JP2001354373A - エレベーター非常止め装置 - Google Patents

エレベーター非常止め装置

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JP2001354373A
JP2001354373A JP2000178409A JP2000178409A JP2001354373A JP 2001354373 A JP2001354373 A JP 2001354373A JP 2000178409 A JP2000178409 A JP 2000178409A JP 2000178409 A JP2000178409 A JP 2000178409A JP 2001354373 A JP2001354373 A JP 2001354373A
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counterweight
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JP2000178409A
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Akihito Ota
田 明 仁 太
Kazuhiro Tanaka
中 和 宏 田
Hirotada Sasaki
宏 忠 佐々木
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Toshiba Corp
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エレベータシステムに比べて制動能力の小さ
い非常止め装置を複数組用いた大型のエレベータシステ
ム用の非常止め装置を得ること。 【解決手段】 乗りかご又は釣合い錘の左右にそれぞれ
上下方向に直接或いは取付具を介して連結された複数の
非常止め装置5A、5Bを取り付けるとともに、各非常止
め装置5A、5Bに設けられ、非常時にガイドレール4に
圧接される楔状部材24a、24bをそれぞれ別個のリフ
トロッド27a、27bに連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターの乗
りかご又は釣合い錘が定格速度以上の速度で急降下した
場合に安全のために乗りかご又は釣合い錘を緊急停止さ
せるエレベーターの非常止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロープ式エレベーターにおいて
は、何らかの故障で乗りかご又は釣合い錘が急降下等し
た場合の異常時に、その速度が定格速度の1.4倍を越
えないうちに調速機のガバナロープ掴み動作が起こり、
セフティリンクを介してそのガバナロープに連動し左右
ガイドレールを挟み込んでその乗りかご又は釣合い錘を
緊急停止させる左右一組の非常止め装置が設けられてい
る。
【0003】図8は、上記非常止め装置を設けた乗りか
ごの概略構成を示す図であり、エレベーターの乗りかご
1は、乗客又は荷物が乗るかご室2と、このかご室2を
搭載支持するかご枠3とからなり、そのかご枠3は左右
の立枠3aと上梁3bと下梁3cから構成されている。上
記下梁3cの左右端部下面には、昇降路内に立設された
ガイドレール4に圧設される楔状部材を有する非常止め
装置5、5が設けられている。また、その非常止め装置
5の下部、及び上梁3bの左右端部上面にそれぞれ上記
ガイドレール4に係合する案内装置6が設けられてお
り、その案内装置6とガイドレール4との係合によって
乗りかご1がガイドレールに沿って昇降するように構成
されている。
【0004】上記両非常止め装置5,5にはそれぞれリ
フトロッド7が連結されており、その各リフトロッドの
頂端部が、乗りかご1に揺動可能に設けられた左右のク
ランクレバー8及びその両クランクレバー8を連結する
リンク9からなるセフティリンク10によって互いに連
結されている。
【0005】一方、昇降路内には乗りかご1と同じ方向
に同じ速度で移動する調速機ロープ11が配設されてお
りその調速機ロープ11に前記セフティリンク10の一
端部が接続されている。
【0006】したがって、乗りかご1を懸吊しているメ
インロープ12が破断するようなことがあった場合に、
乗りかごの下降速度が規定の速度に達すると、図示しな
い調速機により調速機ロープ11が拘束される。そのた
め、上記調速機ロープ11が下降する乗りかご1に対し
て相対的に上昇し、これによってセフティリンク10を
介して左右のリフトロッド7が同時に引き上げられ、非
常止め装置5の楔状部材がガイドレール4に圧接され、
乗りかご1が緊急停止される。
【0007】ところで、上述のように非常止め装置は楔
状部材とガイドレール4との摩擦力で乗りかご又は釣合
い錘を緊急停止させる構造であるが、楔状部材には鋳鉄
や焼結合金などが使用されるため、楔状部材とガイドレ
ールとの摩擦係数は1.2〜1.5程度で不変である。
このため非常止め装置5が制動すべき質量(乗りかご又
は釣合い錘の質量と最大積載質量の和)が2倍になる
と、楔状部材をガイドレールに押し付ける力を2倍にす
る必要がある。非常止め装置が制動すべき質量が10t
程度までの範囲ではコイルバネやコの字バネで構成可能
であるが、10tを超える範囲では一般的な工作機械で
のバネの製造が困難になるため非常止め装置の設計が困
難になり、また製造したとしても非常にコスト高になっ
てしまう。
【0008】そこで、小質量用の非常止め装置を複数組
用いることによって大質量のものに適用するようにした
ものも提案されている(実開昭60−126469号公
報)。図9及び10は、非常止め装置を複数組用いたも
のを示す図であり、下梁3cの左右下部には大型の乗り
かごの総重量に適合するのに必要な数の非常止め装置5
A及び5Bが設けられている。すなわち、下梁3cの左右
下部にはそれぞれ2組の非常止め装置5A、5Bが上下に
連結されて取り付けられている。
【0009】ところで、上下に連結された非常止め装置
5A、5Bの楔部材24a、24bは、図10に示すように
左右列おのおの一本ずつのリフトロッド27,27に連
結されている。なおこの場合、リフトロッド27には下
方の非常止め装置5Bの楔部材24bの取り付け部に長穴
25が形成されており、その長穴25に楔状部材24
a、24bから突接されたピン26が契合されている。
【0010】しかして、乗りかご21が昇降中に何らか
の原因で乗りかごの速度が定格速度の1.4倍を越えた
場合、調速機ロープに応動してリフトロッド27が引き
上げられ、2組全ての左右非常止め装置5A、5Bの各楔
部材24a、24bがそれぞれ同時に上昇され左右のガイ
ドレールに圧接され、そのガイドレールを強く挟み込む
ようになって乗りかごが緊急停止される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ものにおいては次のような問題がある。
【0012】すなわち、第1の問題は、下側の楔状部材
24bの動きが上側の楔状部材24aの動きを拘束してし
まうことがある。非常止め装置は前述のようにリフトロ
ッド27によって楔状部材24a、24bを上方にスライ
ドさせるが、一度楔状部材とガイドレールとが接する
と、楔状部材とガイドレールとの摩擦力により楔状部材
はリフトロッドで引き上げなくとも自分自身で上昇す
る。しかし、上下の非常止め装置5A,及び5Bは製造や
調整の誤差等により完全に同一ではないため、この両楔
状部材24a、24bとガイドレールとが接するタイミン
グが上下の楔状部材で完全に一致することはほとんどな
い。
【0013】図10に示すものにおいては、特に図11
(a)に拡大して示すように、下側の楔状部材24bとリ
フトロッド27との接続部は長穴25とピン26により
上下方向に移動可能となっているが、上側の楔状部材2
4aとリフトロッド27との接続部は単なるピンジョイ
ント28になっているため、図11の(b)のように上
側の楔状部材24aが下側の楔状部材24bよりもさきに
上昇を開始しようとしても下側の楔状部材24bとリフ
トロッド27を介して接続されているため自由に上昇す
ることができない等の問題がある。図11の(b)は、
上側の楔状部材24aが先に上昇したため上側の楔状部
材24aとリフトロッド27との接続部Aは上に移動して
いるが、下側の楔状部材24bはガイドレール4と接触
していないため、リフトロッド27と下側の楔状部材2
4bは上昇変位を始めておらず、リフトロッド27の上
側の楔状部材24aとの接続部Aが上側の楔状部材24a
側のリフトロッド27との実際のピンジョイント28部
と一致していないことを示している。
【0014】また、楔状部材の上昇に伴い、リフトロッ
ドを曲げる力が生じてしまう等の問題もある。すなわ
ち、一般的な非常止め装置の構成ではリフトロッド7と
セフティリンク10との接続部7aは、図12(a)のよ
うに或程度回転可能になっており、楔状部材24が図1
2(b)に示すようにガイドレール4を挟む方向に移動
していっても楔状部材24とリフトロッド7の接続部7
b、セフティリンク10とリフトロッド7の接続部7aが
それぞれ回転可能となっているために非常止め装置の動
きを妨げる心配はない。
【0015】しかし、2個の非常止め装置を上下に連結
し、図12(c)、(d)のように上下の楔状部材24
a、24bを同一のリフトロッド27で接続した場合に
は、上下の楔状部材24a、24bがガイドレール4を挟
む方向に移動すると、図12(d)に示すように上下の
楔状部材24a、24bとリフトロッド27との接続部
A、Bとセフティリンク10とリフトロッド27との接続
部Cが一直線上に並ばないため、リフトロッド27を曲
げる力が生じて楔状部材24a、24bが上昇することを
妨げてしまう等の問題がある。図12(d)は楔状部材
24aとリフトロッド27との接続部AがDに移動するこ
とを示している。
【0016】さらに、地震時などに案内装置を介して非
常止め装置に伝わるガイドレールからの反力に非常止め
装置が耐えられないことがある等の問題もある。
【0017】前述のように、案内装置6は非常止め装置
に取り付けることが多く、地震時などに乗りかご又は釣
合い錘に生じる慣性力は非常止め装置5A、5Bから案内
装置6を介してガイドレール4に伝えられる。逆に言え
ば非常止め装置5A、5Bはガイドレール4から案内装置
6を介して反力を受けることになる。以下この反力を便
宜的に地震荷重と呼ぶ。
【0018】図8に示すようにガイドレール4から地震
荷重Pを受ける非常止め装置5を2組使用して図9のよ
うな非常止め装置5A、5Bを構成した場合には、非常止
め装置が制動するべき質量すなわちかご質量と最大積載
質量との和は、非常止め装置を1組だけ使用した場合の
2倍であり、ガイドレールから受ける地震荷重は2Pに
なる。またかご枠23と非常止め装置5A、5Bとの接続
部と地震荷重の荷重点までの距離も2倍になるため、か
ご枠23と非常止め装置5A、5Bとの接続部に生じるモ
ーメントは4倍になる。
【0019】ところで、単体の非常止め装置を予め必要
な仕様の4倍もの強度で設計しておくことは無駄で、こ
のような設計になっていることは希である。したがっ
て、通常1組で使用している非常止め装置をそのまま複
数組上下に連結して使用した場合、地震時などにガイド
レールから受ける反力に耐えられない可能性がある。
【0020】本発明は、このような点に鑑み、エレベー
ターシステムに比べて制動能力の小さい非常止め装置を
複数組用いた大型のエレベータシステム用の非常止め装
置を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
エレベーターの乗りかご又は釣合い錘の左右に取り付
けられ、乗りかご又は釣合い錘を異常の際に緊急停止さ
せるエレベーター非常止め装置において、上記乗りかご
又は釣合い錘の左右にそれぞれ上下方向に直接或いは取
付具を介して連結された複数の非常止め装置を取り付け
るとともに、各非常止め装置に設けられ、非常時にガイ
ドレールに圧接される楔状部材を、それぞれ別個のリフ
トロッドに連結したことを特徴とする。
【0022】請求項2に係る発明は、エレベーターの乗
りかご又は釣合い錘の左右に取り付けられ、乗りかご又
は釣合い錘を異常の際に緊急停止させるエレベーター非
常止め装置において、上記乗りかご又は釣合い錘の左右
にそれぞれ上下方向に直接或いは取付具を介しして連結
された複数の非常止め装置を取り付けるとともに、上下
に連結された各非常止め装置における非常時にガイドレ
ールに圧接される各楔状部材を、同一のリフトロッドに
そのリフトロッドの軸線方向に或る程度相対的移動可能
に連結したことを特徴とする。
【0023】請求項3に係る発明は、請求項2に係る発
明において、相対的移動可能な連結は、長穴とその長穴
に係合するピンによる連結であることを特徴とする。
【0024】請求項4に係る発明は、エレベーターの乗
りかご又は釣合い錘の左右に取り付けられ、乗りかご又
は釣合い錘を異常の際に緊急停止させるエレベーター非
常止め装置において、上記乗りかご又は釣合い錘の左右
にそれぞれ上下方向に直接或いは取付具を介しして連結
された複数の非常止め装置を取り付けるとともに、上下
に連結された各非常止め装置における非常時にガイドレ
ールに圧接される各楔状部材を、同一のリフトロッドに
連結し、そのリフトロッドの途中をガイドレールゲージ
方向の軸線周りに屈曲可能としたことを特徴とする。
【0025】請求項5に係る発明は、請求項1乃至4の
いずれかに係る発明において、上下方向に連結された各
非常止め装置のいずれか或いは全てと乗りかご又は釣合
い錘とを接続する補強部材を設けたことを特徴とする。
【0026】さらに、請求項6に係る発明は、請求項5
に係る発明において、補強部材が昇降路下部に設置され
た緩衝装置の真上に設けられていることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7を参照して本
発明の実施の形態について説明する。なお、図中図8等
と同じ部分には同一符号を付しその詳細な説明は省略す
る。
【0028】図1において立枠23a、上梁23b及び下
梁23cからなるかご枠23には、その中間部に中間梁
23dが設けられており、中間梁23d、及び下梁23
cの上部にそれぞれかご室22A及び22Bが配設され、
かご室が2段に設けられている。下梁23cには下方に
延びる補強部材30が突設されており、その補強部材3
0に、直接或いは取付具31により連結された上下2組
の非常止め装置5A及び5Bが取り付けられている。左右
の非常止め装置5A、5Bに連結されたリフトロッド27
の頂部はセフティリンク10によって連結されており、
セフティリンク10の一端に調速機ロープ11が接続さ
れている。
【0029】図2は、上記上下2組の非常止め装置を連
結したエレベータ非常止め装置の概略構成を示す図であ
り、各非常止め装置5A、5Bには、それぞれ左右一対の
サポート32内で上下しガイドレール4を挟む楔状部材
24a、24bが設けられている。左右のサポート32の
間隙は、下方が広く上方が狭く形成されており、その左
右のサポート32内に配設された楔状部材24a、24b
との間にコロ等で構成された案内具33が介装されてお
り、楔状部材24a、24bが案内具33によって案内さ
れて上下動し、楔状部材24a、24bがガイドレール4
に圧接或いは離間するようにしてある。
【0030】サポート32は弾性体34によりガイドレ
ール4を挟む方向の荷重を受けている。また、上記サポ
ート34の上部及び下部には段付き部があり、これと対
応する非常止め装置フレーム35の段付き部と契合して
通常時の位置を保っている。
【0031】ところで、楔状部材24a、24bには、
各々別のリフトロッド27a、27bが接続されており、
また、リフトロッド27a、27bの他端には図示しない
セフティリンクが接続されている。図2では図を分かり
易くするためにリフトロッド27a、27bは図の左側の
みを示しているが、実際には右側にもリフトロッドが設
けられている。
【0032】しかして、何らかの異常によりエレベータ
ーを非常停止させる場合、まず図示しない調速機により
エレベーターを非常停止させるために調速機ロープ11
が拘束される。この時乗りかご21は下降しているた
め、乗りかご21からみれば調速機ロープ11が相対的
に上昇し、セフティリンク10が動作される。このセフ
ティリンク10の動作によってリフトロッド27a、2
7bを介して楔状部材24a、24bが上昇されるととも
にガイドレール4の方向に平行移動され、ガイドレール
4に接触される。このようにしてくさび状部材24a、
24bがガイドレール4に接すると、楔状部材24a、2
4bから見てガイドレール4が相対的に上方に移動して
いるため楔状部材24a、24bとガイドレール4との間
には摩擦力が生じ、これにより楔状部材24a、24bは
リフトロッド27a、27bの動きとは関係なく自発的に
上方に移動する。
【0033】この楔状部材24a、24bとガイドレール
4との接触は前述のように各の楔状部材24a、24bで
若干の時間差をもって生じるので楔状部材24a、24b
の移動は個々の楔状部材で別々のタイミングで生じる。
しかし、この場合に各リフトロッド27a、27bは個々
の楔状部材24a、24bに別々に接続されているので、
リフトロッド27a、27bが楔状部材24a、24bの移
動を妨げることはない。また、各リフトロッド27a、
27bとセフティリンク10との接続部は回転自在且つ
リフトロッドが27a、27bが上方に移動可能に構成さ
れているので、各リフトロッド27a、27bが別々の動
きをしても各部の動きを妨げることはなく確実に非常止
め装置を作動させることができる。
【0034】ところで、上記実施の形態においては非常
止め装置を2組接続したものを示したが、必要に応じて
3組、4組と増やすこともできる。また釣合い錘の下部
に適用することもできる。
【0035】図3は、本発明の他の実施の形態を示す図
であり、図2に示すものとはリフトロッドの構成が異な
るだけである。すなわち、本実施の形態においては、一
本のリフトロッド36に2個の長穴36a及び36bが上
下に設けられており、各長穴36a、36bに非常止め装
置5a或いは5bから突設されたピン37a、37bが係合
され、同一のリフトロッド36に上下に連結された非常
止め装置5a、5bが接続されている。図4(a)はこの
構成を模式的に示したものであり、定常状態の位置関係
を示している。このように構成することによって図4
(b)のように下側の楔状部材24bが先に上方移動を
開始、或いは図4(c)のように上側の楔状部材24a
が先に上方移動を開始しても互いにそれらの移動を妨げ
ることなく移動することができる。
【0036】また、リフトロッド36の上部には、図
3,図5(a)、(b)に示すように、ガイドレール4
のレールゲージ方向を軸として屈曲可能なようにピンジ
ョイントからなる屈曲部38が形成してある。したがっ
て、同一のリフトロッド36で上下の楔状部材24a、
24bが斜め上方向に移動しても、図5(b)のように
リフトロッド36が屈曲部38で折れ曲がるので、楔状
部材の移動を妨げる力は生じず、確実に非常止め装置を
作動させることができる。
【0037】ところで、図2で示す実施の形態において
は下側の非常止め装置5bのリフトロッド27bが非常止
め装置5bの横に出てくるので、例えば釣合い錘用の非
常止め装置に適用した場合に非常止め装置のすぐ横を乗
りかごが通過する事になり、リフトロッド27bが乗り
かごと接触する可能性がある。しかるに、図3に示すも
のにおいては、リフトロッド27bが非常止め装置5bの
外側に出ることが無く、スペース的に問題になることも
ない。
【0038】また、本実施の形態においては2組の楔状
部材24a、24bを結合したものを示しているが、3組
以上の楔状部材を結合した場合にはリフトロッド36の
屈曲部38を楔状部材との接続部同士の間にも設け、3
個以上の楔状部材を一直線上に拘束することがないよう
に構成することが必要である。
【0039】地震時等に乗りかご又は釣合い錘が揺すら
れるとその地震力は案内装置6を介してガイドレールに
伝えられる。この地震力は乗りかご又は釣合い錘の質量
の比例するため、例えば非常止め装置を2組使用する場
合には乗りかご又は釣合い錘の質量は2倍になっている
はずで、同じ非常止め装置を一組で使用する場合に比べ
て2倍の地震力が生じることになる。ところで案内装置
6が非常止め装置に設置される構成の場合は、この地震
力を非常止め装置で伝えなければならないが、非常止め
装置が2組になると案内装置6から受ける地震荷重によ
って生じる曲げモーメントの腕の長さも非常止め装置の
高さ分長くなるため、モーメントの長さは約2倍にな
る。つまり上側の非常止め装置5Aに生じる曲げモーメ
ントは荷重が2倍、腕の長さが2倍で4倍になるため、
通常の非常装置をそのまま使用したのでは地震力による
曲げモーメントに耐えることができない。
【0040】そこで、本発明においては図1に示すよう
に両非常止め装置5A、5Bが補強部材30に取り付けら
れている。したがって、案内装置6からの荷重が非常止
め装置5A、5Bと補強部材30に分散し、補強部材の剛
性を非常止め装置側の剛性よりも高くすることで補強部
材30側により多くの地震力による曲げモーメントを負
担させ、非常止め装置側には一組で使用するのと同程度
の曲げモーメントしか生じないようにすることができ
る。このため、上記構成によって地震時等にも地震力を
確実に乗りかご又は釣合い錘からガイドレール4に伝え
ることができる。
【0041】ここでは上下の非常止め装置5A、5Bの両
方を補強部材30に取り付ける構成としているが、非常
止め装置5Aの強度によっては下側の非常止め装置5Bの
みを補強部材30に取り付ける構成とすることもでき
る。この場合相互に接続する部分が減少するため非常止
め装置5A、5Bの芯出し作業が楽になる利点がある。ま
た、3組以上の非常止め装置を使用する場合も必要に応
じて全ての非常止め装置或いはいくつかの非常止め装置
を補強部材に取り付ける構成とすることもできる。
【0042】図6は、複数組の非常止め装置5A、5Bを
釣合い錘に取り付けた状態を示す図であり、通常、図6
に示すように、釣合い錘39の下部には昇降路内に設け
られた図示しない緩衝装置と釣合い錘39の間隔を調整
するため、釣合い錘から下方に突設された調整部材取付
部40に調整部材41が取り付けられている。ところ
が、前述のように非常止め装置用の補強部材を設けた場
合には、釣合い錘の幅が大きくなり、レールゲージが小
さい釣合い錘などでは実現が困難になることがある。
【0043】図7は上記問題を解消したものであって、
補強部材30が昇降路下部に設置されている緩衝装置4
2の真上に設置されており、その補強部材30の下部に
調整部材41が装着され、補強部材30が調整部材取付
部を兼ねるようにしてある。しかして、レールゲージの
小さい釣合い錘などにも補強部材30を取り付けること
ができ、非常止め装置を複数組取り付けることができ
る。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は乗りかご
又は釣合い錘の左右に取り付けられ、それぞれ上下方向
に連結された複数の非常止め装置における楔状部材を、
それぞれ別個のリフトロッドに連結したので、楔状部材
とガイドレールとが接触するタイミングが多少異なって
も個々の楔状部材が独立して動くことができ、楔状部材
の動きを互いに妨げることが無く確実に動作させること
ができ、比較的小さい複数組の非常止め装置によって大
型のエレベータシステムに適用できる非常止め装置を得
ることができる。
【0045】また、上下に連結された非常止め装置の楔
状部材を駆動するリフトロッドと各楔状部材とを軸線方
向に或る程度相対的に移動可能に連結することによって
も、楔状部材とガイドレールとが接触するタイミングが
多少異なった場合でも個々の楔状部材が独立して動くこ
とができ、楔状部材の動きを互いに妨げることが無く確
実に動作させることができる。
【0046】さらに、リフトロッドの途中をガイドレー
ルゲージ方向の軸線回りに屈曲可能とした場合には、楔
状部材が移動してもリフトロッドに無理な力が生じるこ
とが無く、非常止め装置の動作を確実なものとすること
ができる。
【0047】また、上下方向に連結された各非常止め装
置のいずれか或いは乗りかご又は釣合い錘とを補強部材
によって接続した場合には、地震時等に案内装置を介し
て生じる反力を確実にガイドレールに伝えることができ
る。
【0048】さらに、上記補強部材を昇降路内に設置さ
れた緩衝装置の真上に設けることによって、緩衝装置と
の間隔を調整する調整部材取付部とを兼用させることが
でき、昇降路内のレイアウトに自由度を持たせた安全な
エレベーターシステムを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非常止め装置を取り付けたエレベータ
ーの概略構成を示す図。
【図2】本発明の非常止め装置の実施の形態を示す図。
【図3】本発明の他の実施の形態を示す図。
【図4】(a)、(b)、(c)は図3に示す実施の形
態の作動説明図。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態の作動説明図。
【図6】本発明の非常止め装置を取り付けた釣合い錘の
構成を示す図。
【図7】本発明の非常止め装置を取り付けた釣合い錘の
実施の形態を示す図。
【図8】従来のエレベーターの概略構成を示す図。
【図9】2組の非常止め装置を設けたエレベーターの構
成を示す図。
【図10】2組の非常止め装置の作動部の構成を示す
図。
【図11】(a)、(b)は図10に示す非常止め装置
の作動説明図
【図12】(a)、(b)、(c)、(d)は従来の非
常止め装置の他の作動説明図。
【符号の説明】
1、21 乗りかご 2、22 22a、22b かご室 3、23 かご枠 3a、23a 立枠 3b、23b 上梁 3c、23c 下梁 4 ガイドレール 5、5a、5b 非常止め装置 6 案内装置 7、27、36 リフトロッド 8 クランクレバー 10 セフティリンク 11 調速機ロープ 12 メインロープ 24、24a、24b 楔状部材 25、36a、36b 長穴 30 補強部材 31 取付具 32 サポート 33 案内具 34 弾性体 35 非常止め装置フレーム 38 屈曲部 39 釣合い錘 40 調整部材取付部 41 調整部材 42 緩衝装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田 中 和 宏 東京都品川区北品川六丁目5番27号 東芝 エレベータ株式会社内 (72)発明者 佐々木 宏 忠 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中事業所内 Fターム(参考) 3F304 DA33 DA45

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベーターの乗りかご又は釣合い錘の左
    右に取り付けられ、乗りかご又は釣合い錘を異常の際に
    緊急停止させるエレベーター非常止め装置において、上
    記乗りかご又は釣合い錘の左右にそれぞれ上下方向に直
    接或いは取付具を介して連結された複数の非常止め装置
    を取り付けるとともに、各非常止め装置に設けられ、非
    常時にガイドレールに圧接される楔状部材を、それぞれ
    別個のリフトロッドに連結したことを特徴とする、エレ
    ベーター非常止め装置。
  2. 【請求項2】エレベーターの乗りかご又は釣合い錘の左
    右に取り付けられ、乗りかご又は釣合い錘を異常の際に
    緊急停止させるエレベーター非常止め装置において、上
    記乗りかご又は釣合い錘の左右にそれぞれ上下方向に直
    接或いは取付具を介しして連結された複数の非常止め装
    置を取り付けるとともに、上下に連結された各非常止め
    装置における非常時にガイドレールに圧接される各楔状
    部材を、同一のリフトロッドにそのリフトロッドの軸線
    方向に或る程度相対的移動可能に連結したことを特徴と
    する、エレベーター非常止め装置。
  3. 【請求項3】相対的移動可能な連結は、長穴とその長穴
    に係合するピンによる連結であることを特徴とする、請
    求項2記載のエレベーター非常止め装置。
  4. 【請求項4】エレベーターの乗りかご又は釣合い錘の左
    右に取り付けられ、乗りかご又は釣合い錘を異常の際に
    緊急停止させるエレベーター非常止め装置において、上
    記乗りかご又は釣合い錘の左右にそれぞれ上下方向に直
    接或いは取付具を介しして連結された複数の非常止め装
    置を取り付けるとともに、上下に連結された各非常止め
    装置における非常時にガイドレールに圧接される各楔状
    部材を、同一のリフトロッドに連結し、そのリフトロッ
    ドの途中をガイドレールゲージ方向の軸線周りに屈曲可
    能としたことを特徴とする、エレベーター非常止め装
    置。
  5. 【請求項5】上下方向に連結された各非常止め装置のい
    ずれか或いは全てと乗りかご又は釣合い錘とを接続する
    補強部材を設けたことを特徴とする、請求項1乃至4の
    いずれかに記載のエレベーター非常止め装置。
  6. 【請求項6】補強部材が昇降路下部に設置された緩衝装
    置の真上に設けられていることを特徴とする、請求項5
    に記載のエレベーター非常止め装置。
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