JP2001353853A - 印刷機のプレート胴とインクローラの接触調節装置 - Google Patents
印刷機のプレート胴とインクローラの接触調節装置Info
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- JP2001353853A JP2001353853A JP2001137876A JP2001137876A JP2001353853A JP 2001353853 A JP2001353853 A JP 2001353853A JP 2001137876 A JP2001137876 A JP 2001137876A JP 2001137876 A JP2001137876 A JP 2001137876A JP 2001353853 A JP2001353853 A JP 2001353853A
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- plate cylinder
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- adjusting
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F31/00—Inking arrangements or devices
- B41F31/30—Arrangements for tripping, lifting, adjusting, or removing inking rollers; Supports, bearings, or forks therefor
- B41F31/301—Devices for tripping and adjusting form rollers
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディストリビュータおよびプレート胴へのイ
ンクローラの連結の調整を簡単に行うこと。 【解決手段】 インクローラが旋回アーム５，６に連結
され、その旋回アーム５，６は、インクローラ２，３の
前に位置するディストリビュータ４の軸を中心に旋回可
能で、偏心ベアリングによりディストリビュータ４に対
して調整可能であって、また、プレート胴１へのインク
ローラ２，３の接触位置確定のために調節可能なエンド
ストップのバネの力により押しつけることができ、調整
可能なエンドストップには、調整範囲にわたって広がる
エンドストップ面１２，１３とこの上に立つエンドスト
ップカム１０，１１が設けられている。
ンクローラの連結の調整を簡単に行うこと。 【解決手段】 インクローラが旋回アーム５，６に連結
され、その旋回アーム５，６は、インクローラ２，３の
前に位置するディストリビュータ４の軸を中心に旋回可
能で、偏心ベアリングによりディストリビュータ４に対
して調整可能であって、また、プレート胴１へのインク
ローラ２，３の接触位置確定のために調節可能なエンド
ストップのバネの力により押しつけることができ、調整
可能なエンドストップには、調整範囲にわたって広がる
エンドストップ面１２，１３とこの上に立つエンドスト
ップカム１０，１１が設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機のプレート
胴とインクローラとの接触を調節する装置に関するもの
であり、インクローラは旋回アームに連結されており、
この旋回アームは、インクローラの前に位置するディス
トリビュータの軸を中心に旋回し、ディストリビュータ
の軸の向かいにある偏心ベアリングにより調整可能であ
り、また、バネの力により、調節可能なエンドストップ
に押しつけてプレート胴のインクローラの接触位置を決
定することができる。
胴とインクローラとの接触を調節する装置に関するもの
であり、インクローラは旋回アームに連結されており、
この旋回アームは、インクローラの前に位置するディス
トリビュータの軸を中心に旋回し、ディストリビュータ
の軸の向かいにある偏心ベアリングにより調整可能であ
り、また、バネの力により、調節可能なエンドストップ
に押しつけてプレート胴のインクローラの接触位置を決
定することができる。
【０００２】
【従来の技術】このような装置においては、インクロー
ラの位置調節は、ディストリビュータに対しては偏心ベ
アリングの調整により、また、プレート胴に対してはエ
ンドストップの調整により行われる。磨耗などによりイ
ンクローラの直径が変化した場合は、ディストリビュー
タおよびプレート胴とのインクローラの連結は、上記の
調整を変更することにより修正する必要がある。
ラの位置調節は、ディストリビュータに対しては偏心ベ
アリングの調整により、また、プレート胴に対してはエ
ンドストップの調整により行われる。磨耗などによりイ
ンクローラの直径が変化した場合は、ディストリビュー
タおよびプレート胴とのインクローラの連結は、上記の
調整を変更することにより修正する必要がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、先に
述べたような装置において、インクローラの直径の変化
などにより必要になる、ディストリビュータおよびプレ
ート胴へのインクローラの連結の調整を簡単に行うこと
である。
述べたような装置において、インクローラの直径の変化
などにより必要になる、ディストリビュータおよびプレ
ート胴へのインクローラの連結の調整を簡単に行うこと
である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本課題は、本発明によ
り、調整可能なエンドストップが、調整範囲にわたって
広がるエンドストップ面と、この上に立つエンドストッ
プカムとを備え、また、エンドストップ面の位置と形状
の特徴から、偏心ベアリングを調整してインクローラと
ディストリビュータとの間の間隔が修正された場合に、
インクローラとプレート胴との間の中心間距離がこれに
対応して修正されるよう、支持面上におけるエンドスト
ップカムの支持位置が変化することにより解決できる。
り、調整可能なエンドストップが、調整範囲にわたって
広がるエンドストップ面と、この上に立つエンドストッ
プカムとを備え、また、エンドストップ面の位置と形状
の特徴から、偏心ベアリングを調整してインクローラと
ディストリビュータとの間の間隔が修正された場合に、
インクローラとプレート胴との間の中心間距離がこれに
対応して修正されるよう、支持面上におけるエンドスト
ップカムの支持位置が変化することにより解決できる。
【０００５】本発明の装置では、ディストリビュータへ
の連結を修正するだけでインクローラの直径の変化の補
正が行える。この修正を行えば、インクローラからプレ
ート胴への当初の連結も自動的に調整される。調整可能
なエンドストップの調整が必要なのは、最初の基礎調整
と、インクローラからプレート胴へのその他の連結が選
択された場合のみである。
の連結を修正するだけでインクローラの直径の変化の補
正が行える。この修正を行えば、インクローラからプレ
ート胴への当初の連結も自動的に調整される。調整可能
なエンドストップの調整が必要なのは、最初の基礎調整
と、インクローラからプレート胴へのその他の連結が選
択された場合のみである。
【０００６】本発明のその他の提案においては、エンド
ストップ面がエンドストップ部材上に配置されており、
このエンドストップ部材の位置を機械フレームに対して
調整可能にして、インクローラとプレート胴との間の中
心間距離を調整したり、インクローラをプレート胴に接
触させたり解除させたりできる。好ましい実施形態にお
いては、エンドストップ部材がそれぞれストレートガイ
ド内で調整できるように並んでおり、そのストレートガ
イドはガイドレールとしてエンドストップ部材を保持
し、これを、調整装置により基本位置から、インクロー
ラをプレート胴から解除させる位置にまで移動させるこ
とができる。この実施形態においては、プレート胴に対
するインクローラの調整手段は、インクローラの接触・
解除を行う目的にも使われる。これにより、印刷機の製
造費も低く抑えることができる。
ストップ面がエンドストップ部材上に配置されており、
このエンドストップ部材の位置を機械フレームに対して
調整可能にして、インクローラとプレート胴との間の中
心間距離を調整したり、インクローラをプレート胴に接
触させたり解除させたりできる。好ましい実施形態にお
いては、エンドストップ部材がそれぞれストレートガイ
ド内で調整できるように並んでおり、そのストレートガ
イドはガイドレールとしてエンドストップ部材を保持
し、これを、調整装置により基本位置から、インクロー
ラをプレート胴から解除させる位置にまで移動させるこ
とができる。この実施形態においては、プレート胴に対
するインクローラの調整手段は、インクローラの接触・
解除を行う目的にも使われる。これにより、印刷機の製
造費も低く抑えることができる。
【０００７】本発明のその他の提案においては、エンド
ストップカムが旋回アームに配置されており、インクロ
ーラとプレート胴との間の中心間距離を旋回アームに対
して調整できる。このような解決法においては、エンド
ストップ面を機械フレームに固定することも、エンドス
トップ部材により構成することもでき、この場合、エン
ドストップ部材の調整が必要になるのは、インクローラ
の接触・解除の場合のみである。
ストップカムが旋回アームに配置されており、インクロ
ーラとプレート胴との間の中心間距離を旋回アームに対
して調整できる。このような解決法においては、エンド
ストップ面を機械フレームに固定することも、エンドス
トップ部材により構成することもでき、この場合、エン
ドストップ部材の調整が必要になるのは、インクローラ
の接触・解除の場合のみである。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明は、以下に実施の形態と図
を用いてさらに詳しく説明する。
を用いてさらに詳しく説明する。
【０００９】図１は、プレート胴１に接触した２つのイ
ンクローラ２，３と、これらの前に配置されたディスト
リビュータ４を示している。インクローラ２，３は、そ
の両端において旋回アーム５，６に連結されている。旋
回アーム５は偏心ブッシュ７を、旋回アーム６は偏心ブ
ッシュ８を中心に旋回する。偏心ブッシュ７，８は同軸
で、ディストリビュータに対して、それぞれ、機械フレ
ームに固定されたベアリングブシュ９に回転可能なよう
に連結され、その偏心位置調整は、図示されていない
が、たとえばウォーム歯車調整装置として構成された制
御装置により、ベアリングブシュ９に対する位置を調整
することにより行える。その自由端において、旋回アー
ム５，６は、軸平行の平行ピンにより形成されたエンド
ストップカム１０，１１となっている。エンドストップ
カム１０，１１は、エンドストップ部材１４，１５で形
成されるエンドストップ面１２，１３に接している。エ
ンドストップ部材１４，１５は、長く伸びた幅の狭い板
状になっており、断面は正方形である。これらは並んで
おり、それぞれがガイドレール１６上に配置されてお
り、詳しく図示されていない手段によりガイドレール１
６の長軸方向にそって移動するように配置されている。
ここに隣接する端において、エンドストップ部材１４，
１５は、長軸方向に伸びるねじ穴１７を備え、この穴の
中には、ガイドレール１６に沿って並んで回転できるよ
うに連結された調整ねじ１８が差し込まれている。調整
ねじ１８により、エンドストップ部材１４，１５の長軸
方向の位置を調整することができる。ガイドレール１６
は、機械フレームに固定された平行ピンで構成されるガ
イド部材１９の上にある。調整ねじの向かい側にあるガ
イドレール１６の端は、ピン継手２０により、回転可能
なように機械フレームに連結された一次てこ２１に連結
している。ピン継手２０の向かい側にあるてこ２１の端
は、ピン継手２２により、たとえばアクチュエータ、空
気圧シリンダ、リフティングマグネットなど、旋回可能
なように機械フレームに連結された操作装置２４のピス
トン棒２３に連結されている。旋回アーム５，６は、旋
回可能なように機械フレームに連結された圧縮バネ部材
２５，２６により、エンドストップカム１０，１１とと
もに、エンドストップ面１２，１３に押しつけられる。
ンクローラ２，３と、これらの前に配置されたディスト
リビュータ４を示している。インクローラ２，３は、そ
の両端において旋回アーム５，６に連結されている。旋
回アーム５は偏心ブッシュ７を、旋回アーム６は偏心ブ
ッシュ８を中心に旋回する。偏心ブッシュ７，８は同軸
で、ディストリビュータに対して、それぞれ、機械フレ
ームに固定されたベアリングブシュ９に回転可能なよう
に連結され、その偏心位置調整は、図示されていない
が、たとえばウォーム歯車調整装置として構成された制
御装置により、ベアリングブシュ９に対する位置を調整
することにより行える。その自由端において、旋回アー
ム５，６は、軸平行の平行ピンにより形成されたエンド
ストップカム１０，１１となっている。エンドストップ
カム１０，１１は、エンドストップ部材１４，１５で形
成されるエンドストップ面１２，１３に接している。エ
ンドストップ部材１４，１５は、長く伸びた幅の狭い板
状になっており、断面は正方形である。これらは並んで
おり、それぞれがガイドレール１６上に配置されてお
り、詳しく図示されていない手段によりガイドレール１
６の長軸方向にそって移動するように配置されている。
ここに隣接する端において、エンドストップ部材１４，
１５は、長軸方向に伸びるねじ穴１７を備え、この穴の
中には、ガイドレール１６に沿って並んで回転できるよ
うに連結された調整ねじ１８が差し込まれている。調整
ねじ１８により、エンドストップ部材１４，１５の長軸
方向の位置を調整することができる。ガイドレール１６
は、機械フレームに固定された平行ピンで構成されるガ
イド部材１９の上にある。調整ねじの向かい側にあるガ
イドレール１６の端は、ピン継手２０により、回転可能
なように機械フレームに連結された一次てこ２１に連結
している。ピン継手２０の向かい側にあるてこ２１の端
は、ピン継手２２により、たとえばアクチュエータ、空
気圧シリンダ、リフティングマグネットなど、旋回可能
なように機械フレームに連結された操作装置２４のピス
トン棒２３に連結されている。旋回アーム５，６は、旋
回可能なように機械フレームに連結された圧縮バネ部材
２５，２６により、エンドストップカム１０，１１とと
もに、エンドストップ面１２，１３に押しつけられる。
【００１０】このような装置においては、インクローラ
２，３とディストリビュータ４との間の圧力は、偏心ブ
ッシュ７，８を調整することにより希望通りに調整でき
る。プレート胴lへのインクローラ２，３の接触は、エ
ンドストップ面１２，１３の位置により決定されるが、
この位置には旋回アーム５，６とエンドストップカム１
０，１１とが、圧縮バネ部材２５，２６により押しつけ
られる。
２，３とディストリビュータ４との間の圧力は、偏心ブ
ッシュ７，８を調整することにより希望通りに調整でき
る。プレート胴lへのインクローラ２，３の接触は、エ
ンドストップ面１２，１３の位置により決定されるが、
この位置には旋回アーム５，６とエンドストップカム１
０，１１とが、圧縮バネ部材２５，２６により押しつけ
られる。
【００１１】調整ねじ１８を使ってエンドストップ部材
１４，１５を調整することにより、インクローラ２，３
のプレート胴１への接触圧力を個別に調整することがで
きる。このとき、たとえばエンドストップ部材１４を調
整ねじ１８の方向に移動させると圧力は低下し、その反
対の方向に移動させると圧力は上昇する。エンドストッ
プ部材１５の場合は、圧力上昇と圧力低下をもたらす移
動方向はこの逆である。
１４，１５を調整することにより、インクローラ２，３
のプレート胴１への接触圧力を個別に調整することがで
きる。このとき、たとえばエンドストップ部材１４を調
整ねじ１８の方向に移動させると圧力は低下し、その反
対の方向に移動させると圧力は上昇する。エンドストッ
プ部材１５の場合は、圧力上昇と圧力低下をもたらす移
動方向はこの逆である。
【００１２】インクローラ２，３の直径の変化によりデ
ィストリビュータ４およびプレート胴lへの連結の修正
が必要になった場合は、偏心ブッシュ７，８を調整して
ディストリビュータ４へのインクローラ２，３の連結を
修正するだけでよい。この修正により、旋回アーム５，
６は、修正量に対応した量だけディストリビュータ４の
方向に移動し、これによりエンドストップカム１０，１
１が、エンドストップ面１２，１３上のこれまでの支持
位置から離れ、圧縮バネ部材２５，２６によりエンドス
トップ面１２，１３を移動し、再びエンドストップ面で
しっかりと支持される位置で止まる。ここでインクロー
ラ２，３は互いに少し近づき、エンドストップ面１２，
l３の形状と位置の特徴のために、プレート胴１との中
心間距離は縮まるが、その量は、偏心ブッシュ７，８の
調整によるディストリビュータ４への中心間距離の縮小
分と同じである。したがって、新たに調整ねじ１８を調
整してプレート胴１へのインクローラ２，３の連結を修
正する必要はない。反対に、偏心ブッシュ７，８を調整
してインクローラ２，３とディストリビュータ４との中
心間距離が広がった場合は、これに対応してプレート胴
lとの中心間距離も広がる。
ィストリビュータ４およびプレート胴lへの連結の修正
が必要になった場合は、偏心ブッシュ７，８を調整して
ディストリビュータ４へのインクローラ２，３の連結を
修正するだけでよい。この修正により、旋回アーム５，
６は、修正量に対応した量だけディストリビュータ４の
方向に移動し、これによりエンドストップカム１０，１
１が、エンドストップ面１２，１３上のこれまでの支持
位置から離れ、圧縮バネ部材２５，２６によりエンドス
トップ面１２，１３を移動し、再びエンドストップ面で
しっかりと支持される位置で止まる。ここでインクロー
ラ２，３は互いに少し近づき、エンドストップ面１２，
l３の形状と位置の特徴のために、プレート胴１との中
心間距離は縮まるが、その量は、偏心ブッシュ７，８の
調整によるディストリビュータ４への中心間距離の縮小
分と同じである。したがって、新たに調整ねじ１８を調
整してプレート胴１へのインクローラ２，３の連結を修
正する必要はない。反対に、偏心ブッシュ７，８を調整
してインクローラ２，３とディストリビュータ４との中
心間距離が広がった場合は、これに対応してプレート胴
lとの中心間距離も広がる。
【００１３】インクローラ２，３をプレート胴lから解
除するには、操作装置２４を調整して、てこ２１を時計
の針の方向に決められた量だけ回す。これにより、ガイ
ドレール１６は、ピン継手２０に隣接するガイド部材１
９から持ち上げられ、同時に、決められた量だけ軸方向
に移動する。ここでエンドストップ部材１４，１５は、
インクローラ２，３とプレート胴１との中心間距離を広
げてエンドストップカム１０，１１に影響を与えること
により、インクローラ２，３をプレート胴１から解除す
る。インクローラ２，３を再びプレート胴lに接触させ
る場合は、操作装置２４を通じてガイドレール１６を、
２つのガイド部材１９上にある位置に再び戻す。
除するには、操作装置２４を調整して、てこ２１を時計
の針の方向に決められた量だけ回す。これにより、ガイ
ドレール１６は、ピン継手２０に隣接するガイド部材１
９から持ち上げられ、同時に、決められた量だけ軸方向
に移動する。ここでエンドストップ部材１４，１５は、
インクローラ２，３とプレート胴１との中心間距離を広
げてエンドストップカム１０，１１に影響を与えること
により、インクローラ２，３をプレート胴１から解除す
る。インクローラ２，３を再びプレート胴lに接触させ
る場合は、操作装置２４を通じてガイドレール１６を、
２つのガイド部材１９上にある位置に再び戻す。
【００１４】図２の実施の形態は、上記実施の形態の場
合と同様に、プレート胴１に接触しているインクローラ
２，３は、偏心ブッシュ７，８によりディストリビュー
タ４に対して同じ方法で調整可能である。しかしここで
は、プレート胴１との距離を調整するために、旋回アー
ム５，６に調整ねじ２７，２８が設けられており、ねじ
穴は、旋回アーム５，６のノーズ部分に開いている。エ
ンドストップカム１０，１１として構成された球状の端
により、調整ねじ２７，２８は、機械フレームに固定さ
れたエンドストップ部材１４，１５のエンドストップ面
１２，１３上に立っている。この実施の形態において
も、エンドストップ面１２，１３の位置と形状の特徴に
より、ディストリビュータ４へのインクローラ２，３の
連結を修正した場合に、これに対応してプレート胴１へ
のインクローラ２，３の連結も修正される。本実施の形
態においてもインクローラ２，３のプレート胴１に対す
る接触・解除をエンドストップ部材１４，１５により行
う場合は、エンドストップ部材１４，１５は、互いに独
立してプレート胴１の円周方向に移動するように配置す
ることができる。
合と同様に、プレート胴１に接触しているインクローラ
２，３は、偏心ブッシュ７，８によりディストリビュー
タ４に対して同じ方法で調整可能である。しかしここで
は、プレート胴１との距離を調整するために、旋回アー
ム５，６に調整ねじ２７，２８が設けられており、ねじ
穴は、旋回アーム５，６のノーズ部分に開いている。エ
ンドストップカム１０，１１として構成された球状の端
により、調整ねじ２７，２８は、機械フレームに固定さ
れたエンドストップ部材１４，１５のエンドストップ面
１２，１３上に立っている。この実施の形態において
も、エンドストップ面１２，１３の位置と形状の特徴に
より、ディストリビュータ４へのインクローラ２，３の
連結を修正した場合に、これに対応してプレート胴１へ
のインクローラ２，３の連結も修正される。本実施の形
態においてもインクローラ２，３のプレート胴１に対す
る接触・解除をエンドストップ部材１４，１５により行
う場合は、エンドストップ部材１４，１５は、互いに独
立してプレート胴１の円周方向に移動するように配置す
ることができる。
【図１】 調整可能なエンドストップを備える本発明の
装置を軸方向から見た図である。
装置を軸方向から見た図である。
【図２】 調整可能なエンドストップカムを備える本発
明の装置を軸方向から見た図である。
明の装置を軸方向から見た図である。
１ プレート胴 ２ インクローラ ３ インクローラ ４ ディストリビュータ ５ 旋回アーム ６ 旋回アーム １０ エンドストップカム １１ エンドストップカム １２ エンドストップ面（支持面） １３ エンドストップ面（支持面） １４ エンドストップ部材 １５ エンドストップ部材 １６ ガイドレール １９ ガイド部材 ２１ てこ
Claims (6)
- 【請求項１】 印刷機のインクローラとプレート胴との
接触を調整する装置において、 インクローラは旋回アームに連結されており、その旋回
アームは、インクローラの前方にあるディストリビュー
タの軸を中心に旋回し、偏心ベアリングによりディスト
リビュータに対して調整可能であり、インクローラとプ
レート胴との接触位置確定のために調整可能なエンドス
トップのばねの力により押し付けることができ、調整可
能なエンドストップが、調整範囲にわたって延在するエ
ンドストップ面（１２，１３）と、この面の上に立つエ
ンドストップカム（１０，１１）とを備え、エンドスト
ップ面（１２，１３）の位置と形状の特徴から、偏心ベ
アリングの調整によりインクローラ（２，３）とディス
トリビュータ（４）との間の中心間距離を修正した場合
には、支持面（１２，１３）上のエンドストップカム
（１０，１１）の支持位置が変化し、それに対応してイ
ンクローラ（２，３）とプレート胴（１）との間の中心
間距離が修正されることを特徴とする、印刷機のインク
ローラとプレート胴との接触を調整する装置。 - 【請求項２】 エンドストップ面（１２，１３）がエン
ドストップ部材（１４，１５）上に配置されており、こ
のエンドストップ部材は、インクローラ（２，３）とプ
レート胴（１）との間の中心間距離の調整や、インクロ
ーラ（２，３）とプレート胴（１）との接触・解除のた
めに、機械フレームに対する位置を調整することができ
ることを特徴とする、請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 エンドストップ部材（１４，１５）がス
トレートガイド内において調整可能なように配置されて
いることを特徴とする、請求項２記載の装置。 - 【請求項４】 ストレートガイドがガイドレール（１
６）であり、このガイドレールがエンドストップ部材
（１４，１５）とともに、調整装置により、基本位置か
ら、インクローラ（２，３）がプレート胴（１）から解
除される位置まで移動できることを特徴とする、請求項
３記載の装置。 - 【請求項５】 ガイドレール（１６）が、フレームに固
定されたガイド部材（１９）に連結されており、ガイド
レール（１６）の一端が調整装置により旋回可能なてこ
（２１）に自在に連結されていることを特徴とする、請
求項４記載の装置。 - 【請求項６】 エンドストップカム（１０，１１）が旋
回アーム（５，６）に配置されており、インクローラ
（２，３）とプレート胴（１）との間の中心間距離の調
整のために旋回アーム（５，６）に対して調整可能であ
ることを特徴とする、請求項１記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE10023605A DE10023605A1 (de) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | Vorrichtung zum Einstellen einer Auftragwalze am Plattenzylinder einer Druckmaschine |
| DE10023605.7 | 2000-05-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001353853A true JP2001353853A (ja) | 2001-12-25 |
| JP3410081B2 JP3410081B2 (ja) | 2003-05-26 |
Family
ID=7642012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001137876A Expired - Fee Related JP3410081B2 (ja) | 2000-05-15 | 2001-05-08 | 印刷機のプレート胴とインクローラの接触調節装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1155843B1 (ja) |
| JP (1) | JP3410081B2 (ja) |
| AT (1) | ATE309098T1 (ja) |
| DE (2) | DE10023605A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101527721B1 (ko) * | 2013-11-22 | 2015-06-11 | 한국기계연구원 | 인쇄 위치 정밀도 보정 방법 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10215422A1 (de) | 2002-04-08 | 2003-10-23 | Roland Man Druckmasch | Farb- oder Feuchtwerk einer Rotationsdruckmaschine |
| DE10217810A1 (de) * | 2002-04-22 | 2003-11-13 | Koenig & Bauer Ag | Vorrichtungen und ein Verfahren zum Einstellen zweier verstellbar gelagerter Walzen |
| DE10340183A1 (de) * | 2003-09-01 | 2005-03-31 | Maschinenfabrik Wifag | Vorrichtung und Verfahren zum An- und Abstellen einer Walze einer Druckmaschine |
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