JP2001319273A - 洗車装置または洗車場の広域管理システム - Google Patents

洗車装置または洗車場の広域管理システム

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JP2001319273A
JP2001319273A JP2000140093A JP2000140093A JP2001319273A JP 2001319273 A JP2001319273 A JP 2001319273A JP 2000140093 A JP2000140093 A JP 2000140093A JP 2000140093 A JP2000140093 A JP 2000140093A JP 2001319273 A JP2001319273 A JP 2001319273A
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car
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JP2000140093A
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Hiroo Maruyama
寛雄 丸山
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MK Seiko Co Ltd
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MK Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットを活用した広域での集中管理
システムとすることにより、利用者に安価で使い易い洗
車場管理サービスを提供する。 【解決手段】 洗車場には洗車実績等のデータを公衆通
信回線を介して前記集中管理センタへ送信可能な通信端
末を備え、集中管理センタは、前記通信端末より送信さ
れるデータを記憶するデータベースサーバと、データベ
ースサーバとファイアウォールを介して接続するWWW
サーバを備え、洗車実績等の集計データはWWWサーバ
を介してインターネット上で閲覧可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗車装置または洗車
場の広域管理システムに関し、詳しくは、各地に設置さ
れる1以上の洗車装置または洗車場と、この各洗車装置
または洗車場にリモートアクセス可能な集中管理センタ
とからなり、洗車装置または洗車場における洗車の売上
や処理台数等の実績データや、異常停止、洗剤切れ、釣
銭切れ等の異常データを収集し、一括管理するシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られる洗車場の管理システム
は、図1に示すようなものであった。洗車場1には、複
数の洗車機1a〜1cが設置されており、各洗車機1a
〜1cは信号線2を介して管理装置3と接続され、各洗
車機1a〜1c毎に集計した洗車実績データや各洗車機
1a〜1cで発生した異常停止や洗剤切れ等の異常デー
タが管理装置3に吸い上げられる。管理装置3には、各
洗車機1a〜1cから送られて来る洗車実績データや異
常データを集計・記憶するデータ処理部3a、このデー
タ処理部3aで処理されたデータを公衆通信回線4を介
して洗車場オーナ宅等の管理元端末5へ送信するデータ
送信部3b、このデータ送信部3bからのデータ発信の
タイミングを与えるスケジュール管理部3cが備えられ
ている。
【0003】管理元端末5には、前記各データを処理し
表示する専用のアプリケーションを搭載したパーソナル
コンピュータ(以下、パソコンと言う)が設けられてお
り、その必要機能部分を分説すると、公衆通信回線4を
介して送られて来る前記各データを受信するモデム等を
含むデータ受信部5aと、受信したデータを記憶し設定
された形式に図表化処理あるいはメッセージ化して表示
するデータ表示部5bとを備えている。そして、洗車場
1での洗車機1a〜1cの稼働に応じて洗車実績データ
が管理装置3に蓄積され、管理元端末5からの送信要求
あるいは管理装置3での送信スケジュールに基づいて洗
車実績が管理元端末5へ送られ、管理元端末5で洗車実
績をいろいろな角度から監視・評価することができる。
また、洗車機1a〜1cのいずれかに異常が発生すれば
管理元端末5へ随時通報される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
洗車場の管理システムでは、洗車場に設置される管理装
置3と管理元端末5との間を公衆通信回線4で繋ぎ、洗
車実績や異常の発生を遠隔地でモニタできるようにした
ものである。しかしながら、こうした従来のシステム
は、専用の管理装置3と管理元端末5(専用のアプリケ
ーションを搭載したパソコン)とを必要として極めて高
価なものとなるため、洗車機1台だけで運用されるよう
な小規模の洗車場には導入できないのが実状であった。
また、このシステムを利用する洗車場オーナ等にとって
も、専用の管理元端末5の操作方法に習熟する必要があ
り、パソコン等に馴染みのない管理者には使い難いもの
であった。更に、この従来の管理システムで提供される
サービスは、洗車場から管理装置3へ情報を吸い上げる
だけの機能しか持たないため、洗車装置を稼働させるた
めの各種設定の変更や、異常発生時のリセット・冬期の
凍結防止措置などの操作は、現地へ行かないとできない
不都合があった。
【0005】よって、この発明の課題とするところは、
インターネットを活用した広域での集中管理システムと
することにより、利用者(洗車場オーナ等)に安価で使
い易い洗車場管理サービスを提供できるシステムが構築
できないか、という点にある。また、インターネットを
利用して利用者からの各種要求を受け付けるなど、利用
者と洗車装置・洗車場との間で双方向の交信を可能と
し、各種の遠隔でのサービスを提供できるシステムが構
築できないか、という点を課題としている。なお、イン
ターネットの利用に際し留意すべきはネットワークを介
した悪意ある第3者によるアクセス行為等に対する安全
性であり、ネット上での安全性を確保したシステムの構
築を課題の一つとしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するため、[請求項1]各地に設置される1以上の
洗車装置または洗車場と、この各洗車装置または洗車場
にリモートアクセス可能な集中管理センタとからなる洗
車装置または洗車場の広域管理システムにおいて、前記
洗車装置または洗車場には洗車実績等のデータを公衆通
信回線を介して前記集中管理センタへ送信可能な通信端
末を備えており、前記集中管理センタは、前記通信端末
より送信されるデータを記憶しこのデータの集計等を行
うデータベースサーバと、該データベースサーバとファ
イアウォールを介して接続するWWWサーバを備えてお
り、洗車実績等の集計データは前記WWWサーバを介し
てインターネット上で閲覧可能とされることを特徴とし
ている。
【0007】また、この発明は、[請求項2]各地に設
置される1以上の洗車装置または洗車場と、この各洗車
装置または洗車場にリモートアクセス可能な集中管理セ
ンタとからなる洗車装置または洗車場の広域管理システ
ムにおいて、前記洗車装置または洗車場には異常発生等
のデータを公衆通信回線を介して前記集中管理センタへ
送信可能な通信端末を備えており、前記集中管理センタ
は、前記通信端末より送信されるデータを記憶しこのデ
ータの集計等を行うデータベースサーバと、該データベ
ースサーバとファイアウォールを介して接続するメール
サーバを備えており、異常発生等のイベントデータを前
記メールサーバを介して管理者等にメール配信すること
を特徴としている。
【0008】更に、この発明は、[請求項3]各地に設
置される1以上の洗車装置または洗車場と、この各洗車
装置または洗車場にリモートアクセス可能な集中管理セ
ンタとからなる洗車装置または洗車場の広域管理システ
ムにおいて、前記洗車装置または洗車場には洗車実績や
異常発生等のデータを公衆通信回線を介して前記集中管
理センタへ送信可能な通信端末を備えており、前記集中
管理センタは、前記通信端末より送信されるデータを記
憶しこのデータの集計等を行うデータベースサーバと、
該データベースサーバと接続するWWWサーバおよびメ
ールサーバとを備えており、洗車実績等の集計データは
前記WWWサーバを介してインターネット上で閲覧可能
とされ、異常発生等のイベントデータは前記メールサー
バを介して管理者等にメール配信されることを特徴とす
るものである。
【0009】また、この発明は、[請求項4]各地に設
置される1以上の洗車装置または洗車場と、この各洗車
装置または洗車場にリモートアクセス可能な集中管理セ
ンタとからなる洗車装置または洗車場の広域管理システ
ムにおいて、前記洗車装置または洗車場には洗車実績や
異常発生等のデータを公衆通信回線を介して前記集中管
理センタへ送信可能な通信端末を備えており、前記集中
管理センタは、前記通信端末より送信されるデータを記
憶しこのデータの集計等を行うデータベースサーバと、
該データベースサーバと接続するメールサーバとを備え
ており、前記メールサーバより、洗車実績等の集計デー
タを定期的にメール配信する定期サービスと、異常発生
等のイベントデータを随時にメール配信する随時サービ
スとを行うことを特徴としている。
【0010】なお、[請求項5]上記(請求項3および
4の)広域管理システムにおいて、前記データベースサ
ーバと前記WWWサーバまたはメールサーバとの間には
ファイアウォールが設けられることが望ましい。
【0011】また、この発明は、[請求項6]各地に設
置される1以上の洗車装置または洗車場と、この各洗車
装置または洗車場にリモートアクセス可能な集中管理セ
ンタとからなる洗車装置または洗車場の広域管理システ
ムにおいて、前記洗車装置または洗車場には現在の稼働
状況等の現況データを公衆通信回線を介して前記集中管
理センタへ送信可能な通信端末を備えており、前記集中
管理センタは、インターネットを介して前記現況データ
の問い合わせの受付と問い合わせに対応した現況データ
の表示とを可能にしたウェブページを提供するWWWサ
ーバと、前記洗車装置または洗車場へ公衆通信回線を介
して接続するアクセスサーバとを備えており、洗車装置
または洗車場の管理者等がインターネットを介して洗車
装置または洗車場の現在の稼働状況を確認できることを
特徴とするものである。
【0012】更に、この発明は、[請求項7]各地に設
置される1以上の洗車装置または洗車場と、この各洗車
装置または洗車場にリモートアクセス可能な集中管理セ
ンタとからなる洗車装置または洗車場の広域管理システ
ムにおいて、前記洗車装置または洗車場には、その洗車
エリアを撮像する撮像装置と、該撮像装置による映像デ
ータを公衆通信回線を介して前記集中管理センタへ送信
可能な通信端末を備えており、前記集中管理センタは、
インターネットを介して映像データの表示要求の受付と
要求に応じた映像データの表示とを可能にしたウェブペ
ージを提供するWWWサーバと、前記洗車装置または洗
車場へ公衆通信回線を介して接続するアクセスサーバと
を備えており、洗車装置または洗車場の管理者等がイン
ターネットを介して洗車装置または洗車場の映像をモニ
タできることを特徴とするものである。
【0013】また、この発明は、[請求項8]各地に設
置される1以上の洗車装置または洗車場と、この各洗車
装置または洗車場にリモートアクセス可能な集中管理セ
ンタとからなる洗車装置または洗車場の広域管理システ
ムにおいて、前記洗車装置または洗車場には前記集中管
理センタと公衆通信回線を介して通信可能な通信端末を
備えており、前記集中管理センタは、インターネットを
介して前記洗車装置または洗車場の遠隔操作を行うため
の操作メニューを含むウェブページを提供するWWWサ
ーバと、前記洗車装置または洗車場へ公衆通信回線を介
して接続するアクセスサーバとを備えており、洗車装置
または洗車場の管理者等がインターネットを介して洗車
装置または洗車場の遠隔操作を可能にしたことを特徴と
したものである。
【0014】更に、この発明は、[請求項9]各地に設
置される1以上の洗車装置または洗車場と、この各洗車
装置または洗車場にリモートアクセス可能な集中管理セ
ンタとからなる洗車装置または洗車場の広域管理システ
ムにおいて、前記洗車装置または洗車場には洗車装置に
予め設定されている各種設定情報を公衆通信回線を介し
て前記集中管理センタと送受可能な通信端末を備えてお
り、前記集中管理センタは、インターネットを介して前
記各種設定情報の表示と各種設定情報の変更操作の受付
を可能にしたウェブページを提供するWWWサーバと、
前記洗車装置または洗車場へ公衆通信回線を介して接続
するアクセスサーバとを備えており、洗車装置または洗
車場の管理者等がインターネットを介して洗車装置また
は洗車場の現在の各種設定情報の確認とその変更とを可
能にしたことを特徴とするものである。
【0015】なお、[請求項10]前記(請求項6〜9
の)WWWサーバと前記アクセスサーバとの間にはファ
イアウォールが設けられることが望ましい。
【0016】また、この発明は、[請求項11]各地に
設置される1以上の洗車装置または洗車場と、この各洗
車装置または洗車場にリモートアクセス可能な集中管理
センタとからなる洗車装置または洗車場の広域管理シス
テムにおいて、前記洗車装置または洗車場には洗車実績
等のデータを公衆通信回線を介して前記集中管理センタ
へ送信可能な通信端末を備えており、前記集中管理セン
タは、前記通信端末より送信されるデータを記憶しこの
データの集計等を行うデータベースサーバと、該データ
ベースサーバと接続するWWWサーバを備えており、洗
車実績等の集計データは前記WWWサーバを介してイン
ターネット上で閲覧可能とされると共に、前記WWWサ
ーバにおいて閲覧可能とされるホームページでは、シス
テムに加入する洗車装置または洗車場の広報情報が第3
者に公開されることを特徴とするものである。
【0017】この発明において、洗車場とは、特定の場
所に複数の洗車装置が設置され、これら洗車装置が共通
の経営下で運営されているものを示し、公衆通信回線と
は、インターネット以外で広域での通信が可能な回線で
あり、電話回線やパケット通信回線を含むものである。
また、ファイアウォールとは、インターネットとインタ
ーネット以外のネットワークとの間に不正なアクセスを
防止する目的で設置される機能部のことである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を基に説明する。図2は、この発明の望ましい
実施の形態としての広域管理システムを示すものであ
る。それぞれの場所で稼働される複数の洗車装置11や
洗車場12と集中管理センタ13とが、公衆通信回線1
4(好ましくはパケット通信回線)を介して接続(リモ
ートアクセス)され、双方向のデータ通信が可能であ
る。集中管理センタ13はインターネット15に接続可
能で、インターネット15を介して洗車場オーナ宅の端
末16aや洗車装置のサービス拠点(洗車装置の修理・
維持を行う業者、洗車装置の販売元等)の端末16bと
の間で通信が可能である。また、集中管理センタ13
は、インターネット15から携帯電話網17にアクセス
可能で、洗車場オーナ、サービスマンまたは営業マン等
の携帯電話機18a・18b・18cとの間で通信が可
能である。
【0019】図3は洗車装置11および洗車場12にお
ける通信端末20の構成を示すものである。この発明の
対象とする洗車装置11・12a〜12cは、公知の門
型洗車機、コンベア式洗車機あるいはスプレー洗車機等
の各種タイプのもので良く、マイクロコンピュータ等の
プログラム処理・データ処理が可能なコントローラ21
・21a〜21cを備えている。洗車装置11のコント
ローラ21は公衆通信回線14に合わせた通信プロトコ
ル(TCP/IP等)で信号出力する機能を有し、通信
装置22と通信用アンテナ23とからなる通信端末20
を介して公衆通信回線14と無線通信により接続する。
【0020】洗車場12には複数の洗車装置12a〜1
2cが設置されており、それぞれの洗車装置12a〜1
2cに備えられるコントローラ21a〜21cはRS−
485規格等の信号線24で共通の通信端末20に接続
される。ここで洗車装置12a〜12cは既設の古い機
種であるため、各コントローラ21a〜21cが公衆通
信回線14の通信プロトコルに対応していないので、通
信装置22の手前にプロトコル変換アダプタ25を設け
て相互変換し双方向の通信を可能にしている。26は洗
車場の映像を撮像するビデオカメラであり、通信端末2
0を介して洗車場の映像を集中管理センタ13へ送るも
のである。
【0021】公衆通信回線14は、最寄りの無線基地局
14a・14bにおいて前記各通信端末20と無線通信
するものであり、経済性や安全性の面でパケット通信網
であることが望ましく、既存のサービスとしてはDoP
a通信サービス(DoPaはNTT移動通信網(株)の
登録商標)を使用することができる。
【0022】図4は集中管理センタ13の構成を示すも
のである。集中管理センタ13は、公衆通信回線14の
接続ポイント30と専用線31を介して接続するルータ
32と、このルータ32とLAN接続するアクセスサー
バ33及びデータベースサーバ34と、このアクセスサ
ーバ33及びデータベースサーバ34とファイアウォー
ル35を介してLAN接続するDNSサーバ36、メー
ルサーバ37及びWWWサーバ38と、これらDNSサ
ーバ36、メールサーバ37及びWWWサーバ38とL
AN接続しインターネット15へ接続するルータ39と
を備えている。なお、この集中管理センタ13におい
て、各サーバ33・34・36〜38に対し、図のよう
に1台ずつパソコンを設ける構成が望ましいが、各サー
バで扱う容量に応じ1台のパソコンで複数のサーバを兼
ねることができる。この場合、公衆通信回線14側とイ
ンターネット15側とそれぞれ1台ずつ、合計2台のパ
ソコンで行うのが最小構成となる。
【0023】アクセスサーバ33は、公衆通信回線14
を介してリモート接続する洗車装置11および洗車場1
2の局番や接続する各洗車装置11・12a〜12cの
IDコードを記憶し、予め設定された手順およびタイミ
ングで各洗車装置11・12a〜12cとの回線接続を
コントロールするものである。また、データベースサー
バ34は、公衆通信回線14を介してセンタ13へ送ら
れてくる各種データを予め設定された手順で処理して記
憶するものであり、ここで処理・記憶されるデータに
は、各洗車装置毎の売上や処理台数等の実績データや、
異常停止、洗剤切れ、釣銭切れ等の異常データが含まれ
る。
【0024】ファイアウォール35は、インターネット
15からの不正なアクセスに対し、アクセスサーバ33
およびデータベース34をはじめ各洗車装置11・12
a〜12cへの影響を防止する目的で設置されるもの
で、ここでは、予め設定された必要なサービスだけを通
過させそれ以外のサービスを遮断するためのゲートウェ
イを構成するパソコンからなっている。なお、センタ1
3の構成を簡略化するため、ファイアウォール35とし
てホストとなるパソコンを設置するのでなくルータで代
替させることもできる。また、ファイアウォール35
は、図4に示す位置だけでなく、必要に応じて他の位置
へも設置することができる。例えば、インターネットを
介しての不正アクセスが懸念される場合は、インターネ
ットとWWWサーバとの間に追加設置すれば良い。
【0025】DNSサーバ36は、いわゆるDomain Nam
e Systemを運用するものであり、インターネット接続す
るに当たり、サービス対象となる端末16a・16b等
に割り当てられるホスト名からIPアドレスを取得して
接続を可能にするものである。メールサーバ37は、こ
こでは特にデータベースサーバ34からのメール送信要
求を受けて指定されたメールアドレスへメール配送する
機能を持つものであり、サービス対象となる端末16a
・16bおよび携帯電話機18a・18b・18c等へ
対応する洗車装置11または洗車場12の情報をメール
で配送するものである。WWWサーバ38は、文字通り
WorldWide Webでドキュメント等を提供するサーバであ
り、インターネットを介して予め設定された端末16a
・16bおよび携帯電話機18a・18b・18c等の
限定されたクライアントへ情報を提供するメンバーズサ
ービスと、そのような所定のクライアント以外の第3者
へも広く情報を提供するオープンサービスとを行う。
【0026】以上の構成からなる洗車装置または洗車場
の広域管理システムにおいて、洗車装置11および洗車
場12と集中管理センタ13との公衆通信回線14を介
しての交信は、大別すると次の3通りのタイミングで行
われる。
【0027】(1)システム内にある各洗車装置11・
12a〜12cで実行された洗車動作それぞれの内容・
日時・入金額等あるいは洗車動作に伴い発生した異常履
歴等の実績データが、洗車装置の各コントローラ21・
21a〜21cに記憶されており、これを時間や記憶さ
れたデータの量に応じた定期的な交信により集中管理セ
ンタ13のデータベースサーバ34に取り込まれる。こ
の定期的な交信は、1日1回といった一定の時間間隔で
センタ13側からのアクセスで行うようにしてもいい
し、コントローラ21・21a〜21c側に蓄積された
データ量に応じてコントローラ側からのアクセスで行う
ようにしても良い。使用する公衆通信回線がパケット通
信であり、これを経済的に運用するには、パケットに応
じたデータ量に基づいて交信する方法が好ましい。
【0028】(2)システム内にある各洗車装置11・
12a〜12cにおいて、洗車動作中の異常発生、洗車
機各部の故障発生、洗剤切れ、釣銭切れ、または盗難検
知などのイベントが発生した場合には、コントローラ2
1・21a〜21c側から集中管理センタ13へアクセ
スし、イベント発生が直ちに通報され、そのイベントの
発生日時・内容等がデータベースサーバ34に取り込ま
れる。なお、コントローラ21・21a〜21cにおい
て、イベント発生時に通報するかしないかをイベントの
項目・内容やそのレベルに応じて設定しておくことがで
き、設定された緊急なイベント(例えば盗難や自動車に
損傷を及ぼすような重度の異常・故障など)が発生した
場合だけを即座の随時通報とし、それ以外の緊急性の低
い異常については上記(1)の定期交信によりセンタ1
3へ通報するように運用される。
【0029】(3)インターネットを介して端末16a
・16bや携帯電話機18a・18b・18c等からア
クセス要求があった場合には、集中管理センタ13側か
らのアクセスにより、前記(1)における実績データの
他に、問い合わせ先の洗車装置の現況データや、ビデオ
カメラ26からの映像データが、データベースサーバ3
4に取り込まれる。前記現況データには、現在の稼働状
況(まだ実行中で洗車が完了していない状況)、洗車装
置に入金されている金額、洗剤等の残量、および各種設
定情報(洗車料金、営業時間、洗車内容などの予め洗車
装置に設定されている情報)などが含まれ、該当する洗
車装置のコントローラから取り込まれる。また、端末1
6a・16b等からの要求に応じて前記各種設定情報を
更新したり、洗車装置を遠隔操作したりすることもあ
る。
【0030】以上の交信により集中管理センタ13に取
り込まれる各種データには、データ発生時の日時と洗車
装置各個に割り当てられるIDコードとが必ず付与され
る。また、コントローラ21・21a〜21cから集中
管理センタ13にデータが取り込まれるとコントローラ
21・21a〜21c側のメモリはクリアされ、以後の
データ書込のためのメモリ領域が確保される。
【0031】以下、上記構成からなる洗車装置または洗
車場の広域管理システムにより提供されるサービスにつ
いて説明する。
【0032】(a)洗車実績の集計サービス 上記(1)での交信で収集した前記実績データをデータ
ベースサーバ34で集計し、端末16a・16b等から
の要求があると、各種の集計ドキュメントをWWWサー
バ38で提供するウェブページから提供する。このウェ
ブページはIDコード・暗唱コードによる認証ログオン
の手順を経て表示可能となるもので、ログオン時のID
に対応した洗車装置または洗車場の現況データを、端末
16a・16b等のディスプレイへ表示させたり、開い
たウェブページからそのドキュメントファイルをダウン
ロードすることができる。ここで表示可能とされる集計
データとは、洗車台数、売上金額、稼働率等を日・曜日
・付別、洗車装置別、洗車コース別、時間帯別等に集計
し、各種表・グラフ形式で表示されるものである。な
お、要望に応じてウェブページで表示されると同様のデ
ータを端末16a・16b等へ定期的にメール配信する
こともできる。
【0033】(b)イベント通報サービス 洗車装置11・12a〜12cにおいて異常が発生し、
上記(2)による随時の交信があると、集中管理センタ
13では異常発生のあった洗車装置に対応して予め設定
された通報先へ、メールサーバ37を介して端末16a
・16bまたは携帯電話機18a・18b・18cへ自
動通報する。このイベント発生に伴い配信されるメール
には、イベントの内容、日時、発生した洗車機のID等
が含まれる。なお、このメールの配信先は、複数への同
報でも良いし、イベントの内容に応じて振り分ける(例
えば故障であればサービス担当へ、洗剤切れであれば管
理担当へ振り分ける)ようにしても良い。これにより盗
難や異常停止等のトラブルが発生しても、直ちに関係先
に通報されトラブルの解消措置を講じることができる。
【0034】(c)リモートアクセスサービス 端末16a・16bまたは携帯電話機18a・18b・
18cからのアクセス要求に応じて、上記(3)の要求
のあった洗車装置11または洗車場12と交信し、WW
Wサーバで提供するウェブページ上に前記現況データを
表示する。このウェブページはIDコード・暗唱コード
による認証ログオンの手順を経て表示可能となるもの
で、ログオン時のIDに対応した洗車装置または洗車場
の現況データや映像データを端末16a・16bまたは
携帯電話機18a・18b・18cのディスプレイへ表
示させることができ、また、このウェブページ上で、必
要に応じて前記各種設定情報のうち予めアクセス可能に
設定された項目については更新や追加ができる。更に、
ウェブページでは遠隔操作のメニューが含まれ、このメ
ニューを選択し実行要求することにより、指定した洗車
装置の遠隔操作ができる。この遠隔操作の項目として
は、異常停止後のリセット操作、凍結防止措置の実行、
故障個所を検出する目的での自己診断動作の実行などが
含まれる。これにより、パソコンや携帯電話さえあれ
ば、その都度洗車場に行かなくとも洗車場の現況をモニ
タでき、必要に応じて各種設定を変えたり遠隔操作した
りすることができ、効率良く洗車場の運営ができる。
【0035】(d)ウェブ広報サービス 集中管理センタ13では、WWWサーバからシステム内
にある洗車装置11や洗車場12を宣伝する広報ページ
を提供し、インターネット15を介して第3者に広く洗
車装置11や洗車場12の利用をアピールする。この広
報ページでは、洗車装置11および洗車場12それぞれ
の名称、所在地、特徴、その他の料金・施設等の利用情
報を提供し、また要求に応じ上記(2)の交信により現
況データに含まれる現在の稼働状況等を表示可能とし、
広く使用を促す内容となっている。また、広報ページに
は、第3者からの要望・意見を取り込む目的で掲示板を
開設している。
【0036】(e)リモートアップデートサービス 上記(c)リモートアクセスサービスにより、一部の設
定情報を変更することができるが、メニュー形式で選択
できないような複雑または専門的な変更は、このリモー
トアップデートのサービスにより可能とする。また、洗
車装置のメーカ等からソフトウェアのバグ修正や機能ア
ップのためのアップデートの要請があった場合にも、こ
のリモートアップデートのサービスにより実行される。
すなわち、洗車場オーナ等から寄せられるアップデート
の要請をWWWサーバにおいてインターネット上で受け
付け、これに基づいて洗車装置のメーカ等で作成したア
ップデートプログラムを、アクセスサーバ33により該
当する洗車装置にアクセスし、そのコントローラのプロ
グラムをアップデートするものである。
【0037】その他、洗車場のオーナや管理者に経営情
報やレポートを配信するサービスや、洗車場のオーナか
ら洗剤の注文や保守点検の依頼を受け付ける受注サービ
ス、あるいは上記(1)の交信等により点検時期にある
洗車装置を検出して点検を通知するメールを配信するサ
ービスなどを提供することができる。
【0038】以上説明した洗車装置または洗車場の広域
管理システムによれば、洗車装置に公衆通信回線に接続
可能な通信端末(汎用品で良い)さえ取り付けておけ
ば、あとはインターネットに接続可能なパソコンか携帯
電話があれば、集計サービスにより洗車実績等の集計デ
ータが閲覧することができ、高価な専用端末やアプリケ
ーションを揃える必要がなく、極めて低い導入コストで
しかも容易に遠隔地での管理ができる。また、イベント
通報サービスにより、異常発生等のイベントがメールで
通報されるので、オーナやサービスマン等の管理者が外
出していても携帯電話で通報を受けることができ、迅速
に復旧に向けた対応が可能になる。なお、誰もがアクセ
スできるインターネットを使用することで、不正アクセ
ス等に対する安全性が懸念されるが、洗車装置または洗
車場と集中管理センタとの通信は公衆通信回線を使用
し、インターネットと公衆通信回線側とはファイアウォ
ールで仕切られているので、重要な洗車装置側のデータ
やコントローラに不正アクセスを受けることがない。
【0039】また、リモートアクセスサービスにより、
洗車装置や洗車場の現況を問い合わせると、その時の現
況データや映像データが該当の洗車装置より取り込まれ
てインターネット上で確認できるので、リアルタイムで
洗車装置や洗車場の監視ができる。しかも、現況データ
を確認し洗車装置における設定を変更したい場合は、ウ
ェブページ上で変更操作をすれば、それに基づいて洗車
装置の設定が更新されるので、洗車場へ出向いて行かな
くとも居ながらにして操作ができる。更に、映像データ
を見ながらの遠隔操作も可能となり、異常停止や故障発
生があっても復旧のためのリセット操作や故障個所確認
のための自己診断動作を遠隔地から実行させることがで
きる。一方、ウェブ広報サービスにより、システム内の
洗車装置や洗車場の広報情報を第3者に提供できるの
で、オーナが独自のホームページを開設して洗車場の広
報を行う必要がない。
【0040】なお、本発明の広域管理システムを運営す
るに当たり、洗車場オーナ等の各利用者から利用料を徴
収する必要があるが、徴収の形態としては月極の定額徴
収や利用回数等に応じた従量徴収が考えられる。しか
し、この広域管理システムは、上記したリモートアップ
デートサービスの他、洗車場や洗車装置の運用データを
データベース化して利用できるもので、洗車装置のメー
カや販売会社にとっても有用であるため、これらの企業
からも利用料を徴収したり、あるいはこれらの企業が直
接運営したりすれば、利用料は極めて低額に抑えること
が可能になるものである。
【0041】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されるも
のであり、インターネット上で集計データの閲覧がで
き、またインターネットメールにより異常発生等のイベ
ント通報がなされるので、利用者はインターネットにア
クセスするためのパソコンまたは携帯電話を用意するだ
けで遠隔での管理が可能になり、安価で使い易い洗車場
管理サービスを提供できるものである。また、利用者と
洗車装置・洗車場との間で双方向の交信が可能であるた
め、インターネットを介して要求することにより、現況
データや映像データを確認できたり、確認した現況デー
タに基づいて各種設定を変更したり、映像データで現場
を確認しながら遠隔操作したりすることができるなど、
幅広いサービスが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来から知られる洗車場の管理システムを示す
ブロック図である。
【図2】この発明の望ましい実施例としての広域管理シ
ステムを示すブロック図である。
【図3】図2の洗車装置11および洗車場12における
通信端末20の構成を示すブロック図である。
【図4】図2の集中管理センタ13の構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
11 洗車装置 12 洗車場 13 集中管理センタ 14 公衆通信回線 15 インターネット 16a・16b 利用者の端末(パソコン) 17 携帯電話網 18a〜18c 利用者の携帯電話 20 洗車装置に付設する通信端末 21 洗車装置のコントローラ 22 通信装置 23 通信用アンテナ 24 信号線 25 プロトコル変換アダプタ 26 撮像装置としてのビデオカメラ 30 接続ポイント 31 専用線 32 ルータ 33 アクセスサーバ 34 データベースサーバ 35 ファイアウォール 36 DNSサーバ 37 メールサーバ 38 WWWサーバ 39 ルータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 152 G06F 17/60 152 // H04N 7/18 H04N 7/18 D

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各地に設置される1以上の洗車装置また
    は洗車場と、この各洗車装置または洗車場にリモートア
    クセス可能な集中管理センタとからなる洗車装置または
    洗車場の広域管理システムにおいて、 前記洗車装置または洗車場には洗車実績等のデータを公
    衆通信回線を介して前記集中管理センタへ送信可能な通
    信端末を備えており、 前記集中管理センタは、前記通信端末より送信されるデ
    ータを記憶しこのデータの集計等を行うデータベースサ
    ーバと、該データベースサーバとファイアウォールを介
    して接続するWWWサーバを備えており、 洗車実績等の集計データは前記WWWサーバを介してイ
    ンターネット上で閲覧可能とされることを特徴とした洗
    車装置または洗車場の広域管理システム。
  2. 【請求項2】 各地に設置される1以上の洗車装置また
    は洗車場と、この各洗車装置または洗車場にリモートア
    クセス可能な集中管理センタとからなる洗車装置または
    洗車場の広域管理システムにおいて、 前記洗車装置または洗車場には異常発生等のデータを公
    衆通信回線を介して前記集中管理センタへ送信可能な通
    信端末を備えており、 前記集中管理センタは、前記通信端末より送信されるデ
    ータを記憶しこのデータの集計等を行うデータベースサ
    ーバと、該データベースサーバとファイアウォールを介
    して接続するメールサーバを備えており、 異常発生等のイベントデータを前記メールサーバを介し
    て管理者等にメール配信することを特徴とした洗車装置
    または洗車場の広域管理システム。
  3. 【請求項3】 各地に設置される1以上の洗車装置また
    は洗車場と、この各洗車装置または洗車場にリモートア
    クセス可能な集中管理センタとからなる洗車装置または
    洗車場の広域管理システムにおいて、 前記洗車装置または洗車場には洗車実績や異常発生等の
    データを公衆通信回線を介して前記集中管理センタへ送
    信可能な通信端末を備えており、 前記集中管理センタは、前記通信端末より送信されるデ
    ータを記憶しこのデータの集計等を行うデータベースサ
    ーバと、該データベースサーバと接続するWWWサーバ
    およびメールサーバとを備えており、 洗車実績等の集計データは前記WWWサーバを介してイ
    ンターネット上で閲覧可能とされ、異常発生等のイベン
    トデータは前記メールサーバを介して管理者等にメール
    配信されることを特徴とした洗車装置または洗車場の広
    域管理システム。
  4. 【請求項4】 各地に設置される1以上の洗車装置また
    は洗車場と、この各洗車装置または洗車場にリモートア
    クセス可能な集中管理センタとからなる洗車装置または
    洗車場の広域管理システムにおいて、 前記洗車装置または洗車場には洗車実績や異常発生等の
    データを公衆通信回線を介して前記集中管理センタへ送
    信可能な通信端末を備えており、 前記集中管理センタは、前記通信端末より送信されるデ
    ータを記憶しこのデータの集計等を行うデータベースサ
    ーバと、該データベースサーバと接続するメールサーバ
    とを備えており、 前記メールサーバより、洗車実績等の集計データを定期
    的にメール配信する定期サービスと、異常発生等のイベ
    ントデータを随時にメール配信する随時サービスとを行
    うことを特徴とした洗車装置または洗車場の広域管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の洗車装置また
    は洗車場の広域管理システムにおいて、前記データベー
    スサーバと前記WWWサーバまたはメールサーバとの間
    にはファイアウォールが設けられることを特徴とした洗
    車装置または洗車場の広域管理システム。
  6. 【請求項6】 各地に設置される1以上の洗車装置また
    は洗車場と、この各洗車装置または洗車場にリモートア
    クセス可能な集中管理センタとからなる洗車装置または
    洗車場の広域管理システムにおいて、 前記洗車装置または洗車場には現在の稼働状況等の現況
    データを公衆通信回線を介して前記集中管理センタへ送
    信可能な通信端末を備えており、 前記集中管理センタは、インターネットを介して前記現
    況データの問い合わせの受付と問い合わせに対応した現
    況データの表示とを可能にしたウェブページを提供する
    WWWサーバと、前記洗車装置または洗車場へ公衆通信
    回線を介して接続するアクセスサーバとを備えており、 洗車装置または洗車場の管理者等がインターネットを介
    して洗車装置または洗車場の現在の稼働状況を確認でき
    ることを特徴とした洗車装置または洗車場の広域管理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 各地に設置される1以上の洗車装置また
    は洗車場と、この各洗車装置または洗車場にリモートア
    クセス可能な集中管理センタとからなる洗車装置または
    洗車場の広域管理システムにおいて、 前記洗車装置または洗車場には、その洗車エリアを撮像
    する撮像装置と、該撮像装置による映像データを公衆通
    信回線を介して前記集中管理センタへ送信可能な通信端
    末を備えており、 前記集中管理センタは、インターネットを介して映像デ
    ータの表示要求の受付と要求に応じた映像データの表示
    とを可能にしたウェブページを提供するWWWサーバ
    と、前記洗車装置または洗車場へ公衆通信回線を介して
    接続するアクセスサーバとを備えており、 洗車装置または洗車場の管理者等がインターネットを介
    して洗車装置または洗車場の映像をモニタできることを
    特徴とした洗車装置または洗車場の広域管理システム。
  8. 【請求項8】 各地に設置される1以上の洗車装置また
    は洗車場と、この各洗車装置または洗車場にリモートア
    クセス可能な集中管理センタとからなる洗車装置または
    洗車場の広域管理システムにおいて、 前記洗車装置または洗車場には前記集中管理センタと公
    衆通信回線を介して通信可能な通信端末を備えており、 前記集中管理センタは、インターネットを介して前記洗
    車装置または洗車場の遠隔操作を行うための操作メニュ
    ーを含むウェブページを提供するWWWサーバと、前記
    洗車装置または洗車場へ公衆通信回線を介して接続する
    アクセスサーバとを備えており、 洗車装置または洗車場の管理者等がインターネットを介
    して洗車装置または洗車場の遠隔操作を可能にしたこと
    を特徴とした洗車装置または洗車場の広域管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 各地に設置される1以上の洗車装置また
    は洗車場と、この各洗車装置または洗車場にリモートア
    クセス可能な集中管理センタとからなる洗車装置または
    洗車場の広域管理システムにおいて、 前記洗車装置または洗車場には洗車装置に予め設定され
    ている各種設定情報を公衆通信回線を介して前記集中管
    理センタと送受可能な通信端末を備えており、 前記集中管理センタは、インターネットを介して前記各
    種設定情報の表示と各種設定情報の変更操作の受付を可
    能にしたウェブページを提供するWWWサーバと、前記
    洗車装置または洗車場へ公衆通信回線を介して接続する
    アクセスサーバとを備えており、 洗車装置または洗車場の管理者等がインターネットを介
    して洗車装置または洗車場の現在の各種設定情報の確認
    とその変更とを可能にしたことを特徴とした洗車装置ま
    たは洗車場の広域管理システム。
  10. 【請求項10】 請求項6乃至9記載の洗車装置または
    洗車場の広域管理システムにおいて、前記WWWサーバ
    と前記アクセスサーバとの間にはファイアウォールが設
    けられることを特徴とした洗車装置または洗車場の広域
    管理システム。
  11. 【請求項11】 各地に設置される1以上の洗車装置ま
    たは洗車場と、この各洗車装置または洗車場にリモート
    アクセス可能な集中管理センタとからなる洗車装置また
    は洗車場の広域管理システムにおいて、 前記洗車装置または洗車場には洗車実績等のデータを公
    衆通信回線を介して前記集中管理センタへ送信可能な通
    信端末を備えており、 前記集中管理センタは、前記通信端末より送信されるデ
    ータを記憶しこのデータの集計等を行うデータベースサ
    ーバと、該データベースサーバと接続するWWWサーバ
    を備えており、 洗車実績等の集計データは前記WWWサーバを介してイ
    ンターネット上で閲覧可能とされると共に、前記WWW
    サーバにおいて閲覧可能とされるホームページでは、シ
    ステムに加入する洗車装置または洗車場の広報情報が第
    3者に公開されることを特徴とした洗車装置または洗車
    場の広域管理システム。
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