JP2016148442A - 流体ダンパ装置およびダンパ付き機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷が発生する方向に回転軸を回転させた際に流体がケースと回転軸との間から流体が漏れることを容易に抑制することのできる流体ダンパ装置および該流体ダンパ装置を備えたダンパ付き機器を提供すること。【解決手段】流体ダンパ装置10において、仕切り用凸部23の径方向内側端部231には、軸線L方向に延在する第1リブ15が形成されている。このため、流体ダンパ装置10を組み立てる際、回転軸40の外周面410と仕切り用凸部23との間隔に応じて第1リブ15が適正に潰される。従って、回転軸40の外周面410と仕切り用凸部23との間を確実に詰めることができる。それ故、回転軸40の外周面410と仕切り用凸部23との間で流体が漏れることを容易に抑制することができる。【選択図】図5

Description

本発明は、ケースと回転軸との間に流体が充填された流体ダンパ装置およびダンパ付き機器に関するものである。
ケースと回転軸との間にオイル等の流体が充填された流体ダンパ装置では、回転軸の外周側に弁体が支持され、ケースの円筒状の胴部では、径方向内側に仕切り用凸部が突出している。かかる流体ダンパ装置において、回転軸が一方方向に回転すると、弁体と仕切り用凸部との間で流体が圧縮されようとするので、回転軸に負荷が加わる(特許文献1参照)。
特開2010−151306号公報
特許文献1に記載の流体ダンパ装置においては、ケースの仕切り用凸部と回転軸の外周面との間に隙間が発生していると、流体が漏れてしまい、十分な負荷が得られない。そこで、ケースや回転軸の寸法精度を高めて流体が漏れることを防止しようとしているが、仕切り用凸部と回転軸の外周面との間との間を十分に詰めることが困難である。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、負荷が発生する方向に回転軸を回転させた際に流体がケースと回転軸との間から流体が漏れることを容易に抑制することのできる流体ダンパ装置および該流体ダンパ装置を備えたダンパ付き機器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る流体ダンパ装置は、回転軸と、該回転軸の外周側に支持された弁体と、前記回転軸の周りを囲む円筒状の胴部、および該胴部から径方向内側に突出した仕切り用凸部を備えたケースと、前記ケース内に充填された流体と、を有し、前記仕切り用凸部の径方向内側端部では、前記回転軸の外周面に向けて突出して当該外周面に接する第1リブが軸線方向に延在していることを特徴とする。
本発明では、仕切り用凸部の径方向内側端部には、軸線方向に延在する第1リブが形成されているため、流体ダンパ装置を組み立てる際、回転軸の外周面と仕切り用凸部との間隔に応じて第1リブが適正に潰される。従って、回転軸の外周面と仕切り用凸部との間を確実に詰めることができる。それ故、負荷が発生する方向に回転軸を回転させた際、回転軸の外周面と仕切り用凸部の径方向内側端部との間から流体が漏れることを容易に抑制することができる。
本発明において、前記第1リブは、該第1リブの突出方向における先端側が前記回転軸の外周面に沿う円弧面になっていることが好ましい。すなわち、流体ダンパ装置を組み立てる際、第1リブは、回転軸の外周面に押圧されて潰されていることが好ましい。かかる構成によれば、第1リブは適正な高さ(突出寸法)となる。従って、回転軸の外周面と仕切り用凸部との間を軸線方向の全体にわたって確実に詰めることができる。それ故、負荷が発生する方向に回転軸を回転させた際、回転軸の外周面と仕切り用凸部との間から流体が漏れることを容易に抑制することができる。
本発明において、前記仕切り用凸部および前記弁体は各々、周方向の複数の個所に設けられていることが好ましい。かかる構成の場合、ケース内部が周方向で複数に区切られることになるため、大きな負荷を発生させることができる。一方、仕切り用凸部を複数設けると、その分、回転軸の外周面と仕切り用凸部の径方向内側端部との間から流体が漏れる箇所が増えることになるが、本発明によれば、かかる漏れを容易に抑制することができるため、ケース内部を周方向で複数に区切ることの不利益を解消することができる。
本発明において、前記ケースは、前記回転軸の軸線方向の一方側の端面に対向する底壁を備え、前記仕切り用凸部および前記第1リブは、前記底壁と繋がっていることが好ましい。かかる構成によれば、仕切り用凸部と底壁との間での流体の漏れを確実に抑制することができる。
本発明において、前記回転軸の前記端面では、前記底壁に向けて突出して当該底壁に接する第2リブが径方向に延在していることが好ましい。かかる構成によれば、流体ダンパ装置を組み立てる際、回転軸と底壁との間隔に応じて第2リブが適正に潰される。従って、回転軸と底壁との間を確実に詰めることができる。それ故、負荷が発生する方向に回転軸を回転させた際、回転軸と底壁との間から流体が漏れることを容易に抑制することができる。
本発明において、前記回転軸は、前記仕切り用凸部に軸線方向の他方側の端部に対向するフランジ部を備え、前記仕切り用凸部の前記端部では、前記フランジ部に向けて突出して当該フランジ部に接する第3リブが径方向に延在していることが好ましい。かかる構成によれば、流体ダンパ装置を組み立てる際、仕切り用凸部とフランジ部との間隔に応じて第3リブが適正に潰される。従って、仕切り用凸部とフランジ部との間を確実に詰めることができる。それ故、負荷が発生する方向に回転軸を回転させた際、仕切り用凸部の端部とフランジ部との間から流体が漏れることを容易に抑制することができる。
本発明に係る流体ダンパ装置を備えたダンパ付き機器では、例えば、前記回転軸には、機器本体に対して回転移動する開閉部材が取り付けられている構成を採用することができる。
本発明において、前記開閉部材は、洋式便器の便座である。
本発明では、仕切り用凸部の径方向内側端部には、軸線方向に延在する第1リブが形成されているため、流体ダンパ装置を組み立てる際、回転軸の外周面と仕切り用凸部との間隔に応じて第1リブが適正に潰される従って、回転軸の外周面と仕切り用凸部の径方向内側端部との間を確実に詰めることができる。それ故、負荷が発生する方向に回転軸を回転させた際、回転軸の外周面と仕切り用凸部の径方向内側端部との間から流体が漏れることを容易に抑制することができる。
本発明を適用した流体ダンパ装置が搭載された洋式便器を備えた洋式トイレユニットの説明図である。 本発明を適用した流体ダンパ装置の斜視図である。 本発明を適用した流体ダンパ装置の横断面図である。 本発明を適用した流体ダンパ装置の縦断面図である。 本発明を適用した流体ダンパ装置を構成する部材を軸線L方向の他方側からみた説明図である。 本発明を適用した流体ダンパ装置の弁体等を軸線方向の他方側からみた斜視図である。 本発明を適用した流体ダンパ装置に周り止め処理を施した後の側面図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、ロータ30において、回転軸40の中心軸が延在する方向を軸線L方向とし、軸線L方向において、回転軸40がケース20から突出している側とは反対側を一方側L1とし、回転軸40がケース20から突出している側を他方側L2として説明する。
(ダンパ付き機器および流体ダンパ装置10の全体構成)
図1は、本発明を適用した流体ダンパ装置10が搭載された洋式便器1を備えた洋式トイレユニット100の説明図である。図2は、本発明を適用した流体ダンパ装置10の斜視図であり、図2(a)、(b)は各々、流体ダンパ装置10を軸線L方向の他方側L2からみた斜視図、および流体ダンパ装置10を軸線L方向の一方側L1からみた斜視図である。
図1に示す洋式トイレユニット100は、洋式便器1(ダンパ付き機器)および水タンク3を備えている。洋式便器1は、便器本体2(機器本体)、樹脂製の便座5(開閉部材)、樹脂製の便蓋6(開閉部材)、およびユニットカバー7等を備えている。ユニットカバー7の内部には、後述する流体ダンパ装置10が弁座用および弁蓋用として内蔵されており、便座5および便蓋6は各々、流体ダンパ装置10を介して便器本体2に連結されている。ここで、便座5に連結された流体ダンパ装置10、および便蓋6に連結された流体ダンパ装置10としては、同一構成のものを用いることができるので、以下の説明では、便座5に連結された流体ダンパ装置10を中心に説明する。
図2に示すように、流体ダンパ装置10は、一方側L1に円柱状の流体ダンパ装置本体10aを有している。流体ダンパ装置本体10aから他方側L2には軸状の連結部10b(出力軸)が突出しており、連結部10bは、便座5に連結される。かかる流体ダンパ装置10は、起立している便座5が便器本体2に被さるように倒れようとする際、それに抗する力(負荷)を発生させ、便座5が倒れる速度を低下させる。連結部10bは、相対向する面が平坦面10cになっており、かかる平坦面10cによって、連結部10bに対する便座5の空周りが防止されている。
(流体ダンパ装置10の全体構成)
図3は、本発明を適用した流体ダンパ装置10の横断面図であり、図3(a)、(b)、(c)は、弁体50を通る位置で軸線Lに沿う面で流体ダンパ装置10を切断したときの断面図、仕切り用凸部23を通る位置で軸線Lに沿う面で流体ダンパ装置10を切断したときの断面図、およびカバー60付近を拡大して示す断面図である。図4は、本発明を適用した流体ダンパ装置10の縦断面図であり、図4(a)、(b)、(c)は、弁体50を通る位置で軸線Lに直交する面で流体ダンパ装置10を切断したときの断面図、仕切り用凸部23の第1リブ15を通る位置で軸線Lに直交する面で仕切り用凸部23を切断したときの断面図、および軸線Lに直交する面で第1リブ15を切断したときの断面図である。図5は、本発明を適用した流体ダンパ装置10を構成する部材を軸線L方向の他方側L2からみた説明図であり、図5(a)、(b)、(c)は各々、ケース20からカバー60を外した状態を軸線L方向の他方側L2からみた分解斜視図、ケース20から回転軸40等を外した状態を軸線L方向の他方側L2からみた分解斜視図、およびケース20を軸線L方向の他方側L2からみた斜視図である。図6は、本発明を適用した流体ダンパ装置10の弁体50等を軸線L方向の一方側L1からみた斜視図である。
図3、図4および図5に示すように、流体ダンパ装置10は、一方側L1に底壁21を備えた筒状のケース20と、一方側L1がケース20の内側に配置されたロータ30と、他方側L2でケース20の開口29を塞ぐ円環状のカバー60とを有している。本形態において、ケース20およびカバー60はいずれも、樹脂成形品である。
ケース20は、底壁21の外周縁から他方側L2に向けて延在する円筒状の胴部22を有している。胴部22は、周方向において内径が同一である。ケース20において、底壁21の中央には、一方側L1に凹んでロータ30の回転軸40の一方側L1の端部49を回転可能に支持する円形の凹部210が形成されている。
胴部22の内周面220から径方向内側には、2つの仕切り用凸部23が突出している。2つの仕切り用凸部23は、周方向で180°ずれた角度位置に形成されている。本形態において、2つの仕切り用凸部23はいずれも、一方側L1の端部が底壁21と繋がっている。仕切り用凸部23は、断面台形形状であり、径方向外側から内側に向かって周方向の寸法(厚さ)が薄くなっている。
ロータ30は、軸線L方向の一方側L1がケース20の内側に配置された回転軸40と、回転軸40の外周面側に保持された弁体50とを備えている。回転軸40は、樹脂製であり、ケース20の内側に位置する丸棒状の第1軸部41と、第1軸部41よりも他方側L2で延在する第2軸部42とを有している。第1軸部41は、回転軸40の一方側L1の端部49より外径が大であり、第2軸部42は、第1軸部41より外径が大である。なお、第2軸部42は、第1軸部41より外径が小であってもよい。
回転軸40において、第1軸部41と第2軸部42との間には、第1軸部41に対して他方側L2で隣接する円形の第1フランジ部43と、第1フランジ部43に対して所定の間隔をあけて他方側L2で対向する円形の第2フランジ部44とが形成されている。このため、第1フランジ部43と第2フランジ部44との間には環状の周溝45が形成されている。従って、周溝45にOリング70を装着して回転軸40の第1軸部41をケース20の内側に挿入すれば、Oリング70がケース20の胴部22の内周面220のうち、一方側L1に位置する部分229に圧縮された状態で当接し、ケース20と回転軸40とに挟まれた空間が密閉される。また、ケース20の内部には、底壁21と、第1軸部41において他方側L2で対向する第1フランジ部43とによって区画された空間がダンパ室11として密閉される。その際、ダンパ室11にはオイル等の流体12(粘性流体)が充填される。
その後、カバー60を回転軸40の第2軸部42とケース20の胴部22との間に差し込み、カバー60を固定すれば、流体ダンパ装置10が構成される。その際、カバー60と回転軸40の第2フランジ部44との間には、円環状のワッシャ75が配置される。
この状態で、回転軸40の一方側L1の端部49は、ケース20の底壁21の凹部210に回転可能に支持されているとともに、第2軸部42がカバー60の穴61の内側で回転可能に支持される。また、第2軸部42の一部がカバー60の穴61を貫通し、連結部10bが構成される。
(ダンパ室11内の詳細構成)
図3および図4に示すように、ダンパ室11において、ケース20の2つの仕切り用凸部23の径方向内側端部231は、回転軸40の第1軸部41の外周面410に接する。
図3、図4、図5および図6に示すように、回転軸40の第1軸部41の外周面410
において、周方向で180°ずれた2箇所には、径方向外側に突出した弁体支持用凸部46が形成されており、かかる2つの弁体支持用凸部46の各々には、弁体50が支持されている。2つの弁体支持用凸部46はいずれも、回転軸40の一方側L1の端部から第1フランジ部43まで軸線L方向に延在しており、2つの弁体支持用凸部46はいずれも、他方側L2の端部が第1フランジ部43と繋がっている。
弁体支持用凸部46には、径方向外側に突出した第1凸部461と、第1凸部461に対して第2方向Bで隣り合う位置で径方向外側に突出する第2凸部462とが形成されており、第1凸部461と第2凸部462との間に弁体支持溝460が形成されている。第1凸部461および第2凸部462はいずれも、他方側L2の端部が第1フランジ部43と繋がっている。
弁体支持溝460は、内周面が約180°を超える角度範囲にわたって湾曲した円弧状になっており、弁体支持溝460には弁体50が支持されている。本形態において、第2凸部462は、第1凸部461より周方向の幅が広い。また、第1凸部461の先端部は、第2凸部462の先端部より径方向内側に位置する。また、弁体支持用凸部46は、周方向の幅が径方向外側より径方向内側で狭くなっている。
弁体50は、弁体支持溝460において軸線Lと平行な軸線周りに回転可能に支持された断面略円形の基部51と、基部51から径方向外側に突出して第1凸部461に被さるように第1方向Aに向けて傾いた断面凸状の先端部52とを備えており、先端部52の径方向外側部分は、第1凸部461および第2凸部462より径方向外側に位置する。
弁体50は弁体支持用凸部46と同様、軸線L方向に延在しており、弁体50の他方側L2の端部56は、第1フランジ部43と接している。従って、弁体50と第1フランジ部43との間に隙間がほとんど空いていないので、弁体50と第1フランジ部43との間を流体12が通過しないようになっている。これに対して、弁体50の一方側L1の端部57は、弁体支持用凸部46の一方側L1の端部よりわずかに他方側L2に位置する。このため、弁体50に対して一方側L1では、弁体50の端部57とケース20の底壁21との間にはわずかな隙間が空いている。従って、流体12は、隙間を通ってわずかに通過することができる。
(ダンパ室11内での軸線L方向での密閉構造)
図3および図4において、仕切り用凸部23の径方向内側端部231と回転軸40の第1軸部41の外周面410との間に隙間が存在することがある。但し、仕切り用凸部23の径方向内側端部231には第1リブ15(図4および図5(b)、(c)参照)が形成されており、第1リブ15は、回転軸40の第1軸部41の外周面410に接している。第1リブ15は、仕切り用凸部23の径方向内側端部231において軸線L方向に延在している。また、第1リブ15は、仕切り用凸部23の径方向内側端部231の軸線L方向の全体にわたって形成されており、底壁21と繋がっている。
第1リブ15は、流体ダンパ装置10を構成した際、仕切り用凸部23の径方向内側端部231と第1軸部41の外周面410との隙間に対応する状態にまで押し潰される。このため、第1リブ15は、第1リブ15の突出方向における先端側が回転軸40の第1軸部41の外周面410に沿う円弧面150になっている。
すなわち、第1リブ15は、例えば、図4(c)に一点鎖線で示すように、先端側が断面三角形に形成されているが、流体ダンパ装置10を組み立てる際、第1リブ15の先端側は、第1軸部41の外周面410に押圧されて潰され、回転軸40の第1軸部41の外周面410に沿う円弧面150になっている。このため、仕切り用凸部23の径方向内側
端部231と第1軸部41の外周面410との間を流体12が通過しないようになっている。
次に、図3および図6に示すように、第1軸部41の一方側L1の端面417と、弁体支持用凸部46の一方側L1の端部467とは連続した面を構成し、底壁21と軸線L方向で対向している。ここで、第1軸部41の端面417および弁体支持用凸部46の端部467と、ケース20の底壁21との間に隙間が存在することがあるが、第1軸部41の一方側L1の端面417および弁体支持用凸部46の一方側L1の端部467には、径方向に延在する第2リブ16(図6参照)が形成されている。かかる第2リブ16は、流体ダンパ装置10を構成した際、第1軸部41の端面417や弁体支持用凸部46の端部467とケース20の底壁21と隙間に対応する状態にまで押し潰される。このため、第1軸部41の端面417と底壁21との間、および弁体支持用凸部46の端面417と底壁21との間を流体12が通過しないようになっている。
また、図3において、仕切り用凸部23の他方側L2の端部236と回転軸40の第1フランジ部43との間にはわずかな隙間が存在することがあるが、仕切り用凸部23の他方側L2の端部236には、径方向に延在する第3リブ17(図5(b)、(c))が形成されている。かかる第3リブ17は、流体ダンパ装置10を構成した際、仕切り用凸部23の端部236と回転軸40の第1フランジ部43との隙間に対応する状態にまで押し潰される。このため、仕切り用凸部23の端部236と回転軸40の第1フランジ部43との間を流体12が通過しないようになっている。
(ケース20に対するカバー60の固定構造)
図7は、本発明を適用した流体ダンパ装置10に周り止め処理を施した後の側面図であり、図7(a)、(b)は、周り止め処理として接着処理を行った場合の側面図、および周り止め処理として加締処理を行った場合の側面図である。
図3および図5に示すように、本形態の流体ダンパ装置10において、ケース20にカバー60を固定するにあたっては、カバー60の外周面62に形成された雄ねじ66と、ケース20の内周面220のうち、開口29に隣接する部分228に形成された雌ねじ226とを利用する。また、ケース20の内周面220では、他方側L2に位置する部分228(雌ねじ226が形成されている部分)の内径が、一方側L1に位置する部分229の内径より大であり、他方側L2に位置する部分228と一方側L1に位置する部分229との間には、他方側L2に向く環状の段部227が形成されている。このため、本形態では、カバー60をケース20に固定した際、カバー60が段部227に当接することによって、カバー60のケース20内への押し込み量が制御されている。
かかる構成によれば、カバー60とケース20との固定強度が高く、カバー60をケース20に適正に固定することができる。従って、ダンパ室11内の圧力が過度に高まった際でも、カバー60が外側に押し出されるという事態が発生しにくい。また、カバー60の寸法がばらついても、カバー60のケース20内への押し込み量が変動しにくいので、カバー60をケース20に適正に固定することができる。このため、カバー60のケース20内への押し込み量が変動してダンパ室11内の容積が変動するという事態が発生しにくいので、ダンパ性能がばらつきにくい。また、ケース20の内周面220には、雌ねじ226に対して軸線L方向の一方側L1で隣り合う位置にカバー60に当接する段部227が形成されているため、カバー60のケース20内への押し込み量を安定させることができる。
本形態において、カバー60では、軸線L方向において外径が最大となっている部分は、雄ねじ66が形成されている部分である。より具体的には、カバー60は、軸線L方向
の全体にわたって外径が一定であり、カバー60の外周面62には、軸線L方向の全体にわたって雄ねじ66が形成されている。このため、カバー60の全体をケース20にねじ止めでき、カバー60をケース20にねじ止めした状態で、カバー60は、全体がケース20内に位置する。従って、流体ダンパ装置10の軸線L方向の寸法を小型化することができる。また、カバー60の全体をケース20にねじ止めできるので、カバー60をケース20に強固に固定することができる。
カバー60の他方側L2の端面63には、周方向の複数個所に凹部64が形成されている。本形態では、カバー60の他方側L2の端面63の内周縁には、周方向の3個所に凹部64が形成されており、かかる凹部64は、カバー60をねじ込む際、治具(図示)を係合させて、カバー60を回転させる。
このように構成したケース20およびカバー60は樹脂成形品である。このため、ケース20を成形する際、雌ねじ226等が同時に形成され、カバー60を成形する際、雄ねじ66および凹部64は同時に形成される。それ故、流体ダンパ装置10のコストを低減することができる。また、雄ねじ66を切削等によって形成した場合と違って、カバー60の他方側L2の端面には、外周縁に沿って連続して延在する環状の平面部を設けることができる。このため、カバー60の環状の平面部をケース20の環状の段部227に当接させることができるので、カバー60のケース20内への押し込み量を適正に制御することができる。なお、ケース20の外周面のうち、雌ねじ226と径方向で重なる部分には、開口29側を小径とする方向に傾いたテーパ面が形成されていることが好ましく、かかる構成によれば、樹脂成形用の金型とケース20とを分離する際の抜きテーパとして利用することができる。従って、金型とケース20とを分離する際、ケース20において雌ねじ226が形成されている部分に大きな応力が加わりにくいので、雌ねじ226が変形しにくい。
本形態において、カバー60とケース20との間には、周り止め処理が施されている。かかる周り止め処理としては、例えば、接着処理や加締め処理等が利用される。このため、回転軸40が回転した際、カバー60が回転してケース20に対する固定が緩むことを防止することができる。
周り止め処理として、接着処理を利用する際には、カバー60の雄ねじ66、およびケース20の雌ねじ226の少なくとも一方に嫌気性接着剤等を塗布しておき、その後、カバー60をケース20にねじ込む。かかる構成によれば、図7(a)に示すように、流体ダンパ装置10が完成した後、カバー60の全体がケース20の内部に位置するため、ケース20から他方側L2にカバー60が一切突出しない構造となる。
これに対して、周り止め処理として加締め処理を行う場合、例えば、ケース20の他方側L2の端部に加熱ヘッド等を当接させて塑性変形させ、ケース20の塑性変形した部分を雄ねじ66に食い込ませる。その際、ケース20の他方側L2の端部は、凹むことになるので、図7(b)に示すように、ケース20から他方側L2にカバー60の一部が突出し、カバー60の略全体がケース20の内部に位置することになる。
また、カバー60の雄ねじ66とケース20の雌ねじ226とを超音波溶着によって塑性変形させて、カバー60とケース20との間に周り止めを行ってもよい。
(動作)
図4に示すように、流体ダンパ装置10において、図1に示す便座5が起立姿勢から平伏姿勢に回転する閉動作の際、ロータ30(回転軸40)が軸線L周りに第1方向Aに回転する。このため、弁体50は、流体12から圧力を受けて回転し、先端部52が第2凸
部462の側に向けて移動する。その結果、先端部52の径方向外側部分は、ケース20の胴部22の内周面220に当接する。従って、弁体50および弁体支持用凸部46では、第2方向Bへの流体の移動が阻止される結果、ロータ30(回転軸40)には負荷(抗力)が加わる。このような場合でも、弁体50より一方側L1では、弁体50の端部57とケース20の底壁21との間にはわずかな隙間が空いている。従って、弁体50の一方側L1では、第2方向Bへの流体の移動がわずかに許容される。それ故、ロータ30(回転軸40)は、負荷が加わるものの、低速度での第1方向Aへの回転が許容される。
これに対して、図1に示す便座5が平伏姿勢から起立姿勢に回転する開動作の際、ロータ30(回転軸40)が軸線L周りに第2方向Bに回転する。このため、弁体50は、流体12から圧力を受けて回転し、先端部52が第1凸部461の側に向けて移動する。その結果、先端部52の径方向外側部分とケース20の胴部22の内周面との間には隙間があく。従って、弁体50および弁体支持用凸部46では、第1方向Aへの流体の移動が許容される結果、ロータ30(回転軸40)には負荷が加わらない。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の流体ダンパ装置10では、図5等を参照して説明したように、仕切り用凸部23の径方向内側端部231には、軸線L方向に延在する第1リブ15が形成されているため、流体ダンパ装置10を組み立てる際、回転軸40の外周面410と仕切り用凸部23との間隔に応じて第1リブ15が適正に潰される。従って、回転軸40の外周面410と仕切り用凸部23との間を確実に詰めることができる。それ故、負荷が発生する方向に回転軸40を回転させた際、回転軸40の外周面410と仕切り用凸部230との間から流体12が漏れることを容易に抑制することができる。
また、第1リブ15は、第1リブ15の突出方向における先端側が回転軸40の外周面410に沿う円弧面150になっている。すなわち、流体ダンパ装置10を組み立てる際、第1リブ15は、回転軸40の外周面410に押圧されて潰されて、適正な高さ(突出寸法)になっている。従って、回転軸40の外周面410と仕切り用凸部23との間を軸線L方向の全体にわたって確実に詰めることができる。それ故、負荷が発生する方向に回転軸40を回転させた際、回転軸40の外周面410と仕切り用凸部230との間から流体12が漏れることを容易に抑制することができる。
また、流体ダンパ装置10は、仕切り用凸部23および弁体50が各々、周方向の2個所に設けられているため、大きな負荷を発生させることができる。この場合、回転軸40の外周面410と仕切り用凸部23の径方向内側端部231との間から流体12が漏れる箇所が増えることになるが、本形態では、第1リブ15によって、かかる漏れを容易に抑制することができる。このため、ケース20内部を周方向で複数に区切ることの不利益を解消することができる。
また、仕切り用凸部23および第1リブ15は、底壁21と繋がっているため、仕切り用凸部23と底壁21との間での流体Lの漏れを確実に抑制することができる。
さらに、第1軸部41の一方側L1の端面417および弁体支持用凸部46の一方側L1の端部467には、径方向に延在する第2リブ16(図6参照)が形成され、かかる第2リブ16は、流体ダンパ装置10を構成した際、第1軸部41の端面417や弁体支持用凸部46の端部467とケース20の底壁21と隙間に対応する状態にまで押し潰される。このため、回転軸40と底壁21との間を第2リブ16によって詰めることができるため、回転軸40と底壁21との間から流体12が漏れることを容易に抑制することができる。また、仕切り用凸部23の他方側L2の端部236には、径方向に延在する第3リブ17(図5(b)、(c))が形成され、かかる第3リブ17は、流体ダンパ装置10
を構成した際、仕切り用凸部23の端部236と回転軸40の第1フランジ部43との隙間に対応する状態にまで押し潰される。このため、仕切り用凸部23の端部236と回転軸40の第1フランジ部43との間を第3リブ17によって詰めることができるため、仕切り用凸部23の端部236と回転軸40の第1フランジ部43との間から流体12が漏れることを容易に抑制することができる。
(他の実施の形態)
上記実施の形態では、便座5が連結される流体ダンパ装置10を例示したが、洗濯機(ダンパ付き機器)において、洗濯機本体(機器本体)に回転可能に取り付けられた蓋(開閉部材)等に連結される流体ダンパ装置10に本発明を適用してもよい。
1・・洋式便器(ダンパ付き機器)、2・・便器本体(機器本体)、5・・便座(開閉部材)、6・・便蓋(開閉部材)、10・・流体ダンパ装置、10a・・流体ダンパ装置本体、11・・ダンパ室、12・・流体、15・・第1リブ、16・・第2リブ、17・・第3リブ、20・・ケース、21・・底壁、22・・胴部、23・・仕切り用凸部、30・・ロータ、41・・第1軸部、42・・第2軸部、43・・第1フランジ部、44・・第2フランジ部、45・・周溝、46・・弁体支持用凸部、50・・弁体、51・・基部、52・・先端部、60・・カバー、61・・カバーの穴、62・・カバーの外周面、63・・カバーの端面、64・・カバーの凹部、66・・雄ねじ、100・・洋式トイレユニット、150・・円弧面、220・・内周面、226・・雌ねじ、227・・段部、231・・径方向内側端部、236・・仕切り用凸部の端部、410・・第1軸部の外周面、417・・第1軸部の端面、467・・弁体支持用凸部の端部、L・・軸線、L1・・一方側、L2・・他方側

Claims (8)

  1. 回転軸と、
    該回転軸の外周側に支持された弁体と、
    前記回転軸の周りを囲む円筒状の胴部、および該胴部から径方向内側に突出した仕切り用凸部を備えたケースと、
    前記ケース内に充填された流体と、
    を有し、
    前記仕切り用凸部の径方向内側端部では、前記回転軸の外周面に向けて突出して当該外周面に接する第1リブが軸線方向に延在していることを特徴とする流体ダンパ装置。
  2. 前記第1リブは、該第1リブの突出方向における先端側が前記回転軸の外周面に沿う円弧面になっていることを特徴とする請求項1に記載の流体ダンパ装置。
  3. 前記仕切り用凸部および前記弁体は各々、周方向の複数の個所に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の流体ダンパ装置。
  4. 前記ケースは、前記回転軸の軸線方向の一方側の端面に対向する底壁を備え、
    前記仕切り用凸部および前記第1リブは、前記底壁と繋がっていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の流体ダンパ装置。
  5. 前記回転軸の前記端面では、前記底壁に向けて突出して当該底壁に接する第2リブが径方向に延在していることを特徴とする請求項4に記載の流体ダンパ装置。
  6. 前記回転軸は、前記仕切り用凸部に軸線方向の他方側の端部に対向するフランジ部を備え、
    前記仕切り用凸部の前記端部では、前記フランジ部に向けて突出して当該フランジ部に接する第3リブが径方向に延在していることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の流体ダンパ装置。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の流体ダンパ装置を備えたダンパ付き機器であって、
    前記回転軸には、機器本体に対して回転移動する開閉部材が取り付けられていることを特徴とするダンパ付き機器。
  8. 前記開閉部材は、洋式便器の便座であることを特徴とする請求項7に記載のダンパ付き機器。
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