JP2001326118A - 磁極ユニット、その組立方法および磁界発生装置 - Google Patents

磁極ユニット、その組立方法および磁界発生装置

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JP2001326118A JP2000280553A JP2000280553A JP2001326118A JP 2001326118 A JP2001326118 A JP 2001326118A JP 2000280553 A JP2000280553 A JP 2000280553A JP 2000280553 A JP2000280553 A JP 2000280553A JP 2001326118 A JP2001326118 A JP 2001326118A
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Hitoshi Yoshino
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 磁束の漏洩を防止しつつ生産性を向上できる
磁極ユニット、その組立方法および磁界発生装置を提供
する。 【解決手段】 磁極板22a、22bの組立時、まず各
環状突起片34の外側面に漏洩磁束防止用の永久磁石4
0を固定し、永久磁石40を、環状突起片34の平面状
の外側面に対して摺動させて環状突起片34の所望位置
に固定し、その状態で各環状突起片34をベースプレー
ト上に固定する。このとき、ガイド棒にガイド孔38を
通して、環状突起片34をベースプレート上に案内す
る。また、漏洩磁束防止用の永久磁石40を、その磁化
方向が永久磁石群の主面に対して傾くように配置し、永
久磁石40の磁化方向を環状突起片の外側面に対して垂
直にし、永久磁石を環状突起より引き込めてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は磁極ユニット、そ
の組立方法および磁界発生装置に関し、より特定的に
は、0.3Tを超える強磁場を必要とするMRI装置な
どに用いられる、磁極ユニット、その組立方法および磁
界発生装置に関する。
【従来の技術】この種の大型の磁界発生装置たとえばM
RI用磁界発生装置において、磁極板からの磁束の漏洩
を防止し磁極板間の空隙内に磁束を有効に集中させるた
めに、出願人は実公平2−49683号に示すように、
環状突起の外側面に漏洩磁束反発用の永久磁石を設ける
構成を提案した。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術において
強磁界を必要とするとき、永久磁石として強い磁力を有
するR−Fe−B系磁石が使用され、この場合、すでに
接着している永久磁石に、接着しようとする他の永久磁
石を近づけたときに強い反発力が働く。したがって、一
体もので構成された環状突起に対して永久磁石を接着し
ていくことは難しく、生産性が悪いという問題点があっ
た。また、上述の従来技術では、漏洩磁束反発用の永久
磁石の磁化方向は、磁界発生用の永久磁石の主面に対し
て平行であり、均一空間を大きくしようとすれば、永久
磁石の使用量を増やす必要があり、コストが高くなると
いう問題点があった。
【0003】さらに、上述の従来技術では、磁界発生効
率を向上させることができるが、弓形の漏洩磁束反発用
磁石を用いるので高価になり、コストを低くできない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、生産性を向上で
きる磁極ユニット、その組立方法および磁界発生装置を
提供することである。また、この発明の他の目的は、コ
ストを高くすることなく、均一空間を大きくできる、磁
界発生装置を提供することである。さらに、この発明の
その他の目的は、比較的安価な漏洩磁束防止用の永久磁
石を用いコストを低減できる、磁界発生装置を提供する
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の磁極ユニットは、板状継鉄、板状
継鉄の主面に設けられる永久磁石群、および永久磁石群
の主面に設けられる磁極板を備え、磁極板は複数の環状
突起片からなる環状突起と各環状突起片の外側面に設け
られる漏洩磁束防止用の永久磁石とを含むものである。
請求項2に記載の磁界発生装置は、一対の請求項1に記
載の磁極ユニット、および一対の磁極ユニットを磁気的
に結合する柱状継鉄を備える。請求項3に記載の磁極ユ
ニットの組立方法は、環状突起片の外側面に永久磁石を
固定する第1ステップ、および永久磁石が固定された環
状突起片をベースプレートの主面に固定する第2ステッ
プを備える。
【0005】請求項4に記載の磁極ユニットの組立方法
は、請求項3に記載の磁極ユニットの組立方法におい
て、環状突起片はガイド孔を有し、第2ステップは、ベ
ースプレートにガイド棒を取り付けるステップA、およ
びガイド孔をガイド棒に通して、永久磁石が固定された
環状突起片をベースプレートの主面に案内するステップ
Bを含むものである。請求項5に記載の磁極ユニットの
組立方法は、その外側面が平面状に形成された環状突起
片を有する磁極ユニットの組立方法であって、外側面に
対して永久磁石を摺動させて環状突起片の所望位置に永
久磁石を固定するものである。請求項6に記載の磁界発
生装置は、板状継鉄、板状継鉄の主面に設けられる永久
磁石群、および永久磁石群の主面に設けられる磁極板を
備え、磁極板は環状突起と前記環状突起の外側面に設け
られる漏洩磁束防止用の永久磁石とを含み、漏洩磁束防
止用の永久磁石はその磁化方向が永久磁石群の主面に対
して傾くように配置されるものである。
【0006】請求項7に記載の磁界発生装置は、請求項
6に記載の磁界発生装置において、漏洩磁束防止用の永
久磁石は、角形状をしかつ磁化方向がその主面に対して
鋭角で交わるように形成されるものである。請求項8に
記載の磁界発生装置は、請求項6または7に記載の磁界
発生装置において、漏洩磁束防止用の永久磁石は、角形
状をしかつ永久磁石群の主面に対して傾けて配置される
ものである。請求項9に記載の磁界発生装置は、請求項
6ないし8のいずれかに記載の磁界発生装置において、
漏洩磁束防止用の永久磁石の磁化角度に応じて磁極板の
寸法が設定されるものである。
【0007】請求項10に記載の磁界発生装置は、請求
項9に記載の磁界発生装置において、漏洩磁束防止用の
永久磁石の磁化角度が0度より大きくかつ60度未満に
設定されるものである。請求項11に記載の磁界発生装
置は、板状継鉄、板状継鉄の主面に設けられる永久磁石
群、および永久磁石群の主面に設けられる磁極板を備
え、磁極板は複数の環状突起片からなる環状突起と各環
状突起片の外側面に設けられる漏洩磁束防止用の永久磁
石とを含み、漏洩磁束防止用の永久磁石の磁化方向は環
状突起片の外側面に対して垂直であるものである。請求
項12に記載の磁界発生装置は、板状継鉄、板状継鉄の
主面に設けられる永久磁石群、および永久磁石群の主面
に設けられる磁極板を備え、磁極板は環状突起と環状突
起の外側面に設けられる漏洩磁束防止用の永久磁石とを
含み、漏洩磁束防止用の永久磁石を環状突起より引き込
めるものである。請求項13に記載のMRI装置は、請
求項2、6ないし12のいずれかに記載の磁界発生装置
を用いたものである。
【0008】請求項1に記載の磁極ユニットでは、各環
状突起片の外側面に永久磁石を予め固定し、その状態の
環状突起片を所定数組み立てればよいので、従来とは異
なり、ベースプレート上に配置された環状突起に対して
永久磁石を取り付ける必要がない。したがって、磁極ユ
ニットの組立が容易になり、磁極ユニットの生産性を向
上できる。請求項3に記載の磁極ユニットの組立方法に
ついても同様である。請求項2に記載の磁界発生装置で
は、組立容易な請求項1に記載の磁極ユニットを用いる
ことによって磁界発生装置が容易に得られ、生産性が向
上する。
【0009】請求項4に記載の磁極ユニットの組立方法
では、環状突起片のガイド孔をベースプレートに取り付
けられたガイド棒に通すことによって環状突起片をベー
スプレート上の所望の位置に案内できるので、環状突起
片の位置決めが容易となり、磁極ユニットの組立が容易
になる。請求項5に記載の磁極ユニットの組立方法で
は、環状突起片の外側面は平面状であるので、その外側
面に対して永久磁石を直線的に容易に摺動させることが
できる。したがって、環状突起片の外側面の所望の位置
に永久磁石を容易に搬送し固定することができるので、
磁極ユニットの組立が容易となり、磁極ユニットの生産
性が向上する。請求項6に記載の磁界発生装置では、漏
洩磁束防止用の永久磁石の磁化角度が永久磁石群の主面
に対して傾くように、漏洩磁束防止用の永久磁石を配置
することによって、撮像空間により多くの磁束を導くこ
とができ、均一空間を大きくできる。したがって、永久
磁石の使用量を増やすことなく、コストを上昇させず
に、均一空間を大きくできる。
【0010】請求項7に記載の磁界発生装置では、漏洩
磁束防止用の永久磁石として予め磁化方向自体が傾いた
磁石を使用するので、漏洩磁束防止用の永久磁石を永久
磁石群の主面に直に配置するだけで容易に、所望の磁化
角度を有する漏洩磁束防止用の永久磁石を配置できる。
請求項8に記載の磁界発生装置では、漏洩磁束防止用の
永久磁石自体を永久磁石群の主面に対して傾けて配置す
るので、任意の磁化方向を有する永久磁石を漏洩磁束防
止用の永久磁石として用いることができる。請求項9に
記載の磁界発生装置では、漏洩磁束防止用の永久磁石の
磁化角度に応じて磁極板の寸法を調整することによっ
て、永久磁石の使用量を増やすことなく、コストを上昇
させずに、中心磁界強度を大きくすることができる。特
に、請求項10に記載の磁界発生装置のように、漏洩磁
束防止用の永久磁石の磁化角度が0度より大きくかつ6
0度未満であればより好ましい。なお、この明細書にお
いて、「磁化角度」とは、永久磁石群の主面と漏洩磁束
防止用の永久磁石の磁化方向とのなす角度をいう。「均
一空間」とは、磁界の均一度合いが100ppm以下に
収まる磁界空間をいう。「中心磁界強度」とは、均一空
間の中心部分における磁界強度をいう。
【0011】請求項11に記載の磁界発生装置では、漏
洩磁束防止用の永久磁石の磁化方向を環状突起片の外側
面に対して垂直にすればよいので、漏洩磁束防止用の永
久磁石として、たとえば角形状をし磁化方向がその各面
と平行または垂直である着磁容易な通常の永久磁石を用
いることができる。したがって、比較的安価な永久磁石
を用いることができるので製造コストを低減できる。請
求項12に記載の磁界発生装置では、漏洩磁束防止用の
永久磁石を環状突起より引き込めることによって、磁気
回路を熱シールドするための断熱材を形成するスペース
を確保でき、被検者の居住空間を損なわず圧迫感を低減
できる。このような磁界発生装置を用いれば、コストを
大きくすることなく有用なMRI装置を得ることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1を参照して、この発
明の一実施形態のMRI用の磁界発生装置10は、開放
型タイプであり、空隙を形成して対向配置される一対の
磁極ユニット11aおよび11bを含む。磁極ユニット
11aおよび11bはそれぞれ板状継鉄12aおよび1
2bを含む。板状継鉄12aは、略円盤状の本体部14
aと本体部14aから延設される2つの結合部16aお
よび18aとを有する。同様に、板状継鉄12bは、略
円盤状の本体部14bと本体部14bから延設される2
つの結合部16bおよび18bとを有する。
【0013】板状継鉄12aの本体部14aと板状継鉄
12bの本体部14bとのそれぞれの対向面側には、永
久磁石群20aおよび20bが配置され、永久磁石群2
0aおよび20bのそれぞれの対向面側には、磁極板2
2aおよび22bが固着される。図2に示すように、永
久磁石群20bは、たとえばR−Fe−B系磁石からな
る直方体状の複数の磁石単体24を含む。永久磁石群2
0aについても同様である。磁極板22bは、永久磁石
群20b上に配置されるたとえば鉄からなる円板状のベ
ースプレート26を含む。ベースプレート26上には、
うず電流の発生を防止するための珪素鋼板28が形成さ
れる。珪素鋼板28は、ベースプレート26上に接着剤
で固定される。
【0014】ベースプレート26の周縁部には、たとえ
ば鉄からなり周縁部の磁界強度を上げるための環状突起
32が形成される。環状突起32は、図3に示すよう
に、複数(この実施の形態では8個)の環状突起片34
を含む。各環状突起片34は、その内側面が円弧状に湾
曲されかつ外側面が平面状に形成されており、各環状突
起片34を珪素鋼板28の周縁部にねじ36で固定する
ことによって、環状突起32が形成される。このように
環状突起32は放射状に分割して形成される。環状突起
32には上下方向に貫通する組立用の2つのガイド孔3
8が形成される。なお、ガイド孔38の内面には後述す
るねじ92が螺入される雌ねじが形成されている。
【0015】各環状突起片34の外側面には、漏洩磁束
防止用の永久磁石40が形成される。永久磁石40によ
って磁束を磁極板22a、22b間に誘導し漏れ磁束を
少なくできる。図4に示すように、永久磁石40はたと
えばR−Fe−B系磁石からなる直方体状の複数の磁石
単体42を含み、この実施の形態では、2×2×4=1
6個の磁石単体42を積層して角形状の永久磁石40が
形成される。なお、磁石単体42の角部を切り欠くこと
によって、貫通孔44が形成される。そして、図5から
よくわかるように、環状突起片34の外側面に形成され
た永久磁石40のさらに外側面には、角板状のたとえば
SUS304やアルミニウムなどの非磁性体からなる押
え板46が配置され、貫通孔44を挿通するように固定
ねじ48によって、永久磁石40および押え板46が環
状突起片34に固定される。また、図2および図5から
わかるように、永久磁石40の底部から磁束が漏洩しな
いように、永久磁石40の底部が永久磁石群20bに当
接するまで、永久磁石40の下部が延びていることが望
ましい。磁極板22aについても同様である。
【0016】なお、図3および図5に示すように、永久
磁石40の磁化方向Aは環状突起片34の外側面に対し
て垂直に設定される。したがって、永久磁石40すなわ
ち磁石単体42として、角形状をし磁化方向がその各面
と平行または垂直である着滋容易な通常の永久磁石を用
いることができる。このような比較的安価で入手容易な
永久磁石を用いることができるので、装置の製造が容易
となり製造コストを低減できる。図3および図5に示す
磁化方向Aは、下側の磁極板22bにおける磁化方向を
示すものであり、上側の磁極板22aにおける磁化方向
は磁化方向Aとは正反対の外向きになる。
【0017】図1に戻って、板状継鉄12aの中央には
磁界微調整用の可動ヨーク50が配置される。可動ヨー
ク50は、3本のボルト52によって上下方向の位置が
調整され、3本のストッパ54によってその位置が規制
される。板状継鉄12b側についても同様に形成され
る。なお、板状継鉄12aの結合部16aおよび18a
には、それぞれ吊り上げフック取付用のねじ孔56が形
成される。このような板状継鉄12aおよび12b間は
2本の円柱状の柱状継鉄58によって磁気的に結合され
る。このとき、柱状継鉄58は、結合部16aと16b
との間、および結合部18aと18bとの間にそれぞれ
配置され、固定用のボルト60によって板状継鉄12a
の結合部16aおよび18aにそれぞれ接続・固定され
る。また、板状継鉄12bの下面前部、および板状継鉄
12bの下面のうち2本の柱状継鉄58に対応する位置
には、それぞれ脚部62が取り付けられる。
【0018】つぎに、磁気発生装置10における環状突
起片34への永久磁石40、押え板46の組立工程につ
いて図6を参照して説明する。まず、作業台64上に、
環状突起片34がその外側面が上向きとなるように固定
ねじ66によって固定される。環状突起片34の磁石固
定面となる外側面の終端部に当接するように、作業台6
4には板状かつ非磁性部材からなる位置決め治具68が
立設される。位置決め治具68は、作業台64にたとえ
ばねじ(図示せず)によって固定される。一方、環状突
起片34の外側面の始端部にはスライド台70が連接さ
れる。環状突起片34の外側面とスライド台70の上面
とは略面一に形成される。
【0019】そして、1つ目の磁石ブロック72が、ス
ライド台70上に配置される。磁石ブロック72は、図
4に示す磁石単体42を2×2×2=8個積層しかつ接
着して形成される。このような磁石ブロック72が、保
持部74によって強固に保持された状態で、アーム76
によってスライド台70から環状突起片34の外側面上
に押し出され、環状突起片34上を摺動して位置決め治
具68に当接し、停止する。
【0020】このとき、環状突起片34は軟鉄で構成さ
れているので磁石ブロック72は環状突起片34に強く
吸着される。そして、1つ目の磁石ブロック72は強く
吸着された状態で、作業台64の下部から螺入されるね
じ78によって押し上げられ、環状突起片34と磁石ブ
ロック72との隙間に接着剤が塗布される。その後、ね
じ78を抜く方向に回して環状突起片34と磁石ブロッ
ク72とを接着させる。ついで、2つ目の磁石ブロック
72についても同様に保持部74によって強固に保持さ
れた状態で、アーム76によって環状突起片34の外側
面方向に押し出され、固定位置の手前で停止される。そ
して、環状突起片34上の最終固定位置と1つ目の磁石
ブロック72の側面とに接着剤が塗布される。その後、
2つ目の磁石ブロック72が、アーム76によって最終
固定位置まで押し出され固定される。なお、すでに固定
されている磁石ブロック72と固定しようとする磁石ブ
ロック72との間で反発力が発生し、固定しようとする
磁石ブロック72が浮き上がるようであれば、保持部7
4の上部にエアシリンダ(図示せず)を設け、磁石ブロ
ック72を下方向に押圧するようにしてもよい。このよ
うにして磁石ブロック72すなわち永久磁石40が環状
突起片34の外側面に固定される。このとき、環状突起
片34の外側面は平面状であるので、その外側面に対し
て磁石ブロック72を直線的に容易に摺動させることが
できる。したがって、環状突起片34の外側面の所望の
位置に磁石ブロック72を容易に搬送し固定することが
できる。その後、押え板46が磁石ブロック72の上面
に配置され、固定ねじ48によって取り付けられる。
【0021】ついで、図7を参照して、磁極板22bの
組立工程について説明する。まず、図7(a)に示すよ
うに、予め磁極板22bのベースプレート26にガイド
棒80を螺入して取り付けておく。ついで、環状突起片
34のガイド孔38をガイド棒80に通して、永久磁石
40が取り付けられた環状突起片34をガイドプレート
26上に降下させる。なお、すでに取り付けられている
環状突起片34との間で反発力が発生して環状突起片3
4を容易に降下できない場合には、ガイド棒80に雄ね
じを形成しておき、ガイド棒80に螺合するナット(図
示せず)を環状突起片34上に配置し、このナットを締
め込むことによって環状突起片34を降下させるように
してもよい。降下された環状突起片34はねじ36によ
ってベースプレート26上に固定される。その後、ガイ
ド棒80は取り外される。
【0022】このような環状突起片34の組立順序は、
図7(b)に示すように、各環状突起片34を1つおき
に取り付けていき、さらに、図7(c)に示すように、
すでに取り付けられた環状突起片34の間にそれぞれ環
状突起片34を取り付ける。このときかなり強い反発力
が発生するため、ねじで締め込むようにするのが望まし
い。このように組み立てられた磁極板22bは、たとえ
ば図8に示すような昇降機82を用いて、永久磁石群2
0b上に固定される。昇降機82はたとえばSUS30
4などの非磁性体からなる昇降台84を含み、昇降台8
4は基台86上に立設されたねじ式の駆動軸88の回転
により上下に昇降可能とされる。基台86上には回転テ
ーブル90が配置され、その上に板状継鉄12b、永久
磁石群20bが配置される。磁極板22bは、昇降台8
4を貫通するねじ92によって吊り下げられる。このと
き、ねじ92は、磁極板22bのガイド孔38に螺入さ
れる。そして、昇降台84を降下させることによって、
磁極板22bが永久磁石群20b上に配置され、ねじ
(図示せず)によって永久磁石群20b上に固定され
る。磁極板22a側についても同様である。
【0023】上述のように、磁界発生装置10によれ
ば、各環状突起片34の外側面に永久磁石40を予め固
定し、その状態の環状突起片34をベースプレート26
上に所定数組み立てればよい。したがって、従来と異な
り、ベースプレート26上に配置された環状突起32に
対して永久磁石40を取り付ける必要がない。すなわち
環状突起32を分割することによって永久磁石40の固
定が容易になる。その結果、強磁界を必要とし磁石単体
としてR−Fe−B系磁石を用いる場合であっても、磁
極ユニット11aおよび11b、ひいては磁界発生装置
10の組立が容易になり、生産性が向上する。
【0024】また、環状突起片34のガイド孔38をガ
イド棒80に通すことによって、環状突起片34をベー
スプレート26上の所望の位置に案内できるので、環状
突起片34の位置決めが容易となる。このような磁界発
生装置10と従来例とについて、磁極板間の空隙内で
0.4Tの磁界が発生するように磁気回路を構成した。
その結果、漏洩磁束防止用の永久磁石40を用いない従
来例では、漏洩磁束が多くなる分永久磁石の使用量も多
くなり、4.9トンの永久磁石が必要であった。一方、
磁界発生装置10では、永久磁石40を用いることによ
って漏洩磁束を少なくできるので、3.9トンの永久磁
石で実現できた。したがって、磁界発生装置10によれ
ば、永久磁石の使用量を少なくでき、コストを削減でき
る。
【0025】ついで、図9を参照して、この発明の他の
実施形態のMRI用の磁界発生装置100は、空隙を形
成して対向配置される一対の磁極ユニット102aおよ
び102bを含む。磁極ユニット102aおよび102
bはそれぞれ板状継鉄104aおよび104bを含む。
板状継鉄104aおよび104bのそれぞれの対向面側
には、永久磁石群106aおよび106bが配置され、
永久磁石群106aおよび106bのそれぞれの対向面
側には、磁極板108aおよび108bが固着される。
永久磁石群106aおよび106bはそれぞれ、たとえ
ばR−Fe−B系磁石からなり一辺50mmの立方体状
の複数の磁石単体110を含み、磁石単体110を3段
に重ねて形成される。
【0026】磁極板108aは、永久磁石群106aの
主面に配置されるたとえば鉄からなる円板状のベースプ
レート112を含む。ベースプレート112の主面に
は、うず電流の発生を防止するための珪素鋼板114が
形成される。珪素鋼板114は、ベースプレート112
上に接着剤で固定される。ベースプレート112の周縁
部には、たとえば鉄からなり周縁部の磁界強度を上げる
ための環状突起116が形成される。環状突起116
は、上述した環状突起32と同様に形成され、たとえば
図3に示すような複数の環状突起片34によって形成さ
れる。
【0027】環状突起116すなわち各環状突起片34
の外側面には、漏洩磁束防止用の永久磁石118が形成
される。永久磁石118によって磁束を磁極板108
a、108b間に誘導し漏れ磁束を少なくできる。永久
磁石118は、たとえばR−Fe−B系磁石からなる直
方体状の複数の磁石単体を積層して、角形状に形成され
る。ここで注目すべきは、永久磁石118の磁化方向A
1である。図9に示すように、永久磁石118は、その
磁化方向A1が永久磁石118の主面120に対して鋭
角に交わるように形成される。したがって、永久磁石1
18を構成する各磁石単体も同様に、その磁化方向が磁
石単体の主面に対して鋭角で交わるように形成される。
このような永久磁石118を、永久磁石群106aの主
面とベースプレート112および環状突起116の外周
面とに接触するように配置することによって、永久磁石
群106aの主面に対して永久磁石118の磁化方向A
1を傾けることができる。なお、永久磁石118の外側
面には、たとえば、上述した押え板46が配置され、こ
の場合、永久磁石118および押え板46は固定ねじ等
で環状突起片34に固定される。磁極板108bについ
ても同様である。
【0028】なお、永久磁石118は環状突起116す
なわち各環状突起片34より引き込められる。これによ
って、磁気回路を熱シールドするための断熱材121を
形成するスペースを確保でき、被検者の居住空間を損な
わず圧迫感を低減できる。図9では、図面の煩雑化を避
けるために断熱材121の一部を図示する。板状継鉄1
04aおよび104b間は、図1に示す磁界発生装置1
0と同様、2本の円柱状の柱状継鉄58によって磁気的
に結合される。このとき、板状継鉄104aおよび10
4bと柱状継鉄58とは、たとえば固定用のボルトによ
って接続・固定される。
【0029】ここで、永久磁石118に用いられる磁石
単体は、たとえば図10に示すようなプレス装置200
を用いて製造される。プレス装置200は、対向する一
対のヨーク202を含む(図10では、一方のみを図
示)。ヨーク202にはコイル204が取り巻くように
配置される。コイル204に通電することによって磁界
が発生する。一対のヨーク202間には、非磁性体もし
くは弱磁性体からなるダイ206が設けられる。ダイ2
06には上下方向に延びる断面角形の複数の貫通孔20
8が形成される。貫通孔208の向きは、ヨーク202
による配向方向Bに対して磁化角度θ分傾けられる。
【0030】一対のヨーク202間にはダイ206を挟
んでダイセット210が配置される。また、ダイ20
6、ダイセット210を挟みかつ配向方向Bと直交する
ようにベースプレート212が配置される。ここで、ダ
イ206、ダイセット210およびベースプレート21
2のそれぞれの上面は面一とされる。さらに、ベースプ
レート212上には、粉末を収納した給粉箱214がダ
イ206方向に進退可能に配置される。このようなプレ
ス装置200において、貫通孔208内で図示しない角
柱状の上パンチと下パンチとによって粉末をプレスして
成形体が得られ、さらに焼結して、所望の磁化角度θを
有する磁石単体が得られる。磁石の作製方法は米国特許
第4,770,723号に開示されている。
【0031】ついで、磁界発生装置100による実験例
について説明する。ここでは、永久磁石群106aおよ
び106bの厚みT1を150mm、ベースプレート1
12と珪素鋼板114との厚み合計T2を65mm、環
状突起116の高さH1を64mm、厚みT3を65m
m、永久磁石118の高さH2を80mm、厚みT4を
120mm、環状突起116の内径D1を855mm、
外径D2を983mm、磁極板108aと108bとの
間の距離dを405mmとした。なお、磁極板108a
と108bとの間には、球を上下方向に押しつぶしたよ
うな形状の均一空間が形成される。
【0032】まず、磁界発生装置100において、永久
磁石118の磁化角度θを変えて、均一空間の水平方向
の直径D3とその中心磁界強度とを測定した。図11
(a)より、永久磁石118の磁化角度θが大きくなる
ほど均一空間が広がることがわかる。このように、磁化
角度θが永久磁石群106a、106bの主面に対して
傾くように、永久磁石118を配置することによって、
撮像空間により多くの磁束を導くことができ、均一空間
を大きくできる。したがって、永久磁石118の使用量
を増やすことなく、コストを上昇させずに、均一空間を
大きくできる。また、磁化角度θを調整することによっ
て、所望の均一空間、中心磁界強度が得られる。
【0033】つぎに、磁界発生装置100において、均
一空間の水平方向における直径D3が一定となるよう
に、永久磁石118の磁化角度θの変化に応じて磁極板
108a、108bの径や環状突起116の厚みを変え
て、中心磁界強度を測定した。なお、永久磁石群106
a、106bは、一定とした。上述のように磁化角度θ
を増していくと均一空間が広がるので、均一空間の直径
D3を一定にするには、永久磁石118の磁化角度θの
増大に応じて磁極板108a、108bの寸法を小さく
すればよく、これによって空隙中の磁界強度を上げるこ
とができる。したがって、永久磁石118の使用効率が
よくなり、同じ強さの磁界を発生させる場合には、磁界
強度が上昇した分の磁石使用量を少なくできるので、コ
ストを低減できかつ磁界発生装置100を軽くできる。
【0034】図11(b)より、磁化角度θが0度〜6
0度の範囲内であれば、磁化角度θ=0度のとき以上の
中心磁界強度が得られることがわかる。特に、磁化角度
θが10度〜50度の範囲内であれば、中心磁界強度が
0.42T以上となり、より強い磁界が得られる。さら
に、磁化角度θが15度〜45度の範囲内が好ましい。
また、図12に示す他の実験結果より、中心磁界強度お
よび磁極板108a、108b間距離dを一定にした場
合、磁化角度θを30度に設定すると、磁石総重量を2
313kgにでき、磁化角度θ=0度のときに比べて1
00kg、永久磁石118を設けないときに比べて61
0kg、磁石総重量を軽くできることがわかる。なお、
この場合の均一空間の直径D3は400mmである。さ
らに、永久磁石118として予め磁化方向A1が傾いた
磁石を使用するので、永久磁石118を永久磁石群10
6a、106bの主面に直に配置するだけで容易に、所
望の磁化角度θを有する漏洩磁束防止用の永久磁石11
8を配置できる。
【0035】また、図13に示すような磁界発生装置1
00aが用いられてもよい。磁界発生装置100aで
は、磁極板122a、122bに含まれる漏洩磁束防止
用の永久磁石124として、磁化方向A2が永久磁石1
24の各面と平行または垂直な磁石が用いられる。この
場合、断面台形状の部材126や128を用いて、永久
磁石124の磁化方向A2を永久磁石群106a、10
6bの主面に対して傾けた状態に、永久磁石124が配
置される。その他の構成については、図9に示す磁界発
生装置100と同様であるので、その重複する説明は省
略する。
【0036】磁界発生装置100aによれば、永久磁石
群106a、106bの主面に対して永久磁石124自
体を傾けて配置する。したがって、漏洩磁束防止用の永
久磁石として、任意の磁化方向を有する永久磁石、特に
磁化方向が永久磁石の各面と平行または垂直な通常の永
久磁石を用いることができ、漏洩磁束防止用の永久磁石
を容易に入手することができる。また、磁界発生装置1
00aにおいても、磁界発生装置100と同様の効果を
得ることができる。なお、環状突起116の外周面を傾
斜させて、その外周面に漏洩磁束防止用の永久磁石11
8や124を取り付けるようにしてもよく、この場合も
磁界発生装置100と同様の効果が得られる。
【0037】上述のような磁界発生装置は、図14に示
すようなMRI装置300に適用できる。ここでは、図
1に示す磁界発生装置10を用いた場合を想定して説明
する。図14を参照して、MRI装置300は、磁気共
鳴(NMR)現象を利用して被検体302の断層画像を
得るものであり、必要十分な大きさの開口をもった磁界
発生装置10、中央処理装置(以下、CPUという)3
04、シーケンサ306、送信系308、傾斜磁界発生
系310、受信系312および信号処理系314を含
む。磁界発生装置10は、被検体302の周りにその体
軸方向または体軸と直角方向に均一な磁束を発生させ
る。
【0038】シーケンサ306は、CPU304の制御
に動作され、被検体302の断層画像のデータ収集に必
要な種々の命令を、送信系308、傾斜磁界発生系31
0および受信系312に送る。送信系308は、高周波
発振器316、変調器318、高周波増幅器320およ
び送信側高周波コイル322bを含む。高周波発振器3
16から出力された高周波パルスがシーケンサ306の
命令に従って変調器318で振幅変調され、この振幅変
調された高周波パルスが高周波増幅器320で増幅され
た後に、被検体302に近接して配置された高周波コイ
ル322bに供給されることによって、電磁波が被検体
302に照射される。
【0039】傾斜磁界発生系310は、X、Y、Zの3
方向に巻かれた傾斜磁界コイル324a、324bおよ
びそれぞれのコイルを駆動する傾斜磁界電源326を含
む。シーケンサ306からの命令に従ってそれぞれのコ
イルの傾斜磁界電源326が駆動されることによって、
X、Y、Zの3方向の傾斜磁界Gx、Gy、Gzが被検
体302に印加される。傾斜磁界Gx、Gy、Gzの加
え方によって、被検体302に対するスライス面を設定
することができる。なお、高周波コイル322bおよび
傾斜磁界コイル324bは、磁極板22bの珪素鋼板2
8の主面に配置され(図2参照)、同様に、高周波コイ
ル322a(後述)および傾斜磁界コイル324aは、
磁極板22aの珪素鋼板28の主面に配置される。
【0040】受信系312は、受信側高周波コイル32
2a、増幅器328、シフター330、直交位相検波器
332およびA/D変換器334を含む。送信側の高周
波コイル322bから被検体302に電磁波が照射さ
れ、被検体302からの応答の電磁波(NMR信号)
が、被検体302に近接して配置された高周波コイル3
22aで検出され、増幅器328、シフター330およ
び直交位相検波器332を介してA/D変換器334に
入力されてデジタル量に変換される。この際、A/D変
換器334はシーケンサ306からの命令によるタイミ
ングで、直交位相検波器332から出力された2系列の
信号をサンプリングし、2系列のデジタル信号を出力す
る。それらのデジタル信号は信号処理系314に送られ
フーリエ変換される。
【0041】信号処理系314は、CPU304、磁気
ディスク334および磁気テープ336等の記録装置、
ならびにCRT等のティスプレイ338を含む。デジタ
ル信号を用いてフーリエ変換、補正係数計算、像再構成
等の処理を行い、任意断面の信号強度分布あるいは複数
の信号に適当な演算を行って得られた分布が画像化され
て、ディスプレイ338に表示される。磁界発生装置1
0を用いれば、コストを大きくすることなく有用なMR
I装置300を得ることができる。なお、図9に示す磁
界発生装置100や図13に示す磁界発生装置100a
をMRI装置300に適用してもよく、この場合も磁界
発生装置10を用いる場合と同様の効果が得られる。
【0042】
【発明の効果】この発明によれば、永久磁石の固定が容
易となり、磁極ユニットひいては磁界発生装置の組立が
容易となる。また、環状突起片の外側面を平面状にする
ことによって永久磁石の搬送が容易になり、磁極ユニッ
トの組立が容易になる。したがって、磁極ユニットおよ
び磁界発生装置の生産性が向上する。また、漏洩磁束防
止用の永久磁石の磁化角度が永久磁石群の主面に対して
傾くように、漏洩磁束防止用の永久磁石を配置すること
によって、撮像空間により多くの磁束を導くことがで
き、均一空間を大きくできる。したがって、永久磁石の
使用量を増やすことなく、コストを上昇させずに、均一
空間を大きくできる。さらに、漏洩磁束防止用の永久磁
石の磁化方向を環状突起片の外側面に対して垂直にすれ
ばよいので、比較的安価な永久磁石を用いることができ
製造コストを低減できる。また、漏洩磁束防止用の永久
磁石を環状突起より引き込めることによって、断熱材を
形成するスペースを確保でき、被検者の居住空間を損な
わず圧迫感を低減できる。このような磁界発生装置を用
いれば、コストを大きくすることなく有用なMRI装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の概略を示す斜視図であ
る。
【図2】磁石ユニットの要部を示す図解図である。
【図3】磁極板を示す平面図である。
【図4】永久磁石を示す斜視図である。
【図5】(a)は永久磁石が取り付けられた環状突起片
を示す斜視図であり、(b)はその平面図である。
【図6】環状突起片に永久磁石を取り付ける工程を示す
図解図である。
【図7】(a)はベースプレート上に環状突起片を取り
付ける方法を示す図解図であり、(b)および(c)は
環状突起片の取付順序を示す図解図である。
【図8】永久磁石群上に磁極板を取り付ける方法を示す
図解図である。
【図9】この発明の他の実施形態の概略を示す図解図で
ある。
【図10】プレス装置の一例を示す図解図である。
【図11】(a)は磁化角度と中心磁界強度および均一
空間の直径との関係を示すグラフであり、(b)は均一
空間の直径を一定にした場合の、磁化角度と中心磁界強
度との関係を示すグラフである。
【図12】中心磁界強度および磁極板間距離を一定にし
たときの磁石総重量の比較例を示すテーブルである。
【図13】この発明のその他の実施形態の概略を示す図
解図である。
【図14】MRI装置の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10、100、100a 磁界発生装置 11a、11b、102a、102b 磁極ユニッ
ト 12a、12b、104a、104b 板状継鉄 20a、20b、106a、106b 永久磁石群 22a、22b、108a、108b、122a、12
2b 磁極板 24、42、110 磁石単体 26、112、212 ベースプレート 32、116 環状突起 34 環状突起片 38 ガイド孔 40、118、124 永久磁石 58 柱状継鉄 80 ガイド棒 120 永久磁石の主面 300 MRI装置 A、A1、A2 磁化方向 θ 磁化角度
フロントページの続き (72)発明者 津崎 剛 大阪府三島郡島本町江川2丁目15番17号 住友特殊金属株式会社山崎製作所内 (72)発明者 吉野 仁志 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 (72)発明者 中津 真幸 東京都千代田区内神田1丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内 Fターム(参考) 4C096 AB32 CA07 CA08 CA16

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状継鉄、前記板状継鉄の主面に設けら
    れる永久磁石群、および前記永久磁石群の主面に設けら
    れる磁極板を備え、 前記磁極板は複数の環状突起片からなる環状突起と前記
    各環状突起片の外側面に設けられる漏洩磁束防止用の永
    久磁石とを含む、磁極ユニット。
  2. 【請求項2】 一対の請求項1に記載の磁極ユニット、
    および前記一対の磁極ユニットを磁気的に結合する柱状
    継鉄を備える、磁界発生装置。
  3. 【請求項3】 環状突起片の外側面に永久磁石を固定す
    る第1ステップ、および前記永久磁石が固定された前記
    環状突起片をベースプレートの主面に固定する第2ステ
    ップを備える、磁極ユニットの組立方法。
  4. 【請求項4】 前記環状突起片はガイド孔を有し、 前記第2ステップは、前記ベースプレートにガイド棒を
    取り付けるステップA、および前記ガイド孔を前記ガイ
    ド棒に通して、前記永久磁石が固定された前記環状突起
    片を前記ベースプレートの主面に案内するステップBを
    含む、請求項3に記載の磁極ユニットの組立方法。
  5. 【請求項5】 その外側面が平面状に形成された環状突
    起片を有する磁極ユニットの組立方法であって、 前記外側面に対して永久磁石を摺動させて前記環状突起
    片の所望位置に前記永久磁石を固定する、磁極ユニット
    の組立方法。
  6. 【請求項6】 板状継鉄、 前記板状継鉄の主面に設けられる永久磁石群、および前
    記永久磁石群の主面に設けられる磁極板を備え、 前記磁極板は環状突起と前記環状突起の外側面に設けら
    れる漏洩磁束防止用の永久磁石とを含み、前記漏洩磁束
    防止用の永久磁石はその磁化方向が前記永久磁石群の主
    面に対して傾くように配置される、磁界発生装置。
  7. 【請求項7】 前記漏洩磁束防止用の永久磁石は、角形
    状をしかつ磁化方向がその主面に対して鋭角で交わるよ
    うに形成される、請求項6に記載の磁界発生装置。
  8. 【請求項8】 前記漏洩磁束防止用の永久磁石は、角形
    状をしかつ前記永久磁石群の主面に対して傾けて配置さ
    れる、請求項6または7に記載の磁界発生装置。
  9. 【請求項9】 前記漏洩磁束防止用の永久磁石の磁化角
    度に応じて前記磁極板の寸法が設定される、請求項6な
    いし8のいずれかに記載の磁界発生装置。
  10. 【請求項10】 前記漏洩磁束防止用の永久磁石の磁化
    角度が0度より大きくかつ60度未満に設定される、請
    求項9に記載の磁界発生装置。
  11. 【請求項11】 板状継鉄、 前記板状継鉄の主面に設けられる永久磁石群、および前
    記永久磁石群の主面に設けられる磁極板を備え、 前記磁極板は複数の環状突起片からなる環状突起と前記
    各環状突起片の外側面に設けられる漏洩磁束防止用の永
    久磁石とを含み、前記漏洩磁束防止用の永久磁石の磁化
    方向は前記環状突起片の外側面に対して垂直である、磁
    界発生装置。
  12. 【請求項12】 板状継鉄、 前記板状継鉄の主面に設けられる永久磁石群、および前
    記永久磁石群の主面に設けられる磁極板を備え、 前記磁極板は環状突起と前記環状突起の外側面に設けら
    れる漏洩磁束防止用の永久磁石とを含み、前記漏洩磁束
    防止用の永久磁石を前記環状突起より引き込める、磁界
    発生装置。
  13. 【請求項13】 前記請求項2、6ないし12のいずれ
    かに記載の磁界発生装置を用いた、MRI装置。
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