JPH11242778A - 車両貸出装置、車両貸出料金算出装置および車両履歴検知装置 - Google Patents

車両貸出装置、車両貸出料金算出装置および車両履歴検知装置

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JPH11242778A
JPH11242778A JP4530698A JP4530698A JPH11242778A JP H11242778 A JPH11242778 A JP H11242778A JP 4530698 A JP4530698 A JP 4530698A JP 4530698 A JP4530698 A JP 4530698A JP H11242778 A JPH11242778 A JP H11242778A
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JP
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vehicle
lending
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rental
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JP4530698A
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Yasuhiro Sato
安弘 佐藤
Masao Mizuno
雅男 水野
Akitomo Tanaka
章友 田中
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Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の衝撃による損傷や燃料残量などの車両
の状態を把握できるようにしてレンタカーの貸出および
/または返却業務の無人化を容易にする。 【解決手段】 所定の貸出手続きがなされたときには、
無線によって貸出用車両5を解錠するとともに、貸出前
の車両5の状態、例えば、燃料残量や衝突履歴を取得し
て状態情報記憶手段14に格納し、返却時には、同じく
無線によって返却時の燃料残量や衝突履歴を、状態情報
記憶手段14に格納し、貸し出し前後の燃料残量や衝突
履歴の比較によって、返却時に燃料が補充されている
か、貸し出し中に加速度センサで検知された衝突があっ
たか否かを判定し、燃料が補充されていなかったり、衝
突があったときには、基本のレンタル料金に、追加料金
の加算して決済を行うなどの適宜の措置をとるようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、レンタカ
ーの貸出および/または返却業務を無人化したレンタカ
ーの貸出返却システムなどに好適な車両貸出装置、車両
貸出料金算出装置および車両履歴検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のレンタカーの貸出返却システムに
おいては、貸出あるいは返却手続きのために、係員が介
在し、免許証などによる利用者の確認、車両の傷のチェ
ック、契約帳票の作成、燃料が補充されているかといっ
た返却の確認などを行っていた。
【0003】このような従来のシステムでは、必ず係員
が必要なために人件費がかかり、また、このため店舗数
を増やすにも限りがあり、利用者にとっても利用するた
めに店舗まで行くのに不便な場合が多かった。
【0004】このため、レンタカーの貸出のための引き
渡し業務を無人で行うレンタカー貸出返却システムとし
て、例えば、特開平8−16900号公報のように、利
用者の予約したレンタカーに対応するキーを、利用者の
指定した貸出場所で渡せるようにして前記レンタカーの
持ち出しを可能としたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな無人によるレンタカーの貸出返却システムにおいて
は、貸し出し前と貸し出し後(返却時)の車両の状態を
把握することができず、例えば、貸出中における接触事
故などによって車両に損傷があったような場合や返却時
に燃料を補充していないような場合には、それを知るこ
とができず、追加料金の請求などの適切な措置をとるこ
とができず、したがって、かかる場合に対応するために
は、車両の傷をチェックしたり、燃料が補充されたこと
をチェックするために係員を配置する必要があるといっ
た難点がある。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みて為されたもの
であって、貸し出しの前後の車両の状態の変化を検知で
きるようにしてレンタカーの貸出および/または返却業
務の無人化を容易にすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述の目的
を達成するために、次のように構成している。
【0008】すなわち、請求項1の本発明の車両貸出装
置は、車両貸出のための車両貸出データが入力される入
力手段と、前記入力手段から車両貸出データが入力され
たことに応じて、車両から車両状態情報を取得する車両
状態情報取得手段とを備えている。
【0009】また、請求項2の本発明の車両貸出料金算
出装置は、車両から車両状態情報を取得する車両状態情
報取得手段と、取得した車両状態情報を利用して車両貸
出料金を算出する料金算出手段とを備えている。
【0010】請求項3の本発明の車両貸出料金算出装置
は、請求項2の構成において、前記車両状態情報取得手
段は、車両の貸し出し前と貸し出し後の車両状態情報を
取得し、前記料金算出手段は、取得した車両状態情報を
利用して車両貸出料金を算出するものである。
【0011】また、請求項4の本発明の車両履歴検知装
置は、貸し出し前の車両状態情報と貸し出し後の車両状
態情報とを車両から取得する車両状態情報取得手段と、
取得した両車両状態情報を比較して貸出中の車両の履歴
を検知する履歴検知手段とを備えている。
【0012】請求項1の本発明の車両貸出装置によれ
ば、車両貸出データが入力される車両貸出時には、車両
から車両の状態を示す車両状態情報、例えば、燃料の残
量、バッテリ残量、衝突の履歴、走行経路の履歴、走行
距離といった情報を取得するので、貸出前の車両の状態
を把握できることになる。
【0013】請求項2の本発明の車両貸出料金算出装置
によれば、車両から車両状態情報を取得し、その取得し
た車両状態情報を利用して車両貸出料金を算出するの
で、例えば、燃料の残量、バッテリ残量、衝突の履歴、
走行経路の履歴、走行距離といった車両の状態情報を利
用して車両貸出料金を算出することができる。
【0014】請求項3の本発明の車両貸出料金算出装置
によれば、車両の貸し出し前と貸し出し後の車両状態情
報を取得し、取得した車両状態情報を利用して車両貸出
料金を算出するので、貸し出しの前後における車両の状
態情報の変化、例えば、燃料の残量、バッテリ残量、衝
突の履歴、走行経路の履歴、走行距離の変化を利用して
車両貸出料金を算出できることになる。
【0015】請求項4の本発明の車両履歴検知装置によ
れば、貸し出し前の車両状態情報と貸し出し後の車両状
態情報を取得し、取得した両車両状態情報を比較して貸
出中の車両の履歴を検知するので、例えば、貸出中にお
ける衝突の履歴を検知できることになり、この履歴を利
用して追加料金を請求したり、管理センタに通報して適
宜の措置をとることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面によって、本発明の実
施の形態について、詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明に係る車両貸出料金算出装
置を備えるレンタカー貸出返却システムの構成を示す図
であり、図2は、前記システムにおける無人店舗の構成
を示す図である。
【0018】この実施の形態のレンタカー貸出返却シス
テムは、管理端末1が配置された管理センタ2と、この
管理センタ2に電話回線3で接続された複数の無人店舗
4とから構成されており、各無人店舗4には、複数の貸
出用車両5と、管理用の機器とが備えられている。
【0019】無人店舗4には、管理用の機器として、利
用者を会員登録するための会員登録手段6と、車両の貸
出手続きの際に挿入される会員カードを読み取る会員カ
ードリーダ7と、パスワードとしての暗証番号や利用者
が借りたい車種や返却予定時刻などを入力するための入
力手段8と、操作案内などを表示するモニタ9と、車両
の貸出手続きの際に入力される暗証番号を照合する暗証
番号照合手段10と、貸出用車両5との間でアンテナ1
1を介して無線通信を行う無線機12と、駐車エリアな
どを監視する監視カメラ13と、貸出用車両の状態を示
す状態情報を記憶する状態情報記憶手段14と、貸出前
後の車両の状態情報を比較する状態情報比較手段15
と、車両の状態情報の比較結果を利用して料金決済を行
う料金決済手段16と、管理端末1に電話回線3を介し
て接続された店舗端末17とを備えている。
【0020】会員登録手段6は、正規の入会手続きが行
われたときに会員カードを発行する会員カード発行手段
18と、運転免許証読取手段19とからなり、運転免許
証の情報、例えば免許証の映像などを管理センタ2の管
理端末1に伝送し、オペレータ20によって審査を行
う。必要があれば、監視カメラ13によって利用者の顔
と免許証の写真とを比較することもできる。審査の結
果、利用者として適性であると判断された場合は、会員
カード発行手段18によって会員カードが発行される
が、入会に際しては、パスワードとして暗証番号を入力
し、入力された暗証番号が、所要の事項と共に管理セン
タ2に登録される。
【0021】この実施の形態では、正規の貸出手続きが
行われて車両を貸し出す際には、該当する貸出用車両5
との間で無線通信を行って後述するように、貸出用車両
5の状態、この実施の形態では、貸出用車両5の燃料残
量および衝突履歴を示す状態情報を取得して状態情報記
憶手段14に記憶し、また、貸出用車両5が返却された
際には、返却された貸出用車両5との間で無線通信を行
って貸出用車両5の燃料残量および衝突履歴を示す状態
情報を取得して状態情報記憶手段14に記憶するもので
ある。すなわち、無線機12、店舗端末17および状態
情報記憶手段14によって車両5の状態情報を取得する
状態情報取得手段が構成される。
【0022】また、状態情報比較手段15では、貸し出
し前後の貸出用車両5の状態情報を比較し、燃料消費量
および衝突履歴を求め、決済手段では、貸出時間に基づ
く基本のレンタル料金に対して、燃料が補充されていな
い場合には、その分の追加料金を加算し、貸出中に軽度
の衝突履歴が生じている場合には、その分の免責料金を
加算したレンタル料金を、現金、プリペイドカードなど
を用いて決済する。すなわち、状態情報比較手段15お
よび料金決済手段16によって車両の状態情報を利用し
て車両貸出料金を算出する料金算出手段が構成される。
【0023】一方、各貸出用車両5は、貸出用車両5の
状態を監視する車両状態監視手段21と、アンテナ22
を介して店舗側の無線機13との間で無線通信を行う無
線機23と、会員カードを読み取る会員カードリーダ2
4と、施錠解錠を制御する錠制御手段25と、正規の会
員カードが会員カードリーダ24で認識されたときだ
け、エンジンの始動を可能とするエンジン始動ロック手
段26とを備えている。
【0024】車両状態監視手段21は、貸出用車両5の
状態、この実施の形態では、貸出用車両5の燃料残量お
よび衝突履歴を監視するものであり、燃料残量は、フロ
ートスイッチやレベルセンサなどの適宜のセンサによっ
て検出され、衝突履歴は、貸出用車両5の前後左右など
の適宜の箇所に設置された1個または複数個の図示しな
い加速度センサによって衝撃を検出するとともに、その
衝撃の強さ、衝撃の方向、衝撃を検出した加速度センサ
の設置箇所、衝撃の発生時刻、GPS(GlobalPosition
ing System)を利用して求められる衝撃が発生した地理
的位置などを検出して記憶するものである。
【0025】以上の構成を有するレンタカー貸出返却シ
ステムにおける貸出時および返却時の動作を説明する。
【0026】先ず、利用者は、会員登録手段6により会
員登録を行う。すなわち、運転免許証を運転免許証挿入
口に挿入し、モニタ9の案内に従って暗証番号などの所
要の事項を入力する。これによって、入力データおよび
運転免許証の情報、例えば免許証の映像などが管理セン
タ2の管理端末1に伝送され、オペレータ20によって
審査が行われる。必要があれば、監視カメラ13によっ
て利用者の顔と免許証の写真とを比較することもでき
る。
【0027】審査の結果、利用者として適性であると判
断された場合は、会員カード発行手段18によって会員
カードを発行する。なお、既に会員登録を行って会員カ
ードを入手している利用者は、以上の会員登録の手続き
は不要である。
【0028】利用者は、会員カードおよび運転免許証を
所定の挿入口に挿入にし、パスワードとして暗証番号を
入力することで、管理センサ2は、正規の利用者である
か否かを判定し、正規の利用者であると認識すると、利
用者が借りたい車種や返却予定時刻などを入力するよう
にモニタ9の表示によって促し、その案内に従って利用
者が所要事項を入力する。また、モニタ9では、返却時
刻や返却時には燃料を補充して返却すべきであるといっ
た返却手続きおよび貸し出し車両が駐車されている駐車
エリアの案内などが行われて貸出手続きが終了する。
【0029】これによって、店舗側の無線機13は、該
当する貸出用車両5に無線通信を行って貸出用車両5の
解錠指示をアンテナ13を介して送信し、該当する貸出
用車両5の無線機23は、アンテナ22を介してこれを
受信し、錠制御手段25にて車両5の解錠を行う。な
お、本発明の他の実施の形態として、自動的に解錠する
のではなく、店舗側端末より該当する貸出用車両5のキ
ーを発給するようにしてもよい。
【0030】また、無線通信によって、車両状態監視手
段21で監視されている車両の状態、すなわち、貸出用
車両5の燃料残量および衝突履歴についての貸し出し前
における状態情報を取得し、店舗側の状態情報記憶手段
14に記憶する。
【0031】利用者は、指示された駐車エリアに行って
解錠された貸出用車両5に乗車し、図3に示される運転
席の所定の挿入口32に会員カードを挿入し、これによ
って、エンジン始動ロック手段のロックが解除されてエ
ンジン始動が可能な状態となり、以後、従来と同様に、
貸出用車両5を利用することができる。
【0032】このように、貸出用車両5の内部の挿入口
32に会員カードが差し込まれているときだけ、エンジ
ンの始動が可能であるので、利用者が、貸出用車両5を
駐車して車両5から離れるときには、キーおよび会員カ
ードを抜いて携帯しておけば、車両5の盗難を有効に防
止することができる。
【0033】車両利用中に、例えば、接触事故などによ
って貸出用車両5の損傷が生じたような場合には、車両
状態監視手段21の加速度センサによってそれが検知さ
れ、衝撃の強さ、衝撃の方向、衝撃を検出した加速度セ
ンサの設置箇所、衝撃の発生時刻、衝撃が発生した地理
的位置などが記憶される。
【0034】また、この実施の形態では、図3に示され
る運転席のGPSを用いたナビゲーション装置のモニタ
30には、適宜の時間間隔で、返却までの残り時間を表
示し、利用者が返却時間を忘れることがないようにして
いる。
【0035】車両返却時には、無人店舗7の空いている
駐車スペースに貸出用車両5を入庫すると、店舗側の無
線機13は、ポーリングを行っているので、入庫された
貸出用車両5の無線機23がそれに応答することによっ
て入庫が検知される。
【0036】利用者は、返却手続きのために、会員カー
ドを挿入にし、モニタ9の案内に従って決済を含む返却
手続きを行う。
【0037】店舗側では、返却された貸出用車両5との
無線通信によって、車両状態監視手段21で監視されて
いる車両の状態、すなわち、貸出用車両5の燃料残量お
よび衝突履歴についての貸し出し後における状態情報を
取得し、状態情報記憶手段14に記憶し、状態情報比較
手段15では、貸し出し前後の車両の状態情報を比較
し、燃料消費量および衝突履歴を求め、料金決済手段1
6では、貸出時間に基づく基本のレンタル料金に対し
て、燃料が補充されていない場合には、その分の追加料
金を加算し、貸出中に軽度の衝突履歴が生じている場合
には、その分の免責料金を加算したレンタル料金を、現
金、プリペイドカードあるいはクレジットカードなどを
用いて決済する。なお、決済は、貸出時に行ってもよ
い。
【0038】衝突履歴における衝撃が大きいような場合
には、例えば、管理センタ2のオペレータ20との間で
対話を行って所要の措置をとることになる。
【0039】なお、衝突履歴に変化があったときには、
監視用カメラ13で返却された車両5の映像を撮像して
記憶しておくと、車両損傷に関するトラブルの発生時の
資料として使用できるので好ましい。
【0040】上述の実施の形態では、車両の状態を示す
状態情報として、燃料残量および衝突履歴を用いたけれ
ども、車両の状態情報は、これらに限るものではなく、
例えば、バッテリ残量、走行経路の履歴、施錠解錠など
の車両の状態を示す他の情報を用いてもよく、また、決
済においても、走行経路の履歴に基づく走行距離を利用
してレンタル料金を算出してもよい。
【0041】また、車両の状態情報は、全てを監視する
必要はなく、少なくとも一つの状態情報を監視し、それ
を利用してレンタル料金を算出するようにしてもよい。
【0042】上述の実施の形態では、貸し出し前に貸出
用車両5の状態情報を取得するようにしたけれども、返
却時に取得した車両の状態情報を、次回の貸し出し前の
状態情報としてもよい。
【0043】車両利用中以外のいたずら等による損壊を
防ぐため、正規の利用者以外は、車両に近づけないよう
にすることが好ましく、図2に示されるように、利用者
が来店して手続きを終えるまでは、柵31や扉などに施
錠し、正規の利用者以外の進入を防ぐようにしてもよ
い。
【0044】上述の実施の形態では、衝突履歴は、加速
度センサによって検知したけれども、本発明の他の実施
の形態として、加速度センサに代えて、あるいは、加速
度センサに加えて、貸し出し前後の車両を撮像した映像
の比較によって衝突の履歴を検知してもよい。
【0045】上述の実施の形態では、貸し出し前後の状
態情報を比較して貸出中の履歴を検知して料金の決済を
行うようにしたけれども、本発明の他の実施の形態とし
て、貸出中の履歴、例えば、貸出中に衝突があったとき
には、それを利用者や管理センタのオペレータに報知す
るようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の車両貸出装置によ
れば、車両貸出データが入力される車両貸出時には、車
両から車両の状態を示す車両状態情報、例えば、燃料の
残量、バッテリ残量、衝突の履歴、走行経路の履歴、走
行距離といった情報を取得するので、貸出前の車両の状
態を把握できることになる。
【0047】また、本発明の車両貸出料金算出装置によ
れば、車両から車両状態情報を取得し、その取得した車
両状態情報を利用して車両貸出料金を算出するので、例
えば、燃料の残量、バッテリ残量、衝突の履歴、走行経
路の履歴、走行距離といった車両の状態情報を利用して
車両貸出料金を算出することができ、特に、貸し出しの
前後における車両の状態情報の変化、例えば、燃料の残
量、バッテリ残量、衝突の履歴、走行経路の履歴、走行
距離の変化を利用して車両貸出料金を算出できることに
なる。
【0048】さらに、本発明の車両履歴検知装置によれ
ば、貸し出し前の車両状態情報と貸し出し後の車両状態
情報を取得し、取得した両車両状態情報を比較して貸出
中の車両の履歴を検知するので、例えば、貸出中におけ
る衝突の履歴を検知できることになり、この履歴を利用
して追加料金を請求したり、管理センタに通報して適宜
の措置をとることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両貸出料金算出装置を備えるレ
ンタカー貸出返却システムの構成を示す図である。
【図2】図2は、図1のシステムにおける無人店舗の構
成を示す図である。
【図3】図2の運転席付近を示す図である。
【符号の説明】
4 無人店舗 5 貸出用車両 12,23 無線機 14 状態情報記憶手段 15 状態情報比較手段 16 料金決済手段 21 車両状態監視手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両貸出のための車両貸出データが入力
    される入力手段と、前記入力手段から車両貸出データが
    入力されたことに応じて、車両から車両状態情報を取得
    する車両状態情報取得手段とを備えた車両貸出装置。
  2. 【請求項2】 車両から車両状態情報を取得する車両状
    態情報取得手段と、取得した車両状態情報を利用して車
    両貸出料金を算出する料金算出手段とを備えた車両貸出
    料金算出装置。
  3. 【請求項3】 前記車両状態情報取得手段は、車両の貸
    し出し前と貸し出し後の車両状態情報を取得し、前記料
    金算出手段は、取得した車両状態情報を利用して車両貸
    出料金を算出する請求項2記載の車両貸出料金算出装
    置。
  4. 【請求項4】 貸し出し前の車両状態情報と貸し出し後
    の車両状態情報とを車両から取得する車両状態情報取得
    手段と、取得した両車両状態情報を比較して貸出中の車
    両の履歴を検知する履歴検知手段とを備える車両履歴検
    知装置。
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