JP2002150499A - 駐車場管理システム - Google Patents

駐車場管理システム

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JP2002150499A
JP2002150499A JP2000346070A JP2000346070A JP2002150499A JP 2002150499 A JP2002150499 A JP 2002150499A JP 2000346070 A JP2000346070 A JP 2000346070A JP 2000346070 A JP2000346070 A JP 2000346070A JP 2002150499 A JP2002150499 A JP 2002150499A
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直昭 谷崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駐車場の管理をリモートコントロールにより
支援し、不具合が発生したときは、すぐに対応すること
ができるようにし、さらに駐車場利用者へのサービス向
上をも図る。 【解決手段】 現場システム1とカスタマサポートセン
タ2とを、ISDN公衆回線3を介して接続する。駐車
場に不具合が発生したとき、PLC121により不具合
が検出される。遠隔監視用端末126は、CPS125
によって管理されているデータ、PLC121が受信し
たデータを収集し、ISDN公衆回線3を介してカスタ
マサポートセンタ2へ送信する。カスタマサポートセン
タ2ではこのデータに基づいてメンテナンス会社のサー
ビスマン等へ支援を要請し、現場システム1を支援す
る。また、駐車場利用者のiモード携帯電話8には、駐
車場の空き情報を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場管理システ
ムに関し、特に、駐車場の管理をリモートコントロール
により支援し、不具合が発生したときは、すぐに対応す
ることができ、さらに駐車場利用者へのサービス向上を
図ることもできるような技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両を駐車する駐車部と、こ
の駐車部に対して車両を入出庫するための入出車部を備
えた機械式駐車場がある。
【0003】かかる駐車場では、回転テーブルに位置付
けられたパレット上に、入庫した車両を載置し、車両の
方向を転換してリフトで車両パレットを昇降させて車両
を駐車部に整列させ、出庫時には逆ルートで出庫させる
ように構成されている。
【0004】また、コンピュータシステムを用いて車両
の配置レイアウトを設定し、さらに、車両を入庫してか
ら所定位置に配置するまで、あるいは駐車場内から出庫
するまでパズル方式で最短ルートを設定することにより
高速出庫を実現した駐車場システムも既に開発されてい
る。
【0005】このような機械式駐車場では、省スペース
化、省人化を図ることができ、さらに犯罪防止に高い威
力を発揮するため、特に都市空間において急速に活躍の
場を広げている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
の駐車場システムでは、万が一、不具合が発生した場
合、出庫までに時間がかかってしまうおそれがある。こ
の場合、出庫待ちの駐車場利用者に迷惑をかけることに
なるので、このような不具合に対して迅速に対応する必
要がある。
【0007】また、不具合といってもサービスマンが駐
車場の現場に出向かなくても簡単に障害を取り除くこと
ができるようなものもある。さらに、これから駐車場に
駐車しようとする駐車場利用者に駐車場の空き情報を伝
えることができれば、駐車場利用者にとっては好都合で
あり、駐車場利用者に対するサービスを向上させること
もできる。
【0008】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、駐車場の管理をリモートコントロールにより支
援し、不具合が発生したときは、すぐに対応することが
でき、さらに駐車場利用者へのサービス向上を図ること
もできるような駐車場管理システムを提供することを目
的とする。
【0009】また、入出車部における不具合が軽微な障
害によるものであるときは、サービスマンが赴かなくて
も障害をすぐに取り除くことができるような駐車場管理
システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため請求項1の発明
にかかる駐車場管理システムは、車両を駐車する駐車部
及び該駐車部に対して前記車両を入出庫するための入出
車部を備え、車両の入庫から出庫までの動作をコンピュ
ータ制御するように構成された駐車場を管理する駐車場
管理システムにおいて、前記コンピュータ制御及び駐車
場の運転管理を駐車場の現場で行う現場システムと、該
現場システムから駐車場の運転管理に関する情報を入力
し、現場システムを支援するサポートセンタとを通信回
線で接続したものである。
【0011】かかる構成によれば、駐車場のコンピュー
タ制御及び運転管理は、現場システムにより駐車場の現
場で行われ、駐車場の運転管理に関する情報が、現場シ
ステムから通信回線を介してサポートセンタに入力され
る。サポートセンタは入力した情報に基づいて現場シス
テムを支援する。尚、この通信回線は、公衆回線、専用
回線等を含む。
【0012】請求項2の発明にかかる駐車場管理システ
ムでは、前記現場システムが、車両の入庫から出庫まで
のルートを決定し、当該動作をコンピュータ制御するた
めの運転データを管理する運転データ管理装置と、該運
転データ管理装置によって管理されている運転データに
基づいて駐車場を運転制御し、駐車場が実際に動作した
ときの動作データを取得する装置コントローラと、前記
運転データ管理装置によって管理されている運転データ
及び装置コントローラによって取得された動作データを
収集して駐車場の運転状態を監視するとともに、駐車場
の監視情報を駐車場の運転管理に関する情報として前記
通信回線を介してサポートセンタへ送信する現場監視端
末と、を備えて構成されている。
【0013】かかる構成によれば、現場システムでは、
運転データ管理装置によって車両の入庫から出庫までの
ルートが決定され、駐車場を自動運転するための運転デ
ータが管理される。駐車場は、装置コントロールによっ
て運転データに基づいて運転制御され、駐車場が実際に
動作したときの動作データが装置コントローラによって
取得される。運転データ管理装置によって管理されてい
る運転データ及び装置コントローラによって取得された
動作データは現場監視端末によって収集され、駐車場の
運転状態が監視される。また、現場監視端末によってこ
の駐車場の監視情報が駐車場の運転管理に関する情報と
して通信回線を介してサポートセンタに送信される。
【0014】請求項3の発明にかかる駐車場管理システ
ムでは、前記装置コントローラが、駐車場の動作データ
に基づいて不具合を検出し、前記現場監視端末は、装置
コントローラにより不具合が検出されたとき、サポート
センタに不具合の発生を通報するとともに、監視情報と
して不具合検出時の運転データ及び動作データを前記通
信回線を介して送信するように構成されている。
【0015】かかる構成によれば、駐車場の不具合は、
装置コントローラにより、駐車場の動作データに基づい
て検出され、現場監視端末により、サポートセンタに不
具合の発生が通報されるとともに、そのときの運転デー
タ及び動作データが通信回線を介して送信される。
【0016】請求項4の発明にかかる駐車場管理システ
ムでは、前記サポートセンタが、駐車場の運転管理に関
する情報を通信回線を介して受信する受信サーバと、該
受信サーバにより受信された駐車場の運転管理に関する
情報に基づいて現場の支援要請を行うための現場支援端
末と、を備えるようにした。
【0017】かかる構成によれば、サポートセンタで
は、通信回線を介して受信サーバにより駐車場の運転管
理に関する情報が受信される。この駐車場の運転管理に
関する情報は現場支援端末によって分析され、分析結果
に応じてこの情報が関係部署に送信され、現場システム
の支援要請が関係部署に対して行われる。
【0018】請求項5の発明にかかる駐車場管理システ
ムでは、前記サポートセンタの現場支援端末と関係部署
のコンピュータとを社内ネットで接続するように構成さ
れている。かかる構成によれば、運転管理に関する情報
の送信、支援要請は社内ネットを介して行われる。
【0019】請求項6の発明にかかる駐車場管理システ
ムでは、前記関係部署のコンピュータが、データベース
管理センタに設置されているデータベース管理サーバで
あり、該データベース管理サーバは駐車場の運転管理に
関する情報をデータベース化して管理するように構成さ
れている。
【0020】かかる構成によれば、駐車場の運転管理に
関する情報がサポートセンタの現場支援端末から社内ネ
ットを介してデータベース管理センタのデータベース管
理サーバに送信される。そして駐車場の運転管理に関す
る情報がデータベース管理サーバによりデータベース化
され、管理される。特に、駐車場の運転管理に関する情
報が駐車場の不具合に関する情報であるときは、データ
ベース管理サーバにこの情報が蓄積され、蓄積された過
去の駐車場の不具合に関する情報が社内ネットを介して
現場支援端末に送信されることになる。
【0021】尚、前記した駐車場管理システムでは、前
記関係部署のコンピュータが、設計製造部のコンピュー
タであるのが好ましい。かかる構成によれば、運転管理
に関する情報がサポートセンタの現場支援端末から社内
ネットを介して設計製造部のコンピュータに送信され
る。特に、運転管理に関する情報が駐車場の不具合に関
する情報のときは、この情報が設計製造部にフィードバ
ックされることになる。
【0022】請求項7の発明にかかる駐車場管理システ
ムでは、前記サポートセンタが、インターネット閲覧検
索機能付き携帯電話に駐車場の運転管理に関する情報を
送信する送信サーバを備えている。かかる構成によれ
ば、駐車場の運転管理に関する情報がサポートセンタの
送信サーバからインターネット閲覧検索機能付き携帯電
話に送信される。
【0023】請求項8の発明にかかる駐車場管理システ
ムでは、前記インターネット閲覧検索機能付き携帯電話
がサービスマンのものである場合、駐車場の運転管理に
関する情報が現場支援端末による支援要請情報であり、
インターネット閲覧検索機能付き携帯電話が駐車場利用
者のものである場合は、駐車場の運転管理に関する情報
は駐車場の空き情報である。
【0024】かかる構成によれば、インターネット閲覧
検索機能付き携帯電話がサービスマンのものである場合
は、現場支援端末による支援要請情報がサポートセンタ
の送信サーバからサービスマンのインターネット閲覧検
索機能付き携帯電話に送信され、インターネット閲覧検
索機能付き携帯電話が駐車場利用者のものである場合
は、駐車場の空き情報がサポートセンタの送信サーバか
ら駐車場利用者が所持しているインターネット閲覧検索
機能付き携帯電話に送信される。
【0025】請求項9の発明にかかる駐車場管理システ
ムでは、前記入出車部に監視カメラを備え、映像と音声
を双方向で送受信するためのテレビ電話を入出車部及び
サポートセンタに備え、サポートセンタは、通信回線を
介して監視カメラから映像を入力し、テレビ電話を用い
て入出車部との間で連絡をとるように構成されている。
【0026】かかる構成によれば、入出車部は監視カメ
ラによって監視され、監視カメラによって入出車部の映
像がサポートセンタに入力され、連絡は、入出車部とサ
ポートセンタとの間で通信回線を介してテレビ電話を用
いて映像と音声により双方向で行われる。
【0027】請求項10の発明にかかる駐車場管理シス
テムは、車両を駐車する駐車部に対して前記車両を入出
庫するための入出車部を備えた駐車場を遠隔管理する駐
車場管理システムであって、入出車部を監視する監視カ
メラと、監視画像に基づいて入出車部に停車している車
両のドライバに指示を与える指示提供手段とを備えたも
のである。
【0028】かかる構成によれば、入出車部は監視カメ
ラによって監視され、監視カメラによる監視画像に基づ
いて指示提供手段により入出車部に停車している車両の
ドライバに指示が与えられる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、第1の実施の形態について
説明する。第1の実施の形態は、駐車場をその現場で管
理する現場システムとサポートセンタとをISDN(In
tegrated Services Digital Network)回線で接続し、
サポートセンタが現場システムの状況を把握できるよう
にしてサポートセンタ及び出先のサービスマンが現場シ
ステムをリモートコントロールにより支援し、さらには
サポートセンタが駐車場利用者へ駐車場の空き情報を伝
えるようにしたものである。
【0030】図1は、第1の実施の形態の構成を示すブ
ロック図であり、図2は駐車場の一例を示す斜視図であ
る。この図2に示す駐車場では、地下に車両11を格納
する駐車部111が設けられ、地上には、車両を入出庫
したり、駐車場利用者が車両11から乗り降りしたりす
るための入出車部102が設けられている。
【0031】入出車部102には、車両11が入出庫す
るための入出庫口103と、駐車場利用者が出入りする
ための出入口104が設けられ、ほぼその中央部に、車
両11の方向を転換するターンテーブル105が備えら
れている。
【0032】また、入出車部102の上部には、入出車
部102全体を監視するためのITVカメラ106が配
置され、映像と音声を双方向で送受信するためのテレビ
電話107が出入口104のすぐ脇に取り付けられてい
る。このITVカメラ106が監視カメラに相当し、テ
レビ電話107がITVカメラ106の監視画像に基づ
いてターンテーブル105に停車している車両11のド
ライバに指示を与える指示提供手段に相当する。
【0033】ターンテーブル105には、車両11を1
台ずつ載置するための車両パレット108が載ってお
り、車両パレット108はターンテーブル105と一体
となって回転するようになっている。リフト109は、
入出車部102と駐車部111との間で昇降し、入出車
部102と駐車部111との間で車両パレット108の
受け渡しをするものである。
【0034】駐車部111には、車両パレット108を
パズル式に移動させるためのウレタンローラ112が配
置されており、このウレタンローラ112はモータ(図
示せず)によって駆動される。
【0035】次に、図1に示す駐車場管理システムは、
この駐車場の運転管理をその現場で行う現場システム1
と、この現場システム1から駐車場の運転管理に関する
情報を入力し、該情報に基づいて現場システム1をサポ
ートするカスタマサポートセンタ2とをISDN公衆回
線3で接続することにより構成されている。このカスタ
マサポートセンタ2が請求項1等に記載したサポートセ
ンタに相当し、ISDN公衆回線3が通信回線に相当す
る。尚、通信回線は、ISDN公衆回線3に限られず、
専用回線であってもよい。
【0036】また、現場システム1は駐車場の現場に配
置されるが、カスタマサポートセンタ2は現場システム
1とISDN公衆回線3で接続されているので、カスタ
マサポートセンタ2を現場システム1の近傍に配置して
もよいし、遠隔地に配置してもよい。さらに、現場シス
テム1は1つであってもよいし、複数でもあってもよ
く、複数の場合、カスタマサポートセンタ2が複数の現
場システム1の管理を支援する。
【0037】現場システム1は、複数のモータドライバ
122−1〜122−p及び複数のセンサ123−1〜
123−qが接続されているPLC(Programable Logi
c Controller)と、中央管理装置(以後、「CPS」と
記す。)125と、遠隔監視用端末126と、前記IT
Vカメラ106と、テレビ電話107と、AVセレクタ
127と、ダイヤルアップルータ128とをイーサネッ
ト(登録商標)(Ethernet(登録商標))12
9でLAN(Local Area Network)接続することにより
構成されている。このダイヤルアップルータ128がI
SDN公衆回線3に接続されている。
【0038】モータドライバ122−1〜122−p
は、前記ターンテーブル105を駆動するモータ(図示
せず)、リフト109を昇降させるモータ(図示せ
ず)、ウレタンローラ112を回転させるモータ(図示
せず)等を駆動制御するものであり、センサ123−1
〜123−qは、ウレタンローラ112、各駆動モータ
等の動作を監視するものである。
【0039】PLC121は、各モータ等が実際に動作
したときの動作データとしてセンサ123−1〜123
−qからのセンサ信号を入力しつつ、モータドライバ1
22−1〜122−pに制御信号を送出する装置コント
ローラである。
【0040】PLC121は、センサ123−1〜12
3−qから入力したセンサ信号に基づいて不具合を検出
する機能も有している。尚、PLC121には、管理者
操作用の操作盤124が接続され、不具合発生時にカス
タマサポートセンタ2へ現場名、入力接点情報を音声で
通報するための通報機(図示せず)も設置されている。
【0041】CPS125は、車両11の入庫から出庫
までのルートを決定し、PLC121に指示を与えるも
のであり、そのための管理用画面を備えている。それと
ともに、CPS125は、駐車場を自動運転するための
運転データを保存しておくファイルを備えている。この
CPS125が運転データ管理装置に相当する。
【0042】遠隔監視用端末126は、データ収集機
能、不具合監視機能、データ送信機能、外部インターフ
ェイス機能、リモートコントロール機能を有する現場監
視端末であり、収集したCPS収集データ(運転デー
タ)、PLC収集データ(動作データ)を保存するデー
タベース(DB)を備えている。
【0043】データ収集機能は、CPS125によって
管理されている運転データ及びPLC121によって取
得された動作データを収集する機能であり、動作データ
としてデイリデータ(日常データ)は定期的に収集さ
れ、不具合検出時のデータは、その都度収集される。
尚、駐車場の運転管理に関する情報には、この他にも駐
車場の空き情報も含まれる。
【0044】不具合監視機能は、収集データに対してデ
ータ収集毎に監視を行う機能である。尚、不具合レベル
を不具合発生レベルと故障予測用レベルの2つのレベル
にしておくこともできる。
【0045】データ送信機能は、データベースに格納し
たデイリデータ、不具合検出時のデータを自動送信する
機能である。デイリデータは、指定された時刻に現場の
管理番号を付与して送信される。尚、送信時刻、送信す
る統計データ内の項目については外部からでも設定でき
る。不具合検出時のデータは、不具合検出時に現場の管
理番号を付与して送信される。
【0046】外部インターフェイス機能は、収集したデ
ータを現場システム1の外部インターフェイスに対して
TCP/IP(Transmission Control Protocol/Intern
et Protocol)をベースとして適合した形式に変換する
機能である。
【0047】リモートコントロール機能は、カスタマサ
ポートセンタ2、メンテナンス会社のサービスマンから
リモートコントロールされる機能である。尚、この機能
は、遠隔監視用端末126を事前に起動させておくこと
を前提とする。
【0048】ダイヤルアップルータ128は、現場シス
テム1外部からの着信要求(接続要求)に対して接続を
許可するものである。着信要求には、PPP(Point-to
-Point Protocol)接続、電話接続によるものがあり、
ダイヤルアップルータ128は、これらの着信要求に対
して、それぞれ専用の着信番号を設定し、発信者番号通
知による認証を行ってから接続を許可する。
【0049】カスタマサポートセンタ2は、不具合に関
する全ての通報を一括管理し、通報内容の聴取、不具合
分析を行い、必要に応じてメンテナンス契約会社への出
動要請を行うサポートセンタであり、CTI(Computer
Telephony Integration)サーバ201と、集中監視用
端末203−1,203−2と、プラズマディスプレイ
204と、をLAN205を介して接続することにより
構成されている。このカスタマサポートセンタ2では、
24時間の常駐体制で現場システム1の支援を行ってい
る。
【0050】CTIサーバ201は、現場システム1か
らの駐車場の運転管理に関する情報、不具合通報を受け
付けるための受信サーバであり、カスタマサポートセン
タ2のスケジュール表に従って担当のサービスマンのイ
ンターネット閲覧検索機能付き携帯電話(以後、「iモ
ード携帯電話」と記す。尚、iモードはNTTドコモ
(株)の商標である。)7にメールを送信し、駐車場利
用者が携帯しているiモード携帯電話8に駐車場の空き
情報を送信する送信サーバとしての機能も有している。
【0051】不具合通報には、現場システム1からのP
PP接続による自動通報、PLC121に設置された通
報機からの音声による通報、駐車場の現場管理人室、あ
るいは利用者からの電話通報があり、CTIサーバ20
1は、これらすべての通報を受け付ける。
【0052】また、CTIサーバ201には、テレビ電
話202も備えられている。このテレビ電話202は、
不具合通報時等に、カスタマサポートセンタ2からの発
信によって現場入出車部102付近の画像を取得し、あ
るいは、不具合処置のために出動した現場メンテナンス
作業員から不具合箇所付近の画像情報を取得するための
ものであり、そして、駐車場の管理者等と通話するため
のものでもある。
【0053】集中監視用端末203−1、203−2
は、CTIサーバ201が不具合通報を受信したとき、
通報とともに送信されたデータに基づいて不具合応対作
業の支援を要請するための支援要請情報を、関係部署に
送信する現場支援端末であり、これらの端末には、担当
者が駐車場利用者等からの不具合通報時に案件情報、各
種履歴情報、遠隔監視用端末126からの不具合に関す
る情報を参照しながら効率的に応対できるようなCSア
プリケーションが内蔵されている。
【0054】本実施の形態では、不具合通報に対応する
ため、集中監視用端末203が2台(203−1、20
3−2)設けられている。また、集中監視用端末203
−1、203−2には、対応するように電話(図示せ
ず)も設けられている。但し、通報頻度は低いと考えら
れ、ルーティング制御等は行わず、2つの電話のうち、
どちらか一方が優先的に鳴るか、あるいは同時に鳴るよ
うにする。
【0055】プラズマディスプレイ204は、テレビ電
話202から受信した画像、集中監視用端末203の画
面に表示された画像を切り替えて表示するものである。
尚、カスタマサポートセンタ2内には、修理部品の調
達、発送を行う調達部も設置されている。
【0056】カスタマサポートセンタ2のLAN205
は、社内ネット4を介してデータベース管理センタ5の
LAN504、設計製造部6のLAN602に接続さ
れ、カスタマサポートセンタ2は、これらの拠点と連絡
できるようになっている。
【0057】データベース管理センタ5のLAN504
には、現場システム1から送信された不具合に関するデ
ータを記憶し、管理するデータベース管理サーバ50
1、関係部署にメールを送信するためのメールサーバ5
02が接続されている。尚、データベース管理センタ5
のLAN504には、この他にもWEBサーバ(図示せ
ず)、ノーツサーバ(図示せず。尚、ノーツは、米国ロ
ータス社の商標である。)が接続されている。
【0058】WEBサーバは、カスタマサポートセンタ
2の集中監視用端末203−1,203−2に搭載され
ているCSアプリケーションと連携するように、不具合
情報等の受信情報の表示部分についてはJAVA(尚、
JAVAは米国サンマイクロシステム社の商標であ
る。)等を使用したWEBアプリケーションが構築され
たサーバである。
【0059】また、ノーツサーバは、集中監視用端末2
03−1,203−2に搭載されているCSアプリケー
ションで登録更新されたデータベースと、社員が参照、
登録するためのデータベースとの間でデータ交換するた
めのサーバである。設計製造部6のLAN602には、
パーソナルコンピュータ(PC)601が接続されてい
る。
【0060】ノート型パーソナルコンピュータ(以後、
パーソナルコンピュータを「PC」と記す。)9は、例
えば、駐車場の管理プログラムの作成者が携帯している
ものであり、ISDN公衆回線3に接続してプログラム
を現場システム1に送信するためのものである。
【0061】次に動作を説明する。まず、駐車場の動作
について説明する。図2に示すように、駐車場利用者
は、入庫時、車両11に乗って入出庫口103から入出
車部102に乗り入れ、ターンテーブル105の車両パ
レット108上に停車させる。
【0062】駐車場利用者が車両11から降りた後、タ
ーンテーブル105及び車両パレット108を回転さ
せ、ターンテーブル105上に停車した車両11は、所
定の方向に転換される。転換終了後、車両11を載置し
た車両パレット108は、図中、矢印で示すようにリフ
ト109によって降下し、車両パレット108は駐車部
111に移される。
【0063】そして、ウレタンローラ112を回転させ
ることにより車両パレット108は車両11を載置した
まま、駐車部111内をパズル式に移動し、所定位置に
配置される。出庫するときは、車両パレット108は入
庫時とは逆の経路をたどり、車両11は入出庫口103
から排出される。
【0064】次に、現場システム1の動作について説明
する。図3は、現場システム1の動作を説明するための
説明図である。前記駐車場の一連の動作はCPS125
によって決定され、駐車場を管理するための運転データ
が作成され、この運転データに基づいてPLC121か
らモータドライバ122−1〜122−pに制御信号が
送出され、駐車場のターンテーブル105、リフト10
9、ウレタンローラ112が駆動されて駐車場の自動運
転が行われる。
【0065】この自動運転はCPS125によって管理
され、入出庫トレース、入出庫ログは、デイリデータと
して収集され、CPS125に内蔵されたファイルに保
存される。また、自己診断も行われ、これら一連の作業
内容はCPS125に備えられた管理用画面にも表示さ
れる。
【0066】CPS125のファイルに保存された入出
庫トレース、入出庫ログは、遠隔監視用端末126によ
りイーサネット129を介して定期的に収集され、フィ
ールド分割されて遠隔監視用端末126に内蔵されたデ
ータベースに保存される。
【0067】また、センサ123−1〜123−qから
PLC121にはセンサ信号が入力され、PLC121
では、このセンサ信号に基づいてPLC状態データ、駐
車室データ、パレット有無情報が収集され、これら駐車
室データ、パレット有無情報に基づいて駐車台数、入出
庫回数、入出庫要求待ち数等の統計データが生成され
る。
【0068】これらのデータは、収集時間が付加されて
遠隔監視用端末126によってイーサネット129を介
して定期的に収集される。そして、収集されたこれらの
データは、CPS収集データとともに遠隔監視用端末1
26のデータベースに保存される。尚、これらのデータ
を遠隔監視用端末126のデータベースに格納するタイ
ミングは、定期的であってもよいし、値が変化したとき
でもよい。
【0069】遠隔監視用端末126のデータベースに保
存されている日常のPLC収集データ、CPS収集デー
タは、カスタマサポートセンタ2にPPP接続による自
動通報が行われた後、現場の管理番号が付与されて指定
された時刻にダイヤルアップルータ128を介してカス
タマサポートセンタ2に送信される。
【0070】カスタマサポートセンタ2では、かかる現
場システム1からの自動通報が、CTIサーバ201に
よって受信され、発信者番号が識別され、接続許可の認
証が行われる。接続が許可されたとき、この自動通報と
ともに統計データが集中監視用端末203−1又は20
3−2に転送される。
【0071】統計データが入力されたとき、この統計デ
ータが集中監視用端末203−1又は203−2に入力
され、その画面に表示される。図4は、かかる統計デー
タの表示例を示す説明図である。この図4に示すよう
に、集中監視用端末203−1又は203−2の画面に
は、日報、月報(区間集計)、稼働データがタブとして
表示され、日報タブをクリックしたときは、その日の駐
車台数、入出庫回数、入出庫要求待ち数が時間に応じて
表示される。
【0072】この統計データは、社内ネット4を経由し
てデータベース管理センタ5に送信され、データベース
管理サーバ501に内蔵されているデータベースに格納
される。
【0073】一方、駐車場において不具合が発生したと
き、この不具合は、PLC121により、センサ123
−1〜123−qから入力されたセンサ信号に基づいて
検出される。このとき、不具合検出時の入出庫トレー
ス、通信トレースがCPS125のファイルから遠隔監
視用端末126に出力され、遠隔監視用端末126のデ
ータベースに保存される。
【0074】また、PLC121から遠隔監視用端末1
26にもこのときの情報が出力され、故障情報として遠
隔監視用端末126のデータベースに保存される。遠隔
監視用端末126のデータベースにこれらのデータが保
存された後、遠隔監視用端末126からカスタマサポー
トセンタ2へPPP接続による通報が自動的に行われ、
この自動通報とともに、不具合発生時の情報が送信され
る。
【0075】図5は、不具合が発生したときのカスタマ
サポートセンタ2における応対作業を示す説明図であ
る。カスタマサポートセンタ2では、この自動通報を受
信したとき、日常の統計データ受信時と同様に、接続許
可の認証が行われるが、不具合発生を知らせる通報のと
き、CTIサーバ201は、警報音を発生させて不具合
発生時の情報を集中監視用端末203−1又は203−
2に転送する。
【0076】尚、この不具合発生時の情報は、社内ネッ
ト4、データベース管理センタ5のLAN504を介し
てデータベース管理サーバ501に送信され、メールサ
ーバ502から設計製造部6等のPC601にメールが
送信され、不具合情報が設計製造部6にフィードバック
される。
【0077】不具合発生時の支援は、集中監視用端末2
03−1又は203−2に搭載されているCSアプリケ
ーションを中心にして行われる。図6は集中監視用端末
203−1、203−2に搭載されているCSアプリケ
ーションの画面構成を示す説明図である。このCSアプ
リケーションの画面は、現場履歴と案件一覧によって構
成されている。また、現場履歴は、保守マニュアルと、
図面情報と、収集データとによって構成され、案件一覧
は、予備品在庫情報と、管理者設定と、地図とによって
構成されている。
【0078】自動通報の場合、まず、現場システム1の
案件情報が表示される。図7は案件一覧の画面を示す説
明図である。この図7に示すように、案件一覧の画面に
は、管理番号、現場名称、機種、住所等が表示される。
また、画面左側には、管理番号情報として、現場履歴表
示、保守マニュアル、図面情報、収集データの各ボタン
が表示され、その下に、予備品情報、地図、管理者、終
了の各ボタンが表示される。そして、各ボタンをクリッ
クすることにより所望のデータが表示される。前記した
図4に示す統計データを表示したいときは、収集データ
のボタンをクリックする。
【0079】この案件一覧の画面において、左上に表示
された現場履歴表示のボタンをクリックすると、現場履
歴画面が表示される。図8は、かかる現場履歴画面を示
す説明図である。この図8に示すように、現場履歴画面
は、案件情報、連絡先情報、不具合履歴及びメンテナン
ス履歴の画面で構成されている。
【0080】また、画面上部には案件情報と、その案件
に対応する保守点検業者(メンテナンス会社)、現場管
理人、管理会社、オーナ情報が表示される。この画面に
は、TEL発信ボタンも表示され、このボタンをクリッ
クすることにより相手に電話発信し、通話することもで
きる。
【0081】尚、自動通報時、表示される画面は、機
種、現場等によって変化する。このため受信データの表
示部分にWEBブラウザを挿入し、起動してWEBブラ
ウザ単体で現場管理コードと不具合番号を入力すること
によりこの画面を表示させることも可能である。
【0082】また、前記したように、通報には、この他
にもPLC121に設置された通報機からの音声による
通報、駐車場の現場管理人室、あるいは利用者からの電
話通報があるが、音声による通報の場合は、発信者番号
を識別して通話内容を自動的に録音する。
【0083】電話通報時、発信者番号による現場特定が
可能なときは、モーダルダイアログを表示して、オペレ
ータによる自動画面切り替え確認後に一致する案件の現
場履歴画面を表示する。オペレータによって新規の不具
合と判定された場合、新規作成ボタンをクリックするこ
とにより不具合レコードが新規に作成される。
【0084】電話通報で発信者番号による現場特定がで
きないときは、案件一覧画面から現場を特定してこの現
場履歴画面に移動する。新規の場合、同様に新規作成ボ
タンをクリックすることにより不具合レコードが新規に
作成される。
【0085】この場合、スクリーンポップアップにより
この不具合レコードに割り付けられた案件一覧を表示さ
せてもよいが、強制的に画面を切り替えるのではなく、
モーダルダイアログ等で簡単な情報を表示し、オペレー
タによる確認操作が行われた後に画面を切り替えるよう
にしてもよい。
【0086】図8に示す現場履歴画面において、メンテ
ナンス履歴のタブをクリックしたときは、メンテナンス
履歴の画面が表示される。図9(A)は、電話通報時の
メンテナンス履歴画面を示す説明図であり、図9(B)
は、自動通報時のメンテナンス履歴画面を示す説明図で
ある。
【0087】この時点で必要なときは、図5に示すよう
に、メンテナンス会社へ電話して出動要請をする。メン
テナンス会社との間では、サービスマンによる現地到着
報告、トラブル復旧指示が行われ、また、現地事情聴
取、現場確認、現地調査の結果、復旧対策が行われ、修
理完了報告が行われる。これらの連絡は、電話で行われ
るか、CTIサーバ201とサービスマンが携帯してい
るノート型PC9、iモード携帯電話7との間で行われ
る。
【0088】また、サービスマンによりサービス運転、
立会い、確認が行われた後、正常稼働確認報告が行われ
る。そして、出向報告書の作成が行われ、この出向報告
書に基づいてカスタマサポートセンタ2ではトラブル報
告書が作成され、客先へは報告書による連絡が行われ、
さらにカスタマサポートセンタ2では必要に応じて詳細
報告書が作成され、客先への連絡が行われる。
【0089】尚、サービスマンから現場到着、修理完
了、正常稼働確認の各タイミングで電話通報が入った場
合には、各ボタンをクリックして時間登録を行う。ま
た、不具合発生時の原因がPLC121やCPS125
のプログラム等に起因している場合、そのプログラム作
成者に通報し、現場システム1のイーサネット129へ
のリモートアクセスを許可する。
【0090】プログラム作成者がノート型PC9にデー
タを入力すると、このデータは、ISDN公衆回線3、
ダイヤルアップルータ128を介して遠隔監視用端末1
26に入力され、CPS125、PLC121がリモー
トコントロールされて不具合が解消される。
【0091】また、図5に示すように、画像、音声によ
る通報の場合、カスタマサポートセンタ2では、トラブ
ルシューティングによりレイアウト、機械図面、電気図
面、保守マニュアル、過去の履歴が調べられ、故障内容
が把握され、設計製造部6の技術者には、技術サポート
を依頼し、カスタマサポートセンタ2内の調達部に修理
部品の調達、発送を依頼する。調達部では、保守部品の
残数がチェックされ、在庫がないときは、自動発注され
る。技術者に対する依頼に応じて技術サポートがカスタ
マサポートセンタ2に送られたとき、電話を通じてメン
テナンス会社に出動要請を行う。
【0092】次に、入出車部102内において、特にタ
ーンテーブル105等に不具合が発生した場合、入出車
部102の管理者はカスタマサポートセンタ2へ電話す
る。入出車部102には、ITVカメラ106、テレビ
電話107が設置されているので、カスタマサポートセ
ンタ2では、このテレビ電話107による通報があった
とき、ITVカメラ106に回線接続要求を送信する。
この回線接続要求が受け付けられたとき、入出車部10
2の映像がITVカメラ106によって自動的に撮影さ
れ、その画像がカスタマサポートセンタ2のテレビ電話
202に送信される。
【0093】カスタマサポートセンタ2では、この入出
車部102の画像に基づいて、入出車部102内で停車
している車両11のドライバに指示を与える。障害が軽
微な場合、障害は、サービスマンが駐車場に赴かなくて
もITVカメラ106、テレビ電話107による連絡だ
けで取り除かれる。
【0094】尚、現場に作業員がいるときは、持ち運び
ができるような小型無線カメラ、デジタルカメラ等を作
業員に携帯させ、この小型無線カメラからのリアルタイ
ム画像、デジタルカメラ等で録画された画像を送信する
ようにしてもよい。また、カメラとヘッドセットを一体
化したものを現場の作業員に装着させ、遠隔地から作業
指示、確認等をすることもできる。
【0095】かかる構成によれば、駐車場の現場システ
ム1とカスタマサポートセンタ2とがISDN公衆回線
3によって接続されているので、サポートセンタが現場
システムから離れていても、現場システム1を支援する
ことができ、駐車場に不具合が発生したときでも、自動
通報によりすぐにこの不具合に対応することができ、現
場システム1をリモートコントロールすることができ
る。
【0096】さらに、本実施の形態では、以下のような
効果がある。ITVカメラ106、テレビ電話107が
入出車部102に設置されているので、入出車部102
内のターンテーブル105等における障害が軽微である
場合、サービスマンが赴かなくてもリモートコントロー
ルによりこの障害をすぐに取り除くことができる。
【0097】カスタマサポートセンタ2とデータベース
管理センタ5、設計製造部6のコンピュータを社内ネッ
ト4を介して接続するようにしたので、カスタマサポー
トセンタ2は、これらの関係部署と一体となって現場シ
ステム1の支援にあたることができる。
【0098】不具合の履歴情報がデータベース管理サー
バ501のデータベースに保管されるので、不具合が発
生したとき、すぐに過去の履歴を調べて対応することが
でき、また、例えば、1つの現場システム1で不具合が
発生したとき、他の現場システム1で過去に発生した不
具合情報を有効に活用して不具合の発生に迅速に対応す
ることができる。
【0099】不具合が発生したときは、不具合に関する
情報が社内ネット4を介して設計製造部6のパーソナル
コンピュータ601にメールで送信されるので、不具合
情報を設計製造部6にフィードバックすることができ
る。
【0100】CTIサーバ201からサービスマンのi
モード携帯電話7にメールで支援要請情報を送信するよ
うにしたので、サービスマンが移動中であってもサービ
スマンに現場システム1の支援を要請することができ
る。
【0101】また、CTIサーバ201から駐車場利用
者のiモード携帯電話8に駐車場の空き情報を送信する
ようにしたので、駐車場利用者へのサービスを向上させ
ることができる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかる駐車場管理システムによれば、現場システムとサ
ポートセンタとを通信回線を介して接続されているの
で、サポートセンタが現場システムから離れていても、
現場システムをリモートコントロールにより支援するこ
とができる。
【0103】請求項2の発明にかかる駐車場管理システ
ムによれば、現場システムの監視情報が通信回線を介し
てサポートセンタへ送信されるので、サポートセンタに
おいて、駐車場の動作を監視することができる。
【0104】請求項3の発明にかかる駐車場管理システ
ムによれば、駐車場に不具合が発生したとき、すぐに不
具合検出時の運転データ及び動作データが通信回線を介
してサポートセンタに通報されるので、サポートセンタ
では、すぐに不具合応対作業を支援することができる。
【0105】請求項4の発明にかかる駐車場管理システ
ムによれば、サポートセンタにおいて、受信サーバと現
場支援端末を備えるようにしたので、駐車場の運転管理
に関する情報に基づいてすぐに現場の支援要請を行うこ
とができる。
【0106】請求項5の発明にかかる駐車場管理システ
ムによれば、サポートセンタの現場支援端末と関係部署
のコンピュータとを社内ネットで接続するようにしたの
で、社内で密に連絡を取り合うことができ、関係部署と
一体となって現場システムの支援にあたることができ
る。
【0107】請求項6の発明にかかる駐車場管理システ
ムによれば、サポートセンタの現場支援端末とデータベ
ース管理センタのデータベース管理サーバとを社内ネッ
トで接続するようにしたので、サポートセンタでは、駐
車場の運転管理に関する情報を社内ネットを介してデー
タベース管理サーバに蓄積することができ、社内ネット
を介してデータベース管理サーバにアクセスし、駐車場
現場の履歴を調べることができる。特に、駐車場で不具
合が発生したときは、この蓄積された情報に基づいて不
具合を分析することができ、迅速に不具合応対作業を支
援することができる。
【0108】請求項7の発明にかかる駐車場管理システ
ムによれば、インターネット閲覧検索機能付き携帯電話
に駐車場の運転管理に関する情報を送信する送信サーバ
を備えるようにしたので、移動中であってもインターネ
ット閲覧検索機能付き携帯電話の所持者に駐車場の運転
管理に関する情報を送信することができる。
【0109】請求項8の発明にかかる駐車場管理システ
ムによれば、インターネット閲覧検索機能付き携帯電話
がサービスマンのものである場合は、サービスマンのイ
ンターネット閲覧検索機能付き携帯電話に支援要請情報
を送信するようにしたので、サービスマンが外出してい
るときでもサービスマンに支援を要請することができ、
また、インターネット閲覧検索機能付き携帯電話が駐車
場利用者のものである場合は、駐車場利用者のインター
ネット閲覧検索機能付き携帯電話に駐車場の空き情報を
送信するようにしたので、駐車場利用者へのサービスを
向上させることができる。
【0110】請求項9の発明にかかる駐車場管理システ
ムによれば、入出車部に監視カメラを備え、テレビ電話
で連絡を取れるようにしたので、サポートセンタで入出
車部の状況を映像で確認しながら入出車部の管理者等と
連絡をとることができ、サービスマンが赴かなくても軽
微な障害をリモートコントロールによりすぐに取り除く
ことができる。
【0111】請求項10の発明にかかる駐車場管理シス
テムによれば、監視カメラを入出車部に備えたので、監
視カメラによる監視画像に基づいて入出車部に停車して
いる車両のドライバにすぐに指示を与えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】駐車場の一例を示す斜視図である。
【図3】現場システムの動作を説明するための説明図で
ある。
【図4】統計データの表示例を示す説明図である。
【図5】不具合が発生したときのカスタマサポートセン
タにおける応対作業を示す説明図である。
【図6】カスタマサポートセンタの集中監視用端末に搭
載されているCSアプリケーションの画面構成を示す説
明図である。
【図7】案件一覧の画面を示す説明図である。
【図8】現場履歴画面を示す説明図である。
【図9】メンテナンス履歴画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 現場システム 2 カスタマサポートセンタ 3 ISDN公衆回線 7 iモード携帯電話(サービスマン用) 8 iモード携帯電話(駐車場利用者用) 121 PLC 125 中央管理装置(CPS) 126 遠隔監視用端末 201 CTIサーバ 203−1,2 集中監視用端末 501 データベース管理サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/04 G08B 25/04 C 25/10 25/10 D Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 BB12 BB13 BB14 BB18 BB32 BB64 BB74 DD03 DD08 DD14 DD49 EE15 EE16 EE20 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 FF23 GG02 GG12 GG13 GG21 GG23 GG32 GG66 GG67 GG70 GG83 5H180 AA01 BB05 CC04 KK02 KK04 KK06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を駐車する駐車部及び該駐車部に対
    して前記車両を入出庫するための入出車部を備え、車両
    の入庫から出庫までの動作をコンピュータ制御するよう
    に構成された駐車場を管理する駐車場管理システムにお
    いて、 前記コンピュータ制御及び駐車場の運転管理を駐車場の
    現場で行う現場システムと、該現場システムから駐車場
    の運転管理に関する情報を入力し、現場システムを支援
    するサポートセンタとを通信回線で接続したことを特徴
    とする駐車場管理システム。
  2. 【請求項2】 前記現場システムは、車両の入庫から出
    庫までのルートを決定し、当該動作をコンピュータ制御
    するための運転データを管理する運転データ管理装置
    と、 該運転データ管理装置によって管理されている運転デー
    タに基づいて駐車場を運転制御し、駐車場が実際に動作
    したときの動作データを取得する装置コントローラと、 前記運転データ管理装置によって管理されている運転デ
    ータ及び装置コントローラによって取得された動作デー
    タを収集して駐車場の運転状態を監視するとともに、駐
    車場の監視情報を駐車場の運転管理に関する情報として
    前記通信回線を介してサポートセンタへ送信する現場監
    視端末と、を備えて構成されたことを特徴とする請求項
    1に記載の駐車場管理システム。
  3. 【請求項3】 前記装置コントローラは、駐車場の動作
    データに基づいて不具合を検出し、 前記現場監視端末は、装置コントローラにより不具合が
    検出されたとき、サポートセンタに不具合の発生を通報
    するとともに、監視情報として不具合検出時の運転デー
    タ及び動作データを前記通信回線を介して送信するよう
    に構成されたことを特徴とする請求項2に記載の駐車場
    管理システム。
  4. 【請求項4】 前記サポートセンタは、駐車場の運転管
    理に関する情報を通信回線を介して受信する受信サーバ
    と、 該受信サーバにより受信された駐車場の運転管理に関す
    る情報に基づいて現場の支援要請を行うための現場支援
    端末と、を備えたことを特徴とする請求項1から請求項
    3までのいずれか1項に記載の駐車場管理システム。
  5. 【請求項5】 前記サポートセンタの現場支援端末と関
    係部署のコンピュータとを社内ネットで接続したことを
    特徴とする請求項4に記載の駐車場管理システム。
  6. 【請求項6】 前記関係部署のコンピュータは、データ
    ベース管理センタに設置されているデータベース管理サ
    ーバであり、該データベース管理サーバは駐車場の運転
    管理に関する情報をデータベース化して管理するように
    構成されたことを特徴とする請求項5に記載の駐車場管
    理システム。
  7. 【請求項7】 前記サポートセンタは、インターネット
    閲覧検索機能付き携帯電話に駐車場の運転管理に関する
    情報を送信する送信サーバを備えたことを特徴とする請
    求項4から請求項6までのいずれか1項に記載の駐車場
    管理システム。
  8. 【請求項8】 前記インターネット閲覧検索機能付き携
    帯電話がサービスマンのものである場合は、駐車場の運
    転管理に関する情報は現場支援端末による支援要請情報
    であり、インターネット閲覧検索機能付き携帯電話が駐
    車場利用者のものである場合は、駐車場の運転管理に関
    する情報は駐車場の空き情報であることを特徴とする請
    求項7に記載の駐車場管理システム。
  9. 【請求項9】 前記入出車部に監視カメラを備え、映像
    と音声を双方向で送受信するためのテレビ電話を入出車
    部及びサポートセンタに備え、サポートセンタは、通信
    回線を介して監視カメラから映像を入力し、テレビ電話
    を用いて入出車部との間で連絡をとるように構成された
    ことを特徴とする請求項1から請求項8までのいずれか
    1項に記載の駐車場管理システム。
  10. 【請求項10】 車両を駐車する駐車部に対して前記車
    両を入出庫するための入出車部を備えた駐車場を遠隔管
    理する駐車場管理システムであって、入出車部を監視す
    る監視カメラと、監視画像に基づいて入出車部に停車し
    ている車両のドライバに指示を与える指示提供手段とを
    備えたことを特徴とする駐車場管理システム。
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