JP4118218B2 - 脚立 - Google Patents

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本発明は、上部に踏板(天板のようなもの)を備えた脚立に関するもので、特に折り畳み可能な脚立に関する。
この種の従来の脚立としては、公知文献を具体的に挙げることは出来ないが、図8に示すようなものが知られている。(a) は従来の脚立31の正面図、(b) は側面図である。この脚立31は、左右一対の縦枠2,2間に踏杆3を取付固定してなる前部主脚体5と、左右一対の縦縦杆6間に横桟27を取付固定してなる後部支持脚体9との上端部どうしを、開脚姿勢と閉脚姿勢とに姿勢変更自在に枢着し、前部主脚体5の上部側に踏板28の前端部を枢軸29によって回動自在に枢着したもので、脚立31の使用時には、両脚体5,9を開脚させて、踏板28の後端部を後部支持脚体9の横桟28に係止させることによって、踏板28を水平位置に保持すると共に、両脚体5,7を開脚姿勢に保持し、使用後は、踏板28を持ち上げて前部主脚体5内に折り畳み、両脚体5,9を互いに折り畳むようにしている。
然るに、従来の脚立31にあっては、踏板28の前端部を前部主脚体5に枢着するのに、踏板8の前端部に取り付けた枢軸29の両端部を左右両縦枠2,2に半貫通させた状態で取り付けており、この枢軸29の取付部分では左右両縦枠2,2を一体的に連結するものが無いため、どうしても前部主脚体5の剛性が弱くなっていた。また、踏板28の前端部を前部主脚体5の縦枠2,2間に取り付けることから、踏板28の左右方向幅が前部主脚体5における左右両縦枠2,2の間隔より狭くはなっても、その間隔より広くなることはなく、従って踏板28の踏面を十分に広くとることが出来なかった。
本発明は、上記の課題に鑑み、前部主脚体4の剛性を高めることが出来ると共に、踏板8の踏面を極力広くすることの出来る脚立を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の脚立1は、左右一対の縦枠2,2間に踏杆3,4を上下複数段に取付固定してなる前部主脚体5と、左右一対の縦杆6,6間に横桟8を取付固定してなる後部支持脚体9との上端部どうしを、開脚姿勢と閉脚姿勢とに姿勢変更自在に枢着し、前部主脚体5における上段側踏杆3の後側端部に踏板11の前端部を枢着すると共に、踏板11と後部支持脚体9とを、連結部材12によって、踏板11が両脚体5,9の開脚時に水平となる位置と閉脚時に上向きに回動して折り畳まれる位置とに位置変更自在に連動連結し、連結部材12の前端部は踏板11の裏面側に取り付けたヒンジ部材18に枢着し
、連結部材12の後端部は後部支持脚体9の上段側横桟7に枢着し、両脚体5,9が開脚して踏板11が水平に位置する時に、前部主脚体5における上段側踏杆3の後側端部と踏板11の前端部との枢着部Aと、ヒンジ部材18と連結部材12の前端部との枢着部Bと
、連結部材12の後端部と後部支持脚体9の上段側横桟7との枢着部Cとが、一直線上に位置するようになっており、ヒンジ部材18と連結部材12の前端部との枢着部Bは、互いに回動可能に係嵌すると共に互いに軸方向に挿脱可能な一対のヒンジ部19,20からなり、ヒンジ部材18側のヒンジ部19は丸軸状に形成され、連結部材12側のヒンジ部20は、丸軸状ヒンジ部19に嵌合する断面略C字状に形成されようになっている脚立。
請求項は、請求項に記載の脚立において、上段側踏杆3、踏板11、ヒンジ部材18、上段側横桟7及び連結部材12は、夫々アルミ押出型材からなるもので、上段側踏杆3の後側端部と踏板11の前端部との枢着部A、ヒンジ部材18と連結部材12の前端部との枢着部B、及び連結部材12の後端部と上段側横桟7との枢着部Cは、夫々アルミ押出型材と一体に形成されていて、互いに回動可能に係嵌する一対のヒンジ部15,16、19,20、21,22からなることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、前部主脚体における上段側踏杆の後側端部に踏板の前端部を枢着し、踏板と後部支持脚体とを、連結部材によって、踏板が両脚体の開脚時に水平となる位置と閉脚時に上向きに回動して折り畳まれる位置とに位置変更自在に連動連結したものであって、脚立の上段側には、前部主脚体の左右両縦枠間に取り付け固定した固定側の踏面部(踏杆)と、この固定側踏面部に枢着した回転側踏面部(踏板)とが並設されたことになるから、その固定側踏面部で前部主脚体の剛性が弱くなることがなく、十分な剛性が確保されると共に、脚立使用時には固定側踏面部(踏杆)と回転側踏面部(踏板)の両方を踏面として有効に使用することが出来る。また、回転側踏面部である踏板は、左右両縦枠間に取り付けられる踏杆の後端部に枢着されるものであるから、この踏板の左右方向幅を、左右両縦枠間の内法(両縦枠の対向間隔)を超えた幅にすることが可能で、出来るだけ幅広い踏板を形成出来る。
また本発明に係る脚立によれば、連結部材の前端部は踏板の裏面側に取り付けたヒンジ部材に枢着し、連結部材の後端部は後部支持脚体の上段側横桟に枢着しているから、連結部材の前後端部をヒンジ部材及び後部支持脚体に夫々枢着する際に、連結部材の位置決め及びその調整が容易となり、また連結部材の構造も簡単で小形にすることができる。また
、連結部材の後端部を後部支持脚体の上段側横桟に枢着することによって、後部支持脚体側に余分な部材を設ける必要がなく、それだけ構造が簡単となる。
さらにまた本発明に係る脚立によれば、両脚体が開脚して踏板が水平に位置する時に、前部主脚体における上段側踏杆の後側端部と踏板の前端部との枢着部と、ヒンジ部材と連結部材の前端部との枢着部と、連結部材の後端部と後部支持脚体の上段側横桟との枢着部とが、一直線上に位置するようになっており、ヒンジ部材と連結部材の前端部との枢着部は、互いに回動可能に係嵌すると共に互いに軸方向に挿脱可能な一対のヒンジ部からなり
、ヒンジ部材側のヒンジ部は丸軸状に形成され、連結部材側のヒンジ部は、丸軸状ヒンジ部に嵌合する断面略C字状に形成されようになっているから、脚立が開脚姿勢にある時、つまり脚立の使用中に、両脚体を閉脚させるような何らかの外力が脚体に作用しても、両脚体は簡単に閉脚するようなことがなく、従って回転構造に構成された踏板がそのような外力の影響を受けることなく、安定した位置関係を維持することが出来る。
請求項に係る発明によれば、上段側踏杆、踏板、ヒンジ部材、上段側横桟及び連結部材は、夫々アルミ押出型材からなるもので、上段側踏杆の後側端部と踏板の前端部との枢着部、ヒンジ部材と連結部材の前端部との枢着部、及び連結部材の後端部と上段側横桟との枢着部が、夫々アルミ押出型材と一体に形成されていて、互いに回動可能に係嵌する一対のヒンジ部からなるため、各枢着部の組み付けが簡単容易となり、製作コストを安く出来る。
以下に本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明すると、先ず、図面の図1は本発明に係る脚立1の使用状態での斜視図、図2の(a) は使用状態での脚立1の側面図、(b)
は折り畳み状態での脚立1の側面図である。図3は使用状態での脚立1の一部拡大側面図であり、図4は脚立1の折り畳み途中での同様な側面図、図3は脚立1を折り畳んだ状態での同様な側面図である。図6の(a) は脚立1の一部を更に拡大した側面図、(b) はその側面断面図である。
この脚立1は、左右一対の縦枠2,2間に踏杆3,4を上下二段に取付け固定してなる前部主脚体5と、左右一対の縦杆6,6間に横桟7,8を上下二段に取付け固定してなる後部支持脚体9との上端部どうしを、開脚姿勢と閉脚姿勢とに姿勢変更自在に枢軸10を介して枢着し、前部主脚体5における上段側踏杆3の後側端部に踏板11の前端部を枢着すると共に、踏板11と後部支持脚体9とを、連結部材12によって、図2の(a) に示すように両脚体5,9の開脚時に踏板11が水平となる位置と、図2の(b) に示すような両脚体5,9の閉脚時に踏板11が上向きに回動して両脚体5,9間で挟まれるように折り畳まれる位置とに亘って位置変更自在に連動連結してなるものである。
上記脚立1の構造について詳細に説明すると、前部主脚体5を構成する縦枠2及び踏杆3,4は夫々長手方向に一様断面のアルミ押出型材からなるもので、左右両縦枠2,2間に取り付けられる各踏杆3,4は、図1、図3〜図6に示すように、両端部が夫々平面視コ字状に形成されて、縦枠2に嵌合した状態で前後方向に貫通するリベット13により縦枠2に強固に取付け固定されている。後部支持脚体9を構成する縦杆6及び横桟7,8も夫々長手方向に一様断面のアルミ押出型材からなるもので、左右の縦杆6,6間に取り付けられる各横桟7,8は、図1、図3〜図6から分かるように縦杆6の外側面からねじ込まれるビス14によって縦杆6に固定されている。踏板11及び連結部材12は、図6の(b) から分かるように、脚立1の左右方向に一様断面のアルミ押出型材からなる。尚、この実施形態では、後部支持脚体9の左右縦杆6,6間に横桟7,8を上下二段に取り付けているが、必ずしも上下二段にする必要はなく、下側の横桟8のみでもよい。
また図6の(a) 及び(b) に示すように、前部主脚体5における上段側踏杆3の後側端部と踏板11の前端部との枢着部Aは、夫々アルミ押出型材と一体に形成されていて、互いに回動可能に係嵌すると共に互いに軸方向に挿脱可能な一対のヒンジ部16,17からなる。
連結部材12の前端部は踏板11の裏面側の前後方向中間部に取り付けられたアルミ押出型材からなるヒンジ部材18に枢着され、この連結部材12の後端部は後部支持脚体9の上段側横桟7に枢着されている。而して、ヒンジ部材18と連結部材12の前端部との枢着部Bは、夫々アルミ押出型材と一体に形成されていて、互いに回動可能に係嵌すると共に互いに軸方向に挿脱可能な一対のヒンジ部19,20からなり、ヒンジ部材18側のヒンジ部19は丸軸状に形成され、連結部材12側のヒンジ部20は、丸軸状ヒンジ部19に嵌合する断面略C字状に形成されている。
ヒンジ部材18は、図7に示すように、丸軸状のヒンジ部19と、この丸軸状ヒンジ部19の両端部を支持する両側一対の支持部片32,32とからなる。各支持部片32は、丸軸状ヒンジ部19に嵌合する支持円筒部32aと、踏板11の裏面側所要部にビス33によって取り付けられる取付部32bと、この取付部32bと支持円筒部32aとをつなぐ連結部32cとで構成される。そして、このヒンジ部材18を構成する丸軸状ヒンジ部19及び各支持部片32は、夫々アルミ押出型材からなるものである。
而して、上記枢着部Bを構成する一対のヒンジ部19,20の組み付けにあたっては、連結部材12側の断面略C字状ヒンジ部20を丸軸状ヒンジ部19に嵌合した後、この丸軸状ヒンジ部19の両端部に夫々ヒンジ部材18の支持円筒部32aを嵌合し、各ヒンジ部材18の取付部32bをビス33で踏板11の裏面側所要部に取り付ければよい。
また図6の(b) から分かるように、連結部材12の後端部は後部支持脚体9の上段側横桟7に枢着され、この枢着部Cは、夫々アルミ押出型材と一体に形成されていて、互いに回動可能に係嵌すると共に互いに軸方向に挿脱可能な一対のヒンジ部21,22からなるものである。
踏板11の裏面側の後端部(遊端部)には、前部主脚体5と後部支持脚体9とが開脚して踏板11が水平に位置する時、図6に示すように後部支持脚体9における上段側踏桟7の上端部に係合する凹条部23が設けられている。尚、両脚体5,9が開脚して踏板11が水平に位置する時には、踏板11は、その遊端部が後部支持脚体9の上段側踏桟7で支持されることによって安定状態になるが、この遊端部に設けられた凹条部23が踏桟7の上端部に係合することによって、より一層安定が良くなる。
また、この脚立1では、図6の(b)に示すように、両脚体5,9が開脚して踏板11が水平に位置する時に、前部主脚体5における上段側踏杆3の後側端部と踏板11の前端部との枢着部Aと、ヒンジ部材18と連結部材12の前端部との枢着部Bと、連結部材12の後端部と後部支持脚体9の上段側横桟7との枢着部Cとが、一直線上に位置するようになっており、ヒンジ部材18と連結部材12の前端部との枢着部Bは、互いに回動可能に係嵌すると共に互いに軸方向に挿脱可能な一対のヒンジ部19,20からなり、ヒンジ部材18側のヒンジ部19は丸軸状に形成され、連結部材12側のヒンジ部20は、丸軸状ヒンジ部19に嵌合する断面略C字状に形成されようになっているから、脚立1が開脚姿勢にある時、つまり脚立1の使用中に、両脚体5,9を開脚させるような何らかの外力が脚体5,9に作用しても、両脚体5,9は簡単に閉脚するようなことがなく、従って回転構造に構成された踏板11がそのような外力の影響を受けることがなく、安定した位置関係を維持することが出来る。
図1〜図7において、24は、アルミ押出型材からなる踏板11の左右両端面を塞ぐプラスチック製の化粧カバーで、ビス25で踏板11の左右両端面に取り付けられている。26は、前部主脚体5において縦枠2に取り付けられる各踏杆3,4の左右各端部周縁に固着されたプラスチック製の縁枠である。
上述したような構成よりなる脚立1の作用について説明すると、先ず、この脚立1は、前部主脚体5における上段側踏杆3の後側端部に踏板11の前端部を枢着し、踏板11と後部支持脚体9とを、連結部材12によって、踏板11が両脚体5,9の開脚時に水平となる位置と、閉脚時に上向きに回動して両脚体5,6間で挟まれるように折り畳まれる位置とに位置変更自在に連動連結したものであって、脚立1の上段側には、前部主脚体5の左右両縦枠2,2間に取り付け固定した固定側の踏面部(踏杆3)と、この固定側踏面部に枢着した回転側踏面部(踏板11)とが並設されたことになるから、その固定側踏面部で前部主脚体5の剛性が弱くなることがなく、十分な剛性が確保されると共に、脚立使用時には固定側踏面部(踏杆3)と回転側踏面部(踏板11)の両方を踏面として有効に使用することが出来る。
また、回転側踏面部である踏板11は、その前端部が、左右両縦枠2,2間に取り付けられる踏杆3の後端部に枢着されるものであるから、この踏板11の左右方向幅を、左右両縦枠2,2間の内法(両縦枠2,2の対向間隔)を超えた幅にすることが可能で、出来るだけ幅広い踏板11を形成することが出来る。
また、この脚立1では、上段側踏杆3、踏板11、ヒンジ部材18、上段側横桟7及び連結部材12が、夫々アルミ押出型材からなるもので、上段側踏杆3の後側端部と踏板11の前端部との枢着部A、ヒンジ部材18と連結部材12の前端部との枢着部B、及び連結部材12の後端部と上段側横桟7との枢着部Cは、夫々アルミ押出型材と一体に形成されていて、互いに回動可能に係嵌すると共に互いに軸方向に挿脱可能な一対のヒンジ部15,16、19,20、21,22からなるため、各枢着部A,B,Cの組み付けが簡単容易となり、製作コストを安く出来る。
即ち、枢着部Aの組み付けにあたっては、前部主脚体5における上段側踏杆3の後側端部にあるヒンジ部15に対し、連結部材12の前端部にあるヒンジ部16を軸方向から挿入させればよく、またヒンジ部材18と連結部材12の前端部との枢着部Bについては、前述したようにヒンジ部材18側のヒンジ部19に対して連結部材12側のヒンジ部20を軸方向から嵌合すればよく、更に連結部材12の後端部と後部支持脚体9の上段側横桟7との枢着部Cも、連結部材12側のヒンジ部21を、上段側横桟7のヒンジ部22に対し軸方向から挿入すればよいから、これら枢着部A,B,Cの組み付けを簡単容易に行うことが出来る。
また、この実施形態において、連結部材12の前端部は踏板11の裏面側に取り付けたアルミ押出型材からなるヒンジ部材18に枢着し、連結部材12の後端部は後部支持脚体9の上段側横桟7に枢着しているから、連結部材12の前後端部をヒンジ部材18及び後部支持脚体9に夫々枢着する際に、連結部材12の位置決め及びその調整が容易となり、また連結部材12の構造も簡単で小形にすることができる。即ち、踏板11裏面の任意の位置にヒンジ部材18を取り付けることができるから、連結部材12のの前後端部の枢着位置がずれても、そのずれの調整が可能で、連結部材12の前後端部を踏板11及び後部支持脚体9に対し的確に枢着することができると共に、連結部材12を図7に示すように幅の狭いものにすることができる。また、連結部材12の後端部を後部支持脚体9の上段側横桟7に枢着することによって、後部支持脚体9側に余分な部材を設ける必要がなく、それだけ構造が簡単となる。
図3は、前部主脚体5と後部支持脚体9とが開脚姿勢にあって、踏板11が水平に位置する脚立1の使用状態を示す。この使用状態から、図4に示すように、踏板11を持ち上げながら、前部主脚体5と後部支持脚体9とを互いに引き寄せるようにすることにより、脚立1は図5に示すような閉脚姿勢となり、踏板11は上向きに展開して両脚体5,9内に折り畳まれる。また、図3に示すように前部主脚体5と後部支持脚体9とが開脚姿勢にある使用状態では、前部主脚体5における上段側踏杆3の後側端部と踏板11の前端部との枢着部Aと、ヒンジ部材18と連結部材12の前端部との枢着部Bと、連結部材12の後端部と後部支持脚体9の上段側横桟7との枢着部Cとが、図6の(b) に示すように一直線上に位置するから、脚立1の使用時に両脚体5,9を閉脚させるような何らかの外力が脚体5,9に作用しても、両脚体5,9は簡単に閉脚するようなことがなく、従って回転構造の踏板11がそのような外力の影響を受けることなく、安定した位置関係を維持することが出来るものである。
本発明に係る脚立の使用状態での斜視図である。 (a) は使用状態での脚立の側面図、(b) は折り畳み状態での脚立の側面図である。 使用状態での脚立の一部拡大側面図である。 脚立の折り畳み途中での同様な側面図である。 脚立を折り畳んだ状態での同様な側面図である。 (a) は脚立の一部を更に拡大した側面図、(b) はその側面断面図である。 脚立を踏板の裏面側から見たもので、連結部材の前端部の枢着構造を示す斜視図である。 (a) は従来の脚立の正面図、(b) は側面図である。
符号の説明
1 脚立
2 縦枠
3,4 踏杆
5 前部主脚体
6 縦杆
7,8 横桟
9 後部支持脚体
11 踏板
12 連結部材
A,B,C 枢着部
15,16 枢着部Aを構成する一対のヒンジ部
19,20 枢着部Bを構成する一対のヒンジ部
21,22 枢着部Cを構成する一対のヒンジ部

Claims (2)

  1. 左右一対の縦枠間に踏杆を上下複数段に取付固定してなる前部主脚体と、左右一対の縦杆間に横桟を取付固定してなる後部支持脚体との上端部どうしを、開脚姿勢と閉脚姿勢とに姿勢変更自在に枢着し、前部主脚体における上段側踏杆の後側端部に踏板の前端部を枢着すると共に、踏板と後部支持脚体とを、連結部材によって、踏板が両脚体の開脚時に水平となる位置と閉脚時に上向きに回動して折り畳まれる位置とに位置変更自在に連動連結し、連結部材の前端部は踏板の裏面側に取り付けたヒンジ部材に枢着し、連結部材の後端部は後部支持脚体の上段側横桟に枢着し、両脚体が開脚して踏板が水平に位置する時に、前部主脚体における上段側踏杆の後側端部と踏板の前端部との枢着部と、ヒンジ部材と連結部材の前端部との枢着部と、連結部材の後端部と後部支持脚体の上段側横桟との枢着部とが一直線上に位置するようになっており、ヒンジ部材と連結部材の前端部との枢着部は
    、互いに回動可能に係嵌すると共に互いに軸方向に挿脱可能な一対のヒンジ部からなり、ヒンジ部材側のヒンジ部は丸軸状に形成され、連結部材側のヒンジ部は、丸軸状ヒンジ部に嵌合する断面略C字状に形成されようになっている脚立。
  2. 上段側踏杆、踏板、ヒンジ部材、上段側横桟及び連結部材は、夫々アルミ押出型材からなるもので、上段側踏杆の後側端部と踏板の前端部との枢着部、ヒンジ部材と連結部材の一端部との枢着部、及び連結部材の他端部と上段側横桟との枢着部は、夫々アルミ押出型材と一体に形成されていて、互いに回動可能に係嵌する一対のヒンジ部からなる請求項に記載の脚立。
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