JP2007282784A - 折り畳み式車椅子 - Google Patents

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JP2007282784A JP2006112146A JP2006112146A JP2007282784A JP 2007282784 A JP2007282784 A JP 2007282784A JP 2006112146 A JP2006112146 A JP 2006112146A JP 2006112146 A JP2006112146 A JP 2006112146A JP 2007282784 A JP2007282784 A JP 2007282784A
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秀明 松枝
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Abstract

【課題】本発明は、背もたれと後脚の一連による折り畳み操作によって容易に折り畳むことができる折り畳み式車椅子を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明は、下部に前輪3が設けられる前部脚体2と、下部に後輪6が設けられ、かつその上端が前記前部脚体2上端手前に連結枢支される後部脚体4と、前記前部脚体2と、前記前部脚体2上端に、その下端が回転自在な状態で連結枢支される背もたれ枠体12と、前記背もたれ枠体12に所定角度を持って一体的に取り付けられる座枠体15と、前記前部脚体2と前記背もたれ枠体12との連結枢支部位に前記背もたれ枠体12を任意角度で固定するロック部材13を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み式車椅子に関する。詳しくは容易に面状に折り畳むことができるとともに、折り畳んだ状態から一の動作によって車椅子に展開することができる折り畳み式車椅子に係るものである。
従来より障害者、あるいは高齢者が車椅子によって自由に活動できるよう道路、交通機関、公共施設などにおけるバリヤフリーのインフラが整備されてきており、益々車椅子への注目が高まっている。このような車椅子にあっては目的地まで自家用車に折り畳んで積み込む、あるいは家に入るときに折り畳むことができる車椅子が望まれている。例えば、図8に示す携帯用折り畳み可能な車椅子がある。この手押し車101は、第1支持杆102へ対する前脚103および第2支持杆104の枢着位置は、当該手押し車101の折り畳み又は組立て作業の際に、第1支持杆102と前脚103との間の回転中心である枢動ピン105の半径方向外方を回転するように、第1支持杆102と第2支持杆104との間の回転中心である枢動ピン105が配置された構成とされる(特許文献1参照。)。
特開2000−168571号公報
ここで前記構成の車椅子を折り畳む場合には図9に示すように、押棒106の上部を前方に押し込む。このとき押棒106はピン107を中心として前方に押し込まれる。これに伴って該押棒106の下端部が後方へ移動する。このため前脚103の上部がピン108によって後方に引かれ、該前脚103の後方移動に伴って、第1支持杆102の他端部が後方へ移動する。このため後脚109と座杆110と第1支持杆102と第2支持杆104からなる四節連鎖によって折り畳み状態へ変形するものである。
しかしながら前記座杆110、前脚103、後脚109、第1支持杆102および第2支持杆104を各ピンによって連結枢支されることによる四節連鎖の変形により折り畳むものであるが折り畳む際には、一方の手で押棒106を前方へ押し込むながら、他方の手で前記各部材を各方向へ押し込むながら四節連鎖の変形を助ける両手の作業となる。
また、前記第1支持杆102および第2支持杆104の補助杆が必要となり、部品点数が増加することで総重量が多くなる問題がある。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、背もたれと後脚の一連による折り畳み操作によって容易に折り畳むことができる折り畳み式車椅子を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る折り畳み式車椅子は、下部に前輪が設けられる前部脚体と、下部に後輪が設けられ、かつその上端が前記前部脚体上端手前に連結枢支される後部脚体と、前記前部脚体上端に、その下端が回転自在な状態で連結枢支される背もたれ枠体と、前記背もたれ枠体に所定角度を持って一体的に取り付けられる座枠体と、前記前部脚体と前記背もたれ枠体との連結枢支部位に前記背もたれ枠体を任意角度で固定するロック部材を備える。
ここで、前記背もたれ枠体を車椅子の状態から前記前部脚体に重なるまで回転させると共に、前記後部脚体を前記前部脚体側へ押し付けるようにして回動させることによって容易に折り畳むことが可能となる。
また、前記背もたれ枠体より分岐され、その先端が前部脚体に当接される分岐杆が形成され、更にその先端に前記背もたれ枠体の背もたれ角度調整を行う角度調整ガイド部材が設けられることにより、折り畳んだ状態から使用する状態に変換する場合には、前記背もたれ枠体を前記後部脚体側へ回転させるだけで、前記分岐杆先端に螺着される角度調整用ネジの頭部が前記前部脚体の上端部分に当接することにより前記前部脚体2が自動的に開脚して使用する状態に変換することが可能となる。
本発明による折り畳み式車椅子では、車椅子の状態から背もたれ枠体を前部脚体側へ重なるように回転させた後に、後部脚体を前部脚体側へ回動させる2回の動作によって容易に折り畳むことが可能となる。
また、折り畳んだ状態から車椅子に変換する場合には、背もたれ枠体を後部脚体側へ回転させると同時に分岐杆先端に螺着されるネジによる角度調整ガイド部材の頭部が前記前部脚体の上端部分に当接することにより前記前部脚体が自動的に開脚して車椅子に変換することが可能となる。
また、背もたれ枠体、座枠体、前部脚体および後部脚体のそれぞれ支持杆によって連結枢支される四節連鎖構造と異なり、背もたれ枠体のみの動作であるために部品点数が少なくて済み軽量化を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1に、本発明を適用した折り畳み式車椅子の一例を示す斜視図、図2は、図1における側面図である。
ここで示す折り畳み式車椅子1は、左右一対の前部脚体2の下端には左右一対のキャスター付き前輪3がそれぞれ取付けられる。そして前記前部脚体2の上端手前側には、左右一対の後部脚体4の上端が枢支ピン5によって開脚自在な状態で連結枢支され、さらにその下端には左右一対の後輪6がそれぞれ取り付けられる。
また、左右のそれぞれの前記前部脚体2と前記後部脚体4間には、その中途が連結ピン8によって連結枢支される開脚支持杆7がピン9によって連結枢支される。この連結枢支位置の近傍には、開脚支持杆7がピン9によって連結枢支された状態で棒状に保持することができるスライド式ストッパー部27が設けられる。したがって、スライド式ストッパー部27によって開脚支持杆7の折り曲げ、あるいは棒状への保持が可能となる。更に前記後輪6近傍の後部脚体4には該後輪6の回転を停止するストッパー10が設けられる。
また、それぞれの前記前部脚体2間および前記それぞれの後部脚体4間には補強杆11がそれぞれ横架される。そして前記前部脚体2上端には、背もたれ枠体12の下端が連結枢支されるものである。
この前記背もたれ枠体12は、下部が前方向へ折曲形成されてロック部材13によって任意の角度で連結固定できる機構とされ、更に、前記背もたれ枠体12の下部内側には略直角に折り曲げ形成される座枠体14が溶接などによって一体的に連結される。そして前記管状の座枠体14の先端内には座部補助杆15が挿入され、この座部補助杆15に複数の貫通孔21が貫設され、前記座枠体14に取り付けられる調整ネジ16を前記座部補助杆15の貫通孔21に挿入し、締結することによって前記座枠体14および座部補助杆15より構成される座部17の長さを自在に調整することができる構成とされる。更に前記座部補助杆15の先端間には補強杆11が横架され、更に、コ字形状の脚載せ支持枠体18の開放端がピン9によって連結枢支される。
また、前記脚載せ支持枠体18の両側壁面の上下方向に沿って貫通孔21がそれぞれ穿孔され、前記脚載せ支持枠体18に対して略直角状となるように足載せ枠体20が取り付けられるものであり、この足載せ枠体20は任意位置の前記貫通孔21にボルト・ナットなどの締結部材(図示せず。)を挿通し、締結することにことで上下調整自在な機構とされる。
また、図3に示すように、前記背もたれ枠体12の下部手前には管状の分岐杆22が延設される。この分岐杆22の先端にはネジ孔19が穿孔され、該ネジ孔19に螺着されることにより突出長さ調整自在とされるネジ式の角度調整ガイド部材23が設けられるものである。
ここで、前記角度調整ガイド部材23の頭部は前記前部脚体2上端手間に当接することによって背もたれ枠体12を支持する。そして角度調整ガイド部材23の前記分岐杆22からの長さ調整を行うことで背もたれ角度を調整することが可能となる。
したがって前記ロック部材13を解除し、前記角度調整ガイド部材23を左右側へ回転させて長さ調整を行い、前記角度調整ガイド部材23の頭部を前記前部脚体2上端手間に当接させた状態でロック部材13によって前記背もたれ枠体12と前記前部脚体2との連結を固定するものである。
そこで前記ロック部材13は、その円周面にギヤ部24が刻設され、このギヤ部24が互いに重なり合うように前記前部脚体2と背もたれ枠体12とにそれぞれ装着され、そこで前記図1中に示すハンドル25によって前記一対のロック部材13の係留を解除することで前記背もたれ枠体12の前方方向への回転が自在となり、かつ前記ハンドル25によってロック部材13を互いに締結し合うことで前記背もたれ枠体12と前記前部脚体2とを連結固定するものである。
なお、本実施例において詳述する背もたれ枠体、座枠体、前部脚体および後部脚体などの各部材の素材としては軽量、かつ強耐性に優れたアルミニウム、あるいはジュラルミンなどの金属製パイプ部材を使用することが望ましいものであるが、他の部材として木製や硬質プラスチックなどの素材であってもよく、車椅子としての機能を維持することができるものであればいかなる素材を使用しても構わない。
また、前記背もたれ枠体および座枠体には着脱自在とされるキルティング状の座部材(図示せず。)および背もたれ部材(図示せず。)を装着するものとする。
また、前記前部脚体上端と背もたれ枠体とを連結の固定は必ずしも本実施例で詳述したロック部材である必要性は無く、例えばレバーによって係留が解除されて自在に回転できるリクライニング式ギヤなど自在に背もたれ角度が調整できる機構のものであればいかなるロック機構であっても構わない。
以上の構成よりなる本発明に係る折り畳み式車椅子では、前記図2に示す車椅子の状態から折り畳み場合には図4に示すように、まずハンドル25(図示せず)によって前部脚体2と背もたれ枠体12との固定を解除する。
したがって前記背もたれ枠体12は前記前部脚体2の上端に対して前方方向へ回転自在となり、図中で示すように前方側へ倒した状態とする。そして座枠体14の下部に取り付けられる把持部26を手で持って持ち上げるようにして図5に示すように、前記前部脚体2と前記後部脚体4間に連結枢支される開脚支持杆7の連結ピン8位置より上方へ折り曲げながら前記後部脚体4と前記前部脚体2とが重なるまで枢支ピン5を中心に回転させることで折り畳むことができる。
また、折り畳んだ状態から車椅子に変換する場合には図6に示すように、前記図5の状態から前記背もたれ枠体12を後方へ持ち上げるようにして回転させる。そして図中に示すように前記背もたれ枠体12が前記前部脚体2上に位置するまで回転させた際に、該背もたれ枠体12下部から分岐される分岐杆22先端に螺着される角度調整ガイド部材23の頭部が前記前部脚体2の上端部分に当接する。
そこで図7に示すように、更に前記背もたれ枠体12を後方へ回転させることで前記分岐杆22先端に螺着される角度調整ガイド部材23の頭部が前記前部脚体2の上端部分を前方側へ押し出して前記後部脚体4に対して枢支ピン5を中心に自動的に開脚することとなり、片手での車椅子への変換が容易に行うことができる。
このように本発明では前記背もたれ枠体12を車椅子の状態から前記前部脚体2に重なるまで回転させると共に、前記後部脚体4を前記前部脚体2側へ押し付けるようにして回動させることによって容易に折り畳むことが可能となる。
また、折り畳んだ状態から車椅子に変換する場合には、前記背もたれ枠体12を前記後部脚体4側へ回転させるだけで、前記分岐杆22先端に螺着される角度調整ガイド部材23の頭部が前記前部脚体2の上端部分に当接することにより前記前部脚体2が自動的に開脚して車椅子に変換することが可能となる。
本発明を適用した折り畳み式車椅子の一例を示す斜視図である。 図1における側面説明図である。 図2における要部拡大側面図である。 本発明を適用した折り畳み式車椅子の折り畳みの状態を示す側面説明図である。 本発明を適用した折り畳み式車椅子の折り畳み完了状態を示す側面説明図である。 本発明を適用した折り畳み式車椅子の折り畳み状態から背もたれ枠体の回転状態を示す側面説明図である。 本発明を適用した折り畳み式車椅子の折り畳み状態から車椅子への変換状態を示す側面説明図である。 従来の折り畳み式車椅子の一例を示す説明図である。 図8における折り畳み状態を示す説明図である。
符号の説明
1 折り畳み式車椅子
2 前部脚体
3 前輪
4 後部脚体
5 枢支ピン
6 後輪
7 開脚支持杆
8 連結ピン
9 ピン
10 ストッパー
11 補強杆
12 背もたれ枠体
13 ロック部材
14 座枠体
15 座部補助杆
16 調整ネジ
17 座部
18 脚載せ支持枠体
19 ネジ孔
20 足載せ枠体
21 貫通孔
22 分岐杆
23 角度調整ガイド部材
24 ギヤ部
25 ハンドル
26 把持部
27 スライド式ストッパー部

Claims (3)

  1. 下部に前輪が設けられる前部脚体と、
    下部に後輪が設けられ、かつその上端が前記前部脚体上端手前に連結枢支される後部脚体と、
    前記前部脚体上端に、その下端が回転自在な状態で連結枢支される背もたれ枠体と、
    前記背もたれ枠体に所定角度を持って一体的に取り付けられる座枠体と、
    前記前部脚体と前記背もたれ枠体との連結枢支部位に前記背もたれ枠体を任意角度で固定するロック部材を備える
    ことを特徴とする折り畳み式車椅子。
  2. 前記背もたれ枠体より分岐され、その先端が前部脚体に当接される分岐杆が形成される
    ことを特徴とする請求項1記載の折り畳み式車椅子。
  3. 前記分岐杆先端に前記背もたれ枠体の背もたれ角度を調整する角度調整ガイド部材が設けられる
    ことを特徴とする請求項2記載の折り畳み式車椅子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125386A (ja) * 2010-12-15 2012-07-05 Haruko Amiya 折り畳み電動車及び折り畳み装置
CN106859872A (zh) * 2017-02-10 2017-06-20 东莞产权交易中心 一种适合家用的轮椅

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