JP2001329772A - 折畳梯子 - Google Patents

折畳梯子

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JP2001329772A
JP2001329772A JP2000148783A JP2000148783A JP2001329772A JP 2001329772 A JP2001329772 A JP 2001329772A JP 2000148783 A JP2000148783 A JP 2000148783A JP 2000148783 A JP2000148783 A JP 2000148783A JP 2001329772 A JP2001329772 A JP 2001329772A
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wall portion
tread
horizontal rail
leg
hinge
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JP2000148783A
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English (en)
Inventor
Yuji Fujimoto
祐司 藤本
Junya Atokawa
潤也 後川
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Alinco Inc
Original Assignee
Alinco Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各踏板の枢着部に十分な強度を持たせるこ
とができながら、両脚体をできるだけ薄く折り畳めて収
納性を良好にできる折畳梯子を提供する。 【解決手段】 左右縦枠2,2間に横桟3を取り付けて
なる前後一対の脚体4,5を備え、前部脚体4の横桟3
に踏板6の前端部を枢着すると共に、踏板6の後端部を
後部脚体5に枢着し、両脚体4,5が平行に開脚する梯
子使用時の開脚姿勢から、両脚体4,5が対面重合する
ように閉脚する梯子収納時の閉脚姿勢へと折り畳み可能
な折畳梯子において、前部脚体4の各横桟3の上端縁部
と各踏板6の前端縁部とに、互いに回動可能に係嵌する
横桟側ヒンジ部10と踏板側ヒンジ部11とを夫々幅方
向全長に亘って一体に形成し、両ヒンジ部10,11か
らなるヒンジ12によって踏板6の前端部を前部脚体4
の横桟3に枢着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折畳梯子に関する
もので、詳しくは、左右一対の縦枠間に横桟を上下複数
段に取り付けてなる前後一対の脚体を備え、前部脚体の
横桟の上部側に踏板の前端部を枢着すると共に、踏板の
後端部を後部脚体に枢着して、各踏板が略水平となるよ
うに両脚体が平行に開脚する梯子使用時の開脚姿勢か
ら、各踏板が脚体と平行に折り畳まれて両脚体が対面重
合するように閉脚する梯子収納時の閉脚姿勢に折り畳み
できるようにした折畳梯子に関し、例えば屋内の床から
中二階に掛けて昇り下りするのに使用される折畳梯子に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の折畳梯子では、各踏板の両
端部を前後の脚体に夫々枢着するのに、前部脚体の左右
縦枠及び後部脚体の左右縦枠に夫々支軸を水平に取り付
け、これらの支軸によって各踏板の前端部及び後端部を
前部脚体の左右縦枠及び後部脚体の左右縦枠に夫々軸着
している。この場合、前後両脚体をより薄い偏平状に折
り畳みできるようにすることを優先すると、必然的に径
の細い水平支軸を使用する必要がある。しかして、径の
細い支軸を使用した場合には、支軸の剛性が弱くなり、
踏板にかかる荷重によって支軸が撓み変形し易く、踏板
の支持も不安定となる。また、太い支軸を使用して十分
な剛性を持たせようとすれば、支軸径の拡大に伴って踏
板の枢着部が拡大し、前後両脚体を折り畳んだ際の両脚
体の厚みが大きくなって、収納性に欠けることになる。
【0003】本発明は、従来の折畳梯子では、踏板の枢
着部に十分な機械的強度を持たせることと、折り畳み構
造のコンパクト性とは二律背反することになる。そこ
で、本発明は、各踏板の枢着部に十分な強度を持たせる
ことができながら、両脚体をできるだけ薄く折り畳めて
収納性を良くすることのできる折畳梯子を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の折
畳梯子は、左右一対の縦枠2,2間に横桟3を上下複数
段に取り付けてなる前後一対の脚体4,5を備え、前部
脚体4の横桟3の上部側に踏板6の前端部を枢着すると
共に、踏板6の後端部を後部脚体5に枢着し、各踏板6
が略水平となるように両脚体4,5が平行に開脚する梯
子使用時の開脚姿勢から、各踏板6が脚体と平行に折り
畳まれて両脚体4,5が対面重合するように閉脚する梯
子収納時の閉脚姿勢へと折り畳み可能な折畳梯子におい
て、前部脚体4の各横桟3の上端縁部と各踏板6の前端
縁部とに、互いに回動可能に係嵌する横桟側ヒンジ部1
0と踏板側ヒンジ部11とを夫々幅方向全長に亘って夫
々一体に形成し、両ヒンジ部10,11からなるヒンジ
12によって踏板6の前端部を前部脚体4の横桟3に枢
着してなることを特徴とする。
【0005】請求項2は、請求項1に記載の折畳梯子に
おいて、前部脚体4の各横桟3の上端縁部と各踏板6の
前端縁部とに、互いに回動可能に係嵌する横桟側ヒンジ
部10と踏板側ヒンジ部12とを夫々幅方向全長に亘っ
て夫々一体に形成し、両ヒンジ部10,11からなるヒ
ンジ12によって踏板6の前端部を前部脚体4の横桟3
に枢着し、後部脚体5の各横桟3の上端縁部と各踏板6
の後端縁部とに、互いに回動可能に係嵌する横桟側ヒン
ジ部13と踏板側ヒンジ部14とを夫々幅方向全長に亘
って夫々一体に形成し、両ヒンジ部13,14からなる
ヒンジ15によって踏板6の後端部を後部脚体5の横桟
3に枢着してなることを特徴とする。
【0006】請求項3は、請求項1又は2に記載の折畳
梯子において、踏板6の前端部を前部脚体4の横桟3に
枢着するヒンジ12の横桟側ヒンジ部10は、断面円弧
形のガイド壁部16と、このガイド壁部16の内周側に
突設された断面略鉤形の係嵌壁部17とからなり、踏板
側ヒンジ部11は、前記ガイド壁部16に回動可能に外
嵌される断面円弧形の被ガイド壁部18と、この被ガイ
ド壁部18の内周側に突設され、前記係嵌壁部17に回
動可能に係嵌される断面略鉤形の被係嵌壁部19とから
なることを特徴とする。
【0007】請求項4は、請求項2に記載の折畳梯子に
おいて、踏板6の後端部を後部脚体5の横桟3に枢着す
るヒンジの横桟側ヒンジ部13は、断面円弧形のガイド
壁部20と、このガイド壁部20の内周側に突設された
断面略鉤形の係嵌壁部21とからなり、踏板側ヒンジ部
14は、前記ガイド壁部20に回動可能に外嵌される断
面円弧形の被ガイド壁部22と、この被ガイド壁部22
の内周側に突設され、前記係嵌壁部21に回動可能に係
嵌される断面略鉤形の被係嵌壁部23とからなることを
特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は開脚姿勢で使用中の折畳梯
子1を示すもので、(A)は正面図、(B)は側面図で
ある。図2は閉脚姿勢で収納されている状態を示すもの
で、(A)は正面図、(B)は側面図である。この折畳
梯子1は、夫々左右一対の縦枠2,2間に横桟3を上下
複数段に取り付けてなる前後一対の脚体4,5を備え、
前部脚体4の横桟3の上部側に踏板6の前端部を枢着す
ると共に、踏板6の後端部を後部脚体5に枢着して、各
踏板6が略水平となるように両脚体4,5が平行に開脚
する梯子使用時の開脚姿勢(図1参照)から、各踏板6
が脚体4,5と平行に折り畳まれて両脚体4,5が対面
重合するように閉脚する梯子収納時の閉脚姿勢(図2参
照)へと折り畳みできるようになっている。
【0009】尚、この折畳梯子1は、建物内の一階の床
Fから中二階の床2Fに掛け渡して使用される場合を例
示したもので、梯子使用時には、図1に示すように、後
部脚体5の上端部側に設けた使用時係止用横杆7を、中
二階形成用壁面Sの上端部に取り付けられたフック9に
係止し、また梯子収納時には、図2に示すように、後部
脚体5の前記横杆7より下方に設けた収納時係止用横杆
8と、前部脚体4側の所要の横桟3とをフック9に係止
するようになっている。
【0010】図3は図1の(B)の矢印Vで示す円で囲
まれた部分の拡大図であり、図4は図2の(B)の矢印
Wで示す円で囲まれた部分の拡大図である。また、図5
は図1の(A)のX−X線拡大断面図、図6は図2の
(A)のY−Y線拡大断面図、図7の(A)は図3のM
−M線断面図、同図の(B)は図4のN−N線断面図で
ある。これらの図によって、上記折畳梯子1の構造につ
いて更に詳細に説明すると、各脚体4,5を構成する各
縦枠2及び横桟3と、各踏板6とは、夫々アルミニウム
合金の押し出し型材からなるもので、これら型材の断面
形状については図5〜図7に示す。各縦枠2の内側面
は、図5〜図7から分かるように断面略コ字状の浅い溝
gを形成している。そして、各脚体4,5の横桟3は、
その両端部が左右両縦枠2,2の内側面の溝g,gに嵌
合されてビスaにより両縦枠2,2に固定されている。
【0011】図5及び図6から分かるように、前部脚体
4の各横桟3の上端縁部と各踏板6の前端縁部とには、
互いに回動可能に係嵌する横桟側ヒンジ部10と踏板側
ヒンジ部11とが夫々幅方向全長に亘って一体に形成さ
れ、これら両ヒンジ部10,11からなるヒンジ12に
よって、踏板6の前端部が前部脚体4の横桟3に枢着さ
れる。また、後部脚体5の各横桟3の上端縁部と各踏板
6の後端縁部とにも、同様に互いに回動可能に係嵌する
横桟側ヒンジ部13と踏板側ヒンジ部14とが夫々幅方
向全長に亘って一体に形成され、これら両ヒンジ部1
3,14からなるヒンジ15によって、踏板6の後端部
が後部脚体5の横桟3に枢着される。
【0012】しかして、踏板6の前端部を前部脚体4の
横桟3に枢着するヒンジ12の横桟側ヒンジ部10は、
断面円弧形のガイド壁部16と、このガイド壁部16の
内周側に突設された断面略鉤形の係嵌壁部17とによっ
て構成され、踏板側ヒンジ部11は、前記ガイド壁部1
6に回動可能に外嵌される断面円弧形の被ガイド壁部1
8と、この被ガイド壁部18の内周側に突設され、前記
係嵌壁部17に回動可能に係嵌される断面略鉤形の被係
嵌壁部19とによって構成される。
【0013】また、踏板6の後端部を後部脚体5の横桟
3に枢着するヒンジ15の横桟側ヒンジ部13は、断面
円弧形のガイド壁部20と、このガイド壁部20の内周
側に突設された断面略鉤形の係嵌壁部21とによって構
成され、踏板側ヒンジ部14は、前記ガイド壁部20に
回動可能に外嵌される断面円弧形の被ガイド壁部22
と、この被ガイド壁部22の内周側に突設され、前記係
嵌壁部21に回動可能に係嵌される断面略鉤形の被係嵌
壁部23とによって構成される。
【0014】各踏板6の左右両端面には、図7から分か
るように、鋼板製のブラケット24,24がビスbによ
って夫々取付け固定され、また各ブラケット24には前
部脚体4側端部の外面にプラスチック製のスペーサ25
が取り付けられている。
【0015】次に、上記のように構成される折畳梯子1
の作用について説明すると、図1、図3、図5及び図7
の(A)は、梯子使用時の状態を示すもので、この状態
での折畳梯子1は、各踏板6が略水平となるように両脚
体4,5が平行に開脚した開脚姿勢にある。
【0016】上記のような開脚姿勢での折畳梯子1の使
用を終えて、この梯子1を収納する際には、この梯子1
を図1の状態から両手で持ち上げて、後部脚体5上端部
の使用時係止用横杆7を中二階形成用壁面Sのフック9
から離脱させる。しかして、前部脚体4を保持した状態
で後部脚体5を持ち上げると、各踏板6が、図3及び図
5の大きな矢印で示すように上向きに回動して、前部脚
体4と同一直線状に平行に折り畳まれると共に、後部脚
体5が前部脚体4と対面重合して、図2、図4、図6及
び図7の(B)に示すような閉脚姿勢となる。
【0017】この折畳梯子1によれば、前述のように、
前部脚体4の各横桟3の上端縁部と各踏板6の前端縁部
とに、互いに回動可能に係嵌する横桟側ヒンジ部10と
踏板側ヒンジ部11とが夫々幅方向全長に亘り一体に形
成されて、これら両ヒンジ部10,11からなるヒンジ
12により、踏板6の前端部が前部脚体4の横桟3に枢
着され、また後部脚体5の各横桟3の上端縁部と各踏板
6の後端縁部とにも同様に互いに回動可能に係嵌する横
桟側ヒンジ部13と踏板側ヒンジ部14とが夫々幅方向
全長に亘り一体に形成されて、これら両ヒンジ部13,
14からなるヒンジ15により、踏板6の後端部が後部
脚体5の横桟3に枢着されるような構成であるから、両
ヒンジ部10,11を夫々剛性体に形成できて、ヒンジ
15に十分な機械的強度をもたせることができ、しかも
梯子使用時に各踏板6に荷重がかかったとき、その荷重
は踏板6の前後両端部から上記ヒンジ12,15を介し
て前部脚体4の横桟3及び後部脚体5の横桟3で受けら
れるため、ヒンジ12,15での荷重負担が少なくな
り、ヒンジ12,15の耐用性を向上させることができ
る。
【0018】この場合、一方のヒンジ12の横桟側ヒン
ジ部10が、図5及び図6によって説明したように、断
面円弧形のガイド壁部16と、このガイド壁部16の内
周側に突設された断面略鉤形の係嵌壁部17とからな
り、踏板側ヒンジ部11が、前記ガイド壁部16に回動
可能に外嵌される断面円弧形の被ガイド壁部18と、こ
の被ガイド壁部18の内周側に突設され、前記係嵌壁部
17に回動可能に係嵌される断面略鉤形の被係嵌壁部1
9とからなるため、ヒンジ12の構造が簡単で、部品点
数が少なく、製作が容易となる。
【0019】また、他方のヒンジ15の横桟側ヒンジ部
13が、断面円弧形のガイド壁部20と、このガイド壁
部20の内周側に突設された断面略鉤形の係嵌壁部21
とからなり、踏板側ヒンジ部14が、前記ガイド壁部2
0に回動可能に外嵌される断面円弧形の被ガイド壁部2
2と、この被ガイド壁部22の内周側に突設され、前記
係嵌壁部21に回動可能に係嵌される断面略鉤形の被係
嵌壁部23とからなるため、ヒンジ15の構造が簡単
で、部品点数が少なく、製作が容易となる。
【0020】以上、図1〜図7で示した実施形態では、
各踏板6の前端部をヒンジ部10,11からなるヒンジ
12によって前部脚体4の横桟3に枢着すると共に、踏
板6の後端部も上記同様なヒンジ部13,14からなる
ヒンジ15によって後部脚体5の横桟3に枢着している
が、梯子1の使用時には踏板6の前端部側に大きな荷重
や衝撃荷重がかかり易いため、各踏板6の前端部を上記
のようなヒンジ部10,11からなるヒンジ12によっ
て前部脚体4の横桟3に枢着しておけば、各踏板6の後
端部は、従来のように支軸によって後部脚体5の縦枠
2,2に軸着するようにしてもよい。そのような実施形
態を図8及び図9に示す。
【0021】即ち、図8及び図9に示すように、各踏板
6の左右両端面に固着された鋼板製ブラケット24,2
4の後部脚体5側端部に、鋼製の支軸26,26が夫々
外向きに一体的に突設されていて、これらの支軸26,
26は、後部脚体5の縦枠2,2に取り付けられた軸受
27,27に回転自在に支持されている。このように、
踏板6の後端部は、踏板6側に突設された支軸26と、
後部脚体5の縦枠2に取り付けられて、支軸26を支持
する軸受27とからなる枢着部によって、後部脚体5に
枢着される。踏板6の前端部については、図1〜図7で
示した実施形態と同じであるため、同一符号を付して、
その説明を省略する。尚、図中の28は、上下両側から
軸受26を保持する軸受保持具である。
【0022】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、前部脚体
の各横桟の上端縁部と各踏板の前端縁部とに、互いに回
動可能に係嵌する横桟側ヒンジ部と踏板側ヒンジ部とを
夫々幅方向全長に亘り夫々一体に形成して、大きな荷重
や衝撃荷重のかかり易い踏板の前端部を両ヒンジ部から
なるヒンジで前部脚体の横桟に枢着したことによって、
両脚体をできるだけ薄く折り畳めて収納性を良くするこ
とができながら、両ヒンジ部を夫々剛性体に形成でき
て、ヒンジに十分な機械的強度を持たせることができ、
しかも梯子使用時に踏板に荷重がかかったとき、踏板の
前端部側にかかる荷重分は、この前端部側のヒンジを介
して前部脚体の横桟で負担されるため、ヒンジの耐用性
を向上させることができる。
【0023】請求項2に係る発明によれば、前部脚体の
各横桟の上端縁部と各踏板の前端縁部とに、互いに回動
可能に係嵌する横桟側ヒンジ部と踏板側ヒンジ部とを夫
々幅方向全長に亘って夫々一体に形成し、両ヒンジ部か
らなるヒンジによって踏板の前端部を前部脚体の横桟に
枢着し、後部脚体の各横桟の上端縁部と各踏板の後端縁
部とに、互いに回動可能に係嵌する横桟側ヒンジ部と踏
板側ヒンジ部とを夫々幅方向全長に亘って夫々一体に形
成し、両ヒンジ部からなるヒンジによって踏板の後端部
を後部脚体の横桟に枢着しているため、各踏板の前後両
端部側のヒンジに十分な機械的強度を持たせることがで
き、しかも梯子使用時に踏板に荷重がかかったとき、そ
の荷重は、踏板の前後両端部からヒンジを介して前後両
脚体の夫々の横桟で受けられるため、ヒンジでの荷重負
担が一層少なくなり、ヒンジの耐用性をより一層向上さ
せることができる。
【0024】請求項3に係る発明によれば、踏板の前端
部を前部脚体の横桟に枢着するヒンジの横桟側ヒンジ部
が、断面円弧形のガイド壁部と、このガイド壁部の内周
側に突設された断面略鉤形の係嵌壁部とからなり、踏板
側ヒンジ部は、前記ガイド壁部に回動可能に外嵌される
断面円弧形の被ガイド壁部と、この被ガイド壁部の内周
側に突設され、前記係嵌壁部に回動可能に係嵌される断
面略鉤形の被係嵌壁部とからなるため、踏板前端部側ヒ
ンジの構造が簡単で、部品点数が少なく、製作が容易と
なる。
【0025】請求項4に係る発明によれば、踏板の後端
部を後部脚体の横桟に枢着するヒンジの横桟側ヒンジ部
が、断面円弧形のガイド壁部と、このガイド壁部の内周
側に突設された断面略鉤形の係嵌壁部とからなり、踏板
側ヒンジ部は、前記ガイド壁部に回動可能に外嵌される
断面円弧形の被ガイド壁部と、この被ガイド壁部の内周
側に突設され、前記係嵌壁部に回動可能に係嵌される断
面略鉤形の被係嵌壁部とからなるため、踏板後端部側ヒ
ンジの構造が簡単で、部品点数が少なく、製作が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 開脚姿勢で使用中の本発明折畳梯子の一実施
形態を示すもので、(A)は正面図、(B)は側面図で
ある。
【図2】 同上の折畳梯子が閉脚姿勢で収納されている
状態を示すもので、(A)は正面図、(B)は側面図で
ある。
【図3】 図1(B)の矢印Vで示す円で囲まれた部分
の拡大図である。
【図4】 図2(B)の矢印Wで示す円で囲まれた部分
の拡大図である。
【図5】 図1の(A)のX−X線拡大断面図である。
【図6】 図2の(A)のY−Y線拡大断面図である。
【図7】 (A)は図3のM−M線断面図、(B)は図
4のN−N線断面図である。
【図8】 他の実施形態による折畳梯子を開脚姿勢で示
す図5と同様な断面図である。
【図9】 同上の折畳梯子を閉脚姿勢で示す図6と同様
な断面図である。
【符号の説明】
1 折畳梯子 2 縦枠 3 横桟 4 前部脚体 5 後部脚体 6 踏板 10 横桟側ヒンジ部 11 踏板側ヒンジ部 12 踏板前端部側のヒンジ 13 横桟側ヒンジ部 14 踏板側ヒンジ部 15 踏板後端部側のヒンジ 16 断面円弧形のガイド壁部 17 断面略鉤形の係嵌壁部 18 断面円弧形の被ガイド壁部 19 断面略鉤形の被係嵌壁部 20 断面円弧形のガイド壁部 21 断面略鉤形の係嵌壁部 22 断面円弧形の被ガイド壁部 23 断面略鉤形の被係嵌壁部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の縦枠間に横桟を上下複数段に
    取り付けてなる前後一対の脚体を備え、前部脚体の横桟
    の上部側に踏板の前端部を枢着すると共に、踏板の後端
    部を後部脚体に枢着し、各踏板が略水平となるように両
    脚体が平行に開脚する梯子使用時の開脚姿勢から、各踏
    板が脚体と平行に折り畳まれて両脚体が対面重合するよ
    うに閉脚する梯子収納時の閉脚姿勢へと折り畳み可能な
    折畳梯子において、前部脚体の各横桟の上端縁部と各踏
    板の前端縁部とに、互いに回動可能に係嵌する横桟側ヒ
    ンジ部と踏板側ヒンジ部とを夫々幅方向全長に亘って夫
    々一体に形成し、両ヒンジ部からなるヒンジによって踏
    板の前端部を前部脚体の横桟に枢着してなる折畳梯子。
  2. 【請求項2】 前部脚体の各横桟の上端縁部と各踏板の
    前端縁部とに、互いに回動可能に係嵌する横桟側ヒンジ
    部と踏板側ヒンジ部とを夫々幅方向全長に亘って夫々一
    体に形成し、両ヒンジ部からなるヒンジによって踏板の
    前端部を前部脚体の横桟に枢着し、後部脚体の各横桟の
    上端縁部と各踏板の後端縁部とに、互いに回動可能に係
    嵌する横桟側ヒンジ部と踏板側ヒンジ部とを夫々幅方向
    全長に亘って夫々一体に形成し、両ヒンジ部からなるヒ
    ンジによって踏板の後端部を後部脚体の横桟に枢着して
    なる請求項1に記載の折畳梯子。
  3. 【請求項3】 踏板の前端部を前部脚体の横桟に枢着す
    るヒンジの横桟側ヒンジ部は、断面円弧形のガイド壁部
    と、このガイド壁部の内周側に突設された断面略鉤形の
    係嵌壁部とからなり、踏板側ヒンジ部は、前記ガイド壁
    部に回動可能に外嵌される断面円弧形の被ガイド壁部
    と、この被ガイド壁部の内周側に突設され、前記係嵌壁
    部に回動可能に係嵌される断面略鉤形の被係嵌壁部とか
    らなる請求項1又は2に記載の折畳梯子。
  4. 【請求項4】 踏板の後端部を後部脚体の横桟に枢着す
    るヒンジの横桟側ヒンジ部は、断面円弧形のガイド壁部
    と、このガイド壁部の内周側に突設された断面略鉤形の
    係嵌壁部とからなり、踏板側ヒンジ部は、前記ガイド壁
    部に回動可能に外嵌される断面円弧形の被ガイド壁部
    と、この被ガイド壁部の内周側に突設され、前記係嵌壁
    部に回動可能に係嵌される断面略鉤形の被係嵌壁部とか
    らなる請求項2に記載の折畳梯子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007285054A (ja) * 2006-04-19 2007-11-01 Alinco Inc トラック用昇降梯子
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CN107298155A (zh) * 2017-05-16 2017-10-27 成都协恒科技有限公司 一种应急折叠登船梯

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