JP2001354098A - オーナメントを備えたエアバッグカバー - Google Patents
オーナメントを備えたエアバッグカバーInfo
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Abstract
つけられる虞れのないオーナメントを備えたエアバッグ
カバーを提供すること。 【解決手段】 折り畳まれたエアバッグを覆い、エアバ
ッグの展開膨張時に開く扉部14(14a・14b)を
備えた合成樹脂製として、扉部14aの表面側に配置さ
れる装飾部31と、装飾部31から下方へ延びる複数の
取付脚部と、を備えたオーナメント30が、各取付脚部
を扉部14aに設けられた取付孔に貫通させて扉部14
aの裏面側で折曲させることにより、扉部14aに取り
付けられて構成されるオーナメント30を備えたエアバ
ッグカバー12。エアバッグカバー12の形成材料と相
溶性を有して溶融固化された被覆部により、各取付脚部
における扉部14aの裏面側で折曲された折曲部位の先
端が、被覆されている。
Description
されたエアバッグを覆うエアバッグカバーであって、オ
ーナメントを備えたエアバッグカバーに関する。エアバ
ッグカバーを備えたエアバッグ装置は、自動車のステア
リングホイール・助手席前方部位・ドア・シート等に搭
載されている。
グカバーの扉部には、オーナメント(エンブレム)が取
り付けられる場合があった(特開平10−273004
号公報参照)。
銅等の金属の板材をプレス打ち抜き等して形成されるも
のであり、装飾部と、装飾部の周縁付近に配置される3
つの脚部と、各脚部の先端付近に形成される通孔とを備
えて構成されるものであった。そして、エアバッグカバ
ーにおける被覆部に設けられた3つの取付孔に各脚部を
挿入させて、被覆部の裏面側で、各脚部を装飾部の中心
側に折り曲げることにより、エアバッグカバーに取り付
けられていた。なお、各脚部の先端付近に形成される通
孔は、被覆部の裏面側に突出して、被覆部と一体に形成
される溶着ボスを挿通させるものであり、通孔に溶着ボ
スを挿通させるようにして各脚部を曲げた後、溶着ボス
の先端を熱かしめすることにより、脚部を互いに連結さ
せて、オーナメントを被覆部に固定していた。
メントは、各脚部を溶着ボスの先端を熱かしめすること
により固定しているが、各脚部の先端付近は露出してい
た。このオーナメントは金属の板材をプレス打ち抜きし
て形成されるため、脚部の先端角部に展開膨張するエア
バッグが干渉すると、脚部の先端角部でエアバッグが傷
つけられる虞れがあった。
るエアバッグがオーナメントに傷つけられる虞れのない
オーナメントを備えたエアバッグカバーを提供すること
を目的とする。
エアバッグを覆い、かつ、エアバッグの展開膨張時に開
く扉部を備えた合成樹脂製として、扉部の表面側に配置
される装飾部と、装飾部から下方へ延びる複数の取付脚
部と、を備えたオーナメントが、各取付脚部を扉部に設
けられた取付孔に貫通させて扉部の裏面側で折曲させる
ことにより、扉部に取り付けられて構成されるオーナメ
ントを備えたエアバッグカバーであって、エアバッグカ
バーの形成材料と相溶性を有して溶融固化された被覆部
により、各取付脚部における扉部の裏面側で折曲された
折曲部位の先端が、被覆されていることを特徴とする。
折曲された折曲部位は、取付脚部における取付孔を貫通
する貫通部位に対して、90°以上の曲げ角度で、折曲
されることが望ましい。
における扉部裏面側には、扉部の表面側に延びる挿入孔
を、形成し、オーナメントの各取付脚部における折曲部
位の先端に、挿入孔に挿入可能な挿入部を設けて、挿入
部を挿入孔に挿入させた状態で、オーナメントを扉部に
取り付けることが望ましい。
部における扉部の裏面側で折曲された折曲部位を囲むよ
うに、凸部を設け、凸部には、溶融時に折曲部位の先端
を被覆可能として被覆部を形成可能な溶融固化予定部
を、配設させることが望ましい。
形成材料と相溶性を有して溶融固化された被覆部によ
り、各取付脚部における扉部の裏面側で折曲された折曲
部位の先端が被覆されている構成であるため、各取付脚
部の先端角部が扉部裏面側で露出しておらず、展開膨張
するエアバッグがオーナメントの各取付脚部における先
端角部に干渉しないことから、エアバッグは、オーナメ
ントによって傷つけられる虞れがない。また、折曲部の
先端が被覆部に被覆されて、オーナメントがエアバッグ
カバーの扉部に取り付けられているため、取付脚部先端
(折曲部位)が扉部裏面側から離れるようなはね上げ
が、被覆部による被覆により抑えられて、エアバッグの
展開膨張に伴って、エアバッグカバーの扉部が開く際に
もオーナメントの取付脚部が取付孔から抜けることがな
く、オーナメントの取付強度も十分確保される。
メントに傷つけられる虞れがなく、かつ、十分な取付強
度を有するオーナメントを備えたエアバッグカバーを提
供できる。
折曲された折曲部位が、取付脚部における取付孔を貫通
する貫通部位に対して、90°以上の曲げ角度で、折曲
されている構成とすれば、折曲部位の貫通部位に対して
の折曲角度が大きく、オーナメントの取付強度を増大さ
せることができる。
における扉部裏面側に、扉部の表面側に延びる挿入孔
が、形成され、オーナメントが、各取付脚部における折
曲部位の先端に、挿入孔に挿入可能な挿入部を備えて、
挿入部を挿入孔に挿入させた状態で、扉部に取り付けら
れている構成とすれば、折曲部位の先端、即ち、挿入部
の貫通部位に対しての折曲角度がさらに大きくなるた
め、オーナメントの取付強度をさらに増大させることが
できる。
における扉部の裏面側で折曲された折曲部位を囲むよう
に、凸部が配設され、凸部に、溶融時に折曲部位の先端
を被覆可能として被覆部を形成可能な溶融固化予定部が
配設されている構成とすれば、オーナメント取付時に、
折曲部位を凸部に囲まれる部位に嵌合させることで、折
曲部位の位置決めが容易となると同時に、折曲部位周囲
に予め配置されている溶融固化予定部を溶融固化させる
ことで折曲部位の先端を容易に被覆させることができ、
被覆部の材料を別途用意する必要がないこととあいまっ
て、被覆作業性が向上する。
に基づいて説明する。
バッグカバー12は、図1・2に示すように、3本スポ
ークタイプのステアリングホイールWの中央のボス部B
の上部に配置されるエアバッグ装置1に使用されるもの
である。エアバッグ装置1は、折り畳まれて収納される
エアバッグ2と、エアバッグ2に膨張用のガスを供給す
るインフレーター4と、エアバッグ2・インフレーター
4・エアバッグカバー12を保持するバッグホルダ5
と、支持プレート9と、を備えて構成されている。そし
て、エアバッグ装置1は、支持プレート9に支持される
構成であり、エアバッグ装置1と支持プレート9との間
には、ホーンスイッチ機構10が介在されて構成されて
いる。
た袋状としている。インフレーター4は、上部にガス吐
出口4bを備えた円柱状の本体4aと、本体4aの外周
面から突出するフランジ部4cとを、備えて構成されて
いる。
本体4aを下方から挿入させる挿通孔6aを配置させた
底壁部6と、底壁部6の外周縁から上方へ延びる側壁部
7と、を備えて構成されている。この側壁部7はスポー
ク部S(図2参照)が配置される部位付近の3箇所に、
それぞれ、形成されている。底壁部6の前縁側には、下
方へ延びて上方へ反転する連結部6bが形成され、連結
部6bの先端には、下方へ反転する係止爪6cが形成さ
れている。この連結部6bは、スポーク部Sが配置され
ていない部位、即ち、ステアリングホイールWの前側と
後方側左右の3箇所に、それぞれ、形成されている。そ
して、各連結部6bは、エアバッグカバー12の側壁部
26における係止溝26bを係止爪6cで係止するとと
もに、側壁部26をリベット36止めして、エアバッグ
カバー12をバッグホルダ5に取り付けている。
から上方へ延びて、上端に、外方へ延びる取付部7aを
備えて構成されている。各取付部7aは、ナット7bを
固着させて、ナット7bに螺合されるホーンスイッチ機
構10の段付きボルト10aにより、ホーンスイッチ機
構10を介在させて、支持プレート9の支持部9aに連
結支持されている。
グホルダ5への取り付けは、エアバッグ2内の開口部2
aの周縁に配置される円環状のリテーナ3が、下方へ突
出する図示しないボルトを備え、これらのボルトをエア
バッグ開口部2aの周縁・バッグホルダ5の底壁部6の
挿通孔6aの周縁・インフレーター4のフランジ部4c
を貫通させて、ナット止めすることにより、行なわれて
いる。
系やスチレン系等の熱可塑性エラストマーから形成され
て、折り畳まれたエアバッグ2の上方を覆う天井壁部1
3と、天井壁部13の下面から下方へ突出する略三角筒
形状の側壁部26と、を備えて構成されている。
バッグホルダ5の連結部6bにリベット36止めするた
めの取付孔26aが複数形成されている。
両の前方側の大扉部14aと、後方側左右の2つの小扉
部14b・14bとが、配置されている。そして、大扉
部14aの後方側中央付近には、略円形のオーナメント
30が配設されている。オーナメント30の装飾部31
を配置させる部位は、配置部位17としている。そし
て、扉部14(14a・14b)の周囲には、オーナメ
ント30及び配置部位17を迂回するようにして、薄肉
の破断予定部15が形成されている。この破断予定部1
5は、図2に示すように、上方から見て略U字形状と略
逆T字形状とが車両前後方向で結合された形状としてお
り、U字形状部位15aが破断することにより、大扉部
14aが前方に開くように構成され、U字形状部位15
aと逆T字形状部位15bとが破断することにより、小
扉部14b・14bが、それぞれ、左右方向の斜め後方
へ開くように構成されている。そして、各扉部14(1
4a・14b)の開く際のヒンジ部位16は、各側壁部
26の近傍となる。
組付凹部18・19を配置させて、形成されている。こ
の配置部位17には、図5・6に示すように、組付凹部
18・19の縁付近の四箇所の位置に、表裏を貫通する
ように、オーナメント30の後述する四本の取付脚部3
3をそれぞれ貫通させるための取付孔20が、形成され
ている。この各取付孔20の開口形状は、略矩形形状に
形成されている。そして、配置部位17の中央付近にお
ける各取付脚部33の後述する折曲部位33b先端付近
の位置には、四本の取付脚部33の先端を挿入する挿入
孔21が、表裏を貫通するように形成されている。この
各挿入孔21の開口形状も、略矩形形状に形成されてい
る。なお、図5は、オーナメント30を取り付ける前の
配置部位17を示しており、組付凹部19には、凸部2
3が形成されている。この凸部23は、各取付孔20に
各取付脚部22の貫通部位33aを貫通させて、各取付
脚部22の折曲部位33bを折曲させて配置させた際
に、各折曲部位33bを囲むように、下方から見て略U
字形状に形成されている。各凸部23は、オーナメント
30取付時に、後述する被覆部22を形成するために形
成されているものである。凸部23の突出高さは、図7
に示すように、取付脚部22(折曲部位33b)の厚み
よりも大きく形成されており、凸部23の下端付近が溶
融固化部24とされている。
側に配置される略円形状の装飾部31と、装飾部31の
外周縁から下方へ延び、各取付孔20を貫通して扉部1
4の裏面側で曲げられることにより、装飾部31を扉部
14aの配置部位17に取り付ける四本の取付脚部33
と、を備えて構成されている。装飾部31は、平面視の
状態で文字や模様等を表現する装飾本体部32を備えて
構成される。各取付脚部33は、図3・4に示すよう
に、それぞれ、取付孔20を貫通する貫通部位33a
と、扉部14aの裏面(組付凹部19)側で中心側に向
かって折曲される折曲部位33bと、折曲部位33bの
端部から上方に向かって折曲されて挿入孔21に挿入さ
れる挿入部33cと、を備えている。なお、図4には、
エアバッグカバー12に取り付けられる前の状態のオー
ナメント30が示されている。この状態では、オーナメ
ント30の各取付脚部33は、貫通部位33a、折曲部
位33b、及び、挿入部33cを、全て直線状に形成し
ており、オーナメント30取付時に、それぞれ折曲させ
るものである。なお、挿入部33cは、図4に示すよう
に、貫通部位33a及び折曲部位33bよりも狭幅に形
成されている。そして、図3・6に示すように、折曲部
位33bの先端付近は、被覆部22により被覆されてい
る。この被覆部22は、凸部23の下端における溶融固
化部24を溶融固化させて形成されるものである。
ウムやステンレス等の一枚の板金素材(実施形態では
0.5mm程度の厚さのアルミニウム板)を、打ち抜きや
絞り等のプレス加工して形成される。
ー12への取り付けについて説明する。まず、図7の上
段に示すように、各取付脚部33を、装飾部31が組付
凹部18に嵌合されるまで、各取付孔20に貫通させ、
次いで、図7の中段に示すように、折曲部位33bを中
心側に向かって折曲させ、さらに、挿入部33cを上方
に向かって折曲させて、挿入部33cを挿入孔21に挿
入する。そして、図7の下段に示すように、凸部23の
下端に形成される溶融固化部24を、加熱、加振するこ
とにより溶融させ、その後、冷却固化させて、挿入孔2
1付近及び折曲部位33bの端部付近を略全周にわたっ
て被覆する被覆部22を形成すれば、オーナメント30
のエアバッグカバー12への取付固定が完了する。
いて説明すると、エアバッグ2内にリテーナ3を配置さ
せて、エアバッグ2を折り畳み、挿通孔6a内に下方か
らインフレーター本体4aを挿入させ、リテーナ3の図
示しないボルトをバッグホルダ5の底壁部6とインフレ
ーター4のフランジ部4cとに挿通させて、ナット止め
する。その後、オーナメント30を取付固定したエアバ
ッグカバー12を、折り畳まれたエアバッグ2に被せ、
係止溝26bに係止爪6cを挿入させ、側壁部26をバ
ッグホルダの連結部6bにリベット36止めする。そし
て、バッグホルダ5の側壁部7における取付部7aのナ
ット7bに、ホーンスイッチ機構10を介在させ、段付
きボルト10aを螺合させて、支持プレート9の支持部
9aを各取付部7aに連結させることにより、エアバッ
グ装置1の組み付けが完了することとなる。そして、こ
のエアバッグ装置1を、ステアリングホイールWに配設
させれば良い。
た後、インフレーター4のガス吐出口4bからガスが吐
出されれば、膨張するエアバッグ2に押されて破断予定
部15が伸びて破断するとともに扉部14(14a・1
4b)が開き、エアバッグ2が、カバー天井壁部13か
ら突出して、大きく膨張することとなる。
際、実施形態のオーナメント30を備えたエアバッグカ
バー12では、オーナメント30における各取付脚部3
3の折曲部位33bの先端付近が、エアバッグカバー1
2における組付凹部19に形成された溶融固化部24を
溶融固化させて形成される被覆部22により、被覆され
ている構成であるため、各取付脚部33の先端が扉部1
4aの裏面側で露出しておらず、展開膨張するエアバッ
グ2がオーナメント30の各取付脚部33における先端
角部に干渉しないことから、エアバッグ2はオーナメン
ト30によって傷つけられる虞れがない。
表裏を貫通するように、挿入孔21が形成されており、
オーナメント30が、各取付脚部33における折曲部位
33bの先端に、挿入孔21に挿入可能な挿入部33c
を備えて、挿入部33cを挿入孔21に挿入させた状態
で、扉部14aに取り付けられている。このとき、図7
の中段に示すように、貫通部位33aに対する折曲部位
33bの折曲角度をθ1、折曲部位33bに対する挿入
部33cの折曲角度をθ2とすると、貫通部位33aに
対する取付脚部33の先端、即ち、挿入部33cの折曲
角度θ0は、θ1+θ2となる。従って、挿入部33c
は、貫通部位33aに対して90°以上の折曲角度θ0
を備えて折曲されている。さらに、折曲部位33bの先
端は、被覆部22により被覆されて、オーナメント30
がエアバッグカバー12の扉部14aに取り付けられて
いるため、取付脚部33(折曲部位33b)先端が扉部
14a裏面側から離れるようなはね上げが、被覆部22
により抑えられる。そのため、エアバッグ2の展開膨張
に伴って、エアバッグカバー12の扉部14aが開く際
にもオーナメント30の取付脚部33が取付孔20から
抜けることがなく、オーナメント30の取付強度も十分
確保される。
表裏を貫通するように形成されているが、単に、扉部1
4a表面側に向かって延びる凹状に形成されたものとし
てもよい。
曲部位33bの先端に挿入部33cを備えている構成で
あるが、これに限られるものではなく、図8に示すよう
に、挿入部33cを備えず、貫通部位33aと折曲部位
33bだけを備えて、折曲部位33bの先端を、被覆部
22で被覆させる構成としてもよい。この場合、組付凹
部19における取付孔20付近に、下方に突出する突出
部38を設けて、折曲部位33bが貫通部位33aに対
して90°以上の折曲角度θ0を備えて折曲される構成
とすることが望ましい。折曲部位33bの貫通部位33
aに対しての折曲角度θ0が90°以上に大きくなれ
ば、オーナメント30の取付強度を増大させることがで
きるためである。
に突出して凸部23が形成されて、溶融固化部24が予
め形成されている。そのため、オーナメント30取付時
に、折曲部位33bを凸部23に囲まれる部位に嵌合さ
せることで、折曲部位33bの位置決めが容易となると
同時に、折曲部位33b周囲に予め配置されている溶融
固化予定部24を溶融固化させることで折曲部位33b
の先端を容易に被覆させることができ、被覆部22の材
料を別途用意する必要がないこととあいまって、被覆作
業性が向上する。勿論、凸部23(溶融固化部24)を
エアバッグカバー12に一体に形成せずに、オーナメン
ト30を組付後に、エアバッグカバー12の形成材料と
相溶性を有する別部材を、溶着等によりエアバッグカバ
ー12に固定して、折曲部位33bの先端付近に被覆部
22を形成する構成としてもよい。
ルW用のエアバッグカバー10に取り付けられるオーナ
メント21について説明したが、助手席前方部位・ドア
・シート・車内壁等に搭載されるエアバッグ装置のエア
バッグカバーにオーナメントが取り付けられる場合、そ
れらのオーナメントに、本発明を利用することができ
る。
として、装飾部31が略円形で取付脚部33を4本備え
ているものが用いられているが、オーナメントの形状及
び取付脚部の本数はこれに限られるものではなく、例え
ば、装飾部が楕円形で取付脚部を2本若しくは3本備え
たもの等を使用してもよい。また、取付脚部33の折曲
方向も、実施形態では中央側に向かって折曲されている
が、外方に向かって折曲させる構成としてもよい。
たエアバッグカバーの使用態様を示す断面図であり、図
2のI−I部位に対応する。
カバーの平面図である。
カバーの要部を示す部分断面図である。
斜視図である。
ーの要部を示す底面図である。
カバーの要部を示す底面図である。
への取付工程を順に示す概略部分断面図である。
エアバッグカバーの要部を示す断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 折り畳まれたエアバッグを覆い、かつ、
該エアバッグの展開膨張時に開く扉部を備えた合成樹脂
製として、 前記扉部の表面側に配置される装飾部と、該装飾部から
下方へ延びる複数の取付脚部と、を備えたオーナメント
が、前記各取付脚部を前記扉部に設けられた取付孔に貫
通させて前記扉部の裏面側で折曲させることにより、前
記扉部に取り付けられて構成されるオーナメントを備え
たエアバッグカバーであって、 前記エアバッグカバーの形成材料と相溶性を有して溶融
固化された被覆部により、前記各取付脚部における前記
扉部の裏面側で折曲された折曲部位の先端が、被覆され
ていることを特徴とするオーナメントを備えたエアバッ
グカバー。 - 【請求項2】 前記各取付脚部における前記扉部の裏面
側で折曲された折曲部位が、前記取付脚部における前記
取付孔を貫通する貫通部位に対して、90°以上の曲げ
角度で、折曲されていることを特徴とする請求項1に記
載のオーナメントを備えたエアバッグカバー。 - 【請求項3】 前記各取付脚部の折曲部位の先端付近に
おける前記扉部裏面側に、前記扉部の表面側に延びる挿
入孔が、形成され、 前記オーナメントが、前記各取付脚部における折曲部位
の先端に、前記挿入孔に挿入可能な挿入部を備えて、該
挿入部を前記挿入孔に挿入させた状態で、前記扉部に取
り付けられていることを特徴とする請求項1若しくは請
求項2に記載のオーナメントを備えたエアバッグカバ
ー。 - 【請求項4】 前記扉部の裏面側に、前記各取付脚部に
おける前記扉部の裏面側で折曲された折曲部位を囲むよ
うに、凸部が配設され、 該凸部に、溶融時に前記折曲部位の先端を被覆可能とし
て前記被覆部を形成可能な溶融固化予定部が、配設され
ていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
かに記載のオーナメントを備えたエアバッグカバー。
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Cited By (3)
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