JP2001337232A - 光デバイス製造方法と光デバイス - Google Patents
光デバイス製造方法と光デバイスInfo
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Abstract
従来の光デバイスは、ファイバ素線の端面に所定厚の膜
が成膜されないため、所期の光学特性が得られない。 【解決手段】 本発明の光デバイス製造方法は、ファイ
バ素線1の側面に金属膜を成膜してから、同ファイバ素
線1の端面2に膜3を成膜し、その後、同ファイバ素線
1を前記成膜済みの端面2がフェルール4の端面5から
突出するまで同フェルール4内に挿通し、固定する。本
発明の光デバイスは、側面に金属膜が成膜されたファイ
バ素線がフェルールに挿通・固定された光デバイスであ
って、ファイバ素線の端面はフェルール端面から外側に
突出し、両端面間の距離LがL<4・d(dは側面に金
属膜が成膜されたファイバ素線の外径)の関係を満た
し、ファイバ素線の端面には膜が成膜されている。
Description
フェルール4に挿通・固定されたファイバ素線1の端面
2がフェルール4の端面5から突出し、突出したファイ
バ素線1の端面2に反射防止膜その他の膜3が成膜され
ている光デバイス(通称「レンズドファイバ」)の製造
方法に関するものである。この種の光デバイス6は例え
ば図6に示すように、通信光源や光増幅器の励起光源と
して用いられるレーザモジュール7において、レーザダ
イオード8から出射された光を低反射でファイバ素線1
内に導くために使用される。この場合、ファイバ素線1
の端面2にはレンズ加工がされた上で、膜3として反射
防止膜が成膜されている。
るには、長手方向一端側の側面12に金属膜を成膜し
(メタライズ加工を施し)、同加工部分よりさらに端部
側にくさび加工(図7a)、鏡面加工(図7b)又は曲
面加工(図7c)を施して該端部を同図に示す形状に成
形したファイバ素線1を図5に示すようにフェルール4
に挿通して該ファイバ素線1の端面2をフェルール4の
端面5から突出させ、そのファイバ素線1を前記金属膜
が成膜された側面12の部分で半田9によってフェルー
ル4に固定する。その後、該フェルール付きのファイバ
素線1を成膜装置の真空チャンバにセットして、各種P
VD法(イオンアシスト法、イオンプレーティング法、
イオンビームスパッタ法、マグネトロンスパッタ法、M
BE法)や各種CVD法(ECRプラズマCVD法、M
OCVD法)によってフェルール4の端面5から突出し
ているファイバ素線1の端面2に成膜原料の蒸発原子又
は分子を蒸着させて反射防止膜その他の膜3を成膜す
る。尚、前記PVDはPhysical Vapor Depositionの略であ
り、以下同様にCVDはChemical Vapor Deposition、MBE
はMolecular Beam Epitaxy、ECRはElectron Cyclotron
Resonance、MOCVDはMetal Organic Chemical Vapor Dep
ositionの略である。
イス製造方法及びそれによって製造された従来の光デバ
イスには次のような課題があった。 (1)図5に示すフェルール4の端面5とそこから突出
しているファイバ素線1の端面2までの距離L(突出長
L)を例えば0.5mm未満と短くすると、両端面2、5が
極めて近接するため、成膜装置の真空チャンバ内におい
て成膜対象であるファイバ素線1の端面2に向かう蒸発
原子又は分子がフェルール4の端面5に衝突して跳ね返
ってきた蒸発原子又は分子と衝突して、ファイバ素線1
の端面2に十分に蒸着されない。従って、形成された膜
3の膜厚が設計値よりも薄くなってしまい、所期の光学
特性(反射率や透過率等)を備えた光デバイスを得るこ
とができない。 (2)図5に示すファイバ素線1の突出長Lを例えば1.
0mm以上と長くすれば前記課題は解決されるが、突出長
Lが長過ぎると、フェルール4の端面5から突出したフ
ァイバ素線1の中心とフェルール4の中心とのズレ量が
大きくなり、図6に示すモジュールの組立が困難とな
る。特にファイバ素線1とLD8との光軸合せが困難と
なる。例えば、前記光軸合せはフェルール6の中心とL
D8の中心を合わせることによって行われるので、フェ
ルール4の端面5から突出したファイバ素線1の中心と
フェルールの中心とがLD8の発光面に平行な方向へ±
0.3μmズレていると、結合効率が±5%変動する。
尚、許容される変動量は±2%程度である。 (3)図5に示す光デバイス6を用いて図6に示すモジ
ュールを組立てるためには、筐体30と一体化されてい
る固定部材32にYAGレーザーを使用して光デバイス
6(詳しくはフェルール4)を溶着させる必要がある。
しかし、従来の製造方法によって製造された光デバイス
6では、フェルール4の側面に成膜原料の蒸発原子又は
分子が付着しているため、その付着物によって溶着が阻
害され、十分な固定強度が得られない。この場合、モジ
ュール組立の後工程において固定部34に割れ等の不良
が発生する虞がある。
バ素線の端面に設計値通りの膜厚の膜が成膜され、モジ
ュール化も容易な光デバイスを製造可能な光デバイス製
造方法及び光デバイスを提供することにある。
ファイバ素線の側面に金属膜を成膜すると共に、該ファ
イバ素線の端面に膜を成膜し、その後、このファイバ素
線をフェルールに挿通して、前記膜を成膜済みの端面を
フェルールの端面から突出させ、そのファイバ素線をフ
ェルールに固定するものである。
フェルールの端面とそこから突出するファイバ素線の端
面との距離LがL<4・d(dは側面に金属膜が成膜さ
れたファイバ素線の外径)となるように、ファイバ素線
をフェルールに挿通・固定するものである。
成膜されたファイバ素線がフェルールに挿通・固定され
た光デバイスであって、ファイバ素線の端面はフェルー
ルの端面から外側に突出し、両端面間の距離LはL<4
・d(dは側面に金属膜が成膜されたファイバ素線1の
外径)であり、ファイバ素線の端面には膜が成膜されて
いるものである。
ス製造方法の第1の実施形態を説明する。この製造方法
は、前記図5に示す光デバイス6を製造するための方法
であって、ファイバ素線1の端面2に予め反射防止膜
(AR膜)3を成膜してから、そのファイバ素線1をフェ
ルール4に挿通・固定するものであり、具体的には次の
通りである。
一端側の樹脂被覆(外部被覆)11を除去してファイバ
素線(裸ファイバ)1を露出させる。露出したファイバ
素線1の端部の側面12にメッキ、蒸着、スパッタリン
グ等によって金属膜を成膜する。金属膜の成膜が終了し
たらファイバ素線1の先端に前記くさび加工(図7
a)、鏡面加工(図7b)、曲面加工(図7c)の何れ
かを施して同図に示すような端部形状とする。
端面2が成膜装置の真空チャンバ15内に露出するよう
に該ファイバ素線1を該真空チャンバ15にセットし
て、同端面2にシリカ(SiO2)とタンタルオキサイド
(Ta2O5)が交互に積層された反射防止膜3(図3)を
成膜する。このときファイバ素線1はフェルール4に挿
通されていないため、真空チャンバ15内においてファ
イバ素線1の端面2に蒸着されるべきSiO2やTa2O5の蒸
発原子又は分子がフェルール4の端面5に衝突して跳ね
返ってくる同原子又は分子と衝突してファイバ素線1の
端面2に十分に蒸着されないといった不都合が発生する
虞はなく、所定量のSiO2及びTa2O5が確実に蒸着され
る。これによって、設計値通りの膜厚の反射防止膜3が
成膜され、所期の光学特性を備えた光デバイス6が製造
される。ちなみに、反射減衰量の設計値が−40dBであ
る場合、本発明の製造方法によって製造された光デバイ
ス6の980nm帯の光に対する反射率及び反射減衰量を測
定した結果、反射率は0.015%以下、反射減衰量は38d
Bであった。一方、前記従来の製造方法によって製造さ
れた光デバイスについて同様の測定を行った結果、反射
減衰量は30dBであった。尚、前記反射減衰量は反射率
0%を基準としている。
用されているものと同一のものである。具体的には図2
に示すように2つの電子銃16、2つのシャッター1
7、回転するドーム18、イオンアシスト装置19が設
けられた真空チャンバ15を備え、前記ドーム18に設
置されたホルダ20に蒸着対象(本実施形態では前記フ
ァイバ素線1の端部)をセットし、ドーム18を回転さ
せながら一方の電子銃16から出射される電子ビームを
成膜原料(本実施形態ではSiO2又はTa2O5)21の表面
に照射して同成膜原料21を溶融し、その原子又は分子
を蒸発させ、ファイバ素線1の端面2にSiO2膜又はTa2O
5膜を所定の膜厚だけ成膜後にシャッター17で成膜原
料21を覆う(シャッター17を閉じる)。その後、他
方の電子銃16から出射される電子ビームを成膜原料
(本実施形態ではTa2O5又はSiO2)22の表面に照射し
て同成膜原料22を溶融し、その原子又は分子を蒸発さ
せ、ファイバ素線1の端面2にTa2O5膜又はSiO2膜を所
定の膜厚だけ成膜後に他方のシャッター17で成膜原料
22を覆う(シャッター17を閉じる)。即ち、蒸着対
象に2種類の成膜原料を交互に蒸着させるものである。
尚、前記イオンアスト装置19はより緻密な膜を形成す
るために、蒸着対象に向けてO2活性分子を照射又は加速
して成膜原料の原子又は分子にエネルギーを付与するも
のである。もっとも、照射又は加速される活性分子は、
Ar活性分子、He活性分子、H2活性分子、CO 2活性分子、H
2O活性分子、N2活性分子等であってもよい。
が成膜されたファイバ素線1を得たら、図3(a)に示
すようにそのファイバ素線1を金属製のフェルール4に
挿通し、図3(b)に示すように前記成膜済みの端面2
をフェルール4の端面5から突出させ、その状態で同フ
ェルール4に半田付けする。このとき、ファイバ素線1
の端面2には既に反射防止膜3が成膜されているので、
ファイバ素線1の端面2に蒸着されるべきSiO2やTa2O5
の蒸発原子又は分子がフェルール4の端面5に衝突して
跳ね返ってきた同原子又は分子と衝突して、ファイバ素
線1の端面2に十分に蒸着されないといった不都合が発
生する可能性はなく、ファイバ素線1の端面2とフェル
ール4の端面5との距離L(突出長L)を大きくする必
要もない。ここで、本件発明者らの検討によれば、突出
長Lと側面に金属膜が成膜されたファイバ素線1の外径
dとが、L<4・d(ファイバ素線1の外径の4倍未
満)の関係を満たしていれば、前記LD8とファイバ素
線1との光軸合わせを容易に行うことが可能となる。そ
こで、本実施形態では外径dが0.125mmのファイバ素線
1に対し、突出長Lを0.5mm未満(ここでは0.4mm)と
し、この突出長Lが維持されるようにしてファイバ素線
1を前記金属膜が成膜された側面12の部分でフェルー
ル4に半田付けして図5に示す光デバイス6を製造し
た。これによって、前記の通り所期の光学特性を備え、
さらにモジュール化し易い本発明の光デバイス6が製造
される。
を用いて図6に示すモジュールを組立てる場合、YAG
レーザーによって当該光デバイス6(詳しくはフェルー
ル4)と筐体30に一体化された固定部材32との溶着
させる場合がある。しかし、この時に前記半田9が再溶
融し、ファイバ素線1が位置ずれを生じる虞がある、従
って、かかる不都合を防止する観点からは、図4に示す
ように、フェルール4の先端部を他の部分よりも太くし
て、熱容積の拡大を図ることが望ましい。
素線の端面に反射防止膜を成膜したが、本発明の光デバ
イス製造方法によればファイバ素線の端面にSWPF(Shor
t Wavelength PassFilter)、LWPF(Long Wavelength P
ass Filter)、バンドパスフィルタといった膜が成膜さ
れた光デバイスを製造することもでき、何れの場合にも
これら膜の膜厚を設計値通りにすることができる。尚、
前記SWPF(Short Wavelength PassFilter)、LWPF(Lon
g Wavelength Pass Filter)、バンドパスフィルタとい
った膜が成膜された光デバイスも本発明の光デバイスに
含まれる。
種PVD法や各種CVD法の何れであってもよく、何れの成膜
方法の場合も設計値通りの膜厚の膜が成膜され、所期の
光学特性を備えた光デバイスを製造することができる。
次のような効果を有する。 (1)ファイバ素線の端面に膜を成膜してから、そのフ
ァイバ素線をフェルールに挿通・固定するので、ファイ
バ素線の端面への成膜に際し、成膜原料の蒸発原子又は
分子がフェルールの端面に衝突して跳ね返ってきた蒸発
原子又は分子と衝突して、ファイバ素線の端面に十分に
積層されないといった不都合が発生する可能性がない。
従って、設計値通りの膜厚の膜が確実に成膜され、設計
値通りの光学特性を備えた光デバイスが容易且つ確実に
製造される。 (2)ファイバ素線の端面に膜を成膜してから、そのフ
ァイバ素線をフェルールに挿通・固定するので、フェル
ールの側面に成膜原料の蒸発原子又は分子が付着するこ
とがない。従って、本発明の光デバイス製造方法によっ
て製造された光デバイス6を用いて図5に示すモジュー
ルを組立てれば、YAGレーザーによる光デバイス6
(フェルール4)と固定部材32との溶着がフェルール
4の側面に付着した成膜原料の蒸発原子又は分子によっ
て阻害されることがなく、十分な固定強度を得られる。
この結果、光デバイス6と固定部材32とを固定してか
ら、固定部34を支点として当該光デバイス6をてこ調
心しても、固定部34に割れ等の不良が発生する虞がな
い。尚、実際のモジュール化にあたっては、てこ調心さ
れた光デバイスを図示されていない別の固定部材にも固
定して位置決めを行う。 (3)ファイバ素線の端面に向かう蒸発原子又は分子が
フェルールの端面に衝突して跳ね返ってきた蒸発原子又
は分子と衝突する虞がないので、フェルール端面とそこ
から突出するファイバ素線の端面との距離を可及的に小
さくすることが可能となる。従って、モジュール化の際
の組立が容易で、長期信頼性も高い光デバイスを製造す
ることができる。
次のような効果を有する。 (1)フェルール端面とそこから突出するファイバ素線
の端面との距離LがL<4・d(dは側面に金属膜が成膜
されたファイバ素線の外径)となるように、ファイバ素
線をフェルールに挿通・固定するので、モジュールの組
立がより一層容易な光デバイスを製造することができ
る。特に、フェルールから突出したファイバ素線先端の
中心とフェルールの中心とのズレ量を小さくできるの
で、図6に示すようなモジュールの組立に際して、ファ
イバ素線1とLD8との光軸合わせの精度が向上し、結
合効率の変動を許容値内に抑えることができる。また、
長期信頼性もより一層向上し、特に高温放置又は低温放
置時の光軸ズレに強い光デバイスを製造することができ
る。
を有する。フェルールの端面とそこから突出したファイ
バ素線の端面との間の距離LがL<4・d(dは側面に
金属膜が成膜されたファイバ素線の外径)の関係を満た
すので、フェルールから突出したファイバ素線先端の中
心とフェルールの中心とのズレ量が小さい。従って、例
えば、本発明の光デバイスを使用して図6に示すモジュ
ールを組立てる際、ファイバ素線1とLD8との光軸合
わせの精度が向上し、結合効率の変動を許容値内に抑え
ることができる。
に挿通する工程を示す説明断面図、(b)は成膜済みの
ファイバ素線をフェルールに挿通した後の状態を示す説
明断面図。
を示す説明図、(b)は鏡面加工されたファイバ素線の
端面を示す説明図、(c)曲面加工されたファイバ素線
の端面を示す説明図。
Claims (3)
- 【請求項1】ファイバ素線(1)の側面に金属膜を成膜
すると共に、該ファイバ素線(1)の端面(2)に膜
(3)を成膜し、その後、このファイバ素線(1)をフ
ェルール(4)に挿通して、前記膜(3)を成膜済みの
端面(2)をフェルール(4)の端面(5)から突出さ
せ、そのファイバ素線(1)をフェルール(4)に固定
することを特徴とする光デバイス製造方法。 - 【請求項2】フェルール(4)の端面(5)とそこから
突出するファイバ素線(1)の端面(2)との距離
(L)がL<4・d(dは側面に金属膜が成膜されたフ
ァイバ素線1の外径)となるように、ファイバ素線
(1)をフェルール(4)に挿通・固定することを特徴
とする請求項1記載の光デバイス製造方法。 - 【請求項3】側面に金属膜が成膜されたファイバ素線
(1)がフェルール(4)に挿通・固定された光デバイ
スであって、ファイバ素線(1)の端面(2)はフェル
ール(4)の端面(5)から外側に突出し、両端面
(2、5)間の距離(L)はL<4・d(dは側面に金
属膜が成膜されたファイバ素線1の外径)であり、ファ
イバ素線(1)の端面(2)には膜(3)が成膜されて
いることを特徴とする光デバイス。
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