JP2001341147A - 真空積層装置及び積層方法 - Google Patents

真空積層装置及び積層方法

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JP2001341147A
JP2001341147A JP2000164889A JP2000164889A JP2001341147A JP 2001341147 A JP2001341147 A JP 2001341147A JP 2000164889 A JP2000164889 A JP 2000164889A JP 2000164889 A JP2000164889 A JP 2000164889A JP 2001341147 A JP2001341147 A JP 2001341147A
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fastener
lower plate
plate
flexible sheet
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Kazutoshi Iwata
和敏 岩田
Keita Suzuki
恵太 鈴木
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Nichigo Morton Co Ltd
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Nichigo Morton Co Ltd
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 追従性に優れた、マイクロボイドの発生しな
い、表面平滑性の良好なプリント回路基板の多層化に有
用な凹凸を有する基板とフィルム状樹脂層との積層体を
製造するための積層装置及び積層方法を提供すること。 【解決手段】可撓性シート3を付設した上部プレート1
及び可撓性シート4を付設した下部プレート2が配置さ
れた真空チャンバー6内の上下プレート間に、凹凸を有
する基板とフィルム状樹脂層との積層体5を載置して圧
締操作を行う真空積層装置において、圧締時に上下プレ
ートを枠フレーム8と留め具7で固定保持する真空積層
装置や、かかる装置で、上下プレートの間を密封契合し
て200Pa以下にし、下部プレート2の下部へ留め具
7を挿入した後、上部プレート1と可撓性シート3の間
の空隙部10の減圧状態を解除して、更に圧力を1.0
×105〜20×105Paにして可撓性シート3を膨張
させ積層体5を圧締する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント回路基板
の製造において、凹凸を有する基板にフィルム状樹脂層
を積層する真空積層装置および積層方法に関するもので
あり、更に詳しくはフィルム状樹脂層の追従性がよく、
積層後の樹脂表面の平滑性に優れ、ビルドアップ工法に
有用な真空積層装置および積層方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化、高性能化に伴
いプリント回路基板の高密度化、多層化が進行してい
る。かかるプリント回路基板の多層化においては、熱硬
化型樹脂組成物又は感光性樹脂組成物を絶縁層として使
用し、予め形成した内層回路の上に該熱硬化型樹脂組成
物又は感光性樹脂組成物を塗布し、あるいは該熱硬化型
樹脂組成物又は感光性樹脂組成物からなるフィルム状樹
脂を積層する。かかるフィルム状樹脂の片面には、通常
銅箔や支持体フィルム(セパレーターフィルム)が積層
されており、銅箔の場合はそれをハーフエッチング又は
全面エッチングし、支持体フィルムの場合はそれを剥離
して、ついで、レーザー又は紫外線により穴あけ後に、
銅メッキを施した後、再度フォトレジストフィルムを用
いて光によるパターニングを行い、回路を形成する方
法、いわゆるビルドアップ工法が有効に用いられてい
る。
【0003】一方、ビルドアップ工法に用いられるとい
う記載はないものの、真空状態で基板にフィルムを貼る
従来の方法として、特開平5−200880号公報では
コンベア式真空アプリケータを用いる方法が開示され
て、かかる装置は、うすい平箱状の真空チャンバーをう
すく二つ割りにした構造の真空装置になっており、その
平箱状の真空チャンバーの中にさし入れた平面シート状
可撓性シートで、この真空チャンバー内を二つの部屋に
分け、一方の部屋を真空に保ちながら、一方の部屋に圧
縮空気を入れて膨張させて積層するといったものであ
る。
【0004】このような構造の装置の場合、通常、平面
シート状の可撓性シートのサイズが70cm角で、上部
可撓性シートを膨張させるために使用する圧縮空気は、
2〜10kg/cm2であるが、通常値を7.0kg/
cm2として、かかる下部可撓性シートにかかる力は、
34トンの過大な力となっている。この可撓性シートが
真空チャンバー6内で膨らむのであるが、もし、上下プ
レートを押さえる力がこれよりも弱ければ、真空チャン
バー6が開口し、シールから空気が入り込み真空度の低
下をおこす。
【0005】また、もし圧縮空気の圧力が変動した場
合、例えば7.0kg/cm2が7.3kg/cm2に変
動した場合は、かかる膜体にかかる力は、35.8トン
となる。即ち、空気圧の0.3kg/cm程度の変動
で、必要な力は、1.5トンの力の変動となる。即ち、
若干の空気圧の変動によりすぐに1〜2トンの力として
変動する。この変動により、上下プレートを押さえる力
が弱く力負けしてしまえば、途中より真空チャンバーが
開口し、シール部から空気が入り込み真空度は一気に低
下変動をおこす。かかる開口を押さえるには、通常、大
きな油圧装置が配置される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
油圧装置が大きくなると、加重が多大になり、油圧装置
を設置する床の問題にもなる。通常、かかる真空を使用
した積層装置は、プリント基板メーカーのクリーンルー
ムに設置してあるが、クリーンルームはダウンフローの
床のアクセスフローとなっていて、多大な加重には耐え
られないことも多く、かかる加圧力には自ずと上限が出
来る。更に近年、パターニングによる凹凸を有する基板
とフィルム状樹脂を積層する場合、該基板にフィルム状
樹脂層を追従させ、表面平滑性を良好にするには、該基
板とフィルム状樹脂層との間に、安定な真空度のもと
で、加圧を増大させることが要求されているが、上記の
問題で、加圧が不足したり、空気漏れにより真空度が変
動低下したりの問題が発生すると、小さな気泡(マイク
ロボイド)が発生し回路線の絶縁破壊にいたったり、表
面平滑性を失うこととなる。かかるマイクロボイドは、
更に積層後の工程のキュアリング工程にて、破裂膨張或
いは膨張陥没して、更に該積層樹脂表面に凹凸が生じせ
しめ、外観不良等の問題を更に増長せしめる。
【0007】
【問題を解決するための手段】そこで本発明者らは、か
かる事情に鑑み、鋭意研究をした結果、可撓性シート3
を付設した上部プレート1及び可撓性シート4を付設し
た下部プレート2が配置された真空チャンバー6内の上
下プレート間に、凹凸を有する基板5aとフィルム状樹
脂層5bとの積層体5を載置して圧締操作を行う真空積
層装置において、圧締操作時に上部プレート1と下部プ
レート2を枠フレーム8と留め具7で固定保持する真空
積層装置を開発し、かかる真空積層装置を使用して、凹
凸を有する基板5aとフィルム状樹脂層5bとの積層体
5を圧締して積層を行うにあたり、上部プレート1と下
部プレート2の間に、積層体5を載置して、上部プレー
ト1と下部プレート2を密封契合して、上下プレート間
に形成される空間部11及び上部プレート1と可撓性シ
ート3の間に形成される空隙部10を200Pa以下の
減圧状態にした後、下部プレート2の下部へ留め具7を
挿入し、次いで空隙部10の減圧状態を解除後、その圧
力を1.0×105〜20×105Paにして、可撓性シ
ート3を膨張させて積層体5を圧締する積層方法によ
り、マイクロボイドの発生が全く抑えられ、表面平滑性
にも優れた積層体が得られることを見いだし本発明を完
成した。
【0008】
【発明の実施の形態】まず、本発明の真空積層装置の構
成を図1〜13を参考にして説明する。本発明の真空積
層装置は可撓性シート3を付設した上部プレート1及び
可撓性シート4を付設した下部プレート2が配置された
真空チャンバー6内の上下プレート間に、凹凸を有する
基板5aとフィルム状樹脂層5bとの積層体5を載置し
て圧締操作を行える真空積層装置において、圧締操作時
に上部プレート1と下部プレート2を固定保持できる枠
フレーム8と留め具7を有するものであればよく、図2
〜13に示した装置が挙げられる。
【0009】まず、上記の真空チャンバー6は図1に示
されるものであり、可撓性シート4は、下部プレート2
上に直接存在し、可撓性シート3は、その四辺端が押さ
えシール金具9により上部プレート1と可撓性シート3
の間に形成される空隙部10(以下単に空隙部10と称
することがある)が形成出来るように上部プレート1に
付設されている。また、上部プレート1には、該プレー
ト1内を通過する開口部12(以下単に開口部12と称
することがある)が配置され、かかる開口部12によ
り、空隙部10の圧力が調整される。開口部12から気
体又は液体を空隙部10に導入すると可撓性シート3が
風船のように膨らむ構造となっている。下部プレート2
には、該プレート2内を通過する開口部13(以下単に
開口部13と称することがある)が配置され、かかる開
口部13により、上部プレート1と下部プレート2の密
封契合時に、可撓性シート3、4の間に形成される空間
部11(以下単に空間部11と称することがある)の圧
力が調整される。また、減圧を効率良く行うためにシー
ル14が下部プレート2の上端に配置されている。
【0010】本発明の真空積層装置は図2〜13に示さ
れるが、それぞれについて説明する。図2〜図5、図1
3は留め具7がコッタータイプのものであり、図2は搬
送用フィルム15を有しないもの、図3〜5、図13は
搬送用フィルム15を有するものである。図4におい
て、真空チャンバー6には、可撓性シート3を付設した
上部プレート1と可撓性シート4を付設した下部プレー
ト2が配置されており、真空チャンバー6の外側に配置
された枠フレーム8は上部プレート1に固定され、かつ
下部プレート2の下には圧締操作時に上からの圧力に対
して該プレートを固定保持するための留め具7が、ピス
トン連動可能な状態で設置されている(図4では左右に
ピストン運動する)。枠フレーム8と上部プレート1と
の固定保持方法としては、通常固定具により固定される
が、溶接により固定されたり、あるいは枠フレーム8と
上部プレート1が一体化して固定されているものでもよ
い。アクチュエーター17は下部プレート2を上下運動
させるための作動装置である。
【0011】図3は、留め具7がピストン連動する方向
と垂直な方向から見た断面図である。図3において、凹
凸を有する基板5aとフィルム状樹脂層5bとの積層体
5を挟持してチャンバー内を移送する搬送用フィルム1
5(以下単に搬送用フィルム15と称することがある)
も配置され、その位置は、留め具7が運動する方向と垂
直になっている。搬送用フィルム15の張力及び搬送速
度は巻出しロール19及び巻取りロール20、ニップロ
ール21により調節され、巻出しロール19は真空チャ
ンバー6の入口付近に、巻取りロール20及びニップロ
ール21は出口付近に配置されている。搬送用フィルム
15の通過ラインの各所には、搬送用フィルム15の張
力誘導と空中保持のために、ガイドロール22が配置さ
れている。図4は、下部プレート2が上昇して上部プレ
ート1と密封契合後、コッタータイプの留め具7が下部
プレート2の下に入り固定保持される前の図であり、図
5は該コッタータイプの留め具7が下部プレート2の下
に入り下部プレート2を固定保持された時の図である。
かかる留め具7は油圧シリンダーや手動で作動される。
【0012】図6、7、11、12は留め具7がクラン
クタイプのものであり、図6、12は、下部プレート2
が上昇して上部プレート1と密封契合後、クランクタイ
プの留め具7が下部プレート2の下に入り固定保持され
る前の図であり、図7、11は該コッタータイプの留め
具7が下部プレート2の下に入り固定保持した時の図で
ある。上記留め具7は油圧シリンダーにより作動され、
かかる油圧シリンダーは枠フレーム8の外側(図6、
7、11)や下部プレート2の下(図12)に配置され
てもよい。
【0013】また、図8に示すように枠フレーム8は、
上部プレート1の両端部に固定された構造のものでもよ
い。
【0014】図9、10に示すように枠フレーム8が上
下に別れており、上枠フレームと下枠フレームをコの字
タイプやヒンジタイプの留め具7で固定保持されたもの
でもよい。
【0015】留め具7は、上記で示したもの以外でも、
50〜100トン/m2の圧力に耐えられる方式のもの
であればよく、スクリューネジ、コロの形態でもよい。
【0016】留め具7は、通常アクチュエーター16に
よりピストン運動されるが、手動でピストン運動して出
し入れしてもよい。アクチュエーター16としては油圧
式のエアーシリンダー、スクリューネジ等が挙げられる
が、機械重量が軽微なエアーシリンダーのものが好まし
い。
【0017】可撓性シート3および4は、耐熱性で、膨
張可能なものが好ましく、例えばシリコンゴム、フッ素
ゴム等が挙げられる。膜厚は、1〜10mmのものが通
常用いられる。尚、可撓性シート3、4の内部にフィラ
ーや繊維、箔、板を入れたものも使用可能である。
【0018】また、可撓性シート3および4の縦横の長
さは、通常は200mm〜1200mmで、厚みが0.
2〜20mmの平板膜状が好ましい。可撓性シート3の
方が、縦横の長さが可撓性シート4よりも5〜50%程
度長いのが好ましい。
【0019】また、可撓性シートの表面粗度(JIS
B 0610に準処して測定)が20〜700μmで、
かつ表面ゴムのデュロメータ硬度(JIS K 721
5)が15〜90である時が好ましい。該表面粗度Rz
が20μm未満の時や該デュロメータ硬度HDDが90
を越える時は、積層後の基板5aの表面平滑性はよいが
マイクロボイド残存に問題があり、Rzが700μmを
越える時やHDDが15未満の時は、表面平滑性が悪い
のでビルドアップ多層積層時に問題を残す。上記のRz
やHDDの調整方法としては、表面をサンドペーパー、
エメリーサンドペーパーで、トリートメントしても、表
面にこれらの粗度を持つパターンを形成しても良い。
【0020】搬送用フィルム15については特には限定
しないが、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリ
エチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ナイロン
フィルム、ポリイミドフィルム、ポリスチレンフィル
ム、フッ素化オレフィンフィルムのいずれかであること
が好ましい。膜厚は10〜100μmであることが好ま
しく、更には20〜50μmが好ましく、幅0.5〜3
mが好ましい。
【0021】搬送用フィルム15の表面に関しても、特
には限定しないが、積層体5と接する面がマット処理、
例えば表面のヘイズ値を5〜40%程度(積分球式光線
透過率測定装置にして測定)にしておくと、積層時の空
気の逃よくマイクロボイドが少ない点で望ましい。
【0022】コンベア18は、積層体5の真空チャンバ
ーへの搬入、排出に用いられ、回転ロール群や、エンド
レスベルトでも良く、汚れにくい素材で、発塵しないも
のが良い。コンベア18のサイズは、長さ0.3〜3
m、好ましくは、0.5〜1.5mがあればよく、ま
た、その搬送速度は通常1〜25m/分である。更に、
出口のコンベア18の後には、跳ね上がり防止装置23
を設置したり、圧締された積層体5を貯蔵するためのス
トッカーや積層体5の更なる表面平滑性の向上のための
加圧装置等を配置してもよい。
【0023】次に本発明の真空積層装置を用いた積層方
法を詳細に説明する。本発明の積層方法に先立ち、凹凸
を有する基板5a(以下単に基板5aと称することがあ
る)とフィルム状樹脂層5bはオートシートカットラミ
ネータ等により予め仮どめして積層体5としておくこと
が好ましい。積層体構成は、基板5a/フィルム状樹脂
層5b、フィルム状樹脂層5b/基板5a/フィルム状
樹脂層5b等任意である。
【0024】凹凸を有する基板5aとしては、特には限
定しないが、銅等のパターンを施したプリント基板が、
好ましく、ピルドアップ工法で用いられる多積層基板で
も良い。かかる基板の厚みとしては特には限定しない
が、0.1〜10mm程度のものが良い。
【0025】また、フィルム状樹脂層5bは、樹脂組成
物と、支持体フィルム(セパレーターフィルム)あるい
は銅箔から構成されることが好ましい。かかる樹脂組成
物は、絶縁性、粘着性や接着性、ホットメルト性を持つ
ものや、ガラス転移温度以上で軟化する樹脂組成物が好
ましい。かかる樹脂組成物としては、主にエポキシ樹脂
からなる熱硬化型樹脂組成物、又は樹脂、エチレン性不
飽和化合物、光重合開始剤からなる感光性樹脂組成物等
が挙げられる。
【0026】かかる支持体フィルム(セパレーターフィ
ルム)としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム
やポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポ
リビニルアルコールフィルム、エチレン酢酸ビニル共重
合体ケン化物フィルム等が挙げられる。銅箔としては特
に制限しないがエッチングで溶解可能なものが好まし
い。
【0027】かかるフィルム状樹脂層5bのビルドアッ
プ工法用の市販品(保護フィルムが貼付した構成のもの
ものある)としては、日立化成社製のBFシリーズ、B
Lシリーズ、ASシリーズ、MCFシリーズ、シプレー
社製のMULTIPOSIT−9500シリーズ、日本
ペイント社製のプロピコートシリーズ、チバスペシャリ
ティ社製のPlobelecシリーズ、デュポン社製の
Valuxシリーズ、太陽インク社製のPVIシリー
ズ、HBIシリーズ、旭電化社製のBURシリーズ、味
の素社製のABFシリーズ、東京応化社製のSB−Rシ
リーズ、三井金属社製のMRシリーズ、松下電工社製の
Rシリーズ、住友ベークライト社製のAPLシリーズ、
ニッカン社製のCADシリーズ、旭化成社製のPCCシ
リーズ、三菱ガス化学社製のCBRシリーズ、CCLシ
リーズ、GMPシリーズ等が挙げられる。その他の用途
の樹脂層としては、フォトレジストフィルム用樹脂層、
ソルダーレジストマスクフィルム用樹脂層、コンフォー
マスクフィルム用樹脂層が挙げられる。
【0028】フィルム状樹脂層5bの表面あるいは裏面
についても特には限定しないが、好ましくは、マット処
理してあることが、積層時の空気の逃げがよくマイクロ
ボイドが少なく良好である。該マット処理に関しては特
には限定しないが、Rzが3〜40μ程度のものが好ま
しい。
【0029】本発明では、圧締の際にフィルム状樹脂層
5bから樹脂組成物のしみだしが基板5aに付着してフ
ィルム状樹脂層5bの追従性が低下するので搬送用フィ
ルム15を使用することも好ましく、以下それを使用し
た方法を図3、4を参考にして説明する。まず上記の仮
止めした積層体5を搬送用フィルム15により圧締位置
まで搬送される。その後下部プレート2を持ち上げて、
上部プレート1と密封契合させる。かかる下部プレート
2を持上げるには通常アクチュエーター17が使用さ
れ、エアシリンダーや油圧シリンダーでコントロールさ
れる。
【0030】密封契合した後、空隙部10、空間部11
を減圧状態とする。具体的には、上部プレート1の開口
部12及び下部プレート2の開口部13よりそれぞれ吸
引し、空隙部10及び空間部11の圧力を、200Pa
以下、好ましくは100Pa以下の減圧状態にする。2
00Pa以下では、凹凸を有する基板5aとフィルム状
樹脂層5bの間にマイクロボイドが残存し、積層後のフ
ィルム状樹脂層5bの表面の平滑性が悪くなる傾向があ
る。空隙部10、空間部11の圧力は同時に減圧状態と
すればよいが、可撓性シート3が弾力性のない場合は、
空隙部10のみ密封契合前に減圧状態として、可撓性シ
ート3と搬送用フィルム15が接触しないようにしてお
いてもよい。
【0031】次に圧締操作に入るのであるが、圧締操作
が始まる前に、下部プレート2の下部へ留め具7を挿入
して、下部プレート2と上部プレート1を固定する。圧
締操作が始った後に、留め具7で固定しても、空間部1
1の減圧度は保ちにくく、マイクロボイド発生の原因と
なり好ましくない。
【0032】留め具7の全面が下部プレート2の全面と
接触させるのが理論的には有利であるが必ずしも全面に
こだわらず均等に力が配分される様にしておけば部分的
な接触も可能である。例えば図2〜5に示すような留め
具7(コッター)を用いる場合は手動あるいはアクチュ
エーター16でピストン連動して上部プレート1と下部
プレート2が密封契合した状態で、下部プレート2が下
に移動しないように下部プレート2の下部に挿入する。
また、図6、7に示すような留め具7(クランク)を用
いる場合はクランクを下部プレート2と上部プレート2
が密封契合する位置まで立ち上げて、クランクを支える
油圧により固定する。
【0033】圧締操作としては、空間部11と空隙部1
0の圧力差により、可撓性シート3を下方向に膨らませ
て凹凸を有する基板5aとフィルム状樹脂層5bを貼り
合わせる。かかる圧力差の調整は具体的には、空隙部1
0の圧力をほぼ常圧に戻し、空間部11の減圧度を弱め
て300〜600Paとすればよく、これらの圧力調整
には空気を用いればよい。かかる圧力差により可撓性シ
ート3は下方向に膨らむことにより、搬送用フィルム1
5と接触し、可撓性シート4も搬送用フィルム15と接
触する。かかる搬送用フィルム15により、基板5aと
フィルム状樹脂層5bは軽く接触するのである。
【0034】引続いて空隙部10の圧力を高める。具体
的には、空隙部10の圧力を1.0×105〜20×1
5Paと高くして、空間部11の圧力を再び200P
a以下の高減圧下に調整すると、上側の可撓性シート3
は下側に大きく膨らみ、搬送用フィルム15と強く接触
し、かかる搬送用フィルム15が基板5aとフィルム状
樹脂層5bを強く圧締する。この時樹脂組成物がしみ出
すことがあるが、かかるしみ出しは搬送用フィルム15
に付着して除去される。
【0035】圧締時の温度は40℃〜185℃が好まし
く、更には70〜135℃である。かかる温度が40℃
未満では、基板5aの凹凸面にフィルム状樹脂層5bの
樹脂組成物を充填出来ずに追従性が悪くなったりマイク
ロボイドが残存し、185℃を越えるとフィルム状樹脂
層5bが熱分解を起し分解ガスによるマイクロボイドが
発生して好ましくない。かかる温度のコントロール方法
としては特に限定しないが、上部プレート1と下部プレ
ート2に内蔵される面ヒーターや蒸気パイプで調整され
る。
【0036】圧締操作の終了後に、開口部12、13を
使用して、空隙部10、空間部11の減圧状態を解放
し、留め具7を、枠フレーム8の外側に出してから下部
プレート2を下方に移動させて圧締された積層体5が排
出される。なお、圧締時に、搬送用フィルム15を使用
し、フィルム状樹脂組成物層5bからしみ出しがある場
合、搬送用フィルム15と積層体5の端部が固着するの
で、真空チャンバー6の出口でコンベア18に積層体5
が受渡される過程で搬送用フィルム15と積層体5との
剥離時に積層体が跳ね上がってコンベア18に落下し
て、フィルム状樹脂層5bの表面平滑性が損われる恐れ
があり、かかる跳ね上がりを防止するため、跳ね上がり
防止装置23を設置してもよい。
【0037】以上、下部プレート2が上下に移動して、
可撓性シート3が膨張する真空積層装置及びそれを用い
た積層方法について説明したが、上部プレート1が上下
に移動したり、可撓性シート4が膨張するものも本発明
の範囲であることはいうまでもない。尚、本発明は、プ
リント基板以外の他用途、例えば、LCD基板の上に、
粘着剤付偏光板や粘着剤付位相差板を貼り合わす時、各
種電子基板にダイシングテープ等やホットメルト樹脂の
付着したフィルム例えばICカード等を貼り合わす時に
も大変有効な装置や方法である。
【0038】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。 実施例1 図3、4、5に示す真空積層装置を用いた。積層体5の
製造は、エポキシ樹脂からなる熱硬化型樹脂組成物(ガ
ラス転移温度80℃)とポリエチレンテレフタレートフ
ィルムからなるフィルム状樹脂層5bを基板5aの両面
に配置した構成とし、フィルム状樹脂層5bの樹脂面
(Rzが3.5μm)が基板5aの凹凸面に接するよう
にオートカットラミネーターにより仮止め積層して行っ
た。可撓性シート3、4は3mm厚みのシリコンゴムで
ある。積層体5を搬送する搬送用フィルム15はポリエ
チレンテレフタレートフィルム〔厚さ25μm、ヘイズ
値6%(積分球式光線透過率測定装置により測定)〕と
なった。)を使用した。留め具7はSUSのコッター
(厚み10cm)であり、アクチュエーター16でピス
トン運動できるもので、上部プレート1と下部プレート
2を密封契合した時に、枠フレーム8と下部プレート2
の隙間に契合するような直方体形状であった。枠フレー
ム8はSUS製であり、図4に示すように真空チャンバ
ー6を覆うように、真空チャンバー6の積層体の入口端
部と出口端部に2ヶ所に配置された。
【0039】積層体5をコンベア18にて、搬送用フィ
ルム15に移載し、搬送用フィルム15に積層体5を挟
持して、圧締位置まで搬入した。次いで、1ton/m
2の力を有するアクチュエーター17(エアシリンダ
ー)により下部プレート2を上げ、上部プレート1と密
封契合させた。空隙部10、空間部11の圧力を60P
aの減圧状態にした後、留め具7をアクチュエーター1
6(エアシリンダー)により下部プレート2と枠フレー
ム8の隙間に挿入した。次に開口部12を大気開放し
て、空隙部10を大気圧とし、空間部11は400Pa
として、可撓性シート3及び可撓性シート4で搬送用フ
ィルム15を圧締し積層体5を軽く圧締し、その10秒
後に、空間部11を再び60Paの減圧状態にして、更
に開口部12より圧縮空気を入れて、空隙部10を6×
105Paとし、可撓性シート3を大きく膨らませて、
積層体5を120℃で300秒間強く圧締した(図
5)。圧締終了後開口部12、13が大気圧に戻され、
留め具7を下部プレートからはずし、下部プレート2を
下方へ移動させ、積層体5を排出した。得られた積層体
5について追従性、マイクロボイド、表面平滑性の評価
を以下の要領で行った。
【0040】(追従性)凹凸を有する基板5aに対する
フィルム状樹脂層5bの追従性を50倍顕微鏡で目視確
認して以下のように評価した。 ○・・・凹凸を有する基板5aの凹部にフィルム状樹脂
層5bが完全に充填されている。 ×・・・凹凸を有する基板5aの凹部にフィルム状樹脂
層5bが完全には充填されておらず基板5aの凹面に沿
って細長い気泡が残る。
【0041】(マイクロボイド)凹凸を有する基板5a
とフィルム状樹脂層5bの間にあるマイクロボイドを5
0倍顕微鏡で目視確認して以下のように評価した。 ○・・・凹凸を有する基板5aの凹凸部とフィルム状樹
脂層5bの間にマイクロボイドがない。 ×・・・凹凸を有する基板5aの凹凸部とフィルム状樹
脂層5bの間にマイクロボイドがある。
【0042】(表面平滑性) (1)フィルム状樹脂層5bの表面平滑性を表面粗さ計
(ミツトヨ社製『suftest−201』)で測定し
以下のように評価した。 ○・・・フィルム状樹脂層5bの表面の凹凸段差が1μ
m以下である。 ×・・・フィルム状樹脂層5bの表面の凹凸段差が1μ
mを越える。 (2)積層体をクロスセクション法で、垂直切断面を顕
微鏡にて観察して以下のように評価した。 ○・・・フィルム状樹脂層5bの表面の凹凸段差が1μ
m以下である。 ×・・・フィルム状樹脂層5bの表面の凹凸段差が1μ
mを越える。
【0043】比較例1 実施例1において、圧締操作時に留め具7を使用せず、
実施例1と同様に積層を実施した。実施例1、比較例1
の評価結果を表1に示した。
【0044】 〔表1〕 追従性 マイクロボイド 表面平滑性 (1) (2) 実施例1 ○ ○ ○ ○ 比較例1 × × × ×
【0045】
【発明の効果】本発明は、可撓性シート3を付設した上
部プレート1及び可撓性シート4を付設した下部プレー
ト2が配置された真空チャンバー6内の上下プレート間
に、凹凸を有する基板とフィルム状樹脂層との積層体5
を載置して圧締操作を行う真空積層装置において、圧締
操作時に上部プレート1と下部プレート2を枠フレーム
8と留め具7で固定保持する真空積層装置であるので、
真空チャンバーの減圧度の変動がなく、特にかかる真空
積層装置を使用して、凹凸を有する基板5aとフィルム
状樹脂層5bとの積層体5を圧締して積層を行うにあた
り、上部プレート1と下部プレート2の間に、積層体5
を載置して、上部プレート1と下部プレート2を密封契
合して、上下プレート間に形成される空間部11及び上
部プレート1と可撓性シート3の間に形成される空隙部
10を200Pa以下の減圧状態にした後、下部プレー
ト2の下部へ留め具7を挿入し、次いで空隙部10の減
圧状態を解除後、その圧力を1.0×105〜20×1
5Paにして、可撓性シート3を膨張させて積層体5
を圧締すると、追従性、マイクロボイド発生の抑制に優
れ、表面平滑性に優れた効果を示すものであり、プリン
ト回路基板の多層化に非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の真空積層装置の真空チャンバーの断
面図である。
【図2】 留め具7がコッタータイプで搬送フィルム1
5がない場合、留め具7のピストン運動方向から本発明
の真空積層装置を見た断面図である。
【図3】 留め具7がコッタータイプで搬送フィルム1
5がある場合、留め具7のピストン運動方向に垂直な方
向から本発明の真空積層装置を見た断面図である。
【図4】 留め具7がコッタータイプで搬送フィルム1
5がある場合、留め具7が下部プレート2へ挿入される
前に、留め具7のピストン運動方向に垂直な方向から本
発明の真空積層装置を見た断面図である。
【図5】 留め具7がコッタータイプで搬送フィルム1
5がある場合、留め具7が下部プレート2へ挿入された
後に、留め具7のピストン運動方向に垂直な方向から本
発明の真空積層装置を見た断面図である。
【図6】 留め具7がクランクタイプで搬送フィルム1
5がある場合、上部プレート1が下部プレート2へ密封
契合する前に、搬送用フィルム15の進行方向に垂直な
方向から本発明の真空積層装置を見た断面図である。
【図7】 留め具7がクランクタイプで搬送フィルム1
5がある場合、圧締操作時に、搬送用フィルム15の進
行方向に垂直な方向から本発明の真空積層装置を見た断
面図である。
【図8】 上部プレート1の側面に枠フレーム8が固定
された場合状態を、留め具7のピストン運動方向に垂直
な方向から見た本発明の真空積層装置の断面図である。
【図9】 枠フレーム8が上下に分割し、コの字型の留
め具7で枠フレーム8を固定する場合の状態を、搬送用
フィルム15の進行方向に垂直な方向から見た本発明の
真空積層層装置の断面図である。
【図10】枠フレーム8が上下に分割し、コの字型の留
め具7とヒンジ型の留め具7で枠フレーム8を固定する
場合の状態を、搬送用フィルム15の進行方向に垂直な
方向から見た本発明の真空積層層装置の断面図である。
【図11】留め具7がクランクタイプで搬送用フィルム
15がある場合、圧締操作時に、搬送用フィルム15の
進行方向に垂直な方向から本発明の真空積層装置を見た
断面図である。
【図12】留め具7がクランクタイプで搬送用フィルム
15がある場合、圧締操作時に、搬送用フィルム15の
進行方向に垂直な方向から本発明の真空積層装置を見た
断面図である。
【図13】留め具7がコッタータイプで搬送用フィルム
15がある場合、留め具7が下部プレート2へ挿入され
た後に、留め具7のピストン運動方向に垂直な方向から
本発明の真空積層装置を見た断面図である。
【符号の説明】
1・・・上部プレート 2・・・下部プレート 3・・・上部プレートに付設した可撓性シート 4・・・下部プレートに付設した可撓性シート 5・・・積層体 5a・・・凹凸を有する基板 5b・・・フィルム状樹脂層 6・・・真空チャンバー 7・・・留め具 8・・・枠フレーム 9・・・押えシール金具 10・・・上部プレートと可撓性シート間の空隙部 11・・・可撓性シート3と可撓性シート4の間に形成
される空間部 12・・・上部プレートを通過する開口部 13・・・下部プレートを通過する開口部 14・・・シール 15・・・搬送用フィルム 16・・・留め具のアクチュエーター 17・・・下部プレートのアクチュエーター 18・・・コンベア 19・・・巻き出しロール 20・・・巻き取りロール 21・・・ニップロール 22・・・ガイドロール 23・・・跳ね上がり防止装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/46 H05K 3/46 B // B29K 105:22 B29K 105:22 B29L 9:00 B29L 9:00 31:34 31:34 Fターム(参考) 4F100 AB17 AK01B AK42 AK53 AL05 AT00A BA02 BA03 DD01A EC01 EH01 EJ222 EJ242 EJ42 GB43 JK15 JL02 4F204 AA33 AA39 AA45 AD02 AD05 AD08 AG02 AG03 AH36 AM28 AR02 FA01 FA13 FB01 FB22 FF23 FF50 FG02 FJ11 FN06 FN11 FN12 FQ02 5E346 AA04 AA05 AA06 AA12 AA26 AA32 AA51 CC08 CC09 DD02 EE06 EE08 EE13 EE14 EE18 EE35 EE38 GG28 HH11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性シート3を付設した上部プレート
    1及び可撓性シート4を付設した下部プレート2が配置
    された真空チャンバー6内の上下プレート間に、凹凸を
    有する基板5aとフィルム状樹脂層5bとの積層体5を
    載置して圧締操作を行う真空積層装置において、圧締操
    作時に上部プレート1と下部プレート2を枠フレーム8
    と留め具7で固定保持することを特徴とする真空積層装
    置。
  2. 【請求項2】 上部プレート1が枠フレーム8に固定さ
    れ、下部プレート2の下には、圧締操作時に該プレート
    を固定保持するための留め具7が設置されていることを
    特徴とする請求項1記載の真空積層装置。
  3. 【請求項3】 留め具7が、下部プレート2を固定保持
    できるようにピストン連動可能な状態で設置されている
    ことを特徴とする請求項1あるいは2記載の真空積層装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3の真空積層装置を使用し
    て、凹凸を有する基板5aとフィルム状樹脂層5bとの
    積層体5を圧締するにあたり、上部プレート1と下部プ
    レート2の間に、積層体5を載置して、上部プレート1
    と下部プレート2を密封契合して、上下プレート間に形
    成される空間部11及び上部プレート1と可撓性シート
    3の間に形成される空隙部10を200Pa以下の減圧
    状態にした後、下部プレート2の下部へ留め具7を挿入
    し、次いで空隙部10の減圧状態を解除後、その圧力を
    1.0×105〜20×105Paにして、可撓性シート
    3を膨張させて積層体5を圧締することを特徴とする積
    層方法。
  5. 【請求項5】 可撓性シート3と可撓性シート4の間に
    積層体5を挟持して真空チャンバー6内を移動させるた
    めの搬送用フィルム15を配置することを特徴とする請
    求項4記載の積層方法。
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