JP2006343911A - ビル管理システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のビルの各々に設置された1または複数のビル設備監視装置を統合的に管理するビル管理システムを提供する。
【解決手段】 ビル設備監視装置の各々が前記コンピュータに対して通信ネットワークを介して1又は複数通りの警報信号と復旧信号とを送信する手段を具備し、コンピュータが、ビル設備監視装置毎にその識別データと警報信号の各々に対する対処内容データとを予め登録したデータベースと、警報信号の着信に応じて該警報信号に含まれる識別データに基づいて送信元のビル設備監視装置を識別し、該警報信号に対する対処内容データをデータベースから抽出する手段と、抽出された対処内容データを表示する手段と、復旧信号の着信に応じて警報信号の着信データを記憶する手段とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のビルの各々に設置された各種の設備監視装置とこれらから送信される信号を管理するべくビル管理センターに設置されたコンピュータとを有するビル管理システム及び方法に関する。
複数のビルの各々に設置された各種の設備監視装置をビル管理センターにて一括して管理するシステムは、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1のビル管理システムでは、複数のビルの各々にビル管理室が設置され、ビル管理室にはビルに設置された各種設備監視装置の状態表示の画像をそれぞれ撮像する複数のカメラが設置され、カメラにより撮像された画像データをビル管理センターへ送信し、状態表示の画像から異常を判定する。
特開2003−272066号公報
特許文献1のシステムでは、各ビル管理室に設備監視装置と同数のカメラが必要であるため設備コストが高くなる上に、広い設置場所も必要となる。また、画像からの判定は解像度に影響され不正確となるおそれがある。
本発明の目的は、複数のビルの各々に設置された1又は複数の設備監視装置をビル管理センターにて効率的に一括管理し、かつ警報信号に対して迅速かつ適切に対処できるビル管理システムを提供することである。
上記の目的を達成するべく本発明は以下の構成を提供する。
(1)請求項1に係るビル管理システムは、複数のビルの各々に設置された1または複数のビル設備監視装置とこれらを管理するべくビル管理センターに設置されたコンピュータとを有するビル管理システムにおいて、
前記ビル設備監視装置の各々が前記コンピュータに対して通信ネットワークを介して1又は複数通りの警報信号と復旧信号とを送信する手段を具備し、
前記コンピュータが、前記ビル設備監視装置毎にその識別データと前記警報信号の各々に対する対処内容データとを予め登録したデータベースと、前記警報信号の着信に応じて該警報信号に含まれる識別データに基づいて前記データベースを参照することにより送信元のビル設備監視装置を識別する手段と、識別された該ビル設備監視装置についての該警報信号に対する対処内容データを前記データベースから抽出する手段と、抽出された前記対処内容データを表示する手段と、前記復旧信号の着信に応じて前記警報信号の着信データを記憶する手段とを有することを特徴とする。
(2)請求項2に係るビル管理システムは、請求項1において、前記対処内容データの中に連絡先のIP電話番号データが含まれており、前記コンピュータが、表示された該IP電話番号データを選択することにより該IP電話番号データを入力する手段と、該IP電話番号データの入力に応じてIP電話発信する手段とを有することを特徴とする。
(3)請求項3に係るビル管理システムは、請求項2において、前記復旧信号の受信に応じて前記IP電話発信データを記憶する手段とを有することを特徴とする。
(4)請求項4に係るビル管理システムは、請求項1〜3のいずれかにおいて、
前記ビル設備監視装置の各々が前記コンピュータに対して通信ネットワークを介して定時収集データを送信する手段を具備し、
前記コンピュータが、前記定時収集データの着信に応じて該定時収集データに含まれる識別データに基づいて前記データベースから該定時収集データの送信元のビル設備監視装置を識別する手段と、識別された該ビル設備監視装置についての該定時収集データを記憶する手段とを有することを特徴とする。
(5)請求項5に係るビル管理方法は、複数のビルの各々に設置された1または複数のビル設備監視装置とこれらを管理するべくビル管理センターに設置されたコンピュータとが実行するビル管理方法において、
前記ビル設備監視装置の各々が前記コンピュータに対して通信ネットワークを介して1又は複数通りの警報信号と復旧信号とを送信するステップと、
前記コンピュータが、前記ビル設備監視装置毎にその識別データと前記警報信号の各々に対する対処内容データとをデータベースに予め登録するステップと、前記警報信号の着信に応じて該警報信号に含まれる識別データに基づいて前記データベースを参照することにより送信元のビル設備監視装置を識別するステップと、識別された該ビル設備監視装置についての該警報信号に対する対処内容データを前記データベースから抽出するステップと、抽出された前記対処内容データを表示装置に表示するステップと、前記復旧信号の着信に応じて前記警報信号の着信データを記憶装置に記憶する手段とを有することを特徴とする。
(6)請求項6に係るビル管理方法は、請求項5において、前記対処内容データの中に連絡先のIP電話番号データが含まれ、表示された該IP電話番号データを入力装置により選択することにより入力するステップと、該IP電話番号データの入力に応じてIP電話発信するステップとを有することを特徴とする。
(7)請求項7に係るビル管理方法は、請求項6において、前記復旧信号の受信に応じて前記IP電話発信データを記憶装置に記憶するステップを有することを特徴とする。
請求項1に係るビル管理システムでは、複数のビルの各々に設置された全ての設備監視装置の各々が通信ネットワークを介してビル管理センターに設置されたコンピュータへ直接、警報信号及び復旧信号を送信する。ビル管理センターのコンピュータは各設備監視装置毎に識別データと警報信号に対する対処内容データを予め登録したデータベースを有しているため、各設備監視装置を識別して直ちにその対処内容データを表示装置に表示することができる。これにより、警報信号に対する迅速かつ適切な処理が実現される。
また復旧信号の着信に応じて警報信号の着信データを蓄積することにより、警報発生に関する統計的データが得られるため、防災・防犯計画あるいは設備監視装置の配置及びメンテナンス等の計画に役立てることができる。請求項5に係るビル管理方法も同様である。
請求項2に係るビル管理システムではさらに、データベースに登録された対処内容データに連絡先のIP電話番号データが含まれ、表示された該IP電話番号データを選択すると直ちにIP電話発信が実行されるため、警報信号に対する迅速な処理が実現される。請求項6に係るビル管理方法も同様である。
請求項3に係るビル管理システムではさらに、復旧信号の受信に応じてIP電話発信データを記憶することにより、警報時の対応状況の統計的データが得られ、これを解析することによりさらに効率的な対応策を講じることが可能となる。請求項7に係るビル管理方法も同様である。
請求項4に係るビル管理システムではさらに、ビル設備監視装置の各々から通信ネットワークを介して定時収集データが送信され、これを記憶し蓄積することにより、現状の設備、機器の状況を判断し計画的に効率よく省エネルギーを図ることができる。
以下、実施例を示した図面を参照しつつ本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明によるビル管理システムを概略的かつ模式的に示す構成図である。管理対象とする複数のビルの各々に設置されたビル設備監視装置20は、各ビル内の各区画(例えば各テナントや設備室)に設置された各種の設備監視装置を集合的に表したものである。ビル設備監視装置20の各々は、適宜の通信ネットワークを介してビル管理センター10と接続され、種々の信号を送信することができる。
各設備監視装置は、例えば侵入監視用のウェブカメラ21a、空調系若しくは電気系機器の自動制御装置等を含むウェブBAS21b、IP電話21cがあり、好適例では、これらから発信される信号は光ルータ21dを介してIP−VPN51によりビル管理センター10へ送信される。光配線を採用することで設備配線や通信配線の統合が可能となり配線スペースの削減と作業の効率化を図れる。その他に、空調・電気・防災・防犯等に関連する設備管理端末21eであってダイヤルアップルータ21fを介して公衆回線網52によりビル管理センター10へ信号を送信する装置がある。ダイヤルアップルータ21gには、接続先であるビル管理センター10の電話番号が登録されており、接続が必要なときにだけ自動的に公衆回線網52への接続を行い、自動遮断も行う。図1の例では、通信ネットワークはIP−VPN51と公衆回線網52であるが、これらに限定することなく適宜の通信ネットワークを利用できる。
ビル管理センター10には、本発明によるビル管理システムの主要部であるコンピュータが設置されている。図1の例では、本発明の主要な処理を担う設備管理サーバ12と、データベースを構築管理するSQLサーバ13と、操作用端末14とから構成され、LAN16により接続されている。尚、ビル管理センター10のコンピュータ構成はこれに限定されない。操作用端末14には、有線または無線でヘッドセットを接続することによりIP電話として機能するためのIP電話処理手段14fを実現するプログラムと、設備管理サーバ12及びSQLサーバ13の入出力操作用プログラム(図示せず)とが導入されている。
ビル設備監視装置20の各々から送信された信号は、受信器11により受信される。受信器11は統合的に示したもので、種々の信号フォーマットに応じてそれぞれの処理が行われ、設備管理サーバ12へ渡される。設備管理サーバ12は、本システムの各機能を実現するプログラムを導入されている。制御部12aはCPU及びメモリを具備し、記憶装置12bに導入された所定のプログラムをメモリに読み込みCPUが実行することにより、データベース登録・更新処理12c、警報信号処理手段12d、定時収集データ処理手段12eとして機能する。
SQLサーバ13は、本システムに関する各種データを保存するデータベース13bを具備する。データベース13bに対する登録、更新、削除等の処理を行うプログラムが導入されており、制御部13aの具備するメモリに読み込みCPUが実行する。
図2Aは、ビル設備監視装置20における例えば設備管理端末21eから受信する着信データの構成例を模式的に示した図である。着信データが、異常検知により送信される警報データの場合、例えば、「発生日時」、「ビルID」、「テナントID」、「発生コード」等のデータが含まれる。「発生コード」は、例えば検知した異常の種類を示すための予め設定されたコードであってもよい。さらに、設備管理端末21eが計測器の場合、検知した異常値データを含めてもよい。ビルID及びテナントIDは、個々の設備管理端末21eの識別データの一例であり、設置場所の識別データでもある。
図2Bは、操作用端末14に接続されたIP電話の発信記録用のデータであるIP電話発信データの構成例を模式的に示した図である。例えば、発信先の「IP番号」、発信先の「ビルID」、「発信元電話番号」等のデータが含まれる。
図3Aは、データベース13b内に作成されるビルデータテーブル131の構成例を示す図である。ビルデータテーブル131には、管理対象とする各ビルの識別データ及び特性データが格納される。特性データには、例えば、当該ビルに設置された1または複数の機器データが含まれる。基本的なデータはデータベース13bへの登録時に入力されるが、各データは必要に応じて修正され更新される。
図3Bは、データベース13b内に作成されるテナントデータテーブル132の構成例を示す図である。テナントデータテーブル132には、管理対象とする各テナントの識別データ及び特性データが格納される。特性データには、例えば、「警備先名称」、「警備先担当連絡先」、「連絡先電話番号」、「所轄警察署電話番号」、「火災発生時対処内容」、「侵入発生時対処内容」等の異常発生時の対応に関するデータが含まれる。
図3Cは、データベース13b内に作成される発生事象テーブル133の構成例を示す図である。発生事象テーブル133には、各設備監視装置から送信される「発生コード」とその「発生事象名称」が定義されている。発生コードにより、着信データが異常発生時の警報データであるか、定時収集データであるかを識別し、警報データであれば異常の種類を識別することができる。
図3A〜図3Cの各テーブル131〜133は、主として設備管理サーバ12による警報信号処理手段12dによりアクセスされる。
図4は、データベース13b内に作成される着信データテーブル134の構成例を示す図である。図4の着信データテーブル134は、特に警報データの着信データを蓄積する。異常検知した設備監視装置の識別データ、設置場所、異常検知した日時、異常の内容等のデータが含まれる。尚、定時収集データ蓄積用のテーブル(図示せず)を別途設けることが好適である。
図5は、データベース13b内に作成されるIP電話発信データテーブル135の構成例を示す図である。図5のIP電話発信データテーブル135は、操作用端末14に付設されたIP電話の発信データを蓄積する。発信日時、発信先及び通話内容等に関するデータが含まれる。
図6は、設備管理サーバ12による警報信号処理12dの概略的な流れの一例を示すフロー図である。説明のために図1〜図5で使用した符号を適宜用いる。尚、SQLサーバ13のデータベース13b内には、少なくともビルデータテーブル131、テナントデータテーブル132及び発生事象テーブル135が予め作成され、必要なレコードが入力されている。これらのテーブルへのデータ入力は操作用端末14により行うことができる。
・ステップS1:ビル設備監視装置20に含まれるいずれかの機器又は端末からの着信データを受信器11を介して受け取る。
・ステップS2:着信データの種類を識別するために、着信データに含まれる発生コードを識別キーとして発生事象テーブル133を参照する。
・ステップS3:発生事象テーブル133の「発生事象名称」に基づいて、着信データが定時収集データであるか、いずれかの警報信号であるかを判断する。警報信号の場合は、ステップS4へ進む。定時収集データの場合はステップs11へ進む。
・ステップS4:着信データが警報信号である場合、着信データに含まれるビルID及びテナントIDを識別キーとして送信元のビル設備監視装置20及び該当する機器または端末を識別するためにビルデータテーブル131及びテナントデータテーブル132を参照し、該当するレコードを抽出する。
・ステップS5:抽出された各レコードから警報表示に必要なデータを取得する。例えば、ビルデータテーブル131の該当するレコードからは、「ビル名称」、「機器名称」、「設置場所」等を取得する。また例えば、テナントデータテーブル132の該当するレコードからは、「警備先名称」、「連絡先名称」、「連絡先電話番号」を取得する。さらに、警報信号に含まれる発生コードから警報信号の種類(「火災」であるか、「侵入」であるか等)を判断し、テナントデータテーブル132から該当する「対処内容」のデータを取得する。
・ステップS6:該当レコードから取得した各データに基づき、操作用端末14の表示装置14dに表示させる表示データを作成する。作成された表示データはLANを介して操作用端末14へ送信される。操作用端末14は、受け取った表示データを表示装置14dへ表示する。これにより、ビル管理センター10内において警報信号の詳細を把握することができる。
・ステップS7:着信データは、当該警報に対する対処が実行されて送信元の機器または端末から復旧信号を受信するまで設備管理サーバ12の適宜の記憶装置に一時的に記憶される。
・ステップS8:ステップS6で表示された「対処内容」に基づいて当該警報に応じた種々の対処が実行される。例えば、「対処内容」として表示された「連絡先電話番号」に対してIP電話から発信し、連絡を行う。好適には、表示装置14dの表示画面上にタッチスクリーン等の入力装置が設置されており、表示された電話番号をタッチペン等で選択することにより、IP電話処理手段14fが選択された電話番号に対する発呼を実行する。IP電話からの発呼はIP−PBX15を介して外部ネットワークへ接続される。通話は、操作用端末14に有線または無線で接続されたヘッドセットを通して行うことが好適である。IP電話の発信データもまた、当該警報に対する対処が実行されて送信元の機器または端末から復旧信号を受信するまで操作用端末14の適宜の記憶装置に一時的に記憶される。
・ステップS9:警報信号の送信元であるビル設備監視装置20の機器または端末から復旧信号が着信したか否かを判断する。復旧信号か否かは、着信データの発生コードをキーとして発生事象テーブル133を参照することにより判断する。復旧信号を受信した場合は、ステップS10へ進む。
・ステップS10:復旧信号の受信に応じて一時的に記憶されたていた着信データをSQLサーバ13の着信データテーブル134に新規レコードとして追加する。また、操作用端末14に一時的に記憶されていたIP電話発信データを設備管理サーバ12へ送り、IP電話発信データテーブル135に新規レコードとして追加して処理を終了する。
・ステップS11:ステップS3において着信データが定時収集データであると判断された場合は、着信データに含まれる必要なデータを定時収集データテーブル(図示せず)に追加して処理を終了する。
本発明によるビル管理システムを概略的かつ模式的に示す構成図である。 ビル設備監視装置20における例えば設備管理端末21eから受信する着信データの構成例を模式的に示した図である。 操作用端末14に接続されたIP電話の発信記録用のデータであるIP電話発信データの構成例を模式的に示した図である。 データベース13b内に作成されるビルデータテーブル131の構成例を示す図である。 データベース13b内に作成されるテナントデータテーブル132の構成例を示す図である。 データベース13b内に作成される発生事象テーブル133の構成例を示す図である。 データベース13b内に作成される着信データテーブル134の構成例を示す図である。 データベース13b内に作成されるIP電話発信データテーブル135の構成例を示す図である。 設備管理サーバ12による警報信号処理12dの概略的な流れの一例を示すフロー図である。
符号の説明
1 ビル管理システム
10 ビル管理センター
11 受信器
12 設備管理サーバ
13 SQLサーバ
13b データベース
131ビルデータテーブル
132 テナントデータテーブル
133 発生事象テーブル
134 着信データテーブル
135 IP電話発信データテーブル
136 定時収集データテーブル
14 端末
15 IP−PBX
16 LAN
20 ビル設備監視装置
21a ウェブカメラ
21b ウェブBAS
21c IP電話
21d 光ルータ
21e 設備管理端末
21f ダイヤルアップルータ
51 IP−VPN
52 公衆回線網

Claims (7)

  1. 複数のビルの各々に設置された1または複数のビル設備監視装置とこれらを管理するべくビル管理センターに設置されたコンピュータとを有するビル管理システムにおいて、
    前記ビル設備監視装置の各々が前記コンピュータに対して通信ネットワークを介して1又は複数通りの警報信号と復旧信号とを送信する手段を具備し、
    前記コンピュータが、前記ビル設備監視装置毎にその識別データと前記警報信号の各々に対する対処内容データとを予め登録したデータベースと、前記警報信号の着信に応じて該警報信号に含まれる識別データに基づいて前記データベースを参照することにより送信元のビル設備監視装置を識別する手段と、識別された該ビル設備監視装置についての該警報信号に対する対処内容データを前記データベースから抽出する手段と、抽出された前記対処内容データを表示する手段と、前記復旧信号の着信に応じて前記警報信号の着信データを記憶する手段とを有することを特徴とするビル管理システム。
  2. 前記対処内容データの中に連絡先のIP電話番号データが含まれており、前記コンピュータが、表示された該IP電話番号データを選択することにより該IP電話番号データを入力する手段と、該IP電話番号データの入力に応じてIP電話発信する手段とを有することを特徴とする請求項1に記載のビル管理システム。
  3. 前記復旧信号の受信に応じて前記IP電話発信データを記憶する手段とを有することを特徴とする請求項2に記載のビル管理システム。
  4. 前記ビル設備監視装置の各々が前記コンピュータに対して通信ネットワークを介して定時収集データを送信する手段を具備し、
    前記コンピュータが、前記定時収集データの着信に応じて該定時収集データに含まれる識別データに基づいて前記データベースから該定時収集データの送信元のビル設備監視装置を識別する手段と、識別された該ビル設備監視装置についての該定時収集データを記憶する手段とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のビル管理システム。
  5. 複数のビルの各々に設置された1または複数のビル設備監視装置とこれらを管理するべくビル管理センターに設置されたコンピュータとが実行するビル管理方法において、
    前記ビル設備監視装置の各々が前記コンピュータに対して通信ネットワークを介して1又は複数通りの警報信号と復旧信号とを送信するステップと、
    前記コンピュータが、前記ビル設備監視装置毎にその識別データと前記警報信号の各々に対する対処内容データとをデータベースに予め登録するステップと、前記警報信号の着信に応じて該警報信号に含まれる識別データに基づいて前記データベースを参照することにより送信元のビル設備監視装置を識別するステップと、識別された該ビル設備監視装置についての該警報信号に対する対処内容データを前記データベースから抽出するステップと、抽出された前記対処内容データを表示装置に表示するステップと、前記復旧信号の着信に応じて前記警報信号の着信データを記憶装置に記憶する手段とを有することを特徴とするビル管理方法。
  6. 前記対処内容データの中に連絡先のIP電話番号データが含まれ、表示された該IP電話番号データを入力装置により選択することにより入力するステップと、該IP電話番号データの入力に応じてIP電話発信するステップとを有することを特徴とする請求項5に記載のビル管理方法。
  7. 前記復旧信号の受信に応じて前記IP電話発信データを記憶装置に記憶するステップを有することを特徴とする請求項6に記載のビル管理方法。
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JP2009004987A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Tokyo Fm Broadcasting Co Ltd 監視制御システム
JP2014050096A (ja) * 2012-09-03 2014-03-17 Ace:Kk 遠隔監視・制御システム

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