JP2003094843A - 熱転写用受容紙 - Google Patents

熱転写用受容紙

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JP2003094843A
JP2003094843A JP2001289133A JP2001289133A JP2003094843A JP 2003094843 A JP2003094843 A JP 2003094843A JP 2001289133 A JP2001289133 A JP 2001289133A JP 2001289133 A JP2001289133 A JP 2001289133A JP 2003094843 A JP2003094843 A JP 2003094843A
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JP2001289133A
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Kinya Uyama
欣也 鵜山
Yasumichi Kuga
康通 久我
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5254Macromolecular coatings characterised by the use of polymers obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds, e.g. vinyl polymers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱転写インクの転写性が良好で、裏面とのブ
ロッキングを発生させない熱転写用受容紙を提供する。 【解決手段】 基材上に無機顔料と熱可塑性樹脂を主成
分とした受容層および表面層を順次積層して構成される
熱転写用受容紙であって、該受容層の熱可塑性樹脂がゴ
ム系のエラストマーであり、表面層の熱可塑性樹脂がア
クリル系樹脂であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱溶融型熱転写方式
に用いられる熱転写用受容紙に関するものであり、特に
乗車券、定期券、通行券などの磁気カード類、およびP
OSラベルなどのラベル類に好適な熱転写用受容紙に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気回数券、道路通行券、定期
券、プリペードカード等における磁気カード類の普及に
は目ざましいものが有る。この磁気カード類には、カー
ドの有効期間、発行日等を可視情報として記録できるこ
とが要求されている。そのような記録手段の一つとして
熱転写記録方式が有る。熱転写記録方式のうち、熱溶融
型はレーザーやサーマルヘッド等の電気信号により制御
された熱エネルギーを用いて、熱転写インクシートを加
熱し、そのインクを熱転写用受容紙上へ転写させ、画像
を記録するものである。
【0003】このような熱転写インクシートのインクは
従来、ワックスを主成分としたワックスタイプが主流
で、比較的熱感度が高い反面、画像信頼性が低い欠点が
ある。一方、画像信頼性が高いインクとして熱可塑性樹
脂を主成分としたレジンタイプの熱転写インクシートが
提案されているが、熱感度が低く、画像の欠損が発生す
るなど転写均一性の問題が有った。また、ワックスタイ
プの熱転写インクシートにおいても耐コスリ性が付与さ
れた熱転写インクシートが提案されるなど、使用用途別
に多くの種類の熱転写インクシートが提案されている。
【0004】ところで、磁気カードおよびラベル類は、
高品質・高解像度の画像形成、耐摩耗性など画像信頼性
を満足する必要が有る。熱転写用受容紙の製造において
は、良好な印字を得るために、上質紙をスーパーカレン
ダー等を用いて平滑化処理することが知られている。通
常の上質紙は王研式平滑度が10〜50秒であるが、1
00秒以上の場合、転写画像が良好となることが判って
いる。しかし、王研式平滑度が100秒以上の上質紙を
用いても、画像信頼性が付与されたワックスタイプや高
画像信頼性のレジンタイプの熱転写インクシートを用い
た場合、転写均一性が不良であり、高解像度の転写文字
や転写画像を得ることは困難であった。さらに、16ド
ット/mm、32ドット/mmの高解像度が要求され始
めており、セルロース繊維が表面に露出している、いわ
ゆる普通紙では十分な画像が得られなくなっている。そ
のため、熱転写記録側にインクを受理する受容層を設け
るなどの改良が図られている。
【0005】例えば、特開平8−183262号には受
容層に吸油量50〜200ml/100g以上の吸油性
フィラーを含有させた熱転写記録磁気券紙が記載さ
れ、、特開平9−216474号には受容層に多孔質炭
酸カルシウムを含有させた熱転写用受容紙が記載されて
いるが、高品質・高解像度の画像形成においての厳しい
要求には、熱感度が不足し充分でなかった。特に画像信
頼性に優れるレジンタイプの熱転写インクシートの場合
は画像の欠損の発生が多かった。また、乗車券、定期
券、通行券などにおいては、文字、図形、記号などの可
視情報の印刷層を受容紙表面に設けるため、印刷画像の
画像信頼性が充分でなく、印刷部の成分の一部が熱転写
用受容紙の裏面へ転写し、磁気ヘッドに付着するなどの
印刷特性を満足するには至っていない。
【0006】また、受容層とは反対側の基材上に磁気記
録層を設けた場合、両面にコーティング層が設けられる
ことから、夏期等の高温、高湿下において、原反あるい
はスリット状態で保管すると、層のハガレ、転写等のブ
ロッキング現象が発生する場合があり、そのため熱転写
記録だけでなく磁気記録にも異常をおこすという問題が
発生する。また、乗車券、通行券等で使用する際、スタ
ンプを施し、券の使用確認を行うことがある。その場
合、スタンプインクが券に吸収されず衣服を汚染する不
具合を生じることもあり、スタンプインクで汚染されな
い捺印性もまた要求されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はワック
スタイプ、レジンタイプの両方の熱転写インクの転写性
が良好で、裏面とのブロッキングを発生させず、印刷性
が良好であり、かつ捺印性が良好な熱転写用受容紙を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基材上
に無機顔料と熱可塑性樹脂を主成分とした受容層、およ
び無機顔料と熱可塑性樹脂を主成分とした表面層を順次
積層して構成される熱転写用受容紙において、該受容層
の熱可塑性樹脂がゴム系のエラストマーであり、表面層
の熱可塑性樹脂がアクリル系樹脂であることを特徴とす
る熱転写用受容紙が提供される。この熱転写用受容紙
は、熱転写インクの転写性が向上しているとともに、印
刷特性が向上しており受容紙の裏面への印刷成分の転写
がなくなる。さらに受容層と基材との接着性及び受容層
と表面層との接着性が良好であるため、ブロッキングが
防止される。
【0009】ここで、受容層の厚みを5μm以上とし、
さらに受容層の厚み1に対して表面層の厚みを1〜0.
2にすることが好ましく、これにより受容層のクッショ
ン性が良好となり、熱転写印字の際、熱転写インクシー
トとの密着性が向上し熱転写インクの転写性をさらに向
上できる。受容層の厚みが5μm未満では、十分なクッ
ション性がない。また、受容層の厚み1に対して表面層
の厚みが1より大きいと前記同様にクッション性がなく
なる。さらに0.2より小さいと表面に印刷を行った時
の印刷インクの定着性が悪くなり、印刷インクの裏面へ
の転写が発生する。
【0010】また、無機顔料は吸油量が100ml/1
00g以上であるものの使用が好ましく、これにより、
スタンプインクの染込み性を向上する事が出来、捺印性
をさらに向上することができる。さらに表面層に含有さ
れる無機顔料の重量割合は熱可塑性樹脂1に対し0.5
〜2であるのが好ましく、また、、受容層に含有される
無機顔料の重量割合は熱可塑性樹脂1に対し、1〜3で
あるのが好ましく、こうすることでワックスインクの染
込み性を確保した状態で、ブロッキング性能をさらに向
上できる。無機顔料の割合が少ないと捺印性が下がり、
多いとブロッキング性が下がる。
【0011】また、少なくとも、受容層、表面層のどち
らか一方に、中空率が50%以上の微小中空粒子を含有
することが好ましく、これにより、層全体のクッション
性を向上でき、熱転写性能を向上できる。添加する微小
中空粒子の割合は、表面層に添加する場合は10〜25
重量%、受容層に添加する場合は20〜40重量%が最
適である。少なすぎると、添加の効果が無く、多すぎる
と層の強度が下がりブロッキングが発生する。
【0012】さらに、表面層表面を王研式平滑度で30
0秒以上とすることが好ましく、これにより、より高解
像度の画像形成が可能となり、前記表面層と反対側の面
に、強磁性体と結着剤とを主成分とする磁気記録層を設
けることにより、磁気記録方式への使用が可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明をさらに詳細に説明
する。図1は本発明の熱転写用受容紙の基本構成であ
る。図2は磁気記録方式への使用の例であって熱転写用
受容紙は、基材上に受容層、表面層を設けた熱転写用受
容紙(図1)の反対面に磁気記録層が設けられたもので
ある。次に本発明の熱転写用受容紙の各層に関して、詳
述する。
【0014】(基材)本発明における基材としては、使
用用途によって、従来公知の紙やフィルムを使用でき
る。例えば、上質紙、コート紙、アート紙、ラミネート
紙、合成紙、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポ
リイミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリオ
レフィン等が使用可能である。基材の厚みについてもま
た、使用用途によって任意に選択可能である。
【0015】(受容層)本発明の受容層の熱可塑性樹脂
であるゴム系エラストマーとしては、慣用の種々のもの
を使用でき、低温における接着強度安定性のすぐれたブ
タジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴ
ム、ニトリル−ブダジエンゴム、ハイスチレンゴム、イ
ソプレンゴム、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴ
ム、ブチルゴム、エチレン−プロピレンゴムなどの合成
ゴムや天然ゴム等がある。これらを単独あるいは2種類
以上を混合して用いることができる。この熱可塑性樹脂
を採用することで熱転写インクシートとの密着性が向上
し高熱感度化され、さらに基材との接着性が付与される
ことでブロッキングが改善される。
【0016】また、無機顔料としては、例えば、炭酸カ
ルシウム、シリカ、酸化チタン、水酸化アルミニウム、
クレー、焼成クレー、ケイ酸マグネシウム、炭酸マグネ
シウム、ホワイトカーボン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、
表面処理された炭酸カルシウムやシリカ、尿素−ホルマ
リン樹脂、スチレン/メタクリル酸共重合体、ポリスチ
レン等の微粉末等が使用可能である。それぞれ単独また
は2種類以上混合しても使用することができる。これら
の無機顔料の大きさは、体積平均粒子径0.5〜10μ
mくらいが適当である。
【0017】受容層には必要に応じて、中空率50%以
上、好ましくは50〜99%の微小中空粒子を含有する
ことができる。ここでいう中空率とは中空粒子の内径と
外径との比であり、(中空粒子の内径/中空粒子の外
径)×100%で表される。また、この微小中空粒子は
体積平均粒子径0.5〜10μmのものの使用が好まし
い。
【0018】微小中空粒子は、好ましくは熱可塑性樹脂
を殻とするものであるが、この樹脂としては、ポリスチ
レン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸
ビニル、ポリアクリル酸エステル、ポリアクリロニトリ
ル、ポリブタジエンあるいはそれらの共重合体樹脂など
が挙げられる。
【0019】(表面層)本発明の表面層の主成分である
熱可塑性樹脂は、アクリル系樹脂であり、以下に示すモ
ノマーを成分として含む共重合体樹脂である。モノマー
成分としては、メタクリル酸エステルやアクリル酸エス
テルが特に好ましい。すなわち、メタクリル酸メチル、
アクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸エ
チル、メタクリル酸エチルヘキシル、メタクリル酸−n
−ブチル、メタクリル酸グリシジル、アクリル酸グリシ
ジル、メタクリル酸−2−ヒドロキシエチル、メタクリ
ル酸イソブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル
酸−tert−ブチル、メタクリル酸−2−ヒドロキシ
プロピル等のアクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ル、その他、スチレン等が好ましく使用される。
【0020】表面層に含有させる無機顔料としては、受
容層の説明で揚げたものと同様なものが使用可能であ
る。また、それぞれ単独または2種類以上混合しても使
用することができる。
【0021】また、表面層には必要に応じて、中空率5
0%以上好ましくは50〜99%の微小中空粒子が含有
されてよいが、この微小中空粒子としては、受容層の説
明で揚げたものと同様のものが使用可能である。
【0022】表面層を形成した後、スーパーキャレンダ
ーなどで表面処理をして、表面層表面を王研式平滑度が
300秒以上とすることにより、より高解像度の画像形
成が可能となる。
【0023】(磁気記録層)本発明の磁気記録層に用い
る磁性体としては、バリウムフェライト、ストロンチウ
ムフェライト、Co−γ−Fe23、γ−Fe23等の
強磁性体粉が使用される。また、磁性記録層に用いる樹
脂としては、慣用の種々のものを使用でき、例えば、メ
トキシセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、メチルセルロース、エチルセ
ルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、ア
クリルアミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル
アミド/アクリル酸エステル/メタアクリル酸三元共重
合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、
イソブチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、ポ
リアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼ
イン、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、ポリアクリル酸
エステル、ポリメタクリル酸エステル、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体、エチレン/酢酸ビニル共重合体等の
エマルジョンやスチレン/ブタジエン/アクリル系共重
合体等が挙げられる。
【0024】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。後述の実施例、比較例に使用した基材、磁気層は下
記を用いて熱転写用受容紙を作製した。なお以下に示す
部および%はいずれも重量基準である。
【0025】基材:坪量170g/m2の上質紙
【0026】 磁気層: (バリウムフェライト分散液の作製、固形分50%) バリウムフェライト(保持力:27500e、 体積平均粒子径:0.6μm) 100部 ポリアクリル酸ソーダ(固形分20%水溶液) 10部 カーボンブラック(固形分38%分散液) 20部 水 90部 以上の組成からなる液をサンドグライダーで24hr.
分散して、バリウムフェライト分散液を調製した。これ
を下記エマルジョンと調合して磁気染料を作製する。 (磁気塗料の作製) バリウムフェライト分散液(固形分50%分散液) 220部 塩化ビニリデンエマルジョン(固形分49%) 100部 水 80部 この磁気塗布を基材上に乾燥重量40g/m2となるよ
うに塗工して磁気層を形成した。
【0027】 印刷インク作成: 酸化チタン(体積平均粒子径0.20μm、 吸油量20cc/100g) 10部 硝化綿(硝化度12.2%、粘度6.0 (JIS K−6703)、 固形分50%、IPA含浸) 20部 (固形分50%、IPA含浸) 緑色顔料(マラカイトグリーン) 3部 酢酸エチル 150部 トルエン 150部
【0028】(実施例1)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面層
を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレンダ
ー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。
【0029】 ・受容層 <受容層液A(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:1)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 50部 スチレン−ブタジエンゴムエマルジョン (Tg−8℃、固形分50%) 20部 水 30部 塗布量−乾燥後厚み3μm
【0030】 ・表面層 <表面層液A(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:0.3)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 23.1部 アクリル系樹脂エマルジョン (Tg43℃、固形分50%) 30.8部 水 46.2部 塗布量−乾燥後厚み4.5μm
【0031】(実施例2)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、実施例1記載の塗布水溶液を用いて順次受容
層、表面層を設けた。次いで平滑度500sとなるよう
キャレンダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層:表面層液Aを使用し、乾燥後厚み7.5μm
を設けた。
【0032】(実施例3)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、実施例1記載の塗布水溶液を用いて順次受容
層、表面層を設けた。次いで平滑度500sとなるよう
キャレンダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層:表面層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。
【0033】(実施例4)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、実施例1記載の塗布水溶液を用いて順次受容
層、表面層を設けた。次いで平滑度500sとなるよう
キャレンダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層:表面層液Aを使用し、乾燥後厚み2.5μm
を設けた。
【0034】(実施例5)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、実施例1記載の塗布水溶液を用いて順次受容
層、表面層を設けた。次いで平滑度500sとなるよう
キャレンダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層:表面層液Aを使用し、乾燥後厚み1μmを設
けた。
【0035】(実施例6)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、実施例1記載の塗布水溶液を用いて順次受容
層、表面層を設けた。次いで平滑度500sとなるよう
キャレンダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層:表面層液Aを使用し、乾燥後厚み0.5μm
を設けた。
【0036】(実施例7)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面層
を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレンダ
ー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。
【0037】 ・受容層 <受容層液B(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:1)> シリカ分散液 (吸油量100ml/100g、固形分20%) 50部 スチレン−ブタジエンゴムエマルジョン (Tg−8℃、固形分50%) 20部 水 30部 塗布量−乾燥後厚み5μm ・表面層 <表面層液B(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:0.3)> シリカ分散液 (吸油量100ml/100g、固形分20%) 23.1部 アクリル系樹脂エマルジョン (Tg43℃、固形分50%) 30.8部 水 46.2部 塗布量−乾燥後厚み2.5μm
【0038】(実施例8)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面層
を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレンダ
ー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層 <表面層液C(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:0.5)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 33.3部 アクリル系樹脂エマルジョン (Tg43℃、固形分50%) 26.7部 水 40部 塗布量−乾燥後厚み2.5μm
【0039】(実施例9)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面層
を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレンダ
ー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層 <表面層液D(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:1)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 50部 アクリル系樹脂エマルジョン (Tg43℃、固形分50%) 20部 水 30部 塗布量−乾燥後厚み2.5μm
【0040】(実施例10)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層 <表面層液E(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:2)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 66.7部 アクリル系樹脂エマルジョン (Tg43℃、固形分50%) 133部 水 20部 塗布量−乾燥後厚み2.5μm
【0041】(実施例11)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Fを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層 <表面層液F(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:3)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 75部 アクリル系樹脂エマルジョン (Tg43℃、固形分50%) 10部 水 15部 塗布量−乾燥後厚み2.5μm
【0042】(実施例12)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層: <受容層液C(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:0.5)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 33.3部 スチレン−ブタジエンゴムエマルジョン (Tg−8℃、固形分50%) 26.7部 水 40部 塗布量−乾燥後厚み5μm ・表面層:表面層液Cを使用し、乾燥後厚み2.5μm
を設けた。
【0043】(実施例13)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層: <受容層液D(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:3)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 75部 スチレン−ブタジエンゴムエマルジョン (Tg−8℃、固形分50%) 10部 水 15部 塗布量−乾燥後厚み5μm ・表面層:表面層液Cを使用し、乾燥後厚み2,5μm
を設けた。
【0044】(実施例14)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層: <受容層液E(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:1)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 80部 スチレン−ブタジエンゴムエマルジョン (Tg−8℃、固形分50%) 8部 水 12部 塗布量−乾燥後厚み5μm ・表面層:表面層液Cを使用し、乾燥後厚み2.5μm
を設けた。
【0045】(実施例15)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層 <表面層液G(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:0.5、中空粒子5%)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 31.7部 アクリル系樹脂エマルジョン (Tg43℃、固形分50%) 25.3部 スチレン−アクリル中空粒子 (中空率50%、固形分30%) 3.3部 水 39.7部 塗布量−乾燥後厚み2.5μm
【0046】(実施例16)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層 <表面層液H(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:0.5、中空粒子10%)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 30部 アクリル系樹脂エマルジョン (Tg43℃、固形分50%) 24部 スチレン−アクリル中空粒子 (中空率50%、固形分30%) 6.7部 水 39.3部 塗布量−乾燥後厚み2.5μm
【0047】(実施例17)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層 <表面層液I(熱可塑性樹脂撫機顔料比率=1:0.5、中空粒子25%)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 25部 アクリル系樹脂エマルジョン (Tg43℃、固形分50%) 20部 スチレン−アクリル中空粒子 (中空率50%、固形分30%) 16.7部 水 38.3部 塗布量−乾燥後厚み2.5μm
【0048】(実施例18)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層:受容層液Aを使用し、乾燥後厚み5μmを設
けた。 ・表面層 <表面層液J(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:0.5、中空粒子:30%) > 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 23.3部 アクリル系樹脂エマルジョン (Tg43℃、固形分50%) 18.7部 スチレン−アクリル中空粒子 (中空率50%、固形分30%) 20部 水 38部 塗布量−乾燥後厚み2.5μm
【0049】(実施例19)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層: <受容層液F(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:1、中空粒子10%)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 45部 スチレン−ブタジエンゴムエマルジョン (Tg−8℃、固形分50%) 18部 スチレン−アクリル中空粒子 (中空率50%、固形分30%) 6.7部 水 30.3部 塗布量−乾燥後厚み5μm ・表面層:表面層液Cを使用し、乾燥後厚み2.5μm
を設けた。
【0050】(実施例20)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層: <受容層液G(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:1、中空粒子20%)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55m/100g、固形分20%) 40部 スチレン−ブタジエンゴムエマルジョン (Tg−8℃、固形分50%) 16部 スチレン−アクリル中空粒子 (中空率50%、固形分30%) 13.3部 水 30.7部 塗布量−乾燥後厚み5μm ・表面層:表面層液Cを使用し、乾燥後厚み2.5μm
を設けた。
【0051】(実施例21)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層: <受容層液H(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:1、中空粒子40%)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 30部 スチレン−ブタジエンゴムエマルジョン (Tg−8℃、固形分50%) 12部 スチレン−アクリル中空粒子 (中空率50%、固形分30%) 26.7部 水 31.3部 塗布量−乾燥後厚み5μm ・表面層:表面層液Cを使用し、乾燥後厚み2.5μm
を設けた。
【0052】(実施例22)前述の基材に磁気記録層を
設けた後、下記の塗布水溶液を作製し順次受容層、表面
層を設けた。次いで平滑度500sとなるようキャレン
ダー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 ・受容層: <受容層液I(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:1、中空粒子50%)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 25部 スチレン−ブタジエンゴムエマルジョン (Tg−8℃、固形分50%) 10部 スチレン−アクリル中空粒子 (中空率50%、固形分30%) 33.3部 水塗布量−乾燥後厚み5μm ・表面層:表面層液Cを使用し、乾燥後厚み2.5μm
を設けた。
【0053】(実施例23)実施例20と同様に各層を
設けた後、平滑度250sとなるようキャレンダー処理
を行い熱転写用受容紙を作製した。
【0054】(比較例1)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、下記の受容層塗布水溶液を作製し受容層を設け
た。次いで受容層平滑度500sとなるようキャレンダ
ー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 <受容層J(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:0.3)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 6部 ポリビニルアルコール樹脂溶液(個形分10%) 40部 水 54部 塗布量−乾燥後厚み5μm
【0055】(比較例2)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、下記の受容層塗布水溶液を作製し受容層を設け
た。次いで受容層平滑度500sとなるようキャレンダ
ー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 <受容層液K(熱可塑性樹脂/無機顔料比率=1:0.3)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分10%) 23.3部 スチレン−ブタジエンゴムエマルジョン (Tg−8℃、固形分50%) 30.8部 水 46.2部 塗布量−乾燥後厚み5μm
【0056】(比較例3)前述の基材に磁気記録層を設
けた後、下記の受容層塗布水溶液を作製し受容層を設け
た。次いで受容層平滑度500sとなるようキャレンダ
ー処理を行い熱転写用受容紙を作製した。 <受容層液A(熱可塑性樹脂撫機顔料比率=1:0.3)> 炭酸カルシウム分散液 (吸油量55ml/100g、固形分20%) 23.1部 アクリル系樹脂エマルジョン (Tg43℃、固形分50%) 30.8部 水 46.2部 塗布量−乾燥後厚み4.5μm
【0057】上記のようにして得た実施例および比較例
の熱転写記録用受容紙について画像印宇品質(画像転写
性)、ブロッキング性、印刷特性、捺印性の評価を行な
った。その結果を表1に示す。
【0058】〈熱転写印字試験〉 プリンタ:TEC製B−30 インクリボン:(WAXタイプ)リコー製B110A、
(RESINタイプ)リコー製B110C サーマルヘッド:TEC製(510Ω) 印字速度:2inch/sec 〈ブロッキング試験〉試料の磁気記録層表面と受容層表
面を重ね合わせ、0.5kg/cm2の圧力をかけた状
態で、40℃、90%RH環境下に10時間放置した
後、重ね合わせ面を指で剥がしブロッキング状態を観察
する。
【0059】〈印刷特性〉各熱転写用受容紙を作製後、
前述の印刷インクにおいてグラビア印刷機を用い膜厚
1.0μmの印刷層を設けた。印刷後、40×40mm
にカットし、印刷面と磁気面を重ね合わせ24時間加圧
(200gf/cm2)した。これを20℃60%RH
雰囲気下にて実施し、印刷特性(磁気面への印刷層の転
写)を観察した。
【0060】〈捺印性〉赤顔料インキをスタンパーで受
容層層に捺印し、5秒後に指で拭き取り捺印部の滲みを
目視判定した。
【0061】表1中の各評価基準は以下の通りである。 〈画像転写性〉 ◎:ボイド・カスレが無く、画像のエッジがシャープで
ある ○:ボイド・カスレがほとんど無い △:ややボイド・カスレがある濃度のバラツキが若干あ
る ×:ボイド・カスレが多く、画像が判読できない 〈ブロッキング性〉 ◎:剥がすときハクリ音がなくブロッキングなし ○:剥がすときやや剥離音はあるがブロッキングなし △:剥がすとき層がわずかにブロッキングする ×:剥がすとき全面に層がブロッキングする
【0062】〈印刷特性〉 ◎:印刷層の転写なし ○:印刷層の転写はわずかにあるが、目視にて確認困難 △:印刷層の転写がわずかにある ×:印刷層の転写が鮮明に確認できる 〈捺印性〉 ◎:滲みが極めて少ない ○:滲みが殆どない △:滲みが少しある ×:滲みが大きい
【0063】
【表1】
【0064】
【発明の効果】以下の結果から、基材上に無機顔料と熱
可塑性樹脂を主成分とした受容層および表面層を順次積
層して構成される熱転写用受容紙において、該受容層の
熱可塑性樹脂がゴム系のエラストマーであり、表面層の
熱可塑性樹脂がアクリル系樹脂とすることで、熱転写イ
ンクシートとの密着性が向上しワックスタイプ、レジン
タイプ両方の熱転写シートに対して高熱感度化され、さ
らに基材との接着性が付与されることでブロッキング防
止され、また、表面に印刷した印刷インクの裏面への転
移も防止できる熱転写用受容紙が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写用受容紙の層構成を表した図。
【図2】本発明の熱転写用受容紙の他の層構成を表した
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H111 AA01 AA16 AA26 CA02 CA03 CA05 CA14 CA31 CA33 CA41 CA44 CA45

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に無機顔料と熱可塑性樹脂を主成
    分とした受容層および表面層を順次積層して構成される
    熱転写用受容紙において、該受容層の熱可塑性樹脂がゴ
    ム系のエラストマーであり、表面層の熱可塑性樹脂がア
    クリル系樹脂であることを特徴とする熱転写用受容紙。
  2. 【請求項2】 前記受容層の厚みが5μm以上であり、
    かつ受容層の厚み1に対し表面層の厚みが1〜0.2で
    あることを特徴とする請求項1に記載の熱転写用受容
    紙。
  3. 【請求項3】 前記無機顔料の吸油量が100ml/1
    00g以上であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の熱転写用受容紙。
  4. 【請求項4】 前記表面層に含有される無機顔料の重量
    割合が、熱可塑性樹脂1に対し0.5〜2であることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の熱転写用受
    容紙。
  5. 【請求項5】 前記受容層に含有される無機顔料の重量
    割合が、熱可塑性樹脂1に対し1〜3であることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれかに記載の熱転写用受容
    紙。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記の受容層、表面層のどち
    らか一方に、中空率50%以上の微小中空粒子が含有さ
    れることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    熱転写用受容紙。
  7. 【請求項7】 前記受容層に含有される中空率50%以
    上の微小中空粒子の割合が、重量比で層全体の20〜4
    0%であることを特徴とする請求項6に記載の熱転写用
    受容紙。
  8. 【請求項8】 前記表面層に含有される中空率50%以
    上の微小中空粒子の割合が、重量比で層全体の10〜2
    5%であることを特徴とする請求項6に記載の熱転写用
    受容紙。
  9. 【請求項9】 前記表面層の表面は、王研式平滑度が3
    00秒以上であることを特徴とする請求項1〜8のいず
    れかに記載の熱転写用受容紙。
  10. 【請求項10】 前記受容層面と反対側の基材面に、強
    磁性体および熱可塑性樹脂を主成分とする磁気記録層を
    設けたことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載
    の熱転写用受容紙。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011051136A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Fujikura Kasei Co Ltd 染料受容層用樹脂組成物
JP2021147449A (ja) * 2020-03-17 2021-09-27 ニチレイマグネット株式会社 水性マグネット塗料、それを用いたマグネットシート及びマグネット面、及びその着磁方法

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