JP7004087B2 - 油圧ブレーキ及びエレベーター - Google Patents

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Description

この発明は、油圧ブレーキ及びエレベーターに関する。
ロープ式エレベーターのかご及び釣合おもりは、巻上機に巻き掛けられたロープによって吊り下げられる。エレベーターの保守点検では、巻上機のブレーキの制動能力を確認する必要がある。例えば、特許文献1には、巻上機のブレーキの診断に関する技術が開示されている。
日本特開2018-12567号公報
従来、巻上機のブレーキトルクを診断する際には、例えば、巻上機が制動された状態で大きなモータトルクを印加した場合に滑りが発生するか否かを確認していた。この場合、ブレーキトルクの診断における省エネ性が低い。
この発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、モータトルクを印加することなく省エネルギーで巻上機のブレーキトルクを診断することが可能な油圧ブレーキ及びエレベーターを提供することである。
この発明に係る油圧ブレーキは、エレベーターの巻上機の制動を解除するための油圧に基づいてブレーキトルクの診断を行うための油圧回路を形成する駆動ユニットと、前記巻上機の被制動体を制動し、油圧が加えられると前記被制動体を解放するブレーキクランパと、を備え、前記駆動ユニットは、タンクから作動油を送り出す電動機付きポンプと、前記電動機付きポンプから前記ブレーキクランパへと至る第1経路に設けられた逆止弁と、前記第1経路において前記電動機付きポンプと前記逆止弁の間に設けられた第1ソレノイドバルブと、前記第1経路において前記逆止弁と前記ブレーキクランパの間に設けられた第2ソレノイドバルブと、前記第1経路において前記電動機付きポンプと前記第1ソレノイドバルブの間に設けられた第3ソレノイドバルブと、を備え、前記第3ソレノイドバルブは、励磁された場合に、前記第1ソレノイドバルブ及び前記逆止弁を経由せずに前記第2ソレノイドバルブを経由して前記ブレーキクランパへと至る第2経路に前記電動機付きポンプを接続する。
この発明に係るエレベーターは、前記第2経路に設けられ、前記第2経路における油圧がブレーキの安全基準に相当するトルクに応じて予め設定された値となった場合に開放されるリリーフ弁を更に備えた上記油圧ブレーキと、前記駆動ユニットを制御し、前記第2経路を介して前記電動機付きポンプから前記ブレーキクランパに油圧が供給された際に前記被制動体が回転したか否かを判定する制御装置と、を備える。
この発明に係るエレベーターは、前記第2経路における油圧を検出する圧力センサを更に備えた上記油圧ブレーキと、前記駆動ユニットを制御し、前記第3ソレノイドバルブが励磁された状態で前記電動機付きポンプが駆動を開始してから前記圧力センサで特定の油圧が検出されるまでの経過時間及び前記被制動体が回転を開始するまでの経過時間に基づいて前記被制動体が回転を開始した時点での油圧を算出する制御装置と、を備える。

これらの発明によれば、駆動ユニットは、巻上機の制動を解除するための油圧に基づいてブレーキトルクの診断を行うための油圧回路を形成する。このため、モータトルクを印加することなく省エネルギーで巻上機のブレーキトルクを診断することが可能となる。
エレベーターの構造の一例を示す模式図である。 実施の形態1におけるエレベーターの要部構成図である。 実施の形態1における駆動ユニットの油圧回路を示す第1図である。 実施の形態1における駆動ユニットの油圧回路を示す第2図である。 実施の形態1における駆動ユニットの油圧回路を示す第3図である。
以下、添付の図面を参照して実施の形態について説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号が付される。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態1.
図1は、エレベーターの構造の一例を示す模式図である。
図1は、ロープ式エレベーターの一例を示す。エレベーター1は、昇降路2、巻上機3、ロープ4、かご5、釣合おもり6及び制御装置7を備える。昇降路2は、例えば、図示しない建物の各階を貫くように形成されている。巻上機3は、例えば、図示しない機械室等に設けられる。ロープ4は、巻上機3の綱車8に巻き掛けられる。かご5及び釣合おもり6は、ロープ4によって昇降路2内に吊り下げられる。かご5及び釣合おもり6は、巻上機3が駆動することにより昇降する。
図2は、実施の形態1におけるエレベーターの要部構成図である。
巻上機3は、綱車8、モータ9及びディスク10を備える。綱車8は、モータ9の回転軸11に固定されている。ディスク10は、綱車8に固定されている。綱車8及びディスク10は、回転軸11とともに回転する。ディスク10は、油圧ブレーキによって制動される被制動体である。
油圧ブレーキは、ブレーキクランパ12及び駆動ユニット13を備える。ブレーキクランパ12は、例えば、バネ力によってディスク10を把持する。ブレーキクランパ12のパッドがディスク10を把持することで生じる制動力により綱車8が制動される。ブレーキクランパ12には、駆動ユニット13から高圧ホースを介して作動油が供給される。ブレーキクランパ12は、油圧の供給を受けるとディスク10を解放する。駆動ユニット13は、ブレーキクランパ12の状態を変化させるための油圧回路を形成する。
制御装置7は、モータ9を制御することで、かご5の移動を制御する。制御装置7は、駆動ユニット13を制御することで、油圧ブレーキを制御する。
図3は、実施の形態1における駆動ユニットの油圧回路を示す第1図である。
駆動ユニット13は、タンク14、電動機付きポンプ15、第1ソレノイドバルブ16、第2ソレノイドバルブ17、第3ソレノイドバルブ18、逆止弁19、第1圧力センサ20、第2圧力センサ21及びリリーフ弁22を備える。
第1ソレノイドバルブ16は、図中で「SOL1」と表記されている。第2ソレノイドバルブ17は、図中で「SOL2」と表記されている。第3ソレノイドバルブ18は、図中で「SOL3」と表記されている。
タンク14には、作動油が貯留される。電動機付きポンプ15は、タンク14から作動油を送り出す。第1ソレノイドバルブ16、第2ソレノイドバルブ17及び第3ソレノイドバルブ18は、励磁されると、油圧回路における作動油の移動経路を切り替える。逆止弁19は、作動油の逆流を防止する。リリーフ弁22は、設定値以上の昇圧を防止する。
第1圧力センサ20及び第2圧力センサ21は、例えば、配管における油圧が特定の値以上になったことを検出する。第1圧力センサ20及び第2圧力センサ21は、例えば、配管における油圧を定量的に検出可能であってもよい。
電動機付きポンプ15からブレーキクランパ12側へ向かう配管は、第3ソレノイドバルブ18に接続されている。
第3ソレノイドバルブ18は、第1ソレノイドバルブ16及び第2ソレノイドバルブ17に対して異なる配管で接続されている。また、第3ソレノイドバルブ18には、タンク14への戻り配管が接続されている。
第1ソレノイドバルブ16からブレーキクランパ12側へ向かう配管は、第2ソレノイドバルブ17に接続されている。この配管には、逆止弁19及び第1圧力センサ20が設けられている。逆止弁19は、第2ソレノイドバルブ17から第1ソレノイドバルブ16への逆流を防止する。また、第1ソレノイドバルブ16には、タンク14への戻り配管が接続されている。
第2ソレノイドバルブ17は、ブレーキクランパ12に接続されている。第2ソレノイドバルブ17とブレーキクランパ12とを接続する配管には、第2圧力センサ21が設けられている。
第2ソレノイドバルブ17と第3ソレノイドバルブ18とを接続する配管には、リリーフ弁22を介して、タンク14への戻り配管が接続されている。リリーフ弁22は、この配管における油圧が設定値以上となった場合に開放される。
図3は、第1ソレノイドバルブ16、第2ソレノイドバルブ17及び第3ソレノイドバルブ18のいずれも励磁されていない場合を示す。この場合、ブレーキクランパ12に油圧が供給されない。つまり、図3は、エレベーターの通常運転においてディスク10が制動されている時の油圧回路の状態を示す。
図4は、実施の形態1における駆動ユニットの油圧回路を示す第2図である。
図4は、第1ソレノイドバルブ16及び第2ソレノイドバルブ17が励磁され、且つ第3ソレノイドバルブ18が励磁されていない場合を示す。この場合、電動機付きポンプ15が駆動されると、図4において太い実線で示すように、第3ソレノイドバルブ18、第1ソレノイドバルブ16、逆止弁19及び第2ソレノイドバルブ17を介して、ブレーキクランパ12に油圧が供給される。つまり、図4は、エレベーターの通常運転においてディスク10が解放されている時の油圧回路の一例を示す。
以下、図4において太い実線で示す作動油の経路を「第1経路」と呼ぶ。第1経路は、エレベーターの通常運転において油圧ブレーキを制御するために用いられる。
なお、予め逆止弁19から第2ソレノイドバルブ17までの間が高圧に維持されていれば、図3に示す状態から第2ソレノイドバルブ17だけを切り替えることでブレーキクランパ12に油圧を供給することもできる。逆止弁19から第2ソレノイドバルブ17までの間の油圧が低下した場合は、電動機付きポンプ15を駆動させた状態で第1ソレノイドバルブ16を切り替えることで昇圧ができる。昇圧を停止する場合は、第1ソレノイドバルブ16を図3に示す状態に切り替えれば、電動機付きポンプ15が送り出す作動油はタンク14に戻る。
図5は、実施の形態1における駆動ユニットの油圧回路を示す第3図である。
図5は、第1ソレノイドバルブ16及び第2ソレノイドバルブ17が励磁されず、且つ第3ソレノイドバルブ18だけが励磁されている場合を示す。この場合、電動機付きポンプ15は、第3ソレノイドバルブ18から第2ソレノイドバルブ17へ向かう配管に接続される。この場合、電動機付きポンプ15が駆動されると、図5において太い実線で示すように、第1ソレノイドバルブ16及び逆止弁19を介さずに、第3ソレノイドバルブ18及び第2ソレノイドバルブ17を介して、ブレーキクランパ12に油圧が供給される。図5における太い破線は、リリーフ弁22を介してタンク14に戻る作動油の経路を示す。
以下、図5において太い実線で示す作動油の経路を「第2経路」と呼ぶ。第2経路は、ブレーキトルクの診断時に用いられる。
ブレーキクランパ12の押付力は、例えば、バネ力から油圧を差し引いた値である。かご無負荷状態では、ロープ4の両側に繋がれたかご5及び釣合おもり6の重量によって巻上機3に既知量のアンバランスが生じる。このため、第2経路を介してブレーキクランパ12に供給される油圧が上昇する過程でディスク10が滑り出す瞬間の油圧が分かれば、ブレーキトルクを割り出すことが可能となる。つまり、かご無負荷状態において第2経路を介してブレーキクランパ12に油圧が供給することで、ブレーキトルクの診断を行うことが可能である。
また、リリーフ弁22が設けられているため、設定値以上の油圧が第2経路を介してブレーキクランパ12に供給されることはない。このため、例えば、リリーフ弁22が開放される油圧としてブレーキの安全基準に相当するトルクに応じた値が設定されていれば、第2経路を介してブレーキクランパ12に油圧が供給された際にディスク10が滑るか否かを確認することで、ブレーキトルクの簡易的な診断を行うことも可能である。簡易的な診断でディスク10が滑らないことを確認すれば、容易にブレーキの安全性を確認できる。
なお、第2経路は、第3ソレノイドバルブ18が設けられたことで第1経路とは別系統にて構築されている。このため、逆止弁19から第2ソレノイドバルブ17までの間の油圧は、予め昇圧されていれば、ブレーキトルクの診断中も高圧に維持される。つまり、ブレーキトルク診断用の回路は、メイン回路に影響を与えないように構築されている。
制御装置7は、例えば、電動機付きポンプ15、第1ソレノイドバルブ16、第2ソレノイドバルブ17及び第3ソレノイドバルブ18を制御する。制御装置7は、例えば、第1圧力センサ20及び第2圧力センサ21による検出結果を取得する。制御装置7は、例えば、図示しない回転検出装置による検出結果を取得する。回転検出装置は、例えば、ディスク10の回転を検出する。回転検出装置は、例えば、綱車8又はモータ9の回転を検出してもよい。
制御装置7は、例えば、ブレーキトルクの定量的な診断を行う。この際に、制御装置7は、かご無負荷状態において第3ソレノイドバルブ18が励磁された状態で電動機付きポンプ15が駆動を開始した時点を基準として、第2圧力センサ21で特定の油圧が検出されるまでの経過時間と、回転検出装置によって回転が検出され始めるまでの経過時間と、を記録する。油圧は時間に対して線形に上昇されるので、これらの経過時間から、油圧が上昇する過程でディスク10が滑り出した瞬間の油圧を算出可能である。制御装置7は、これらの経過時間に基づいて、ディスク10が滑り出した時点での油圧を算出する。
ブレーキトルクの定量的な診断において、制御装置7は、更にブレーキトルクを算出してもよい。ブレーキトルクの定量的な診断において、制御装置7は、更にブレーキクランパ12の摩擦係数を算出してもよい。
制御装置7は、例えば、ブレーキトルクの簡易的な診断を行う。この際に、リリーフ弁22が開放される油圧としては、ブレーキの安全基準に相当するトルクに応じた値が設定されている。制御装置7は、かご無負荷状態において第2経路を介して電動機付きポンプ15からブレーキクランパ12に油圧が供給された際に回転検出装置によって回転が検出されたか否かを判定する。
以上で説明した実施の形態1によれば、油圧ブレーキの駆動ユニット13は、ロープ式エレベーターの巻上機3の制動を解除するための油圧に基づいてブレーキトルクの診断を行うための油圧回路を形成する。このため、モータトルクを印加することなく省エネルギーで巻上機3のブレーキトルクを診断することが可能となる。
また、油圧ブレーキのブレーキクランパ12は、巻上機3の被制動体を制動し、油圧が加えられると被制動体を解放する。駆動ユニット13は、電動機付きポンプ15からブレーキクランパ12へと至る第1経路に設けられた逆止弁19と、第1経路において電動機付きポンプ15と逆止弁19の間に設けられた第1ソレノイドバルブ16と、第1経路において逆止弁19とブレーキクランパ12の間に設けられた第2ソレノイドバルブ17と、第1経路において電動機付きポンプ15と第1ソレノイドバルブ16の間に設けられた第3ソレノイドバルブ18と、を備える。第3ソレノイドバルブ18は、励磁された場合に、第1ソレノイドバルブ16及び逆止弁19を経由せずに第2ソレノイドバルブ17を経由してブレーキクランパ12へと至る第2経路に電動機付きポンプ15を接続する。このため、モータトルクを印加せずに、かご無負荷状態において第3ソレノイドバルブ18を励磁することでブレーキトルクの診断が可能となる。また、逆止弁19から第2ソレノイドバルブ17までの間を高圧に維持できるため、ブレーキトルクの診断中にエレベーターの呼びが発生したとしても、即座に通常運転に切り替えることができる。このため、ブレーキトルクの診断が実施されることによるサービスの低下は発生しない。
また、駆動ユニット13は、例えば、リリーフ弁22を備える。リリーフ弁22は、第2経路に設けられ、第2経路における油圧がブレーキの安全基準に相当するトルクに応じて予め設定された値となった場合に開放される。制御装置7は、例えば、駆動ユニット13を制御し、第2経路を介して電動機付きポンプ15からブレーキクランパ12に油圧が供給された際に被制動体が回転したか否かを判定する。この場合、ブレーキトルクの簡易的な診断を実施することができる。
また、駆動ユニット13は、例えば、第2経路における油圧を検出する第2圧力センサ21を備える。制御装置7は、例えば、第3ソレノイドバルブ18が励磁された状態で電動機付きポンプ15が駆動を開始してから第2圧力センサ21で特定の油圧が検出されるまでの経過時間及び被制動体が回転を開始するまでの経過時間に基づいて、被制動体が回転を開始した時点での油圧を算出する。この場合、ブレーキトルクの定量的な診断を実施することができる。
以上のように、この発明は、省エネルギーで巻上機のブレーキトルクを診断することが可能な油圧ブレーキ及びエレベーターに利用できる。
1 エレベーター
2 昇降路
3 巻上機
4 ロープ
5 かご
6 釣合おもり
7 制御装置
8 綱車
9 モータ
10 ディスク
11 回転軸
12 ブレーキクランパ
13 駆動ユニット
14 タンク
15 電動機付きポンプ
16 第1ソレノイドバルブ
17 第2ソレノイドバルブ
18 第3ソレノイドバルブ
19 逆止弁
20 第1圧力センサ
21 第2圧力センサ
22 リリーフ弁

Claims (5)

  1. エレベーターの巻上機の制動を解除するための油圧に基づいてブレーキトルクの診断を行うための油圧回路を形成する駆動ユニットと、
    前記巻上機の被制動体を制動し、油圧が加えられると前記被制動体を解放するブレーキクランパと、
    を備え
    前記駆動ユニットは、
    タンクから作動油を送り出す電動機付きポンプと、
    前記電動機付きポンプから前記ブレーキクランパへと至る第1経路に設けられた逆止弁と、
    前記第1経路において前記電動機付きポンプと前記逆止弁の間に設けられた第1ソレノイドバルブと、
    前記第1経路において前記逆止弁と前記ブレーキクランパの間に設けられた第2ソレノイドバルブと、
    前記第1経路において前記電動機付きポンプと前記第1ソレノイドバルブの間に設けられた第3ソレノイドバルブと、
    を備え、
    前記第3ソレノイドバルブは、励磁された場合に、前記第1ソレノイドバルブ及び前記逆止弁を経由せずに前記第2ソレノイドバルブを経由して前記ブレーキクランパへと至る第2経路に前記電動機付きポンプを接続する
    油圧ブレーキ。
  2. 前記第2経路に設けられ、前記第2経路における油圧がブレーキの安全基準に相当するトルクに応じて予め設定された値となった場合に開放されるリリーフ弁、
    を更に備えた請求項に記載の油圧ブレーキ。
  3. 前記第2経路における油圧を検出する圧力センサ、
    を更に備えた請求項又は請求項に記載の油圧ブレーキ。
  4. 前記第2経路に設けられ、前記第2経路における油圧がブレーキの安全基準に相当するトルクに応じて予め設定された値となった場合に開放されるリリーフ弁を更に備えた請求項に記載の油圧ブレーキと、
    前記駆動ユニットを制御し、前記第2経路を介して前記電動機付きポンプから前記ブレーキクランパに油圧が供給された際に前記被制動体が回転したか否かを判定する制御装置と、
    を備えたエレベーター。
  5. 前記第2経路における油圧を検出する圧力センサを更に備えた請求項又は請求項に記載の油圧ブレーキと、
    前記駆動ユニットを制御し、前記第3ソレノイドバルブが励磁された状態で前記電動機付きポンプが駆動を開始してから前記圧力センサで特定の油圧が検出されるまでの経過時間及び前記被制動体が回転を開始するまでの経過時間に基づいて前記被制動体が回転を開始した時点での油圧を算出する制御装置と、
    を備えたエレベーター。
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