JP4756531B2 - 両面駆動用サイレントチェーン並びにそれを用いた両面駆動用サイレントチェーン伝動装置 - Google Patents

両面駆動用サイレントチェーン並びにそれを用いた両面駆動用サイレントチェーン伝動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4756531B2
JP4756531B2 JP2005060899A JP2005060899A JP4756531B2 JP 4756531 B2 JP4756531 B2 JP 4756531B2 JP 2005060899 A JP2005060899 A JP 2005060899A JP 2005060899 A JP2005060899 A JP 2005060899A JP 4756531 B2 JP4756531 B2 JP 4756531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
row
drive
silent chain
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005060899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006242329A (ja
Inventor
伸幸 末井
正博 永江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daido Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Kogyo Co Ltd filed Critical Daido Kogyo Co Ltd
Priority to JP2005060899A priority Critical patent/JP4756531B2/ja
Priority to US11/151,273 priority patent/US7641578B2/en
Priority to CN2006100583617A priority patent/CN1828087B/zh
Publication of JP2006242329A publication Critical patent/JP2006242329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4756531B2 publication Critical patent/JP4756531B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
    • F16G13/04Toothed chains
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/06Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members with chains

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Description

本発明は、無端状のサイレントチェーンの内面側でスプロケットに噛合すると共に外面側でもスプロケットに噛合する両面駆動用サイレントチェーン、並びに該サイレントチェーンを用いた両面駆動用サイレントチェーン伝動装置に関する。
近時、エンジンクランク軸の回転をカム軸に伝達すると共にオイルポンプ等の補機軸にも伝達するタイミングチェーンに、サイレントチェーンを用いることが提案されており、このためサイレントチェーンの左右両端側の複数のリンクプレートが、歯を外側に向けて外面駆動用リンク列を構成し、これら外側駆動用リンクプレートの内側のリンクプレートが、歯を内側に向けた内面駆動用リンク列を構成した、両面駆動用サイレントチェーンが提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
特許文献1記載のものは、本出願人が提案したものであるが、外面駆動用リンク列のリンクプレートに、内面駆動用リンク列のリンクプレートと同じ形状のものを用い、該内面駆動用リンク列の左右両側に、歯を外方(外周側)に向けてリンクプレートをピンにて連結したものである。
特許文献2記載のものは、内面駆動用リンク列に標準のリンクプレートを用い、かつその左右両外側に、内方に主噛合歯を有しかつ外方に副噛合歯を有するリンクプレートと、ガイドリンクプレートと同様に内方(背面)に平坦面を有すると共に外方に向けて小さな副噛合歯を有するリンクプレートとを連結して構成されている。
特許第3182387号公報 特許第3122058号公報
上記特許文献1に示すサイレントチェーン1は、図9に示すように、外面駆動用リンク列2のリンクプレート3(3)が内面駆動用リンク列5のリンクプレート6と同じ形状からなるため、平坦面からなる背面3aがリンクプレート6の歯6aの歯丈より短くなっている。即ち、ピン7から背面3aまでの長さaが、ピンから歯先端までの長さhより短くなっている(a<h)。なお、図9において、ハッチングのあるリンクプレートと、白抜き表記のリンクプレートとは、隣接するランク(横列)であって交互にピンにて連結されているものである。また、図中9は内面駆動用スプロケットであり、9aはその歯である。また、ピンからの距離は、ピン中心からの距離を意味する。
従って、上記サイレントチェーン1は、スプロケット9に連続して噛合するように、外面駆動リンク2の内側リンクプレート3がスプロケットの歯側面に当接してガイドするが、上述したように、上記リンクプレート3の背面3aまでの高さが低く、ガイドとしての機能が充分ではない。特に、エンジンのタイミングチェーンとして上記サイレントチェーン1を用いる場合、エンジン自体の振動やカム軸トルクの脈動により、図9(b)に示すように、サイレントチェーン1がスプロケット歯9aに対してねじれて噛合する傾向となる。これにより、上記内側リンクプレート3の背面角部Dがスプロケット歯側面cに衝撃的に打ち当り、該内側リンクプレート3が1ピッチ(ランク)おきに介在することと相俟って、騒音発生の原因となる場合がある。また、この状態では、サイレントチェーン1の内面駆動リンクプレート6の歯6aとスプロケット歯9aとが全面に当らず、一部のみの偏当りにより噛合い圧力が増大して、リンクプレートのクロッチ面aやフランク面y(図1に示す)及びスプロケット歯面の摩耗を早期に進行して、充分な寿命を得られない場合がある。
また、特許文献2のものは、内面駆動用リンク列のリンクプレートの外に、外面駆動用リンク列の最外端側プレート(ガイドプレート)と内側リンクプレート(関節列プレート)との3種類のリンクプレートが必要であり、サイレントチェーンの組立てが面倒になると共に、上記内側リンクプレートは、内方(内周側)に主噛合歯が形成されかつ外方(外周側)に副噛合歯が形成されて、中央部分の断面積が小さく、引張り強度が小さくなり、該内側リンクプレートが、ピンにより交互に連結されるランク(横列)の1枚少ない側のランクに配置される関係上、サイレントチェーン全体の強度を小さくしてしまう。更に、外面駆動用リンク列のリンクプレートは、歯丈の短い副噛合歯からなるので、スプロケットとの噛合が充分でなく、噛外れ及び歯面の早期摩耗を生ずる虞れがある。
本発明は、左右両端側に位置する他(外)面駆動用リンク列のリンクプレートを工夫することにより、上述した課題を解決した両面駆動用サイレンとチェーン並びにそれを用いたサイレントチェーン伝動装置を提供することを目的とするものである。
発明は、多数のリンクプレート(16,13,14)をピン(17)により交互に連結した無端状のサイレントチェーン(11)であって、左右両端側の複数のリンクプレート(13,14)は、歯(13a,14a)を該無端状のサイレントチェーン(11)の外方に向けて面駆動用リンク列(12)を構成し、これら左右面駆動用リンクプレートの内側のリンクプレート(16)は、歯(16a)を前記無端状のサイレントチェーン(11)の内方に向けて面駆動用リンク列(15)を構成してなる、両面駆動用サイレントチェーン(11)において、
前記面駆動用リンク列(12)のリンクプレート(13,14)のピン(17)から前記歯先端までの寸法(h)を、前記面駆動用リンク列(15)のリンクプレート(16)のピン(17)から背端面までの寸法(a)より大きく設定し、
前記面駆動用リンク列(12)における前記面駆動用リンク列(15)に接するリンクプレート(14)のピン(17)から背端面までの寸法(H)を、前記面駆動用リンク列(15)のリンクプレート(16)のピン(17)から前記歯先端までの寸法(h)以上に設定してなる、
ことを特徴とする両面駆動用サイレントチェーンにある。
請求項に係る本発明は、前記外面駆動用リンク列(12)における前記内面駆動用リンク列(15)に接するリンクプレート(14)のピン(17)から背面側端までの寸法(H)が、チェーンピッチ(p)の(1/2)以上である、
請求項記載の両面駆動用サイレントチェーンにある。
請求項に係る本発明は、前記内面駆動用リンク列(15)のすべてのリンクプレート(16,16)と、前記外面駆動用リンク列(12)における前記内面駆動用リンク列(15)に接するリンクプレート(14)以外のリンクプレート(13)とを、側面視同じ形状とした、
請求項又は記載の両面駆動用サイレントチェーンにある。
請求項に係る本発明は、前記外面駆動用リンク列(12)における前記内面駆動用リンク列(15)に接するリンクプレート(14)が、肉抜き用孔(19)を有する、
請求項ないしのいずれか記載の両面駆動用サイレントチェーンにある。
請求項に係る本発明は、前記外面駆動用リンク列(12)のすべてのリンクプレート(13,14)と、前記内面駆動用リンク列(15)における前記外面駆動用リンク列に接するリンクプレート(16)以外のリンクプレート(16)との厚さが、同じ寸法(T)からなり、
前記内面駆動用リンク列(15)における前記外面駆動用リンク列(12)に接するリンクプレート(16)の厚さ(t)が、前記同じ寸法(T)のリンクプレート(13,14,16)より薄く設定してなる、
請求項ないしのいずれか記載の両面駆動用サイレントチェーンにある。
請求項に係る本発明は、前記外面駆動用リンク列(12)の最も外方に位置するリンクプレート(13)に、前記ピン(17)を固定し、
前記外面駆動用リンク列(12)における最も外方に位置するリンクプレート以外のリンクプレート(14)と、前記内面駆動用リンク列(15)のすべてのリンクプレート(16)とを、前記ピン(17)に対して固定することなく連結してなる、
請求項ないしのいずれか記載の両面駆動用サイレントチェーンにある。
請求項に係る本発明は、請求項ないしのいずれか記載の両面駆動用サイレントチェーン(11)と、
前記外面駆動用リンク列(12)のリンクプレート(13,14)の歯(13a,14a)に噛合する外面駆動用スプロケット(20)と、
前記内面駆動用リンク列(15)のリンクプレート(16)の歯(16a)に噛合する内面駆動用スプロケット(21)と、
前記内面駆動用リンク列(15)のリンクプレート(16)の背端面(16b)に摺接してガイドするガイドアーム(22)と、を備え、
前記外面駆動用リンク列(12)における前記内面駆動用リンク列(15)に接するリンクプレート(14)の背面部(14b)内側面(e)が、前記内面駆動用スプロケット(21)の両側面(c)に当接してガイドし、
前記外面駆動用リンク列(12)における前記内面駆動用リンク列(15)に接するリンクプレート(14)の前記歯(14a)の内側面(f)が、前記ガイドアーム(22)の両側面(g)に当接してガイドしてなる、
ことを特徴とする両面駆動用サイレントチェーン伝動装置にある。
請求項に係る本発明は、前記外面駆動用リンク列(12)における前記内面駆動用リンク列(15)に接する両リンクプレート(14)の内側面間の寸法(j)が、前記内面駆動用スプロケット(21)の歯幅寸法(k)より僅かに大きく設定され、
前記内面駆動用スプロケットの歯(21a)は、その両側面が面取り(m)されてなる、
請求項記載の両面駆動用サイレントチェーン伝動装置にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、面駆動用リンク列のリンクプレートの歯が、面駆動用リンク列のリンクプレートの背面より突出したので、両面駆動サイレントチェーンは、面駆動用リンク列のリンクプレート背面をガイドアームに摺接しつつ、面駆動用リンク列の内側リンクプレートの歯をガイドアームの両側面に当接して、蛇行を阻止して滑らかに走行すると共に、面駆動用リンク列の内側リンクプレートの背面端までの寸法を、面駆動用リンク列のリンクプレートの歯先端までの寸法以上としたので、例えばサイレントチェーンがエンジンの振動やカム軸トルク脈動によってねじれようとしても、上記内側リンクプレートの背面側内側面が内面駆動用スプロケットの両側面に充分な径方向長さで接触して案内されて、サイレントチェーンがスプロケットに対してねじれることはなく、正常な噛合関係を保持して、チェーンによる騒音の発生を減少すると共に、長期に亘ってその性能を維持することができる。
側(中央側)に位置する駆動用リンク列は、歯を内方に向けたリンクプレートからなる内面駆動用リンク列として、主たる伝動装置として機能する方が合理的であり、この場合、内面駆動用リンク列は、スプロケットに対して巻掛け角が大きくなり、外面駆動用リンク列における背面側の高い内側リンクプレートによりスプロケットをガイドすることにより、正常な噛合関係を保持することができる。
請求項に係る本発明によると、外面駆動用リンク列の内側リンクプレートの背面端までの寸法を、チェーンピッチの(1/2)以上としたので、どのようなサイズのチェーンにあっても、上記内側リンクプレートは内面駆動用スプロケットの両側面に充分な径方向長さで接触して、チェーンのねじれを防止することができる。
請求項に係る本発明によると、外面駆動用リンク列の内側リンクプレート以外のすべてのリンクプレートを側面視同じ形状としたので、本両面駆動用サイレントチェーン用の設備投資も少なくて足り、かつチェーンの組立ても容易であり、コストアップを避けることができる。
請求項に係る本発明によると、外面駆動用リンク列の内側リンクプレートは、背面側端までの寸法が大きくなるが、肉抜き用孔を形成したので、該リンクプレートの重量増加を抑えると共に、該内側リンクプレートを有するランク(横列)はリンクプレートが1枚少ないが、チェーン全体でバランスした引張り強度を有することができる。
請求項に係る本発明によると、内面駆動リンクプレート列の最外側のリンクプレートを有するランク(横列)は、1枚リンクプレートが多いので、該リンクプレートを薄くしても、チェーン全体での引張り強度を低下することなく、該リンクプレートを薄くすることにより、チェーン全体の重量軽減化を図ることができ、かつガイドリンクプレートとなる外面駆動用リンク列の両内側リンクプレートの間に、内面駆動用スプロケットの歯を容易に導いて、内面駆動用リンク列と内面駆動スプロケットとの噛合とを滑らかに保持する。
請求項に係る本発明によると、外面駆動用リンク列の最外方のリンクプレートにピンを固定したので、ガイドプレート又はリング等の特別なピン固定手段は必要とせず、かつ該最外方のリンクプレートと同じランク(横列)にあるリンクプレートは、ピンに対して回転自在に嵌合しているが、実質的な相対回転はないので、早期の摩耗進行を防止することができる。
請求項に係る本発明によると、左右に離れた外面駆動用リンク列のリンクプレートと、該リンクプレートの歯に噛合するように左右に離れた位置に歯を有する外面駆動用スプロケットとの噛合による、ねじれのない安定した外面駆動用噛合と、内面駆動用スプロケットの左右側面に外面駆動用リンク列の内側リンクプレートが充分な径方向長さで接触することによるねじれのない安定した内面駆動用噛合と、外面駆動用リンク列のリンクプレートの歯により案内される内面駆動用リンク列のリンクプレート背面のガイドアームによる案内により、チェーンの蛇行を防止したチェーンの進行と、が相俟って滑らかで安定した両面駆動用サイレントチェーン伝動装置による伝動を長期に亘って維持することができる。
請求項に係る本発明によると、外面駆動用リンク列の内側リンクプレートは、その背面側が高くなっていても、内面駆動用スプロケットの寸法関係及び面取りにより、干渉することなく容易かつ確実に内面駆動用スプロケットに導入され、内面駆動用リンク列と内面駆動用スプロケットとの噛合を常に正確に保持することができる。
以下、図面に沿って本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明に係る両面駆動用サイレントチェーン伝動装置を示す図で、該チェーン伝動装置25は、入力側の内面駆動用スプロケット21と、出力側の内面駆動用スプロケット21と、これら両スプロケットに巻掛けられた両面駆動用サイレントチェーン11と、該サイレントチェーンの一(上)側外方(外周側)に噛合する外(一)面駆動用スプロケット20と、上記サイレントチェーンの他(下)側外方(外周側)をガイドするガイドアーム22と、からなる。
両面駆動用サイレントチェーン11は、図2及び図3に示すように、各リンクプレートが交互にピン17により無端状に連結されてなり、その左右両端部側には、歯13a,14aを外方(外周側)に向けて連結されたそれぞれ2枚のリンクプレート13,14からなる外面駆動用リンク列12が配列され、その内側には、歯16aを内方(内周側)に向けて連結された複数枚のリンクプレート16からなる内面駆動用リンク列15が配列されている。各リンクプレート13,14,16は、それぞれクロッチ26により分けられた、それぞれクロッチ面x及びフランク面yからなる2個の歯13a,14a,16aと、平坦面からなる背面13b,14b,16bと、前記ピン17に嵌合するそれぞれ2個のピン孔13c,14c,16cとを有する。外面駆動用リンク列12における内面駆動用リンク列15に接するリンクプレート(内側リンクプレート)14を除いて、他のリンクプレート、即ち外面駆動用リンク列の両端側のリンクプレート(端側リンクプレート)13とすべての内面駆動用リンクプレート16とはすべて側面視同形状、詳しくは標準形状のサイレントリンクプレートからなる。
外面駆動用リンク列12の上記内側リンクプレート14は、その背面14bが他のリンクプレートに比して膨出して形成されている。即ち、標準形状リンクプレート16,13は、ピン孔16c,13cの中心線(ピッチ線)l−lから背面16b,13bまでの寸法aが、上記ピッチ線から歯先までの寸法hより小さいが(a<h)、上記内側リンクプレート14は、ピッチ線l−lから背面14bまでの寸法Hが、上記ピッチ線から歯先までの寸法h以上(H≧h)、望ましくは背面までの寸法Hが、歯先までの寸法より所定量m(例えばピッチpに対してm=0.05p)大きく設定されている(H≧h+m)。そして、該内側リンクプレート14は、その背面側に円形(又は楕円形、小判形)等の肉抜き孔19が形成されている。
具体的には、標準形状のリンクプレート16,13は、ピッチ線から歯先までの寸法hが0.5p(p;チェーンピッチ)、ピッチ線から背面までの寸法aが0.45pからなるが、上記内側リンクプレート14は、歯先寸法hは同じであるが、背面までの寸法Hが0.5p以上となり(H≧0.50p)、好ましくはH≧0.60pからなる。
内面駆動用リンク列15の外面駆動用リンク列12に接するリンクプレート(外側リンクプレート)16を除いて、他のリンクプレート、即ち外面駆動用リンク列12のリンクプレート13,14及び内面駆動用リンク列15の上記外側リンクプレート以外のリンクプレート16は、すべて同じ板厚Tからなり、上記外側リンクプレート16は、上記板厚Tより薄い板厚tからなる(T>t)。一例として、ピッチ6.35[mm]のチェーンにおいて、上記他のリンクプレート13,14,16の板厚Tは、1.20[mm]であるのに対し、上記外側リンクプレート16の板厚tは、0.90[mm]からなる。
図3に示すように、上記外側リンクプレート16を有するランク(横列)R1は、それに隣接するランクR2よりリンクプレートが1枚多い。具体的には、ランクR1の内面駆動用リンク列15は4枚であるのに対し、ランクR2の内面駆動用リンク列15は3枚であり、外面駆動用リンク列12を含めたランクR1の板厚合計(T×4+t×2)は6.6[mm]であるのに対し、ランクR2の板厚合計(T×5)は6.0[mm]となる。リンクプレートを同じ材料、同じ熱処理(硬さ)としてすべて同じ引張り応力とすると、僅かにランクR1の全板厚が大きくなるが、実際は、ランクRにおける外面駆動用リンク列12の内側リンクプレート14は背面までの高さ(H)が大きく、引張り強度が大きくなっているため、両ランクR1,R2の引張り強度バランスは略々等しくなる。
更に、外面駆動用リンク列12の内側リンクプレート14は、背面までの寸法Hが大きく、そのままでは引張り強度の高い構造となるが、肉抜き孔19を有しており、軽量化を図ると共に、その大きさ、形状を適宜設計(肉抜き孔を設けないことも含む)することにより引張り強度を所定値に設定することができる。これにより、上記内側リンクプレート14を有するランクR2の引張り強度を調整して、両ランクR1,R2の引張り強度バランスを更に向上することができる。
上記ピン17は、外面駆動用リンク列12の両端リンクプレート13のピン孔13cに嵌合した後、カシメにより固定される。両端リンクプレート13,13の内側に位置する各リンクプレート14,16は、同じピン孔径からなり、ピン17に対して回転自在に嵌挿するが、両端リンクプレート13と同じランクR1の各リンクプレート16,16は、ピン17に対して相対回転を生じない。従って、内面駆動用リンク列16の外側リンクプレート16が薄い板厚tであっても、ピン17との相対回転を生じないので、ピン孔16cが早期に摩耗することはない。なお、ランクR1の各リンクプレートのピン孔にピンを圧入する等により、これらリンクプレートをピンに対して回転しないように連結してもよい。
内面駆動用スプロケット21は、図4に詳示するように、標準形状のスプロケット歯21aをチェーンピッチpに合せて有しており、該スプロケット歯21aは、サイレントチェーン11における内面駆動用リンク列15の各リンクプレート16の歯16aに噛合し得る。該スプロケット21の幅(歯幅)kは、サイレントチェーン11における外面駆動用リンク列12の内側リンクプレート14,14の内側面e間の間隔jより僅かに小さく(又は略々等しく)設定されている。また、該スプロケットの歯21aは、その両外側角部が面取りmされている。
外面駆動用スプロケット20は、所定間隔、即ち上記内面駆動用リンク列の間隔jに略々等しい間隔q(j≒q)離れた左右両端部にそれぞれスプロケット歯20a,20aが形成されており、これらスプロケット歯20aは、チェーンピッチpに合せた標準形状からなり、サイレントチェーン11における外面駆動用リンク列12の各リンクプレート13,14の歯13a,14aに噛合し得る。また、各スプロケット歯の内側角部が面取りnされている。
ガイドアーム22は、図6に示すように、チェーン11の長手方向に沿って配置されるように所定長さを有しており、かつ外面駆動用リンク列12の内側リンクプレート14の間隔jより僅かに小さい幅rに設定されている。該ガイドアーム22の少なくとも1面22aは、内面駆動用リンク列12の各リンクプレートのすべての背面16bに接するように平坦面に形成され、かつプラスチック又は鋼材(板)等の摩擦係数の小さい材料にて形成されている。なお、該ガイドアーム22の摺接面は、潤滑環境にあってもドライ環境にあってもよい。
本実施の形態は以上のような構成からなるので、入力側内面駆動用スプロケット21の駆動により、サイレントチェーン11を回転・走行し、出力側内面駆動用スプロケット2 を回転すると共に、外面駆動用スプロケット20を回転する。なお、入力側及び出力側内面駆動用スプロケット21,21は、チェーン11との噛合に関して同じなので、以下単に内面駆動用スプロケット21として説明する。チェーン11の内面駆動用リンク列15の各リンクプレート16は、各歯16aの内側又は外側クランク面がそれぞれ内面駆動用スプロケット歯21aに噛合して、動力伝達が進行するが、この際図1(b)及び図4に示すように、外面駆動用リンク列15の両内側リンクプレート14の背面側面eが、1個おきのスプロケット歯21aの両側面cを挟むように当接・ガイドする。該内側リンクプレート14の背面14bは、他のリンクプレートより高く(H)構成されており、例えエンジンの振動等によりスプロケット又はチェーンが振れても、上記高い内側リンクプレート14によりしっかりとガイドされて、チェーン11はスプロケット21に対してねじれることはなく、上記リンクプレート歯13a,14aとスプロケット歯21aとの正常な噛合関係が維持される。
更に、サイレントチェーン11における両内側リンクプレート14,14の間隔jは、内面駆動用スプロケット歯21aの幅kより僅かに大きく、かつスプロケット歯14aの面取り及び各ランクのピン軸方向の僅かなガタ等が相俟って、内側リンクプレート14の背面側が高く(H)構成されても、チェーン11の各ランクは、滑らかにスプロケット歯21aに次々と導入される。また、内面駆動用リンク列15の外側リンクプレート16は、薄い板厚tからなるが、該外側リンクプレート16を有するランクR1の内面駆動用リンクプレートは、隣接するランクR2の内面駆動用リンクプレートより1枚多く、ランク全体としては、該ランクR1のスプロケット歯との接触面積は多くなるが(例えば、4.2[mm]=1.2×2+0.9×2>3.6[mm]=1.2×3)、上記外側リンクプレート16が噛合する部分のスプロケット歯21aは面取りmが施されており、その分、接触面積が少なく、両ランクR1,R2において、略々同じ歯当り面積となり、上述したチェーンの両ランクR1,R2の引張り強度バランスと相俟って、効率の高い動力伝達が行い得る。
チェーンの外面駆動用リンク列12の各リンクプレート13,14は、図1(c)及び図5に示すように、その各歯13a,14aのクロッチ面x又はフランク面yがそれぞれ外面駆動用スプロケット20の歯20aに順次噛合して動力伝達が進行する。この際、外面駆動用リンク列12は、チェーン11の左右両端側に位置し、また外面駆動用スプロケット20の歯20a,20aもスプロケットの左右両外端側に位置するので、簡単な構造でありながら、チェーン11はスプロケット20に安定して噛合して、正常な噛合関係が維持される。
本サイレントチェーン11は、外面駆動用リンク列12の内側リンクプレート14の歯14aの内両側面fがガイドアーム22の両側面gを挟むようにガイドされて、内面駆動用リンク列15のリンクプレート16の平坦な背面16aがガイドアームのガイド面22aに摺接して走行する。これにより、サイレントチェーン11は、蛇行走行することが阻止される。
以上が相俟って、本サイレントチェーン伝動装置25は、チェーンがねじれて走行することが阻止され、常に正常な噛合関係を維持することにより、騒音の発生を減少すると共に、高い伝達性能及び効率を長期に亘って維持することができる。
図7は、本サイレントチェーン11を用いたサイレントチェーン伝動装置を参考に示す。本サイレントチェーン伝動装置25は、横列(ランク)方向の左右両端側に位置するリンク列12のリンクプレート13,14の歯を、チェーン11の内周方向に配置し、かつその内側のリンク列15のリンクプレート16の歯をチェーン11の外周方向に配置してもよい。即ち、無端状のチェーン11の連結方向を、図1に示すものと逆にしてもよく、左右両端側のリンクプレート13,14の歯を内外の一方に向けて一面駆動用リンク列12を構成し、その内側のリンクプレート16の歯を内外の他方に向けて他面駆動用リンク列15を構成する。この場合でも、左右両端側に位置する一面駆動用リンク列12に噛合するスプロケット20は、図5に示す形状からなり、内側の他面駆動用リンク列15に噛合するスプロケット21は、図4に示す形状からなる。
図8は、本サイレントチェーン11をタイミングチェーンに用いた実施の形態を示す。図中、21は、エンジンクランク軸に固定される入力側内面駆動用スプロケットであり、21,21は、カムシャフトに固定される出力側内面駆動スプロケットであり、それぞれ図1及び図4に示す内面駆動用スプロケット21と実質的に同じである。20は、オイルポンプ等の補機駆動用シャフトに固定された外面駆動用スプロケットであり、図1及び図5に示す外面駆動用スプロケット20と実質的に同じである。22は、プラスチックからなるガイドアームであって、実質的に図1及び図6に示すガイドアーム22と同じである。22は、枢軸30により回転自在に支持されたガイドアームであって、オイルポンプに基づく油圧が作用する油圧アクチュエータ31がその先端に当接しており、機能的には図1及び図6に示すガイドアームと同じである。
そして、本タイミングチェーン伝動装置25は、図2,図3に示すサイレントチェーン11と実質的に同じタイミングチェーンが掛け回され、クランク軸の回転が入力側内面駆動用スプロケット21、両面駆動用サイレントチェーン11及び左右出力側内面駆動用スプロケット2 ,2 に伝達され、所定タイミングによりカムシャフトが駆動される。この際、チェーン11は、ガイドアーム22並びにタイトナーであるガイドアーム22により案内されると共に、所定張力が保持される。
本発明に係る両面駆動用サイレントチェーン伝動装置を示す図であって、(a)は全体正面図、(b)は、内面駆動部分を示す拡大図、(c)は外面駆動部分を示す拡大図。 両面駆動用サイレントチェーンの側断面図、各リンクプレートの正面図、各スプロケットの部分図を分解して示す図。 両面駆動用サイレントチェーンの平面図。 内面駆動用スプロケットのチェーン噛合部分を示す断面図。 外面駆動用スプロケットのチェーン噛合部分を示す断面図。 ガイドアームのチェーンをガイドしている状態を示す断面図。 参考例によるチェーン伝動装置を示す部分正面図。 タイミングチェーン伝動装置に適用して実施の形態を示す正面図。 従来の技術によるチェーン伝動装置の内面駆動部分を示す図で、(a)は正常噛合時を示す正面図、(b)はチェーンがねじれた状態の噛合時を示す正面図。
符号の説明
11 両面駆動用サイレントチェーン
12 一(外)面駆動用リンク列
13,14,16,16 リンクプレート
13a,14a,16a 歯
14 内側リンクプレート
15 他(内)面駆動用リンク列
16 外側リンクプレート
17 ピン
20 外(一)面駆動用スプロケット
20a 歯
21 内(他)面駆動用スプロケット
22 ガイドアーム
25,25,25 両面駆動用サイレントチェーン伝動装置

Claims (8)

  1. 多数のリンクプレートをピンにより交互に連結した無端状のサイレントチェーンであって、左右両端側の複数のリンクプレートは、歯を該無端状のサイレントチェーンの外方に向けて面駆動用リンク列を構成し、これら左右面駆動用リンクプレートの内側のリンクプレートは、歯を前記無端状のサイレントチェーンの内方に向けて面駆動用リンク列を構成してなる、両面駆動用サイレントチェーンにおいて、
    前記面駆動用リンク列のリンクプレートのピンから前記歯先端までの寸法を、前記面駆動用リンク列のリンクプレートのピンから背端面までの寸法より大きく設定し、
    前記面駆動用リンク列における前記面駆動用リンク列に接するリンクプレートのピンから背端面までの寸法を、前記面駆動用リンク列のリンクプレートのピンから前記歯先端までの寸法以上に設定してなる、
    ことを特徴とする両面駆動用サイレントチェーン。
  2. 前記外面駆動用リンク列における前記内面駆動用リンク列に接するリンクプレートのピンから背面側端までの寸法が、チェーンピッチの(1/2)以上である、
    請求項記載の両面駆動用サイレントチェーン。
  3. 前記内面駆動用リンク列のすべてのリンクプレートと、前記外面駆動用リンク列における前記内面駆動用リンク列に接するリンクプレート以外のリンクプレートとを、側面視同じ形状とした、
    請求項又は記載の両面駆動用サイレントチェーン。
  4. 前記外面駆動用リンク列における前記内面駆動用リンク列に接するリンクプレートが、肉抜き用孔を有する、
    請求項ないしのいずれか記載の両面駆動用サイレントチェーン。
  5. 前記外面駆動用リンク列のすべてのリンクプレートと、前記内面駆動用リンク列における前記外面駆動用リンク列に接するリンクプレート以外のリンクプレートとの厚さが、同じ寸法からなり、
    前記内面駆動用リンク列における前記外面駆動用リンク列に接するリンクプレートの厚さが、前記同じ寸法のリンクプレートより薄く設定してなる、
    請求項ないしのいずれか記載の両面駆動用サイレントチェーン。
  6. 前記外面駆動用リンク列の最も外方に位置するリンクプレートに、前記ピンを固定し、
    前記外面駆動用リンク列における最も外方に位置するリンクプレート以外のリンクプレートと、前記内面駆動用リンク列のすべてのリンクプレートとを、前記ピンに対して固定することなく連結してなる、
    請求項ないしのいずれか記載の両面駆動用サイレントチェーン。
  7. 請求項ないしのいずれか記載の両面駆動用サイレントチェーンと、
    前記外面駆動用リンク列のリンクプレートの歯に噛合する外面駆動用スプロケットと、
    前記内面駆動用リンク列のリンクプレートの歯に噛合する内面駆動用スプロケットと、
    前記内面駆動用リンク列のリンクプレートの背端面に摺接してガイドするガイドアームと、を備え、
    前記外面駆動用リンク列における前記内面駆動用リンク列に接するリンクプレートの背面部内側面が、前記内面駆動用スプロケットの両側面に当接してガイドし、
    前記外面駆動用リンク列における前記内面駆動用リンク列に接するリンクプレートの前記歯の内側面が、前記ガイドアームの両側面に当接してガイドしてなる、
    ことを特徴とする両面駆動用サイレントチェーン伝動装置。
  8. 前記外面駆動用リンク列における前記内面駆動用リンク列に接する両リンクプレートの内側面間の寸法が、前記内面駆動用スプロケットの歯幅寸法より僅かに大きく設定され、
    前記内面駆動用スプロケットの歯は、その両側面が面取りされてなる、
    請求項記載の両面駆動用サイレントチェーン伝動装置。
JP2005060899A 2005-03-04 2005-03-04 両面駆動用サイレントチェーン並びにそれを用いた両面駆動用サイレントチェーン伝動装置 Active JP4756531B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005060899A JP4756531B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 両面駆動用サイレントチェーン並びにそれを用いた両面駆動用サイレントチェーン伝動装置
US11/151,273 US7641578B2 (en) 2005-03-04 2005-06-14 Double-face driving silent chain and silent chain power transmission device using the same
CN2006100583617A CN1828087B (zh) 2005-03-04 2006-03-03 双面驱动的无声链和使用该无声链的无声链传动设备

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005060899A JP4756531B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 両面駆動用サイレントチェーン並びにそれを用いた両面駆動用サイレントチェーン伝動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006242329A JP2006242329A (ja) 2006-09-14
JP4756531B2 true JP4756531B2 (ja) 2011-08-24

Family

ID=36944807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005060899A Active JP4756531B2 (ja) 2005-03-04 2005-03-04 両面駆動用サイレントチェーン並びにそれを用いた両面駆動用サイレントチェーン伝動装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7641578B2 (ja)
JP (1) JP4756531B2 (ja)
CN (1) CN1828087B (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4219350B2 (ja) * 2005-09-26 2009-02-04 株式会社椿本チエイン 両面噛合い型サイレントチェーン
JP4322244B2 (ja) * 2005-11-11 2009-08-26 株式会社椿本チエイン 両面噛合い型サイレントチェーン
EP2357379B1 (en) * 2005-12-13 2018-01-17 BorgWarner, Inc. High strength and stiffness silent chain with improved noise
DE202006010175U1 (de) * 2006-06-30 2007-11-08 JOH. WINKLHOFER & SÖHNE GMBH & Co. KG Beidseitig wirkende Zahnkette
JP4420946B2 (ja) * 2007-08-03 2010-02-24 株式会社椿本チエイン 両面噛合い型サイレントチェーン
JP5360813B2 (ja) 2009-03-02 2013-12-04 大同工業株式会社 両面駆動用サイレントチェーン並びにそれを用いた両面駆動用サイレントチェーン伝動装置
DE102009053597A1 (de) * 2009-11-17 2011-05-19 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Kette für einen Steuerantrieb oder einen Aggregatantrieb einer Antriebseinrichtung eines Kraftfahrzeuges
DE102011005190A1 (de) * 2010-03-18 2012-05-10 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Doppelseitige Zahnkette
EP2366917B1 (de) * 2010-03-18 2013-03-13 iwis motorsysteme GmbH & Co. KG Zahnkette mit optimierten Zahnlaschen
CN102619943A (zh) * 2012-04-14 2012-08-01 吉林大学 变节距双面内外复合啮合齿形链传动系统
CN103883688A (zh) * 2014-03-09 2014-06-25 李慧杰 外啮轮轨链条传动装置
US10669139B2 (en) * 2016-06-14 2020-06-02 Halls Labs LLC Rack and chain lifting device
US20200400214A1 (en) * 2019-06-21 2020-12-24 Borgwarner Inc. Plastic melting robustness for silent chain
PL435092A1 (pl) * 2020-08-25 2022-02-28 Jmj Synergia Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością Układ mechaniczny z łańcuchem obustronnym
CN115609749B (zh) * 2022-10-18 2023-04-25 江西省宜春公路建设集团有限公司 一种预应力履带式张拉车平衡箱

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1140319A (en) * 1913-06-07 1915-05-18 Frank H Van Houten Driving mechanism.
US5345753A (en) * 1993-07-28 1994-09-13 Borg-Warner Automotive, K.K. Silent chain
DE19513420A1 (de) * 1995-04-08 1996-10-10 Heidelberger Druckmasch Ag Kettentrieb
JP3714436B2 (ja) * 1996-11-20 2005-11-09 本田技研工業株式会社 サイレントチェーンを用いた歯車伝動装置
JPH10259857A (ja) * 1997-03-19 1998-09-29 Tsubakimoto Chain Co 両面噛合型サイレントチェーン
JP3122058B2 (ja) * 1997-03-19 2001-01-09 株式会社椿本チエイン 両面噛合型サイレントチェーン
JP3182387B2 (ja) * 1997-12-05 2001-07-03 大同工業株式会社 サイレントチェーン伝動装置及びそれに用いられるサイレントチェーン
DE69812864T2 (de) * 1997-12-25 2004-01-29 Tsubakimoto Chain Co Beidseitig eingreifende Zahnkette und mit der Kette über seiner Umfang eingreifendes Zahnrad
JP3081195B2 (ja) * 1997-12-25 2000-08-28 株式会社椿本チエイン 両面噛合い型サイレントチェーン及び両面噛合い型サイレントチェーン用スプロケット
JP3839578B2 (ja) * 1998-02-23 2006-11-01 ボルグワーナー・モールステック・ジャパン株式会社 背面駆動型サイレントチェーン
CN2377398Y (zh) * 1998-08-06 2000-05-10 溧阳市力牌链条制造有限公司 一种新型超强08bc滚子链条
US6364800B1 (en) * 1998-09-21 2002-04-02 Borgwarner Inc. Interior guided chain system for lateral chain control
GB2348261B (en) * 1998-12-24 2002-12-18 Tsubakimoto Chain Co Double-meshing-type silent chain drive and sprocket used therein
US6406394B1 (en) * 1999-04-28 2002-06-18 Borgwarner Inc. Power transmission chain having links with lateral spacing elements
JP3226039B1 (ja) * 2000-08-29 2001-11-05 株式会社椿本チエイン 両面噛み合い型サイレントチェーン
JP2002130385A (ja) * 2000-10-26 2002-05-09 Tsubakimoto Chain Co 耐摩耗伸びサイレントチェーン
US7229375B2 (en) * 2001-04-23 2007-06-12 Borgwarner Inc. Back drive silent chain system with low profile sprocket
JP4117553B2 (ja) * 2003-08-13 2008-07-16 日産自動車株式会社 チェーン駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1828087A (zh) 2006-09-06
US7641578B2 (en) 2010-01-05
CN1828087B (zh) 2010-12-01
US20060199691A1 (en) 2006-09-07
JP2006242329A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4756531B2 (ja) 両面駆動用サイレントチェーン並びにそれを用いた両面駆動用サイレントチェーン伝動装置
JP4327192B2 (ja) チェーン伝動装置
US8221275B2 (en) Chain transmission device
JP5360813B2 (ja) 両面駆動用サイレントチェーン並びにそれを用いた両面駆動用サイレントチェーン伝動装置
JP4322244B2 (ja) 両面噛合い型サイレントチェーン
JPH10122308A (ja) サイレントチェーン
JP2009103185A (ja) チェーン伝動装置
JP2002130385A (ja) 耐摩耗伸びサイレントチェーン
JPH10259857A (ja) 両面噛合型サイレントチェーン
JP2007187181A (ja) サイレントチェーン
KR20110004284A (ko) 사일런트 체인 전동장치
JP3226039B1 (ja) 両面噛み合い型サイレントチェーン
KR20140066113A (ko) 사일런트 체인 및 사일런트 체인 전동 장치
JP3784455B2 (ja) サイレントチェーン組立体およびサイレントチェーン・スプロケット組立体
JP3589650B2 (ja) サイレントチェーン伝動機構
JP3914799B2 (ja) 動力伝達用チェーンおよびスプロケット組立体
JP2002235813A (ja) サイレントチェーン、サイレントチェーン用スプロケット、及びサイレントチェーン伝動装置
JPH1172144A (ja) チェーン組立体およびチェーン・スプロケット組立体
JPH09177901A (ja) フェーズドチェーン・スプロケット組立体およびサイレントチェーン
US6413180B1 (en) Power transmitting mechanism with silent chain and sprockets
JPS636245A (ja) 動力伝達用v型チエ−ンベルト
JP2008267604A (ja) チェーン伝動装置
JP5164881B2 (ja) サイレントチェーン
JP4219350B2 (ja) 両面噛合い型サイレントチェーン
JP4762294B2 (ja) ブシュ付きサイレントチェーン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4756531

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140610

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250