JP7300714B2 - 車輌の泥落し装置の稼働状況通信システム - Google Patents

車輌の泥落し装置の稼働状況通信システム Download PDF

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Description

本発明は、車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムに関し、詳しくは、車輌の泥落し装置の稼働状況を設置現場に赴くことなく確認し得る稼働量計測値の通信システムに関するものである。
車輌の泥落し装置とは、例えば土木現場において工事用車輌が現場から退出する際、車輌の車輪やその付近に付着した泥やその他現場で付着した異物等を土木現場の場外に持ち出すことを防止するため、退出前にその泥等を清掃する装置である。
このような車輌に付着した泥等を落とす方法として、車輌を通路に設けた水だまりの中を通過させて泥等を落とす方法もあるが、本発明は通路に設けた泥落し装置のロール上で車輌の車輪を空回転させて泥等を振るい落とす構成に関するものである。
また、このような装置の場合、水を使わない乾式の構成と、車輪の回転と同時に水を噴射して泥等を落とす湿式の構成との二通りの構成が採用されている。
ところで、車輌の泥落し装置は、工事現場の出入り口に設置され、車輌が現場から退出する際必ずその設置領域を通過させ、泥等を落としてから退出させる。
このような泥落し装置が長期使用している間に突然故障することがあり、故障すると車輌の出入りに支障を来し、工事の進捗に多大な影響を及ぼすことになる。
車輌の泥落し装置の破損を未然に防止するために、日常点検は行うものの細部まで実施することは困難である。
定期的な整備とは別に各所で稼働中の泥落し装置については使用頻度を都度把握し、適切なメンテナンスを施すことが重要である。
更に詳細について言及すると、以下の通りである。
車輌の泥落し装置は、稼働前に日々点検するが、前述のように泥落し装置の内部まで詳細にわたって点検することは困難である.特に可動部分等などの損傷度合いは目視では確認する事は困難である。
このような泥落し装置の主要な部分である回転主軸やその他可動部については疲労破壊等、稼働量と密接な関係にあるため、総稼働量を日々把握することが重要で、この総稼働量が点検時期を示唆するものである。
すなわち、事前に破損が考えられる部品を取り替える等、メンテナンスを行う事が現場において突然故障する事を防ぐためには重要なことである。
泥落し装置の稼働量を把握する方法として、常に泥落し装置の回転要素の回転数を計測し、その回転数を泥落し装置全体の稼働量とし、想定した駆動量に達した時点で部品交換など総合的なメンテナンスを実施する方策は既に解決済みである。
しかし、泥落し装置の回転要素の回転数を確認するためには都度設置場所に出向き計器を確認しなければならない。
泥落し装置は各所に点在しておりその使用頻度は設置場所によって大きく違うため、適切に各所全ての稼働状況を日々把握する事は事実上できない。
このような状況下において各場所に設置されている全ての泥落し装置の稼働状況を日々確認する事がメンテナンス上重要で、都度現場に出向かなくても全ての稼働状況が把握できるようなシステムが望まれているところである。
また、設置現場によっては直接出向いても設置現場に立ち入ることができない場合も少なくない。そのため稼働中の泥落し装置については稼働最を把握する事ができないのが現状である。
特許文献1には、鉱山内で稼働する作業機械の稼働状態を管理する鉱山管理サーバ及び前記鉱山内に備えられた端末装置を無線通信接続するための無線通信システムであって、前記鉱山管理サーバ及び前記端末装置の其々は、広帯域通信回線及びそれよりも帯域が狭い狭帯域通信回線を用いた多重化無線通信接続の制御を行う通信制御部を備え、各通信制御部は、前記鉱山管理サーバ及び前記端末装置の間で無線送受信されるデータの種類が、前記作業機械を次の動作に移行させるための第1種データ、又は前記作業機械の稼働状態を管理するために用いられるが前記作業機械を次の動作に移行させない第2種データのどちらに該当するかを規定したデータ種類情報を参照し、前記鉱山管理サーバ又は前記端末装置に対して送信しようとする送信対象データの種類が、前記第1種データ又は前記第2種データのいずれに該当するかを判定するデータ種類判定部と、前記送信対象データが前記第1種データに該当する場合には、前記広帯域通信回線に接続するための1系無線通信装置及び前記狭帯域通信回線に接続するための2系無線通信装置の双方に前記送信対象データを出力し、前記送信対象データが前記第2種データに該当する場合には、前記1系無線通信装置には前記送信対象データを毎回出力し、前記2系無線通信装置には前記1系無線通信装置に出力する頻度よりも少ない頻度で前記送信対象データを出力する送信制御部と、を含む構成の無線通信システムが開示されている。
しかしながら、車輌の泥落し装置の分野において、車輌の泥落し装置の稼働状況を設置現場に赴くことなく日々確認し得るような技術は見当たらないのが現況である。
特開2016-201692号公報
本発明は、上記従来の実情に鑑み開発されたもので、一台又は複数台を問わず、車輌の泥落し装置の稼働状況を設置現場に赴くことなく端末装置にて容易に確認し得る車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムを提供するものである。
本発明は、車輌の泥落し装置の稼働状況を測定して端末装置に通信する車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムであって、車輌の泥落し時に稼働する車輌の泥落し装置の回転体の車輌毎の回転数を計測する回転数計測部と、回転数計測部からの回転数の情報と、通信衛星からの情報に基づく装置設置位置情報と、前記回転数の情報に基づく日々の回転体の総回転数の情報と、日々の日間回転時間の情報と、日々の泥落し装置に乗った車輌の総台数の情報と、日々の日間稼働率の情報とを含む当該泥落し装置の稼働状況情報を文字・数字情報、及び必要なグラフ情報として生成する稼働状況情報生成部と、前記稼働状況情報を外部に送信する送信処理部と、を具備する装置側計測・通信手段と、前記送信処理部からの前記稼働状況情報を通信する通信網と、前記通信網に接続され、前記稼働状況情報を受信して文字・数字情報、又はグラフ情報で画面表示する管理者側の端末装置と、を含むことを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、車輌の泥落し装置の稼働状況を設置現場に赴くことなく端末装置にて容易に確認し得る車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムを実現し提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、離れた箇所に存在する複数台の泥落し装置の稼働状況を実際の個々の設置現場に赴くことなくスマートフォン等の端末装置にて容易に確認することができ、各泥落し装置の管理効率、メンテナンス効率向上に寄与することが可能な稼働状況通信システムを実現し提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果を奏し、かつ、電力源としてソーラーパネルを採用していることから、小型で、また、無日照時間帯が長くても動作に影響しない省電力で動作する稼働状況通信システムを構築、実現し提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の発明の効果を奏し、かつ、回転数の情報の無い場合、有る場合に即応して前記装置側計測・通信手段2の動作の一時停止又は停止解除を行う一時停止・停止解除部を設けているので、非動作時における節電を図ることができる稼働状況通信システムを構築、実現し提供することができる。
図1は本発明の実施例1に係る車輌の泥落し装置端末装置単独配置の場合の稼働状況通信システムの全体構成を示す概略ブロック図である。 図2は本実施例1に係る車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムにおける泥落し装置の回転体の回転数検出構成を示す部分構成図である。 図3は本実施例1に係る車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムの全体構成の詳細ブロック図である。 図4は本実施例1に係る車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムにおける稼働状況情報生成部により生成する文字・数字情報からなる稼働状況情報の一例を示す図である。 図5は本実施例1に係る車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムにおける稼働状況情報生成部により生成するグラフ情報からなる稼働状況情報の一例を示す図である。 図6は本発明の実施例2に係る車輌の泥落し装置端末装置複数台配置の場合の稼働状況通信システムの全体構成を示す概略ブロック図である。
本発明は、複数台の車輌の泥落し装置の稼働状況を設置現場に赴くことなく端末装置にて容易に確認し得る車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムを実現し提供するという目的を、離れた複数箇所に存在する各車輌の泥落し装置の稼働状況を測定して端末装置に通信する車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムであって、離れた複数箇所に存在する各車輌の泥落し装置側に、前記各車輌の泥落し装置における車輌の泥落し時に稼働する車輌の泥落し装置の回転体の車輌毎の回転数を計測する回転数計測部と、回転数計測部からの回転数の情報と、通信衛星からの情報に基づく装置設置位置情報と、前記回転数の情報に基づく日々の回転体の総回転数の情報と、日々の日間回転時間の情報と、日々の泥落し装置に乗った車輌の総台数の情報と、日々の日間稼働率の情報とを含む当該泥落し装置の稼働状況情報を文字・数字情報、及び必要なグラフ情報として生成する稼働状況情報生成部と、前記稼働状況情報を外部に送信する送信処理部と、を具備する装置側計測・通信手段と、を各々備えるとともに、前記各送信処理部からの前記稼働状況情報を通信する通信網と、前記通信網に接続され、前記各稼働状況情報を受信してこれらを個別に文字・数字情報、又はグラフ情報で画面表示する管理者側のパーソナルコンピュータ、スマートフォン等からなる端末装置とを含む構成により実現した。
以下、図面を参照して、本発明の実施例に係る車輌の泥落し装置端末装置の稼働状況通信システムについて詳細に説明する。
(実施例1)
図1乃至図5を参照して本発明の実施例1に係る車輌Cの泥落し装置51の稼働状況通信システム1について説明する。
図1は本実施例1に係る車輌Cの泥落し装置51の稼働状況通信システム1の全体構成を示すものである。
本実施例1に係る車輌Cの泥落し装置51の稼働状況通信システム1は、ダンプカー等の車輌Cの泥落し装置51によるタイヤ等の泥落し時に稼働する車輌Cの泥落し装置51の後輪駆動ローラー62等の回転体の回転数を車輌C毎に計測する回転数計測部3と、回転数計測部からの回転数の情報と、通信衛星44からの情報に基づく装置設置位置情報と、前記回転数の情報に基づく日々の回転体の総回転数の情報と、日々の日間回転時間の情報と、日々の泥落し装置に乗った車輌の総台数の情報と、日々の日間稼働率の情報とを含む当該泥落し装置51の稼働状況情報を文字・数字情報、及び必要なグラフ情報として生成する稼働状況情報生成部4と、前記稼働状況情報を外部に送信する送信処理部5と、を具備する装置側計測・通信手段2と、前記送信処理部5からの前記稼働状況情報を通信するインターネット等の通信網31と、前記通信網31に接続されて、前記稼働状況情報を受信して文字・数字情報、又はグラフ情報で画面表示する管理者側の端末装置であるパーソナルコンピュータ41、スマートフォン42、タブレット型コンピュータ43とを含む構成としている。
前記車輌の泥落し装置51は、ダンプカー等の車輌Cの前輪W1、後輪W2を乗せる前輪架台52、後輪架台53と、前輪架台52、後輪架台53を連ねる中央スロープ54と、車輌Cの乗り入れ用の前記後輪架台53に連なる入口側スロープ55及び前記前輪架台52に連なる乗り出用の出口側スロープ56と、を備え、工事現場等の地面G上に配置した架台本体57と、前記前輪架台52、後輪架台53に各々設けた前輪駆動ローラー61、後輪駆動ローラー62と、水等の洗浄媒体を貯留するタンクとポンプ63を備え、洗浄媒体を供給する洗浄媒体供給手段64と、前記後輪架台53上に位置する車輌Cのエンジン動作による後輪駆動ローラー62の回転力に連動して前記前輪駆動ローラー61を回転させるとともに、前記洗浄媒体供給手段64のポンプ63を運転状態にする回転連動駆動部67と、前記前輪架台52、後輪架台53に各々設けられ、洗浄媒体供給手段64に連通させたノズルを有する図示しない洗浄媒体供給管路と、前記架台本体57に対して車輌Cの進行方向に沿って配置され、洗浄媒体供給手段64に連通させたノズルを有する図示しない車体用洗浄媒体噴射部と、を有している。
そして、前記前輪架台52、後輪架台53上の車輌Cの前輪W1、後輪W2の各タイヤ、前記車輌Cの車体に対する洗浄媒体の噴射により、当該車輌Cの各タイヤ及び車体の土砂除去を行い地面G側に落下させるように構成している。
なお、図1中の符号71は架台本体57に沿って配置したガイドレール部である。
前記回転数計測部3、稼働状況情報生成部4を含む装置側計測・通信手段2について図2、図3を参照して説明する。
図2は本実施例1に係る車輌Cの泥落し装置51の稼働状況通信システム1における前記泥落し装置51の後輪架台53側の構成を示すものであり、前記後輪架台53においては、前記後輪駆動ローラー群側の一方の軸受ユニット72に対して、入口側スロープ55側から見て1本目、2本目の各長軸73の一端を各々貫通させて側方に突出させ、1本目の長軸73の突出端部に原動プーリー82を、その内側にスプロケット83を取り付けている。
また、2本目の長軸73の突出端部には、内外2個のスプロケット83を取り付けている。
そして、1本目の長軸73側のスプロケット83と2本目の長軸73の内側のスプロケット83間にチェーン85を掛け渡し、1本目の長軸73から2本目の長軸73へと回転力を伝達するように構成している。
前記洗浄媒体供給手段64は、前記原動プーリー82とポンププーリー65とにベルト66を張り渡し、車輌Cの後輪のタイヤの回転に伴う1本目の長軸73の回転を、前記ベルト66を介して前記ポンプ63に伝達し、ポンプ63を運転状態とするように構成している。なお、図2中、68はポンプ63に接続した配管材である。
前記2本目の長軸73の外周部には、前記回転数計測部3を構成する磁石6を取り付けて、この磁石6の近傍には非接触配置に前記長軸73の回転数信号検出用のホール素子7を配置している
次に、図3を参照して、本実施例1に係る車輌Cの泥落し装置51の稼働状況通信システム1の全体構成の詳細について説明する。
前記稼働状況通信システム1は、前記回転数計測部3と、この回転数計測部3と例えば有線接続した稼働状況情報生成部4と、送信処理部5と、を含む装置側計測・通信手段2と、前記通信網31と、前記管理者側の端末装置であるパーソナルコンピュータ41、スマートフォン42、タブレット型コンピュータ43とを含んで構成している。
前記回転数計測部3は、前記磁石6と、前記ホール素子7と、前記ホール素子7の出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器8と、A/D変換器8の出力信号を基に回転数の情報を算出する回転数算出部9と、この回転数算出部9により算出した回転数の情報を稼働状況情報生成部4に伝送する第1インターフェース10とを具備している。
前記装置側計測・通信手段2の稼働状況情報生成部4は、システム動作プログラムを格納したプログラムメモリ11と、回転数計測部3から第1インターフェース10を経て伝送されてくる回転数の情報を取り込み制御部13に送る第2インターフェース12と、システム動作プログラムに基づき各要素を制御する制御部13と、前記制御部13の制御の基に前記通信衛星44からの情報によって装置設置位置情報を特定する位置情報特定部14と、カレンダー機能を有するカレンダー部15と、計時機能を有する計時部16と、前記制御部13の制御の基に、前記回転数の情報を参照するとともにカレンダー機能、計時機能を利用して、前記長軸73の回転数の情報に応じた日々の総回転数の情報と、日々の日間回転時間の情報と、日々の泥落し装置51に乗った車輌Cの総台数の情報と、日々の日間稼働率の情報とを含む当該泥落し装置51の稼働状況情報を文字・数字情報として作成する文字・数字情報作成部17と、前記文字・数字情報に応じたグラフ情報を作成するグラフ情報作成部18と、前記文字・数字情報やグラフ情報を記憶する例えば不揮発性半導体メモリを用いた記憶部19と、前記制御部13の制御の基に、前記回転数の情報の無い場合、有る場合に即応して前記装置側計測・通信手段2の動作の一時停止又は停止解除を行う一時停止・停止解除部20と、前記送信処理部5と、前記文字・数字情報やグラフ情報をからなる稼働状況情報を画面表示する表示部23と、を具備している。
前記送信処理部5としては、例えばIoTゲートウェイを採用した構成とすることも可能である。
そして、前記文字・数字情報やグラフ情報をからなる稼働状況情報を送信処理部5、前記通信網31を経て管理者側の端末装置であるパーソナルコンピュータ41、スマートフォン42、タブレット型コンピュータ43に送信し得るように構成している。
前記回転数計測部3、稼働状況情報生成部4の夫々の駆動電源は、第1ソーラーパネル21、第2ソーラーパネル22を採用している。
すなわち、前記回転数計測部3、稼働状況情報生成部4の夫々の電源電力は、第1ソーラーパネル21、第2ソーラーパネル22の発電電力でまかなって、できるだけ小型で、また、無日照時間帯が長くても稼働状況通信システム1の動作に影響しないようできるだけ省電力で動作する回路の構築を行い、コンデンサー素子として取り替え不要でほとんど劣化しない電気二重層コンデンサーを採用している。
なお、上述した駆動電源としては、第1ソーラーパネル21、第2ソーラーパネル22の他、乾電池、蓄電池、商用電源を採用することも勿論可能である。
図4は、本実施例1に係る車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムにおける稼働状況情報生成部4により生成する文字・数字情報からなる稼働状況情報の一例を示すものである。
図4には、車輌C毎の前記長軸73の回転数(rpm)、装置設置位置情報(・・市・・・・町・・)、総回転数(rpm)、日間回転時間(2時間30分)、総台数(台)、日間稼働率(%)の例を示すが、これらはあくまで一例であり図示例に特に限定するものではない。
図5は、本実施例1に係る車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムにおける稼働状況情報生成部4により生成するグラフ情報からなる稼働状況情報(稼働率)の一例を示すものである。
図5には、日別の稼働率の推移を示すが、あくまで一例であり特に限定するものではない。
以上説明した本実施例1に係る車輌Cの泥落し装置51の稼働状況通信システム1によれば、車輌Cの泥落し装置51の稼働状況を実際の設置現場に赴くことなくスマートフォン42等の端末装置にて容易に確認し得る車輌Cの泥落し装置51の稼働状況通信システム1を提供することができる。
また、回転数計測部3や、稼働状況情報生成部4の電力源として第1ソーラーパネル21、第2ソーラーパネル22を採用していることから、小型で、また、無日照時間帯が長くても稼働状況通信システム1の動作に影響しない省電力で動作する稼働状況通信システム1を構築することができる。
更に、前記回転数の情報の無い場合、有る場合に即応して前記装置側計測・通信手段2の動作の一時停止又は停止解除を行う一時停止・停止解除部20を設けているので、非動作時における節電を図ることもできる。
(実施例2)
次に、図6を参照して本発明の実施例2に係る車輌Cの泥落し装置51の稼働状況通信システム1Aについて説明する。
本実施例2に係る稼働状況通信システム1Aは、基本的構成は実施例1に係る稼働状況通信システム1の場合と同様であるが、前記稼働状況通信システム1と同様の構成を、離れた箇所(装置設置位置情報が異なる)に存在する例えば3台の車輌Cの泥落し装置51に適用し、3箇所の稼働状況通信システム1から送信されてくる各稼働状況情報を管理者側の端末装置であるパーソナルコンピュータ41、スマートフォン42、タブレット型コンピュータ43により取得し、これらを個別に文字・数字情報、又はグラフ情報で画面表示し得るように構成したことが特徴である。
なお、図6に示す稼働状況通信システム1Aにおいて、図1に示す場合と同一の要素には同一の符号を付し、その詳細説明は省略する。
また、図6には、異なる箇所の3台の車輌Cの泥落し装置51に適用し例を示すが、装置設置位置情報が異なる例えば5箇所、10箇所等更に多くの異なる箇所に存在する各車輌Cの泥落し装置51について適用することも可能であり、特に限定するものではない。
本実施例2に係る車輌Cの泥落し装置51の稼働状況通信システム1Aによれば、離れた箇所に存在する複数台の泥落し装置51の稼働状況を実際の個々の設置現場に赴くことなくスマートフォン42等の端末装置にて容易に確認でき、各泥落し装置51の管理効率やメンテナンス効率向上に寄与することができる。
この他、本実施例2に係る車輌Cの泥落し装置51の稼働状況通信システム1Aによれば、前記実施例1に係る稼働状況通信システム1の場合と同様な効果を発揮させることができる。
本発明に係る車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムによれば、ダンプカーは勿論のこと、コンクリートミキサー車その他の各種工事車輌用、更にはバス、トラック等のような各種車輌用の泥落し装置の遠隔的な管理手段として広範に利用可能である。
1 稼働状況通信システム
1A 稼働状況通信システム
2 装置側計測・通信手段
3 回転数計測部
4 稼働状況情報生成部
5 送信処理部
6 磁石
7 ホール素子
8 A/D変換器
9 回転数算出部
10 第1インターフェース
11 プログラムメモリ
12 第2インターフェース
13 制御部
14 位置情報特定部
15 カレンダー部
16 計時部
17 文字・数字情報作成部
18 グラフ情報作成部
19 記憶部
20 一時停止・停止解除部
21 第1ソーラーパネル
22 第2ソーラーパネル
23 表示部
31 通信網
41 パーソナルコンピュータ
42 スマートフォン
43 タブレット型コンピュータ
44 通信衛星
51 泥落し装置
52 前輪架台
53 後輪架台
54 中央スロープ
55 入口側スロープ
56 出口側スロープ
57 架台本体
61 前輪駆動ローラー
62 後輪駆動ローラー
63 ポンプ
64 洗浄媒体供給手段
65 ポンププーリー
66 ベルト
67 回転連動駆動部
68 配管材
72 軸受ユニット
73 長軸
82 原動プーリー
83 スプロケット
84 ベルト
85 チェーン
C 車輌

Claims (4)

  1. 車輌の泥落し装置の稼働状況を測定して端末装置に通信する車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムであって、
    前記車輌の泥落し時に稼働する車輌の泥落し装置の回転体の車輌毎の回転数を計測する回転数計測部と、回転数計測部からの回転数の情報と、通信衛星からの情報に基づく装置設置位置情報と、前記回転数の情報に基づく日々の回転体の総回転数の情報と、日々の日間回転時間の情報と、日々の泥落し装置に乗った車輌の総台数の情報と、日々の日間稼働率の情報とを含む当該泥落し装置の稼働状況情報を文字・数字情報、及び必要なグラフ情報として生成する稼働状況情報生成部と、前記稼働状況情報を外部に送信する送信処理部と、を具備する装置側計測・通信手段と、
    前記送信処理部からの前記稼働状況情報を通信する通信網と、
    前記通信網に接続され、前記稼働状況情報を受信して文字・数字情報、又はグラフ情報で画面表示する管理者側の端末装置と、
    を含むことを特徴とする車輌の泥落し装置の稼働状況通信システム。
  2. 離れた複数箇所に存在する各車輌の泥落し装置の稼働状況を測定して端末装置に通信する車輌の泥落し装置の稼働状況通信システムであって、
    離れた複数箇所に存在する前記夫々の各車輌の泥落し装置側に、前記各車輌の泥落し装置における車輌の泥落し時に稼働する車輌の泥落し装置の回転体の車輌毎の回転数を計測する回転数計測部と、回転数計測部からの回転数の情報と、通信衛星からの情報に基づく装置設置位置情報と、前記回転数の情報に基づく日々の回転体の総回転数の情報と、日々の日間回転時間の情報と、日々の泥落し装置に乗った車輌の総台数の情報と、日々の日間稼働率の情報とを含む当該泥落し装置の稼働状況情報を文字・数字情報、及び必要なグラフ情報として生成する稼働状況情報生成部と、前記稼働状況情報を外部に送信する送信処理部と、を具備する装置側計測・通信手段を、各々備えるとともに、
    前記各送信処理部からの前記稼働状況情報を通信する通信網と、
    前記通信網に接続され、前記各稼働状況情報を受信してこれらを個別に文字・数字情報又はグラフ情報で画面表示する管理者側のパーソナルコンピュータ、スマートフォン等からなる端末装置と、
    を含むことを特徴とする車輌の泥落し装置の稼働状況通信システム。
  3. 前記装置側計測・通信手段は、電力源としてソーラーパネルを使用するものである請求項1又は2記載の車輌の泥落し装置の稼働状況通信システム。
  4. 前記装置側計測・通信手段は、前記回転体の回転状況に応じてこの装置側計測・通信手段の動作の一時中断又は一時中断解除を行うように構成している請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車輌の泥落し装置の稼働状況通信システム。
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Citations (4)

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