JP2001345988A - ファクシミリサーバ装置 - Google Patents

ファクシミリサーバ装置

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JP2001345988A
JP2001345988A JP2000165796A JP2000165796A JP2001345988A JP 2001345988 A JP2001345988 A JP 2001345988A JP 2000165796 A JP2000165796 A JP 2000165796A JP 2000165796 A JP2000165796 A JP 2000165796A JP 2001345988 A JP2001345988 A JP 2001345988A
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JP2000165796A
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Masafumi Eguchi
政史 江口
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 G3FAXとして受信した画データを、イン
ターネットFAXとして転送する場合において、転送先
の受信者が本当の発信元を容易に確認することができる
ように、転送することができるファクシミリサーバ装置
を提供すること。 【解決手段】 ファクシミリ受信した画データをインタ
ーネットFAXとして転送可能なファクシミリサーバ装
置において、転送時に、ファクシミリ受信時に取得した
発信元電話番号27を含む転送メッセージをインターネ
ットFAXのヘッダ24又は本文25に付加する手段を
備えたファクシミリサーバ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリサー
バ装置に関し、特に、G3FAX(ファクシミリ)、イ
ンターネットFAX等との通信機能を備えたファクシミ
リサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリサーバ装置は、PSTN
(公衆交換電話網)を通じてG3FAXとの通信機能を
有する他、メールサーバ、ルータ等が接続されたLAN
(ローカルエリアネットワーク)への接続機能を備え、
クライアントPC(パーソナルコンピュータ)との通信
機能を有することで、これをネットワークスキャナとし
て使用することもできる。さらに、インターネットを介
して電子メール(インターネットFAX)としての機能
やメールクライアントとの通信機能を有することもでき
る。
【0003】このファクシミリサーバ装置においては、
前記G3FAXから受信した画データを、インターネッ
トを介して前記メールクライアントにインターネットF
AXとして転送することができる。
【0004】ところが、上記インターネットFAXを受
信したメールクライアントにおいては、前記ファクシミ
リサーバ装置が発信元として認識され、すなわち、メー
ラー(電子メール送受信用クライアントソフト)におい
ては、前記ファクシミリサーバ装置を発信元として表示
するため、前記メールクライアントの受信者は、受信し
たインターネットFAXが、前記ファクシミリサーバ装
置により転送されたものであることが分からなかった。
【0005】このように前記メールクライアントにおい
て、本当の発信元が分からないために、前記メールクラ
イアントでの受信者は前記ファクシミリサーバ装置の使
用者に、本当の発信元を確認しなければならなかった。
或いは、前記ファクシミリサーバ装置の使用者が、転送
する際に、前記受信者となる者に本当の発信元をあらか
じめ連絡しなければならなかった。
【0006】また、自動転送機能を有するファクシミリ
サーバ装置においては、予め転送先として設定された前
記メールクライアントに受信した画データが自動転送さ
れる。したがって、このファクシミリサーバ装置におい
ては、使用者が途中に介在しないことから、前記メール
クライアントでの受信者が本当の発信元を確認すること
がさらに困難となることもあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題に
鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、G3F
AXとして受信した画データを、インターネットFAX
として転送する場合において、転送先の受信者が本当の
発信元を容易に確認することができるように、転送する
ことができるファクシミリサーバ装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のファクシミリサーバ装置は、ファク
シミリ受信した画データをインターネットFAXとして
転送可能なファクシミリサーバ装置において、転送時に
転送メッセージをインターネットFAXのヘッダ又は本
文に付加する手段を備えたことを特徴としている。
【0009】請求項2記載のファクシミリサーバ装置
は、請求項1記載のファクシミリサーバ装置において、
前記転送メッセージには、前記ファクシミリサーバ装置
がファクシミリ受信時に取得した発信元を特定する情報
が含まれることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
ファクシミリサーバ装置について、図面に基づいて説明
する。図1にこのファクシミリサーバ装置1の具体的な
構成例を示す。前記ファクシミリサーバ装置1は、CP
U(中央処理装置)2、RAM(ランダムアクセスメモ
リー)3、ROM(リードオンリーメモリー)4、スキ
ャナ5、プリンター6、NCU(ネットワークコントロ
ールユニット)7、モデム8、操作パネル9、コーデッ
ク10及びLANI/F11を備えたものであって、各
装置2乃至11は、通信可能にバス12によって接続さ
れている。
【0011】前記CPU2は、所定のプログラムに従っ
て、このファクシミリサーバ装置1を構成する各装置を
制御する。
【0012】前記RAM3は、例えば後述する転送先情
報テーブル、画データ、電話番号、アドレス等を予め記
憶するための記憶部として、或いは一時的に蓄積される
諸データ等の記憶部として機能する。
【0013】前記ROM4は、前記CPU2によりこの
ファクシミリサーバ装置1の各部の動作が制御されるた
めの各種プログラムを記憶している。
【0014】前記スキャナ5は、原稿を読み取る手段と
して設けられており、原稿の画像データを読み取って、
白黒2値に変換した画データを出力する。
【0015】前記プリンター6は、例えば電子写真方式
のものからなり、受信した画データを記録紙上に記録す
る。例えば、前記スキャナ5で読み取られた原稿の画デ
ータやファクシミリ受信した画データを、前記CPU2
の指示により、このプリンター6から印字出力する。
【0016】前記NCU7は、電話回線を制御して電話
をかけたり、電話を切ったりする回線網制御装置であ
り、PSTN(公衆交換電話網)15に接続されてい
る。
【0017】前記モデム8は、例えばITU−Tの勧告
V.34規格又はこれと同様のものに従った送受信デー
タの変調及び復調を行う。
【0018】前記操作パネル9は、例えば、このファク
シミリサーバ装置1の状態を表示するディスプレイ(例
えばタッチパネル機能を備えたLCD)9a、電話番号
を入力するためのテンキー9b、短縮番号から発信する
ための短縮キー9c、ワンタッチで送信先を指定するた
めのワンタッチキー9d、原稿の読取り動作を開始する
ためのスタートキー9e及び送信を開始するための送信
キー9fを備えている。
【0019】前記コーデック10は、複数のプロトコル
に対応して符号化(エンコード)・復号化(デコード)
するものである。すなわち、前記スキャナ5にて読み取
られた画データを送信のためにMH、MR、MMR方式
等により符号化し、受信した画データを復号化する。ま
た、コンピュータで使用される一般的に使われている画
像フォーマットであるTIFF(Tagged Image File
Format)形式にも対応して符号化、復号化することも
できる。なお、TIFFの仕様は、米国AdobeSystem社
によって公開されており、名称の通り、ファイル内のデ
ータ・ブロックにタグを使用してデータを表現され、タ
グを使用することにより解像度や色数の異なる複数の画
データを同時に格納することができる。
【0020】前記LANI/F11は、LAN(ローカ
ルエリアネットワーク)14とのインターフェイスを備
えており、このLAN14と本ファクシミリサーバ装置
1とを通信可能に接続している。
【0021】また、本ファクシミリサーバ装置1は、F
コード通信機能を有している。Fコード通信とは、IT
U−T(国際電気通信連合)の規格にしたがって、サブ
アドレスやパスワードを利用して通信する機能である。
本ファクシミリサーバ装置1は、このFコード通信機能
を利用して、他のFコード通信機能を有するファクシミ
リ等から受信した画データを、予め設定された転送先に
自動的に転送することができる。
【0022】以下、上述した構成によるファクシミリサ
ーバ装置1を、例えば図2に示すネットワーク環境Aに
おける動作について、図3に示したフローチャートに基
づいて説明する。
【0023】前記ネットワーク環境Aにおいては、前記
ファクシミリサーバ装置1は、PSTN(公衆交換電話
網)15を通じて前記したFコード通信機能を有するG
3FAX16と通信可能に接続されている。したがっ
て、このG3FAX16が発信元として、本ファクシミ
リサーバ装置1に画データを送信し、さらに、該ファク
シミリサーバ装置1により他のFAX、端末等に自動転
送することができる。本ファクシミリサーバ装置1に
は、前記したサブアドレス、パスワード及びこれらに対
応した転送先とからなる転送先情報テーブルが記憶され
ており、本ファクシミリサーバ装置1は、受信時に、F
コード通信により得たサブアドレス及びパスワードをこ
の転送先情報テーブルと照合して転送先のアドレスを決
定する。
【0024】また、前記ファクシミリサーバ装置1は、
前記LANI/F11を介してLAN14に通信可能に
接続されている。このLAN14においては、メールサ
ーバ18、ルータ19及びサリュテーションプロトコル
に対処するクライアントPC20が相互に通信可能に接
続されている。したがって、前記ファクシミリサーバ装
置1は、このLAN14を通じて、前記クライアントP
C20、更には前記メールサーバ18等を通じ、インタ
ーネットを介して、メールクライアント21とも通信可
能に接続されている。なお、サリュテーションプロトコ
ルとは、インターネット又はLANで、コンピュータ及
びオフィス機器を特定、管理等するための通信プロトコ
ルであり、サリュテーション・コンソーシアム(Saluta
tion Consortium)によって公開されている。前記サリ
ュテーションFAX17はこのサリュテーションにプロ
トコル対処するFAXである。
【0025】このネットワーク環境Aにおいて、本ファ
クシミリサーバ装置1が、前記G3FAX16からファ
クシミリ受信した画データをインターネットを介して前
記メールクライアント21にインターネットFAX(電
子メール)として転送する場合について説明する。
【0026】まず、前記G3FAX16が、送信すべき
原稿の画データを、本ファクシミリサーバ装置1に前記
Fコード通信を利用してファクシミリ送信し(S1)、
本ファクシミリサーバ装置1は、前記G3FAXから送
信された前記画データをファクシミリ受信する(S
2)。
【0027】前記ファクシミリサーバ装置1は、前記し
た転送先情報テーブルに基づいて、前記画データと共に
Fコード通信により受信した前記サブアドレス及び前記
パスワードから、転送先アドレスを得る(S3)。図4
に示すように、前記転送先情報テーブル22は、例え
ば、サブアドレス22a、パスワード22b及び宛先2
2cからなるものであって、前記RAM3においてその
情報が記憶されている。この転送先情報テーブル22を
構成する情報は、あらかじめ使用者等により、前記操作
パネル9上の各種キーが操作されることにより入力され
ている。
【0028】こうして得られた宛先が電子メールアドレ
スであるか否か、すなわちインターネットFAXとして
転送するか否かによって、本ファクシミリサーバ装置1
は、次動作を決定する(S4)。得られた宛先が、電子
メールアドレス以外、例えば、宛先がサリュテーション
クライアントアドレス22dである場合は、本ファクシ
ミリサーバ装置1から該当する前記クライアントPC2
0に前記画データについての符号化データが送信され
(S5)、宛先が印字出力22eである場合は、本ファ
クシミリサーバ装置1内の前記プリンター6に前記画デ
ータが送信されて印字出力される(S5)。
【0029】得られた宛先が、前記メールクライアント
21の電子メールアドレス22f、である場合は、CP
U2が発行する命令により、図5に示すように、転送先
のメーラに対応した形式のヘッダ24及び本文25が生
成される。さらに、受信した前記画データは、前記コー
デック10により、インターネットFAX(電子メー
ル)に添付可能なTIFF形式の画像ファイル(添付フ
ァイル)23に変換されて、前記ヘッダ24及び本文2
5に添付(付加)される。また、前記ヘッダ24には、
転送先において、当該インターネットFAX(電子メー
ル)が転送されたものであることを示す転送メッセージ
26(例えば「このインターネットFAXは転送された
ものです。」等)が付加され、又、前記本文27には、
発信元を特定する情報としての発信元電話番号27が付
加される(S6)。この発信元電話番号27は、発信元
(前記G3FAX16)から送信されるTSI(送信端
末識別信号)から得られるものである。
【0030】前記画データの符号化形式は、電子メール
に添付可能な画像ファイル形式に従ったものであればよ
い。つまり、前記画データの符号化形式は、前記TIF
F形式に限定されるものではなく、他の形式に従って符
号化、復号化可能な手段を備えることにより、例えば、
一般的によく使われているJPEG(Joint Photograp
hic Experts Group)形式や、GIF(Graphics Int
erchange Format)形式等であってもよい。
【0031】最後に、前記ヘッダ24、前記本文25及
び前記添付ファイル23がインターネットFAX(電子
メール)として、前記メールサーバ18に送信され(S
7)、さらに、該メールサーバ18は、これを前記メー
ルクライアント21に他のメールサーバ等を介して送信
する(S8)。
【0032】以上のようにして、前記メールクライアン
ト21において、前記インターネットFAX(電子メー
ル)が受信されると、使用者により、これが開封され、
メーラーによって前記ヘッダ24、前記本文25及び前
記添付ファイル23が添付されている旨が表示される。
同時に、前記ヘッダ24には前記転送メッセージ26
が、前記本文25には前記発信元電話番号27が表示さ
れるので、前記使用者は、このインターネットFAX
(電子メール)が前記ファクシミリサーバ装置1によっ
て転送されたものであること、及び発信元がどこである
かについて知ることができる。
【0033】なお、以上説明した実施形態においては、
本ファクシミリサーバ装置1は、Fコード通信を利用し
た自動転送にて転送した場合について説明したが、手動
で転送する場合も、同様に、転送時にインターネットF
AXのヘッダ24に転送メッセージ26を付加し、本文
25に発信元電話番号27を付加することにより、上述
した自動転送の場合と同様の効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、請求項1記載のファクシミリサーバ装置によれ
ば、インターネットFAXとして転送したものについて
は、その転送先において、ヘッダ又は本文に転送された
ものであることを示す転送メッセージが表示されるの
で、受信者は、そのインターネットFAXが転送された
ものであることを知ることができる。
【0035】請求項2記載のファクシミリサーバ装置
は、請求項1記載のファクシミリサーバ装置において、
前記転送メッセージには、本ファクシミリサーバ装置が
ファクシミリ受信時に取得した発信元を特定する情報
が、含まれるものであるので、本ファクシミリサーバ装
置によれば、インターネットFAXのヘッダ又は本文に
発信元電話番号等の発信元を特定する情報が表示される
ことから、そのインターネットFAXが転送されたもの
であることを知ると共に、その発信元がどこであるかに
ついても知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るファクシミリサーバの構成
例を示したブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るネットワーク環境を示した
ブロック図である。
【図3】G3FAXから受信した画データをメールクラ
イアントに転送する場合のフローチャートである。
【図4】転送先情報テーブルの内容の一例を示した図で
ある。
【図5】ヘッダ、本文及び添付ファイルについての説明
図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリサーバ装置 24 ヘッダ 25 本文 26 転送メッセージ 27 発信元電話番号(発信元を特定する情報)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ受信した画データをインタ
    ーネットFAXとして転送可能なファクシミリサーバ装
    置において、転送時に転送メッセージをインターネット
    FAXのヘッダ又は本文に付加する手段を備えたことを
    特徴とするファクシミリサーバ装置。
  2. 【請求項2】 前記転送メッセージには、前記ファクシ
    ミリサーバ装置がファクシミリ受信時に取得した発信元
    を特定する情報が含まれることを特徴とする請求項1記
    載のファクシミリサーバ装置。
JP2000165796A 2000-06-02 2000-06-02 ファクシミリサーバ装置 Pending JP2001345988A (ja)

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