JPH04228951A - 動力伝達チエーン - Google Patents

動力伝達チエーン

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Publication number
JPH04228951A
JPH04228951A JP3095236A JP9523691A JPH04228951A JP H04228951 A JPH04228951 A JP H04228951A JP 3095236 A JP3095236 A JP 3095236A JP 9523691 A JP9523691 A JP 9523691A JP H04228951 A JPH04228951 A JP H04228951A
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JP
Japan
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links
link
sets
power transmission
toe
Prior art date
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Pending
Application number
JP3095236A
Other languages
English (en)
Inventor
Timothy J Ledvina
ティモシー・ジェイ・レッドヴィナ
ステリオス・エイ・アブラミディス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BorgWarner Automotive Transmission and Engine Component Corp
Original Assignee
BorgWarner Automotive Transmission and Engine Component Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by BorgWarner Automotive Transmission and Engine Component Corp filed Critical BorgWarner Automotive Transmission and Engine Component Corp
Publication of JPH04228951A publication Critical patent/JPH04228951A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
    • F16G13/04Toothed chains

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Chain Conveyers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は動力伝達チエーンに関す
る。更に詳細には、本発明はサイレントチエーンすなわ
ちリンクが非対称である差し挟まれた逆歯付きリンクの
組を備えた動力伝達チエーンに関する。
【0002】
【従来の技術】動力伝達チエーンは自動車産業で広く使
用されている。このようなチエーンは動力をエンジンか
ら変速機に伝達するため或は変速機内で動力を伝達する
ためのみならず、点火のタイミングを取るために使用さ
れる。動力伝達チエーンは産業に広く使用されている。
【0003】一つの形式の動力伝達チエーンは「サイレ
ントチエーン」と呼ばれる。このようなチエーンは差し
挟まれた反転した歯付きリンクの組で形成されている。 リンクの組すなわち横列は互いに隣接して配置された幾
つかのリンクから組み立てられている。リンクはピボッ
ト装置によって接続され、そのピボット装置は、典型的
には、対の穴内に受けられた円いピン又はロッカジョイ
ントピンである。リンクは各々一対の歯すなわちつま先
を有し、そのつま先は外側及び内側フランクによって限
定されている。つま先の内側フランクは股部において接
続されている。
【0004】通常の動力伝達チエーン駆動装置は、二つ
のほぼ平行な軸に支持された二つの隔てられたスプロケ
ットに巻かれた、差し挟まれたリンクの組を有する無端
のチエーンを備えている。軸の一方は駆動スプロケット
を支持する入力軸であり、他方は被駆動スプロケットを
支持する出力軸である。チエーンのリンクは、入力軸及
び駆動スプロケットからチエーンを介して被駆動スプロ
ケット及び出力軸に動力を伝達するように、スプロケッ
トの歯の上に嵌りかつそれと係合するようになっている
【0005】歴史的に、サイレントチエーンはリンクの
総てが同じ形状を有しかつ総て同じ方向に向けられて造
られてきた。ごく最近のサイレントチエーンは一般的に
総てが同じ形状で対称のリンクで造られている。このよ
うなチエーンのリンクは、リンクの両内側フランクがほ
ぼ直線であるか或はその代わりに両内側フランクが凸状
である形状を有している。このようなリンクの内側フラ
ンクの構造は、一部が直線で一部が曲線になっているか
、或は内側フランクに沿った曲線の曲率半径が変化する
二者択一の形状を有し得る。形状の相違はチエーン構造
のリンクの動作に影響を与える。
【0006】動力伝達チエーンは長い間自動車産業にお
いてタイミングチエーンの用途と動力伝達の用途に使用
されてきた。ほぼ直線の内側フランクのあるリンクを有
するチエーンと同様に異なる形状の内側フランクのある
リンクを有するチエーンもこのような自動車の用途に使
用されてきた。歴史的に、両形式のリンクを製造するチ
エーン組立工場においてはこれら二つの形式のリンクが
混ざり合うのを避けるのに大きな注意が払われて来た。 すなわち、リンクの総てが同じ形式で同じ形状のチエー
ンを生産するように大きな注意が払われて来た。
【0007】しかしながら、チエーンに二つの異なる内
側フランクの形状を有するリンクを混ぜると、チエーン
を自動車に使用したとき総てが同じ形状のリンクで造ら
れたチエーンよりも騒音が少ないチエーンをつくれるこ
とが分かった。二つの異なる形状のリンクの混ぜ合わせ
を含むチエーンは1982年8月3日い発効された米国
特許第4,342,560号に示されている。この特許
は第1の形状の内側フランクを有する複数のリンクの組
と別の形状の内側フランクを有する複数のリンクの組と
を混ぜ合わせる概念を示している。これらの異なる形状
はリンクの寸法と同様にフランクの形状又は穴の位置を
変えることによって達成され得る。
【0008】米国特許第4,342,560号の広い包
括的概念は異なるチエーンの組に別に形成されたリンク
のフランクを有することによってリンクのフランクとス
プロケットとの間の接触を変えることであった。例えば
、この特許の発明の一つのスペーシス(species
)において、幾つかのリンクの組は少なくとも一つのほ
ぼ直線形状の内側フランクを有するリンクで構成され、
一方他のリンクの組は少なくとも一つの異なる形状の内
側フランクを有するリンクで構成されている。スプロケ
ットがチエーンを駆動するとき、スプロケットの歯は一
つのリンクの組の一つの形状の内側フランクと接触し、
かつ他の組の他の形状の内側フランクと、又はおそらく
異なる時間における異なる内側フランクの形状の結果と
して先行する組の他のリンクの外側フランクと接触する
。このような相違はリンクとスプロケットとの接触を変
える。
【0009】米国特許第4,342,560号の発明の
他のスペーシスにおいて、例えば、幾つかのリンクの組
はいわゆる内側係合型のリンクを備え、他のリンクの組
はいわゆる外側係合型のリンクを備えている。このよう
なチエーンにおけるリンクの実際の係合は種々のリンク
の組を違いに配置することによって決定される。もちろ
ん、上記米国特許の概念はいわゆる内側係合型リンクと
外側係合型リンクとの組み合わせより広い。
【0010】このように、米国特許第4,342,56
0号は、第1の内側フランク形状を有するリンクと異な
る形状の内側フランクを有するリンクとを散在させた或
は混ぜ合わせたチエーンを提供することによって、チエ
ーンの騒音を減少するという基本的概念を意図している
。このようなチエーンは、形状を変えることによってか
つこのようにして接触点及び接触のリズムを変えること
によって、スプロケットと接触するチエーンから発生す
る騒音のパターンを変えようとする騒音減少技術を利用
している。上記米国特許に先立って、特許及び構造が総
て同じ内側フランク形状を有するチエーン(チエーンを
案内するための外側のガイドリンクと反対に)の駆動リ
ンクを使用することを示した。従来技術は、同じチエー
ン組立体内に第1の内側フランク形状を有するリンクの
組と異なる内側フランク形状を有するリンクの組とを混
ぜ合わせることは教示しなかった。勿論、従来技術の米
国特許第3,277,875号及び米国特許第3,49
5,468号は、どちらもチエーンとスプロケットとの
接触のリズムを変えるためにチエーンリンクのフランク
の形状を変えるのでなくてスプロケットの歯を変えるこ
とを教示している。
【0011】二つの形状のリンクを有する「ハイブリッ
ド」チエーンを使用する利点は、スプロケットの歯を変
える必要性をなくすことである。しかしながら、二つの
形状のリンクは組立前の工程で分離すなわち区別されて
いなければならず、かつそれから製造中に適切な組を形
成するようにされなけらばならない。チエーンのリンク
の組の最適のパターンは組立の前に決定されかつ組立の
前にリンクを区別することはそのパターンを達成するた
めに極めて重要である。米国特許第4,509,323
号及び第4,509,937号に述べられているように
、リンクの外側上面は組立中にリンクを適切な位置に混
ぜ合わせるのを容易にするために形状で適当に識別され
得る。
【0012】本発明は米国特許第4,342,560号
に述べられた包括的な概念のスペーシスである。本発明
は総てが全体にわたる同じ外側形状を有するリンクでつ
くられたチエーンを提供することによって区別の問題を
解決する。しかしながら、リンクは形状が非対称であり
かつ米国特許第4,342,560号のハイブリッドチ
エーンと同じ結果を与えるためにチエーンに異なる方向
性が与えられる。米国特許第4,342,560号のリ
ンクは、第1の形状の先行する内側フランクを有するリ
ンクと第2の形状の先行する内側フランクを有するリン
クとを混ぜ合わせることによってその結果を達成する。
【0013】本発明のリンクは、二つの方向に向けられ
た米国特許第4,342,560号の二つのリンクの非
対称の組み合わせである。組立に先立って、本発明のリ
ンクが総て同じ方向に向けられるときリンクは一つのリ
ンク形状を示す。組立中又は組立後、リンクは組立体に
おけるそれらの方向付けにより二つのリンク形状を有す
る。このように、本発明のリンクは、同じ結果すなわち
スプロケットとチエーンの接触を変えることを達成する
ために、第1の形状の先行する内側フランクを有するリ
ンクと第2の形状の先行する内側フランクを有するリン
クとを混ぜ合わせることによって、同じ機能すなわち不
規則に同じ方法でスプロケットを接触させることを達成
する。米国特許第4,342,560号及び本願の請求
の範囲において、先行する内側フランクは異なる形状の
リンクを使用することによって又は非対称のリンクを方
向付けすることによって変えられる。勿論、各場合にお
いて、先行する内側フランクはリンクとスプロケットの
接触に主に影響するフランクである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、チエーン及びスプロケットの歯の接触を変更し
かつチエーンの組立前に区別の必要性をなくした動力伝
達チエーンを提供することである。本発明の特別の目的
は、幾つかのリンクの組が第1の方向に向けられかつ他
のリンクの組が別の方向に向けられいる非対称のリンク
でつくられた動力伝達チエーンを提供することである。
【0015】本発明の目的は、幾つかのリンクの組が第
1の方向に向けられかつ他のリンクの組が別の方向に向
けられ、リンクの組が所定の不規則のパターンで混ぜ合
わされている非対称のリンクでつくられた動力伝達チエ
ーンを提供することである。本発明の他の目的は、幾つ
かのリンクの組が第1の方向に向けられかつ他のリンク
の組が別の方向に向けられいる非対称のリンクでつくら
れた動力伝達チエーンであって、そのチエーンが両方向
で動作されるチエーンを提供することである。
【0016】本発明の更に別の目的は、チエーンにおけ
る適当な順序でリンクの方向付けを容易にするようにリ
ンクにしるしを有する非対称のリンクでつくられた動力
伝達チエーンを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願の一つの発明は、複
数の差し挟まれたリンクの組を備え、リンクの各々が股
部によって隔てられた一対のつま先を有する動力伝達チ
エーンにおいて、幾つかのリンクの組が非対称の形状を
有し、前記リンクが第1の方向に向けられ、他のリンク
の組が前記非対称の形状を有するリンクを備え、前記他
の組のリンクが反対の方向に向けられ、各リンクが長手
方向に隔てられた穴を有し、一方のリンクの組の穴が隣
接するリンクの組の穴と横方向に整合され、各整合され
穴の組内のピボット装置が隣接するリンクの組を接続し
、前記穴の少なくとも一つが中間の首部によって接続さ
れた拡大した円形端を有するほぼ砂時計形であり、前記
拡大した円形端が中で前記ピボット装置受けるようにな
って構成されている。本願の他の発明は、複数の差し挟
まれたリンクの組と、隣接するリンクの組を接続するピ
ボット装置とを備えた動力伝達チエーンであって、前記
チエーンの前記リンクの各々が股部によって隔てられた
つま先を有し、各つま先が外側フランクと内側フランク
とによって限定され、各リンクの内側フランクが股部で
接続し、各リンクが前記ピボット装置を受けるための対
の穴を限定し、幾つかのリンクの組は、第1のつま先の
内側フランクの途中の任意の点における内側フランクと
外側フランクとの長手方向の間隔が第2のつま先の内側
フランクの途中の同じ点における内側フランクと外側フ
ランクとの長手方向の間隔より大きいリンクを備え、他
のリンクの組は、第1のつま先の内側フランクの途中の
任意の点における内側フランクと外側フランクとの長手
方向の間隔が第2のつま先の内側フランクの途中の同じ
点における内側フランクと外側フランクとの長手方向の
間隔より小さいリンクを備えて構成されている。本願の
他の発明は、複数の差し挟まれたリンクの組と、隣接す
るリンクの組を接続するピボット装置とを備えた動力伝
達チエーンであって、前記チエーンの前記リンクが股部
によって隔てられたつま先を有し、各リンクが前記ピボ
ット装置を受けるための一対の穴を限定し、幾つかのリ
ンクの組が非対称形状のリンクを備え、前記リンクが第
1の方向に向けられ、他のリンクの組が前記非対称形状
のリンクを備え、前記他の組のリンクが反対方向に向け
られ、前記第1の方向に向けられた前記リンクの組は第
1の形状の案内上面を有し、前記反対方向に向けられた
前記リンクの組異なる形状の案内上面を有し、それによ
って前記リンクの方向がより容易に確認できるように構
成されている。本願の更に他の発明は、複数の差し挟ま
れたリンクの組と、隣接するリンクの組を接続するピボ
ット装置とを備えた動力伝達チエーンであって、前記チ
エーンの前記リンクが股部によって隔てられたつま先を
有し、各つま先が外側フランクと内側フランクとによっ
て限定され、各リンクの内側フランクが股部で接続し、
各リンクが前記ピボット装置を受けるための対の穴を限
定し、各リンクが第1のつま先の中心線から鉛直のリン
ク中心線まで第1の距離を有しかつ第2のつま先の中心
線から前記鉛直のリンク中心線までの第2の距離を有し
、前記第1の距離が前記第2の距離より大きく、幾つか
のリンクの組が第1の方向に向けられたリンクを備え、
他のリンクの組が反対方向に向けられたリンクを備えて
構成されている。
【0018】
【作用】本発明の一つの実施例によれば、動力伝達チエ
ーンは複数の差し挟まれた金属のリンクの組を備えてい
る。好ましくは円形のピンの形状のピボット装置又はピ
ン及びロッカジョイントのような他の形式のピボットジ
ョイントがリンクの一対の穴に嵌まることによって隣接
するリンクの組を接続する。チエーンのリンクの各々は
外側フランク及び内側フランクによって限定され、各リ
ンクの内側フランクは股部において接続されている。チ
エーンはチエーンをスプロケット歯に案内するためにガ
イドリンクを備えてもよい。このようなガイドリンクは
スプロケット歯とは駆動係合しない。
【0019】チエーンのリンクは形状が非対称で、ある
リンクが第1の方向に向けられかつ他のリンクが反対の
方向に向けられている。非対称形状は第1の形状の内側
フランクを有する第1のつま先と、異なる形状の内側フ
ランクを有する第2のつま先とを備えている。第1の形
状はほぼ直線の面又は曲面のいずれを有していてもよい
。第1の形状及び異なる形状の両者は曲面であり得る。 曲面はほぼリンクのフランクの一部に沿っていおり、リ
ンクのフランクの部分はほぼ同じである。
【0020】内側フランクの異なる曲面は中心線に関す
る点から測定したとき異なる曲率半径によって形成され
得る。代わりに、異なる曲面は中心線に関する異なる点
から測定したとき同じ曲率半径によって形成され得る。
【0021】つま先の各々は好ましくはリンクの外側上
面で異なる形状を有している。これらの上面の形状はチ
エーンにおけるリンクの方向決めを容易にするために特
定のつま先の指標として作用する。
【0022】非対称のリンク形状は幾つかの異なるパタ
ーンでつくられかつ配列される。例えば、チエーンは対
称なリンク及び非対称なリンクの混ぜ合わせで又は二つ
の異なる非対称なリンクの混ぜ合わせでつくられ得る。
【0023】本発明の教示に従ってつくられたチエーン
をスプロケットと共に使用すると、総てのリンクが同じ
でかつ対称形状であるチエーンとスプロケットとによっ
て発生される騒音パターンに比較して異なった騒音パタ
ーンを発生する。非対称形状を異ならして方向決めする
とチエーンとスプロケットとの間の接触パターンが変わ
る。本発明のチエーンは、歯の輪郭がインボリュートに
よって限定されるスプロケットを含む種々のスプロケッ
ト歯形と共に使用するのに適している。
【0024】
【実施例】図において、図1はチエーン10及びスプロ
ケット12を含む動力伝達チエーン及びスプロケット駆
動装置の一部を示している。スプロケット12は軸14
を中心として駆動されかつ複数の隔てられた歯16を有
している。完全なチエーン駆動装置は異なる直径でよく
かつ異なる数の異なる形状の歯を有してもよい少なくと
も一対のスプロケットを備えている。スプロケットの歯
は均一に又は不均一に隔てられ得る。
【0025】チエーンは連結されまた差し挟まれたリン
ク22の組18、20でつくられている。組すなわち横
列18、20は図6により詳細に示されている。図6に
おいて陰影を付けているのはリンクの異なる向きを示す
ためであって、リンクの異なる形状を示すものではない
。組は横に並べて配置された複数のリンクでつくられて
いる。差し挟まれた組のリンクは好ましくは第1の組の
リンクを有する列と交互になっている。リンク22は形
状が非対称でありかつ図2ないし図4および図7ないし
図10の別の実施例で示されている。隣接するリンクの
組は円形ピンとして示されているピボット装置24によ
って連結されている。ピボット装置は整合された数組の
穴25内に受けられている。各リンクは好ましくはリン
クの両端に配置された一対の穴25、26を備えている
【0026】スプロケット上でチエーンを横方向に整合
するガイドリンク28が設けられている。示されたガイ
ドリンクはチエーンの外側に沿って配置されかつスプロ
ケットの歯とは駆動係合しない。このように、ガイドリ
ンクは歯付きリンク22すなわち駆動リンクから区別さ
れる。内側ガイドリンク(図示されていない)を使用す
ることも可能であり、その場合スプロケットはガイドリ
ンクを受けるように溝が形成される。ピボット装置24
はチエーン組立体を一体に保持するために通常端部がか
しめられるが、もし望むならば他の方法も使用され得る
【0027】リンク22の各々は同じ全体形状を有して
いる。リンクは非対称の形でかつ複数の横列では異なる
方向に向けられている。例えば、組18のリンクは第1
の方向に向けられ、組20のリンクは反対すなわち逆の
方向に向けられている。
【0028】リンク22は図2に示されかつ一対の隔て
られたつま先30、32が形成されている。第1のつま
先30は内側フランク34と外側フランク36とによっ
て限定されている。第2のつま先32は内側フランク3
8と外側フランク40とによって限定されている。第1
のつま先30は上面42を備え、一方第2のつま先32
は上面44を備えている。上面は穴を通る水平中心線よ
り上のリンクの一部である。第1のつま先30の上面4
2は、第2のつま先32の上面44の丸くなった形状に
比較して鋭角を成すように伸びている。上面の異なる形
状によりリンクの部分の識別が容易である。二つのつま
先の内側フランク34、38は股部46で接続されてい
る。
【0029】第1ののつま先30の内側フランク34は
リンクの内側方向すなわち反対方向に凹状に曲がってい
る。第2のつま先32の内側フランク38は参照番号4
8で示される曲率中心を有して凸状に曲がってすなわち
外側に膨らんでいる。曲率半径50は曲率中心48に関
して内側フランク38の曲率を限定する。
【0030】リンクは鉛直中心線52において概して二
つの部分に分割される。中心線52はおおよそ股部46
の中心を通る。リンクの二つの部分はチエーンにおける
リンクの方向に基づいてリンクの二つの方向を限定する
。第1の方向付けでは、リンクは、第1のつま先がチエ
ーンをスプロケットと接触されるように先導しかつ第2
のつま先が第1のつま先に続くようにして、チエーンに
接続されている。第2の方向付けでは、リンクは、第2
のつま先がチエーンをスプロケットと接触されるように
先導しかつ第1のつま先が第2のつま先に続くようにし
て、チエーンに接続されている。このように、もしリン
クの第1の方向付けが図2に示されるものであれば、第
2の方向付けは方向が逆で、すなわち方向が反転された
ものである。
【0031】リンクの組は同じ方向に向けられたリンク
で形成されることが望ましい。したがって、チエーンを
組み立てるとき、幾つかのリンクの組は第1の方向に向
けられたリンクで形成されかつ他のリンクの組は第2の
方向すなわち反対方向に向けられたリンクで形成されて
いる。リンクの組をこのような方法で配置することによ
って、リンクのフランクのスプロケット歯との接触のパ
ターンは変えられる。換言すれば、リンクのスプロケッ
ト歯との接触点及びリズムはリンクの異なる方向付けに
よって変えられ得る。このようにしてつくられたチエー
ンをスプロケットと共に使用すると、総てのリンクが同
じで対称形状のチエーン及びスプロケットによって発生
される騒音パターンに比較して騒音パターンが異なる。
【0032】図3、図4及び図7ないし図10に示され
たリンクは図2に示された非対称のリンクの別の実施例
である。図3において、第1のつま先54はほぼ直線の
内側フランク55を有している。用語「ほぼ直線」は実
質的に直線である形状を意味するが、完全に幾何学上の
直線に限定される必要はない。第2のつま先56は湾曲
した内側フランク57を有している。湾曲した内側フラ
ンク57は参照番号59で示される曲率中心59からの
曲率半径58を有している。
【0033】図3に示されるリンク22の第1のつま先
54はへこみすなわち内側曲面61のある上面60を有
している。第2のつま先56は丸くなった上面62を有
している。上面60及び62の異なる形状は二つの可能
な方向付けにおいてリンクの区別を容易にする。すなわ
ち、第1のつま先54がチエーンをスプロケットと接触
するように先導し第2のつま先が第1のつま先に続く第
1の方向付けと、第2のつま先56がチエーンをスプロ
ケットと接触するように先導し第1のつま先が第2のつ
ま先に続く第1の方向付けとである。
【0034】図4に示されるリンク22の実施例は湾曲
した内側フランク66を有する第1のつま先64を有し
ている。湾曲した内側フランク66は参照番号69で示
される曲率中心からの曲率半径68を有する。第2のつ
ま先70は湾曲した内側フランク72を有する。湾曲し
た内側フランク72は参照番号75で示される曲率中心
からの曲率半径74を有する。基準点すなわち曲率中心
69及び75の位置の変化と同様に曲率半径68、74
の変化により内側フランク66、72の湾曲度が変わる
。このように、リンク22は異なる形状の第1のつま先
64と第2のつま先70とが設けられる。
【0035】第1のつま先64の上面76は切頭曲線で
あるのに対して、第2のつま先70の上面78は丸くな
った曲線である。上面76、78の異なる形状によりリ
ンクを二つの利用可能な方向を区別するのを容易にする
【0036】リンクの組すなわち横列はいろいろなパタ
ーンで組み立てられ得る。図5及び図6に示されるよう
に、第1の方向付けにおけるリンクの組は異なる方向付
けにおけるリンクの組と交互に配置され得る。組の交互
配列は繰り返しのパターンで又は所定の不規則のパター
ンで行はれ得る。代わりに、リンクはチエーン全体を通
して不規則に向けられ得る。例えば、リンクは各横列に
おいて交互に配置され、交互配列は各列において千鳥足
状になっている。リンクの列はチエーンの長手方向に見
て横列の特定の位置においてリンクのつながりになって
いる。このように、列内のリンクは典型的には直接差し
挟まれず、隔てられている。リンクは隣接する横列内に
隣接するリンクと共に差し挟まれる。
【0037】非対称のリンクの別の実施例が図7に示さ
れている。リンクは第1のつま先80と第2のつま先8
2とを有している。第1のつま先は内側フランク84と
外側フランク85とによって形成され、一方第2のつま
先は内側フランク86と外側フランク87とによって形
成されている。一対の穴88、90が参照番号91、9
2で示される中心を有している。リンクの非対称形状は
穴の中心からつま先のフランクまでの距離の相異によっ
て達成される。第1のつま先80において、線94で示
される穴の中心91から内側フランク84までの距離は
線95で示される穴の中心91から外側フランク85ま
での距離より大きい。第2のつま先82において、線9
6で示される穴の中心92から内側フランク86までの
距離は線97で示される穴の中心92から外側フランク
87までの距離より大きい。距離94、95は、最も近
い穴すなわちピン穴開口の中心から内側及び外側フラン
クの接線までの垂直距離によって測定され得る。
【0038】図7に示された別の実施例は、穴の中心か
らフランクまでの距離を別の大きさにしてつくられ得る
。例えば、両つま先の穴の中心から内側フランクまでの
距離は、距離が非対称のリンクをつくるようになってい
る限り両つま先の穴の中心から外側フランクの距離より
大きい。本発明の結果はチエーンのある組に第1の方向
に向いているリンクを使用しかつチエーンの他の組に反
対方向に向いているリンクを使用することによって達成
される。二つのつま先の上面100、102はチエーン
におけるリンクの方向付けを容易にするため別個に形成
されている。
【0039】非対称のリンク22の別の実施例が図8に
示されている。リンクは第1のつま先104と第2のつ
ま先106とを有している。第1のつま先は発散する内
側フランク108と外側フランク110とによって形成
され、一方第2のつま先は発散する内側フランク112
と外側フランク114とによって形成されている。リン
クの非対称形状はリンクのつま先の幅を異ならせること
によって達成される。内側フランク106の途中の任意
の点118における距離116で示されるような第1の
つま先104の幅は、穴124、126の中心に関する
同じ点122における距離120で示されるような第2
のつま先106の幅と異なっている。つま先の幅の相異
又はフランクの間隔距離の相異により非対称のリンクが
与えられる。図8の別の実施例は第1のつま先に関して
第2のつま先を短くすることによってもつくられ得る。 すなわち、リンクを一方のつま先が他方のつま先より長
くなるように、穴の中心124、126から第1及び第
2のつま先104、106の基部すなわち先端までの距
離を異なる距離123、125で、形成する。例えば、
距離123は距離125より大きく、その結果つま先は
長さが異なる。
【0040】本発明のチエーンの非対称リンク22の更
に別の実施例が図9に示されている。リンクは第1のつ
ま先130と第2のつま先132とを有している。第1
のつま先は内側フランク133と外側フランク134と
で形成され、一方第2のつま先は内側フランク135と
外側フランク136とで形成されている。
【0041】図9のリンクの非対称形状はリンクの中心
線から第1及び第2のつま先の中心線までの距離の相異
によって達成される。リンクは一対の穴138及び14
0を有し、その穴はリンクの中心線142から等しく隔
てられている。すなわち、中心線142から第1の穴1
38の中心線までの距離143は中心線142から第2
の穴140の中心線までの距離144と等しい。距離1
43、144は図9における水平中心線に沿って測られ
る。
【0042】第1のつま先130は中心を通る第1の中
心線146を有し、一方第2のつま先は中心を通る第2
の中心線148を有する。第1のつま先の中心線146
からリンクの中心線142までの距離150は第2のつ
ま先の中心線148からリンクの中心線142までの距
離152と等しくない。つま先の隔たりの相異により非
対称リンクが形成される。
【0043】本発明のチエーンの非対称リンクの更に別
の実施例が図10に示されている。リンクは第1のつま
先160と第2のつま先162とを有している。第1の
つま先は内側フランク163と外側フランク164とで
形成され、一方第2のつま先は内側フランク165と外
側フランク166とで形成されている。
【0044】図10のリンクの非対称形状は、穴の中心
からリンクの内側及び外側フランクの作動面すなわち接
触面までの距離の相異によって達成される。リンクはリ
ンクの中心線上に配置された第1の穴168と、中心線
から角度172で片寄った位置に配置された第2の穴1
70とを有している。穴をリンクの内側及び外側フラン
クに関して異なる相対位置に配置することによって、非
対称形状が得られる。このような実施例はいずれかの又
は両方の穴をリンクの鉛直中心線174及び水平中心線
175に関して異なる相対位置で鉛直方向又は水平方向
に配置することによってつくられ得る。
【0045】図10に示された穴168、170は延長
点すなわちアイブロー(eyebrow)176、17
7において接続された二つの楕円形部分のほぼ砂時計型
を有するロッカジョイント用である。ピボット装置は穴
の中で互いに接続される二つのほぼ楕円形の又はD形の
ピン178、180でつくられている。穴168、17
0の楕円形部分は図10に示されるように二つの異なる
大きさであり、楕円形部分184が楕円形部分182よ
り大きい。ピンは楕円形部分182にほぼしまり嵌めさ
れ、楕円形部分144はピンの自由な回動を許容する。 このように、リンクが異なる方向に向けられると、ロッ
カジョイントのピンは互いに揺動する。ロッカジョイン
ト型ピボット装置は図10に示される実施例以外の発明
の実施例にも使用され得る。
【0046】
【発明の効果】本発明の幾つかの実施例が示されたが、
本発明はこれらの実施例に限られるものではない。当業
者は本発明の原理を利用して変更例及び他の実施例をつ
くることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教示にしたがってつくられたチエーン
とスプロケットの一部を示す側面図である。
【図2】図1に示されるチエーンに使用されているリン
ク形状の平面図である。
【図3】図1に示されるチエーンに使用されるリンク形
状の他の実施例の平面図である。
【図4】図1に示されるチエーンに使用されるリンク形
状の他の実施例の平面図である。
【図5】本発明の教示にしたがってつくられたチエーン
の一部の側面図であって、リンクの組のパターンを示す
図である。
【図6】図5に示されるチエーンの部分上面図であって
、リンクの方向を示すために陰影を付けて示す図である
【図7】図1に示されるチエーンに使用されるリンク形
状の他の実施例の平面図である。
【図8】図1に示されるチエーンに使用されるリンク形
状の他の実施例の平面図である。
【図9】図1に示されるチエーンに使用されるリンク形
状の他の実施例の平面図である。
【図10】図1に示されるチエーンに使用されるリンク
形状の他の実施例の平面図であって、ロッカジョイント
ピン及びそれに関連する穴を示す図である。
【符号の説明】
10  チエーン                 
     12  スプロケット 14  軸                    
        16  歯18、20  リンクの組
              22  リンク25、2
6  穴                     
 30、32  つま先 34、38  内側フランク            
36、40  外側フランク 54  56  つま先              
    55、57  内側フランク 60、62  上面                
    64、70  つま先 66、72  内側フランク            
80、82  つま先 84、86  内側フランク            
88、90  穴104、106  つま先     
         108、112  内側フランク 130、132  つま先             
 133、135  内側フランク 138、140  穴               
   160、162  つま先 163、165  内側フランク        16
8、170  穴 178、180  ピン              
  182、184  楕円形部分

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の差し挟まれたリンクの組を備え
    、リンクの各々が股部によって隔てられた一対のつま先
    を有する動力伝達チエーンにおいて、幾つかのリンクの
    組が非対称の形状を有し、前記リンクが第1の方向に向
    けられ、他のリンクの組が前記非対称の形状を有するリ
    ンクを備え、前記他の組のリンクが反対の方向に向けら
    れ、各リンクが長手方向に隔てられた穴を有し、一方の
    リンクの組の穴が隣接するリンクの組の穴と横方向に整
    合され、各整合され穴の組内のピボット装置が隣接する
    リンクの組を接続し、前記穴の少なくとも一つが中間の
    首部によって接続された拡大した円形端を有するほぼ砂
    時計形であり、前記拡大した円形端が中で前記ピボット
    装置受けるようになっている動力伝達チエーン。
  2. 【請求項2】  前記ピボット装置が円形の背面を有す
    るピン部材を備え、かつ各穴が前記ピン部材の円形の背
    面と協働して相対回転を阻止する対応する円形面を有し
    ている請求項1に記載の動力伝達チエーン。
  3. 【請求項3】  前記ピボット装置がリンクの組を連結
    するために各グループの整合された穴内に一対のピン部
    材を備え、各ピン部材が凸状の前面と背面とを有し、各
    対のピン部材の前面が互いに向かい合いかつ揺動し、各
    ピン部材の背面が、前記穴の前記背壁の部分とほぼ一致
    しかつ一つの組の差し挟まれたリンクの各穴の背壁とほ
    ぼ係合しかつ前記対のピン部材が伸びる他の組の差し挟
    まれたリンクの各穴の背壁と係合しない形状を有する請
    求項1に記載の動力伝達チエーン。
  4. 【請求項4】  前記穴の少なくても一つがリンクの鉛
    直中心線から片寄っている請求項3に記載の動力伝達チ
    エーン。
  5. 【請求項5】  前記穴の少なくても一つがリンクの水
    平中心線から片寄っている請求項3に記載の動力伝達チ
    エーン。
  6. 【請求項6】  前記非対称形状は各リンクの一つのつ
    ま先が他のつま先と形状が異なる請求項1に記載の動力
    伝達チエーン。
  7. 【請求項7】  前記ある組のリンクが前記他の組のリ
    ンクと不規則に配列されている請求項1に記載の動力伝
    達チエーン。
  8. 【請求項8】  複数の差し挟まれたリンクの組と、隣
    接するリンクの組を接続するピボット装置とを備えた動
    力伝達チエーンであって、前記チエーンの前記リンクの
    各々が股部によって隔てられたつま先を有し、各つま先
    が外側フランクと内側フランクとによって限定され、各
    リンクの内側フランクが股部で接続し、各リンクが前記
    ピボット装置を受けるための対の穴を限定し、幾つかの
    リンクの組は、第1のつま先の内側フランクの途中の任
    意の点における内側フランクと外側フランクとの長手方
    向の間隔が第2のつま先の内側フランクの途中の同じ点
    における内側フランクと外側フランクとの長手方向の間
    隔より大きいリンクを備え、他のリンクの組は、第1の
    つま先の内側フランクの途中の任意の点における内側フ
    ランクと外側フランクとの長手方向の間隔が第2のつま
    先の内側フランクの途中の同じ点における内側フランク
    と外側フランクとの長手方向の間隔より小さいリンクを
    備えている動力伝達チエーン。
  9. 【請求項9】  前記ピボット装置が円いピンである請
    求項8に記載の動力伝達チエーン。
  10. 【請求項10】  前記幾つかのリンクの組が前記他の
    リンクの組と不規則に配列されている請求項8に記載の
    動力伝達チエーン。
  11. 【請求項11】  複数の差し挟まれたリンクの組と、
    隣接するリンクの組を接続するピボット装置とを備えた
    動力伝達チエーンであって、前記チエーンの前記リンク
    が股部によって隔てられたつま先を有し、各リンクが前
    記ピボット装置を受けるための一対の穴を限定し、幾つ
    かのリンクの組が非対称形状のリンクを備え、前記リン
    クが第1の方向に向けられ、他のリンクの組が前記非対
    称形状のリンクを備え、前記他の組のリンクが反対方向
    に向けられ、前記第1の方向に向けられた前記リンクの
    組は第1の形状の案内上面を有し、前記反対方向に向け
    られた前記リンクの組異なる形状の案内上面を有し、そ
    れによって前記リンクの方向がより容易に確認できる動
    力伝達チエーン。
  12. 【請求項12】  前記案内上面の形状が湾曲した面で
    ある請求項11に記載の動力伝達チエーン。
  13. 【請求項13】  前記案内上面の形状が鋭角を形成す
    る広い面である請求項11に記載の動力伝達チエーン。
  14. 【請求項14】  前記案内上面の形状が内側ディップ
    を有する平らな面である請求項11に記載の動力伝達チ
    エーン。
  15. 【請求項15】  前記先行上面の形状が切頭曲線であ
    る請求項11に記載の動力伝達チエーン。
  16. 【請求項16】  複数の差し挟まれたリンクの組と、
    隣接するリンクの組を接続するピボット装置とを備えた
    動力伝達チエーンであって、前記チエーンの前記リンク
    が股部によって隔てられたつま先を有し、各つま先が外
    側フランクと内側フランクとによって限定され、各リン
    クの内側フランクが股部で接続し、各リンクが前記ピボ
    ット装置を受けるための対の穴を限定し、各リンクが第
    1のつま先の中心線から鉛直のリンク中心線まで第1の
    距離を有しかつ第2のつま先の中心線から前記鉛直のリ
    ンク中心線までの第2の距離を有し、前記第1の距離が
    前記第2の距離より大きく、幾つかのリンクの組が第1
    の方向に向けられたリンクを備え、他のリンクの組が反
    対方向に向けられたリンクを備えている動力伝達チエー
    ン。
  17. 【請求項17】  前記ピボット装置が円いピンである
    請求項16に記載の動力伝達チエーン。
  18. 【請求項18】  前記幾つかのリンクの組が前記他の
    リンクの組と不規則に配列されている請求項16に記載
    の動力伝達チエーン。
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