JP2001336609A - 樹脂製ギヤ、画像形成装置及び樹脂製回転伝達手段 - Google Patents

樹脂製ギヤ、画像形成装置及び樹脂製回転伝達手段

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転伝達精度が良く、振動及び振動に起因す
る騒音を低減できる樹脂製ギヤを提供する。 【解決手段】 樹脂製ギヤ1は、第1の周方向リブ8,
第2の周方向リブ10,第1の径方向リブ11及び第2
の径方向リブ12でウェブ5(5a,5b)の剛性を大
きくすると共に、最外周ウェブ5cの周方向断面形状を
波形形状にすることにより最外周ウェブ5cの剛性を大
きくするようになっている。その結果、最外周ウェブ5
cの肉厚を厚くすることなく最外周ウェブ5cの剛性を
高めることができ、歯部6を高精度に成形することがで
きると共に、外力に対する変形(例えば、歯部6と軸支
持部4の回転方向へのずれ量)を小さくすることがで
き、回転伝達精度を向上させることができる。又、樹脂
製ギヤ1は、ウェブの剛性を大して、振動及び振動に起
因する騒音を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,プリンタ
ー,ファクシミリ,自動車用部品等の動力伝達機構に広
く使用される樹脂製ギヤ及びこの樹脂製ギヤを介して感
光体を駆動するように構成された複写機,プリンター,
ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から複写機や自動車用部品等の動力
伝達機構には、部品費用の低廉化,軽量化及び作動音の
静粛化等を目的として樹脂製ギヤが使用されている。こ
の樹脂製ギヤは、射出成形により所定の形状に形成され
るが、使用目的に合致するような歯形精度と強度になる
ように、その形状が工夫されている。
【0003】(第1の従来例)例えば、図9〜図10に
示す樹脂製ギヤ50は、歯51が形成された円環状の歯
部52と軸53に嵌合されるボス(軸支持部)54とを
薄板状のウェブ55で接続するような形状に形成されて
おり、歯部52に接続されるウェブ55が薄いため、射
出成形後におけるウェブ55と歯部52の接続部及びそ
の近傍の半径方向内方への収縮変形量が少なく、歯形精
度を高精度に成形することができる。尚、歯部52に接
続されるウェブ55の肉厚が厚い場合は、ウェブ55の
体積が大きくなり、射出成形後におけるウェブ55の半
径方向内方への収縮変形量が大きくなるため、ウェブ5
5と歯部との接続部及びその近傍部分がウェブ55の収
縮方向へ引っ張られるように変形し、歯部52の変形量
が大きくなり、歯51の成形精度の低下が大きくなる。
【0004】一方、これらの図9〜図10に示すような
樹脂製ギヤ50は、図11のようなラジアル荷重WRを
受けた状態で動力伝達する場合、ラジアル荷重WRを受
けるウェブ55の厚みが薄くて強度が低いため、図11
の点線で示すように楕円状に変形する量が大きくなり、
回転伝達精度が低下する。又、図10に示すような断面
形状の樹脂製ギヤ50がはすば歯車の場合、歯部52及
びウェブ55にスラスト荷重WSが作用することになる
が、ウェブ55の厚さが薄く、図12の点線で示すよう
にスラスト荷重WSの作用方向への撓み変形量が大きく
なり、回転伝達精度が低下する。
【0005】(第2の従来例)そこで、このような不具
合を解消するため、図13〜図15に示すように、ウェ
ブ55の側面にボス54と歯部52を接続する半径方向
リブ56を形成し、ウェブ55の剛性を高め、回転伝達
精度を向上させるようにした樹脂製ギヤ57が考えられ
た。しかし、このように、ボス54と歯部52を半径方
向リブ56で直接接続したような樹脂製ギヤ57は、半
径方向リブ56と歯部52との接続部及びその近傍の半
径方向内方への収縮変形量(図13及び図14中の点線
部分)が大きくなり、図16に示すような歯51の倒れ
込みという現象を生じ、歯形精度が低下するという新た
な不具合を招くことになった。
【0006】(第3の従来例)このような従来例の不具
合を解消できる樹脂製ギヤ60として、図17〜図18
に示すものが本願出願人により開発された。これらの図
に示す樹脂製ギヤ60は、ウェブ55の側面にボス54
と同心状に第1の周方向リブ61が形成され、この第1
の周方向リブ61と歯部52との間のウェブ55の側面
に第2の周方向リブ62が歯部52と同心状に形成さ
れ、更にボス54と第1の周方向リブ61及びこの第1
の周方向リブ61と第2の周方向リブ62がそれぞれ径
方向リブ63,64で接続されており、径方向リブ64
を歯部52に接続することなく、ウェブ55の剛性を高
めるようになっている。従って、このような樹脂製ギヤ
60は、歯形精度が高精度で且つ回転伝達精度が高精度
であり、精密機器に広く利用されている(特開平10−
278124号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、カラー
プリンタやカラー複写機等の画像形成装置は、樹脂製ギ
ヤ60の僅かな回転伝達精度の誤差が色ずれとして現れ
る。そのため、色ずれを防止して、より一層鮮明な印刷
を可能にするためには、樹脂製ギヤ60の回転伝達精度
(動的精度)を更に高精度化する必要がある。
【0008】又、近年のカラープリンターやカラー複写
機等の画像形成装置は、デスクサイドに配置されて使用
されることが多いため、作動時の振動や振動に起因する
騒音を低減し、静粛な職場環境を維持し得るものである
ことが必要とされている。
【0009】そこで、本発明は、このような課題を解決
できる樹脂製ギヤやこの樹脂製ギヤを使用する画像形成
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明に
係る樹脂製ギヤは、半径方向外方に形成された略円環状
の歯部と、この歯部の回転中心を中心とするように半径
方向内方に形成された軸支持部と、この軸支持部と前記
歯部とを接続するウェブと、を備えている。そして、前
記ウェブには前記歯部と同心の周方向リブが形成され、
この周方向リブと前記歯部との間のウェブの周方向断面
形状が略波形形状に形成されたことを特徴としている。
【0011】このような構成の本発明は、ウェブが周方
向リブで補強されると共に、周方向リブと歯部との間の
ウェブの周方向断面形状が略波形形状に形成されること
により、ウェブの剛性アップが図られている。そのた
め、本発明は、ウェブの肉厚を厚くしなくても剛性を大
きくすることができる。従って、本発明によれば、ウェ
ブの剛性を大きくするために、歯形精度を損なうような
ことがない。即ち、本発明は、歯部の形状精度(静的精
度)を維持しながら回転伝達精度(動的精度)を向上さ
せることが可能になる。しかも、本発明によれば、ウェ
ブの剛性を大きくすることにより、振動を低減し、振動
に起因する騒音を低減することが可能になる。
【0012】又、請求項2の発明に係る画像形成装置
は、請求項1に係る発明の樹脂製ギヤと、この樹脂製ギ
ヤを介して感光体を回転駆動する駆動手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0013】このような構成の画像形成装置は、駆動手
段の回転が請求項1に係る発明の樹脂製ギヤを介して伝
達され、感光体が高精度で回転駆動されるため、高精度
の画像形成が行われると共に、静粛な画像形成が行われ
る。
【0014】請求項3の発明に係る樹脂製回転伝達手段
は、半径方向外方に形成された略円環状の歯部と、この
歯部の回転中心を中心とするように半径方向内方に形成
された軸支持部と、この軸支持部と前記歯部とを接続す
るウェブと、を備えている。そして、前記ウェブには前
記歯部と同心の周方向リブが形成され、この周方向リブ
と前記歯部との間のウェブの周方向断面形状が略波形形
状に形成されたことを特徴としている。ここで、樹脂製
回転伝達手段は、樹脂製ギヤの他に、タイミングベルト
に噛み合う歯を備えた樹脂製プーリを含むものである。
【0015】このような構成の樹脂製回転伝達手段は、
ウェブが周方向リブで補強されると共に、周方向リブと
歯部との間のウェブの周方向断面形状が略波形形状に形
成されることにより、ウェブの剛性アップが図られてい
る。そのため、本発明は、ウェブの肉厚を厚くしなくて
も剛性を大きくすることができる。従って、本発明によ
れば、ウェブの剛性を大きくするために、歯部精度を損
なうようなことがない。即ち、本発明は、歯部の形状精
度(静的精度)を維持しながら回転伝達精度(動的精
度)を向上させることが可能になる。しかも、本発明に
よれば、ウェブの剛性を大きくすることにより、振動を
低減し、振動に起因する騒音を低減することが可能にな
る。即ち、本発明の樹脂製回転伝達手段は、静粛で高精
度の動力伝達が可能になる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。
【0016】(樹脂製ギヤ)図1〜図3は、本発明の実
施の形態に係る樹脂製ギヤ1を示すものである。これら
の図に示すように、樹脂製ギヤ1は、例えばポリアセタ
ール、ポリアミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリブ
チレンテレフタレート等の樹脂材料を使用して射出成形
したものであり、軸2に係合される軸穴3が形成された
軸支持部4と、この軸支持部4の外表面から半径方向外
方へ向けて形成されたウェブ5と、このウェブ5で前記
軸支持部4に接続される略円環状の歯部6とを備えてい
る。そして、歯部6の外周側には使用目的に合致した歯
形形状の歯7が形成されている。
【0017】軸支持部4の外周側のウェブ5の両側に
は、略円環状の第1の周方向リブ8が歯部6と同心に形
成されている。そして、この第1の周方向リブ8と歯部
6との間のウェブ5の両側には、第1の周方向リブ8と
同心に略円環状の第2の周方向リブ10が形成されてい
る。
【0018】又、軸支持部4と第1の周方向リブ8との
間のウェブ5aの両側面には、軸支持部4の外表面と第
1の周方向リブ8の内周面とを接続する第1の径方向リ
ブ11が放射状に複数形成されている。そして、第2の
周方向リブ10と第1の周方向リブ8との間のウェブ5
bの両側面には、第2の周方向リブ10の内周面と第1
の周方向リブ8の外周面とを接続する第2の径方向リブ
12が放射状に複数形成されている。
【0019】第2の周方向リブ10と歯部6との間の最
外周ウェブ5cは、周方向断面形状が滑らかな曲線の波
形形状になるように形成されており、その肉厚が他のウ
ェブ5a,5bの肉厚と同様に形成されている。このよ
うに最外周ウェブ5cが波形に形成された本実施の形態
と最外周ウェブ5cが平板状に形成された従来例(図1
7,図18参照)とを比較すると、最外周ウェブ5cと
歯部6との接続部面積及び最外周ウェブ5cと第2の周
方向リブ10との接続部面積が従来例よりも本実施の形
態の方が大きく、本実施の形態の最外周ウェブ5cの方
が従来例の最外周ウェブ55よりも剛性が大きい。尚、
本実施の形態は、その最外周ウェブ5cの肉厚が従来例
の最外周ウェブ55の肉厚と同一であっても、最外周ウ
ェブ5cの剛性を従来例よりも大きくすることができる
ため、歯部6の精度低下を招来することなく、剛性アッ
プを図ることが可能になる。
【0020】以上のように、本実施の形態の樹脂製ギヤ
1は、最外周ウェブ5cの周方向断面形状が波形形状に
なるように形成されており、最外周ウェブ5cの肉厚を
厚くすることなく最外周ウェブ5cの剛性を高めること
ができるため、歯部6を高精度に成形することができる
と共に、外力に対する変形(例えば、歯部6と軸支持部
4の回転方向へのずれ量)を小さくすることができ、回
転伝達精度を向上させることができる。
【0021】又、本実施の形態の樹脂製ギヤ1は、第1
の周方向リブ8,第2の周方向リブ10,第1の径方向
リブ11及び第2の径方向リブ12でウェブ5(5a,
5b)の剛性を大きくすると共に、最外周ウェブ5cの
周方向断面形状を波形形状にすることにより最外周ウェ
ブ5cの剛性を大きくするようになっているため、回転
伝達力に起因するねじり振動やスラスト力(回転軸線方
向に作用する力であって、回転方向に直交する方向の
力)に起因する曲げ振動を低減でき、これら振動に起因
する騒音を低減することができる。
【0022】尚、本実施の形態の樹脂製ギヤ1は、平歯
車,はすば歯車,ウォームホイール,傘歯車及び内歯歯
車等に広く適用することができる。
【0023】又、本実施の形態の樹脂製ギヤ1は、第1
〜第2の周方向リブ8,10及び第1〜第2の径方向リ
ブ11,12でウェブ5(5a,5b)を補強するよう
に構成されているが、これに限られず、少なくとも歯部
6と軸支持部4との間に補強用の周方向リブ(第1の周
方向リブ8又は第2の周方向リブ10)が形成され、こ
の周方向リブと歯部6との間のウェブ5の周方向断面形
状が波形形状になるように形成されたものであればよ
い。
【0024】又、本実施の形態の樹脂製ギヤ1は、図3
に示すように、最外周ウェブ5cの周方向断面形状が滑
らかな曲線の波形形状になるように形成されているが、
これに限られず、図4又は図5に示すような周方向断面
形状に最外周ウェブ5cを形成するようにしてもよい。
【0025】即ち、図4に示す第1の応用例は、最外周
ウェブ5cの周方向断面形状が台形を所定の間隔で接続
してなる略波形形状になっている。又、図5に示す第2
の応用例は、最外周ウェブ5cの周方向断面形状が三角
形を連続して接続してなる略波形形状になっている。
【0026】又、本実施の形態の樹脂製ギヤ1は、軸支
持部4の軸穴3に軸2が嵌合される態様が例示されてい
るが、軸支持部4に軸2を一体形成するようにしてもよ
い。
【0027】又、本実施の形態の樹脂製ギヤ1は、軸支
持部4の軸穴3に軸2を相対回動可能な状態で嵌合する
態様で使用するようにしてもよく、また、軸支持部4の
軸穴3に軸2を相対回動できないように(即ち、軸と樹
脂製ギヤが一体回動するように)嵌合する態様で使用し
てもよい。
【0028】更に、本実施の形態の樹脂製ギヤ1は、ウ
ェブ5の両側面にそれぞれ第1〜第2の周方向リブ8,
10及び第1〜第2の径方向リブ11,12を形成する
態様を例示したが、これに限られず、ウェブ5のいずれ
か一方の側面にのみ第1〜第2の周方向リブ8,10及
び第1〜第2の径方向リブ11,12を形成するように
してもよい。
【0029】加えて、本実施の形態の樹脂製ギヤ1は、
最外周ウェブ5cの周方向断面形状を略波形形状に形成
し、最外周ウェブ5cの剛性を大きくすることができる
ため、その剛性が大きくなる分だけ他のウェブ5a,5
bの肉厚よりも薄くしてもよい。
【0030】(画像形成装置)図6は、上記実施の形態
の樹脂製ギヤ1が使用されるカラー複写機(画像形成装
置)20を示すものである。
【0031】この図に示す画像形成装置20は、給紙部
21から送り出されたシート材22をシート搬送部23
によって感光体24と転写ローラ25の間に送り込み、
感光体24上に形成したカラー画像をシート材22に転
写した後、そのシート材22を定着部26の定着ローラ
27a,27b間に送り込み、シート材22表面に形成
されたカラー画像を定着させ、この定着作業終了後のシ
ート材22を排紙ローラ対28で排紙トレイ30上に排
出するようになっている。
【0032】感光体24は、図6中右回り方向(矢印方
向)に回動させられるようになっており、周囲にクリー
ニングユニット31,除電ランプ32,帯電器33,露
光ユニット34及びカラー現像ユニット35が配置され
ている。この感光体24は、例えば、図7に示すよう
に、感光体ドラム36の回転中心部に固定された感光体
駆動用の軸2が前記実施の形態に係る樹脂製ギヤ1の軸
支持部4に一体回動できるように係合されており、その
樹脂製ギヤ1に連繋された駆動手段としてのモータ37
により回動させられ、その表面上にカラー現像ユニット
35のイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C),ブラック(BK)の4色のカラー像が重ねて形
成されるようになっている。
【0033】このような構成の画像形成装置20は、モ
ータ37の回転が上記実施の形態の樹脂製ギヤ1を介し
て円滑に且つ高精度に感光体24に伝達されるため、感
光体24の回転角速度の変動が抑えられ、感光体24上
に作成される各色のカラー画像のずれが抑えられ、鮮明
なカラー画像の印刷が可能になる。しかも、回転伝達に
使用される上記実施の形態に係る樹脂製ギヤ1は、剛性
が大きく、振動を低減できるため、振動に起因する騒音
の発生を抑え、静粛な画像形成が可能になる。
【0034】尚、上記実施の形態において、感光体24
として感光体ドラム36を例示したが、これに限られ
ず、感光体24として感光体ベルトを使用するようにし
てもよい。即ち、図8に示すように、感光体ベルト38
の駆動用ローラ40に前記実施の形態に係る樹脂製ギヤ
1を一体回動できるように接続し、この樹脂製ギヤ1に
モータ37のギヤ(樹脂製ギヤ)41を噛み合わせ、モ
ータ37の回転をギヤ41,樹脂製ギヤ1を介して駆動
用ローラ40に伝達し、感光体ベルト38を円滑且つ高
精度に回動させるようにしてもよい。このような構成に
よっても上記実施の形態と同様の効果を得ることができ
る。
【0035】又、上記実施の形態は、感光体24の駆動
用に本発明に係る樹脂製ギヤ1を使用する態様を例示し
たが、これに限られず、給紙部21の給紙ローラ21
a,シート搬送部23のレジストローラ23a,カラー
現像ユニット35の現像ローラ35a〜35d,定着ロ
ーラ27a,27b等の駆動用ギヤ又は回転伝達用のア
イドルギヤ等として本発明に係る樹脂製ギヤ1を適宜使
用することができる。更に、上記実施の形態に限られ
ず、中間転写体を使用する構成の画像形成装置(図示せ
ず)の場合には、中間転写体の駆動用に本発明に係る樹
脂製ギヤ1を使用することができる。
【0036】又、前記実施の形態に係る樹脂製ギヤ1
は、上記のように、複写機,プリンター,ファクシミリ
等の画像形成装置20に使用する態様を例示したが、こ
れに限られず、インクジェットプリンターや自動車部品
及びその他の精密機械等に広く適用することができ、円
滑且つ高精度の回転伝達が可能になる。
【0037】又、本発明は、ギヤに限られず、タイミン
グベルトに噛み合う歯を備えた樹脂製回転伝達手段とし
ての樹脂製プーリに適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、本発明の樹脂製ギヤは、
歯部に接続されるウェブの周方向断面形状が略波形形状
になるように形成されており、ウェブの肉厚を厚くする
ことなくウェブの剛性を高めることができるため、歯部
を高精度に成形することができると共に、外力に対する
変形(例えば、歯部と軸支持部の回転方向へのずれ量)
を小さくすることができ、回転伝達精度を向上させるこ
とができる。
【0039】又、本発明の樹脂製ギヤは、周方向リブで
ウェブの剛性を大きくすると共に、周方向リブと歯部と
の間のウェブの周方向断面形状を略波形形状にすること
により、ウェブの剛性を大きくするようになっているた
め、回転伝達力に起因するねじり振動やスラスト力(回
転軸線方向に作用する力であって、回転方向に直交する
方向の力)に起因する曲げ振動を低減でき、これら振動
に起因する騒音を低減することができる。
【0040】又、本発明の画像形成装置は、上記のよう
な本発明の樹脂製ギヤを介して感光体に回転を伝達する
ようになっているため、感光体を円滑に且つ高精度で回
動することができ、色ずれ等の不具合を招来することな
く、高精度の画像形成が可能になると共に、静粛な画像
形成が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る樹脂製ギヤの正面図
である。
【図2】図1に示す樹脂製ギヤのA−A線に沿って切断
して示す断面図である。
【図3】図1のB−B線に沿って切断して示す拡大断面
図である。
【図4】本発明の樹脂製ギヤの第1応用例を示す図(図
3に対応する図)である。
【図5】本発明の樹脂製ギヤの第2応用例を示す図(図
3に対応する図)である。
【図6】本発明の樹脂製ギヤを使用した画像形成装置の
概略構成図である。
【図7】感光体ドラムの駆動機構を示す図である。
【図8】感光体ベルトの駆動機構を示す図である。
【図9】第1の従来例を示す樹脂製ギヤの正面図であ
る。
【図10】図9のC−C線に沿って切断して示す樹脂製
ギヤの断面図である。
【図11】第1の従来例に係る樹脂製ギヤのラジアル荷
重による変形例を示す正面図である。
【図12】第1の従来例に係る樹脂製ギヤのスラスト荷
重による変形例を示す断面図である。
【図13】第2の従来例に係る樹脂製ギヤの正面図であ
る。
【図14】図13の一部を拡大して示す図である。
【図15】図13のD−D線に沿って切断して示す樹脂
製ギヤの断面図である。
【図16】第2の従来例に係る樹脂製ギヤの歯の変形状
態を拡大して示す図である。
【図17】第3の従来例に係る樹脂製ギヤの正面図であ
る。
【図18】図17のE−E線に沿って切断して示す樹脂
製ギヤの断面図である。
【符号の説明】
1……樹脂製ギヤ、4……軸支持部、5……ウェブ、6
……歯部、8……第1の周方向リブ、10……第2の周
方向リブ、20……カラー複写機(画像形成装置)、2
4……感光体、37……モータ(駆動手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向外方に形成された略円環状の歯
    部と、この歯部の回転中心を中心とするように半径方向
    内方に形成された軸支持部と、この軸支持部と前記歯部
    とを接続するウェブと、を備えた樹脂製ギヤにおいて、 前記ウェブには前記歯部と同心の周方向リブが形成さ
    れ、 この周方向リブと前記歯部との間のウェブの周方向断面
    形状が略波形形状に形成されたことを特徴とする樹脂製
    ギヤ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の樹脂製ギヤと、この樹脂
    製ギヤを介して感光体を回転駆動する駆動手段とを備え
    た画像形成装置。
  3. 【請求項3】 半径方向外方に形成された略円環状の歯
    部と、この歯部の回転中心を中心とするように半径方向
    内方に形成された軸支持部と、この軸支持部と前記歯部
    とを接続するウェブと、を備えた樹脂製回転伝達手段に
    おいて、 前記ウェブには前記歯部と同心の周方向リブが形成さ
    れ、 この周方向リブと前記歯部との間のウェブの周方向断面
    形状が略波形形状に形成されたことを特徴とする樹脂製
    回転伝達手段。
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