JP2001355446A - 手動式作業機械 - Google Patents
手動式作業機械Info
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Abstract
具駆動のための空冷式内燃機関を具備する手動式作業機
械に関する。該作業機械は、内燃機関のクランク軸に固
定保持されかつ内燃機関に対し開放された冷却空気らせ
ん体内に収納された送風機羽根車を備え、そして機械ケ
ーシングに空気入口が構成され、これを通って周辺空気
が冷却空気らせん体内に吸入可能でありかつ内燃機関に
供給可能であるが、この作業機械における内燃機関の冷
却を改善する 【解決手段】 送風機羽根車(4)と内燃機関(2)と
の間に位置する冷却空気らせん体(5)の底部(7)に
第2の冷却空気流入口(8)が構成され、これにより機
械ケーシング(3)の吸入室(6)が冷却空気らせん体
(5)の冷却空気を導く部分と結合している。
Description
載の形式の、空冷内燃機関を具備する刈払機、パワーチ
ェーンソウ等のような手動式作業機械に関する。
ング内に配置された内燃機関により駆動される。内燃機
関用冷却空気を供給するため、送風機羽根車が設けら
れ、この送風機羽根車は内燃機関のクランク軸に相対回
転不能に保持され、そして内燃機関に対し開放された冷
却空気らせん体内で回転する。
書には、原動機の運転時に回転する送風機羽根車が周辺
空気を送風機蓋体を通して冷却空気らせん体内に吸入す
る作業機械が開示されている。冷却空気流は、冷却空気
らせん体から内燃機関のシリンダに流出し、排気スリッ
トを経て機械ケーシングから導出される。冷却空気らせ
ん体の底部には開口部が設けられており、これに原動機
の空気フイルタへの燃焼空気管路が接続している。この
ようにして、冷却空気流から分流が分岐されて燃焼空気
として内燃機関に供給される。
書には、冷却空気らせん体の底部に燃焼空気流入口を配
置した手動式作業機械が開示され、その場合燃焼空気は
機械ケーシングの内部空間から該流入口を通って供給さ
れ、原動機へ流動方向に接続する燃焼空気管路内へ導入
される。
小さくかつコンパクトに構成されねばならず、それによ
ってずんぐりと作られた内燃機関に高い温度が生じ得
る。特に作業機械の機械ケーシング内に四行程原動機を
装着する場合、外部空気冷却にもかかわらず明らかに高
い温度が生ずる。
記した形式の作業機械を改良し、内燃機関の冷却を改善
することである。
より、請求項1の特徴とする構成により解決される。
体の底部に第2の冷却空気流入口を構成し、これにより
機械ケーシングの内部空間の範囲が冷却空気らせん体の
冷却空気を導く部分と結合している。この場合、2つの
冷却空気流が互いに独立に供給され、ともに原動機の冷
却のため原動機ブロックに吹き付けられる。原動機に供
給される冷却空気の1部としての冷たい周辺空気は、シ
リンダヘッドの範囲における原動機温度を低く保持す
る。冷却空気らせん体の底部の第2の冷却空気流入口を
通って、原動機により加熱された空気が機械ケーシング
の内部空間範囲から導出されるので、シリンダに対し反
対に位置する機械ケーシングの空間範囲においても空気
運動が行われる。このように、内燃機関およびその周辺
にある構成部材の範囲の内部空間内の空気の加熱は逆に
作用する。冷却空気らせん体の底部の第2の冷却空気流
入口がシリンダに反対のクランク軸側に配置され、それ
によって内燃機関のクランクケーシングの下方の空間範
囲から空気が吸出されるのが有利である。
空気流を供給するため、送風機羽根車が両端面側にそれ
ぞれ1つの吸入羽根輪体を備えるのが有利である。吸入
羽根輪体は半径方向の隔壁により隔離されて位置するの
が有利であり、それにより送風機羽根車の両端面側にお
ける吸入作用が高められる。内燃機関の反対に位置する
第1の吸入羽根輪体が、内燃機関の方に向いた内側の第
2の吸入羽根輪体よりも大きな軸方向幅を有するのが有
利である。かくして、内燃機関に供給される冷却空気流
の大部分が、第1の吸入羽根輪体により作業機械の周辺
から吸入される。
の被動ピンに配置されているときは、被動ピンと協動す
るクラッチが吸入される冷却空気流により接触流過され
冷却される。特にクラッチの滑り運転時には、クラッチ
の有効な冷却を確実にすることができる。冷却空気らせ
ん体は機械ケーシングに保持される送風機蓋体により被
覆され、この送風機蓋体に空気吸入用の流入開口部が開
けられており、これを通って周辺空気が冷却空気らせん
体内に吸入される。送風機蓋体はつぼ状に構成され、そ
の内部にクランク軸と協動するクラッチを収納するのが
有利である。その場合、流入開口部は送風機蓋体の周囲
にてほぼクラッチの高さに配置される。
クランクケーシングと機械ケーシングとの間に形成され
た機械ケーシングの内部空間の1部が、機械ケーシング
の1個または数個の第2の流入開口部と流動結合してお
り、その場合機械ケーシングの第2の流入開口部から冷
却空気らせん体の底部の第2の冷却空気流入口への流動
経路が次のように、すなわち機械ケーシング内の冷却保
持すべき構成部材が供給される冷却空気により接触流過
されるように導かれる。第2の流入開口部は、冷却空気
らせん体に対し反対の内燃機関側に位置し、それによっ
て内燃機関の被動側の第1の冷却空気流入口による以外
の作業機械の周辺範囲から冷却空気を供給するのが有利
である。
流入口への流動経路は、内燃機関の燃料タンクにより部
分的に境界されており、よって燃料タンクは空気誘導の
用をなしかつ吸入した周辺空気により冷却される。さら
に、内燃機関のクランクケーシングに隣接して位置する
内部空間の吸入部分へは、内燃機関の気化器の範囲に流
動入口を設けることができ、ここから気化器を冷却する
冷却空気の部分流を吸入することができる。空気誘導の
ため、機械ケーシング内におよび機械に壁等のごとき付
属部分を設けることができる。
流入口へ冷却空気を供給するための第2の流入開口部
は、被動ピンに対向位置するクランク軸のクランク軸ピ
ンおよびクランク軸ピンと協動する内燃機関のスタータ
装置を収納するスタータ蓋体に配置することができる。
このようにして、内燃機関の始動のためのスタータ装
置、例えば引きひもスタータの加熱が阻止される。スタ
ータ蓋体および引きひもスタータのスタータ握りが冷却
されることにより、操作者の触れるべき構成部材の温度
が低く抑えられる。
吸入することは、冷却空気供給に際し周辺空気からの汚
染粒子が冷却空気流入に添加されにくいという特長があ
る。
より詳細に説明する。図1に示す手動式作業機械は、草
やその他の繁茂せる植物を刈る刈払機1である。刈払機
1は操作桿11を備え、これにハンドル13がほぼ直角
に固定されている。ハンドル13の両端には握り14が
構成され、この握り14は刈払機1を操作するため操作
者15により握られている。操作者15は、携帯ベルト
19により手動式刈払機1を担持している。
が配置され、この駆動ユニットには内燃機関を収納する
ケーシング3を有する。操作桿11は管として構成さ
れ、そして駆動軸(図2)を収納し、この駆動軸を介し
て内燃機関は操作桿11の前端部にて操作可能な回転工
具を駆動する。回転工具は、図示の実施例では、有角伝
動装置18を介して駆動可能でありかつ矢印17の方向
に往復して刈るべき面に沿い動かされる板状刃10であ
る。
した駆動ユニット12の縦断面図である。作業機械の機
械ケーシング3内に内燃機関2が配置され、本実施例で
は、この内燃機関は空冷式四行程原動機であるが、しか
し二行程原動機とすることもできる。単一シリンダ式四
行程原動機2は、通常のように、1つのシリンダ21を
備え、このシリンダ内に往復ピストン22が縦移動可能
に配置され、そしてクランク駆動部を介してクランク軸
24を回転駆動する。クランク軸およびクランク駆動部
の回転部分は、シリンダ21に接続するクランクケーシ
ング50内に配置されている。クランクケーシング50
に対し反対に位置するシリンダ21の上側では、シリン
ダヘッド20が燃焼室を閉止しており、その際シリンダ
ヘッド20に混合気点火のための点火栓23が収納され
ている。
て刈払機1の工具を駆動し、その場合工具に至る駆動軸
16は管として構成された操作桿11内に収納されてい
る。この場合簡単のため、駆動軸16のうち接続部のみ
示す。回転軸線42の周りのクランク軸の回転運動は、
遠心クラッチ27を介して駆動軸16に伝達される。ク
ラッチ27の遠心体は、クランク軸24の被動ピン25
により連行され、原動機回転数が充分である場合、遠心
体を被覆しかつ操作桿11内の駆動軸16と相対回転不
能に結合されているクラッチ鐘状体と係合する。
0の両側でクランク軸ピンとともに外へ出ている。内燃
機関2の被動側の反対にある後側でクランクケーシング
50から出ているクランク軸ピン26は、作業機械の始
動のためのスタータ装置35と協動する。本実施例で
は、スタータ装置は引きひもスタータであり、その場合
ひもロールが駆動ユニット12の機械ケーシング3に固
定されかつつぼ状に構成されたスタータ蓋体31内に収
納されている。取手36を引張ることにより、引きひも
スタータ35の引きひもはひもロールから巻き戻され、
その際クランク軸ピン26が回転させられる。
送風機羽根車4により吸入される冷却空気でもって冷却
される。送風機羽根車4は、クランク軸の被動ピン25
に相対回転不能に保持され、そしてクラッチ27とクラ
ンクケーシング50との間に配置されている。送風機羽
根車4は、内燃機関に対し開いている冷却空気らせん体
5内に収納されている。冷却空気らせん体5(図3)
は、つぼ状に構成されかつクランク軸の回転軸線42に
対し半径方向に構成された底部7を有する。底部7の縁
部には、送風機羽根車4を軸方向に覆う周壁9が構成さ
れている。原動機2への冷却空気は、周壁9にて導かれ
る。冷却空気流は、周壁9の端部で冷却空気らせん体5
を離れ、そして点火栓23の範囲の原動機2のシリンダ
ヘッド20に吹き付ける。冷却空気は、ケーシングキャ
ップにより覆われたシリンダヘッド20の周りを流れ、
そして駆動ユニット12の後側部にてスタータ蓋体31
に隣接して位置するケーシングキャップの出口格子32
を通って機械ケーシング3を離れる。
口は、底部7に対し反対に位置する冷却空気らせん体の
端面側を覆いかつ機械ケーシング3に保持される送風機
蓋体30により形成される。送風機蓋体30は、遠心ク
ラッチ27を収納しかつ漏斗状に拡がるつぼの形状に構
成されている。送風機蓋体30の先のとがった前端は、
操作桿11に接合する。送風機蓋体30の周囲には開放
スリット33(図5)が構成され、送風機羽根車4はこ
の開放スリット33を通して駆動ユニット12の周辺空
気を冷却空気らせん体5内へ吸入する。開放スリット3
3はほぼクラッチ27の高さにあり、よってクラッチ2
7は流入する第1の冷却空気流44(図5)により冷却
され続ける。
流入口8は、冷却空気らせん体5の底部7に構成されて
いる。それにより、2つの冷却空気流が互いに独立に軸
方向に正反対の向きに冷却空気らせん体5内に吸入さ
れ、そしてともにシリンダヘッド20に吹き付けられ
る。冷却空気らせん体5の底部にある第2の空気流入口
8を通しては、機械ケーシング3の内部から暖かい空気
が導出される。流動空気のために機械ケーシング内で空
気運動がある場合、機械ケーシング内に配置された構成
部材が冷却される。第2の冷却空気流入口8は、クラン
ク軸24の原動機に対し反対にある側にて、冷却空気ら
せん体5の底部7に構成されている。それによって冷却
空気は、クランクケーシング50に隣接して機械ケーシ
ング3により境界される吸入室6から導出される。図3
に示すように、冷却空気流入口8は、冷却空気らせん体
5の底部7にクランク軸軸受38に隣接して構成されて
おり、そして図示の実施例では、約180°の円弧角に
亘り延びているので、それによって第2の冷却空気流入
口8に対し充分な通過横断面が保証されている。
羽根車4について、図4のaに示す前側図および冷却空
気らせん体5の底部の方の側の図4のbに示す後側図に
より、以下に詳細に説明する。送風機羽根車4は両端面
側にそれぞれ1つの吸入羽根輪体39、40を担持し、
これらの羽根輪体は半径方向の隔壁41により分離され
て位置する。この場合、隔壁41はハブ43から送風機
羽根車の周囲まで延び、ここで両吸入羽根輪体39、4
0の羽根は終わっている。本実施例では、送風機羽根車
4の組立て位置にて内燃機関に関し外方に位置する、送
風機蓋体30を通して第1の冷却空気流を供給するため
の吸入羽根輪体39は、冷却空気らせん体5の底部の入
り口を通して第2の冷却空気流を供給するために設けら
れた第2の吸入羽根輪体40よりも大きな軸方向幅を有
する。供給する冷却空気流をどのように調節すべきかに
従って、羽根輪体を他の寸法とすることも合目的であ
る。
る全冷却空気流の大きな部分流を外側の羽根輪体により
冷たい周辺空気から吸引し、シリンダヘッドの有効な冷
却を保証する。第2の吸入羽根輪体40は機械ケーシン
グ内の空気運動を確実にし、そして原動機のクランクケ
ーシングの範囲およびシリンダの反対の機械ケーシング
部分に配置された他の構成部材の範囲における過度に高
い温度を防止する。送風機羽根車は直径上対向位置する
2つの平衡質量体51を有しており、本実施例ではこれ
らの平衡質量体は第2の吸入羽根輪体40に構成され、
送風機羽根車の軸方向に隔壁41を越えて第1の吸入羽
根輪体39内に延びている。平衡質量体51には、作業
機械の運転中内燃機関の磁石点火装置と協動する点火マ
グネット52が埋設されている。
口8に付設されかつ内燃機関2のクランクケーシング5
0に隣接して構成された吸入室6(図2)は、機械ケー
シング3の第2の流入開口部と流動接続しており、この
流入開口部を通って空気は機械ケーシング3内に流入
し、ついで吸入室6内に流入する。図5に示すように、
吸入室6内に流入する冷却空気45は、駆動ユニットの
送風機蓋体30に対向位置する側にて供給される。従っ
て、送風機羽根車は機械ケーシング3の前側部にて送風
機蓋体30を通して第1の冷却空気流44を吸入し、そ
して対向位置する側にて第2の冷却空気流45を吸入す
るので、冷却空気は互いに無関係に機械ケーシング3の
周辺から吸入されて内燃機関に導入される。このように
して、作業機械の空気吸入への汚染粒子の付加の危険
は、2つの別個の流動経路により低減される。第2の冷
却空気流入用の流入開口部は、図示の実施例では、スタ
ータ蓋体31に構成しており、その場合大きな流入横断
面が得られ、これにより流入する冷却空気の流速低下が
行われる。これは、流入開口部の損耗防止作用となる。
り、スタータ蓋体31が機械ケーシング3に配置され、
そして内燃機関2から流出する冷却空気用の流出格子3
2が構成されているところが示されている。図8に別個
の構成部材として斜視図にて示すスタータ蓋体31に、
流入開口部34がクランク軸の回転軸線42の内燃機関
に対向位置する側にて周方向に配置されているので、ク
ランクケーシングの下方にて第2の冷却空気流が吸入さ
れる吸入室への流動経路が短くなる。流入開口部34
は、引きひもスタータのひも巻胴を収納するスタータ蓋
体31のつぼ状わん曲部に構成されている。ひも巻胴3
7からここには図示しない握りにより、引きひもスター
タの引きひもが巻き戻されて、内燃機関は始動させられ
る。
らせん体5とスタータ蓋体31の流入開口部34との間
に構成されている。図6にて、冷却空気らせん体5の底
部が流入開口部34を通して看取でき、また冷却空気ら
せん体の底部の冷却空気流入口により、送風機羽根車4
の第2の吸入羽根輪体40への直接の流動経路が与えら
れる。
0に隣接する吸入室6の高さにおける駆動ユニットの横
断面図である。本発明により冷却空気らせん体の底部7
の冷却空気流入口を通って第2の冷却空気流を供給する
ことは、機械ケーシング内に収納された内燃機関のその
他の構成部材および装置を効率よく冷却することを可能
にする。その際、吸入室6内に吸入される冷却空気の流
動経路は冷却すべき構成部材に沿うて設けられる。図示
の実施例においては、スタータ蓋体の流入開口部を通し
ての吸入室6内への軸方向流入に付加して、内燃機関の
気化器28に隣接して流動入口49が設けられている。
流動入口49は、気化器28と燃料タンク29との間に
構成されているので、気化器28と燃料タンク29は付
加的に吸入される冷却空気流により冷却される。流動入
口49は、隔壁47により内燃機関のシリンダより隔離
されているので、送風機羽根車の吸入羽根輪体40は、
スタータ蓋体を通しての冷却空気に付加して、燃料タン
ク29と気化器28の範囲の流動入口49を通しても冷
却空気を吸入する。本実施例では、隔壁47が気化器2
8を内燃機関の混合気入口と接続する気化器フランジ4
8に構成されている。燃料タンク29の冷却によりタン
クの内圧が低下するので、タンク蓋を開けるとき急激な
圧力補償およびこれに伴う欠点の生ずることはない。有
利な場合、脱気弁の配置を省略できる。
発明の冷却装置を具備する燃料タンク29をクランクケ
ーシングに隣接して配置することができる。流動入口4
9を通って、気化器28の範囲から熱風が吸い出され、
冷却空気らせん体内にて冷却空気流に混ぜ合わされるの
で、気化器作動温度は低下する。
Claims (14)
- 【請求項1】 機械ケーシング内に配置されかつ工具駆
動のための空冷式内燃機関を具備する手動式作業機械に
して、内燃機関(2)のクランク軸(24)に固定保持
されかつ内燃機関(2)に対し開放された冷却空気らせ
ん体(5)内に収納された送風機羽根車(4)を備え、
その場合機械ケーシング(3)に空気入口(33)が構
成され、これを通って周辺空気が冷却空気らせん体
(5)内に吸入可能でありかつ内燃機関(2)に供給可
能である作業機械において、 送風機羽根車(4)と内燃機関(2)との間に位置する
冷却空気らせん体(5)の底部(7)に第2の冷却空気
流入口(8)が構成され、これにより機械ケーシング
(3)の内部空間(6)が冷却空気らせん体(5)の冷
却空気を導く部分と結合していることを特徴とする作業
機械。 - 【請求項2】 冷却空気流入口(8)がクランク軸(2
4)のシリンダ(21)に対し反対側に配置されている
ことを特徴とする、請求項1に記載の作業機械。 - 【請求項3】 送風機羽根車(4)が両端面側にそれぞ
れ1つの吸入羽根輪体(39、40)を担持しているこ
とを特徴とする、請求項1または2に記載の作業機械。 - 【請求項4】 吸入羽根輪体(39、40)が送風機羽
根車(4)の半径方向の隔壁(41)により隔離されて
位置することを特徴とする、請求項3に記載の作業機
械。 - 【請求項5】 内燃機関(2)に関し外側に位置する第
1の吸入羽根輪体(39)が、内側に位置する第2の吸
入羽根輪体(40)よりも大きな軸方向幅を有すること
を特徴とする、請求項3または4に記載の作業機械。 - 【請求項6】 送風機羽根車(4)が工具(10)を駆
動するクランク軸(24)の被動ピン(25)に配置さ
れていることを特徴とする、請求項1ないし5の1つに
記載の作業機械。 - 【請求項7】 冷却空気らせん体(5)が機械ケーシン
グ(3)に保持される送風機蓋体(30)により被覆さ
れ、この送風機蓋体に空気吸入用の第1の流入開口部
(33)が開けられていることを特徴とする、請求項1
ないし6の1つに記載の作業機械。 - 【請求項8】 送風機蓋体(30)がつぼ状に構成され
かつその内部にクランク軸(24)と協動するクラッチ
(27)が収納され、その場合第1の流入開口部(3
3)が送風機蓋体(30)の周囲にてクラッチ(27)
の高さに配置されていることを特徴とする、請求項7に
記載の作業機械。 - 【請求項9】 内燃機関(2)のクランクケーシング
(50)と機械ケーシング(3)との間に形成された機
械ケーシング(3)内の吸入室(6)が、機械ケーシン
グ(3)の1個または数個の第2の流入開口部(34)
と流動結合していることを特徴とする、請求項1ないし
8の1つに記載の作業機械。 - 【請求項10】 第2の流入開口部(34)が冷却空気
らせん体(5)に対し反対の内燃機関(2)側に位置す
ることを特徴とする、請求項9に記載の作業機械。 - 【請求項11】第2の流入開口部(34)がスタータ蓋
体(31)に配置され、このスタータ蓋体が被動ピン
(25)に対向位置するクランク軸(24)のクランク
軸ピン(26)およびこのクランク軸ピン(26)と協
動する内燃機関(2)の始動のためのスタータ装置(3
5)を収納することを特徴とする、請求項10に記載の
作業機械。 - 【請求項12】 冷却空気らせん体(5)の底部(7)
の第2の冷却空気流入口(8)への機械ケーシング
(3)内の流動経路が、内燃機関(2)の燃料タンク
(29)により部分的に境界されていることを特徴とす
る、請求項1ないし11の1つに記載の作業機械。 - 【請求項13】 内燃機関(2)の気化器(28)の範
囲に機械ケーシング(3)内の吸入室(6)への流動入
口(49)が設けられていることを特徴とする、請求項
9ないし12の1つに記載の作業機械。 - 【請求項14】 内燃機関(2)が四行程原動機である
ことを特徴とする、請求項1ないし13の1つに記載の
作業機械。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE10021707:9 | 2000-05-04 | ||
DE10021707A DE10021707A1 (de) | 2000-05-04 | 2000-05-04 | Handgeführtes Arbeitsgerät |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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