JP2003230597A - 携帯用スロープ - Google Patents

携帯用スロープ

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JP2003230597A
JP2003230597A JP2002033350A JP2002033350A JP2003230597A JP 2003230597 A JP2003230597 A JP 2003230597A JP 2002033350 A JP2002033350 A JP 2002033350A JP 2002033350 A JP2002033350 A JP 2002033350A JP 2003230597 A JP2003230597 A JP 2003230597A
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JP
Japan
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slope
hand
slope plate
plate
hinge
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Application number
JP2002033350A
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English (en)
Inventor
Seiichi Bansho
成一 番匠
Shigeki Maezawa
茂樹 前澤
Satoru Murakami
哲 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Keikinzoku Co Ltd
Original Assignee
Aisin Keikinzoku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】車椅子等が段差を安全に通行でき、使用時にス
ロープ上に荷重が負荷されたときの剛性を確保しつつ、
折り畳み収納時の厚みが小さく携帯性に優れた携帯式ス
ロープを提供すること。 【解決手段】左側スロープ板3及び右側スロープ板2
と、左側スロープ板3と右側スロープ板2とを間隔(距
離A+距離B)を設けて連結するヒンジとを備え、左側
スロープ板3及び右側スロープ板2は、スロープ幅方向
外方側端部に延在して車椅子の脱輪を防止するフランジ
部(2a、3a)と、ヒンジ6を嵌合可能な嵌合溝(2
c、3c)と、中空部とが一体成形されたアルミニウム
合金押出形材からなり、左側スロープ板3及び右側スロ
ープ板2の表面が互いに対向するとともに、左側スロー
プ板3及び右側スロープ板2のフランジ部(2a、3
a)が互いにスロープ幅方向に重なって折り畳むことが
可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車椅子等が段差を
安全に通行できるように、段差における上段の路面と下
段の路面に架け渡されるとともに、折り畳んで携帯可能
な携帯式スロープに関する。 【0002】 【従来の技術】従来における携帯式スロープとしては、
例えば、図6に示すように、2枚のスロープ板22、2
3をヒンジ26で連結し、折り畳んで携帯可能な構造と
したのものが知られている。このような携帯式スロープ
21は、軽量化及び耐久性の観点から一般的にアルミニ
ウム合金製の圧延材が用いられており、スロープ幅方向
の外方側の端部は曲げ加工されたフランジ部22a、2
3aを設けて車椅子の車輪の乗り越え防止が図られてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の携帯式スロープにおいては、折り畳んで携帯す
るとき、2枚のスロープ板に設けられたフランジ部によ
って厚さが大きいものとなっていた。また、スロープの
剛性を満足させるためにはスロープの肉厚を厚くする必
要があり、その結果、スロープの総重量が重くなり、携
帯性が著しく劣ってしまうという問題があった。 【0004】それゆえ、本発明は、以上の事情を背景に
なされたものであり、車椅子等が段差を安全に通行で
き、使用時にスロープ上に荷重が負荷されたときの剛性
を確保しつつ、折り畳み収納時の厚みが小さく携帯性に
優れた携帯式スロープを提供することを技術的課題とす
るものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、車椅子等が段差を通行できるように、段
差における上段の路面と下段の路面に架け渡されるスロ
ープであって、左側スロープ板及び右側スロープ板と、
左側スロープ板と右側スロープ板とを間隔を設けて連結
するヒンジとを備え、左側スロープ板及び右側スロープ
板は、スロープ幅方向外方側端部に延在して車椅子の脱
輪を防止するフランジ部と、ヒンジを嵌合可能な嵌合溝
と、中空部とが一体成形されたアルミニウム合金押出形
材からなり、左側スロープ板及び右側スロープ板の表面
が互いに対向するとともに、左側スロープ板及び右側ス
ロープ板のフランジ部が互いにスロープ幅方向に重なっ
て折り畳むことが可能であることを特徴とする携帯式ス
ロープとした。 【0006】本発明に係る携帯式スロープによれば、左
側及び右側のスロープ板の表面が互いに対向するととも
に、2つのフランジ部が互いにスロープ幅方向に重なっ
て折り畳むことが可能であるので、携帯するときの厚み
寸法を小さくすることができる。また、左側及び右側ス
ロープ板は、間隔を設けて連結されているとともに、フ
ランジ部と、ヒンジを嵌合可能な嵌合溝と、中空部とが
一体成形されたアルミニウム合金押出形材からなるの
で、スロープに要求される剛性を確保しつつ重量を軽く
することが可能になる。 【0007】 【実施の形態】以下、本発明に係る車両用スロープ装置
の実施の形態を、図面を用いて説明する。図1は、本発
明に係る携帯式スロープの一実施形態を示した斜視図で
あり、スロープが展開された状態を示している。図1に
示すように、右側スロープ板2と左側スロープ板3が間
隔を設けてヒンジ6により回転可能に連結されており、
収納時には乗降面を内側に折り畳むことができる。 【0008】 図2は、スロープが展開された状態に
おける拡大断面図であり、図1のイ−イ断面図を示して
いる。右側スロープ板2は、図2に示すように、中空部
を有したアルミニウム合金押出形材よりなり、車椅子の
車輪の乗り越え防止用のフランジ部2a及びヒンジ6を
嵌合可能な嵌合溝2cが一体的に設けられている。右側
スロープ板2の乗降面側の表面には、車椅子の乗降時の
滑り防止として、滑り止めテープ7が貼付されている。 【0009】左側スロープ板3も右側スロープ板2と同
様の構造よりなっており、フランジ部3a及び嵌合溝3
cが設けられている。また、左側スロープ板3の乗降面
側の表面には、滑り止めテープ8が貼付されている。 【0010】図3は、スロープが展開された状態におけ
る側面図であり、段差10における上段の路面11と下
段の路面12に架け渡された状態を示している。図3に
示すように、スロープ長手方向の一方の端末部は、段差
の上段の路面11に立て掛けたときの滑り防止と、スロ
ープ上端部と上段の路面11との段差解消として曲げ加
工が施されており、緩やかな角度を付けた先端部2b、
3bが設けられている。 【0011】右側スロープ板2及び左側スロープ板3の
長手方向の両端末には、スロープ板の厚み分の段差解消
として、傾斜付の端末ゴム部材4、5が圧入され接着等
で固定されている。また、段差の上段の路面11との滑
り防止のために、先端部2b、3bにゴム板9が接着さ
れている。 【0012】ヒンジ6は、鉄製のヒンジ部材6a、6
b、ピン6c、及び樹脂製の取手6dから構成されてい
る。ヒンジ部材6a、6bは、ピン6cを中心として回
転可能に連結している。取手6dは、ピン6cの周りを
覆っている。ヒンジ部材6a、6bは、それぞれ右側ス
ロープ板2の嵌合溝2c及び左側スロープ板3の嵌合溝
3cに嵌合され、リベットまたはビスにより固定され
る。 【0013】図4は、ヒンジ6の取り付けを説明する斜
視図であり、図4(a)は取り付け前のヒンジ部材6
b、図4(b)はヒンジ部材6bを左側スロープ板3に
取り付けている途中を示している。ヒンジ部材6bの取
り付け部6b1は、左側スロープ板3の長手方向にスラ
イドして嵌合溝3cに挿入されて嵌合される。このと
き、取り付け部6b1は、嵌合溝3cの突条部3c1が
被さった状態となっている。 【0014】右側スロープ板2及び左側スロープ板3と
回転中心(ピン6c)との距離をそれぞれ距離A、距離
Bとしたとき、距離Aを距離Bよりも長くさせることに
より(A>B)、乗降面側を内側に折り畳んだとき、フ
ランジ部2a、3aが互いにスロープ幅方向に重なるよ
うになっている。つまり、図5に示すように、フランジ
部2a、3aが互いに突き合わせ状態とならないように
することにより、折り畳んだときの厚みを薄くすること
が可能になる。但し、この時の距離Aと距離Bとの長さ
の差(A−B)は、フランジ部2a、3aの厚さ以上と
している。 【0015】右側スロープ板2及び左側スロープ板3
は、アルミニウム合金製の中空材を使用することと、右
側スロープ板2と左側スロープ板3との間隔(図1に示
す距離Aに距離Bを加えた距離)を100mmとして連
結することにより軽量化を図っている。これにより、図
5に示すような折り畳んだ状態で、取手6dを使用する
ことにより、片手で携帯することもできるようになって
いる。 【0016】上記のように構成された本発明に係る携帯
式スロープ1によれば、左側スロープ板3及び右側のス
ロープ板2の表面が互いに対向するとともに、2つのフ
ランジ部2a、3aが互いにスロープ幅方向に重なって
折り畳むことが可能であるので、携帯するときの厚み寸
法を小さくすることができる。 【0017】また、左側スロープ板3及び右側のスロー
プ板2は、間隔(A+B)を設けて連結されているとと
もに、フランジ部2a、3aと、ヒンジ6を嵌合可能な
嵌合溝2c、3cと、中空部とが一体成形されたアルミ
ニウム合金押出形材からなるので、スロープ1に要求さ
れる剛性を確保しつつ重量を軽くすることが可能にな
る。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車椅子等が段差を安全に通行でき、使用時にスロープ上
に荷重が負荷されたときの剛性を確保しつつ、折り畳み
収納時の厚みが小さく携帯性に優れた携帯式スロープを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る携帯式スロープの一実施形態を示
した斜視図である。 【図2】図1のイ−イ断面図である。 【図3】段差部での使用状態を示す側面図である。 【図4】ヒンジの取り付けを説明する斜視図であり、図
4(a)は取り付け前のヒンジ部材、図4(b)はヒン
ジ部材を取り付けている途中を示した図である。 【図5】図2に示す状態から折り畳んだ状態を示す断面
図である。 【図6】従来の携帯式スロープを示した斜視図である。 【符号の説明】 1 携帯式スロープ 2 右側スロープ板 3 左側スロープ板 2a、3a フランジ部 2c、3c 嵌合溝 6 ヒンジ 6a、6b ヒンジ部材 A ヒンジ回転中心から右側スロープ板2までの距離
B ヒンジ回転中心から左側スロープ板3までの
距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D051 AC09 AF13 DA12 DB06 2E101 BB01 DD46

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車椅子等が段差を通行できるように、
    段差における上段の路面と下段の路面に架け渡されるス
    ロープであって、左側スロープ板及び右側スロープ板
    と、前記左側スロープ板と前記右側スロープ板とを間隔
    を設けて連結するヒンジとを備え、前記左側スロープ板
    及び前記右側スロープ板は、スロープ幅方向外方側端部
    に延在して車椅子の脱輪を防止するフランジ部と、前記
    ヒンジを嵌合可能な嵌合溝と、中空部とが一体成形され
    たアルミニウム合金押出形材からなり、前記左側スロー
    プ板及び前記右側スロープ板の表面が互いに対向すると
    ともに、前記左側スロープ板及び前記右側スロープ板の
    前記フランジ部が互いにスロープ幅方向に重なって折り
    畳むことが可能であることを特徴とする携帯式スロー
    プ。
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