JP2001350654A - ダンプ編集処理方式 - Google Patents

ダンプ編集処理方式

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JP2001350654A JP2000170326A JP2000170326A JP2001350654A JP 2001350654 A JP2001350654 A JP 2001350654A JP 2000170326 A JP2000170326 A JP 2000170326A JP 2000170326 A JP2000170326 A JP 2000170326A JP 2001350654 A JP2001350654 A JP 2001350654A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダンプ編集プログラムだけではプログラム独自
の編集が行えず、独自の編集を可能にするためには、プ
ログラム毎に個別解析プログラムを作成しなければなら
ないという問題があった。 【解決手段】本発明は、ダンプ編集出力機能において、
あるプログラムが、ダンプデータをダンプファイルに出
力する際、ダンプデータを編集するのに使用するコマン
ド編集情報テーブルも作成し、ダンプデータと共にダン
プファイルに格納することで、ダンプ編集プログラムが
ダンプファイル中のコマンド編集情報テーブルを使用し
て、コマンドのシンタックスチェックやダンプデータの
編集を行うことを可能とする方式である。ダンプの編集
出力機能とは、あるプログラムによって作成されたダン
プを、編集コマンドによって必要な情報のみを編集出力
させることができる機能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は実行中の、又は、実
行を終了したプログラムの主記憶イメージのダンプ出力
に関し、特にコマンド編集情報テーブルによるダンプ編
集処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダンプ編集出力方式の一例が、特
開平02−064744号公報に記載されている。従来
の方式を、図7を用いて説明する。この従来の方式は、
プログラムAとプログラムBとダンプファイルとダンプ
編集プログラムとプログラムA用個別解析プログラムと
プログラムB用個別解析プログラムと端末とから構成さ
れている。
【0003】このような構成を有する従来の方式は次の
ように動作する。
【0004】すなわち、プログラムAは、ダンプファイ
ルに管理テーブルAとダンプデータAとを一緒に出力す
る。管理ファイルAには、ダンプデータAに格納してい
るデータのまとまりについて、各データまとまりの先頭
ポインタと各データのまとまりのサイズを入れており、
そのデータのまとまり毎に編集する個別解析プログラム
名も入れておく。同じくプログラムBも管理テーブルB
とダンプファイルBを一緒に出力する。
【0005】端末からダンプデータAを編集するという
要求が発生したとする。ダンプ編集プログラムは管理テ
ーブルAを読み込み、各データの情報を得る。この個別
解析プログラム、ここではプログラムA用個別解析プロ
グラムを呼び出し、そのプログラムでダンプデータAの
個別の編集を行い、端末に出力する。プログラムBにつ
いても同様の動作を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
には、次のような問題点があった。
【0007】第1の問題点は、ダンプ編集プログラムに
汎用性がない点である。
【0008】その理由は、管理テーブルには、各ダンプ
データの先頭位置を示すポインタ情報と、その各ダンプ
データのサイズ、そのダンプデータを編集するための個
別解析プログラム名を格納しているだけであって、編集
に使用する情報は、個別解析プログラムが持つため、個
別解析プログラムに依存することになる。ダンプ編集プ
ログラムだけではプログラム独自の編集が行えず、独自
の編集を可能にするためには、プログラム毎に個別解析
プログラムを作成しなければならない。また、新規にア
プリケーションプログラムの開発を行う場合、一緒に対
応する個別解析プログラムの開発も必要となる為、開発
時の作業に手間がかかる。
【0009】第2の問題点は、ダンプデータの追加・変
更時、またはダンプの出力を行うプログラムのバージョ
ンアップ時の影響が、個別解析プログラムにも及ぶ点で
ある。
【0010】その理由は、プログラムから出力したダン
プデータを編集するために個別解析プログラムが存在す
るため、プログラムを変更すると、個別解析プログラム
も変更しなければならないからである。以上の通り、各
プログラムの保守が困難な状況にあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のダンプ編
集処理方式は、プログラム内にあって該プログラムのダ
ンプデータと該ダンプデータを編集する為のコマンド編
集情報テーブルとを書き込むダンプ出力手段と、前記ダ
ンプ出力手段によって書き込まれた前記ダンプデータと
前記コマンド編集情報テーブルとからなるダンプファイ
ルと、前記ダンプファイル上のダンプデータの出力をコ
マンドによって指示する入出力手段と、前記入出力手段
からのコマンドを受け付けるコマンド入力手段と前記ダ
ンプファイルを読み込むダンプ読み込み手段と前記コマ
ンド入力手段の入力した前記コマンドがわたされると前
記ダンプ読み込み手段を通して前記コマンド編集情報テ
ーブルを入力し前記コマンド編集情報テーブルを前記コ
マンドにより検索し前記コマンドについての編集情報を
検出し該編集情報に従い前記コマンドのシンタックスチ
ェックをするコマンドシンタックスチェック手段と前記
コマンドシンタックスチェック手段からの前記コマンド
の編集情報に従い前記ダンプ読み込み手段を通じて読み
込んだ前記ダンプデータを前記編集情報に従って編集を
行いダンプ編集結果を出力するダンプ編集手段と前記ダ
ンプ編集手段の前記ダンプ編集結果を取り込み前記入出
力手段に出力する編集結果出力手段とからなるダンプ編
集プログラムと、を備える。
【0012】本発明の第2のダンプ編集処理方式は、第
1の発明において、前記コマンド編集情報テーブルは、
前記コマンドの持つ名前であるコマンド識別子と該コマ
ンド識別子に対応する前記ダンプデータの編集出力に使
用する編集情報とからなるコマンドシンタックス情報
を、1又は複数個有することを特徴とする請求項1記載
のダンプ編集処理方式。
【0013】本発明の第3のダンプ編集処理方式は、第
1の発明において、前記コマンドシンタックスチェック
手段は、前記入出力手段から入力された前記コマンドを
前記コマンドシンタックス情報の前記コマンド識別子と
比較し、一致するコマンド識別子を有する編集情報を取
得することを備える。
【0014】本発明の第4のダンプ編集処理方式は、第
1の発明において、前記コマンドシンタックス情報の前
記編集情報は、各コマンドについてサブコマンド名、ダ
ンプデータ編集時における加工なし/2進表示/16進
表示を区別する編集タイプ、ダンプデータの出力開始ア
ドレス、出力サイズ、ヘッダ情報、前記コマンドを説明
するヘルプ情報と、を備える。
【0015】本発明の第5のダンプ編集処理方式は、第
1の発明において、前記編集タイプの指定が加工なしの
場合編集情報の内容をそのまま出力することを備える。
【0016】本発明の第6のダンプ編集処理方式は、第
1の発明において、前記ダンプファイル上の前記コマン
ド編集情報テーブルと前記ダンプデータはプログラム毎
に採取されることを備える。
【0017】本発明の第7のダンプ編集処理方式は、第
1の発明において、前記入出力手段はコマンドの入力に
おいて複数のコマンドをまとめたバッチ入力を可能とす
るバッチジョブを備える。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1を参照すると、本発明の一実施例は、
プログラム100と、ダンプファイル200と、ダンプ
編集プログラム300と、入出力手段400と、から構
成されている。
【0020】プログラム100は、メイン処理実行部1
10と、ダンプ出力手段121を有するダンプ出力実行
部120と、コマンド編集情報テーブル130と、ダン
プデータ140と、から構成されている。
【0021】ダンプファイル200は、コマンド編集情
報テーブル210と、ダンプデータ220と、から構成
されている。
【0022】ダンプ編集プログラム300は、ダンプ読
み込み手段311と、コマンドシンタックスチェック手
段312と、ダンプ編集手段313を有するダンプ編集
実行部310と、コマンド入力手段321と、編集結果
出力手段322を有する入出力実行部320と、から構
成されている。
【0023】入出力手段400は、端末401から構成
されている。
【0024】これらの手段はそれぞれ概略次のように動
作する。
【0025】プログラム100のメイン処理実行部11
0は、プログラムアボート(異常終了)時または、利用
者によるの端末401等からのダンプ出力要求時などの
際に、ダンプ出力実行部120を呼び出す。ダンプ出力
実行部120のダンプ出力手段121は、コマンド編集
情報テーブル130とダンプデータ140を作成し、ダ
ンプファイル200に出力する。
【0026】ダンプ編集プログラム300のコマンド入
力手段321は、端末401から取得したコマンドを、
ダンプ編集実行部310へわたす。
【0027】編集結果出力手段322は、ダンプ編集実
行部310から受け取ったダンプ編集結果を、端末40
1に出力する。
【0028】ダンプ読み込み手段311は、ダンプファ
イル200から、コマンド編集情報テーブル210及
び、ダンプデータ220を読みこむ。
【0029】コマンドシンタックスチェック手段312
は、端末401から取得したコマンドをキーに、読み込
んだコマンド編集情報テーブル210を検索し、該当す
るコマンドシンタックス情報を取得する。
【0030】ダンプ編集手段313は、取得したコマン
ドシンタックス情報をもとに、ダンプデータ220から
必要な部分を取りだし、編集する。
【0031】端末401は、オンライン処理において、
ダンプの編集出力要求を行い、その結果を受け取り出力
する。
【0032】次に、図1及び図2を参照して本実施例の
全体の動作について詳細に説明する。
【0033】全体の処理を大きく分けると、ダンプの出
力処理と、ダンプの編集出力処理に分かれる。
【0034】まず、ダンプの出力処理の動作について、
図1を使用して説明する。プログラム100が開始され
ると、メイン処理実行部110が実行される。プログラ
ムアボート及びダンプの出力要求が発生した際、メイン
処理実行部110からダンプ出力実行部120が呼び出
され、実行される。ダンプ出力実行部120のダンプ出
力手段121は、呼び出された際の要求に従い、メモリ
上の必要な部分だけダンプデータ140に一時格納して
いき、必要な情報を全て格納するとダンプファイル20
0にダンプデータ220として出力する。またその時、
ダンプデータ140を端末401からのコマンドによっ
て編集出力する際に必要となる情報を、コマンド編集情
報テーブル130に格納していき、ダンプデータ140
をダンプファイル200に出力する際に、一緒にコマン
ド編集情報テーブル210として出力する。
【0035】次に、ダンプの編集出力処理に関して、ダ
ンプファイル200のダンプデータ220の編集処理の
動作を図1、図2及び図3のフローチャートを使用して
説明する。
【0036】参照したいダンプデータを出力させるため
のコマンドを端末401から投入する。投入されたコマ
ンドは、入出力実行部320のコマンド入力手段321
が受け取り、そのコマンドをダンプ編集実行部310へ
わたす(ステップS1)。ダンプ編集実行部310で
は、まず、コマンドシンタックスチェック手段312に
おいて、ダンプ読み込み手段311を用い、ダンプファ
イル200から、コマンド編集情報テーブル210を読
み込む(ステップS2)。そして、端末401から取得
したコマンド名をもとに、コマンド編集情報テーブル2
10を検索する(ステップS3)。検索の結果、(ステ
ップS4)の判定で指定されたコマンドが不検出の場
合、コマンド不検出のエラーメッセージが編集される
(ステップS5)。コマンド編集情報テーブル210
は、図2にあるように、コマンド識別子211と編集情
報212とからなるコマンドシンタックス情報213の
リストから構成されている。
【0037】(ステップS4)の判定で該当するコマン
ド識別子211があった場合は、そのコマンド識別子2
11を含むコマンドシンタックス情報213を取得する
(ステップS7)。コマンドシンタックス情報213に
より、コマンドの指定方法が正常かをチェックし(ステ
ップS8)、間違っていた場合、コマンドシンタックス
エラーとし(ステップS5)、エラーメッセージを編集
結果出力手段にわたし(ステップS6)、端末401へ
エラーメッセージを出力する(ステップS12)。(ス
テップS8)の判定で正常の場合は、ダンプ編集手段3
13は、ダンプ読み込み手段311を使用して、ダンプ
ファイル200のダンプデータ220を読み込む(ステ
ップS9)。読み込んだダンプデータ220を、コマン
ドシンタックス情報213の編集情報212をもとに編
集する(ステップS10)。編集情報212には、ダン
プデータのアドレスとサイズや、サブコマンドのシンタ
ックス情報、ヘッダ情報など、ダンプデータ220の編
集時に必要となる情報が格納されている。この情報は、
ダンプの出力処理において格納されたものである。
【0038】編集情報212を元に、ダンプ編集手段3
13によって編集された結果は、入出力実行部320の
編集結果出力手段322にわたされ(ステップS1
1)、編集結果が端末401へ出力される(ステップS
12)。
【0039】次に、2つの具体例を用いて説明する。
【0040】まず、1つ目の具体例として、1つのダン
プデータをコマンド編集情報テーブル210を用いて編
集を行う場合を説明する。
【0041】端末401を通し、あるプログラム100
に対しメモリ上のある領域の内容とダンプの編集に使用
するコマンドについての説明をするヘルプ情報をダンプ
するという出力要求があったとする。要求に従い、ダン
プデータ140とコマンド編集情報テーブル130を作
成し、ダンプファイル200にコマンド編集情報テーブ
ル210とダンプデータ220が出力される。この例の
場合のコマンド編集情報テーブル210を図4で示す。
ここでまず、ダンプデータ220にはSEG1、SEG
2、SEG3の3つからなるSEGという領域と、AR
EAという領域がダンプされているとする。コマンド識
別子としてSEG1を出力するCMD1、SEG2を出
力するCMD2、SEG3を出力するCMD3をもち、
CMD1とCMD2は、サブコマンドとしてALLをも
つ。また、AREAを出力するコマンドとしてCMD4
とCMD5、ダンプデータを出力したプログラムの情報
を出力するINFOコマンドももつ。また、すべてのコ
マンドには編集タイプを格納し、Fの場合はタイプ別情
報に入っている出力内容をそのまま出力し、D2の場合
はタイプ別情報で指定されたアドレスからサイズ分を2
進数で出力し、D16は16進数で出力する。また、D
2もD16もヘッダ情報をつけて出力する。また、全て
のコマンド毎に、そのコマンドのHELP情報も格納し
ておく。
【0042】このダンプデータから以下の内容を表示さ
せる動作を示す。 (1)SEGという領域中のSEG2の部分だけを出力
する場合。 端末401から「CMD2」と入力する。ダンプ編集プ
ログラム300の入出力実行部320がコマンドを受け
取り、ダンプ編集実行部310にわたす。まず、コマン
ドシンタックスチェック手段312は、ダンプ読み込み
手段311によってコマンド編集情報テーブル210を
読み込み、このコマンド編集情報テーブル210におい
て、入力されたCMD2コマンドがあるか検索を行う。
CMD2コマンドはテーブル上にあるので、そのコマン
ドシンタックス情報213を取り出す。端末401から
の入力において、サブコマンドが「なし」であることを
確認する。コマンド編集情報テーブル210のCMD2
について、サブコマンドが「なし」の場合の編集タイプ
はD16である。ダンプ編集手段313は、ダンプ読み
込み手段311によってダンプデータ220を読み込
む。読み込んだダンプデータ220のアドレス2からサ
イズ2分を取り出す。取り出したダンプデータはメモリ
イメージなので、表示できるように16進表示に編集
し、ヘッダ情報と一緒に編集結果出力手段322にわた
す。編集結果出力手段322は端末401へ出力する。 (2)SEGという領域中のSEG2以降を出力する場
合。 端末401から「CMD2,ALL」と入力する。CM
D2のときと同様にコマンド編集情報テーブル210を
検索し、CMD2コマンドのALLサブコマンドがある
ことと、その編集タイプがD16であることを確認す
る。ALLの場合、アドレス2からサイズ2+サイズ3
分を取り出す。この取り出したダンプデータを16進表
示に編集し、SEG2とSEG3を出力したことをを書
いたヘッダ情報を付けて編集結果出力手段322にわた
し、端末401へ出力する。 (3)誤ったサブコマンドを入力した場合。 端末401から「CMD3,ALL」と入力する。CM
D2コマンドの時と同様にコマンド編集情報テーブル2
10を検索し、CMD3があることを確認する。次にサ
ブコマンドALLを検索するが、CMD3にサブコマン
ドとしてALLが定義されていないので、サブコマンド
のシンタックスエラーとして、編集結果出力手段322
にメッセージをわたし、それを端末401へ出力する。 (4)AREAを2進数で出力したい場合。 端末401から「CMD4」と入力する。CMD2コマ
ンドの時と同様にコマンド編集情報テーブル210を検
索し、CMD4があることを確認する。次にサブコマン
ドがないことを確認する。編集タイプはD2なのでアド
レス4からサイズ4分を取りだし2進表示に編集して、
ヘッダ情報をつけて編集結果出力手段322にわたし、
端末401へ出力する。 (5)AREAを16進数で出力したい場合。 端末401から「CMD5」と入力する。CMD2コマ
ンドの時と同様にコマンド編集情報テーブル210を検
索し、CMD5があることを確認する。次にサブコマン
ドがないことを確認する。編集タイプはD16なのでア
ドレス4からサイズ4分を取りだし16進表示に編集し
て、ヘッダ情報をつけて編集結果出力手段322にわた
し、端末401へ出力する。 (6)プログラム情報を出力したい場合。 端末401から「INFO」と入力する。CMD2コマ
ンドの時と同様に、コマンド編集情報テーブル210を
検索し、INFOコマンドのコマンドシンタックス情報
213を取り出す。INFOコマンドにはサブコマンド
はないことを確認する。編集タイプがFなので、タイプ
別情報の出力内容1の情報をそのまま編集結果出力手段
322にわたし、編集結果出力手段322によって端末
401へ出力する。 (7)誤ったコマンドを入力した場合。 端末401から「INFO2」と入力する。ダンプファ
イル200から読み込んだコマンド情報テーブル210
を検索するが、INFO2はテーブル上にないので、コ
マンドのシンタックスエラーとして、編集結果出力手段
322にエラーメッセージをわたし、端末401に出力
する。 (8)使用できるコマンドの情報を一覧で表示する場
合。 端末401から「HELP」と入力する。HELPコマ
ンドが入力されるとダンプ編集プログラム300は、コ
マンド名と編集情報をヘルプ情報とし、コマンド編集情
報テーブル210の始めから最後まで取りだし、一覧で
端末401へ出力する。
【0043】次に、2つ目の具体例として、2つのプロ
グラムから出力されたそれぞれのダンプデータの編集処
理の流れについて説明する。
【0044】図5を用いて、先の具体例と異なる動作を
中心に説明する。
【0045】プログラムAからはコマンド編集情報テー
ブルAとダンプデータAが出力され、プログラムBから
はコマンド編集情報テーブルBとダンプデータBが出力
され、それぞれダンプファイル200に格納される。
【0046】次に、端末401からダンプデータAを編
集するという指定を受けると、ダンプ編集プログラム3
00は、プログラムAに関するコマンド編集情報テーブ
ルAとダンプデータAを確保する。ここで、端末401
からダンプデータAを編集するためのコマンドを投入す
ると、ダンプ編集プログラム300は、コマンド編集情
報テーブルAを検索し、該当するコマンドの編集情報を
取得し、その情報を使用して編集を行う。編集結果は、
コマンドを投入した端末401に出力される。次に、端
末401からプログラムBに関するダンプデータBを編
集するという指定を受けると、ダンプ編集プログラム3
00は、ダンプデータBとコマンド編集情報テーブルB
を確保する。編集コマンドが端末401から投入された
ら、ダンプ編集プログラム300は、コマンド編集情報
テーブルBを検索し、該当するコマンドの編集情報21
2を取得する。その編集情報212を使用して、ダンプ
データBを編集し、編集結果を端末401へ出力する。
このように、各プログラムから出力されたダンプデータ
220は、そのダンプデータ用のコマンド編集情報テー
ブル210を用いて、編集を行っていく。
【0047】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。
【0048】本発明の第1の実施例では、オンライン処
理でのダンプ編集出力について説明したが、オンライン
処理に限らずバッチ処理においても同様のダンプ編集を
行うことができる。
【0049】図6は、バッチ処理においてダンプ編集出
力を行う場合の構成をブロック図として表したものであ
る。先に示した図1の第1の実施例の構成と異なる点
は、第1の実施例において、端末401から構成される
入出力手段400が、本実施例においては、バッチジョ
ブ501と編集イメージ502から構成される入出力手
段500になっている点である。
【0050】次に、図6を参照して、先の実施例と異な
る動作を中心に説明する。
【0051】図6において、バッチジョブ501は、プ
ログラム100からダンプされたダンプデータ220に
対して編集出力するためのコマンドを、一括してダンプ
編集プログラム300へ投入する。投入されたコマンド
を入出力実行部320のコマンド入力手段321におい
て受け取り、ダンプ編集実行部310へわたす。わたさ
れた複数のコマンドはダンプ編集実行部310によっ
て、先の実施例と同様に、ダンプファイル中のコマンド
編集情報テーブル210を使用してコマンドを一つずつ
チェックし、その情報をもとに編集していく。編集結果
は編集結果出力手段322にわたされ、全てのコマンド
について編集が終わった時点で、一括してリストなどの
編集イメージ502へ出力される。
【0052】次に、具体例を用いて説明する。
【0053】図4で示されているCMD1、CMD2、
CMD4、INFOのコマンドを用いて一度にリストに
出力させるためにバッチ処理で編集出力を行うとする。
まず、バッチジョブ501から、各コマンドをまとめて
ダンプ編集プログラム300へ投入する。入出力実行部
320は、コマンド入出力手段321でコマンドを受け
取り、ダンプ編集実行部310へわたす。ダンプ編集実
行部310は先の実施例の具体例と同様に、CMD1、
CMD2、CMD4、INFOの順に1つずつ編集を行
う。編集結果は随時、入出力実行部320へわたされ、
CMD1、CMD2、CMD4、INFOの4つの編集
結果がわたされた時点で、編集結果出力手段322が編
集イメージ502であるリストに、まとめて出力する。
【0054】
【発明の効果】第1の効果は、ダンプ編集プログラムに
よって、各ダンプデータ毎に独自の編集方法を行える点
である。
【0055】これが実現できる理由は、ダンプを出力す
るプログラムが、ダンプデータを編集する際に使用する
コマンド編集情報テーブルをダンプデータ毎に作成し、
一緒にダンプファイルへ出力するからである。1つのダ
ンプデータに1つのコマンド編集情報テーブルが存在す
ることで、ダンプデータの内容に合わせて、コマンド編
集情報テーブルに自由に限りなく情報を格納できるた
め、拡張性があるといえる。
【0056】第2の効果は、1つのダンプ編集プログラ
ムで、複数のプログラムの出力するダンプデータの編集
を行える点である。それは、ダンプ編集プログラムがダ
ンプデータの編集を行う際に、そのダンプデータがどの
プログラムから出力されたかを意識する必要がないため
である。ダンプデータを編集するのに必要となる情報
は、コマンド編集情報テーブルに格納されているので、
プログラム毎の情報を取得する必要はない。プログラム
がダンプデータを出力する際にコマンド編集情報テーブ
ルも一緒に出力するからである。このことから、ダンプ
編集プログラムには汎用性があるといえる。
【0057】第3の効果は、ダンプデータの追加・変更
時の際、ダンプデータを出力するプログラムだけの修正
のみでよく、ダンプ編集プログラムには影響がない点で
ある。
【0058】これが実現できる理由は、ダンプ編集プロ
グラム自身が編集情報を持っているわけではなく、編集
対象であるダンプデータのコマンド編集情報テーブルを
使用して、コマンドのシンタックスチェックや編集情報
を取得するためである。ダンプデータに追加や変更の必
要が生じた場合、コマンドによる編集情報の追加・変更
も必要になるが、コマンド編集情報テーブルを出力して
いるのはダンプデータを出力するプログラムなので、ダ
ンプ編集プログラムには影響がないことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を説明するブロッ
ク図である。
【図2】本発明の第1の実施例の詳細な構成を説明する
ブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【図4】本発明の第1の実施例の詳細な構成を説明する
ブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施例の詳細な構成を説明する
ブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施例の構成を説明するブロッ
ク図である。
【図7】従来技術の構成を説明したブロック図である。
【符号の説明】
100 プログラム 110 メイン処理実行部 120 ダンプ出力実行部 121 ダンプ出力手段 130 コマンド編集情報テーブル 140 ダンプデータ 200 ダンプファイル 210 コマンド編集情報テーブル 211 コマンド識別子 212 編集情報 213 コマンドシンタックス情報 220 ダンプデータ 300 ダンプ編集プログラム 310 ダンプ編集実行部 311 ダンプ読み込み手段 312 コマンドシンタックスチェック手段 313 ダンプ編集手段 320 入出力実行部 321 コマンド入力手段 322 編集結果出力手段 400 入出力手段 401 端末

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム内にあって該プログラムのダ
    ンプデータと該ダンプデータを編集する為のコマンド編
    集情報テーブルとを書き込むダンプ出力手段と、前記ダ
    ンプ出力手段によって書き込まれた前記ダンプデータと
    前記コマンド編集情報テーブルとからなるダンプファイ
    ルと、前記ダンプファイル上の前記ダンプデータの出力
    をコマンドによって指示する入出力手段と、前記入出力
    手段からの前記コマンドを受け付けるコマンド入力手段
    と前記ダンプファイルを読み込むダンプ読み込み手段と
    前記コマンド入力手段の入力した前記コマンドがわたさ
    れると前記ダンプ読み込み手段を通して前記コマンド編
    集情報テーブルを入力し前記コマンド編集情報テーブル
    を前記コマンドにより検索し前記コマンドについての編
    集情報を検出し該編集情報に従い前記コマンドのシンタ
    ックスチェックをするコマンドシンタックスチェック手
    段と該コマンドシンタックスチェック手段からの前記コ
    マンドの編集情報に従い前記ダンプ読み込み手段を通じ
    て読み込んだ前記ダンプデータを前記編集情報に従って
    編集を行いダンプ編集結果を出力するダンプ編集手段と
    前記ダンプ編集手段の前記ダンプ編集結果を取り込み前
    記入出力手段に出力する編集結果出力手段とからなるダ
    ンプ編集プログラムと、を備えることを特徴とするダン
    プ編集処理方式。
  2. 【請求項2】 前記コマンド編集情報テーブルは、前記
    コマンドの持つ名前であるコマンド識別子と該コマンド
    識別子に対応する前記ダンプデータの編集出力に使用す
    る編集情報とからなるコマンドシンタックス情報を、1
    又は複数個有することを特徴とする請求項1記載のダン
    プ編集処理方式。
  3. 【請求項3】 前記コマンドシンタックスチェック手段
    は、前記入出力手段から入力された前記コマンドを前記
    コマンドシンタックス情報の前記コマンド識別子と比較
    し、一致するコマンド識別子を有する編集情報を取得す
    ることを特徴とする請求項1記載のダンプ編集処理方
    式。
  4. 【請求項4】 前記コマンドシンタックス情報の前記編
    集情報は、各コマンドについてサブコマンド名、ダンプ
    データ編集時における加工なし/2進表示/16進表示
    を区別する編集タイプ、ダンプデータの出力開始アドレ
    ス、出力サイズ、ヘッダ情報、前記コマンドを説明する
    ヘルプ情報と、からなることを特徴とする請求項1記載
    のダンプ編集処理方式。
  5. 【請求項5】 前記編集タイプの指定が加工なしの場
    合、編集情報の内容をそのまま出力することを特徴とす
    る請求項1記載のダンプ編集処理方式。
  6. 【請求項6】 前記ダンプファイル上の前記コマンド編
    集情報テーブルと前記ダンプデータはプログラム毎に採
    取されることを特徴とする請求項1記載のダンプ編集処
    理方式。
  7. 【請求項7】 前記入出力手段はコマンドの入力におい
    て、複数のコマンドをまとめたバッチ入力を可能とする
    バッチジョブを備えることを特徴とする請求項1記載の
    ダンプ編集処理方式。
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