JP2001316002A - ロール支持装置 - Google Patents

ロール支持装置

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JP2001316002A
JP2001316002A JP2000136587A JP2000136587A JP2001316002A JP 2001316002 A JP2001316002 A JP 2001316002A JP 2000136587 A JP2000136587 A JP 2000136587A JP 2000136587 A JP2000136587 A JP 2000136587A JP 2001316002 A JP2001316002 A JP 2001316002A
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JP
Japan
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roll
rotating shaft
supporting device
ring
shaft
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Application number
JP2000136587A
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English (en)
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Masaru Suzuki
勝 鈴木
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Sato Corp
Original Assignee
Sato Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業性がよく取り扱いが容易なロール支持装置
を提供する。 【解決手段】ロール16が装着される回転軸24の外周
部に径方向に拡縮自在なロール保持機構28を設ける。
ロール16は、拡径したロール保持機構28によって、
その巻芯14の内周面が外径方向に押圧されることによ
り、ガタツキを生じることなく回転軸24に支持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロール支持装置に係
り、特にラベルプリンタ等においてラベル連続体や熱転
写リボンが巻回されたロールを支持するロール支持装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のラベルが帯状台紙に仮着されてな
るラベル連続体は、ラベルプリンタを用いて各ラベルの
表面に所望の情報が印字される。ここで、このラベルプ
リンタで使用するラベル連続体は、一般に巻芯に巻回さ
れてロール状にされており、このロールをラベルプリン
タのラベル供給軸にセットして使用される。
【0003】ところで、このラベル連続体が巻回される
巻芯には種々のサイズのものがあり、そのままラベル供
給軸にセットするとガタツキが生じるという欠点があ
る。このため、従来は各巻芯のサイズに合ったアダプタ
をラベル供給軸に取り付け、このアダプタにロールを取
り付けるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ようにアダプタを介してロールをラベル供給軸に取り付
けるようにすると、複数のアダプタを用意しておかなけ
ればならず、取り扱いが面倒であるという欠点がある。
また、ロールを変えるたびにアダプタも交換しなければ
ならず、作業性が悪いという欠点もある。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、作業性がよく取り扱いが容易なロール支持装
置を提供する目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、帯状物が巻回されたロールを回転軸に支持
するロール支持装置において、前記回転軸の外周が径方
向に拡縮自在に設けられていることを特徴とするロール
支持装置を提供する。
【0007】また、本発明は前記目的を達成するため
に、帯状物が巻回されたロールを回転軸に支持するロー
ル支持装置において、一端が前記回転軸の一端に支持さ
れるとともに、他端が前記回転軸に沿って移動自在に設
けられ、他端を前記回転軸に沿って移動させると、前記
回転軸の外径方向に屈曲する屈曲部を有する屈曲部材を
前記回転軸の外周に所定の間隔をもって複数配設し、前
記回転軸に挿通されたロールの内周面を屈曲させた前記
屈曲部材の屈曲部で外径方向に押圧して、前記ロールを
前記回転軸に支持することを特徴とするロール支持装置
を提供する。
【0008】また、本発明は前記目的を達成するため
に、帯状物が巻回されたロールを回転軸に支持するロー
ル支持装置において、一端が前記回転軸の一端に支持さ
れるとともに、他端が前記回転軸に沿って移動自在に設
けられ、他端を前記回転軸に沿って移動させると、前記
回転軸の外径方向に湾曲する湾曲部を有する湾曲部材を
前記回転軸の外周に所定の間隔をもって複数配設し、前
記回転軸に挿通されたロールの内周面を湾曲させた前記
湾曲部材の湾曲部で外径方向に押圧して、前記ロールを
前記回転軸に支持することを特徴とするロール支持装置
を提供する。
【0009】また、本発明は前記目的を達成するため
に、帯状物が巻回されたロールを回転軸に支持するロー
ル支持装置において、前記回転軸に挿通され、前記回転
軸の軸線に沿って移動自在に設けられた移動筒と、前記
移動筒の外周に所定の間隔をもって複数形成され、前記
移動筒の一端に向かって縮径するテーパ状のガイドと、
前記各ガイドに摺動自在に設けられ、前記ガイド上を摺
動することにより前記回転軸の径方向に拡縮する摺動子
と、からなり、前記ロールを前記回転軸に挿通し、前記
移動筒を前記回転軸の一端に向けて移動させることによ
り前記摺動子を拡径させ、該摺動子で前記ロールの内周
面を外径方向に押圧して、前記ロールを前記回転軸に支
持することを特徴とするロール支持装置を提供する。
【0010】本発明によれば、回転軸の外周が径方向に
拡縮自在に設けられている。これにより、ロールを回転
軸に挿通後、その回転軸の外周を拡径させれば、ロール
の内周面は、その拡径された回転軸の外周に押圧される
ので、ガタツキを生じることなく回転軸に支持できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係るロール支持装置の好ましい実施の形態について詳説
する。
【0012】図1は、本発明に係るロール支持装置の第
1の実施の形態の構成を示す正面断面図である。このロ
ール支持装置10は、たとえばラベルプリンタに組み込
まれるものであり、ラベル連続体12を巻芯14に巻回
したロール16を回動自在に支持する。
【0013】ラベルプリンタの本体フレーム18には、
円柱状に形成された固定軸20が水平に取り付けられて
いる。この固定軸20にはベアリング22、22、…を
介して回転軸24が回動自在に支持されている。
【0014】回転軸24は、円筒状に形成されており、
その基端部にはフランジ26が形成されている。そし
て、その外周にはロール16を保持するロール保持機構
28が取り付けられている。
【0015】ロール保持機構28は、固定リング30、
第1拡径リング32、中間リング34、第2拡径リング
36及び移動リング38と、これらの各連結リング間を
連結する第1連結板40、第2連結板42、第3連結板
44及び第4連結板46と、移動リング38の移動を規
制するストッパー48とから構成されている。
【0016】固定リング30は、回転軸24の外径より
も若干大きめのリング状に形成されており、移動しない
ように回転軸24の基端部に固定されている。
【0017】第1拡径リング32と第2拡径リング36
とは、共に大径のリング状に形成されており、それぞれ
その一部に切欠き50が形成されて(図3参照)、径方
向に拡縮自在に形成されている。
【0018】中間リング34は、回転軸24の外径より
も若干大きめのリング状に形成されており、回転軸24
の外周に沿って摺動自在に挿通されている。
【0019】移動リング38は、回転軸24の先端部分
に形成された鋸刃状の凹凸部52の外径よりも若干大き
めのリング状に形成されており、回転軸24の外周に沿
って移動自在に挿通されている。
【0020】第1連結板40は、弾性変形可能な材料に
よって帯状に形成されており、固定リング30と第1拡
径リング32とを連結している。この第1連結板40
は、図2及び図3に示すように、固定リング30及び第
1拡径リング32の外周3ヵ所に等間隔に配設されてお
り、その連結部は揺動自在に連結されている。すなわ
ち、図4に示すように、第1連結板40は、その両端部
が筒状に巻かれており、その筒状部42a、42bに固
定リング30と第1拡径リング32とを遊嵌して、揺動
自在に連結している。
【0021】第2連結板42は、前記第1連結板40と
同様に弾性変形可能な材料によって帯状に形成されてお
り、第1拡径リング32と中間リング34とを連結して
いる。この第2連結板42は、図2及び図3に示すよう
に、第1拡径リング32及び中間リング34の外周3ヵ
所に等間隔に配設されており、その連結部は前記第1連
結板40と同様に揺動自在に連結されている。
【0022】第3連結板44は、前記第1連結板40と
同様に弾性変形可能な材料によって帯状に形成されてお
り、中間リング34と第2拡径リング36とを連結して
いる。この第3連結板44は、中間リング34及び第2
拡径リング36の外周3ヵ所に等間隔に配設されてお
り、その連結部は前記第1連結板40と同様に揺動自在
に連結されている。
【0023】第4連結板46は、前記第1連結板40と
同様に弾性変形可能な材料によって帯状に形成されてお
り、第2拡径リング36と移動リング38とを連結して
いる。この第4連結板46は、第2拡径リング36及び
移動リング38の外周3ヵ所に等間隔に配設されてお
り、その連結部は前記第1連結板40と同様に揺動自在
に連結されている。
【0024】ストッパー48は、レバー54と係合片5
6とから構成されている。レバー54は板状に形成され
ており、移動リング38に連結されている。このレバー
54は、移動リング38の外周3ヵ所に等間隔に配設さ
れており、その連結部は揺動自在に連結されている。一
方、係合片56は三角形状に形成されており、レバー5
4の裏面に固着されている。この係合片56は回転軸2
4の先端部分に形成された鋸刃状の凹凸部52に係合す
る。
【0025】ロール保持機構28は以上のように構成さ
れ、移動リング38を回転軸24に沿ってフランジ26
側にスライドさせると、互いに連結された第1連結板4
0〜第4連結板46が第1拡径リング32と第2拡径リ
ング36との連結部において外径方向に屈曲し、径が拡
大する。逆に、移動リング38を回転軸24に沿ってフ
ランジ26と反対側にスライドさせると、互いに連結さ
れた第1連結板40〜第4連結板46が第1拡径リング
32と第2拡径リング36との連結部において内径方向
に屈曲し、径が縮小する(図4参照)。
【0026】以上のように構成された本実施の形態のロ
ール支持装置10の作用は次のとおりである。
【0027】まず、移動リング38を回転軸24に沿っ
て回転軸24の先端側にスライドさせ、各連結板40〜
46の径を縮径させておく。次に、ラベル連続体12が
巻回された巻芯14を回転軸24に嵌め込む。そして、
その端面をフランジ26に当接させる。
【0028】次に、移動リング38を回転軸24に沿っ
てフランジ26側にスライドさせる。これにより、互い
に連結された第1連結板40〜第4連結板46が第1拡
径リング32と第2拡径リング36との連結部において
外径方向に屈曲し、径が拡大する。この拡径した第1拡
径リング32と第2拡径リング36は、回転軸24に嵌
め込まれた巻芯14の内周面を外径方向に押圧し、これ
により、巻芯14が回転軸24に固定される。オペレー
タは、この第1拡径リング32と第2拡径リング36と
が巻芯14の内周面に押圧当接した位置で移動リング3
8の移動を止め、ストッパー48の係合片56を回転軸
24に形成された鋸刃状の凹凸部52に係合させる。す
なわち、レバー54を降ろし、係合片56を凹凸部52
に嵌め込み、係止させる。
【0029】以上により、ロール16の装着が完了し、
ロール16は、その巻芯14の内周面が第1拡径リング
32と第2拡径リング36とに押圧されて、回転軸24
に固定される。
【0030】一方、ロール16を交換する場合は、ま
ず、ストッパー48によるロックを解除し、移動リング
38を回転軸24に沿って回転軸24の先端側にスライ
ドさせる。この結果、互いに連結された第1連結板40
〜第4連結板46が第1拡径リング32と第2拡径リン
グ36との連結部において内径方向に屈曲し、径が縮小
する(図4参照)。これにより、巻芯14の押圧が解除
されるので、回転軸24から巻芯14を抜き取り、新た
なロール16の巻芯14を装着する。
【0031】このように、本実施の形態のロール支持装
置10によれば、ロール保持機構28を介して回転軸2
4の外径が拡縮自在に形成されているため、様々なサイ
ズの巻芯14に対応してロール16を支持することがで
きる。これにより、従来のように、複数のアダプタを保
有しておく必要が無くなり、取り扱いが容易になる。ま
た、ロール保持機構28を拡縮させるだけで簡単にロー
ル16の取り付け、取り外しを行うことができる。
【0032】なお、本実施の形態では、ロール保持機構
28は、第1拡径リング32と第2拡径リング36の2
ヵ所で屈曲するように構成しているが、更に複数箇所で
屈曲させるように構成してもよい。
【0033】また、図5に示すように、第1拡径リング
32と第2拡径リング36との間に中間リング34A、
34Bを2つ設け、この2つの中間リング34A、34
Bの間を回転軸24の軸線と平行な連結板58で連結す
るようにしてもよい。これにより、屈曲部の間隔を調整
できる。
【0034】図6は、本発明に係るロール支持装置の第
2の実施の形態の構成を示す正面断面図であり、図7
は、図6の7−7断面図である。
【0035】なお、本実施の形態のロール支持装置60
は、ロール保持機構62の構成のみが上述した第1の実
施の形態のロール支持装置10と相違しているので、こ
こでは、このロール保持機構62の構成についてのみ説
明する。
【0036】ロール保持機構62は、固定リング64、
移動リング66、湾曲ワイヤ68及びストッパー70で
構成されている。
【0037】固定リング64は、回転軸24の外径より
も若干大きめのリング状に形成されており、回転軸24
の基端部に固定されている。
【0038】移動リング66は、回転軸24の先端部分
に形成された鋸刃状の凹凸部52の外径よりも若干大き
めのリング状に形成されており、回転軸24の外周に沿
って移動自在に挿通されている。
【0039】湾曲ワイヤ68は、弾性変形可能な材料に
よって形成されており、両端がそれぞれ固定リング64
と移動リング66とに連結されている。この湾曲ワイヤ
68は、図7に示すように、固定リング64及び移動リ
ング66の外周に一定ピッチで多数放射状に配設されて
おり、その連結部は揺動自在に連結されている。
【0040】ストッパー70は、上述した第1の実施の
形態のストッパー48と同じ構成である。すなわち、レ
バー72と係合片74とから構成されており、係合片5
6を回転軸24の先端部分に形成された鋸刃状の凹凸部
52に係合させて、移動リング66の移動を規制する。
【0041】ロール保持機構62は以上のように構成さ
れ、移動リング66を回転軸24に沿ってフランジ26
側にスライドさせると、放射状に配設された各湾曲ワイ
ヤ68が、ほぼ中央部において外径方向に湾曲し、径が
拡大する。
【0042】以上のように構成された本実施の形態のロ
ール支持装置60の作用は次のとおりである。
【0043】まず、移動リング66を回転軸24に沿っ
て回転軸24の先端側にスライドさせ、湾曲ワイヤ68
を縮径させる。次に、ラベル連続体12が巻回された巻
芯14を回転軸24に嵌め込む。そして、その端面をフ
ランジ26に当接させる。
【0044】次に、移動リング66を回転軸24に沿っ
てフランジ26側にスライドさせる。これにより、互い
に湾曲ワイヤ68が、ほぼ中央部において外径方向に屈
曲し、径が拡大する。この拡径した湾曲ワイヤ68は、
回転軸24に嵌め込まれた巻芯14の内周面を外径方向
に押圧し、これにより、巻芯14が回転軸24に固定さ
れる。
【0045】オペレータは、この湾曲ワイヤ68が巻芯
14の内周面に押圧当接した位置で移動リング66の移
動を止め、ストッパー70の係合片56を回転軸24に
形成された鋸刃状の凹凸部52に係合させる。
【0046】以上により、ロール16の装着が完了し、
ロール16は、その巻芯14の内周面が湾曲ワイヤ68
に押圧されて、回転軸24に固定される。
【0047】一方、ロール16を交換する場合は、ま
ず、ストッパー70によるロックを解除し、移動リング
66を回転軸24に沿って回転軸24の先端側にスライ
ドさせる。これにより、湾曲ワイヤ68による巻芯14
の押圧が解除されるので、回転軸24から巻芯14を抜
き取り、新たなロール16の巻芯14を装着する。
【0048】このように、本実施の形態のロール支持装
置60においても、上述した第1の実施の形態のロール
支持装置10と同様に様々なサイズの巻芯14に対応し
てロール16を支持することができる。
【0049】図8は、本発明に係るロール支持装置の第
3の実施の形態の構成を示す正面断面図であり、図9
は、図8の9−9断面図である。
【0050】なお、本実施の形態のロール支持装置80
は、ロール保持機構82の構成のみが上述した第1の実
施の形態のロール支持装置10と相違しているので、こ
こでは、このロール保持機構82の構成についてのみ説
明する。
【0051】ロール保持機構82は、移動筒84、拡径
ブロック86及びストッパー88で構成されている。
【0052】移動筒84は筒状に形成されており、回転
軸24に挿通されて移動自在に設けられている。この移
動筒84の外周部には3つのガイドレール90が等間隔
に形成されている。ガイドレール90は、移動筒84の
軸線に沿って形成されており、回転軸24のフランジ2
6に向かって縮径するようにテーパ状に形成されてい
る。そして、その上部にはアリ90Aが形成されてい
る。
【0053】拡径ブロック86は回転軸24と同じ曲率
を有する円弧状に形成されており、移動筒84の外周部
の3ヵ所に等間隔に配設されている。この拡径ブロック
86の内周部には摺動子92が形成されている。摺動子
92は、ガイドレール90に対応してテーパ状に形成さ
れており、その内周面にはアリ溝92Aが形成されてい
る。このアリ溝92Aには、ガイドレール90の上部に
形成されたアリ90Aが嵌合されており、これにより、
摺動子92がガイドレール90に沿って摺動自在に支持
される。そして、この摺動子92がガイドレール90上
を摺動することにより、拡径ブロック86の外周面が回
転軸24の外周面と平行状態を維持したまま、その外径
を拡縮する。
【0054】ストッパー88はナットで構成されてお
り、回転軸24の先端部に形成されたネジ部94に螺合
されている。このストッパー88は回転軸24のフラン
ジ26に向けて締め込むと、移動筒84の端面を押圧し
て移動筒84を移動させる。
【0055】以上のように構成された本実施の形態のロ
ール支持装置80の作用は次のとおりである。
【0056】まず、ストッパー88を緩めて回転軸24
の先端側に退避させる。そして、移動筒84を回転軸2
4に沿って回転軸24の先端側にスライドさせる。一
方、各拡径ブロック86は、回転軸24のフランジ26
側にスライドさせ、フランジ26に当接させる。これに
より、拡径ブロック86の径が縮径状態となる。
【0057】次に、ラベル連続体12が巻回された巻芯
14を回転軸24に嵌め込む。そして、その端面をフラ
ンジ26に当接させる。
【0058】次に、移動筒84を回転軸24に沿ってフ
ランジ26側にスライドさせる。これにより、移動筒8
4に形成されたテーパ状のガイドレール90が、拡径ブ
ロック86を押し拡げ、拡径ブロック86の外径が拡大
する。この拡径した拡径ブロック86が、回転軸24に
嵌め込まれた巻芯14の内周面を外径方向に押圧し、こ
れにより、巻芯14が回転軸24に固定される。オペレ
ータは、この拡径ブロック86が巻芯14の内周面に押
圧当接した位置で移動筒84の移動を止め、ストッパー
88を締め込み、移動筒84をロックする。
【0059】以上により、ロール16の装着が完了し、
ロール16は、その巻芯14の内周面が拡径ブロック8
6に押圧されて、回転軸24に固定される。
【0060】一方、ロール16を交換する場合は、ま
ず、ストッパー70によるロックを解除し、移動筒84
を回転軸24に沿って回転軸24の先端側にスライドさ
せる。これにより、拡径ブロック86が縮径するので、
回転軸24から巻芯14を抜き取り、新たなロール16
の巻芯14を装着する。
【0061】このように、本実施の形態のロール支持装
置80においても、上述した第1の実施の形態のロール
支持装置10と同様に様々なサイズの巻芯14に対応し
てロール16を支持することができる。
【0062】なお、上述した一連の実施の形態では、本
発明をラベルプリンタのロール支持装置に適用した例で
説明したが、本発明は帯状物が巻回されたロールを支持
する装置の全てに適用することができる。たとえば、ラ
ベルプリンタやタグプリンタ等における熱転写リボンの
支持装置にも適用できる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転軸の外周を拡縮させるだけで簡単にロールの取り付
け、取り外しを行うことができる。また、複数のアダプ
タを保有しておく必要が無くなり、取り扱いが容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロール支持装置の第1の実施の形
態の構成を示す正面断面図
【図2】図1の2−2断面図
【図3】ロール保持機構の要部の構成を示す斜視図
【図4】ロール保持機構の要部の構成を示す側面断面図
【図5】第1の実施の形態のロール支持装置の変形例を
示す正面断面図
【図6】本発明に係るロール支持装置の第2の実施の形
態の構成を示す正面断面図
【図7】図6の7−7断面図
【図8】本発明に係るロール支持装置の第3の実施の形
態の構成を示す正面断面図
【図9】図8の9−9断面図
【符号の説明】 10…ロール支持装置、12…ラベル連続体、14…巻
芯、16…ロール、18…本体フレーム、20…固定
軸、22…ベアリング、24…回転軸、26…フラン
ジ、28…ロール保持機構、30…固定リング、32…
第1拡径リング、34…中間リング、36…第2拡径リ
ング、38…移動リング、40…第1連結板、42…第
2連結板、44…第3連結板、46…第4連結板、48
…ストッパー、50…切欠き、52…凹凸部、54…レ
バー、56…係合片、58…連結板、60…ロール支持
装置、62…ロール保持機構、64…固定リング、66
…移動リング、68…湾曲ワイヤ、70…ストッパー、
72…レバー、74…係合片、80…ロール支持装置、
82…ロール保持機構、84…移動筒、86…拡径ブロ
ック、88…ストッパー、90…ガイドレール、90A
…アリ、92…摺動子、92A…アリ溝、94…ネジ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状物が巻回されたロールを回転軸に支
    持するロール支持装置において、 前記回転軸の外周が径方向に拡縮自在に設けられている
    ことを特徴とするロール支持装置。
  2. 【請求項2】 帯状物が巻回されたロールを回転軸に支
    持するロール支持装置において、 一端が前記回転軸の一端に支持されるとともに、他端が
    前記回転軸に沿って移動自在に設けられ、他端を前記回
    転軸に沿って移動させると、前記回転軸の外径方向に屈
    曲する屈曲部を有する屈曲部材を前記回転軸の外周に所
    定の間隔をもって複数配設し、前記回転軸に挿通された
    ロールの内周面を屈曲させた前記屈曲部材の屈曲部で外
    径方向に押圧して、前記ロールを前記回転軸に支持する
    ことを特徴とするロール支持装置。
  3. 【請求項3】 帯状物が巻回されたロールを回転軸に支
    持するロール支持装置において、 一端が前記回転軸の一端に支持されるとともに、他端が
    前記回転軸に沿って移動自在に設けられ、他端を前記回
    転軸に沿って移動させると、前記回転軸の外径方向に湾
    曲する湾曲部を有する湾曲部材を前記回転軸の外周に所
    定の間隔をもって複数配設し、前記回転軸に挿通された
    ロールの内周面を湾曲させた前記湾曲部材の湾曲部で外
    径方向に押圧して、前記ロールを前記回転軸に支持する
    ことを特徴とするロール支持装置。
  4. 【請求項4】 帯状物が巻回されたロールを回転軸に支
    持するロール支持装置において、 前記回転軸に挿通され、前記回転軸の軸線に沿って移動
    自在に設けられた移動筒と、 前記移動筒の外周に所定の間隔をもって複数形成され、
    前記移動筒の一端に向かって縮径するテーパ状のガイド
    と、 前記各ガイドに摺動自在に設けられ、前記ガイド上を摺
    動することにより前記回転軸の径方向に拡縮する摺動子
    と、からなり、前記ロールを前記回転軸に挿通し、前記
    移動筒を前記回転軸の一端に向けて移動させることによ
    り前記摺動子を拡径させ、該摺動子で前記ロールの内周
    面を外径方向に押圧して、前記ロールを前記回転軸に支
    持することを特徴とするロール支持装置。
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