JP2001341406A - 吸水性版材を用いた印刷方法および吸水性版材を用いて形成された複写防止印刷物 - Google Patents

吸水性版材を用いた印刷方法および吸水性版材を用いて形成された複写防止印刷物

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JP2001341406A JP2000165598A JP2000165598A JP2001341406A JP 2001341406 A JP2001341406 A JP 2001341406A JP 2000165598 A JP2000165598 A JP 2000165598A JP 2000165598 A JP2000165598 A JP 2000165598A JP 2001341406 A JP2001341406 A JP 2001341406A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 版材に多孔質物質等の吸水性の物質を用いる
ことにより、粒径の大きな顔料を大量に記録媒体へ印刷
し、顔料が転写された印刷物上の画像の外縁が明瞭とな
る、多孔質物質等の吸水性版材を用いた印刷方法を提供
する。また、この印刷方法を用い得られた、粒径の大き
な顔料が大量に転写され、画像の外縁が明瞭となる、多
孔質物質等の吸水性版材を用いて得られた印刷物を提供
する。 【解決手段】 吸水性版材を用いた印刷方法は、凸版を
吸水性版材とし、吸水性版材に設けられた凸部に付着さ
れたインキを記録媒体へ印刷し印刷物を作製する印刷工
程と、を有する。吸水性版材を用いて得られた印刷物
は、前記した吸水性版材を用いた印刷方法を用いて得ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吸水性版材を用いた
新規な印刷方法およびその吸水性版材を用いて形成され
た複写防止印刷物に関し、特に鱗片状顔料等のアスペク
ト比が50以上で粒径が50μm以上と大きい顔料を2
0〜50重量%含有分散したインキで膜厚が8〜20μ
mと厚い印刷を行うことができる印刷方法およびその吸
水性版材を用いて印刷形成された複写防止印刷物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、カラーコピー機を用いた複写を防
止した印刷物として、カラーコピー機で再生されない金
属光沢を持つ印刷層を設けることが好ましく、その印刷
層を形成する顔料として例えば、アルミニウム、銀やし
んちゅう等の金属を用いたものや、マイカ等の表面に金
属酸化物等の無機物質を物理的にコーティングしたパー
ル顔料等の鱗片状顔料を用いることが知られ、これらの
中から、1種のみを用いてもよく、または2種以上を混
合したものを用いてもよい。また、その印刷物がカラー
コピー機により複写されたものであるか否かを視覚的に
容易に判断できるようにするとともに、カラーコピー機
による複写を有効に防止することができる鱗片状顔料と
して、パール顔料は、マイカを核材として、そのマイカ
の回りに酸化チタン、酸化鉄等の金属酸化物を被覆した
顔料であり、屈折率の低いマイカと屈折率の高い酸化チ
タン等の金属酸化物の層との境界で反射した光が見る角
度によってパール様の光沢を生じさせるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、アスペクト比が
比較的大きい、例えば、50程度で粒径が10〜60μ
mの鱗片状顔料を印刷する印刷方法として、グラビア印
刷法や、シルクスクリーン印刷法等が一般的に用いられ
る。しかしながら、これらの印刷法では、アスペクト比
や粒径の大きい鱗片状顔料を含むインキで印刷を行なう
ことはできるものの、印刷できるパターンの形状が大き
く、精細なパターンを印刷することができなかった。そ
のため、限られた絵柄の印刷しかできなかった。また、
使用する版材の作成方法は、複雑なものとなってしま
い、製版コストが高く、多品種小ロット生産向けには使
い勝手が悪いものであった。
【0004】一方、精細なパターンを印刷する印刷法と
してオフセット印刷法があり、鱗片状顔料を含むインキ
で印刷することはできるものの、オフセット印刷法で
は、通常、アスペクト比が10程度で、粒径が3.5μ
m〜8.5μm程度の鱗片状顔料が用いられ、また、樹
脂に対して含有分散できる鱗片状顔料の固形分重量比も
低く、得られる印刷物は、アスペクト比が小さく樹脂に
含有分散できる鱗片状顔料が少ないことから、光沢の低
いものとなり、カラーコピー機による複写を防止するの
には不十分であった。また、前述したアスペクト比や粒
径の大きい鱗片状顔料を含むインキでオフセット印刷を
行うことも考えられるが、ブランケット上に該インキの
樹脂や鱗片状顔料等が残り、版胴にインキが転写されず
印刷自体ができないという問題があった。
【0005】さらに、比較的、使用する鱗片状顔料のア
スペクト比や粒径の大きさに影響なく印刷する方法とし
ては、フレキソ印刷法が知られている。この印刷法によ
れば、濃度が高い印刷物を得ることができる。しかしな
がら、フレキソ印刷法に用いられる版材は、非多孔質版
材のゴム版を用いるものではないことから、前述したよ
うなアスペクト比および粒径が大きく、固形分の多い鱗
片状顔料を含有分散したインキを用いた場合、印刷物上
に印刷されたパターンは、正確にゴム版のパターン通り
に印刷されるのではなく、インキがゴム版のパターンの
外周縁までへ広がり、ぼやけた再現性の悪いパターンと
なってしまう。すなわち、この印刷法により得られるパ
ターンは、不鮮明なものとなってしまうという問題があ
った。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、版材に吸水性の良い多孔質材料であるポリウレ
タン、ビスコースレーヨンまたはゴムのいずれか一つか
ら選ばれた材料を用い、アスペクト比、粒径が大きくそ
の鱗片状顔料を多く分散含有したインキを用いて膜厚が
8〜20μmと厚い印刷をしても、印刷物上のパターン
の外周縁が明瞭となり、また、得られる印刷物がカラー
コピー機により複写されたものであるか否かを視覚的に
容易に判断でき、カラーコピー機による複写を有効に防
止することができる印刷物を得るための印刷方法を提供
することを目的とする。また、本発明は、この印刷方法
を用い得られた、パターンの外周縁が明瞭な印刷物を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の吸水性版材を用いた印刷方法に関
する発明は、凸版版材を吸水性版材とし、前記吸水性版
材を用いて、鱗片状顔料と水溶性樹脂からなるインキを
基材に印刷することを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、前記インキに用い
る前記鱗片状顔料は、アスペクト比が10〜135、望
ましくは、50〜100で粒径が10〜135μm、望
ましくは50〜100μmであることを特徴としてい
る。
【0009】請求項3記載の発明は、前記インキは、前
記水溶性樹脂の固形分重量比に換算して前記鱗片状顔料
を20〜50重量%含むことを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明は、前記吸水性版材が
多孔質材料であることを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明は、前記多孔質材料が
ポリウレタン、ビスコースレーヨンまたはゴムのいずれ
か一つから選ばれた材料を用いたものであることを特徴
としている。
【0012】請求項6記載の吸水性版材を用いて得られ
た印刷物の発明は、前記請求項1から5のいずれか1項
に記載の吸水性版材を用いた印刷方法を用いて形成され
たことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る吸水性版材を
用いた印刷方法および吸水性版材を用いて得られた複写
防止印刷物(以下「印刷物」とする。)の実施の形態を
以下、詳細に説明する。
【0014】まず、本発明に係る吸水性版材を用いた印
刷方法について説明する。
【0015】<吸水性版材を用いた印刷方法>本発明に
係る吸水性版材を用いた印刷方法は、まず、ポリウレタ
ン、ビスコースレーヨンまたはゴムのいずれか一つから
選ばれた多孔質物質等の吸水性版材を印刷のパターンと
なる凸版を形成する(ステップS1)。すなわち、イン
キを凸部に付着させる版面を形成する。次いで、この吸
水性版材の版面の凸部へ鱗片状顔料と水溶性樹脂を分散
混合したインキを付着させ、このインキを吸水性版材の
凸部から印刷物上へ印刷し(ステップS2)、この印刷
物を乾燥させ(ステップS3)、複写防止印刷物を得
る。図2は、この印刷方法を説明するためのフローチャ
ートである。
【0016】<版材>この吸水性版材としては、後述す
る顔料、および樹脂に対して吸水性(または吸液性)を
有し、またこの鱗片状顔料、および樹脂に対して耐化学
薬品性を有するものであればよい。また、この吸水性版
材と印刷物とが接触され、圧力が吸水性版材に印加され
る際に、印刷物にこの凸部の形状よりも広くインキが転
写され、得られた印刷物上の画像の外縁が不明瞭なもの
とならないように、上記圧力に対する柔軟性を有するも
のが好ましい。
【0017】<凸部形成>上記吸水性版材に設ける凸部
は、公知の方法により形成することができる。特に、印
刷物へインキを転写して印刷した印刷物上の画像の外縁
が明瞭なものとなるように、水圧カッターを用いて形成
することが好ましい。
【0018】<樹脂>樹脂は、水溶性および分散可能な
樹脂であればよく、好ましくは、透明性が高く光沢性を
備えたものがよく、適宜、耐水性、および柔軟性を備え
ていればよい。さらに好ましくは、樹脂内の固形分が樹
脂内の溶媒(特に水)に溶けているもの、または均一に
分散する樹脂がよい。
【0019】前記したように水溶性の樹脂を用いること
により、印刷工程において、溶剤を用いないことから環
境に優しいものとなる。
【0020】光沢性とは、光、特に可視光の反射率が高
い性質である。前記したように鱗片状顔料にパール顔料
を用いた場合、該顔料が可視光を反射し金属光沢を目視
により確認させるものであるため、パール顔料とともに
分散する水溶性の樹脂は、パール顔料の反射性を妨げな
いものがよく、より好ましくは、パール顔料の真珠光沢
を目視により確認させる性質を補助するように透明度が
高いものがよい。なお、パール顔料の光沢性を低減させ
る場合には、光沢性が低いものや、透明度が低いものや
屈折率の高い水溶性の樹脂を用いてもよい。
【0021】耐水性とは、インキが印刷物表面に印刷さ
れ、得られた印刷物が乾燥した後に、この印刷物上の画
像がにじみが生じにくい性質である。本発明で用いる水
溶性の樹脂は、印刷後にこの性質を有しているものがよ
い。柔軟性とは、印刷物に印刷され、印刷物が乾燥した
後における鱗片状顔料と水溶性の樹脂の層からなる印刷
の柔らかさをいう。柔軟性が低い水溶性の樹脂は、乾燥
した後に変形すると、該樹脂が印刷された印刷物を変形
させる。そのため、本発明で用いる水溶性の樹脂として
は、乾燥した後でも柔軟性が高いものを用いることが好
ましい。
【0022】水溶性の樹脂としては、前記した条件を具
備するものとして、例えば、アクリル系の樹脂やポリエ
ステル系の樹脂を用いることができる。中でも、水溶性
の樹脂の固形分が溶媒となる水に溶解し、印刷物に印刷
され乾燥された後、得られた印刷物上のパターンが光沢
性、耐水性、柔軟性を有するアクリル系の樹脂が好まし
い。
【0023】<固形分比>前記した水溶性の樹脂の重量
に対するに対する鱗片状顔料の固形分比は、鱗片状顔料
が生じさせる光の反射性を目視により確認することが可
能な範囲で、印刷後のパターンの耐摩性の良いものであ
ればよい。本発明によれば、この水溶性の樹脂の重量に
対するに対する鱗片状顔料の固形分比は、20重量%以
上であればよく、好ましくは、20〜40重量%であれ
ばよい。
【0024】<インキ>鱗片状顔料は、粒径が10〜1
35μmのものがよく、さらに好ましくは可視光を反射
させた際、目視において大きな色の変化を確認すること
ができる50〜100μmのものを用いることが望まし
い。また、同時に該顔料のアスペクト比は、10〜13
5、望ましくは、50〜100のものが可視光を反射さ
せた際、目視において大きな色の変化を確認することが
できるので好ましい。また、上記した鱗片状顔料は、例
えば、パール顔料の他に金属酸化物等の無機物質、アル
ミニウム、銀、しんちゅう等を用いることができ、ま
た、それらの中から、1種のみを用いてもよく、または
2種以上を混合して用いてもよい。
【0025】<凸版作成工程(ステップS1)>ロール
状の吸水性版材において、インキを印刷物上へ印刷する
版面に、インキ付着部(画線部)が凸となる版を形成す
る。
【0026】<印刷工程(ステップS2)>上記吸水性
版材に設けられた凸部に付着させられたインキを、印刷
物へ印刷する。
【0027】この印刷工程は、液体であるインキを吸水
する吸水性版材の凸版が設けられた面と、印刷物におけ
るインキが印刷される面とを接触させ、印刷を行う。例
えば、図1に示すように、吸水性版材1に設けられた凸
部と圧胴6とにより印刷物5を挟むことにより吸液性版
材1と印刷物5とを接触させ、圧力を印加させ、インキ
を印刷物5へ転写させるようにしてもよい。この印刷物
としては、後述するインキを吸収する性質を有するもの
であればよく、例えば紙が用いることができる。
【0028】<乾燥工程(ステップS3)>前記した印
刷工程により得られたインキが印刷された印刷物を乾燥
させ、印刷物を得る。この乾燥方法としては、例えば、
図1に示すように、インキが印刷された印刷物5を乾燥
炉7により乾燥させ、印刷物を得るようにしてもよい。
【0029】次に、本発明に係る吸水性版材を用いて得
られた印刷物について説明する。
【0030】<吸水性版材を用いて得られた印刷物>こ
の印刷物は、前記した吸水性版材を用いた印刷方法を用
いて得られたものである。前記した印刷方法を用いて得
られた印刷物は、上記鱗片状顔料の含有量の多いものを
印刷されたもので、また得られた印刷物上のパターンの
外周縁が明瞭なものとなる。この印刷物は、図3に示す
印刷物の断面のように、印刷物11が表面にインキ10
を印刷され、乾燥されたものである。
【0031】<実施例>以下、本発明を実施例によりさ
らに詳説するが、本発明は、これら実施例に限定されて
解釈されるものではない。
【0032】<版材凸部作成工程>下記の材料の吸水性
版材表面に水圧カッターによりインキを印刷物へ印刷す
るパターンを形成する。吸水性版材としては、多孔質材
料(佐々木商店製、商品名白スポンジ淡)を用いた。
【0033】<印刷工程>下記の材料を混合したインキ
をピックアップローラ3、およびアニロックスローラ4
を用いて上記版材1の凸部(パターン)に付着させた。 インキ組成 水溶性の樹脂(アクリル系樹脂) 日本エヌエスシー(株)製、商品名ナクリリック178
−6182)・・・(樹脂分50重量%)固形分100
重量部 鱗片状顔料(パール顔料)メルクジャパン(株)製、商
品名イリジオン219)・・・30重量部
【0034】<印刷工程>上記した吸水性版材1の凸版
が設けられたと圧胴6とにより印刷物5である紙を挟
み、圧力を印加し、吸水性版材の表面の凸部に付着させ
られたインキを下記の印刷物へ印刷した。 印刷物(上質紙;四六版90kg)
【0035】<乾燥工程>上記したインキが転写された
印刷物を乾燥させ、膜厚が12μmのパターンをもった
印刷物を得た。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、吸水性
版材に多孔質材料からなる刷版を用い印刷を行うことに
より、アスペクト比及び粒径の大きい鱗片状顔料がクッ
ション性を具備する多孔質材料の孔に保持され、それを
印刷物上に印刷することが可能となることから、パター
ンの外周縁が明瞭な印刷物を得ることが可能となる。ま
た、この印刷方法を用いて得られた印刷物は、アスペク
ト比及び粒径の大きい鱗片状顔料の含有量が高く、膜厚
の厚いパターンを印刷することができるため、鱗片状顔
料が反射する光を目視により確認しやすいものとなる。
さらに、この印刷方法を用いて得られた印刷物は、鱗片
状顔料として、特にパール顔料を用いた場合、パール顔
料によるパール色がカラーコピー機により再現されない
ため、カーラーコピーを用いた複写による偽造を防止す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による吸水性版材を用いた印刷方法を説
明するための図である。
【図2】本発明による吸水性版材を用いた印刷方法を説
明するためのフローチャートである。
【図3】本発明による吸水性版材を用いて得られた印刷
物の断面図である。
【符号の説明】 1 版材(吸水性版材) 2 インキ(鱗片状顔料と樹脂の混合物) 3 ピックアップローラ 4 アニロックスローラ 5 印刷物 6 圧胴 7 乾燥炉 10 パターン 11 複写防止印刷物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H113 AA02 AA03 AA06 BA01 BB02 BB22 BC01 BC09 CA33 CA40 DA01 DA41 DA46 DA53 DA57 DA62 EA01 EA06 EA08 EA10 2H114 AA01 DA01 DA41 DA46 DA52 DA56 DA60 EA05 FA01 4J039 BA06 BA13 BA26 BE01 CA06 EA36 EA42 EA48 GA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凸版版材を吸水性版材とし、 前記吸水性版材を用いて、鱗片状顔料と水溶性樹脂から
    なるインキを基材に印刷することを特徴とする吸水性版
    材を用いた印刷方法。
  2. 【請求項2】 前記インキに用いる前記鱗片状顔料は、
    アスペクト比が10〜135、望ましくは、50〜10
    0で粒径が10〜135μm、望ましくは50〜100
    μmであることを特徴とする請求項1に記載の吸水性版
    材を用いた印刷方法。
  3. 【請求項3】 前記インキは、前記水溶性樹脂の固形分
    重量比に換算して前記鱗片状顔料を20〜50重量%含
    むことを特徴とする請求項2に記載の吸水性版材を用い
    た印刷方法。
  4. 【請求項4】 前記吸水性版材が多孔質材料であること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の吸
    水性版材を用いた印刷方法。
  5. 【請求項5】 前記多孔質材料がポリウレタン、ビスコ
    ースレーヨンまたはゴムのいずれか一つから選ばれた材
    料を用いたものであることを特徴とする請求項4に記載
    の吸水性版材を用いた印刷方法。
  6. 【請求項6】 前記請求項1から5のいずれか1項に記
    載の吸水性版材を用いた印刷方法を用いて形成されたこ
    とを特徴とする複写防止印刷物。
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