JP2001310953A - 防水シート及び施工方法 - Google Patents
防水シート及び施工方法Info
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Abstract
防水シートを提供することである。 【解決手段】 本発明はアクリル系ゴム又はアルキル
(メタ)アクリレート樹脂のいずれか一方或は双方を主
成分とする組成物から成る防水シートであり、その組成
物に難燃剤を含有せしめり、さらに光安定剤又は紫外線
吸収剤のいずれか一方或は双方を含有せしめたり、可塑
剤を含有せしめたことである。また、このような防水シ
ートに、難燃剤を含有するアクリル系組成物から成る別
の層を少なくとも一層以上積層したこと、若しくは基材
を積層すること、或は裏面に発泡体を積層することであ
る。さらに、これらの防水シートを溶剤溶着する施工方
法である。
Description
いられる屋上防水シートなどのいわゆる防水シートに関
するものであり、柔軟性を維持しながら耐候性を向上さ
せた溶剤溶着可能な防水シートに関するものである。
置される防水シートは、雨水等が建築物の内部に進入し
てくるのを防止するために使用されるものであり、耐候
性、強度、柔軟性、施工性が重要な機能の一つとなる。
従来、防水シートとしてはポリ塩化ビニル、加硫ゴムが
用いられ、最近では、オレフィン系シートが開発されて
いる。
したシートは、比重が大きいのでシートが重く作業性が
悪くて施工しづらく、耐候性、耐久性が不十分である。
また、加硫ゴムを使用したシートは、シート同士を接合
する場合には接着剤を使用しなければならず、施工に時
間がかかり、さらに接着剤の塗布ムラによりシート同士
の接合部の強度が弱く水密性に劣るという欠点がある。
ートは、柔軟性に劣り、施工しづらい欠点がある。さら
に防水シートを屋外で使用する際には長期の耐候性が要
求されるが、未だ充分満足できる性能のものは得られて
いない。
消し、耐候性、柔軟性、溶剤溶着性がよい防水シートを
提供することであり、さらに必要に応じて、寸法安定
性、熱融着性、難燃性、リサイクル性を付与し、軽量な
防水シートを提供することである。
を解消するために、請求項1ではアクリル系ゴム又はア
ルキル(メタ)アクリレート樹脂のいずれか一方或は双
方を主成分とする組成物(以下、アクリル系組成物と略
称する)から成ることを特徴とし、請求項2ではそのア
クリル系組成物に難燃剤を含有せしめたことを特徴と
し、さらに、請求項3では、これらのいずれかのアクリ
ル系組成物に光安定剤又は紫外線吸収剤のいずれか一方
或は双方を含有せしめたことを特徴とし、請求項4では
前記のアクリル系組成物に可塑剤を含有せしめたことを
特徴とする防水シートである。また、請求項5では前記
のいずれかの防水シートに難燃剤を含有するアクリル系
組成物から成る層を少なくとも一層以上積層したことを
特徴とし、請求項6では前記請求項1〜5のいずれかの
防水シートに基材を積層することを特徴とし、請求項7
ではさらに請求項1〜6のいずれかの防水シートの裏面
に発泡体を積層することを特徴とするものである。ま
た、請求項8では請求項1〜7のいずれかに記載した防
水シートを溶剤溶着することを特徴とする施工方法であ
る。
柔軟性があり、溶剤溶着が可能であり、軽量なシートを
得ることができると共に、非透水性を有する防水シート
となる。
アクリル系組成物は、アルキル(メタ)アクリレートゴ
ムを含むアクリル系ゴム又はアルキル(メタ)アクリレ
ート樹脂からなり、構成比率はアクリル系ゴムが10〜
90重量%でアルキル(メタ)アクリレート樹脂が90
〜10重量%であるものが一般的に用いられ、アクリル
系ゴム又はアルキル(メタ)アクリレート樹脂単体でも
良い。
〜12のアクリル酸エステルとそれと共重合可能な単量
体を重合してなる。
クリル酸エステルとしては、特に限定されないが、柔軟
性を考慮すると、好ましくは、アクリル酸エチル、アク
リル酸ブチル、アクリル酸―2―エチルヘキシルなどで
ある。
可能な単量体は、特に限定されないが、好ましくは、ビ
ニル、ビニリデンモノマー等であり、さらに好ましく
は、単官能モノマーでは、スチレン等の芳香族ビニル、
アクリロニトリル等のシアン化ビニル、シクロヘキシル
マレイミド等のマレイン酸誘導体である。多官能モノマ
ーでは、エチレンジメタクリレート、メタクリル酸アリ
ル、ケイヒ酸アリル、ソルビン酸アリル、フタル酸ジア
リル等の2官能性モノマー、シアヌル酸トリアリル、イ
ソシアヌル酸トリアリル、トリメリット酸トリアリル、
トリメチロールプロパントリアクリレート、フマール酸
トリアリル、マレイン酸トリアリル等の3官能性モノマ
ー、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ピロメ
リット酸テトラアクリレート等の4官能性モノマー等を
単独または、併用して使用することが出来る。
ルガノシロキサンゴム成分を含んでもよい。
はメタクリル酸メチルとアルキル基の炭素数が1〜12
のアクリル酸エステルとそれらと共重合可能な単量体を
重合してなる。
クリル酸エステルとしては、特に限定されないが、好ま
しくは、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸ブチル、アクリル酸―2―エチルヘキシルなどであ
る。
樹脂と共重合可能な単量体は特に限定する必要がなく、
アクリル系ゴムに用いられたものと同種類のものが使用
可能である。
アクリレート樹脂の重合方法は乳化重合、溶液重合、塊
状重合などがあり、本発明にはいずれの方法により製造
されたものでも使用できるが、耐候性、強度を考慮する
と乳化重合により製造されたものが好ましい。
能を害さない範囲で、他の熱可塑性樹脂をブレンドする
こともできる。他の熱可塑性樹脂としてはポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
エチレンエチルアクリレート、オレフィン系エラストマ
ー、ポリエステル系エラストマー、ウレタン系エラスト
マー、スチレン系エラストマー、スチレンブタジエンラ
バー、ニトリルブタジエンラバーなどが例示できる。
は、前記のアクリル系ゴム組成物に通常の難燃剤を添加
することが出来る。本発明に用いる難燃剤は、臭素系難
燃剤、塩素系難燃剤、リン系難燃剤、加熱膨張性難燃
剤、金属水酸化物、シリコーン系難燃剤、メラミン系難
燃剤、ホウ素系難燃剤、スズ系難燃剤、アンチモン系難
燃剤、金属酸化物系難燃剤等を使用することができる。
さらに、これらの難燃剤をブレンドして使用してもよ
い。
ロモベンゼン、ヘキサブロモビフェニル、ヘキサブロモ
ジフェニルオキサイド、ヘキサブロモシクロドデカン、
ヘキサクロロシクロペンタンジエンのディールスアルダ
ー付加物、ペンタブロモエチルベンゼン、ペンタブロモ
シクロヘキサン、ペンタブロモトルエン、ポリペンタブ
ロモベンジルアクリレート、ポリジブロモフェニレンエ
ーテル、デカブロモジフェニル、デカブロモジフェニル
オキサイド、デカブロモジフェニルエーテル、オクタブ
ロモジフェニルオキサイド、オクタブロモナフタリン、
テトラデカブロモジフェノキシベンゼン、テトラブロモ
ビスフェノールAおよびその誘導体、テトラブロモビス
フェノールA−ビス(2−ヒドロキシエチルエーテ
ル)、テトラブロモビスフェノールA−ビス(2,3−
ジブロモプロピルエーテル)、テトラブロモビスフェノ
ールA−ビス(ブロモエチルエーテル)、テトラブロモ
ビスフェノールA−ビス(アリルエーテル)、テトラブ
ロモビスフェノールS、テトラブロモビスフェノールS
−ビス(ヒドロキシエチルエーテル)、テトラブロモビ
スフェノールS−ビス(2,3−ジブロモプロピルエー
テル)などのテトラブロモビスフェノールS誘導体、テ
トラブロモ無水フタル酸、テトラブロモ無水フタル酸誘
導体、テトラブロモフタルイミド、テトラブロモジフェ
ノキシベンゼン、テトラブロモシクロオクタン、テトラ
ブロモフタレートジオール、テトラブロモフタレートエ
ステル、エチレンビステトラブロモフタルイミド、エチ
レンビス(5,6−ジブロモノルボルナン−2,3−ジ
カルボキシイミド)、エチレンビストリブロモフェニル
エーテル、エチレンビスペンタブロモフェニル、トリス
−(2,3−ジブロモプロピル−1)−イソシアヌレー
ト、トリブロモフェノール、トリブロモフェニルグリシ
ジルエーテル、トリブロモフェニルアクリレート、トリ
ブロモネオペンチルアルコール、ビス(2,4,6−ト
リブロモフェノキシ)エタン、臭素化ポリスチレン、臭
素化ポリフェニレンオキサイド、臭素化エポキシ樹脂、
臭素化ポリカーボネート、臭素化フタルイミド、臭素化
フェノキシ、臭素化芳香族トリアジン、ビス(トリブロ
モフェニル)フマルアミド、N−メチルヘキサブロモジ
フェニルアミン、ポリジブロモフェニレンオキサイド、
ポリ(ペンタブロモベンジルポリアクリレート)、ジブ
ロモメタクレゾール、ジブロモネオペンチルグリコー
ル、ビス(トリブロモフェノキシ)エタン等が挙げられ
る。また、これらを2種以上ブレンドして使用してもよ
い。
塩素化ポリエチレン、デクロランプラス(パークロロシ
クロペンタデカノン)、テトラクロロ無水フタル酸等が
挙げられ、これらを2種以上ブレンドして使用してもよ
い。
ルホスフェート、トリエチルフスフェート、トリフェニ
ルホスフェート、トリクレジルホスフェート、キシレニ
ルジフェニルホスフェート、2−エチルヘキシルジフェ
ニルホスフェート、ジメチルメチルホスフェート、トリ
キシレニルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェ
ート、クレジル2,6キシレニルホスフェート、トリス
(クロロエチル)ホスフェート、トリス(クロロプロピ
ル)ホスフェート、トリス−β−クロロプロピルホスフ
ェート、クロロアルキルフォスフェート、トリス(ジク
ロロプロピル)ホスフェート、トリス(トリブロモネオ
ペンチル)ホスフェート、レゾルシノールビス(ジフェ
ニル)ホスフェート、トリアリルホスフェート、ジエチ
ル−N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノメチ
ルホスフェート、オクチルジフェニルホスフェート、ト
リス(2,6−ジメチルフェニル)ホスフェート、芳香
族リン酸エステル、芳香族縮合リン酸エステル、含ハロ
ゲン縮合リン酸エステル、ポリリン酸アンモニウム、メ
ラミン被覆ポリリン酸アンモニウム、ポリクロロホスフ
ォネート、赤リン等が挙げられる。また、これらを2種
以上ブレンドして使用してもよい。また、リン酸エステ
ル系難燃剤は可塑剤としての効果を併せ持つものでもあ
る。
状黒鉛を硫酸や硝酸あるいは燐酸等で酸化処理したもの
であり、黒鉛−硫酸層間化合物等である。本発明ではこ
れら加熱膨張性難燃剤のうち300〜400℃の温度で
膨張し始めて50倍以上に膨張するものが好ましい。
ム、水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム等が挙げら
れる。また、これらを2種類以上ブレンドして使用して
もよい。
エラストマー、シリコーンオイル、粉末シリコーン等が
挙げられる。また、これらを2種以上ブレンドして使用
してもよい。
ラミンシアヌレート、メラミンフォスフェート、粉末メ
ラミン等が挙げられる。また、これらを2種以上ブレン
ドして使用してもよい。
挙げられる。また、これらを2種以上ブレンドして使用
してもよい。
ロキシスズ酸亜鉛等が挙げられる。また、これらを2種
以上ブレンドして使用してもよい。
チモン、四酸化アンチモン、五酸化アンチモン等が挙げ
られる。また、これらを2種以上ブレンドして使用して
もよい。
シウム、酸化アルミニウム、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化
銅、酸化ジルコニウム、酸化ニッケル等が挙げられる。
また、これらを2種以上ブレンドして使用してもよい。
アクリル系組成物100重量部に対して、通常0.1〜
100重量部の範囲であり、1〜50重量部の範囲がよ
り好ましい。0.1重量部未満であると難燃性が悪く、
100重量部を越えるとシートが硬くなったり、機械的
物性の低下、比重の増加等の問題点が生じる。金属水酸
化物については難燃性の点からアクリル系組成物100
重量部に対して15〜300重量部であることが好まし
い。
はそれ自体で耐候性が優れているが、更に耐候性が要求
される場合には、光安定剤又は紫外線吸収剤のいずれか
一方或は双方を添加する。また、アクリル系組成物は、
難燃剤の添加により、耐候性が損なわれる傾向があるの
で、その耐候性を補うため前記と同様に光安定剤又は紫
外線吸収剤のいずれか一方或は双方を添加する。
ート系光安定剤、ヒンダードアミン系光安定剤を使用す
ることができ、耐候性の面からヒンダードアミン系光安
定剤が好ましい。
−ジ−tert−ブチルフェニル−3,5−ジ−ter
t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエートが挙げられ
る。
−水素置換ヒンダードアミン化合物(N−H型)、N−
メチル置換ヒンダードアミン化合物(N−Me型)、N
−アルコキシル置換ヒンダードアミン化合物(N−OR
型)が挙げられ、それぞれヒンダードアミン化合物中に
含まれる窒素原子に水素原子、メチル基またはアルコキ
シル基が結合している公知の化合物を使用することが、
耐候性の面からN−水素置換ヒンダードアミン化合物
(N−H型)、N−メチル置換ヒンダードアミン化合物
(N−Me型)が好ましい。
キス−(4,6−ビス−(ブチル−(N−メチル−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)アミ
ノ)−トリアジン−2−イル)−4,7−ジアザデカン
−1,10−ジアミン、ジブチルアミン・1,3,5−
トリアジン・N,N′,−ビス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル−1,6−ヘキサメチレンジ
アミン・N−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)ブチルアミンの重縮合物、ポリ[{6−(1,
1,3,3−テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5
−トリアジン−2,4−ジイル}{(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)イミノ}ヘキサメチレ
ン{(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)イミノ}]、コハク酸ジメチルと4−ヒドロキシ−
2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジンエタノ
ールの重合物、デカンニ酸ビス(2,2,6,6−テト
ラメチル−1(オクチルオキシ)−4−ピペリジニル)
エステルと1,1−ジメチルエチルヒドロペルオキシド
とオクタンの反応生成物、ビス(1,2,2,6,6−
ペンタメチル−4−ピペリジル)[[3,5−ビス
(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドリキシフェニ
ル]メチル]ブチルマロネート、ビス(1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート及
びメチル1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペ
リジルセバケート、ビス(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジル)セバケート等が挙げられる。ま
た、これらを単独または2種以上ブレンドして使用して
もよい。
ル系組成物100重量部に対して0.1〜5重量部の範
囲である。0.1重量部未満であると耐候性が劣り、5
重量部を越えて添加しても耐候性の向上はあまり見られ
ず、コストアップにつながり好ましくない。
ンゾフェノン系紫外線吸収剤、トリアゾール系紫外線吸
収剤を使用することができる。また、これらをブレンド
して使用してもよい。
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ
−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
メトキシベンゾフェノン−5−スルフォニックアシッ
ド、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−n−ドデシルオキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−ベンジルオキシベンゾフ
ェノン、ビス(5−ベンゾイル−4−ヒドロキシ−2−
メトキシフェニル)メタン、2,2’−ジヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ
−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,
4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン、4−ドデ
シルオキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−メトキシ−2’−カルボキシベンゾフェノ
ン等が挙げられる。また、これらを2種以上ブレンドし
て使用してもよい。
は、2−(2H−ベンゾトリアゾールー2−イル)−p
−クレゾール、2−(2H−ベンゾトリアゾールー2−
イル)−4−6−ビス(1−メチル−1−フェニルエチ
ル)フェノール、2−ベンゾトリアゾール−2−イル−
4,6ジ−tert−ブチルフェノール、2−(5−ク
ロロ(2H)−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−
メチル−6−(tert−ブチル)フェノール、2,4
−ジ−tert−ブチル−6−(5−クロロベンゾトリ
アゾール−2−イル)フェノール、2−(2H−ベンゾ
トリアゾール−2−イル)−4,6ジ−tert−ペン
チルフェノール、2−(2H−ベンゾトリアゾール−2
−イル)−4−(1,1,3,3−テトラメチルブチ
ル)フェノール、メチル3−(3−(2H−ベンゾトリ
アゾール−2−イル)−5−tert−ブチル−4−ヒ
ドロキシフェニル)プロピオネート/ポリエチレングリ
コール300の反応生成物、2−(2H−ベンゾトリア
ゾール−2−イル)−6−(直鎖及び側鎖ドデシル)−
4−メチルフェノール等が挙げられる。また、これらを
2種以上ブレンドして使用してもよい。
クリル組成物100重量部に対して0.1〜5重量部の
範囲である。0.1重量部未満であると耐候性が劣り、
5重量部を越えて添加しても耐候性の向上は見られず、
コストアップにつながり好ましくない。
を併用する場合、その添加量は光安定剤と紫外線吸収剤
を合わせて、アクリル組成物100重量部に対して0.
1〜5重量部の範囲である。
は、さらに柔軟性を付与して、施工性を向上するため、
フタル酸エステル系、脂肪酸エステル系、リン酸エステ
ル系、エポキシ系、ポリエステル系等の可塑剤を添加す
ることができる。
として、フタル酸−n−オクチル、フタル酸ジブチル、
フタル酸ジヘプチル、フタル酸ジ(2−エチルヘキシ
ル)、フタル酸ジイソノニル、フタル酸ジイソデシル、
フタル酸ジウンデシル、フタル酸ジシクロヘキシルなど
が挙げられ、脂肪酸エステル系としてはアジピン酸ジ
(2−エチルヘキシル)、アジピン酸イソデシル、アゼ
ライン酸ジ(2−エチルヘキシル)、セバチン酸ジオク
チル、クエン酸トリエチル、アセチルクエン酸トリ(2
−エチルヘキシル)などが挙げられ、リン酸エステル系
では難燃剤として述べたものなどが挙げられ、エポキシ
系ではエポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油などが挙
げられ、ポリエステル系では2塩基脂肪酸とグリコール
のポリエステルなどが挙げられ、その他として、トリメ
リット酸トリ(2−エチルヘキシル)が挙げられる。ま
た、これらを2種以上ブレンドして使用してもよい。
して、柔軟性などの初期性能を長期に亘って維持するた
めには分子量の大きいものがよく、トリメリット酸エス
テル系、ポリエステル系など分子量500以上のものが
より好ましく、ポリエステル系の場合には分子量100
0以上のものがさらに好ましい。
ル系組成物100重量部に対して、0.1〜150重量
部であり、好ましくは1〜100重量部である。
ない範囲で、さらに無機充填剤を併用することができ
る。その無機充填剤は、タルク、マイカ、炭酸カルシウ
ム、ガラス繊維等が使用できる。この無機充填剤の添加
量としては、アクリル系組成物100重量部に対して、
15〜300重量部であることが好ましい。
い範囲で酸化防止剤、顔料、滑剤、加工助剤、帯電防止
剤等の成分を添加できる。
候性、柔軟性及び必要に応じて難燃性などの性能を有す
るが、さらに耐候性、難燃性を生かすものの一つとし
て、単層構造のみではなく、積層構造を取ることができ
る。
シート自体に、別の難燃剤を含有するアクリル系組成物
から成る層を少なくとも一層以上積層するものである。
この難燃剤を含有するアクリル系組成物から成る層が積
層されるシート層は、特に限定されないが、アクリル系
組成物から成る層や、難燃剤を含有するアクリル系組成
物からなる層や、光安定剤又は紫外線吸収剤のいずれか
一方或は双方を含有するアクリル系組成物から成る層
や、難燃剤と光安定剤又は紫外線吸収剤のいずれか一方
或は双方を含有するアクリル系組成物から成る層などが
使用でき、さらにこれらの層におけるアクリル系組成物
に可塑剤を含有せしめても良い。
を含有するアクリル系組成物から成る層には、光安定剤
又は紫外線吸収剤のいずれか一方或は双方、並びに可塑
剤を含有せしめてもよい。
ら成る層は、積層構造において表面層、裏面層、中間層
の何れの位置に積層してもよく、一層のみではなく、二
層以上を積層してもよい。例えばこの難燃剤を含有する
アクリル系組成物から成る層を中間層若しくは裏面層と
して、これに前記の積層されるシート層を表面層として
積層することや、該難燃剤を含有するアクリル系組成物
から成る層を表面層として、これに積層されるシート層
を中間層、裏面層として積層することや、この難燃剤を
含有するアクリル系組成物から成る層を表面層および裏
面層として、その中間に積層されるシート層を中間層と
して積層することなど、任意の積層構成とすることが可
能であるが、耐候性の面から、少なくとも難燃剤を含有
するアクリル系組成物から成る層を中間層若しくは裏面
層にして、これと表面層となる難燃剤を含有しないアク
リル系組成物から成るシート層を積層することが好まし
く、また、この難燃剤を含有するアクリル系組成物から
成る層を中間層若しくは裏面層にして、難燃剤を含有せ
ず、光安定剤又は紫外線吸収剤のいずれか一方或は双方
を含有するアクリル系組成物から成る層を表面層にする
ことがさらに好ましい。
積層する場合を除いて、屋上などの屋外という厳しい自
然条件に耐えるために厚さは、最低1.0mm以上であ
ることが好ましく、施工の関係上5.0mm以下である
ことが良く、とりわけ1.3mm〜3.0mmであるこ
とが好ましい。前記の積層構造をとる場合は、積層を構
成する各層の厚さは、加工性の面から0.1mm以上で
あることが好ましい。
せるために基材を積層することができる。
面層と中間層との間、若しくは中間層と中間層との間、
或は中間層と裏面層との間のいずれか、又は裏面層の裏
面の何れかに積層することができる。また、防水シート
同士の熱融着、溶剤溶着を確実にするには、防水シート
の最裏面、すなわち裏面層の裏面に基材が位置するので
はなく、防水シートの中間位置に該基材を積層すること
が好ましい。
箔、フィルム、シート等であり、中でも織布、不織布が
好適である。織布、不織布を構成する繊維には合成繊
維、天然繊維、ガラス繊維等の単独、あるいはこれらの
混紡を使用することができる。合成繊維の材料としては
熱可塑性のポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミ
ド、アクリル樹脂等があり、これらの材料を混紡したも
のでもよい。
を織ったものや、織らずに直交されているもの、横糸を
二本の縦糸で上下より挟んで固着させたもの、横糸と縦
糸が一本ずつ固着させたもの、あるいは二本の縦糸と横
糸とを交互に重ねて固着させたもの等の種々の形態があ
り、いずれも本発明で使用することができる。不織布は
繊維等を織らずに物理的あるいは化学的な方法で結合さ
せて布状にしたものであり、製法によって湿式不織布、
乾式不織布、スパンボンド式不織布等に分類されるがい
ずれも使用することができる。
同士が基布の目を通して樹脂同士が接着することが出来
きるものが好ましい。そこで、縦糸或いは横糸の間隔は
本数が3〜20本/インチ程度のものが好ましく、ま
た、縦糸と横糸の太さは100〜1000デニールのも
のが寸法安定性の面からも好ましい。
にラミネートできるものであればよく、好ましくはアク
リル系の処理剤がよい。
性樹脂発泡体を積層することも可能であり、その熱可塑
性樹脂としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン、
EVA等のポリオレフィン、ポリスチレン、ポリアミ
ド、ポリウレタン、アクリル樹脂、ポリビニルアルコー
ル、各種熱可塑性エラストマー等があげられる。また、
この発泡体の種類としては架橋タイプと非架橋タイプに
分類することができ、発泡体のセルの大きさとしては発
泡体の安定性の面から10〜1000μmがよい。発泡
体の気泡は独立気泡、連続気泡を用いることができる
が、断熱効果の面から独立気泡の方が好ましい。発泡体
の厚さは1〜5mm程度のものが好ましく、1mmより
薄いと下地の不陸を直接受けたり、5mmより厚いと長
尺状に巻けなかったりすることがあるため、前記の厚さ
とすることがよい。
非架橋タイプを使用することができるが、リサイクル性
の面から非架橋タイプが好ましい。また、非架橋タイプ
は熱融着、溶剤溶着によって接合を行なえることで、接
着剤が不要となるのでリサイクル性の面で好ましい。
を害さない範囲で、フッ素樹脂系、アクリル樹脂系、ポ
リカーボネート系、ポリエステル系、ナイロン系、ポリ
オレフィン系のフィルムを積層若しくは塗料を塗布する
ことができ、これらのフィルムを積層若しくは塗料を塗
布することによって汚れ防止や耐摩耗性、耐候性を向上
させることができる。さらに、印刷を施した該フィルム
を積層したり、印刷を施した本発明の防水シート若しく
は印刷を施した該フィルムを積層した防水シートの印刷
面に該フィルムを積層したり、該塗料を塗布することに
よって意匠性を向上させることができる。
や押出成形法など従来周知の成形法で成形することがで
きる。特にカレンダー成形に適している。
防水シートの施工に用いられている機械的固定法、溶剤
接着法や、熱溶着、溶液溶着、溶接棒による端部処理と
いった施工方法を利用することができ、とりわけ、施工
が容易な溶剤溶着法が好ましい。
て隣接する防水シート同士を溶剤溶着して接合する施工
を行う場合、隣接する防水シート同士を50〜400m
mの幅で重ねて、その重ね部に溶剤溶着用の溶剤を塗布
して圧着する。また、隣接する防水シート同士を突き合
わせて、その突き合わせ部に接合用テープを重ね、その
重ね部に溶剤溶着用の溶剤を塗布して圧着してもよい。
該接合用テープは本発明の防水シートに使用されたアク
リル系組成物で製造したものが好ましい。
正な乾燥時間で十分な接合強度得るためには、沸点が4
0〜200℃が好ましく、酢酸エチル、酢酸ブチル、ア
セトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ン、シクロヘキサノン、シクロヘキサン、エチルベンゼ
ン、トルエン、キシレン、ジクロルメタン、四塩化炭
素、ジクロルエタン、トリクロルエタン、トリクレン、
パークレン、ベンジルアルコール、テトラヒドロフラ
ン、DMF、DMA、DMSOなどが例示でき、環境へ
の優しさ、施工時の臭気を考えると酢酸エチル、メチル
エチルケトン、テトラヒドロフラン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノン、トルエン、キシレンがより
好ましい。
溶解性などの性能を調節する目的でメタノール、エタノ
ール、イソプロピルアルコール、ヘキサンなどを混合溶
剤として添加することができる。また、溶剤溶着する防
水シートを構成する樹脂と同組成か又は近い組成の樹脂
を溶解した溶剤を使用すれば、接合強度が増し好まし
い。
建築物用シートやその他のシートとしても摘要でき、と
くに屋外で使用されるシートには耐候性が優れているた
め適している。
明する。
30mm)を170〜200℃で逆L型4本カレンダー
にて成形し、このシート単独で防水シートとした。
さ:1.00mm)を170〜200℃で逆L型4本カ
レンダーにて成形し、この得られたシートの裏面に裏面
層として表1のNo.2に示す配合のシート(厚さ:
0.75mm)をラミネートして厚みが1.75mmの
防水シートを成形した。
さ:0.75mm)を170〜200℃で逆L型4本カ
レンダーにて成形し、この得られたシートの裏面に裏面
層として表1のNo.9に示す配合のシート(厚さ:
0.75mm)をラミネートして厚みが1.50mmの
防水シートを成形した。
さ:0.60mm)を170〜200℃で逆L型4本カ
レンダーにて成形し、この得られたシートの裏面に裏面
層として表1のNo.14に示す配合のシート(厚さ:
0.70mm)をラミネートして厚みが1.30mmの
防水シートを成形した。
さ:0.40mm)と、中間層として表1のNo.12
に示す配合のシート(厚さ:0.55mm)と、裏面層
として表1のNo.4に示す配合のシート(厚さ:0.
55mm)をTダイ付き多層押出機で3層同時に押出し
積層成形して、厚みが1.50mmの防水シートを得
た。
株式会社製:KS5211)基材をラミネートし、厚み
が1.30mmの防水シートを成形した。
さ:0.75mm)を170〜200℃で逆L型4本カ
レンダーにて成形すると同時にガラスクロス(鐘紡株式
会社製:KS5241)基材を積層し、更に基材側に裏
面層として表1のNo.2に示す配合のシート(厚さ:
0.75mm)を積層し、厚みが1.50mmの防水シ
ートを成形した。
スクロスポリエステルクロス(クラボウ株式会社製:E
2200)基材をラミネートし、更に基材側に裏面層と
して表1のNo.3に示す配合のシート(厚さ:0.5
0mm)を積層し、厚みが1.80mmの防水シートを
成形した。
側面に、更にポリウレタンの発泡体(発泡倍率:50
倍、厚み:10mm)を積層して発泡体積層防水シート
を成形した。
にポリスチレンの発泡体(発泡倍率:40倍、厚み:7
mm)を積層して発泡体積層防水シートを成形した。
を用い、施工したところ、十分な接着強度が得られた。
チルケトンを用い、施工したところ、十分な接着強度が
得られた。
ドロフランを用い、施工したところ、十分な接着強度が
得られた。
表1に示す通りで、数字は重量部であり、各配合物は下
記に示す通りである。 アクリル系組成物1:MUX80:三菱レイヨン株式会
社製 アクリル系組成物2:MUX50:三菱レイヨン株式会
社製 アクリル系組成物3:SA:株式会社クラレ製 アクリル系組成物4:SR6500:旭化成株式会社製 アクリル系組成物5:SR6350:旭化成株式会社製 (上記のアクリル系組成物1〜5はいずれもアクリル系
ゴム及びアルキル(メタ)アクリレート樹脂の混合物で
あるが、その構成比率は各社とも公表しておらず不明で
ある。) 難燃剤1:臭素系難燃剤:東ソー株式会社製。 難燃剤2:トリクレジルホスフェート 難燃剤3:水酸化マグネシウム:協和化学工業株式会社
製。 光安定剤:キマソーブ944:チバ・スペシャリティー
ケミカルズ株式会社製 紫外線吸収剤:チヌビンP:チバ・スペシャリティーケ
ミカルズ株式会社製 可塑剤1:フタル酸ジ(2−エチルヘキシル) 可塑剤2:トリメリット酸トリオクチル 可塑剤3:W−2050(ポリエステル系):大日本イ
ンキ工業株式会社製 無機充填剤:炭酸カルシウム
1.5mm)を180℃で逆L型4本カレンダーにて成
形し、単独で防水シートとした。 PVC(P=1300) 100重量部 DOP 50重量部 安定剤 3重量部 Sb2O3 5重量部 着色剤 2重量部
m)を200℃で、押出機にて成形し、単独で防水シー
トとした。 キャタロイ KS−353P 100重量部 光安定剤 0.2重量部 滑剤 0.1重量部 着色剤 3重量部 キャタロイ KS−353P:モンテル・エスディーケ
イ・サンライズ社製
評価は、耐候性、寸法安定性、柔軟性、平坦性について
行ない、また、難燃剤を入れた場合には難燃性の評価も
行った。その結果を表2、表3及び表4に示す。
った。耐候性はサンシャインウェザオメーター(ブラッ
クパネル温度:63℃、降雨:18分/120分、水
圧:9.8N/cm2)に、3000時間入れた後のシ
ート表面をマイクロスコープ(200倍)により評価し
た。 ○: クラック無し。 ×: クラックあり。 寸法安定性は80℃のオーブンで48時間後の寸法変化
率で評価した。 ○: 変化率が0.2%以下 △: 変化率が0.2%を越えて2%以下 ×: 変化率が2%を越える 柔軟性は作成したシートを施工して、施工しやすさで評
価した。 ○: 施工しやすい 。 △: 施工上問題ない。 ×: 施工しにくい 。 平坦性は作成した防水シートを起伏があるコンクリート
の上に施工した後のシートの平坦性を目視により評価し
た。 ○: 起伏が目立たない。 △: 起伏が少し目立つ。 難燃性は成形した防水シート(1m2)の表面層の中央
に火種(1辺が5cmの立方体の木材に火をつけたも
の)を置き、シートの燃焼状態を目視で評価した。 ○: ほとんど燃えない。 ×: 激しく燃えた。
タ)アクリレート樹脂のいずれか一方或は双方を主成分
とする組成物から成るから柔軟性があり、耐候性が良
く、溶剤溶着が可能で施工性の良好な非透水性の防水シ
ートを提供できる。
(メタ)アクリレート樹脂のいずれか一方或は双方を主
成分とする組成物に難燃剤を含有せしめることにより、
前記の効果に加えて難燃性を付与することができる。
ル(メタ)アクリレート樹脂のいずれか一方或は双方を
主成分とする組成物に、光安定剤又は紫外線吸収剤のい
ずれか一方或は双方を含有せしめることによって耐候性
が向上すると共に、難燃剤が含有されている場合には損
なわれる耐候性を補うことができる。
(メタ)アクリレート樹脂のいずれか一方或は双方を主
成分とする組成物に可塑剤を含有せしめることによって
柔軟性が付与され、さらに施工性が向上したものとな
る。
有するアクリル系組成物から成る別の層を、少なくとも
一層以上を表面層、中間層、裏面層として積層したこと
により、難燃性が向上すると共に該層を中間層若しくは
裏面層とした場合には耐候性が損なわれることがなく、
有益なものとなる。
て、寸法安定性が付与され、気候の変化、太陽光線の照
射などによる防水シートの伸縮を防止することが出来る
と共に該基材が防水シートの最裏面ではなく、中間位置
に積層されている場合には防水シート同士の熱融着、溶
剤溶着を確実に行うことが出来る。
とにより、下地に起伏などの不陸があってもこれを吸収
して平担性を維持できると共に断熱効果もあり、しか
も、この発泡体が非架橋タイプの場合には熱融着、溶剤
溶着によって接合することができるので接着剤が不要と
なりリサイクル性において好ましいものとなる。
の形態の防水シートを溶剤溶着することによって施工が
容易になると共に前述のように接着剤を使用しないこと
によりリサイクル性の良い施工方法である。
Claims (8)
- 【請求項1】アクリル系ゴム又はアルキル(メタ)アク
リレート樹脂のいずれか一方或は双方を主成分とする組
成物から成ることを特徴とする防水シート。 - 【請求項2】アクリル系ゴム又はアルキル(メタ)アク
リレート樹脂のいずれか一方或は双方を主成分とする組
成物に難燃剤を含有せしめたことを特徴とする請求項1
に記載の防水シート。 - 【請求項3】アクリル系ゴム又はアルキル(メタ)アク
リレート樹脂のいずれか一方或は双方を主成分とする組
成物に光安定剤又は紫外線吸収剤のいずれか一方或は双
方を含有せしめたことを特徴とする請求項1又は2に記
載の防水シート。 - 【請求項4】アクリル系ゴム又はアルキル(メタ)アク
リレート樹脂のいずれか一方或は双方を主成分とする組
成物に可塑剤を含有せしめたことを特徴とする請求項1
〜3のいずれかに記載の防水シート。 - 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の防水シー
トに、難燃剤を含有するアクリル系ゴム又はアルキル
(メタ)アクリレート樹脂のいずれか一方或は双方を主
成分とする組成物から成る層を少なくとも一層以上積層
したことを特徴とする防水シート。 - 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載の防水シー
トに、基材を積層したことを特徴とする防水シート。 - 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載の防水シー
トの裏面に、発泡体を積層したことを特徴とする防水シ
ート。 - 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載の防水シー
トを溶剤溶着することを特徴とする施工方法。
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