JP2001353648A - 大口径工作物のelid鏡面研削装置及び方法 - Google Patents
大口径工作物のelid鏡面研削装置及び方法Info
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Abstract
を表面研削することができ、砥石のたわみが少なく高い
加工精度を維持でき、ツルーイングが短時間に容易にで
き、小型の電源設備で電解ドレッシングができ、平面以
外の断面形状(例えば凹形状)も加工することができる
大口径工作物のELID鏡面研削装置及び方法を提供す
る。 【解決手段】 平板状のワーク5(シリコンウエーハ)
を水平に回転駆動するワーク回転駆動装置12と、ワー
ク表面に接触する外周面を有する円筒状の導電性砥石1
4と、砥石をその軸心を中心に回転駆動する砥石回転駆
動装置16と、砥石をワークの表面に沿って往復動させ
る砥石往復動装置18と、砥石の軸線Xを水平軸に対し
所定の角度で保持する軸線保持装置20と、砥石の外周
面を電解ドレッシングするELID装置22とを備え、
砥石の軸線Xを水平軸に対し所定の角度θで保持し、同
時に砥石の外周面を電解ドレッシングする。
Description
ミラー等の大口径工作物のELID鏡面研削装置及び方
法に関する。
薄いシリコンウエーハを切り出すために、従来から
(1)外周刃切断機、(2)内周刃切断機、(3)ワイ
ヤソー等が用いられている。
すように、中心軸2aを有する薄い円盤状の切断刃2を
高速で回転させ、その外周でインゴット1を切断するも
のである。また内周刃切断機は、図4(B)に示すよう
に、中心孔3aを有する薄い円盤状の切断刃3を高速で
回転させ、その内周部に設けられた電着砥石でインゴッ
ト1を切断するものである。更にワイヤソーは、図4
(C)に示すように、直径0.2〜0.3mmの細いワ
イヤ4をガイドプーリ4aを用いてエンドレスに移動さ
せ、かつインゴット1とワイヤ4の間に砥粒を含むスラ
リーを供給して切断するものである。
必要がある。 (1)切断面の反り(ウエーハ全体の反り)が少ないこ
と。 (2)切断したウエーハの厚みむら、すなわちTTV
(Total Thickness Variatio
n)が小さいこと。 (3)表面粗さが小さいこと。
は、図5(A)(B)に模式的に示すように、ワーク5
(シリコンウエーハ)を自転させながら、カップ砥石6
でその表面を研削するインフィード方式の片面研削装置
により研削される。なお、駆動ローラ7でワーク5を自
転させながらその両面を同時に研削する両面研削装置
(C)も実用化されている。
大口径化がすすんでおり、従来は、直径が約8in(約
200mm)程度が限界であったが、近年は12in
(約300mm)、16in(約400mm)のものも
製造できるようになっている。また、このような大口径
インゴットを切断する場合、切断面の反り、厚みのバラ
ツキ、及び表面粗さは、小径インゴットに比較して悪化
せざるをえない。
研削のために、上述した従来のインフィード方式の平面
研削装置を適用しようとすると、以下の問題点があっ
た。 (1)カップ砥石6の直径は、ワーク5の直径より大き
くする必要があるため、カップ砥石6の直径は、例えば
500mmにも達する。そのため、カップ砥石をワーク
に押付ける押付力により、カップ砥石がたわみやすく、
そのため、加工面の加工精度が悪化する。 (2)カップ砥石6が大型化するため、その回転支持機
構や回転駆動装置が大型化し、全体が数十トンにも達す
る大型機械となり、装置が非常に高価となる。 (3)カップ砥石の大型化に伴い、そのツルーイングに
時間がかかり、かつ電解ドレッシングを適用する場合
に、大きな電解容量が必要となり(例えば数100A以
上)、電源設備も大型・高価となる。 (4)次工程でラップ研削を適用する場合、研削後の表
面は単なる平面ではなく、わずかに凹形状にすることが
好ましいが、従来の装置では平面研削以外はできない
か、できても装置が非常に複雑化したり、形状の制御性
が悪い。
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、大
型砥石を用いることなく大口径のウエーハを表面研削す
ることができ、砥石のたわみが少なく高い加工精度を維
持でき、ツルーイングが短時間に容易にでき、小型の電
源設備で電解ドレッシングができ、平面以外の断面形状
(例えば凹形状)も加工することができる大口径工作物
のELID鏡面研削装置及び方法を提供することにあ
る。
のワーク(5)を水平に回転駆動するワーク回転駆動装
置(12)と、ワーク表面に接触する外周面を有する円
筒状の導電性砥石(14)と、該砥石をその軸心を中心
に回転駆動する砥石回転駆動装置(16)と、前記砥石
をその軸線に沿って往復動させる砥石往復動装置(1
8)と、前記砥石の軸線を水平軸に対し所定の角度で保
持する軸線保持装置(20)と、砥石の外周面を電解ド
レッシングするELID装置(22)とを備えた、こと
を特徴とする大口径工作物のELID鏡面研削装置が提
供される。
駆動するワーク回転駆動装置(12)と、ワーク表面に
接触する外周面を有する円筒状の導電性砥石(14)
と、該砥石をその軸心を中心に回転駆動する砥石回転駆
動装置(16)と、前記砥石をワークの回転軸に直交す
る方向に往復動させる砥石往復動装置(18)と、前記
砥石の軸線を水平軸に対し所定の角度で保持する軸線保
持装置(20)と、砥石の外周面を電解ドレッシングす
るELID装置(22)とを備えた、ことを特徴とする
大口径工作物のELID鏡面研削装置が提供される
(5)を水平に回転駆動し、ワーク表面に接触する外周
面を有する円筒状の導電性砥石(14)をその軸心を中
心に回転駆動し、前記砥石をワークの表面に沿って往復
動させ、前記砥石の軸線を水平軸に対し所定の角度で保
持し、同時に砥石の外周面を電解ドレッシングする、こ
とを特徴とする大口径工作物のELID鏡面研削方法が
提供される。
ク回転駆動装置(12)により平板状のワーク(5)が
水平に回転駆動され、ほぼ水平な軸線を有する円筒状の
導電性砥石(14)の外周面がワーク表面に接触してこ
れを研削するので、導電性砥石の直径はワークの大きさ
にかかわらず自由に設定できる。従って、例えば16i
n(約400mm)のウエーハの表面を研削する場合で
も、砥石外径を小さく設定でき、大型砥石を用いること
なく大口径のウエーハを表面研削することができる。
して小さく設定でき、かつ砥石回転駆動装置(16)の
軸受で砥石をほぼ水平な軸線のまわりに回転可能に支持
できるので、ワーク加工時の研削抵抗によるたわみを大
幅に低減できる。更に、ELID装置(22)により砥
石の外周面を電解ドレッシングするので、研削抵抗及び
これによるたわみを更に低減し、加工面の加工精度を高
めることができる。
め、そのツルーイング時間も電解ドレッシング時間も短
くなり、かつ電解ドレッシングの電解電流が小さくな
り、電源設備も小型・安価にできる。また、軸線保持装
置(20)により砥石の軸線を水平軸に対し所定の角度
θで保持して、砥石往復動装置(18)により砥石をそ
の軸線に沿って往復動させるので、角度θの設定によ
り、ウエーハを平面以外の断面形状(例えば凹形状)に
加工することができる
ワーク回転駆動装置(12)は、平板状のワーク(5)
の外周面に接触してこれを回転駆動する複数の駆動ロー
ラ(13)からなり、上下1対の導電性砥石(14)が
ワークの両面にそれぞれ接触するように設けられてい
る。
3)により平板状のワーク(5)を回転駆動しながら、
上下1対の導電性砥石(14)によりワークの同一位置
の両面を同時に研削加工でき、ワークに反りや厚さのバ
ラツキがある場合でも、ワークを所定の形状(平、凸、
凹)に研削加工することができる。
ンド砥石であり、前記ELID装置(22)は、砥石の
外周面から間隔を隔てたELID用電極(23)と、前
記砥石を陽極とし前記電極を陰極としてその間に直流パ
ルス電圧を印加する電圧印加手段(24)と、前記砥石
と電極との間に導電性加工液を供給する加工液供給手段
(25)とを備え、砥石の外周面を電解ドレッシングし
ながら、同時に、砥石でワークを研削する。
メタルボンド砥石表面を精度よく目立てできるので、微
細な砥粒を用いることにより、切断面を鏡面に近い優れ
た平坦に仕上げることができる。更に、後工程(研磨)
の負荷を大幅に低減することができ、かつ結晶に与える
加工ダメージを最小限に抑えることができる。
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。図1は、本発明によるELID鏡面研削装置の第1
実施形態の構成図である。この図に示すように、本発明
の大口径工作物のELID鏡面研削装置10は、ワーク
回転駆動装置12、導電性砥石14、砥石回転駆動装置
16、砥石往復動装置18、軸線保持装置20及びEL
ID装置22からなる。
6in(約400mm)程度の単結晶シリコンウエーハ
である。なお、本発明はかかるウエーハに限定されず、
その他のウエーハ、例えばSiCウエーハや石英ウエー
ハ等にも適用することができる。また当然、厚肉の工作
物の加工にも適用でき、本発明の適用はウエーハに限定
されたものではない。
水平な上面をもつワーク取付台12aとこれを垂直な回
転軸Zのまわりに回転する回転駆動装置12bとからな
り、吸着等でワーク取付台12aの上面に固定したワー
ク5を水平に回転駆動する。また回転駆動装置12bの
回転軸Zは、好ましくは垂直軸に対して傾斜角ψで触れ
るようになっている。
外周面を有する円筒状のメタルボンド砥石である。この
メタルボンド砥石は、砥粒(例えばダイヤモンド砥粒)
と金属結合材とからなる。さらに、プラスチックパウダ
を混合してもよい。砥粒の粒度は、最終仕上げ面を鏡面
に近い優れた平坦に仕上げるために、粒径が細かいほど
好ましく、例えば粒径2μm(粒度#8000相当)〜
粒径5nm(粒度#3,000,000相当)のものを
用いる。なお、切削能率を高めるために相対的に粒径が
粗いもの、例えば粒度#325相当〜粒径4μm(粒度
#4000相当)のものを用いてもよい。粗い砥粒を用
いることにより、効率よく加工ができ、細かい砥粒を用
いることにより、鏡面に近い優れた平面を加工すること
ができる。
軸線Xのまわりに回転可能に支持する軸受16aと、砥
石14をその軸線Xを中心に回転駆動する駆動装置16
aとからなる。また、砥石往復動装置18は、砥石回転
駆動装置16をその軸線Xに沿って往復動可能に案内す
るガイド18aと、これを往復動させる駆動シリンダ1
8bとからなる。
を水平面に対して所定の角度θに保持し、砥石14の軸
線Xを水平軸に対し所定の角度で保持する。この角度θ
は、任意であり、0°でもよく、或いは+又は−の角度
でもよい。更に、この角度の変更を揺動装置により数値
制御により随時変更するようにしてもよい。その場合、
所定の曲率をもつ球面形状や曲率の変化する例えば非球
面形状を作り出すこともできる。
は、砥石14の外周面から間隔を隔てたELID用電極
23と、砥石14を陽極(+)とし電極23を陰極
(−)としてその間に直流パルス電圧を印加する電圧印
加手段24と、砥石14と電極23との間に導電性加工
液を供給する加工液供給手段25とを備える。この構成
により、砥石14の外周面を電解ドレッシングしなが
ら、同時に、砥石でワーク5を研削することができる。
置10を用い、本発明の方法によれば、ワーク回転駆動
装置12により平板状のワーク5を水平に回転駆動し、
砥石回転駆動装置16によりワーク表面に接触する外周
面を有する円筒状の導電性砥石14をその軸心Xを中心
に回転駆動し、砥石往復動装置18により砥石14をそ
の軸線Xに沿って往復動させ、軸線保持装置20により
砥石14の軸線Xを水平軸に対し所定の角度θで保持
し、同時にELID装置22により砥石14の外周面を
電解ドレッシングする。
平板状のワーク5が水平に回転駆動され、ほぼ水平な軸
線を有する円筒状の導電性砥石14の外周面がワーク表
面に接触してこれを研削するので、導電性砥石の直径は
ワークの大きさにかかわらず自由に設定できる。従っ
て、例えば16in(約400mm)のウエーハの表面
を研削する場合でも、砥石外径を小さく設定でき、大型
砥石を用いることなく大口径のウエーハを表面研削する
ことができる。
して小さく設定でき、かつ砥石回転駆動装置16の軸受
16aで砥石14をほぼ水平な軸線Xのまわりに回転可
能に支持できるので、ワーク加工時の研削抵抗によるた
わみを大幅に低減できる。更に、ELID装置22によ
り砥石14の外周面を電解ドレッシングするので、研削
抵抗及びこれによるたわみを更に低減し、加工面の加工
精度を高めることができる。
そのツルーイング時間が短くなり、かつ電解ドレッシン
グの電解電流が小さくなり、電源設備も小型・安価にで
きる。更に、軸線保持装置20により砥石の軸線を水平
軸に対し所定の角度θで保持して、砥石往復動装置18
により砥石14をその軸線Xに沿って往復動させるの
で、角度θの設定により、ウエーハを平面以外の断面形
状(例えば凹形状)に加工することができる
置の第2実施形態の構成図である。この図において、ワ
ーク回転駆動装置12は、平板状のワーク5の外周面に
接触してこれを回転駆動する複数(少なくとも3つ)の
駆動ローラ13からなる。この駆動ローラ13は、駆動
装置13aにより、それぞれワーク5の外周面に所定の
力で押付けながら回転駆動され、これにより、ワーク5
を垂直な軸線Zを中心に回転させる。なお、この例では
駆動ローラ13の中央部が凹んでワーク5の外周を保持
するようになっているが、別にワークを支持する支持ロ
ーラを設けてもよい。また、この例では上下1対の導電
性砥石14が設けられ、各砥石14はワーク5の同一位
置でその両面にそれぞれ接触するように設定されてい
る。その他の構成は図1と同様である。なおこの場合、
上述した砥石回転駆動装置16、砥石往復動装置18、
軸線保持装置20及びELID装置22を別々に設ける
のが好ましいが、必要に応じて1台で共用するようにし
てもよい。
果が得られる。また、図2の構成により、特に複数の駆
動ローラ13により平板状のワーク5を回転駆動しなが
ら、上下1対の導電性砥石14によりワークの同一位置
の両面を同時に研削加工でき、ワークに反りや厚さのバ
ラツキがある場合でも、ワークを所定の形状(平、凸、
凹)に研削加工することができる。また、上下の砥石の
角度を変えることによって、上面は凹、下面は凸にする
加工をすることもできる。
置の第3実施形態の構成図である。この図において、上
下1対の導電性砥石14は、切頭円錐形であり、その斜
面がワークの両面に接触するようになっている。この場
合、上述した砥石往復動装置18は、砥石回転駆動装置
16をワークの両面に沿って(すなわち回転軸Zに直交
する方向に)往復動させるようになっている。その他の
構成は第2実施形態と同様である。この構成により、ロ
ーラと砥石との干渉を容易に避けることができる。
例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更できることは勿論である。
のELID鏡面研削方法及び装置は、大型砥石を用いる
ことなく大口径のウエーハを表面研削することができ、
砥石のたわみが少なく高い加工精度を維持でき、ツルー
イングが短時間に容易にでき、小型の電源設備で電解ド
レッシングができ、平面以外の断面形状(例えば凹形
状)も加工することができる、等の優れた効果を有す
る。
形態の構成図である。
形態の構成図である。
形態の構成図である。
中心軸、3 切断刃(内周刃)、3a 中心孔、4 ワ
イヤ、4a ガイドプーリ、5 ワーク(シリコンウエ
ーハ)、6 カップ砥石、7 駆動ローラ、10 EL
ID鏡面研削装置、12 ワーク回転駆動装置、12a
ワーク取付台、12b 回転駆動装置、13 駆動ロ
ーラ、14 導電性砥石、16 砥石回転駆動装置、1
6a 軸受、16b 駆動装置、18 砥石往復動装
置、18a ガイド、18b 駆動シリンダ、20 軸
線保持装置、22 ELID装置、23 ELID用電
極、24 電圧印加手段、25 加工液供給手段
Claims (5)
- 【請求項1】 平板状のワーク(5)を水平に回転駆動
するワーク回転駆動装置(12)と、ワーク表面に接触
する外周面を有する円筒状の導電性砥石(14)と、該
砥石をその軸心を中心に回転駆動する砥石回転駆動装置
(16)と、前記砥石をその軸線に沿って往復動させる
砥石往復動装置(18)と、前記砥石の軸線を水平軸に
対し所定の角度で保持する軸線保持装置(20)と、砥
石の外周面を電解ドレッシングするELID装置(2
2)とを備えた、ことを特徴とする大口径工作物のEL
ID鏡面研削装置。 - 【請求項2】 平板状のワーク(5)を水平に回転駆動
するワーク回転駆動装置(12)と、ワーク表面に接触
する外周面を有する円筒状の導電性砥石(14)と、該
砥石をその軸心を中心に回転駆動する砥石回転駆動装置
(16)と、前記砥石をワークの回転軸に直交する方向
に往復動させる砥石往復動装置(18)と、前記砥石の
軸線を水平軸に対し所定の角度で保持する軸線保持装置
(20)と、砥石の外周面を電解ドレッシングするEL
ID装置(22)とを備えた、ことを特徴とする大口径
工作物のELID鏡面研削装置。 - 【請求項3】 前記ワーク回転駆動装置(12)は、平
板状のワーク(5)の外周面に接触してこれを回転駆動
する複数の駆動ローラ(13)からなり、上下1対の導
電性砥石(14)がワークの両面にそれぞれ接触するよ
うに設けられている、ことを特徴とする請求項1又は2
に記載のELID鏡面研削装置。 - 【請求項4】 前記導電性砥石(14)はメタルボンド
砥石であり、前記ELID装置(22)は、砥石の外周
面から間隔を隔てたELID用電極(23)と、前記砥
石を陽極とし前記電極を陰極としてその間に直流パルス
電圧を印加する電圧印加手段(24)と、前記砥石と電
極との間に導電性加工液を供給する加工液供給手段(2
5)とを備え、砥石の外周面を電解ドレッシングしなが
ら、同時に、砥石でワークを研削する、ことを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれかに記載のELID鏡面研削
装置。 - 【請求項5】 平板状のワーク(5)を水平に回転駆動
し、ワーク表面に接触する外周面を有する円筒状の導電
性砥石(14)をその軸心を中心に回転駆動し、前記砥
石をワークの表面に沿って往復動させ、前記砥石の軸線
を水平軸に対し所定の角度で保持し、同時に砥石の外周
面を電解ドレッシングする、ことを特徴とする大口径工
作物のELID鏡面研削方法。
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