクプレートのうち一方の歯
    部の背部に識別部を形成した、 ことを特徴とする請求項2記載のサイレントチェーン又
    は請求項4記載のサイレントチェーンを用いた動力伝達
    装置。
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