JP2001328772A - エレベータの制動装置 - Google Patents

エレベータの制動装置

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JP2001328772A JP2000148901A JP2000148901A JP2001328772A JP 2001328772 A JP2001328772 A JP 2001328772A JP 2000148901 A JP2000148901 A JP 2000148901A JP 2000148901 A JP2000148901 A JP 2000148901A JP 2001328772 A JP2001328772 A JP 2001328772A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ばね26力によって回転軸21を制動させ、
加圧流体をシリンダ28に注入することによりピストン
29を進退させて制動を解除するエレベータの制動装置
の安全性を向上させる。 【解決手段】 シリンダ28内に注入する加圧流体を蓄
積手段46に蓄積しておき、この加圧流体の圧力を所定
の上限値と下限値の間に保持するためにポンプ43を間
歇的に作動させると共に、ポンプ43を駆動するポンプ
モータ44の作動時間が所定時間を超えたとき、タイマ
手段54を作動させてポンプモータ44を電源回路57
から遮断すると共に、エレベータを停止させるようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、かごを吊持した
主索を巻上機のシーブに巻き掛け、このシーブを回動さ
せることによりかごを昇降させるエレベータの制動装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ロープ式エレベータの制動装置は、一般
にシーブの回転軸に連結された回転体にばね力で摩擦材
を圧接させ、摩擦力により回転軸を制動させてかごを停
止させている。この制動力を解除するには、磁気力又は
流体圧力によって、上記ばね力に抗して摩擦材を逆動さ
せて上記圧接を解くようにしている。図6は、例えば、
特開平7−304572号公報に開示されたものと同様
の従来のエレベータの制動装置で、油圧によって進退す
るピストンによって制動力を解除するものを示す。
【0003】即ち、図6は巻上機20に組み込まれた制
動装置で、エレベータが停止しているときは、流体室3
0aは、管路50a、電磁切換弁49及び管路50bを
介して油タンク41に通じており、ピストン29には力
は発生していない。このため、ブレーキレバー25はば
ね26によって矢印「イ」方向へ押されて移動する。ブ
レーキシュー24はこのブレーキレバー25に軸支され
ており、ブレーキレバー25がばね26によって矢印
「イ」方向へ押されることにより、ブレーキシュー24
に添着された摩擦材24aを介してブレーキ車23を両
側から把持して回転軸21を制動させる。
【0004】次に、制動を解除する場合について説明す
る。まず、油タンク41には油41aが貯蔵されてお
り、ポンプモータ44によって油圧ポンプ43が駆動さ
れると、油タンク41の油41aを加圧して吐出し、逆
止弁45を介して管路50cに圧送する。管路50cに
はアキュムレータ46が接続されており、圧油が加圧状
態で蓄積される。管路50cの圧力は圧力センサ47に
よってチェックされており、所定の下限値以下になると
ポンプモータ運転回路53がポンプモータ44を付勢し
て油圧ポンプ43を駆動して加圧し、所定の上限値以上
になるとポンプモータ44を消勢して油圧ポンプ43を
停止させる。油圧ポンプ43が停止しても、管路50c
の圧油は逆止弁45によって阻止されるので、油タンク
41へ逆流することはなく、加圧状態が保持される。ま
た、油圧ポンプ43の加圧が異常に高くなると、安全弁
48が作動して圧油を油タンク41へ排出する。
【0005】エレベータ制御装置52からエレベータの
運転指令が出されると、電磁切換弁49のソレノイドが
付勢されて管路50aと管路50cが導通する。この導
通によって圧油が管路50aを通ってシリンダ28の流
体室30aに送出される。ピストン29は、この圧油に
よって図面下方へ押下される。この押下によってロッド
29aが下降してカム27を矢印ロ方向へ回転させ、ば
ね26に抗してブレーキレバー25を矢印「ハ」方向へ
移動させる。この移動によってブレーキ車23はブレー
キシュー24から開放される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータの制
動装置は、上記のとおり構成されているので、例えば、
圧力センサ47が故障して油圧が上限値に達したにも拘
わらず作動しなかった場合、油圧ポンプ43は連続運転
となり、吐出された圧油は安全弁48を通って油タンク
41に戻る、という操作が繰り返される。この結果、油
41aの温度が異常に上昇して劣化を速める、という問
題があった。このような問題は、安全弁48の作動圧
が、圧力センサ47の上限値よりも低く設定された場合
も同様である。更に、ポンプモータ運転回路53の誤作
動によってポンプモータ44が連続運転された場合も同
様である。
【0007】この発明は、上記問題点を解決するもの
で、ばね力によって回転軸を制動させ、加圧流体によっ
て進退するピストンにより上記制動を解除するエレベー
タの制動装置の安全性を向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1のエ
レベータの制動装置は、主索が巻き掛けられたシーブの
回転軸をばね力によって制動させ、シリンダ内に加圧流
体を注入してピストンを前進させることにより上記ばね
力に抗して上記回転軸の制動を解除させるようにしたエ
レベータの制動装置において、シリンダ内に注入する加
圧流体を蓄積手段に蓄積しておき、この加圧流体の圧力
が所定の上限値と下限値の間に保持されるようにポンプ
を間歇的に作動させて加圧流体を吐出させると共に、ポ
ンプを駆動するポンプモータの作動時間が所定時間を超
えたとき、タイマ手段を作動させてポンプモータを電源
回路から遮断すると共に、エレベータを停止させるよう
にしたものである。
【0009】この発明に係る第2のエレベータの制動装
置は、主索が巻き掛けられたシーブの回転軸をばね力に
よって制動させ、シリンダ内に加圧流体を注入してピス
トンを前進させることにより上記ばね力に抗して上記回
転軸の制動を解除させるようにしたエレベータの制動装
置において、シリンダ内に注入する加圧流体を蓄積手段
に蓄積しておき、加圧流体の圧力が所定の下限値以下と
なったときに切換弁によってポンプの吐出側の流路を蓄
積手段側へ切り替えて加圧し、所定の上限値以上となっ
たとき上記切換弁によってポンプの吐出側の流路を、流
体を貯蔵するタンクへ切り替えて加圧流体をタンクへ戻
すと共に、蓄積手段がポンプの吐出側に接続されている
時間が所定時間を超えたとき、タイマ手段を作動させて
加圧流体の流路を蓄積手段からタンクへ切り替えてポン
プから吐出される加圧流体をタンクへ戻すと共に、エレ
ベータを停止させるようにしたものである。
【0010】この発明に係る第3のエレベータの制動装
置は、タイマ手段が作動する所定時間を、加圧流体の圧
力を零圧から所定の上限値まで加圧するのに少なくとも
必要とされる時間に基いて設定したものである。
【0011】この発明に係る第4のエレベータの制動装
置は、加圧流体の圧力が零圧から所定の上限値まで加圧
される場合は、所定時間を超える時間を計測してもタイ
マ手段を作動させないようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1から図3は、
この発明の実施の形態1を示す。図1において、20は
巻上機で、図6に示す巻上機20と同様に構成されたも
ので、21は巻上機20の回転軸、23は回転軸21に
固着されたブレーキ車からなる回転体、24はブレーキ
シュー、24aはブレーキシュー24の内面側に添着さ
れた摩擦材で、ブレーキ車23に圧接して回転軸21を
制動させる。
【0013】26はブレーキシュー24を押圧して摩擦
材24aをブレーキ車23に圧接させるばね、28は加
圧流体である圧油が注入されるシリンダ、29はシリン
ダ28内に収納されたピストンで、ばね26に押圧され
て進出し、加圧流体から受圧してばね26に抗して後退
移動するピストン、29aは一端がピストン29に固着
され、他端がブレーキシュー24の外面に固着されたロ
ッドで、ピストン29と一体的に進退してブレーキシュ
ー24を移動させる。30aは圧油が注入されるシリン
ダ28内の流体室で、圧油の注入量に応じてピストン2
9が進退する。30bはビストン29によって仕切られ
たシリンダ28の空室で、外気に通じている。
【0014】31は回転軸21を駆動する巻上電動機、
32は巻上電動機31の回転数を減速して回転軸21を
駆動する減速機、33は回転軸21に固着されたシー
ブ、34はシーブ33に巻き掛けられた主索、35は主
索34に吊持されたかご、36は主索34の他端に吊持
されたつり合おもりである。
【0015】41は油41aを貯蔵する油タンク、42
は油41aに含まれる固形物をろ過するフィルタ、43
は油を加圧して吐出する油圧ポンプ、44はこの油圧ポ
ンプ43を駆動するポンプモータ、45は逆流を阻止す
る逆止弁、46は油圧ポンプ43によって加圧された圧
油を加圧状態で蓄積してシリンダ28へ送出するアキュ
ムレータからなる蓄積手段、47は蓄積手段46に蓄積
された圧油の圧力を検出する圧力センサからなる圧力検
出手段、48は油圧ポンプ43の加圧が異常に高くなる
と作動して圧油を油タンク41へ排出する安全弁であ
る。
【0016】49は、管路50aを管路50bと管路5
0cのいずれかと導通させる電磁切換弁で、回転軸21
を制動させる場合は、管路50aを管路50bに導通さ
せて流体室30aの圧油を油タンク41に排出させ、ば
ね26によってブレーキ車23に摩擦材24aを圧接さ
せて回転軸21を制動させ、制動を解除する場合は、ソ
レノイドが励磁されて管路50aと管路50cを導通さ
せてアキュムレータ46に蓄積された圧油をシリンダ2
8の流体室30aに注入してピストン29をばね26に
抗して押し上げて摩擦材24aを逆動させて回転軸21
の制動を解除させる。51はシリンダ28の空室30b
と油タンク41とを接続する管路で、シリンダ28とピ
ストン29との隙間から漏出した油を油タンク41へ排
出する。
【0017】52はエレベータ制御装置で、かご35を
昇降させる場合は、電磁切換弁49のソレノイドを付勢
してアキュムレータ46に蓄積された圧油を流体室30
aに注入して制動を解除すると共に、巻上電動機31を
付勢してかご35を昇降させる。かご35を制止させる
場合は、巻上電動機31を消勢すると共に、電磁切換弁
49のソレノイドを消勢して管路50aと管路50bを
接続して流体室30aの圧油を油タンク41へ排出する
回路を形成することにより、ブレーキシュー24はばね
26によってブレーキ車23に押圧されて回転軸21を
制動させる。
【0018】53は圧力センサ47が管路50cの圧力
が所定の下限値PL以下となったことを検出すると、コ
ンタクタ53aを閉成してポンプモータ44を電源回路
57に接続し、所定の上限値PH以上になったことを検
出すると、コンタクタ53aを開放してポンプモータ4
4を電源回路57から遮断するポンプモータ運転回路で
ある。54はポンプモータ44が電源回路57に接続さ
れている時間を計測し、この計測時間が所定時間を超え
たときに作動するタイマ回路である。55はタイマ回路
54の作動によってポンプモータ44を電源回路57か
ら遮断すると共に、エレベータを停止させる非常停止回
路である。56は上記ポンプモータ運転回路53、タイ
マ回路54及び非常停止回路55からなる油圧制御装置
である。
【0019】次に、図2及び図3に従って、動作を説明
する。図2は、所定のサイクルで発生する割込み信号に
基いてなされる処理である。手順S11でコンタクタ5
3aが閉成しているか調べる。閉成していない場合は手
順S12で圧力センサ47の検出圧力Pが下限値PL以
下になっているか調べる。下限値PLを超えている場合
は加圧の必要がないので、そのまま処理を終了する。下
限値PL以下の場合は手順S13でコンタクタ53aを
閉成させてポンプモータ44を電源回路57へ接続し、
アキュムレータ46を加圧する。手順S14でタイマ回
路54が、ポンプモータ44が電源回路57に接続され
ている時間Tの計測を開始して処理を終わる。
【0020】手順S11でコンタクタ53aが閉成され
ている場合は手順S15に移り、タイマ回路54の計測
時間Tが所定時間Ts以上になったか調べる。ここで、
所定時間Tsは零圧P0から所定の上限値PHまで加圧
するのに必要とされる時間、即ち図3の時間t01に基
いて設定されたもので、少なくとも上記時間t01より
も大きい値に設定されている。計測時間Tが所定時間T
s以上になっていない場合は、手順S16で、圧力セン
サ47の検出圧力Pが上限値PH以上になっているか調
べる。上限値PH以上になっていない場合は、正常に加
圧されている途中であるから処理を終了する。上限値P
H以上になっている場合は手順S17でコンタクタ53
aを開放させてポンプモータ44を電源回路57から遮
断し、アキュムレータ46への加圧を停止させる。手順
S18でタイマ回路54による計測時間Tを「0」にリ
セットして処理を終了する。
【0021】手順S15で、タイマ回路54の計測時間
Tが所定時間Ts以上になっている場合は、手順S19
で非常停止回路55が作動してエレベータ制御装置52
に向けて非常停止指令を発すると共に、手順S17でコ
ンタクタ53aを開放させてポンプモータ44を電源回
路57から遮断し、手順S18でタイマ回路54による
計測時間Tを「0」にリセットして処理を終了する。
【0022】即ち、図3において、時刻t0でコンタク
タ53aが閉成し、零圧から加圧して時間t01後の時
刻t1でアキュムレータ46の圧力が上限値PHに達し
たとするとコンタクタ53aが開放される。圧油がシリ
ンダ28に注入される毎に徐徐に減圧して、時刻t2で
下限値PLになると圧力センサ47が作動してコンタク
タ53aを閉成させて加圧し、時刻t3で圧力が上限値
PHに達する。即ち、アキュムレータ46の圧力は常
時、下限値PLと上限値PHの間に保たれる。ここで、
加圧時間t01、t23及びt45のいずれかが、仮に
所定時間Ts以上になったとすると、所定時間Tsにな
った時点で手順S15で異常とされて手順S19でエレ
ベータを非常停止させると共に、手順S17で油圧ポン
プ43を停止させる処置がなされる。
【0023】上記実施の形態1によれば、油圧ポンプ4
3は所定時間Tsでタイマ回路54が作動して停止させ
られるので、アキュムレータ46を加圧するのに通常必
要とされる時間を大幅に上回って長時間連続運転される
ことはない。このため、油41aの温度が異常に上昇す
ることはなく、安全である。なお、所定時間Tsは零圧
P0から上限値PHまで加圧するのに必要な時間とした
が、零圧P0からの加圧は稀であるから、手順S15で
の処理を行わないこととし、下限値PLから上限値PH
まで加圧するのに要する時間のみをチェックするように
してもよい。
【0024】実施の形態2.図4及び図5は、この発明
の実施の形態2を示す。図中、図1から図3と同符号は
同一部分を示す。ポンプモータ44は常時電源回路57
に接続され、油圧ポンプ43を駆動し、圧油を吐出させ
ている。58は、油圧ポンプ43の吐出側管路50eを
管路50dと管路50bのいずれかと導通させる電磁切
換弁で、常時は管路50eと管路50bとを導通させ
て、油圧ポンプ43の吐出油を油タンク41へ排出させ
ている。
【0025】59は電磁切換弁58を制御する切換弁制
御回路で、アキュムレータ46の圧力が下限値PL以下
になって圧力センサ47が作動すると、電磁切換弁58
のソレノイドを付勢し、管路50eと管路50dとを導
通させる。この導通によって油圧ポンプ43の吐出油は
管路50e→電磁切換弁58→管路50d→逆止弁45
→管路50cの回路でアキュムレータ46を加圧する。
アキュムレータ46の圧力が上限値PHになると圧力セ
ンサ47が作動し、切換弁制御回路59は電磁切換弁5
8のソレノイドを消勢し、管路50eと管路50bとを
導通させて油圧ポンプ43の吐出油を油タンク41へ排
出させる。これにより、アキュムレータ46の圧力を上
限値PHと下限値PLの間に保持する。なお、ピストン
29とばね26による回転軸21の制動及び制動解除の
動作は、実施の形態1と同様である。
【0026】次に図5に従って動作について説明する。
手順S31で電磁切換弁58のソレノイドが付勢されて
いるかチェックする。付勢されていない場合は手順S3
2で圧力センサ47の検出圧力Pが零圧値P0以下にな
っているか調べる。零圧値P0以下の場合は、手順S3
3で始動時間T0を所定時間Ttとする。ここで、始動
時間T0は零圧P0から所定の上限値PHまで加圧する
のに必要とされる時間、即ち図3の時間t01に基いて
設定されたもので、少なくとも上記時間t01よりも大
きい値に設定されている。手順S34で電磁切換弁58
のソレノイドを付勢して油圧ポンプ43の吐出油をアキ
ュムレータ46側へ圧送し、手順S35でタイマ回路5
4に時間Tの計測を開始させて処理を終わる。
【0027】手順S32で圧力センサ47の検出圧力P
が零圧P0よりも大きい場合は手順S36で圧力センサ
47の検出圧力Pが下限値PL以下か調べる。下限値P
Lを超えている場合は加圧の必要がないので、そのまま
処理を終了する。下限値PL以下の場合は手順S37で
昇圧時間TLを所定時間Ttとする。ここで、昇圧時間
TLは、下限値PLから上限値PHまで加圧するのに必
要とされる時間、即ち、図3の時間t23及びt45を
基準にし、これらよりも大きい値に設定される。以下、
上記の手順S34及び手順S35の処理をして終わる。
【0028】手順S31で電磁切換弁58のソレノイド
が付勢されている場合は、手順S40で所定時間Ttが
始動時間T0に設定されているか調べる。始動時間T0
の場合、即ち、零圧P0からの加圧の場合は、手順S4
1の処理を行わない。従ってタイマ回路54が所定時間
Ttを超える時間を計測しても無視される。手順S40
で零圧P0からの加圧ではない場合、手順S41でタイ
マ回路54による計測時間Tが所定時間Ttを超えたか
調べる。超えていない場合は、手順S42で圧力センサ
47の検出圧力Pが上限値PH以上になったか調べる。
上限値PHに達していない場合は加圧途中であるので、
電磁切換弁58のソレノイドを付勢したまま処理を終了
する。
【0029】手順S42で圧力センサ47の検出圧力P
が上限値PHに達した場合は、手順S43で電磁切換弁
58のソレノイドを消勢して圧油を油タンク41へ戻
し、手順S44でタイマ回路54の計測時間Tをリセッ
トして処理を終わる。手順S41でタイマ回路54の計
測時間Tが所定時間Tt以上となった場合、手順S45
で非常停止回路55が作動してエレベータ制御装置52
に向けて非常停止指令を発すると共に、上記手順S43
と手順S44の処理をして終了する。
【0030】上記実施の形態2によれば、電磁切換弁5
8のソレノイドが付勢されてアキュムレータ46を加圧
する場合、所定時間Tt以上継続して付勢されるとタイ
マ回路54が作動して上記ソレノイドを消勢するので、
アキュムレータ46を加圧するのに通常必要とされる時
間を大幅に上回って長時間連続加圧されることはない。
このため、油41aの温度が異常に上昇することはなく
安全である。
【0031】なお、上記実施の形態2では、零圧P0か
ら加圧する場合は、手順S41の処理を行わないことと
したが、手順S41の処理を行っても良い。この場合、
手順S33で所定時間Ttは始動時間T0に設定されて
いるので、手順S41では、タイマ回路54の計測時間
Tが始動時間T0を超えたか否かがチェックされること
になる。また、実施の形態1と同様に、所定時間Tsを
零圧P0から所定の上限値PHまで加圧するのに必要と
される時間のみとしてもよい。
【0032】
【発明の効果】この発明は上記のとおり構成されている
ので、以下の効果を奏する。この発明に係る第1のエレ
ベータの制動装置は、主索が巻き掛けられたシーブの回
転軸をばね力によって制動させ、シリンダ内に加圧流体
を注入してピストンを前進させることにより上記ばね力
に抗して上記回転軸の制動を解除させるようにしたエレ
ベータの制動装置において、シリンダ内に注入する加圧
流体を蓄積手段に蓄積しておき、この加圧流体の圧力が
所定の上限値と下限値の間に保持されるようにポンプを
間歇的に作動させて加圧流体を吐出させると共に、ポン
プを駆動するポンプモータの作動時間が所定時間を超え
たとき、タイマ手段を作動させてポンプモータを電源回
路から遮断すると共に、エレベータを停止させるように
したものである。このため、ポンプは所定時間でタイマ
手段が作動して停止するので、蓄積手段を加圧するのに
長時間連続運転されることはなく、流体の温度上昇を押
えることができ、安全である、という効果を奏する。
【0033】この発明に係る第2のエレベータの制動装
置は、主索が巻き掛けられたシーブの回転軸をばね力に
よって制動させ、シリンダ内に加圧流体を注入してピス
トンを前進させることにより上記ばね力に抗して上記回
転軸の制動を解除させるようにしたエレベータの制動装
置において、シリンダ内に注入する加圧流体を蓄積手段
に蓄積しておき、加圧流体の圧力が所定の下限値以下と
なったときに切換弁によってポンプの吐出側の流路を蓄
積手段側へ切り替えて加圧し、所定の上限値以上となっ
たとき上記切換弁によってポンプの吐出側の流路を、流
体を貯蔵するタンクへ切り替えて加圧流体をタンクへ戻
すと共に、蓄積手段がポンプの吐出側に接続されている
時間が所定時間を超えたとき、タイマ手段を作動させて
加圧流体の流路を蓄積手段からタンクへ切り替えてポン
プから吐出される加圧流体をタンクへ戻すと共に、エレ
ベータを停止させるようにしたものである。このものに
あっても、蓄積手段への加圧が長時間連続運転されるこ
とはなく、流体の温度上昇を押えることができので安全
である、という効果を奏する。
【0034】この発明に係る第3のエレベータの制動装
置は、タイマ手段が作動する所定時間を、加圧流体の圧
力を零圧から所定の上限値まで加圧するのに少なくとも
必要とされる時間に基いて設定したものである。下限値
から上限値まで加圧する場合のみならず、零圧から加圧
する場合を含めて蓄積手段への加圧が長時間連続運転と
なるのを阻止できる、という効果を奏する。
【0035】この発明に係る第4のエレベータの制動装
置は、加圧流体の圧力が零圧から所定の上限値まで加圧
される場合は、所定時間を超える時間を計測してもタイ
マ手段を作動させないようにしたものである。即ち、零
圧からの加圧は頻度が低いことから、下限値から上限値
まで加圧する場合に限って蓄積手段への加圧が長時間連
続運転となるのを阻止できるようにしたもので、零圧か
らの加圧も含めてチェックする場合に比べて短時間で不
具合を検出できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の全体構成を示すブ
ロック図。
【図2】 この発明の実施の形態1の動作を示す流れ
図。
【図3】 この発明の実施の形態1の動作状態を説明す
る図。
【図4】 この発明の実施の形態2の全体構成を示すブ
ロック図。
【図5】 この発明の実施の形態2の動作を示す流れ
図。
【図6】 従来のエレベータの制動装置の構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
20 巻上機、 21 回転軸、 23 ブレーキ車、
24 ブレーキシュー、 24a 摩擦材、 26
ばね、 28 シリンダ、 29 ピストン、29a
ロッド、 30a 流体室、 30b 空室、 31
巻上電動機、32 減速機、 33 シーブ、 34
主索、 35 かご、 36 つり合おもり、 41
油タンク、 42 フィルタ、 43 油ポンプ、 4
4ポンプモータ、 45 逆止弁、 46 アキュムレ
ータ、 47 圧力センサ、 48 安全弁、 49
電磁切換弁、 50a 管路、 50b 管路、50c
管路、 51 管路、 52 エレベータ制御装置、
53 ポンプモータ運転回路、 54 タイマ回路、
55 非常停止回路、 56 油圧制御装置、 57
電源回路、 58 電磁切換弁、 59 切換弁制御
回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータのかごを吊持する主索が巻き
    掛けられて上記かごを昇降駆動するシーブの回転軸に連
    結された回転体に摩擦材を圧接させて上記回転軸を制動
    させるばねを備え、シリンダ内に加圧流体を注入してピ
    ストンを前進させることにより上記ばね力に抗して上記
    摩擦材を逆動させて上記回転軸の上記制動を解除して上
    記かごを昇降させ、上記シリンダから上記加圧流体を排
    出させることにより上記ピストンを後退させて上記ばね
    力によって制動させて上記かごを停止させるようにした
    エレベータの制動装置において、流体を貯蔵するタンク
    の上記流体を加圧して加圧流体を吐出するポンプと、こ
    のポンプを駆動するポンプモータと、上記ポンプによっ
    て加圧された上記流体を加圧状態で蓄積して上記シリン
    ダへ上記加圧流体を送出する蓄積手段と、この蓄積手段
    によって蓄積された上記加圧流体の圧力を検出する圧力
    検出手段と、この圧力検出手段による検出圧力が所定の
    下限値以下となったときに上記ポンプモータを電源回路
    に接続して加圧し、上記検出圧力が所定の上限値以上と
    なったとき上記ポンプモータを上記電源回路から遮断す
    るポンプモータ運転回路と、上記ポンプモータが上記電
    源回路に接続されている時間を計測し、この計測時間が
    所定時間を超えたときに作動するタイマ手段と、このタ
    イマ手段の作動によって上記ポンプモータを上記電源回
    路から遮断すると共に、上記エレベータを停止させる非
    常停止回路とを備えたエレベータの制動装置。
  2. 【請求項2】 エレベータのかごを吊持する主索が巻き
    掛けられて上記かごを昇降駆動するシーブの回転軸に連
    結された回転体に摩擦材を圧接させて上記回転軸を制動
    させるばねを備え、シリンダ内に加圧流体を注入してピ
    ストンを前進させることにより上記ばね力に抗して上記
    摩擦材を逆動させて上記回転軸の上記制動を解除して上
    記かごを昇降させ、上記シリンダから上記加圧流体を排
    出させることにより上記ピストンを後退させて上記ばね
    力によって上記回転軸を制動させて上記かごを停止させ
    るようにしたエレベータの制動装置において、流体を貯
    蔵するタンクの上記流体を加圧して加圧流体を吐出する
    ポンプと、このポンプから吐出された上記流体を加圧状
    態で蓄積して上記シリンダへ上記加圧流体を送出する蓄
    積手段と、上記ポンプの吐出側に接続されて上記加圧流
    体の流路を、上記タンク及び上記蓄積手段のうち、いず
    れか一方へ切り替える切換弁と、上記蓄積手段によって
    蓄積された上記加圧流体の圧力を検出する圧力検出手段
    と、この圧力検出手段による検出圧力が所定の下限値以
    下となったときに上記切換弁によって上記ポンプの吐出
    側の流路を上記蓄積手段側へ切り替えて加圧し、上記検
    出圧力が所定の上限値以上となったとき上記切換弁によ
    って上記ポンプの吐出側の流路を上記タンクへ切り替え
    て上記加圧流体を上記タンクへ戻すように上記切換弁を
    制御する切換弁制御回路と、上記切換弁によって上記蓄
    積手段が上記ポンプの吐出側に接続されている時間を計
    測し、この計測時間が所定時間を超えたときに作動する
    タイマ手段と、このタイマ手段の作動によって上記切換
    弁を作動させ、上記加圧流体の流路を上記蓄積手段から
    上記タンクへ切り替えて上記ポンプから吐出される上記
    加圧流体を上記タンクへ戻すと共に、上記エレベータを
    停止させる非常停止回路とを備えたエレベータの制動装
    置。
  3. 【請求項3】 タイマ手段が作動する所定時間は、零圧
    から所定の上限値まで加圧するのに少なくとも必要とさ
    れる時間に基いて設定されたものとした請求項1又は2
    に記載のエレベータの制動装置。
  4. 【請求項4】 タイマ手段は、油圧制御回路が零圧から
    所定の上限値まで蓄積手段を加圧する場合は、所定時間
    を超える時間を計測しても作動しないものとした請求項
    1又は2に記載のエレベータの制動装置。
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