JPH10315399A - 防汚膜材料 - Google Patents

防汚膜材料

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JPH10315399A
JPH10315399A JP9129738A JP12973897A JPH10315399A JP H10315399 A JPH10315399 A JP H10315399A JP 9129738 A JP9129738 A JP 9129738A JP 12973897 A JP12973897 A JP 12973897A JP H10315399 A JPH10315399 A JP H10315399A
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JP
Japan
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resin
film material
thermoplastic resin
sheet
antifouling
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JP9129738A
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English (en)
Inventor
Masanobu Takeda
昌信 武田
Masao Seki
昌夫 関
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、繊維基布と熱可塑性樹脂とからなる
複合膜材料の各種特性を維持しながら、該シート切断端
面の防汚性に優れた防汚膜材料を提供せんとするもので
ある。 【解決手段】本発明の防汚膜材料は、繊維基布の少なく
とも片面が熱可塑性樹脂で被覆されてなる複合膜材料に
おいて、該膜材料の切断端面が熱可塑性樹脂で被覆され
ていることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防汚性、難燃性、
透光性に優れた熱可塑性樹脂からなる膜材料、すなわち
建築物テント用シート、建築工事用シート、テント倉庫
用シート、トラック幌用シート、フレキシブルコンテナ
用シート、看板用バックリット用シートとして有用な防
汚膜材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維基布に軟質塩化ビニル系樹脂
等の熱可塑性樹脂をカレンダー法やコーティング法、T
ダイ押し出し法など種々の方法により被覆加工してなる
膜材料は、各種イベント用あるいは倉庫用テント、トラ
ック用の幌など各種シート、野積シート、バックリット
用シート、フレキシブルコンテナ用シート等様々な用途
に展開されている。最近、屋外スポーツ施設等で採光性
を向上して、明るい雰囲気での各種スポーツの実施、温
調費用の節減、天然芝の生育などが要求され、透光性の
高い膜材料が要求されている。例えば、塩化ビニル系樹
脂は、低コストで加工性などの取扱いがよく、高周波ウ
エルダー溶着縫製が容易であるなど様々な長所を有する
が、長期の屋外使用により大気中の煤煙、塵埃などの汚
染物質が付着して汚れやすく、また拭き取っても除去で
きないなど、テント、構造体類の美観を損ねるという重
大な欠点を有する。かかる欠点の理由としては、塩化ビ
ニル系樹脂の柔軟性を改善するために配合する各種可塑
剤が膜材料表面に移行し、粘着性を増すために汚れが付
着しやすくなり、しかも除去しにくくなるためとされて
いる。
【0003】かかる欠点を改善する目的で、たとえば下
記のような種々の方法が提案されている。
【0004】(1) 有機溶剤に溶かしたアクリル系または
ウレタン系樹脂をコーティングする。
【0005】(2) 特開昭56−167445号公報に記
載のごとく塩化ビニルシートにポリメタクリル酸系フィ
ルムをラミネートする方法 (3) 特開昭59−171649号公報に記載のごとく塩
化ビニルシートに弗素系樹脂を接着積層する方法 かかる防汚性を改善した膜材料を建築物用として縫製、
施工した場合、溶着あるいはミシン縫製部の屋外部分の
膜材料の端面は、カッター等で切断されたままの状態で
あるため、該部分に汚れが溜り美観を損ねるという欠点
があり、更に、汚れが蓄積した部分から熱可塑性樹脂の
劣化が生じやすいという重大な欠点を有するものであっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の背景に鑑み、繊維基布と熱可塑性樹脂とからなる
複合膜材料の各種特性を維持しながら、該シート切断端
面の防汚性に優れた防汚膜材料を提供せんとするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために次のような手段を採用するものである。
すなわち、本発明の防汚膜材料は、繊維基布の少なくと
も片面が熱可塑性樹脂で被覆されてなる複合膜材料にお
いて、該膜材料の切断端面が熱可塑性樹脂で被覆されて
いることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、従来、防汚性を改善し
た複合膜材料の縫製部の屋外部分の端面に汚れが溜りや
すく美観を損ねている事実に鑑み、鋭意検討したとこ
ろ、該複合膜材料の切断端面を熱可塑性樹脂で被覆して
みたところ、意外にも、膜材料構造物として優れた防汚
性を発揮するものであることを究明したものである。
【0009】本発明でいう熱可塑性樹脂としては、各種
添加剤を配合してなる樹脂であって、例えば、塩化ビニ
ル系樹脂、オレフィン系樹脂、弗素系樹脂、シリコン系
樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、アクリ
ル系樹脂、ウレタン系樹脂などを使用することができ
る。これらのなかでも塩化ビニル系樹脂、オレフィン系
樹脂、弗素系樹脂が代表的であり、以下これに代表させ
て説明する。
【0010】本発明でいう塩化ビニル系樹脂とは、塩化
ビニル重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化
ビニル−アクリル酸エステル共重合体、塩化ビニル−塩
化ビニリデン共重合体などであり、これらを単独あるい
は二種以上を混合したものに可塑剤、安定剤、充填剤、
酸化防止剤、耐候剤、防炎剤などの添加剤を混合したも
のである。
【0011】塩化ビニル系樹脂は、好ましくは600〜
3500、さらに好ましくは800〜2500の平均重
合度を有するものが使用される。
【0012】前記可塑剤としては、一般に使用されてい
るものを使用することができるが、例えば、フタル酸エ
ステル系としては、ジブチルフタレート、ジエチルフタ
レート、ジヘブチルフタレート、ジ−2−エチルヘキシ
ルフタレート、ジ−n−オクチルフタレート、ジノニル
フタレート、ジイソデシルフタレート、ジトリデシルフ
タレート、ブチルベンジルフタレートなどであり、脂肪
族二塩基酸系エステルとしては、ジメチルアジペート、
ジイソブチルアジペート、ジブチルアジペート、ジ−2
−エチルヘキシルアジペート、ジイソデシルアジペー
ト、ジブチルジグリコールアジペート、ジ−2−エチル
ヘキシルアゼレート、ジメチルセバケート、ジブチルセ
バケート、ジ−2−エチルヘキシルセバケート、メチル
アセチルリシノレートなどであり、エポキシ系として
は、エポキシ化大豆油、オクチルエポキシステアレート
などであり、リン酸エステル系としては、トリメチルホ
スヘート、トリエチルホスヘート、トリブチルホスヘー
ト、トリ−2−エチルヘキシルホスヘート、トリブトキ
シエチルホスヘート、トリオレイルホスヘート、トリフ
ェニルホスヘート、トリクレジルホスヘート、トリキシ
レニルホスヘート、クレジルジフェニルホスヘート、キ
シレニルジフェニルホスヘート、2−エチルヘキシルジ
フェニルホスヘートなどであり、ポリエステル系として
は、アジピン酸と2−メチル−1,8−オクタンジオー
ル、1,2−プロパンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、2−エチルヘキサノール、n−オクタノールなどの
グリコール類をエステル化したものなどであり、トリメ
リット酸系ではトリ2−エチルヘキシルトリメリレー
ト、トリイソデシルトリメリレートなどであり、その他
に2−エチルヘキシルピロメリレートなどのピロメリッ
ト酸系、ビフェニルテトラカルボン酸エステル系などを
使用することができ、これらを単独あるいは混合したも
のが軟質塩化ビニル樹脂の場合、塩化ビニル系樹脂10
0重量部に対し通常30〜100重量部使用される。ま
た、いわゆる無可塑用として一般に使用されるエチレン
−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル
共重合体、およびこれらに一酸化炭素を導入したELV
ALOY(三井デュポンポリケミカル株式会社製)、塩
素化パラフィンなども使用することができ通常塩化ビニ
ル系樹脂100重量部に対し50〜120重量部使用さ
れる。
【0013】前記安定剤、安定助剤としては、例えば、
カルシュウム・亜鉛系、カルシュウム・亜鉛有機複合体
系、バリウム・亜鉛系、カドミウム・バリウム系、カド
ミウム・鉛系、エポキシ系、有機錫ラウレート、有機錫
メルカプタイト、有機錫オクチルなどがあり、これらを
単独あるいは混合したものを塩化ビニル系樹脂100重
量部に対し、0.1〜10重量部使用する。
【0014】前記塩化ビニル系樹脂の難燃剤としては、
通常、酸化アンチモンあるいはトリクレジルホスフェー
トなどの難燃可塑剤を単独あるいは混合して使用する
が、塩化ビニル系樹脂100重量部に対する酸化アンチ
モンの量は5〜20重量部、トリクレジルホスフェート
は5〜30重量部である。さらに他の難燃剤、難燃補助
剤を使用することができる。
【0015】本発明で使用するオレフィン系樹脂として
は、柔軟性を持つものが好ましく、例えば、エチレン・
酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸アルキル共
重合体、エチレン・メタクリル酸アルキル共重合体、エ
チレン・αオレフィン共重合体またハードセグメントと
ソフトセグメントからなる、いわゆるサーモプラスチッ
クオレフィン樹脂である。かかるサーモプラスチックオ
レフィン樹脂としては、具体的には、ミラストマー(三
井石油化学株式会社製)、サントプレーン(エーイーエ
スジャパン株式会社製)、オレフレックス(昭和電工株
式会社製)、スミフレックス(住友ベークライト株式会
社製)、サーモラン(三菱化学株式会社製)などを使用
することができ、これらに安定剤、充填剤、酸化防止
剤、耐候剤、難燃剤などの添加剤を混合したものを使用
することができる。
【0016】かかるオレフィン樹脂の難燃剤としては、
通常使用される臭素系、塩素系、燐・臭素系を単独ある
いは酸化アンチモンを併用したもはをもちろん使用でき
るが、防炎剤の使用量は、使用する樹脂や目的とする難
燃性能により決定されるが、オレフィン系樹脂100重
量部に対しハロゲン系難燃剤は5〜30重量部、酸化ア
ンチモンは10〜30重量部である。有害なハロゲン元
素を含まない化合物を使用する場合は次式に示す燐系難
燃剤やポリ燐酸アンモニウムなどを使用することができ
る。
【0017】
【化1】 かかる燐系難燃剤の使用量は、使用する樹脂や目的とす
る難燃性能により決定されるが、オレフィン樹脂100
重量部に対し、好ましくは20〜100重量部、さらに
好ましくは30〜80重量部である。
【0018】本発明で使用する弗素系樹脂としては、柔
軟で且つ低温での溶融加工が可能なすなわち、100〜
200℃の融点を有する弗素系樹脂が好ましく、例えば
ポリフッ化ビニリデンまたはテトラフルオロエチレン/
ヘキサフルオロプロピレン/フッ化ビニリデン共重合弗
素樹脂、または、ハードセグメントとソフトセグメント
からなる、いわゆる弗素樹脂系エラストマーを使用する
ことができる。かかる弗素系樹脂としては、具体的に
は、たとえばセフラルソフト(セントラルガラス株式会
社製)、ダイエルサーモプラスチック(ダイキン工業株
式会社製)などを使用することができ、これらに必要に
応じて安定剤、充填剤、耐侯剤、難燃剤等を添加したも
のを使用することができる。
【0019】本発明において高い透光性を付与するため
に、酸化アンチモンを使用する場合は、透光性をできる
だけ阻害せずに、難燃性を付与するため、好ましくは平
均粒子径が0.1μm 以下または3μm 以上、さらに好
ましくは、0.06μm 以下、4μm 以上のものを使用
するのがよい。酸化アンチモンの粒子径と隠蔽性の関係
からすると、粒子径が0.2〜0.8μm のものが最も
隠蔽性が高く、シートの透光性を低下させるものであ
り、それよりも小さいものあるいは大きいもの程、透光
性が向上する。かかる粒子径のものを採用することによ
り熱可塑性樹脂の透明性を大きく低下させることなく、
難燃性を付与することができるものである。かかる酸化
アンチモンとしては、三酸化アンチモン、四酸化アンチ
モン、五酸化アンチモンなどを使用することができる。
【0020】本発明で使用する塩化ビニル系樹脂、オレ
フィン系樹脂および弗素系樹脂は、優れた耐候性を付与
するために、酸化チタンおよび紫外線吸収剤及び光安定
剤および酸化防止剤を含むものであってもよい。
【0021】かかる酸化チタンは、高い透光性を得るた
めには、好ましくは平均粒子径が0.05μm 以下がよ
く、さらに好ましくは0.03μm 以下である。かかる
粒子径のものを採用することにより樹脂の透明性を大き
く低下させることなく紫外線遮蔽効果を発揮し、樹脂の
着色や物性低下を防止するものである。かかる酸化チタ
ンは、樹脂100重量部に対し0.3〜10重量部、好
ましくは0.5〜5重量部の範囲で使用される。
【0022】前記紫外線吸収剤としては、トリアゾール
系紫外線吸収剤では2−(2′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾト
リアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−t−アミ
ノ−5′−イソブチルフェニル)−5−クロロベンゾト
リアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ
−5′−メチルフェニル)5,6−ジクロロベンゾトリ
アゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェ
ニル)5−エチルスルホンベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−3′−イソブチル−5′−メチル
フェニル)5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′
−ヒドロキシ−3′−イソブチル−5′−プロピルフェ
ニル)5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−1,
1,3,3−テトラメチルブチルフェニル)ベンゾトリ
アゾールなどであり、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤と
しては、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2′−カルボ
キシベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロキシ−4,
4′−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−ベンゾイルオキシベンゾフェノン、2,2′,4,
4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン、ハイドロキノ
ン系紫外線吸収剤としては、ハイドロキノン、ヒドロキ
ノンジサリチレート、サリチル酸系紫外線吸収剤として
は、フェニルサリチレート、パラオクチルフェニルサリ
チレートなどであり、これらを単独あるいは混合したも
のを樹脂100重量部に対して0.3重量部以上、好ま
しくは0.5〜2重量部の範囲で添加して使用する。
【0023】前記光安定剤としては、コハク酸ジメチル
・1−(2−ヒドロキシエチル)−4−ヒドロキシ−
2,2´,6,6´−テトラメチルピペリジン重縮合
物、ポリ[(6−(1,1´,3,3´−テトラメチル
ブチル)アミノ−1,3,5−トリアジン−2,4ジイ
ル)(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)イミノ)ヘキサメチレン((2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)イミノ)]、ビス(2,
2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケー
ト、1−[2−(3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ)エチル]−
4−(3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
ルフェニル)プロピオニルオキシ)−2,2,6,6−
テトラメチルピペリジンなどのヒンダードアミン系化合
物が好ましく使用され、ラジカルを補足して樹脂の劣化
を防止するものである。かかる光安定剤は樹脂100重
量部に対し好ましくは0.1重量部以上、さらに好まし
くは0.2〜0.5重量部の範囲で使用する。
【0024】前記酸化防止剤としては、たとえば2,6
−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、2,2′−
メチレンビス(6−t−ブチル−4−エチルフェノー
ル)、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾールなどの
フェノール系酸化防止剤、ジ−n−ドデシル−チオジプ
ロピオネート、ジ−n−オクタデシル−チオジプロピオ
ネート、ジラウリルチオジプロピオネートなどのチオジ
プロピオン酸エステルなどがあり、これらを単独あるい
は混合したものを樹脂100重量部に対して0.01〜
2重量部の範囲で使用する。
【0025】その他、2,4,5,6−テトラクロロイ
ソフタロニトリル、10,10′−オキシビスフェノキ
シアルシンなどの防黴剤、フタロシニアンブルー、フタ
ロシニアングレーン、アリザリンレーキ、亜鉛華、カー
ボンブラックなどの着色剤などを添加配合して使用して
もよい。
【0026】本発明の複合膜材料の切断端面の樹脂によ
る被覆とは、常法により製造された一定の幅の膜材料の
左右の両端部分や、縫製のために規定の寸法に裁断され
た膜材料の切断周囲の端面を熱可塑性樹脂で被覆処理す
るものである。かかる被覆処理は、膜材料に使用されて
いる樹脂のたとえば溶剤溶液を端部に塗工して必要に応
じて熱処理したり、該樹脂からなるフィルムで端部を覆
い、接着剤で接着するかあるいは熱圧着で接着して一体
化することにより達成できる。施工構造物の構造上、切
断端面が屋内にある場合は、かかる処理を省略すること
ができる。また、該膜材料が事前にアクリル系樹脂や弗
素系樹脂で防汚処理されている場合はかかる防汚剤の溶
液やフィルムを使用するのが好ましい。
【0027】かかる被覆処理は、構造物を施工した後
に、屋外部分に存在する切断端面部分を樹脂で被覆する
こともできる。本発明の被覆処理を行えば、縫製部膜材
料の切断端面が他の部分より汚れるという問題点を容易
に改善できるもので、長期間にわたり美観を保つことが
できる。
【0028】本発明でいう繊維基布とは、ポリエステ
ル、ポリアミド、ビニロン、芳香族ポリアミドなどの合
成繊維、木綿、麻などの天然繊維、ガラス繊維を単独あ
るいは混合した編織物、不織布であり、繊維は長繊維で
も単繊維でもよい。かかる繊維の中でも強力や寸法安定
性などの点からポリエステル繊維とガラス繊維が好まし
い。該繊維基布は必要に応じて撥水剤処理、接着剤処理
を行ったものを使用してもよい。
【0029】本発明の該複合膜材料の製造は、かかる繊
維基布の少なくとも片面に熱可塑性樹脂をカレンダー法
やTダイ押出し法で成型した樹脂フィルムを熱圧着する
か溶液状の樹脂をコーティングするなど公知の方法を採
用することができる。
【0030】かくして得られる本発明の防汚膜材料は、
JIS K−7105に規定される方法で測定した全透
光率が、好ましくは15%以上、さらに好ましくは20
%以上の透光性に優れた複合膜材料を提供するものであ
る。また、さらにかかる防汚膜材料は、該複合膜材料が
本来備えている物理的特性や化学的特性など、さらにま
た縫製性や施工性などの取扱い性をも損なうこともな
く、構造物全体の防汚性に優れた防汚膜材料が提供する
ことができ、屋外使用品としても好ましく使用すること
ができる。
【0031】
【実施例】以下、実施例により詳しく説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例及
び比較例に示す性能値は次の方法で測定した。 (防汚性試験)膜材料2枚を採取して、長さ方向の表面
と裏面を3cm幅で重ね合わせ高周波ウエルダー装置また
は熱風ライスター機で溶着縫製しJIS A−1410
に規定される45度法曝露台に溶着部分が45度面に平
行に沿うように取り付けて180日間曝露した。溶着接
合の端面が他の膜材料表面と同等の汚染性であるものを
「○」、多少汚れるものを「△」、汚れが目立つものを
「×」で表示した。
【0032】(透光率)JIS K−7105に基づ
き、スガ試験機株式会社製[直読ヘーズコンピュータ装
置]で全透光率を測定した。
【0033】(難燃性A)JIS A−1322の[4
5度メッケルバーナー法]で測定した。社団法人膜構造
協会が定める建築用膜材料は「防炎2級」以上であり、
それに合格するものを「○」、不合格のものを「×」で
表示した。
【0034】(難燃性B)JIS L−1091 A−
1法およびD法で性能を評価し合格するものを「○」、
不合格のものを「×」で表示した。
【0035】実施例1〜6、比較例1〜3 経糸、緯糸に1000デニール、96フィラメントのポ
リエステル繊維(東レ株式会社製)を使用した平織物を
180℃でヒートセットした。次いで、弗素系撥水剤水
溶液に浸漬しマングルで絞って140℃で乾燥、180
℃でヒートセットして撥水加工を行った。該織物をさら
に塩化ビニル樹脂とウレタン樹脂、アソシアネート架橋
剤からなる溶液に浸漬して同様の処理を行い接着剤加工
を行い基布を作成した。この織物の幅は135cmで密度
はタテ/ヨコとも17本/インチであった。
【0036】該基布に以下に示す樹脂組成でカレンダー
法で幅130cm、厚み0.2mmの塩化ビニル樹脂シート
を170℃の温度で成型し、両面に熱圧着した後、両端
をナイフでカットし104cm幅の建築用膜材料とした。
【0037】(樹脂組成) 塩ビ樹脂(平均重合度1000) 100部 エポキシ化大豆油 2部 Ba/Zn系安定剤 2.5部 ジ−2−エチルヘキシルフタレート 45部 トリクレジルホスフェート 10部 酸化チタン(粒径0.03μm ) 3部 チヌビン320 1.5部 (ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤 チバガイギー社
製) キマソーブ944 0.2部 (ヒンダードアミン系光安定剤 チバガイギー社製) 三酸化アンチモン(粒径7μm ) 7部 次いで、以下に示す樹脂と塗工条件により、得られた膜
材料を処理し、性能を評価した結果を表1に示す。
【0038】(樹脂A)アクリル樹脂(FL6006
三菱レーヨン株式会社製) (樹脂B)弗素樹脂 (ゼッフル LC950 ダイ
キン株式会社製) (塗工a)ナイフコーティング (塗工b)刷毛塗り
【表1】 表1から本発明によるものは、溶着接合部端面に汚れが
溜ることがなく、膜材料全体が均質な外観を示すもの
で、テニスコート屋根やパビリオン用の構造物として長
期間の美観を保ち、屋外使用の膜材料として好適であ
る。
【0039】実施例7〜8、比較例4〜5 実施例1と同一の基布に次に示す樹脂組成でカレンダー
法で幅130cm、厚み0.2μm の塩ビ樹脂シートを1
70℃の温度で成型し、両面に熱圧着し、両端をナイフ
でカットし104cm幅の膜材料とした。 (樹脂組成) 塩ビ樹脂(平均重合度1000) 100部 エポキシ化大豆油 2部 Ba/Zn系安定剤 2.5部 アデカサイザーPN1430 65部 (ポリエステル系可塑剤 旭電化株式会社製) 酸化チタン(粒径0.2μm ) 0.5部 チヌビン320 1.5部 (ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤 チバガイギー社
製) キマソーブ944 0.2部 (ヒンダードアミン系光安定剤 チバガイギー社製) 三酸化アンチモン(粒径7μm ) 10部 次いで以下に示す塩ビペースト樹脂組成で作製した13
0cm幅、40μm 厚みのフィルム(実施例7)とKFC
フィルム(弗素系フィルム 呉羽株式会社製)(実施例
8)をそれぞれ膜材料表面に重ね合わせ、フィルムの幅
方向の余尺部分を膜材料の裏面側に約13cmづつ折り曲
げて熱圧着した。
【0040】 (塩ビペースト樹脂組成) 塩ビ樹脂(平均重合度1600) 100部 エポキシ樹脂 1.5部
Ba/Zn系安定剤 2.5部 アデカスタブ1413 1.5部 (ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤 旭電化株式会社
製) アデカスタブLA62 0.3部 (ヒンダードアミン系光安定剤 旭電化株式会社製) 酸化チタン(粒径0.2μm ) 0.9部 比較例として両端をカットしない膜材料に塩ビフィルム
を熱接合してから104cm幅に両端をナイフでカットし
たもの(比較例4)とKFCフィルムを使用して同様に
処理したもの(比較例5)を使用した。得られた膜材料
について、性能を評価した結果を表2に示す。
【0041】
【表2】 表2から本発明によるものは、接合部分の端面が他の膜
材料表面より汚れることがなく、屋外で使用するのに好
適な膜材料である。
【0042】実施例9、比較例6 経糸、緯糸に繊径6μのガラス繊維を使用した密度がタ
テ/ヨコ=30本/インチ、目付が390g/m2 の平
織物にテトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピ
レン/フッ化ビニリデン共重合樹脂溶液(THV200
住友スリ−エム株式会社)をロ−ルプレス法の一種で
あるスクイズロ−ルを使用して含浸し、ついで100℃
で5分間乾燥し、150℃で10分間焼成した。
【0043】次いで表層に、内層よりも表面硬度の大き
いテトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン
/フッ化ビニリデン共重合樹脂溶液(THV500 住
友スリ−エム株式会社)をナイフコ−タ−を使用して固
形分で200μ積層した。次いで両端をナイフでカット
して104cm幅の建築用膜材料とした。
【0044】該膜材料の両耳カット面を表層に用いたテ
トラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン/フ
ッ化ビニリデン共重合樹脂溶液を刷毛塗りしたもの(実
施例9)としないもの(比較例6)性能を評価した結
果、端面の汚染度合いは、実施例が「○」に対し比較例
は「×」であり本発明のものは長期間の屋外使用に好適
である。透光率と難燃性Aは実施例、比較例ともに38
%、「○」であった。
【0045】実施例10、比較例7 500デニール、48フィラメントのポリエステル繊維
(東レ株式会社製)からなる平織物を180℃でヒート
セットし、幅125cm、タテ/ヨコ密度が25/25本
/インチの繊維基布とした。該基布に次に示す樹脂処方
で幅130cm、厚み0.3mmのシートを190℃の温度
でTダイで押し出しフィルムを作製し、両面に160℃
の温度で熱圧着し、両端をナイフで104cm幅にカット
した。
【0046】 (樹脂処方) 樹脂:エチレン・酢酸ビニル共重合体 100部 (エバテートCV2097 住友化学株式会社製) 難燃剤:下記に示す燐系化合物 25部
【化2】 酸化チタン:平均粒子径0.2μm 5部 紫外線吸収剤:チヌビンP 1.5部 (ベンゾトリアゾール系化合物 ギバガイギー社製) 光安定剤:キマソーブ944 0.2部 (ヒンダードアンミン系化合物 ギバガイギー社製) 次いで表層に、内層よりも酢酸ビニル含有量が少なく、
表面硬度の高いエチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂樹脂
(エバテートD2044 酢酸ビニル含有量5% 住友
化学株式会社製)と上記光安定剤を混合して、Tダイで
作成した幅130cm、厚さ30μのフィルムを膜材料表
面に重ね合わせ、フィルムの幅方向の余尺部分を膜材料
の裏面側に約13cm折り返して熱圧着した。(実施例1
0) 比較例として、両端をカットしない膜材料に上記フィル
ムを熱接合してから104cm幅に両端をナイフでカット
したものを使用した。(比較例7) 該膜材料のフィルムの幅方向の余尺部分を膜材料の裏面
側に約13cm折り返して熱圧着したもの(実施例1
0)、しないもの(比較例7)の性能比較を行った結
果、防汚性は本発明が「○」、比較例が「×」であり、
本発明によるものは、接合部分の端面が他の膜材料表面
より汚れることがなく、屋外で使用するのに好適な膜材
料である。難燃性Aは共に「○」であった。
【0047】実施例11、比較例8 ポリエステルスパン糸20S(東レ株式会社製)を2本
合撚したものを経糸に3本合撚したものを緯糸に使用し
た平織物を弗素系撥水剤水溶液に浸漬し、マングルで絞
り、180℃でヒートセットし基布とした(幅115c
m、密度タテ/ヨコ53/36本/インチ、目付け27
0g/m2 )。 該基布を次に示す樹脂液に浸漬し、マ
ングルで絞り260g/m2 の樹脂付着量として190
℃で熱処理した。次いで、100cm幅になるように両耳
側をカッターでカットした。
【0048】 (樹脂処方) 塩ビ樹脂(平均重合度1500) 100部 エポキシ化大豆油 1.5 Ba/Zn系安定剤 2.0 ジ−2−エチルヘキシルフタレート 80 トリクレジルホスフェート 10 三酸化アンチモン(粒径0.3μm ) 10 チヌビンP 1.0 黄色顔料 2 該膜材料の両耳側カット面を上記樹脂液を刷毛塗りした
もの(実施例15)としないもの(比較例9)の性能を
評価した結果、防汚性は本発明が「○」、比較例が
「×」であった。難燃性Bは共に「○」であった。
【0049】本発明のものは、テント倉庫用として好適
な膜材料である。
【0050】【発明の効果【 本発明によれば、樹脂シートが本来保持している機械的
特性、化学的特性などを損なうことなく、複合膜材料縫
製部の屋外側端面の防汚性を改善し長期にわたって優れ
た防汚性を持続する防汚性膜材料を安定に提供し得る。
本発明は、防汚剤や防汚フィルムを膜材料表面に使用し
た防汚性改善膜材料に特に好ましく使用し得る。かかる
防汚膜材料は、建築物用シート、建築工事用シート、テ
ント倉庫用シート、トラック幌用シート、フレキシグル
コンテナ用シート、看板用バックリット用シートとして
好ましく使用し得るものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維基布の少なくとも片面が熱可塑性樹
    脂で被覆されてなる複合膜材料において、該膜材料の切
    断端面が熱可塑性樹脂で被覆されていることを特徴とす
    る防汚膜材料。
  2. 【請求項2】 該熱可塑性樹脂による被覆が、樹脂塗
    布、フィルム被覆、接着剤あるいは熱圧着による一体化
    のいずれかである請求項1記載の防汚膜材料。
  3. 【請求項3】 該熱可塑性樹脂が、塩化ビニル系樹脂、
    オレフィン系樹脂または弗素系樹脂のいずれかである請
    求項1または2記載の防汚膜材料。
  4. 【請求項4】 該膜材料が、JIS A−1322に規
    定される防炎試験の防炎2級以上に合格するものである
    請求項1記載の防汚膜材料。
  5. 【請求項5】 該膜材料が、JIS L−1091規定
    される防炎試験に合格するものである請求項1または4
    記載の防汚膜材料。
  6. 【請求項6】 該繊維基布が、ガラス繊維またはポリエ
    ステル繊維からなるものである請求項1記載の防汚膜材
    料。
  7. 【請求項7】 該膜材料が、建築物テント用シート、建
    築工事用シート、テント倉庫用シート、トラック幌用シ
    ート、フレキシブルコンテナ用シート及び看板用バック
    リット用シートから選ばれた用途に使用されるものであ
    る請求項1〜6のいずれかに記載の防汚膜材料。
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