JP2001328227A - 化粧材及びそれを用いたドア - Google Patents

化粧材及びそれを用いたドア

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    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
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  • Structural Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型プレスを使用せずに、吹付塗装に比べる
と再現性があってムラがなく、しかも変化に富み且つ絵
柄模様と一体となった凹凸模様を付与できる化粧材を提
供する。 【解決手段】 基材10の表面に、互いに独立した島状
であって表面が平坦面からなる凸部領域20が形成さ
れ、該凸部領域20は、平面視形状が半島状突出部21
と湾状嵌入部22とからなる閉曲線状の輪郭線を有する
と共に、周縁部が丸みを帯びている構成にする。粉体塗
装風の立体感のある凹凸模様を基材の表面に形成でき、
しかも吹付塗装に比べて再現性がよく、ムラなく凹凸模
様を再現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物や車両など
の内装や外装に使用される化粧材に係り、特に凹凸模様
による高級感のある外観を有する化粧材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の化粧材として、表面
に凹凸を付けて高級感を出すようにしたものが知られて
いる。例えば、化粧鋼板のドアでは、グラビアオフセッ
ト印刷により絵柄模様を形成することでデザインを付与
したものが使用されている。また、金型でプレスしてエ
ンボス加工を施したものも使用されている。或いは、粉
体塗装により表面に凹凸の有る色彩乃至は模様を形成
し、変化のあるデザインを施したものも使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した化粧材として
の化粧鋼板のうち、シルクスクリーン印刷やグラビアオ
フセット印刷等により絵柄模様を形成したものは、平面
的なデザインのみで単調であるため、高級感に乏しいと
いう欠点がある。また、金型プレスでエンボス加工を施
したものは、凹凸外観の表現が可能ではあるが、凹凸の
形状が単調であるため、これまた高級感に乏しいという
欠点があり、しかも金型のコストが非常に高いという問
題点がある。また、粉体の吹付塗装で凹凸を形成したも
のは、凹凸外観が単なるエンボス加工よりも変化に富む
が、凹凸模様の再現性がなく、しかも凹凸模様にムラが
発生しやすいという欠点がある。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、金型プレス
を使用せずに、吹付塗装に比べると再現性があってムラ
がなく、しかも変化に富み且つ絵柄模様と一体となった
凹凸模様を付与できる化粧材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
ある化粧材は、基材の表面に、互いに独立した島状であ
って表面が平坦面からなる凸部領域が形成され、該凸部
領域は、平面視形状が半島状突出部と湾状嵌入部とから
なる閉曲線状の輪郭線を有すると共に、周縁部が丸みを
帯びていることを特徴としている。
【0006】請求項2に記載の発明である化粧材は、請
求項1に記載の化粧材において、基材の表面が粗面で、
凸部領域の平坦面が平滑面であることを特徴としてい
る。
【0007】請求項3に記載の発明である化粧材は、請
求項1又は2に記載の化粧材において、凸部領域の周縁
部が土手状に盛り上がっていることを特徴としている。
【0008】請求項4に記載の発明である化粧材は、請
求項1〜3のいずれかに記載の化粧材において、凸部領
域が互いに形状の異なった凸部の2段重ねになっている
ことを特徴としている。
【0009】請求項5に記載の発明である化粧材は、請
求項4に記載の化粧材において、凸部領域の1段目又は
2段目の凸部のいずれか一方に金属箔粉顔料を添加して
なることを特徴としている。
【0010】そして、請求項6に記載の発明であるドア
は、請求項1〜5のいずれかに記載の化粧材を表面に有
することを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る化粧材の説明
図、図2は図1のA−A線に対応した説明図であり、こ
れらの図に示すように、化粧材は、基材10と、その基
材10の表面に島状に多数設けられた凸部領域20とで
構成されている。
【0012】基材10としては、金属板が好ましく用い
られる。中でも、亜鉛メッキ鋼板、ステンレス鋼板等の
鉄板が実用的である。その他に、アルミニウム板、銅板
等も使用できる。使用される金属板の厚みは、0.3〜
3mm程度である。
【0013】金属板には、必要に応じて公知の表面処理
が施される。例えば、亜鉛、錫、クロム等のメッキ、ク
ロメート処理、下地塗装処理(ポリ塩化ビニル樹脂、ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリ
ル樹脂、フッ素樹脂等)である。
【0014】基材10としては、金属板の他に、木板、
樹脂板、シート等も使用できる。木板としては、杉、
松、樫、ラワン、チーク等の合板、単板、集成材、繊維
板等が挙げられる。樹脂板としては、アクリル樹脂、ポ
リカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、フェノール樹
脂、ABS樹脂等の板材が挙げられる。シート(乃至は
フィルム)としては、紙、不織布、樹脂シート等が挙げ
られる。
【0015】基材10の表面に設けられる凸部領域20
は、それぞれが互いに独立した島状であって、その平面
視形状が半島状突出部21と湾状嵌入部22とからなる
閉曲線状の輪郭線を有すると共に、周縁部が丸みを帯び
ている。すなわち、周縁部が平面視形状において隅角部
が曲率を持った曲線状をなすと共に、その断面において
も隅角部は曲率を有していて切り立った状態にはなって
いない。個々の凸部領域20は、大きさも形状もランダ
ムである。そして、立体感のある凹凸外観を発現させる
ため30μm以上の高さが必要で、通常は70〜130
μm程度で形成する。個々の凸部領域20の大きさ(拡
がり)は、該凸部領域20の外接円の径2Rで評価した
場合に、大体通常は2R=2〜20mm程度とする。ま
た、基材10の全表面積Sに占める凸部領域20の面積
をTとすると、T/S=20〜90%程度とする。
【0016】凸部領域の形成方法としては、シルクスク
リーン印刷による盛上印刷が挙げられる。凸部領域を形
成する材料には、バインダー樹脂、顔料、添加剤からな
るインクが使用される。
【0017】バインダー樹脂としては、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂等が
挙げられる。
【0018】顔料としては、チタン白、カーボンブラッ
ク、弁柄、黄鉛、群青等の無機顔料、アニリンブラッ
ク、キナクリドンレッド、イソインドリノンイエロー、
フタロシアニンブルー等の有機顔料を用いる。
【0019】添加剤は、必要に応じて添加されるもので
あり、充填材とその他からなる。充填材としては、炭酸
カルシウム、硫酸バリウム、タルク、ベントナイト、マ
イクロシリカ等の粉末、ウレタン樹脂、ポリメーポート
樹脂、ナイロン、アクリル等の樹脂からなる樹脂ビー
ズ、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系等の紫外
線吸収剤、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤等の光安
定剤、可塑剤、酸化防止剤等が挙げられる。
【0020】凸部領域の分布は、基材の全面でもよい
し、部分的でもよい。図3は基材10の全面に凸部領域
20を設けた例を示すパターン図である。図4は基材1
0の上に部分的に凸部領域20を設けた例を示すパター
ン図であり、タイル貼りパターンのタイル部に凸部領域
20を配置し、目地溝には凸部領域を設けていない。
【0021】凸部領域の周縁部は土手状に盛り上がった
形状にすることが好ましい。図5は凸部領域20の周縁
部を土手状とした例を示す説明図である。土手(堤)状
部を符号Dで表している。このような土手を設ける場
合、図6に示すように、土手の高さΔTは、中央の平坦
面の高さをTとすると、ΔT/T=0.1〜0.3程度
とする。
【0022】凸部領域20の周縁部に土手を形成するに
は、凸部領域20を形成するインクを溶剤で稀釈してお
き、印刷後に稀釈溶剤が乾燥して固化する時の収縮現象
を利用する。或いは、凸部領域20を形成するインクの
バインダー樹脂を硬化収縮性樹脂、例えばポリオールと
イソシアネートとからなる2液硬化型樹脂を選択し、収
縮時に中央がより凹む現象を利用する。
【0023】凸部領域は互いに形状の異なった凸部を多
層重ねて形成してもよい。この場合、2層でもよいし、
3層以上に重ねてもよいが、下層の凸部が見えるように
しないと意味がない。このように形状の異なった複数の
パターンの重ね合わせることにより、凹凸が多段階にな
った外観を実現できる。図7は凸部領域20が2段重ね
になっている例を示す説明図であり、島状の凸部23の
上に形状の異なった別の凸部24が重なっている。
【0024】凸部領域を多層で構成する場合、各層の色
調を異ならせることが望ましい。その場合、1層目と2
層目の段差及び模様形状の差が明瞭となり、より変化に
富んだ凹凸模様を実現するため、いずれか1層を金属光
沢とすることが好ましい。例えば、アルミニウム、真鍮
箔粉からなる金属光沢顔料を含むインクを用いるか、或
いは、雲母箔粉、二酸化チタン被覆雲母の箔粉等からな
るパール顔料等の光輝性顔料を含むインクを用いて盛上
印刷する。
【0025】本発明の化粧材においては、凸部領域の表
面と基材の露出面の各々の表面粗さは、種々の組合せが
可能である。最も好ましい組合せは、図2の如く、凸部
領域20の表面を平滑面とし、基材10の露出面10a
を粗面とする組合せである。ここで、平滑面としてはJ
ISB0601の中心線平均粗さRaで3μm未満の表
面を、また粗面としてはRaで3〜20μm程度の表面
を意味する。目視で観察すると、平滑面は高光沢(艶有
り)に、また粗面は低光沢(艶消し)に見える。凸部領
域を平滑面にするには、凸部領域に印刷するインクに艶
消剤及び艶消剤として機能する充填剤を無添加とする。
基材の露出面を粗面とするためには、基材表面に粒径1
〜20μm程度のシリカ、アルミナ等からなる艶消剤を
1〜30質量%程度添加した艶消の塗料を塗装したり、
或いは、基材表面をサンドブラスト加工等によって研削
する。図2のように、凸部領域20を平滑面とし且つ基
材10の露出面を粗面とした場合は、凸部領域20の模
様形状が強調されると共に、凸部領域20の段差も強調
されて見える。
【0026】本発明の化粧材は、ドアや扉の面材、エレ
ベーターや車両の壁面を始めとして、建築物の壁面、天
井、床等の内装用、サイディング等の外壁、塀、屋根等
の外装用として広く利用される。
【0027】図8は本発明の化粧材を利用した鋼板ドア
の一例を示す正面図である。この鋼板ドア30は、鋼板
の表面に下地塗装を行って、下地部分31の色付けを
し、その下地塗装の上から、シルクスクリーン印刷で盛
上げ印刷を行って部分的に凸部領域32を設けている。
すなわち、図4と同様にタイル貼りパターンのタイル部
に凸部領域32を配置し、目地溝には凸部領域を設けて
いない。図8において、33は金モール、34は把手、
35は鍵穴、36はヒンジである。図示のように本発明
の化粧材を利用することにより、高級感のある鋼板ドア
を製造することができる。
【0028】
【実施例】(実施例1)0.6mm厚の亜鉛メッキ鋼板
を準備し、これに脱脂、洗浄等の前処理を施してから、
ポリエステル系メラミン樹脂を主体としたプライマー塗
料をロールコート法により塗布した後、200℃で2分
間の加熱焼付け処理を施した。さらに、艶消し剤として
シリカを20重量%添加し、顔料としてチタン白とカー
ボンブラックを添加してなる灰色のポリ塩化ビニル樹脂
塗料を、膜厚40μmで塗装し、200℃で1分間の加
熱焼付け処理を施し、粗面艶消しの下地塗装を施した鋼
板とした。
【0029】この下地塗装を行った鋼板に、シルクスク
リーン印刷で盛上げ印刷を行って凸部領域を形成した。
この実施例1では、図3に示す如き互いに独立した島状
の柄パターンの版を使用し、顔料として弁柄とカーボン
ブラックを添加した艶消剤は無添加の黒褐色のポリ塩化
ビニル樹脂インクを膜厚100μmで印刷し、250℃
で3分間の加熱焼付け処理を行って、表面が平滑で光沢
の有る凸部領域とした。これにより立体感のある化粧鋼
板が得られた。
【0030】(実施例2)実施例1と同様の下地塗装を
行った鋼板に、シルクスクリーン印刷で盛上げ印刷を行
って凸部領域を形成した。この実施例2では形状の異な
った凸部の2段重ねで凸部領域を形成した。まず、図3
に示す如き互いに独立した島状の柄パターンの版を使用
し、顔料としてクロムバーミリオンとカーボンブラック
を添加した暗赤色のポリ塩化ビニル樹脂インクを膜厚1
00μmで印刷し、200℃で2分間の加熱焼付け処理
を施し、次いで、図3とは異なった別の島状の柄パター
ンである図9の柄パターンを使用し、真鍮の金属箔粉を
5質量%添加したポリ塩化ビニル樹脂インクを膜厚10
μmで印刷し、250℃で3分間の加熱焼付け処理を行
った。これにより金属感と立体感が表現され、粉体塗装
風の外観を呈する化粧鋼板が得られた。
【0031】(実施例3)実施例1と同様の下地塗装を
行った鋼板に、シルクスクリーン印刷で盛上げ印刷を行
って凸部領域を形成した。この実施例3では、図3に示
す如き互いに独立した島状の柄パターンの版を使用し、
カーボンブラックを添加した黒色のポリ塩化ビニル樹脂
インクを芳香族炭化水素系溶剤で30%希釈したものを
用いて膜厚100μmで印刷し、250℃で3分間の加
熱焼付け処理を行った。これにより、印刷部の周縁部に
5μm程度盛り上がった土手が形成され、より立体感の
ある化粧鋼板が得られた。
【0032】(実施例4)実施例1と同様の下地塗装を
行った鋼板に、シルクスクリーン印刷で盛上げ印刷を行
って凸部領域を形成した。この実施例4では、図3に示
す如き互いに独立した島状の柄パターンの版を使用し、
艶消し剤としてシリカを20重量%添加し、顔料として
クロムバーミリオンとカーボンブラックを添加してなる
暗赤色のポリ塩化ビニル樹脂インクを膜厚100μmで
印刷し、250℃で3分間の加熱焼付け処理を行って、
表面が粗面で艶消しの凸部領域を形成した。実施例1に
比べて立体感は少ないものの外観の良好な化粧鋼板が得
られた。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、次に記載の効果を奏する。
【0034】請求項1に記載の化粧材は、粉体塗装風の
立体感のある凹凸模様を基材の表面に形成でき、しかも
吹付塗装に比べて再現性がよく、ムラなく凹凸模様を再
現することができる。
【0035】請求項2に記載の化粧材は、粗面の基材上
に平滑面の凸部領域が形成された状態であるので、凸部
領域の凹凸模様が強調されると共に段差も強調されて、
立体感が表現されたものとなる。
【0036】請求項3に記載の化粧材は、凸部領域の周
縁部を土手状に盛り上げたことにより、凸部の高さが強
調されることから、より立体感が表現されたものとな
る。
【0037】請求項4に記載の化粧材は、凸部領域が互
いに形状の異なった凸部の2段重ねになっているので、
より変化に富んだ外観の凹凸模様を実現できる。
【0038】請求項5に記載の化粧材は、凸部領域の1
段目又は2段目の凸部のいずれか一方に金属箔粉顔料を
添加したことにより、1段目の凸部領域と2段目の凸部
領域の模様の違い及び段差が強調されて見えると共に、
金属光沢部分を有したより変化に富んだ凹凸模様を実現
できる。
【0039】そして、請求項6に記載の発明であるドア
は、上記の化粧材を表面に有しているので、高級感のあ
るデザインを備えたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る化粧材の説明図である。
【図2】図1のA−A線に対応した説明図である。
【図3】基材の全面に凸部領域を設けた例を示すパター
ン図である。
【図4】基材の上に部分的に凸部領域を設けた例を示す
パターン図である。
【図5】凸部領域の周縁部を土手状に盛り上げた例を示
す説明図である。
【図6】図5の一部拡大断面図である。
【図7】凸部領域が2段重ねになっている例を示す説明
図である。
【図8】本発明の化粧材を利用した鋼板ドアの一例を示
す正面図である。
【図9】基材の全面に凸部領域を設けた別の例を示すパ
ターン図である。
【符号の説明】
10 基材 10a 露出面 20 凸部領域 21 半島状突出部 22 湾状嵌入部 23,24 凸部 30 鋼板ドア 31 下地部分 32 凸部領域 33 金モール 34 把手 35 鍵穴 36 ヒンジ D 土手状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 和生 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 北村 謙治 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 小林 基弘 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 4F100 AA20 AA21 AA37 AB01B AB03 AB18 AB33B AK15 AK36 AS00B AT00A CA13B CC00 DD01B DD07A EH71 GB08 HB21B HB31 JK15B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の表面に、互いに独立した島状であ
    って表面が平坦面からなる凸部領域が形成され、該凸部
    領域は、平面視形状が半島状突出部と湾状嵌入部とから
    なる閉曲線状の輪郭線を有すると共に、周縁部が丸みを
    帯びていることを特徴とする化粧材。
  2. 【請求項2】 基材の表面が粗面で、凸部領域の平坦面
    が平滑面であることを特徴とする請求項1に記載の化粧
    材。
  3. 【請求項3】 凸部領域の周縁部が土手状に盛り上がっ
    ていることを特徴とする請求項1又は2に記載の化粧
    材。
  4. 【請求項4】 凸部領域が互いに形状の異なった凸部の
    2段重ねになっている請求項1〜3のいずれかに記載の
    化粧材。
  5. 【請求項5】 凸部領域の1段目又は2段目の凸部のい
    ずれか一方に金属箔粉顔料を添加してなる請求項4に記
    載の化粧材。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の化粧材
    を表面に有することを特徴とするドア。
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