JP2001202298A - 監視管理装置及び現場監視装置並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

監視管理装置及び現場監視装置並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001202298A
JP2001202298A JP2000010700A JP2000010700A JP2001202298A JP 2001202298 A JP2001202298 A JP 2001202298A JP 2000010700 A JP2000010700 A JP 2000010700A JP 2000010700 A JP2000010700 A JP 2000010700A JP 2001202298 A JP2001202298 A JP 2001202298A
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monitoring
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computer
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JP2000010700A
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English (en)
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Kenro Koike
建郎 小池
Takahiro Hatanaka
隆洋 畑中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子メールを利用した監視システムにおける監
視の効率化を図り、管理担当者の労力を軽減させる。 【解決手段】本発明は、監視対象側の状況を示す電子メ
ールを受信する監視管理装置13に関する。この監視管
理装置13においては、分類手段13bが、受信された
電子メールの内容が複数の種別のうちのいずれに該当す
るかを識別し、管理手段13cが、分類手段13bによ
って識別された種別毎に、受信された電子メールの内容
を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視対象側の状態
を電子メールによって管理担当者に通知するための監視
管理装置及び現場監視装置並びにプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔地の監視対象を監視する場合には、
公衆回線や専用回線等の電話回線により現場側と管理側
(中央側)とを接続し、データを送受信する手法が一般
的である。
【0003】図8は、公衆回線あるいは専用回線を利用
した従来の遠隔監視システムの構成例を示すブロック図
である。
【0004】この従来の遠隔監視システム1は、現場監
視システム(現場側のイントラネット)2と監視管理シ
ステム(管理側のイントラネット)3との間が専用回線
(公衆回線でもよい)4で接続されている。
【0005】現場監視システム2に備えられている現場
監視サーバ2aは、監視対象の機器5から入力したデー
タを記憶装置2bにファイルとして保存する。また、こ
の現場監視サーバ2aはモデム2cを介して専用回線4
と接続されている。
【0006】監視管理システム3に備えられている監視
管理サーバ3aもモデム3bを介して専用回線4と接続
されている。
【0007】この遠隔監視システム1では、リモートア
クセスサービスなどを利用することにより、監視管理サ
ーバ3aが現場監視サーバ2aの記憶装置2bに保存さ
れているファイルを取得可能である。また、記憶装置2
bに保存されているファイルを現場監視サーバ2a側か
ら監視管理サーバ3aに転送することも可能である。
【0008】しかしながら、この遠隔監視システム1に
おいて例えば専用回線4によりシステム2、3間を接続
する場合には、構内への専用回線工事の準備などの労力
が必要となる。
【0009】他の手法として、現場監視システム2と監
視管理システム3との間をインターネットで接続する場
合もある。
【0010】図9は、インターネットを利用した従来の
遠隔監視システムの構成例を示すブロック図であり、こ
こではWebサーバにより遠隔監視を実現している。
【0011】この従来の遠隔監視システム6では、現場
監視システム7とインターネット8とがセキュリティを
確保するためのファイア・ウォール7aを介して接続さ
れており、同様に監視管理システム9とインターネット
8との間もファイア・ウォール9aを介して接続されて
いる。
【0012】現場監視システム7に備えられているWe
bサーバ7bは、監視対象の機器5から入力したデータ
を記憶装置7cに保持する。
【0013】監視管理システム9に備えられている監視
管理サーバ9bでは、Webブラウザを利用すること
で、Webサーバ7bのデータを参照可能である。
【0014】しかしながら、この遠隔監視システム6の
ようにインターネット8を利用する場合には、ファイア
・ウォール7a、9aなどによるセキュリティ制限が発
生するが、イントラネットを所有する各種の企業は基本
的に参照を許可しない場合が多い。また、参照を許可す
る場合にはその旨の登録が必要となる等の理由により、
システムの構築や管理の労力が増す。さらに、専用回線
4を利用すると設置費用や運用費用が増加する。
【0015】これに対し、図10に示すように、Web
サーバ7bをファイア・ウォール7aの外側に配置し、
インターネット8からWebサーバ7bをファイア・ウ
ォール7aの制限なく参照可能とすると、外部からの不
法侵入を受ける可能性がある。
【0016】以上のような状況の中で、近年急速に発展
してきているネットワーク技術、インターネットに関す
る技術、電子メールに関する技術が、企業のOA関連シ
ステムのみならず、製造現場・監視現場にも導入されて
いる。
【0017】その中でも、一般産業分野での製造システ
ム、生産システム、ビル管理システム、農業用水設備や
上下水道システム、排水処理システムなどの公共性の高
いシステムにおいて、電子メールを利用した遠隔監視が
広く利用されている。電子メールを利用することで、遠
隔監視の低コスト化を実現可能である。
【0018】現場監視システム(ヒューマンインタフェ
ース付き監視システム、単にデータを収集する現場リモ
ートステーションも含む)において、現場の状態を監視
し、予め設定されている条件が成立したり、プログラム
による判断によりある条件が成立すると、電子メール用
のプロトコルを利用してその内容が遠隔地の中央監視所
や保守等を担当する部門の監視管理システム、さらには
電子メール対応型の携帯電話に電文を送信するシステム
が、少ない投資コストで遠隔監視、操作(制御)が実現
できるなどの理由から広く利用され始めている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記のような電子メー
ルを利用する遠隔監視システム6においては、システム
として予め設定されている内容(電文)やエージェント
機能などでプログラム的に生成される内容が現場側から
管理側に送信される。監視頻度が少なければ、監視管理
システム9を利用する管理担当者は、通常の電子メール
を開いて読むのと同様の処理を行えばよい。
【0020】しかしながら、定期的に現場側の状態を監
視するような応用分野で利用する場合には、管理担当者
が毎回メールを開いて読み、これらを分類・整理するこ
とが必要であり、管理担当者の労力が増大するという問
題がある。すなわち、現場側からの監視のための電子メ
ールを管理者が管理側で通常のメールツールで確認する
場合には、データ整理のために多大な労力が必要とな
る。
【0021】また、電子メールを開いて読むという作業
が必要な場合、読み忘れなども発生し、迅速な処置が必
要な発生事象に対して処置が遅れるという問題もある。
【0022】さらに、監視業務を提供するサービス会社
などが監視管理システムを運用する場合には、新しい現
場監視システム(新しい監視サイト)が発生するたび
に、監視管理システムへの情報登録やデータベース(デ
ータファイル)の生成が必要となる。従来においては、
この監視管理システムでの各種登録作業やデータベース
の生成等の各種作業は、手動により管理側のビルダ・プ
ログラムを起動し、このビルダ・プログラムにしたがっ
て対話型で登録して行われている。また、他の手法とし
て、所定のフォーマットのデータをビルダ・プログラム
に取り込んで、増設・改造作業が行われている。
【0023】しかし、このような登録作業は煩雑であ
り、監視サイトを増設するたびに管理担当者による操作
が必要であり、多大な労力が必要となる場合もある。ま
た、現場機器が設置されているのに即時に監視サービス
を開始できない場合もある。
【0024】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、電子メールを利用する監視システムによる
監視の効率化を図るための監視管理装置及び現場監視装
置並びにプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、管理対
象側からの電子メールの内容を自動的に分類・管理する
点にある。
【0026】第1の発明は、監視対象側の状況を示す電
子メールを受信する監視管理装置に関する。この監視管
理装置では、分類手段が、受信された電子メールの内容
が複数の種別のうちのいずれに該当するかを識別し、管
理手段が、分類手段によって識別された種別毎に、受信
された電子メールの内容を管理する。
【0027】これにより、電子メールの内容に応じた適
切な管理を自動的に行うことができ、管理担当者の労力
を軽減でき、電子メールの読み忘れや監視対象への指示
の遅延を防止できる。また、電子メールを利用すること
でファイア・ウォールなどの設定の変更が必要ないた
め、セキュリティを確保しつつ導入時の労力を軽減させ
ることができる。
【0028】第2の発明は、第1の発明と同様な監視管
理装置であるが、管理手段が複数の種別毎のデータベー
スを含み、受信された電子メールの内容を分類手段によ
って識別された種別に該当するデータベースに蓄積する
としている。
【0029】これにより、イベントログや定期報の受信
数が増加しても、種別毎にまとめて保存できるため管理
担当者の労力増加を抑制できる。
【0030】第3の発明は、第1又は第2の発明と同様
な監視管理装置であるが、自己宛の電子メールの到着を
自動的に確認して受信するメール到着確認手段を付加し
ている。
【0031】これにより、電子メールの取得も自動化で
きるため、一層管理担当者の労力を抑制できる。
【0032】第4の発明は、第1から第3の発明と同様
な監視管理装置であるが、受信された電子メールの内容
が管理状態の変更を依頼する種別であると分類手段によ
って識別された場合に、この受信された電子メールの内
容にしたがって管理手段の管理状態を変更する管理状態
変更手段を付加している。
【0033】これにより、例えば新規の監視対象が追加
・削除された等のような場合であっても、管理担当者に
よる監視管理装置の設定変更等の措置をなくすことがで
き、一層管理担当者の労力を抑制できる。
【0034】第5の発明は、第1から第4の発明と同様
な監視管理装置であるが、受信された電子メールの内容
に代えて、受信された電子メールの添付ファイルの内容
を利用する。
【0035】これにより、電子メールの添付ファイルに
基づいて監視対象の状況を自動的に分類・管理できる。
【0036】第6の発明は、監視対象側の状況を示す電
子メールを送信する現場監視装置に関する。この現場監
視装置は、新規導入された場合に、自己の導入により必
要となる管理状態の変更を依頼する内容を電子メールに
含める手段を具備している。
【0037】これにより、この現場監視装置からのデー
タの適切な管理状態を、監視管理装置に対して通知でき
る。
【0038】第7の発明は、監視対象側の状況を示す電
子メールを送信する現場監視装置に関する。この現場監
視装置は、新規導入された場合に、自己の導入により必
要となる管理状態の変更に関する内容を含む添付ファイ
ルを電子メールに添付する手段を具備している。
【0039】これにより、この現場監視装置からのデー
タの適切な管理招待を、電子メールに添付して監視管理
装置に通知できる。
【0040】第8の発明は、監視対象側の状況を示す電
子メールを受信する監視管理装置に対して利用されるプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であって、コンピュータに、受信された電子メールの
内容が複数の種別のうちのいずれに該当するかを識別さ
せる分類機能と、分類機能によって識別された種別毎
に、受信された電子メールの内容を管理させる管理機能
とを実現させるためのプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体である。
【0041】第9の発明は、第8の発明と同様なプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
あって、コンピュータに、受信された電子メールの内容
が管理状態の変更を依頼する種別であると前記分類機能
によって識別された場合に、この受信された電子メール
の内容にしたがって前記管理機能の管理状態を変更させ
る管理状態変更機能を実現させるためのプログラムを記
憶している。
【0042】第10の発明は、第8又は第9の発明と同
様なプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体であるが、受信された電子メールの内容に代え
て、受信された電子メールの添付ファイルの内容を利用
する。
【0043】第11の発明は、監視対象側の状況を示す
電子メールを送信する現場監視装置に対して利用される
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、コンピュータに、現場監視装置が新規導
入された場合に、この導入により必要となる管理状態の
変更を依頼する内容を電子メールに含めさせる機能を実
現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体である。
【0044】第12の発明は、監視対象側の状況を示す
電子メールを送信する現場監視装置に対して利用される
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、コンピュータに、現場監視装置が新規導
入された場合に、この導入により必要となる管理状態の
変更を依頼する内容を含む添付ファイルを電子メールに
添付させる機能を実現させるためのプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0045】上記第8乃至第12の発明は、それぞれ第
1、第4、第5の発明で説明した監視管理装置、及び第
6及び第7の発明で説明した現場監視装置の機能をコン
ピュータにより実現するためのプログラムを記憶したコ
ンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0046】このようなプログラムを記憶した記憶媒体
を用いることによって、上述した機能を有していない計
算機、コンピュータ、コントローラ、計算機システムに
対しても、簡単に上述した機能を付加することができ
る。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0048】(第1の実施の形態)本実施の形態におい
ては、現場監視システムから監視管理システムに送信さ
れる電子メールの内容を自動的に解読、分解・分類、管
理(編集整理)する監視システムについて説明する。
【0049】図1は、本実施の形態に係る監視システム
の構成を示すブロック図であり、図8〜10と同一の部
分には同一の符号を付してその説明を省略し、ここでは
異なる部分についてのみ詳しく説明する。
【0050】この監視システムは、主に、現場監視サー
バ(現場監視装置)10とメールサーバ11とを備えた
現場監視システム12と、監視管理サーバ(監視管理装
置)13とメールサーバ14とを備えた監視管理システ
ム15とがインターネット8を介して送受信可能に接続
されて構成されているが、その他の各種装置が備えられ
ていてもよい。。
【0051】まず、現場監視システム12の構成につい
て説明する。現場監視サーバ10は、自動で監視対象か
らデータを収集し、監視管理サーバ13用の形式(例え
ばCSV形式など)でデータを保管し、収集したデータ
を定期的に(例えば1日1回〜1時間に1回程度)監視
管理サーバ13宛に電子メール機能で送信する。また、
監視対象の異常を検出した場合には、定時でなくても必
要なデータを編集して電子メール機能で送信する。
【0052】さらに、この現場監視サーバ10は、監視
管理サーバ13からの電子メールの受信を定期的、ある
いは自動受信条件成立時、あるいは人為的に行い、受信
した電子メールの内容に基づいてデータの設定等を自動
で行う。
【0053】この現場監視サーバ10は、電子メールを
送信する場合に機能する発信条件・内容設定部10a、
データ入力部10b、発信条件判定部10c、メール内
容生成部10d、メール発信先選択部10e、メール発
信部10fを備えている。また、この現場監視サーバ1
0は、電子メールを受信する場合に機能するメール到着
確認部10g、メール内容判定部10h、データ設定処
理部10iとを備えている。
【0054】発信条件・内容設定部10aは、電子メー
ルを発信するか否かを判定するための発信条件や発信す
る電子メールの内容、現場監視サーバ10と監視管理サ
ーバ13との間で予め設定された所定のフォーマット、
発信する宛先等の各種設定を保持する。
【0055】データ入力部10bは、監視対象機器から
のデータを入力し、発信条件判定部10cに出力する。
【0056】発信条件判定部10cは、データ入力部1
0bからデータを入力すると、発信条件・内容設定部1
0aにおける設定を参照し、この入力されたデータが発
信条件を満たす場合にデータをメール内容生成部10
d、及びメール発信先選択部10eに出力する。
【0057】メール発信先選択部10eは、発信条件判
定部10cからデータを入力すると、発信条件・内容設
定部10aにおける設定を参照し、この入力されたデー
タを送信すべき宛先を選択し、メール内容生成部10d
に出力する。
【0058】メール内容生成部10dは、発信条件判定
部10cからデータを入力すると、発信条件・内容設定
部10aにおける設定を参照し、この入力されたデータ
に関する電子メールの内容を所定のフォーマットにした
がって生成する。また、この生成した電子メールの内容
に対し、電子メール発信先選択部10eから入力した宛
先を付してメール発信部10fに出力する。
【0059】メール発信部10fは、メール内容生成部
10dから入力した電子メールをメールサーバ11に出
力する。
【0060】メール到着確認部10gは、メールサーバ
11を参照して自己宛の電子メールがあれば取得し、メ
ール内容判定部10hに出力する。
【0061】メール内容判定部10hは、メール到着確
認部10gから入力した電子メールの内容を解析・判定
し、この内容をデータ設定処理部10iに出力する。
【0062】データ設定処理部10iは、メール内容判
定部10hから入力した内容に基づいて運転の設定値や
プログラムの設定変更などを行う。
【0063】メールサーバ11は、現場監視サーバ10
からの電子メールをインターネット8に送信する送信処
理11aと、インターネット8からの電子メールを受信
する受信処理11bとを実行する。
【0064】次に、監視管理システム15について説明
する。監視管理サーバ13は、電子メールを受信する場
合に機能するメール到着確認部13a、分類部13b、
管理部13cを備えており、またこの分類部13b及び
管理部13cの状態にしたがって動作するアラーム監視
機能13d、データ表示機能13e、帳票機能13f、
設定機能13gとを備えている。
【0065】また、この監視管理サーバ13は、設定機
能13gの状態にしたがって機能するメール内容生成部
13h及びメール発信部13iとを備えている。
【0066】メール到着確認部13aは、定期的に(任
意の時点でもよい)メールサーバ14を参照して自己宛
の電子メールがあれば取得し、分類部13bに出力す
る。
【0067】分類部13bは、メール到着確認部13a
から入力した新規の電子メールの内容を分解して必要な
データを抽出し、この抽出したデータの種別を判定す
る。入力した電子メールが現場監視システム12からの
ものであれば、予め定められた所定のフォーマットで生
成されているため、その内容や構造は容易に解析、分解
可能である。
【0068】そして、分類部13bは、種別の判定結果
がアラームに関するデータの場合、このデータを管理部
13cに出力するとともにアラーム監視機能13dに出
力し、アラームを発生させる。一方、分類の結果がデー
タ表示、帳票、設定に関するデータの場合、このデータ
を管理部13cに出力する。
【0069】管理部13cは、データの収集機能、プロ
セスデータベースとしての機能を含み、分類部13bか
らのデータに基づいて各種別毎の蓄積内容を編集する。
【0070】データ表示機能13eは、管理部13cの
内容に基づいて監視内容を表示する機能であり、例えば
時系列データのグラフを表示するトレンド機能、イベン
トログを表示する機能、設備系統画面を表示する機能等
を含んでいる。
【0071】帳票機能13fは、管理部13fの内容に
したがって日報や月報を作成する機能である。
【0072】設定機能13gは、管理部13fの内容を
用いて制御処理を実行し、現場監視サーバ10へ送信す
べき応答を生成した場合や、現場監視サーバ10の設定
の変更が必要な場合にその内容をメール内容生成部13
hに出力する。
【0073】すなわち、分類部13bによって抽出され
たアラーム報や、管理部13cに保持されているデータ
は、上記のアラーム監視機能13d、データ表示機能1
3e、帳票機能13f、設定機能13gなどに渡され、
通常のDCSやPLC(プログラマブルコントローラ)
と計算機(パーソナルコンピュータやワークステーショ
ン等)とを組み合わせて利用されている監視システムな
どの機能・処理と同様に利用される。
【0074】メール内容生成部13hは、設定機能13
gからの内容を含む電子メールを生成し、メール発信部
13iに出力する。電子メールの送信には、先で受信し
た電子メールに対する返信機能を利用してもよいし、所
定の宛先を電子メールに付して送信してもよい。
【0075】メール発信部13iは、メール内容生成部
13hから入力した電子メールをメールサーバ14に出
力する。メールの発信は、自動的に行ってもよく、管理
担当者の指示にしたがって行ってもよい。
【0076】メールサーバ14は、上記現場側のメール
サーバ11と同様の送信処理14a、受信処理14bを
実行する。
【0077】上記においては、監視に利用する各種デー
タを電子メールの内容に含めて送受信する場合について
説明しているが、監視に利用する各種データを添付ファ
イルとし、この添付ファイルを電子メールに添付して送
受信するとしてもよい。
【0078】上記の監視システムのうち、本実施の形態
における特徴的部分は、分類部13bと管理部13cで
ある。以下に、この特徴的部分について詳しく説明す
る。
【0079】図2は、上記のような構成の監視システム
において現場監視システム12が電子メール送信側、監
視管理システム15が電子メール受信側として動作する
場合のデータの流れを示すブロック図である。
【0080】現場監視サーバ10によって自動的に監視
対象機器からデータが収集・編集され、この収集・編集
されたデータがメール発信条件を満たすか否かが判定さ
れる。
【0081】判定の結果、メール発信条件が満たされる
と、収集・編集されたデータに基づいて監視管理サーバ
13宛の電子メールが生成されたり、収集・編集された
データに関するファイルが監視管理サーバ13宛の電子
メールの添付ファイルとされる。
【0082】この電子メールは現場監視サーバ10から
メールサーバ11、ファイア・ウォール7aを介してイ
ンターネット8に送信され、さらにファイア・ウォール
9aを介してメールサーバ14に受信される。
【0083】監視管理サーバ13では、自動でメールサ
ーバ14へのアクセスが実行され、自己宛の電子メール
が自動受信される。そして、この受信された電子メール
の内容が分解、識別され、あるいは受信された電子メー
ルの添付ファイルが解凍、分解、識別され、種別毎に管
理、利用される。
【0084】図3は、上記監視システムの監視管理サー
バ13において、現場監視サーバ10の設定の更新・変
更が必要と判定された場合のデータの流れを示すブロッ
ク図である。
【0085】監視管理サーバ13では、設定機能13g
によって得られた新規の設定に基づいて現場監視サーバ
10宛の電子メールが生成されたり、この新規の設定に
関するファイルが現場監視サーバ10宛の電子メールの
添付ファイルとされる。
【0086】この電子メールは監視管理サーバ13から
メールサーバ14、ファイア・ウォール9aを介してイ
ンターネット8に送信され、さらにファイア・ウォール
7aを介してメールサーバ11に受信される。
【0087】現場監視サーバ10では、自動でメールサ
ーバ11へのアクセスが実行され、自己宛の電子メール
が自動受信される。そして、この受信された電子メール
の内容や添付ファイルの示す設定の内容が解釈され、こ
の内容にしたがって内部プログラムまたはエージェント
が起動されたり、データの更新・変更、処理やプログラ
ムの設定の更新・変更が実行される。
【0088】図4は、本実施の形態に係る監視システム
に備えられている監視管理サーバ13の処理を例示する
フローチャートである。
【0089】監視管理サーバ13では、メール到着確認
部13aにより、所定時間毎にメールサーバ14に対し
POP3(ポストオフィスプロトコル)にて新規メール
の到着の有無が確認される(s1)。
【0090】新規のメールの到着が確認されると、分類
部13bにより、メールの内容が識別を行うべき内容を
示す所定のフォーマットか否かが判定され(s2)、所
定のフォーマットでない場合にはメールが破棄あるいは
返信される(s3)。ここでは、定時報、イベント報、
アラーム報等がサーバ10、13間で予め設定されてい
るフォーマットにしたがって生成されているとする。
【0091】一方、所定のフォーマットの場合には、メ
ールの内容に基づく識別が実行される(s4)。この識
別では、まずメールの内容からメール種別が判定される
(s41)。
【0092】図4の例では、所定のフォーマットとして
電子メールに「現場監視システム名称」、「メール種
別」、「発信時刻」、「対象信号名」、「信号種別」、
「判定時の状態」等の項目が含まれている場合を例示し
ており、「メール種別」から分類部13bがメールを識
別する。
【0093】識別の結果が定時報の場合には、「対象信
号名」と「現場監視システム名称」とに基づいて、信号
を区別しつつ、現場毎の定時報ファイルにデータ(情
報)を追加する旨が指示される(s42)。
【0094】分類の結果がイベント報の場合には、「現
場監視システム名称」に基づいて、現場毎のイベントフ
ァイルにデータを追加する旨が指示される(s43)。
【0095】分類の結果がアラーム報の場合には、「現
場管理システム名称」に基づいて、現場毎のアラームフ
ァイルにデータを追加する旨が指示され(s44)、ア
ラーム監視機能13dにデータが提供されてアラームが
発生される(s45)。
【0096】このようにして電子メールの内容の識別が
終了すると、分類部13bからの指示にしたがいつつ、
データが管理部13cにより監視現場別のデータベース
に登録される(s5)。
【0097】例えば、イベントファイルへの追加が指示
された場合には、データの内容がイベントログデータベ
ースに保存され、同様にアラームファイルへの追加が指
示された場合には、データの内容がアラームログデータ
ベースに保存される。
【0098】一方、定時報ファイルへの追加が指示され
た場合には、データが対象信号毎に用意されたデータベ
ースに格納され、傾向監視や帳票の作成に利用される。
【0099】図5は、監視管理サーバ13に受信された
電子メールの電文メッセージと、この電文メッセージの
内容により更新される管理部13c内のデータベースの
状態を示す図である。なお、添付ファイルにより監視に
利用されるデータが送受信される場合も同様である。
【0100】電文メッセージ16の内容のうち、「現場
監視システム名称:A上水場」、「メール種別:定時
報」、「対象設備名称:1号ポンプ」とが、管理対象と
なるデータベース17(ファイルでもよい)の特定化に
利用される。
【0101】また、電文メッセージ16の内容のうち、
「発信時刻:1999-9-14 10:48」、「対象信号名:吐出
温度」、「信号種別:アナログ」、「判定時の状態:5
0.00」、「単位:℃」の内容が編集され、管理対象のデ
ータベース17(ファイル)に書き込まれる。
【0102】以上説明したように、本実施の形態に係る
電子メールを利用した監視システムにおいては、監視管
理サーバ13がメールサーバ14に対して一定周期毎に
自動的に現場側からの電子メールの到着を確認するた
め、管理担当者が各電子メールの開封処理を行う必要が
なく、監視作業における労力を軽減できる。
【0103】また、本実施の形態に係る監視システムに
おいては、現場側において電子メールの電文が予め定め
られたフォーマットで生成されるため、容易に電子メー
ルを分解、識別、解析でき、また必要なデータを抽出で
きる。
【0104】また、本実施の形態に係る監視システムに
おいては、現場側から管理側に送信された電子メールか
ら抽出されたデータが、目的別に分類されて整理、デー
タベース化される。この目的の例としては、傾向監視、
イベント監視、アラーム管理等があり、抽出されたデー
タが監視目的に応じて各種の機能において編集、利用し
易い状態で保持されるため、汎用性が向上する。
【0105】また、本実施の形態に係る監視システムに
おいては、現場側から管理側に送信された電子メールの
内容にしたがって、例えば即時に管理担当者に通報すべ
きアラーム報の場合には直ちにアラーム表示を行い、例
えば定期報の場合には同一種別をまとめる。これによ
り、電子メールの未開封による処理の遅延が防止され、
また電子メールの受信数の増加による管理労力の増加を
抑制できる。
【0106】すなわち、本実施の形態に係る監視システ
ムにおいては、電子メールによる自動通知のみではな
く、さらに自動監視が可能となる。
【0107】また、本実施の形態に係る監視システムに
おいては、電子メールを利用して監視側から現場側に制
御処理後の設定等のデータを通知できるため、予め設定
された手順にしたがって遠隔監視を実行させることがで
きる。
【0108】なお、本実施の形態に係る管理システムに
おいては、データを保存するデータベースのファイル形
式を、既存のSCASDAシステム(Supervisory Cont
rolAcquisition System:監視制御データ収集システ
ム)で利用されるファイル形式と同じ構造または同じイ
ンタフェースとすれば、既存のSCADAシステムを本
監視システムの監視GUI(グラフィカルユーザインタ
フェース)として利用可能である。これにより、高度な
GUIを利用しつつ監視を行うことができる。
【0109】(第2の実施の形態)本実施の形態におい
ては、現場側から管理側に送信されるインストール用の
電文を自動的に識別して管理内容の変更(新規に管理対
象となるデータベースの生成等)を行う監視システムに
ついて説明する。
【0110】図6は、本実施の形態に係る監視システム
の構成を示すブロック図であり、図1と同一の部分につ
いては同一の符号を付してその説明を省略し、ここでは
異なる部分についてのみ詳しく説明する。
【0111】現場監視サーバ18は、先の第1の実施の
形態で説明した現場監視システム10と同様の機能に加
え、自己が新規に導入された場合に、自己の管理監視を
開始するために必要なデータをインストール用の電文と
して電子メールに埋め込んで監視管理サーバ19宛に送
信する管理状態変更依頼機能18aが付加されている。
この機能18aは、例えば新規導入時を発信条件とする
旨、及び自己が導入された場合に実行すべき管理状態の
変更内容を発信条件・内容設定部に設定することで実現
できる。
【0112】監視管理サーバ19の特徴的要素として
は、分類部20、管理状態変更部21、管理部22とが
ある。
【0113】分類部20は、先の第1の実施の形態で説
明した分類部13bと同様の処理を行うが、電子メール
の種別がインストール用の電文であるか否かも判定す
る。
【0114】管理状態変更部21は、分類部20によっ
てインストール用の電文であると判定された内容を入力
すると、まずこの入力した電子メールの内容に基づいて
システムビルダファイルを生成し、次にこのシステムビ
ルダファイルを用いて管理部22に対してデータベース
・ファイルの生成を実行する。
【0115】上記のような構成を持つ監視システムの動
作について以下に説明する。この監視システムでは、新
規に現場サーバが導入されると、この現場サーバにおい
て管理監視サーバに必要なデータが電文フォーマットに
埋め込まれてインストール用の電文が生成され、電子メ
ールとして送信される。
【0116】監視管理サーバ19では、自己宛の電子メ
ールが自動的に受信され、この電子メールの内容がイン
ストール用の電文であると分類部20で識別されると、
この電文の内容に基づいて管理状態変更部21でシステ
ムビルダファイルが生成され、このビルダファイルを利
用して管理状態変更部21で管理部22におけるデータ
ベースの更新が実行され、その後第1の実施の形態で説
明した処理と同様の処理が実行される。
【0117】図7は、本実施の形態に係る監視システム
に備えられている監視管理サーバ19の処理を例示する
フローチャートである。
【0118】監視管理サーバ19では、先の第1の実施
の形態で述べた処理と同様にメールの受信が確認され
(t1)、メールが所定のフォーマットか否かが判定さ
れ(t2)、所定のフォーマットでない場合にはメール
が破棄あるいは返信される(t3)。
【0119】一方、所定のフォーマットの場合には、受
信した電子メールの「メール種別」からインストール用
の電文か否かが分類部20により判定され(t4)、イ
ンストール用の電文でない場合には先の第1の処理で述
べた識別処理(s4)・登録処理(s5)等が実行され
る(t5)。
【0120】インストール用の電文の場合には、管理状
態変更部21において電子メールに含まれているその他
の内容から内容ファイルが抽出され、システムビルダ用
のファイルに変換される(t6)。
【0121】そして、この管理状態変更部21により、
生成されたシステムビルダ用のファイルを利用して新規
のデータベースが生成される(t7)。
【0122】例えば、抽出された内容ファイルが識別さ
れ(t71)、定時報に関するものであれば信号毎の定
時報ファイルが生成され(t72)、帳票に関するもの
であればレポート関連ファイルが生成され(t73)、
イベント・アラーム報に関するものであればイベント・
アラームファイルが生成される(t74)。
【0123】以上説明した本実施の形態に係る監視シス
テムにおいては、先の第1の実施の形態の場合と同様の
作用効果に加えて、新規の現場監視システム18導入時
に現場監視サーバ18から自動的にインストール用の電
文が監視管理サーバ19に送信され、データベースが自
動的に生成される。
【0124】したがって、新規の現場監視システム18
導入時であっても監視管理サーバ19における初期的な
システム登録のための操作が必要ない。また、管理側と
現場側との間で運転開始日時等を調整する等の措置が必
要ないため、円滑に運転を開始できる。
【0125】特に、本実施の形態に係る監視システムに
おいては、例えば監視依頼に応じて監視サービスを提供
するサービス事業を実施する場合のように、現場側での
増設作業が頻繁に実施される状況において有効である。
【0126】なお、本実施の形態においては、電子メー
ルの内容がインストール用の電文を含む場合について説
明しているが、これに代えて電子メールに添付されるフ
ァイルにインストール用の電文を含めるとしてもよく、
また電子メールの内容と添付ファイルの内容の双方にイ
ンストール用の電文が含まれるとしてもよい。
【0127】この場合、インストール用の電文は、予め
監視管理サーバ19が解釈し易いような状態で添付ファ
イルに含められ、監視管理サーバ19では添付ファイル
に対して自己解凍等の処理が実行される。
【0128】上記各実施の形態においては電子メールを
利用するため、通常の機器を設置するのと同様の手続き
で現場監視装置を設置することができ、この場合にファ
イア・ウォールなどの設定変更が必要ない。したがっ
て、現場監視装置の導入が容易であり、管理担当者の負
担を軽減できる。
【0129】また、電子メールを利用することにより監
視を実現するための回線使用料が新たに発生することが
なく、インターネットやイントラネット間の接続料金は
契約している範囲で対応できるため、経済性を向上させ
ることができる。
【0130】また、上記各実施の形態においては、電子
メールを利用することにより、電子メールと同等の信頼
性を確保しつつ遠隔監視を行うことができ、電子メール
の同報機能が利用できるため現場側のサイトの冗長化が
容易である。さらに、返信機能を利用することで電子メ
ールの送受信の確認も容易に実現できるため、データ伝
送の信頼性を向上させることができる。
【0131】また、上記各実施の形態においては、監視
管理サーバから現場監視サーバに対するデータ設定用の
電子メールの添付ファイルとしてプログラムを含むファ
イルを送信できる。これにより、監視管理サーバから現
場監視サーバにエージェントを送り込むことができ、監
視管理サーバのソフトウェアを変更することも可能であ
る。同様の手法により、現場監視サーバから監視管理サ
ーバへもエージェントを送り込むことができる。
【0132】なお、上記各実施の形態に係る監視システ
ムは、同様の作用・機能を実現可能であれば各構成要素
の配置を変更させてもよく、また各構成要素を自由に組
み合わせてもよい。
【0133】また、上記実施の形態に係る監視システム
の各機能、各要素は、コンピュータに実行させることの
できるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フロッ
ピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD
−ROM、DVD等)、半導体メモリなどの記録媒体に
書き込んで適用したり、通信媒体により伝送して、計算
機、計算機システム、コントローラに適用することも可
能である。上記各機能を実現するコンピュータは、記録
媒体に記録されたプログラムを読み込み、プログラムに
よって動作が制御されることにより、上述した処理を実
行する。
【0134】
【発明の効果】以上詳記したように本発明を適用するこ
とにより、管理担当者の労力を軽減でき、電子メールを
利用することにより監視の信頼性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る監視システム
の構成を示すブロック図。
【図2】同実施の形態に係る監視システムにおいて現場
監視システムが電子メール送信側、監視管理システムが
電子メール受信側として動作する場合のデータの流れを
示すブロック図。
【図3】同実施の形態に係る監視管理サーバにおいて、
現場監視サーバの設定の更新・変更が必要と判定された
場合のデータの流れを示すブロック図。
【図4】同実施の形態に係る監視システムに備えられて
いる監視管理サーバの処理を例示するフローチャート。
【図5】監視管理サーバに受信された電子メールの電文
メッセージと、この電文メッセージの内容により更新さ
れる管理部内のデータベースの状態を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る監視システム
の構成を示すブロック図。
【図7】同実施の形態に係る監視システムに備えられて
いる監視管理サーバの処理を例示するフローチャート。
【図8】公衆回線あるいは専用回線を利用した従来の遠
隔監視システムの構成例を示すブロック図。
【図9】インターネットを利用した従来の遠隔監視シス
テムの構成例を示すブロック図。
【図10】インターネットからファイア・ウォールを介
することなくサーバにアクセス可能な従来の遠隔監視シ
ステムの構成例を示すブロック図。
【符号の説明】
1、6…遠隔監視システム 2、7、12…現場監視システム 2a、10、18…現場監視サーバ 3、9、15…監視管理システム 3a、9b、13、19…監視管理サーバ 5…監視対象機器 8…インターネット 9a、9b…ファイア・ウォール 11、14…メールサーバ 16…電文メッセージ 17…データベース 10a…発信条件・内容設定部 10b…データ入力部 10c…発信条件判定部 10d、13h…メール内容生成部 10e…メール発信先選択部 10f、13i…メール発信部 10g、13a…メール到着確認部 10h…メール内容判定部 10i…データ設定処理部 13b、20…分類部 13c、22…管理部 13d…アラーム監視機能 13e…データ表示機能 13f…帳票機能 13g…設定機能 18a…管理状態変更依頼機能 21…管理状態変更部
フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB02 GB04 HA10 JA31 JB16 KA04 KB06 KC30 KC32 LA14 LA18 5H223 AA01 AA05 AA20 CC08 DD07 DD09 EE06 5K101 KK13 LL01 LL03 LL04 LL05 MM04 MM05 MM07 SS07 TT06 UU16 9A001 DD10 JJ05 JJ14 JJ25 JJ61 LL09

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視対象側の状況を示す電子メールを受
    信する監視管理装置において、 受信された電子メールの内容が複数の種別のうちのいず
    れに該当するかを識別する分類手段と、 前記分類手段によって識別された種別毎に、受信された
    電子メールの内容を管理する管理手段とを具備したこと
    を特徴とする監視管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の監視管理装置において、 前記管理手段は、前記複数の種別毎のデータベースを含
    み、受信された電子メールの内容を前記分類手段によっ
    て識別された種別に該当するデータベースに蓄積するこ
    とを特徴とする監視管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の監視管理装
    置において、 自己宛の電子メールの到着を自動的に確認して受信する
    メール到着確認手段を付加したことを特徴とする監視管
    理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載した監視管理装置において、 受信された電子メールの内容が管理状態の変更を依頼す
    る種別であると前記分類手段によって識別された場合
    に、この受信された電子メールの内容にしたがって前記
    管理手段の管理状態を変更する管理状態変更手段を付加
    したことを特徴とする監視管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載した監視管理装置において、 受信された電子メールの内容に代えて、受信された電子
    メールの添付ファイルの内容を利用することを特徴とす
    る監視管理装置。
  6. 【請求項6】 監視対象側の状況を示す電子メールを送
    信する現場監視装置において、 新規導入された場合に、自己の導入により必要となる管
    理状態の変更を依頼する内容を電子メールに含める手段
    を具備したことを特徴とする現場監視装置。
  7. 【請求項7】 監視対象側の状況を示す電子メールを送
    信する現場監視装置において、 新規導入された場合に、自己の導入により必要となる管
    理状態の変更に関する内容を含む添付ファイルを電子メ
    ールに添付する手段を具備したことを特徴とする現場監
    視装置。
  8. 【請求項8】 監視対象側の状況を示す電子メールを受
    信する監視管理装置に対して利用されるプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 コンピュータに、 受信された電子メールの内容が複数の種別のうちのいず
    れに該当するかを識別させる分類機能と、 前記分類機能によって識別された種別毎に、受信された
    電子メールの内容を管理させる管理機能とを実現させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 コンピュータに、 受信された電子メールの内容が管理状態の変更を依頼す
    る種別であると前記分類機能によって識別された場合
    に、この受信された電子メールの内容にしたがって前記
    管理機能の管理状態を変更させる管理状態変更機能を実
    現させるためのプログラムを付加したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項8又は請求項9記載のプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
    って、 受信された電子メールの内容に代えて、受信された電子
    メールの添付ファイルの内容を利用することを特徴とす
    るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  11. 【請求項11】 監視対象側の状況を示す電子メールを
    送信する現場監視装置に対して利用されるプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 コンピュータに、 現場監視装置が新規導入された場合に、この導入により
    必要となる管理状態の変更を依頼する内容を電子メール
    に含めさせる機能を実現させるためのプログラムを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 監視対象側の状況を示す電子メールを
    送信する現場監視装置に対して利用されるプログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 コンピュータに、 現場監視装置が新規導入された場合に、この導入により
    必要となる管理状態の変更を依頼する内容を含む添付フ
    ァイルを電子メールに添付させる機能を実現させるため
    のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
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