JP2001349364A - ダンパとその製造方法 - Google Patents

ダンパとその製造方法

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JP2001349364A JP2000347879A JP2000347879A JP2001349364A JP 2001349364 A JP2001349364 A JP 2001349364A JP 2000347879 A JP2000347879 A JP 2000347879A JP 2000347879 A JP2000347879 A JP 2000347879A JP 2001349364 A JP2001349364 A JP 2001349364A
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/10Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using liquid only; using a fluid of which the nature is immaterial
    • F16F9/14Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect
    • F16F9/145Devices with one or more members, e.g. pistons, vanes, moving to and fro in chambers and using throttling effect involving only rotary movement of the effective parts

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な構成で、再現性良く、任意の設定トル
クを実現できるダンパを提供することである。 【解決手段】 軸部3の外周に形成した羽部4a、4b
とを備えた軸部材2と、この軸部材を相対回転可能に組
み込んだ円筒形のケーシング1と、上記軸部材外周と、
上記ケーシング内周との間に形成したオイル室A〜Dと
からなり、上記ケーシングの内周には、上記軸部外周に
摺動する突起部を形成し、上記軸部には、上記羽部と上
記突起部によって囲まれたオイル室のうち隣り合う一対
のオイル室間を連通可能にする連通路5a、5bを貫通
させ、さらに、上記軸部材2の相対回転範囲内におい
て、上記連通路の少なくとも一方の開口が、上記ケーシ
ングの突起部8a、8bによって閉鎖される構成にし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ピアノの鍵盤蓋
や、トイレの便座など、手を離したときに自重で勢いよ
く閉まったり、開けた蓋が落ちて来ないようにするた
め、ヒンジ内に組み込むダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】軸部材の回転トルクを調整するダンパと
しては、軸とケーシングの間に弁機構を設けて、その回
転方向によってトルクを変化させたものがあった。しか
し、ケーシング内に弁機構を設けたものは、その構造が
複雑になるとともに、部品点数も加工工数も多く、生産
性が悪かった。そのために、弁機構を持たない、ダンパ
として、図9に示すようなものがあった。図9に示すダ
ンパ1は、回転軸2を、ケーシング1内に組み込み、こ
れらの間に粘性流体を封じ込めたものである。そして、
上記回転軸2とケーシング1との相対回転によって、流
路に生じる流動抵抗値を変えて、回転トルクを変化さ
せ、その結果、衝撃を和らげるようにしている。
【0003】図9に示すように、回転軸2には、羽1
3,14を形成するともに、これら羽13,14の間に
位置する回転軸2の外径も変化させている。また、ケー
シング1は、図示の上下方向の内径を最も大きくし、左
右方向には、突部15,16を内側に突出させている。
そのため、回転軸2が、図中矢印方向に回転して、羽1
3,14が、突部15,16に近づくと、上記羽13,
14の先端とケーシング1内周との間の流路17,18
が狭くなる。これは、ケーシング1の内径が小さくなっ
ている部分に、上記羽13,14が移動するからであ
る。
【0004】また、回転軸2も、その大径部が、上記凸
部15,16に近づくことになるので、流路19,20
も狭くなる。したがって、回転軸2の、矢印方向への回
転にともなって、回転トルクが大きくなる。なお、回転
軸2は、図9の状態から、矢印と反対方向へ回転して
も、同様にトルクが大きくなる。つまり、突部16から
突部15までの範囲で、羽13が移動した場合には、そ
の回転トルクは、大きな状態から徐々に小さくなり、再
び大きくなって、羽13が突部15に突き当たって回転
が止まる。このようなダンパは、回転の始点と終点付近
で、トルクを大きくして、急激な回転を抑え、中間で
は、軽く回転させたい場合に利用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すダンパは、
その回転トルクの大きさを、ケーシング1の内周と、羽
13,14との間、また、突起15,16と回転軸2の
外径との間に形成される流路抵抗によって制御してい
る。そして、この流路抵抗は、流路の断面積によって決
まる。そのため、ケーシング1の内径や、回転軸2の外
径を複雑に変化させている。このような、複雑な形状の
部品を形成するのは難しい。そのため、ケーシング1お
よび回転軸2を精度良く形成することは難しい。そのた
め、その形状が、一定でなければ、組み上がったダンパ
の回転トルクも一定にならない。
【0006】あるいは、ケーシング1と回転軸2が、そ
れぞれ、精度良く製造されたとしても、両者の組み付け
にガタが有れば、上記流路寸法は、狂ってしまう。やは
り、目的とするトルクが得られないことになる。すなわ
ち、上記回転トルクを制御するためには、加工精度、組
み付け精度を厳密に管理しなければならなかった。ま
た、任意のトルクに調整するためには、型を変えなけれ
ばならないので、コストが高くなってしまう。また、オ
イル等の流体の粘性を変えて、上記トルクを調整する方
法もあるが、異なる粘度のオイル等をブレンドしない限
り、任意のトルクを得ることはできなかった。そして、
この方法では、何種類もの粘度の異なるオイル等を用意
しなければならないため、コスト高となり、また、その
配合を選んで、所望のトルクを得ることも容易ではなか
った。
【0007】この発明の目的は、単純な構成で、再現性
良く、任意の設定トルクを実現できるダンパを提供する
ことである。また、別の目的は、任意のトルクを備え
た、ダンパを低コストで製造する製造方法を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明によれば、軸
部と、この軸部の外周に形成した羽部とを備えた軸部材
と、この軸部材を相対回転可能に組み込んだ円筒形のケ
ーシングと、上記軸部材外周と、上記ケーシング内周と
の間に形成したオイル室とからなり、上記ケーシングの
内周には、上記軸部外周に摺動する突起部を形成し、上
記軸部には、上記羽部と上記突起部によって囲まれたオ
イル室のうち隣り合う一対のオイル室間を連通可能にす
る連通路を貫通させ、さらに、上記軸部材の相対回転範
囲内において、上記連通路の少なくとも一方の開口が、
上記ケーシングの突起部によって閉鎖される構成にした
点に特徴を有する。
【0009】第2の発明は、軸部材の相対回転範囲内に
おいて、連通路の一方の開口を、常にオイル室に開口し
ている位置に形成した点に特徴を有する。第3の発明
は、軸部材の相対回転範囲内において、ケーシングの突
起部が、連通路両端の開口を別々に閉鎖する点に特徴を
有する。第4の発明は、軸部材の相対回転の始点と終点
のいずれか一方または両時点において、ケーシングの突
起部が連通路の開口を閉鎖する点に特徴を有する。
【0010】第5の発明は、隣り合う一対のオイル室間
に複数の連通路を形成した点に特徴を有する。第6の発
明は、型成型した筒状のケーシングと、羽部を備えた軸
部材とを型成形し、その後に、孔開け工具によって軸部
材に連通孔を貫通させ、上記ケーシング内に、上記軸部
材を組み込む点に特徴を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1(a)、(b)、(c)、
(d)にこの発明の第1実施例を示す。図に示すよう
に、この第1実施例のダンパは、筒状のケーシング1内
に軸部材2を回転自在に組み込んでいる。軸部材2は、
軸部3と、その外周方向に突出した一対の羽部4a、4
bとからなる。そして、上記羽部4a、4bは、軸部材
2の回転にともなって、ケーシング1の内周面を摺動す
るようにしている。また、軸部には、上記羽部4a、4
bのそれぞれの付け根近くで、羽部4a。4bの両側に
渡る連通路5a、5bを形成している。
【0012】一方、ケーシング1内には、内周方向に突
出した一対の突起部8a、8bを形成している。この突
起部8a、8bは、軸部材2の回転時には、軸部3の外
周を摺動するようにしている。また、上記突起部8a、
8bの先端には、ノッチ9a、9bを形成している。こ
のようにしたダンパ内では、軸部材2とケーシング1と
の間が、上記羽部4a、4bおよび上記突起部8a、8
bとによって、オイル室A〜オイル室Dに区画される。
これらのオイル室A〜オイル室Dには、オイルを満たし
ている。
【0013】次に、軸部材2が、図中の矢印方向に回転
する場合を説明する。ここでは、羽部4aと4b、突起
部8aと8bは、それぞれ、対称の位置に有るので、一
方の羽部4aの移動について、説明することにする。ま
た、軸部材2の回転とは、ケーシング1に対する相対回
転のことである。そして、この第1実施例では、羽部4
aが突起部8aに接触した状態から、もう一方の突起部
8bに突き当たるまでの範囲が、この発明の軸部材の回
転範囲である。
【0014】図1(a)の状態は、羽部4aの図中左端
面が突起部8aの図中右端面と接触した状態からわずか
に矢印方向へ移動した状態である。羽部4aの図中左端
面が突起部8aの図中右端面に接触した状態から、軸部
材2を矢印方向へ回転させると、羽部4aの回転方向前
方のオイル室Bが高圧になる。一方、羽部4aの後方の
オイル室Aは、拡張する。このとき、オイル室Bと、オ
イル室Aとは、連通路5aによって連通しているので、
上記オイル室Bの開口6aから開口7aを介して、上記
オイル室Aへオイルが流れる。
【0015】このように、オイル室Bからオイル室A側
へオイルがスムーズに流れれば、軸部材2の回転はスム
ーズに行われる。すなわち、軸部材2が矢印方向に回転
して、図1(a)→(b)→(c)の状態では、連通路
5aが、オイル室Bとオイル室Aとを連通させている。
このとき、同様に、オイル室Dとオイル室Cとを、連通
路5bが連通させているので、回転トルクは小さくな
る。つまり、軽く回転する。
【0016】これに対し、軸部材2の回転がさらに進む
と、図1(d)のように、連通路5aの先端側開口6a
が、突起部8bで閉鎖される。この状態で、さらに、軸
部材2を矢印方向へ回転させると、オイル室Bは高圧に
なり、オイル室B内のオイルは、ケーシング1と羽部4
aとの摺動面、または軸方向の摺動面から、低圧側のオ
イル室Bへ流れるか、突起部8bと軸部3の摺動面か
ら、低圧側のオイル室Cへ流れる。このように、摺動面
がオイル流路となるので、その流路抵抗が大きくなり、
回転トルクは大きくなる。
【0017】したがって、図1(d)の状態から、羽部
4aが、突起部8bに突き当たるまで、重い状態で回転
させることができる。なお、上記開口6aが、上記突起
部8bで閉鎖される過程で、その開口面積が、徐々に減
少するので、それにともなって、トルクも徐々に大きく
なる。つまり、このダンパは、図1(a)の状態から、
矢印方向に軸部材2を回転させた場合には、初めは、軽
く、終点近くでは、徐々にその回転が重くなるダンパで
ある。
【0018】反対に、羽部4aが、突起部8bにつき当
たった状態から、矢印と反対方向へ逆回転させると、突
起部8bで閉鎖されていた開口6aが、オイル室Bに解
放される図1(c)の状態になるまでの間は、回転が重
く、その後、羽部4aが、突起部8aに突き当たるま
で、軽く回転する。なお、上記羽部4aが、突起部8a
に突き当たった状態では、突起部8aの先端に形成した
ノッチ9aが、連通路5aの他方の開口7aに対応して
いるので、連通路5aは、遮断されることはない。つま
り、連通路5aの一方の開口7aは、遮断されることは
ない。これにより、回転の始点か終点のどちらか一方に
近づいた時にのみ、回転トルクを大きくするようにでき
る。
【0019】このようなダンパは、例えば、ピアノの鍵
盤蓋のヒンジに用いることができる。その場合、蓋が閉
まる直前に、回転トルクが大きくなる方向にして、取り
付ければ、締める途中で蓋から手を離しても、蓋が勢い
良く落ちてしまうことが無い。しかも、この第1実施例
のダンパでは、オイル室Aと、オイル室Bとを連通させ
る連通路5aの流路抵抗によって、回転トルクを調整す
ることができる。上記流路抵抗は、流路断面積に依存す
るので、連通路5aの断面積を調整することにより、ト
ルクを調整することができる。
【0020】ケーシング1や、軸部材2の外形状は、型
成形で形成し、連通路の流路断面積だけを正確に加工す
れば、任意のトルクを実現することができるので、従来
のように、成形型を変更しなくても、貫通路の孔径を変
更するだけで、トルクを変更することができる。また、
スライドピンを用いた型成形で、上記連通路5a、5b
を成形した場合に、連通路の寸法にばらつきが発生して
も、ドリルなどによって仕上げをすることにより、上記
ばらつきを修正することもできる。
【0021】図2(a)、(b)、(c)、(d)に示
す第2実施例は、軸部3に形成した連通孔5a、5bの
開口のうち、一方の開口の周囲には、羽部4a、4bの
付け根まで連続する切り欠きを形成して、大きな開口1
0a、10bを形成した点が、上記第1実施例と異な
る。また、ケーシング1には、一対の突起部11a、1
1bを形成しているが、これらの突起部11a、11b
には、図1に示す第1実施例のように、ノッチ7a、7
bを形成していない。ただし、その他の構成は、第1実
施例と同じである。そこで、第1実施例と同じ構成要素
には、同じ符号付けている。
【0022】この第2実施例のダンパは、一方の開口1
0a、10bが、羽部4a、4bの付け根部分まで、開
口している。そのため、例えば、羽部4aが、突起部1
1aに突き当たった状態、すなわち、オイル室Aの容積
が無くなるまで、開口10aがオイル室A内で開口して
いる。つまり、軸部材2の回転範囲内において、一方の
開口10a、10bが、閉鎖されることはない。したが
って、上記羽部4aが、上記突起部11aに突き当たっ
た状態から、矢印方向に回転し、図2の(a)→(b)
→(c)の間では、連通路5aが、オイル室Aとオイル
室Bとを連通させ、連通路5bが、オイル室Cとオイル
室Dとを連通させている。したがって、この間では軸部
材2の回転トルクは小さく、軸部材2は矢印方向へ軽く
回転する。
【0023】図2(c)の状態から、軸部材2が、さら
に矢印方向に回転すると、連通路5aの開口6aが、突
起部11bで閉鎖される。このように、開口6aが閉鎖
されてから、矢印方向に軸部材2を回転させると、オイ
ル室B内のオイルは、ケーシング1と軸部材2との摺動
面から、オイル室AやCへ流出する。このときの流路抵
抗は大きく、回転トルクが大きくなる。なお、上記連通
路5aの開口6aが、閉鎖されるタイミングで、もう一
方の連通路5bの連通路5bの開口6bも、突起部11
aで閉鎖される。このようにに、第2実施例のダンパ
も、上記羽部4aが、突起部11aから突起部11bま
で、図中の矢印方向に回転する際には、初め軽く、終点
近くで重くなる。
【0024】図3(a)、(b)、(c)、(d)に示
す第3実施例は、軸部3に形成した、連通路5a、5b
を、複数の細い貫通孔で形成した点が、上記第2実施例
と異なる。その他は、第2実施例と同じである。そし
て、ここでは、複数の貫通孔の束の一端を軸部3に形成
したノッチに連続させ、大きな開口10aとする。した
がって、この第3実施例のダンパは、図2に示す第2実
施例のダンパと同様に作用する。また、この第3実施例
のように、連通孔を複数の貫通孔で形成した場合、連通
孔aの断面積は、複数の連通孔の断面積の和である。し
たがって、連通孔5aの断面積の調整を、連通孔の数
で、調整することができる。
【0025】図4(a)、(b)、(c)、(d)、図
5に示す第4実施例は、軸部のノッチを形成しないで、
連通孔5a、5bの開口6a、7aを、羽部4a、4b
の付け根から離れたところに形成している点が、第2実
施例と異なるが、その他の構成は、第2実施例と同様で
ある。なお、図5は、軸部材2の軸方向の断面図であ
る。上記のように、1つの連通孔5aの両開口6a、7
aが、羽部4aから離れたところに位置するとともに、
ケーシング1の内周に形成した突起部11a、11bが
ノッチを備えていないため、軸部材2の回転範囲内にお
いて、連通路5aの両方の開口6a、7aが、突起部1
1b、11aによって、閉鎖されるタイミングがある。
【0026】すなわち、上記羽部4aが上記突起部11
aに突き当たった状態の、回転の始点から、図中の矢印
方向に回転した場合、図4(a)の状態では、開口7a
が、突起部11aによって閉鎖されている。つまり、連
通路5aは、オイル室Aとオイル室Bとを連通していな
い。そのため、軸部材2の回転にともなって高圧になる
オイル室B内部のオイルは、ケーシング1と軸部材2と
の摺動面からオイル室Aやオイル室Cへ流れる。しか
し、このときの流路抵抗は大きく、回転トルクは大きな
状態である。
【0027】さらに、回転が進んで、上記開口7aが、
上記突起部11aからはずれると、図4(b)のよう
に、オイル室Aとオイル室Bとが連通する。オイル室B
内のオイルは、連通路5aを介して、オイル室Aへ流れ
込む。このときの流路抵抗は小さいので、回転トルクは
小さくなる。そして、図4(c)の状態までは、連通孔
5aが、オイル室Bとオイル室Aとを連通させているの
で、小さなトルクで回転する。
【0028】この状態から、さらに軸部材2が矢印方向
へ回転すると、回転方向先端側の開口6aが、突起部1
1bと重なり、その開口面積が徐々に減少する。そこ
で、オイル室Bからオイル室Aへの流路抵抗が徐々に増
加して、回転トルクは大きくなる。図4(d)のよう
に、上記開口6aが、完全に突起部11bで閉鎖される
と、流路抵抗は最大となり、回転トルクも最大となる。
なお、もう一方の連通路5bも、上記連通路5aと同様
に作用し、オイル室Dからオイル室Cへの流路を形成し
たり、遮断したりする。
【0029】つまり、この第4実施例のダンパは、羽部
4a、4bが突起部11aと11bとの間で移動する範
囲内において、その始点と終点との両時点において、回
転トルクが大きくなるダンパである。このようなダンパ
は、例えば、トイレの便座および便蓋などに用いると便
利である。便座および便蓋を持ち上げて、手を離した状
態では、回転トルクが大きくなっているので、便座およ
び便蓋が自立して下がってくることがない。また、下ろ
す時に、途中で手を離しても、下端に近づいたところか
ら、回転トルクが大きくなって、ゆっくり落ちるので、
ばたんと落ちてしまうことがない。上記のようにして、
便座、便蓋を最上位置に持ち上げたとき、その状態が、
直立もしくはこれを少し越えた状態であれば、上記便
座、便蓋は、完全に自立し、手を離しても落ちてくるこ
とはない。この状態から、多少、手で下降方向に押すこ
とによって、高トルク状態を脱し、下降回転が始まるこ
とになる。
【0030】上記第4実施例も、他の実施例と同様に、
連通孔5a、5bの断面積を変更するだけで、回転トル
クを調整することができるので、全てを型成型する場合
と比べて、トルクの調整が、簡単である。また、型成形
する部分の形状が単純なので、複雑な型を作る必要もな
い。また、図5は、図4(b)のV-V線断面図である。
この図に示すように、上記ダンパは、ケーシング1内に
軸部材2を組み込み、キャップ12で、ケーシングの開
口を塞いでいる。このように、ケーシング1内に軸部材
2を組み込んだ構成は、第1〜第3実施例のダンパも全
て同様である。なお、図中Rは、Oリングである。
【0031】上記図5に示すように、第4実施例の連通
路5a、5bの断面形状は円であるが、連通路の断面形
状は、円に限らない。例えば、図6(a)〜(d)に示
すように、様々な形状にすることができる。図6におい
て、矢印方向が、軸部材2の回転方向とすれば、図6
(a)のような横長の長方形の場合には、軸部材2の回
転角に対する、断面積、すなわち流路抵抗の、変化率が
大きくなる。また、図6(b)のように縦長の開口の場
合には、上記(a)とは反対に、流路抵抗の変化率が小
さくなるとともに、変化している区間が長くなる。図6
(c)、(d)のような三角形の場合には、回転にとも
なって、流路抵抗の変化率も変化することになる。
【0032】このように、連通路の断面形状を変更する
ことにより、流路抵抗の変化率を変更することができ
る。ただし、断面形状が円の場合には、ドリルによって
孔を空けることができるので、加工が簡単である。ま
た、上記第1〜第4実施例では、連通路5a、5bを、
軸部材2の羽部4a、4bによって、区画される両側の
オイル室AとB間、オイル室CとD間を連通させる通路
とした。しかし、ケーシング1の突起部によって区画さ
れたオイル室BとC間、オイル室DとA間を連通させる
連通路を形成しても、ダンパ機能は得られる。
【0033】例えば、図7(a)、(b)、(c)、
(d)に示す第5実施例は、連通路5aを、羽部4a、
4bで区画されたオイル室間に設けていない。この点
が、図4に示す第4実施例と異なるが、その他は、上記
第4実施例と同じである。つまり、図7(a)、
(b)、(c)の状態で、連通路5aが、高圧側のオイ
ル室Dと低圧側のオイル室Aとを連通させている。ま
た、もう一方の連通路5bは、高圧のオイル室Bと低圧
のオイル室Cとを連通させている。そのため、図7
(a)→(b)→(c)の間は、軸部材2は、低トルク
で回転する。そして、図7(d)の状態では、連通路5
aの開口7aが突起部11aに、また、連通路5bの開
口7bが、突起部11bによってふさがれる。そのた
め、軸部材2の回転は、高トルク回転となる。
【0034】また、上記第1から第4実施例では、一対
の羽部4a、4bを設けているが、羽部4aと4bのう
ちどちらか一方だけでも、上記実施例と同様の効果が得
られる。そして、羽部が1個の場合、ケーシングの突起
部も1個でよい。さらに、上記実施例では、ケーシング
の突起部が、羽部と突き当たることによって、軸部材の
回転範囲を限定していたが、軸部材2の回転範囲を規制
する必要が有る場合には、突起部とは別のストッパを設
けて、羽部の移動を停止させることもできる。このスト
ッパ機構は任意の構成によって達成することができる。
このように、連通路の特定の開口が、突起部によって閉
鎖される前に、ストッパによって回転を規制するように
すれば、第1〜第3実施例のように、突起部や軸部にノ
ッチを形成しなくても、一方の開口を常に開けておくこ
ともできる。
【0035】図8(a)、(b)、(c)、(d)に、
示す第6実施例は、軸部3に、羽部4aを1個だけ形成
し、ケーシング1にも、突起部11aを1個だけ、形成
したものである。そして、軸部3には、2本の連通路5
a、5bを貫通させている。その他、上記第4実施例と
同様の構成要素には、第4実施例と同じ符号を付けてい
る。ただし、羽部が1個なので、この羽部4aによっ
て、区画されるオイル室は、室A,Bの2個だけであ
る。そして、他の実施例同様に、軸部材2が、矢印方向
へ回転したときの、状態を図8(a)〜(d)に順に示
している。
【0036】図8(a)の時、連通路5aが、オイル室
AとBとを連通させている。この状態から、図8(b)
までの間は、軸部材2は、低トルクで回転する。図8
(b)の状態では、連通路5aの開口7aが、突起部1
1aに重なる寸前なので、この状態から、さらに矢印方
向へ軸部材2が回転すると、上記開口7aが、上記突起
部11aに重なって閉鎖されるので、高トルク回転領域
となる。この高トルク回転領域、すなわち、オイル室A
とBとの間の連通路が遮断された状態は、図8(c)の
状態まで続く。さらに、軸部材2が回転すると、図8
(d)のように、今度は、連通路5bの開口6bが、オ
イル室A内で開口し、連通路5bによって、オイル室A
とBとが連通する。したがって、軸部材1は低トルク回
転となる。この低トルク回転領域は、上記連通路5bの
回転方向後方の開口7bが、突起部11aで、ふさがれ
るまで続く。すなわち、この第6実施例のダンパは、図
8(a)→(b)→(c)→(d)の状態で、低トルク
→低トルク→高トルク→低トルクとなる。
【0037】以上のように、この発明のダンパによれ
ば、連通路の断面積を調整することによって、回転トル
ク大きさの調整ができるとともに、連通路の数や両端の
開口位置などによって、高トルクにするタイミングを様
々に設定することができる。
【0038】
【発明の効果】第1〜第5の発明によれば、単純な構成
で、再現性良く、任意の設定トルクを実現できるダンパ
が得られる。第2の発明によれば、軸部材の回転範囲内
において、1箇所だけ、他の回転範囲と比べて回転トル
クを重くした範囲を設けることができる。このようなダ
ンパは、例えば、ピアノの鍵盤蓋などに用いて、その高
トルク領域を蓋が閉まりかけるところに対応させれば、
蓋から手を離しても、自重によって、蓋が勢いよく閉ま
ってしまうことを防止できる。
【0039】第3の発明によれば、軸部材の回転範囲内
において、高トルク領域を2箇所設定することができ
る。例えば、蓋などを全開にしたとき、蓋が自立するこ
とができるとともに、その蓋を閉める際にも、最後に、
ばたんと落ちてしまうことが無いようにできる。第4の
発明によれば、回転の始点や終点に高トルク領域を設定
することができる。
【0040】第5の発明によれば、オイルの流路断面積
を、連通路の数によって、制御することができる。例え
ば連通路の本数によって、流路断面積を調整するように
すれば、個々の連通路の径を全て同じにすることもでき
る。その場合には、ドリルなどの孔開け工具の大きさを
変えないで、様々な流路断面積に対応できる。第6の発
明によれば、成形型を変更しないで、トルクの変更がで
きるので、任意のトルクを備えたダンパを低コストで製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のダンパの断面図であり、軸部材が
回転する状態を(a)→(b)→(c)→(d)の順に
示したものである。そして、(d)は、連通路が、遮断
された状態である。
【図2】第2実施例のダンパの断面図であり、軸部材が
回転する状態を(a)→(b)→(c)→(d)の順に
示したものである。そして、(d)は、連通路が、遮断
された状態である。
【図3】第3実施例のダンパの断面図であり、軸部材が
回転する状態を(a)→(b)→(c)→(d)の順に
示したものである。そして、(d)は、連通路が、遮断
された状態である。
【図4】第4実施例のダンパの断面図であり、軸部材が
回転する状態を(a)→(b)→(c)→(d)の順に
示したものである。そして、(a)、(d)は、連通路
が、遮断された状態である。
【図5】図4(b)のV-V線断面図である。
【図6】(a)〜(d)は、それぞれ、連通路の断面形
状の例を示した図である。
【図7】第5実施例のダンパの断面図であり、軸部材が
回転する状態を(a)→(b)→(c)→(d)の順に
示したものである。そして、(d)は、連通路が、遮断
された状態である。
【図8】第6実施例のダンパの断面図であり、軸部材が
回転する状態を(a)→(b)→(c)→(d)の順に
示したものである。そして、(b)→(c)は、連通路
が、遮断された状態である。
【図9】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 軸部材 3 軸部 4a,4b 羽部 5a,5b 連通路 6a,6b 開口 7a,7b 開口 10a,10b 開口 8a,8b 突起部 11a,11b 突起部 A,B,C,D オイル室

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部と、この軸部の外周に形成した羽部
    とを備えた軸部材と、この軸部材を相対回転可能に組み
    込んだ円筒形のケーシングと、上記軸部材外周と、上記
    ケーシング内周との間に形成したオイル室とからなり、
    上記ケーシングの内周には、上記軸部外周に摺動する突
    起部を形成し、上記軸部には、上記羽部と上記突起部に
    よって囲まれたオイル室のうち隣り合う一対のオイル室
    間を連通可能にする連通路を貫通させ、さらに、上記軸
    部材の相対回転範囲内において、上記連通路の少なくと
    も一方の開口が、上記ケーシングの突起部によって閉鎖
    される構成にしたダンパ。
  2. 【請求項2】 軸部材の相対回転範囲内において、連通
    路の一方の開口を、常にオイル室に開口している位置に
    形成したことを特徴とする請求項1に記載のダンパ。
  3. 【請求項3】 軸部材の相対回転範囲内において、ケー
    シングの突起部が、連通路両端の開口を別々に閉鎖する
    構成にした1に記載のダンパ。
  4. 【請求項4】 軸部材の相対回転の始点と終点のいずれ
    か一方または両時点において、ケーシングの突起部が連
    通路の開口を閉鎖する構成にした請求項1〜3のいずれ
    か1に記載のダンパ。
  5. 【請求項5】 隣り合う一対のオイル室間に複数の連通
    路を形成したことを特徴とする請求項1〜4に記載のダ
    ンパ。
  6. 【請求項6】 型成型した筒状のケーシングと、羽部を
    備えた軸部材とを型成形し、その後に、孔開け工具によ
    って軸部材に連通孔を貫通させ、上記ケーシング内に、
    上記軸部材を組み込むダンパの製造方法。
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