JP4509161B2 - エンジン用伝動チェーン - Google Patents

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    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/05Features relating to lubrication or cooling or heating of chains

Description

本発明は、自動車エンジンで用いられるエンジン用伝動チェーンに関し、特に、クランクシャフトとカムシャフトとの間のタイミングドライブチェーンやバランサチェーン、そしてオイルポンプ等の補機駆動用チェーンなどに用いられるエンジン用伝動チェーンに関する。
一般に、自動車エンジン内には、駆動側スプロケットと被駆動側スプロケットとに掛け回された伝動チェーンにより動力を伝達する伝動装置が備えられており、このような伝動チェーンとして、図8に示すように、内リンクプレート510および外リンクプレート550のそれぞれガイド対向側周縁部にガイド対向湾曲面511、551を形成することにより、これらガイド対向湾曲面511に551に潤滑油を保留して円弧状チェーンガイドG1や直線状チェーンガイドG2との間で生じるフリクションを低減する伝動チェーン500が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、このようなガイド対向湾曲面511、551は、内リンクプレート510および外リンクプレート550のチェーンピッチPと同一またはそれ以上の幅で形成されている。
特開2006−105325号公報(第5頁、図2)
ところが、特許文献1のような従来の伝動チェーン500では、ガイド対向湾曲面511、551が内リンクプレート510および外リンクプレート550のチェーンピッチPと同一またはそれ以上の幅で形成されていることにより、図8に示すように、チェーン引張力が最も集中しやすく疲労破壊を生じがちなプレート部分E、すなわち、内リンクプレート510のブシュ圧入孔512もしくは外リンクプレート550のピン孔552の中心を通ってチェーン幅方向に伸びる仮想ラインに近傍するプレート部分Eの一部分Fが切り欠かれた形状を呈している。
このため、このプレート部分Eに円弧状チェーンガイドG1または直線状チェーンガイドG2との摺接に起因した応力が作用してチェーン破断が生じる虞れがあり、このようなプレート部分Eの強度を向上させるために更なる工夫を施す必要があった。
また、図8に示すように、内リンクプレート510または外リンクプレート550が直線状チェーンガイドG2に対して接触箇所Z、Zに示す僅かな接触領域で接触するため、直線状チェーンガイドG2とガイド対向湾曲面511、551との間に潤滑油を充分にシールして保留することができず、両者に摺動抵抗を生じて、内リンクプレート510および外リンクプレート550の耐久性を損なう虞れがあった。
そこで、本発明は、従来の間題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、チェーンガイドとの接触に起因した応力が接触箇所の近傍部分に作用した際にもチェーン引張力が集中しやすく疲労破壊を生じがちなプレート部分のプレート強度を向上させてチェーン強度を発揮するとともに、チェーンガイドとプレートとの間に確実に潤滑油を保留して優れた耐久性を発揮するエンジン用伝動チェーンを提供することである。
請求項1に係る本発明は、内プレートと外プレートとがチェーンガイドに対して摺接して周回走行するエンジン用伝動チェーンにおいて、前記内プレートおよび外プレートのプレート長手方向に前後対称なガイド摺接部が、前記内プレートおよび外プレートのプレート長手方向前後端寄りに配設されて前記チェーンガイドのガイド面に摺接する前後一対のプレート平坦面と、該プレート平坦面から連続してプレート長手方向中央寄りに配設された前後一対のプレート膨出曲面と、該前後一対のプレート膨出曲面の相互間に跨設されて前記チェーンガイドのガイド面との間隙で潤滑油を保留する潤滑油保留湾曲面とを有しているとともに、前記プレート平坦面のプレート長手方向の長さが、前記チェーンガイドの最も曲率半径が小さな部分で屈曲しても前後に位置するプレートのプレート平坦面同士が重なる長さに設定され、前記プレート平坦面とプレート膨出曲面との境目Yのプレート長手方向配置間隔が、チェーンピッチPより短く設定され、前記内プレートおよび外プレートのブシュ圧入孔またはピン孔の中心から膨出湾曲ガイド面とプレート膨出曲面との接触箇所Xまでの距離Bが、ブシュ圧入孔またはピン孔の中心からプレート平坦面までの最小距離Cよりも長くなるように設定されていることにより、前述した課題を解決したものである。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載の構成に加えて、前記プレート平坦面のプレート長手方向の長さLが、
L≧(H/2)*tan(P/(2(R+H/2)))
(L:プレート平坦面の長手方向の長さ
H:プレート高さ
P:チェーンピッチ
R:チェーンガイドの最小曲率半径)
に設定されていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
請求項3に係る本発明は、請求項1または請求項2記載の構成に加えて、前記内プレートおよび外プレートのガイド摺接部が、チェーン内周側とチェーン外周側にそれぞれ設けられていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
なお、本発明のエンジン用伝動チェーンで言うところの「境目のプレート長手方向配置間隔」とは、同一プレート内に配置されたプレート平坦面とプレート膨出湾曲面との前後一対の境目がチェーン長手方向に相互離間する間隔のことを意味している。
また、本発明のエンジン用伝動チェーンで言うところの「チェーンピッチ]とは、外プレートに前後一対で圧入嵌合された連結ピンの中心がチェーン長手方向に相互離間する間隔のことを意味している。
そこで、請求項1に係る発明によれば、内プレートと外プレートとがチェーンガイドに対して摺接して周回走行するエンジン用伝動チェーンにおいて、内プレートおよび外プレートのプレート長手方向に前後対称なガイド摺接部が、内プレートおよび外プレートのプレート長手方向前後端寄りに配設されて前記チェーンガイドのガイド面に摺接する前後一対のプレート平坦面と、このプレート平坦面から連続してプレート長手方向中央寄りに配設された前後一対のプレート膨出曲面と、これらの前後一対のプレート膨出曲面の相互間に跨設されてチェーンガイドのガイド面との間隙で潤滑油を保留する潤滑油保留湾曲面とを有していることにより、チェーン引張力が最も集中しやすく疲労破壊を生じがちなプレート部分でのプレート強度の低下を回避できるとともに、ガイド摺接部とチェーンガイドのガイド面との間に生じた潤滑油保留間隙にエンジン内の潤滑油が誘導される毛細管現象が発生して両者の間に安定した油膜が形成されるので、チェーンガイドのガイド面との間のフリクションを低減することができ、また、平坦なガイド面に対しては前後一対のプレート平坦面部がチェーンガイドのガイド面に面接触状態で摺接して潤滑油保留間隙で保留した潤滑油を確実にシールするので、潤滑油の外部漏出を抑制してチェーンガイドとの摺接を円滑にすることができる。
しかも、前後一対のプレート膨出曲面を有していることにより、膨出湾曲ガイド面に対する沈み込みを防止することができる。
また、プレート平坦面のプレート長手方向の長さが、チェーンガイドの最も曲率半径が小さな部分で屈曲しても前後に位置するプレートのプレート平坦面同士が重なる長さに設定されていることにより、膨出湾曲ガイド面に摺接してチェーンが屈曲した際にも、隣接する潤滑油保留湾曲面が重なることなく潤滑油保留間隙が常に最大に維持され潤滑油をより多く確実に潤滑油保留間隙に保留することができる。
そして、プレート平坦面とプレート膨出曲面との境目のプレート長手方向配置間隔がチェーンピッチPより短く設定されていることにより、チェーン引張力が最も集中しやすく疲労破壊を生じがちな内プレートのブシュ圧入孔もしくは外プレートのピン孔の中心を通ってチェーン幅方向に伸びる仮想ラインに近傍するプレート部分を切り欠くことなくプレート膨出曲面を形成することでプレート強度の低下を回避できるので、このプレート部分にチェーンガイドの平坦なガイド面との摺接に起因した応力が作用しても充分なチェーン強度を発揮することができる。
さらに、内プレートおよび外プレートのブシュ圧入孔またはピン孔の中心から膨出湾曲ガイド面とプレート膨出曲面との接触箇所Xまでの距離Bがブシュ圧入孔またはピン孔の中心からプレート平坦面までの最小距離Cよりも長くなるように設定されていることにより、膨出湾曲ガイド面との接触方向へのプレート強度が向上して、膨出湾曲ガイド面との接触に起因した応力が接触箇所Xの近傍部分に作用した際にも、充分なチェーン強度を発揮することができる。
そして、請求項2に係る本発明のエンジン用伝動チェーンによれば、請求項1記載のエンジン用伝動チェーンが奏する効果に加えて、前記プレート平坦面のプレート長手方向の長さLが、
L≧(H/2)*tan(P/(2(R+H/2)))
(L:プレート平坦面の長手方向の長さ
H:プレート高さ
P:チェーンピッチ
R:チェーンガイドの最小曲率半径)
に設定されていることにより、膨出湾曲ガイド面に摺接してチェーンが屈曲した際にも、確実に隣接する潤滑油保留湾曲面が重なることなく潤滑油保留間隙が常に最大に維持され潤滑油をより多く確実に潤滑油保留間隙に保留することができるとともに、より潤滑油保留湾曲面に残留する油膜が多くなり、チェーンガイドとの摺接を更に円滑にすることができる。
請求項3に係る本発明のエンジン用伝動チェーンによれば、請求項1または請求項2記載のエンジン用伝動チェーンが奏する効果に加えて、内プレートおよび外プレートのガイド摺接部がチェーン内周側とチェーン外周側にそれぞれ設けられていることにより、内プレートおよび外プレートのプレート形状が上下対称な形状を呈して、チェーン組み付け時にプレートの上下を考慮することなく内プレートおよび外プレートを取り扱うことができるので、チェーン組み付け作業を簡便に達成でき、しかも、内プレートおよび外プレートのプレート重量を軽減できるので、チェーン全体の軽量化に寄与できる。
本発明は、内プレートと外プレートとがチェーンガイドに対して摺接して周回走行するエンジン用伝動チェーンにおいて、内プレートおよび外プレートのプレート長手方向に前後対称なガイド摺接部が、内プレートおよび外プレートのプレート長手方向前後端寄りに配設されてチェーンガイドのガイド面に摺接する前後一対のプレート平坦面と、このプレート平坦面から連続してプレート長手方向中央寄りに配設された前後一対のプレート膨出曲面と、これらの前後一対のプレート膨出曲面の相互間に跨設されてチェーンガイドのガイド面との間隙で潤滑油を保留する潤滑油保留湾曲面とを有しているとともに、プレート平坦面のプレート長手方向の長さが、チェーンガイドの最も曲率半径が小さな部分で屈曲しても前後に位置するプレートのプレート平坦面同士が重なる長さに設定され、プレート平坦面とプレート膨出曲面との境目Yのプレート長手方向配置間隔が、チェーンピッチPより短く設定され、内プレートおよび外プレートのブシュ圧入孔またはピン孔の中心から膨出湾曲ガイド面とプレート膨出曲面との接触箇所Xまでの距離Bが、ブシュ圧入孔またはピン孔の中心からプレート平坦面までの最小距離Cよりも長くなるように設定され、チェーンガイドとの接触に起因した応力が接触箇所の近傍部分に作用した際にもチェーン引張力が集中しやすく疲労破壊を生じがちなプレート部分のプレート強度を向上させてチェーン強度を発揮するとともに、膨出湾曲ガイド面に摺接してチェーンが屈曲した際にも、隣接する潤滑油保留湾曲面が重なることなく潤滑油保留間隙が常に最大に維持され潤滑油をより多く確実に潤滑油保留間隙に保留するものであれば、その具体的な実施の形態は如何なるものであっても何ら構わない。
例えば、本発明のエンジン用伝動チェーンにおける内プレートおよび外プレートの具体的な形状については、チェーン外周側およびチェーン内周側にガイド摺接部を形成したもの、チェーン外周側にのみガイド摺接部を形成したものなどのいずれであっても構わないが、チェーン外周側およびチェーン内周側の両側にガイド摺接部を形成したものである場合には、内プレートおよび外プレートのプレート形状が上下対称な形状を呈して、チェーン組み付け時にプレートの上下を考慮することかく内プレートおよび外プレートを取り扱うことができるので、チェーン組み付け作業を簡便に達成でき、また、内プレートおよび外プレートのプレート重量を軽減できるので、チェーン全体の軽量化に寄与できる。
また、本発明のエンジン用伝動チェーンは、ブシュチェーン、ローラチェーン、サイレントチェーンのいずれのものがその対象であっても差し支えないが、ブシュチェーンやローラチェーンの場合には、スプロケットとの噛み合いが円滑となるため、チェーンの摩耗を防止することができ、サイレントチェーンの場合には、スプロケットとの噛み合い騒音を低減できる。
また、本発明のエンジン用伝動チェーンとしてブシュチェーンやローラチェーンを採用した場合には、内プレートと外プレートの両方をチェーンガイドに摺接するように同じチェーン幅で形成したもの、いずれか一方のプレートのみがチェーンガイドに摺接するようにチェーン幅を設定したもののいずれであっても良いが、その場合、チェーンガイドに摺接するプレートのみにガイド摺接部を設ければ良い。
そして、本発明のエンジン用伝動チェーンとしてサイレントチェーンを採用した場合には、関節列インナープレート、ガイド列インナープレート、ガイドプレートのうち、いずれかのプレートもしくはいずれかのプレートの組み合わせのみがチェーンガイドに摺接するようにチェーン幅を設定しても良く、その場合、チェーンガイドに摺接するプレートのみにガイド摺接部を設ければ良い。
以下、本発明の第1実施例であるエンジン用伝動チェーン100を図面に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の第1実施例であるエンジン用伝動チェーンを用いた使用態様図であり、図2は、図1に示すエンジン用伝動チェーンの一部斜視図であり、図3は、内プレートおよび外プレートを示す側面図であり、図4は、チェーンガイドの平坦なガイド面との摺接状態を示す平面図であり、図5は、チェーンガイドの膨出湾曲ガイド面との摺接状態を示す平面図であり、図6は、チェーンガイドのプレート平坦面の長さLに関する説明図であり、図7は、チェーンガイドの膨出湾曲ガイド面に対するプレートの沈み込み状態を示す説明図である。
まず、本発明の第1実施例であるエンジン用伝動チェーン100は、自動車エンジン内のタイミングドライブシステムで用いられるタイミングドライブチェーンであり、図1に示すように、クランクシャフトに固定された駆動側スプロケットS1とカムシャフトに固定された被駆動側スプロケットS2との間に掛け渡されて、駆動側スプロケットS1の回転を被駆動側スプロケットS2に伝動するようになっている。
なお、図1における符号G1は、エンジン本体側に揺動自在に支持されているとともにテンショナTによって揺動端近傍の背面を押圧されてエンジン用伝動チェーン100に適切な張力を付与するチェーンガイドであり、このチェーンガイドG1は、エンジン用伝動チェーン100のチェーン外周側に摺接する膨出湾曲ガイド面G1fを有している。
また、図1における符号G2は、エンジン本体側に固定されてエンジン用伝動チェーン100の走行を案内するチェーンガイドであり、このチェーンガイドG2は、エンジン用伝動チェーン100のチェーン外周側に摺接する平坦なガイド面G2fを有している。
エンジン用伝動チェーン100は、図2に示すように、左右一対で離間配置された内プレート110と、この内プレート110のブシュ圧入孔111に圧入嵌合された前後一対のブシュ120と、このブシュ120に回転自在に外嵌された前後一対のローラ130と、ブシュ120の内部に回転自在に挿通された前後一対の連結ピン140と、この連結ピン140の両端にピン孔151を圧入嵌合させて内プレート110をチェーン長手方向に連結する左右一対で離間配置された外プレート150とを備えている。
そこで、本実施例のエンジン用伝動チェーン100が最も特徴とする内プレート110および外プレート150の具体的な形態について図3乃至図7により詳しく説明する。
内プレート110および外プレート150は、そのチェーン外周側にチェーンガイドG1、G2と摺接するガイド摺接部112、152をそれぞれ備えている。
このガイド摺接部112、152は、内プレート110および外プレート150のプレート長手方向前後端寄りに配設された前後一対のプレート平坦面112a、152aと、このプレート平坦面112a、152aから連続してプレート長手方向中央寄りに配設された前後一対のプレート膨出曲面112b、152bと、この前後一対のプレート膨出曲面112b、152bの相互間に跨設された潤滑油保留湾曲面112c、152cとで構成されている。
プレート平坦面112a、152aは、内プレート110および外プレート150のプレート長手方向前後端寄りに配設されており、図4に示すように、チェーンガイドG2の平坦なガイド面G2fとの摺接時には、このプレート平坦面112a、152aで平坦なガイド面G2fに面接触状態で摺接するようになっている。
プレート膨出曲面112b、152bは、プレート平坦面112a、152aから連続してプレート長手方向中央寄りに配設されており、図5に示すように、チェーンガイドG1の膨出湾曲ガイド面G1fとの摺接時には、このプレート膨出曲面112b、152bで膨出湾曲ガイド面G1fに接触箇所X、Xで摺接するようになっている。
このプレート膨出曲面112b、152bの曲率半径は、プレート平坦面112a、152a側から潤滑油保留湾曲面112c、152c側に向けて漸増しており、そのため、チェーンガイドG1、G2と潤滑油保留湾曲面112c、152cとの間に生じた潤滑油保留間隙Aがチェーン幅方向に過度に広くなることを回避して、この潤滑油保留間隙Aに外部から潤滑油を誘導する毛細管現象を充分に発揮させることができるようなっている。
また、プレート膨出曲面112b、152bとプレート平坦面112a、152aとの境目Yのプレート長手方向配置間隔は、図3に示すように、チェーンピッチPより短くなるように設定されている。
なお、プレート膨出曲面112b、152bは膨出湾曲ガイド面に対する沈み込みを防止するものであり、これらプレート膨出曲面112b、152bを設けずプレート平坦面112a、152aに潤滑油保留湾曲面112c、152cが直接続く場合には、その交点Y、Yでプレート平坦面112a、152aとチェーンガイドG1の膨出湾曲ガイド面G1fとが摺接する。
さらに、プレート平坦面112a、152aの長さLは、
L≧(H/2)*tan(P/(2(R+H/2)))
(L:プレート平坦面の長手方向の長さ
H:プレート高さ
P:チェーンピッチ
R:チェーンガイドの最小曲率半径)
に設定されている。
図6を基に説明すると、チェーンガイドG1の最小曲率半径Rの部分での前後に位置するプレート110、150の屈曲角θは、半径(R+H/2)の円周上にチェーンピッチPのチェーンを巻回したときのチェーンの駒の数2π(R+H/2)/Pで全周の角度2π(単位:ラジアン)を除して求められ、θ=2π÷(2π(R+H/2)/P)=P/(R+H/2)(単位:ラジアン)となり、この最大屈曲時でもプレート平坦面112a、152a同士が重なる状態を維持する。
すなわち、図6に示す屈曲時のプレート平坦面112a、152aの交点Wが必ずプレート平坦面112a、152aのそれぞれの始点Zと終点Yの中間に位置するためには、双方のプレート平坦面112a、152aの長さLはそれぞれ、最大屈曲角θの半分の屈曲分θ/2で求められるZ−Wの長さ(H/2)*tan(θ/2)=(H/2)*tan(P/(2(R+H/2)))以上であればよい。
なお、本実施例のエンジン用伝動チェーン100で言うところの「チェーンピッチP」とは、外プレート150に前後一対で圧入嵌合された連結ピン140の中心がチェーン長手方向に相互離間する間隔のことを意味している。
そして、図5に示すように、ブシュ圧入孔111またはピン孔151の中心から膨出湾曲ガイド面G1fとプレート膨出曲面112b、152bとの接触箇所Xまでの距離Bは、ブシュ圧入孔111またはピン孔151の中心からプレート平坦面112a、152aまでの最小距離Cよりも長くなるように設定されている。
そのため、膨出湾曲ガイド面G1fとの接触方向へのプレート強度が向上して、膨出湾曲ガイド面G1fとの接触に起因した応力が接触箇所Xの近傍部分に作用した際にも、充分なチェーン強度を発揮することができるようになっている。
また、図3乃至図7に示すブシュ圧入孔111とピン孔151の径の大きさについては、通常はブシュ圧入孔111の径よりもピン孔151の径の方が小さく設定されているが、図3乃至図7においては、説明の便宜を図るためにブシュ圧入孔111とピン孔151の径の大きさを同じものとして示している。
潤滑油保留湾曲面112c、152cは、図3乃至図5に示すように、前後一対のプレート膨出曲面112b、152bの相互間に跨設されており、潤滑油保留湾曲面112c、152cとチェーンガイドG1、G2との間に生じた潤滑油保留間隙Aで潤滑油を保留するようになっている。
この潤滑油保留間隙Aのチェーン幅方向の長さ、すなわち、潤滑油保留湾曲面112c、152cとチェーンガイドG1、G2とのチェーン幅方向の最大離間距離は、1mm以下に設定されており、外部から潤滑油保留間隙Aに潤滑油を誘導する毛細管現象を充分に発揮させることができるようになっている。
なお、一般に、2つの物体の間隙が1mm以下に設定されている場合に、その間隙に向けて外部から液体を誘導する毛細管現象が促進されることが知られている。
そして、内プレート110および外プレート150は、図3乃至図5に示すように、駆動側スプロケットS1および被駆動側スプロケットS2側に面するチェーン内周側にもガイド摺接部112、152をそれぞれ有しており、そのため、内プレート110および外プレート150は上下対称な形状を呈するのでチェーン組み付け時にプレートの上下を考慮することなく内プレート110および外プレート150を取り扱うことができるようになっている。
このようにして得られた本実施例のエンジン用伝動チェーン100は、内プレート110および外プレート150のガイド摺接部112、152が、内プレート110と外プレート150のプレート長手方向前後端寄りに配設された前後一対のプレート平坦面112a、152aと、プレート平坦面112a、152aから連続してプレート長手方向中央布引こ配役された前後一対のプレート膨出曲面112b、152bと、前後一対のプレート膨出曲面112b、152bの相互間に跨設された潤滑油保留湾曲面112c、152cとで構成されている。
したがって、このガイド摺接部112、152とチェーンガイドG2の平坦なガイド面G2fまたはチェーンガイドG1の膨出湾曲ガイド面G1fとの間に生じた潤滑油保留間隙Aにエンジン内の潤滑油が誘導される毛細管現象が発生して両者の間に安定した油膜が形成されるので、チェーンガイドG2の平坦なガイド面G2fまたはチェーンガイドG1の膨出湾曲ガイド面G1fとの間のフリクションを低減することができ、また、前後一対のプレート平坦面112a、152aがチェーンガイドG2の平坦なガイド面G2fに面接触状態で摺接して潤滑油保留間隙Aで保留した潤滑油を確実にシールするので、潤滑油の外部漏出を抑制してチェーンガイドG2との摺接を円滑にして自動車エンジンの燃焼効率を向上させることができる。
そして、チェーンガイドG2の平坦なガイド面G2fに対しては前後一対のプレート平坦面112a、152aで摺接するとともにチェーンガイドG1の膨出湾曲ガイド面G1fに対しては前後一対のプレート膨出曲面112b、152bで摺接するので、チェーンガイドG1、G2からの応力が内プレート110および外プレート150の特定箇所に集中せず回避してプレート耐久性を著しく向上させることができる。
また、プレート平坦面112a、152aのプレート長手方向の長さLが、前記チェーンガイドG1の最も曲率半径Rが小さな部分で屈曲しても、前後に位置するプレート110、150のプレート平坦面112a、152a同士が重なる長さに設定されていることにより、膨出湾曲ガイド面G1fに摺接してチェーンが屈曲した際にも、隣接する潤滑油保留湾曲面112c、152cが重なることなく潤滑油保留間隙Aが常に最大に維持され潤滑油をより多く確実に潤滑油保留間隙Aに保留することができる。
さらに、プレート平坦面112a、152aとプレート膨出曲面112b、152bとの境目Yのプレート長手方向配置間隔が、チェーンピッチPより短く設定されている。
したがって、図4に示すように、チェーン引張力が最も集中しやすく疲労破壊を生じがちなプレート部分D、すなわち、内プレート110のブシュ圧入孔111もしくは外プレート150のピン孔151の中心を通ってチェーン幅方向に伸びる仮想ラインに近傍するプレート部分Dを切り欠くことなくプレート膨出曲面112b、152bを形成することでプレート強度の低下を回避できるので、このプレート部分DにチェーンガイドG2の平坦なガイド面G2fとの摺接に起因した応力が作用しても充分なチェーン強度を発揮することができる。
また、図7に示すように、内リンクプレート510および外リンクプレート550のチェーンピッチPと同じ幅もしくはチェーンピッチPよりも長い幅でガイド対内湾曲面511、551を形成した従来の伝動チェーン500と比べて、膨出湾曲ガイド面G1fとの接触箇所X、Xのプレート長手方向配置間隔が短くなって膨出湾曲ガイド面G1fに対するチェーンの沈み込みを軽減できるので、このようなチェーンの沈み込みに起因するチェーンの弛みを回避して、チェーン軌道を安定させることができる。
なお、図7に示す符号G1f’は、従来の伝動チェーン500に摺接した際におけるチェーンガイドの膨出湾曲ガイド面である。
また、プレート膨出曲面112b、152bの曲率半径が、プレート平坦面112a、152a側から潤滑油保留湾曲面112c、152c側に向けて漸増している。
したがって、ガイド摺接部112、152とチェーンガイドG2の平坦なガイド面G2fまたはチェーンガイドG1の膨出湾曲ガイド面G1fとの間に生じた潤滑油保留間隙Aがチェーン幅方向に過度に広くなることを回避して、この潤滑油保留間隙Aに外部から潤滑油を誘導する毛細管現象を充分に発揮させることができるので、チェーンガイドG1、G2との摺接をさらに円滑にして自動車エンジンの燃焼効率を向上させることができる。
内プレート110および外プレート150のガイド摺接部112、152が、チェーン内周側とチェーン外周側にそれぞれ設けられている。
したがって、内プレート110および外プレート150のプレート形状が上下対称な形状を呈して、チェーン組み付け時にプレートの上下を考慮することなく内プレート110および外プレート150を取り扱うことができるので、チェーン組み付け作業を簡便に達成でき、しかも、内プレート110および外プレート150のプレート重量を軽減できるので、チェーン全体の軽量化に寄与できるなど、その効果は甚大である。
本発明の第1実施例であるエンジン用伝動チェーンの使用態様図。 図1に示すエンジン用伝動チェーンの一部斜視図。 内プレートおよび外プレートを示す側面図。 チェーンガイドの平坦なガイド面との摺接状態を示す平面図。 チェーンガイドの膨出湾曲ガイド面との摺接状態を示す平面図。 チェーンガイドのプレート平坦面の長さLに関する説明図。 膨出湾曲ガイド面に対するプレートの沈み込み状態を示す説明図。 従来の内リンクプレートおよび外リンクプレートを示す側面図。
100 ・・・ エンジン用伝動チェーン
110 ・・・ 内プレート
111 ・・・ ブシュ圧入孔
112 ・・・ ガイド摺接部
112a・・・ プレート平坦面
112b・・・ プレート膨出曲面
112c・・・ 潤滑油保留湾曲面
120 ・・・ ブシュ
130 ・・・ ローラ
140 ・・・ 連結ピン
150 ・・・ 外プレート
151 ・・・ ピン孔
152 ・・・ ガイド摺接部
152a・・・ プレート平坦面
152b・・・ プレート膨出曲面
152c・・・ 潤滑油保留湾曲面
S1 ・・・ 駆動側スプロケット
S2 ・・・ 被駆動側スプロケット
T ・・・ テンショナ
G1 ・・・ チェーンガイド
G1f・・・ 膨出湾曲ガイド面
G2 ・・・ チェーンガイド
G2f・・・ 平坦なガイド面
A ・・・ 潤滑油保留間隙
P ・・・ チェーンピッチ
H ・・・ プレート高さ

Claims (3)

  1. 内プレートと外プレートとがチェーンガイドに対して摺接して周回走行するエンジン用伝動チェーンにおいて、
    前記内プレートおよび外プレートのプレート長手方向に前後対称なガイド摺接部が、前記内プレートおよび外プレートのプレート長手方向前後端寄りに配設されて前記チェーンガイドのガイド面に摺接する前後一対のプレート平坦面と、該プレート平坦面から連続してプレート長手方向中央寄りに配設された前後一対のプレート膨出曲面と、該前後一対のプレート膨出曲面の相互間に跨設されて前記チェーンガイドのガイド面との間隙で潤滑油を保留する潤滑油保留湾曲面とを有しているとともに、
    前記プレート平坦面のプレート長手方向の長さが、前記チェーンガイドの最も曲率半径が小さな部分で屈曲しても前後に位置するプレートのプレート平坦面同士が重なる長さに設定され、
    前記プレート平坦面とプレート膨出曲面との境目Yのプレート長手方向配置間隔が、チェーンピッチPより短く設定され、
    前記内プレートおよび外プレートのブシュ圧入孔またはピン孔の中心から膨出湾曲ガイド面とプレート膨出曲面との接触箇所Xまでの距離Bが、ブシュ圧入孔またはピン孔の中心からプレート平坦面までの最小距離Cよりも長くなるように設定されていることを特徴とするエンジン用伝動チェーン。
  2. 前記プレート平坦面のプレート長手方向の長さLが、
    L≧(H/2)*tan(P/(2(R+H/2)))
    (L:プレート平坦面の長手方向の長さ
    H:プレート高さ
    P:チェーンピッチ
    R:チェーンガイドの最小曲率半径)
    に設定されていることを特徴とする請求項1記載のエンジン用伝動チェーン。
  3. 前記内プレートおよび外プレートのガイド摺接部が、チェーン内周側とチェーン外周側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のエンジン用伝動チェーン。
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