JP2001310244A - 長尺帯状ワークの加工方法 - Google Patents

長尺帯状ワークの加工方法

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JP2001310244A JP2000127079A JP2000127079A JP2001310244A JP 2001310244 A JP2001310244 A JP 2001310244A JP 2000127079 A JP2000127079 A JP 2000127079A JP 2000127079 A JP2000127079 A JP 2000127079A JP 2001310244 A JP2001310244 A JP 2001310244A
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昭司 稲川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークの搬入、加工及び搬出を自動化するこ
とができ、かつ、加工時間の短縮化と小型化を図ること
のできる長尺帯状ワークの加工方法を提供する。 【解決手段】 ワークストッカ110から搬出したワー
クを、加工領域Aで位置決め手段132a,132bで
位置決めし、かつ、ワーククランパ130で垂直に立て
た状態で保持させる。そして、垂直に立てた状態でクラ
ンプされたワークWに対し、ワークWの両面側から複数
の加工手段MCでワークWを加工する。加工手段MC
は、ワークWの長手方向に各々移動しながらワークWを
加工する。加工の終了したワークWは、ワーク搬送手段
180によって加工領域Aから搬出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長尺帯状のワークを工
作機械で加工する長尺帯状ワークの加工方法に関する。
特に、タービン発電機に用いられるロータコイルや、原
子炉の制御棒の駆動機構に用いられるガイドチューブを
形成するための長尺帯状のワークの加工に適した加工方
法にかかり、前記ワークを自動的にワーク加工領域に搬
入し、複数台の加工手段によって前記ワークを両側から
同時に加工し、加工の終了した前記ワークを前記ワーク
加工領域から自動的に搬出することができるようにした
長尺帯状ワークの加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、タービン発電機に用いられるロ
ータコイルや原子炉の制御棒の駆動機構に用いられるガ
イドチューブは、通常、長尺帯状のワーク(鋼帯)を加
工して形成される。図11(a)〜(c)に、前記長尺
帯状のワークに施す孔加工(a)や溝加工(b)、端部
加工(c)の一例を示す。従来、このような加工は、長
尺帯状ワーク(以下、ワークと記載する)を搬送する搬
送装置の両側に、図11に示したような孔加工、溝加
工、端部加工等を行う加工手段のほかに、バリ取りや仕
上げ加工を行う加工手段を複数台配置し、ワークを長手
方向に送るとともに所定位置に位置決めして、前記加工
手段で所定の加工を順番に行っていた。
【0003】しかしながら、上記従来の加工方法による
と、10m前後の長尺帯状のワークを搬送するために、
長い搬送路を有する搬送コンベアが必要になるうえ、長
尺帯状ワークの加工装置が大型化して装置コストも高く
なるという問題があった。また、孔加工や溝加工、端部
加工、バリ取り加工、仕上げ加工等を行うたびに長尺の
ワークを位置決めしなければならず、加工に長時間を費
やして加工コストも高くなるという問題があった。さら
に、長尺帯状ワークの加工装置へのワークの搬入や搬出
及び加工等の一部が作業者の人手によって行われている
ため、作業効率が低く、その分加工コストが増大すると
いう問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
にかんがみてなされたもので、ロータコイルやガイドチ
ューブのような製品を形成するための長尺帯状のワーク
を加工する一連の作業を自動化し、小さいスペースで効
率良く加工を行うことができる長尺帯状ワークの加工方
法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、所定位置に保持した長尺
帯状のワークに、工作機械で所定の加工を施す長尺帯状
ワークの加工方法において、複数の前記ワークを貯蔵す
るワークストッカから、前記ワークの加工を行うワーク
加工領域に前記ワークを搬入し、前記ワーク加工領域内
で、対向する長辺が上下に位置するように前記ワークを
垂直に立てて保持し、垂直に立てて保持した前記長尺帯
状のワークの両面側に複数の加工手段を準備し、この加
工手段を、前記ワークの長手方向に移動させながら、複
数の加工を同時に行い、加工の終了した前記ワークを、
前記ワーク加工領域から搬出する方法である。
【0006】この方法によれば、長尺帯状ワークの加工
を自動的に行うことができ、作業効率を向上させること
ができる。また、垂直に立てた状態でワークを位置決め
し、ワークの両側から、ワークの長手方向に沿って移動
する複数の加工手段で、複数の加工部位を同時に加工す
るようにしているので、加工のためにワークを長手方向
に送る必要がなくなり、装置の省スペース化を図ること
ができるほか、加工時間の短縮を図ることができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記加工手段に
よる前記ワークの加工範囲を互いに重ならせ、前記加工
範囲が重複する部分については、前記加工範囲が重なる
複数の前記加工手段のうちの一つで加工する方法であ
る。この方法によれば、各加工手段に対する加工の割り
付けの自由度が増し、加工手段の待機時間の短縮を図っ
て加工のさらなる効率化を図ることができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、加工範囲が互い
に重なる複数の加工手段について、前記加工手段の加工
プログラムから前記加工手段が他の加工手段と干渉する
かどうかを予測し、干渉が生じると判断した場合には、
干渉する加工手段のうちの一方の加工を継続させるとと
もに他方の加工手段の加工を待機させる方法としてあ
る。この方法によれば、干渉が生じた場合の一方の加工
手段の待機時間を最短にすることができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、前記ワーク加工
領域の外部にワーク反転手段を設け、前記ワークの一側
の加工が終了した後に、前記ワークの上下をこのワーク
反転手段によって入れ換え、前記ワークの他側の加工を
行う方法である。この方法によれば、ワークの上下を反
転して加工する必要がある場合に、ワークの自動反転を
行って、加工を継続することができる。
【0010】また、請求項5に記載の発明は、前記長尺
帯状ワークの形成に必要な加工形態ごとに個別加工プロ
グラムを予め作成し、前記ワークの各々について前記加
工形態を組み合わせて前記ワークの加工スケジュールを
作成し、この加工スケジュールに基づいて各前記加工手
段が分担する前記加工形態を割り付け、前記加工スケジ
ュール及び割り付けられた前記加工形態に対応する前記
個別加工プログラムから各加工手段ごとに前記ワークを
加工するための加工プログラムを作成し、作成した前記
加工プログラムを各前記加工手段に配信する方法であ
る。この方法によれば、各加工手段の待機時間が可能な
限り短い加工スケジュールを予め作成しておくことで、
加工の効率化を図ることができる。
【0011】請求項6に記載の発明は、前記ワークの各
々について、前記加工形態の組み合わせ及び前記加工手
段に割り付ける前記加工形態を異ならせて前記加工スケ
ジュールを複数作成し、この複数の加工スケジュールを
シミュレートして最も加工時間の短い加工スケジュール
を検索し、この検索によって割り出された加工スケジュ
ールにしたがって前記加工プログラムを作成する方法で
ある。この方法によれば、各加工手段の待機時間が短
い、最適な加工スケジュールを自動的に作成することが
できる。
【0012】請求項7に記載の発明は、前記ワーク加工
領域で前記ワークをクランプするワーククランパを複数
準備するとともに、前記ワーククランパのうち前記ワー
ク加工領域の端部に位置する前記ワーククランパを前記
ワークの長手方向に移動自在にして、前記ワークの端部
の任意位置をクランプすることができるようにした方法
である。この方法によれば、ワークの端部を所定の長さ
切断したり、ワークの端部を加工する際に、ワークの端
部を確実にワーククランパでクランプして良好な切断や
加工を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の長尺帯状ワーク加
工方法の好適な実施形態を、図面を参照しながら詳細に
説明する。まず、図1〜図4を参照しながら、本発明の
加工方法に基づいてワークの加工を行う長尺帯状ワーク
の加工装置の構成を説明する。図1及び図2は、本発明
の一実施形態にかかる長尺帯状ワークの加工装置の構成
を説明する平面図で、図1がワーク加工装置の一側の半
分を、図2が他側の半分を示している。また、図3は、
図1及び図2の長尺帯状ワークの加工装置の側面図、図
4は、ワーククランパにクランプされたワーク及びこの
ワークに対する加工手段の配置を説明する側面図であ
る。なお、以下の説明では、説明の便宜のために、図1
及び図2の紙面の左右方向をX方向、図1及び図2の紙
面の上下方向をZ方向、図1及び図2の紙面に直交する
方向をY方向とする。
【0014】[装置の全体構成の説明]長尺帯状ワーク
の加工装置100は、ロータコイルやガイドチューブ等
を形成するための長尺帯状のワークWを複数貯蔵するワ
ークストッカ110と、長尺帯状ワークの加工装置10
0のほぼ中央のワーク加工領域Aに設けられ、加工すべ
きワークWを垂直に立てた状態でクランプするワークク
ランパ130と、このワーククランパ130の両側に配
置され、ワークWに向けてZ方向に進退移動しながらワ
ークWを加工する加工手段としてのマシニングセンタM
C1〜MC6と、このマシニングセンタMC1〜MC6
をワーククランパ130にクランプされたワークWの長
手方向(X方向)に沿って移動させるガイド160と、
加工が終了したワークWを長尺帯状ワークの加工装置1
00から搬出する排出コンベア170と、ワークストッ
カ110からワークWを一つずつ取り出してワーク加工
領域Aまで搬送し、加工の終了したワークWをワーク加
工領域Aから排出コンベア170まで搬送するワーク搬
送部180(図3参照)と、ワークWの上下の反転を行
うワーク反転部210と、これら各部の動作の制御を行
う制御システムとを有している。
【0015】[ワークストッカ]この実施形態のワーク
ストッカ110は、例えば、幅40mm、厚さ5mm、
長さ10mの長尺帯状のワークWを、水平に重ねた状態
で8列20段(合計160枚)に貯蔵することができ
る。このワークストッカ110に貯蔵されるワークWに
は、ワークWの寸法や加工形態(孔加工、溝加工等)に
応じて番号又は記号が付されている。この番号や記号
は、ワークストッカ110におけるワークWの貯蔵位置
に対応している。そして、ワークストッカ110におけ
るワークWごとの前記貯蔵位置は、後述する制御システ
ムによって各ワークWごとに管理される。
【0016】[ワーククランパ]長尺帯状ワークの加工
装置100のほぼ中央には、X方向にベッド101が配
置されている。そして、このベッド101のほぼ中央
に、ワークWの加工を行う領域であるワーク加工領域A
が設けられる。このワーククランパ130は、このワー
ク加工領域A内で、長尺帯状のワークWを、向かい合う
長辺の一方を上に、他方を下にした垂直状態でクランプ
する。ワーククランパ130は、図4に示すように、ワ
ークWの長手方向に沿って形成された固定側クランパ1
32と、この固定側クランパ132に対してZ方向に進
退移動自在な可動側クランパ133とを有する。可動側
クランパ133は、ワークWを長手方向に沿って複数箇
所(例えば20箇所)で、ワークWの下側縁をクランプ
することができるように、固定側クランパ132に対向
して複数設けられる。
【0017】固定側クランパ132には、ワークWのY
方向及びZ方向の位置決めを行うY方向ゲージ部132
a及びZ方向ゲージ部132bが形成されている。そし
て、固定側クランパ132と可動側クランパ133とで
ワークWを挟持する際に、ワークWがY方向ゲージ部1
32a及びZ方向ゲージ部132bに当接してワークW
のY方向及びZ方向の位置決めが行われる。
【0018】この実施形態では、ワーククランパ130
のX方向両端側に、ワークWの両端を把持する第2のワ
ーククランパ141,142が設けられる。この第2の
ワーククランパ141,142は、ワーククランパ13
0と同様に固定側クランパと可動側クランパとを有し、
かつ、ワーククランパ130の端部に接触した位置と前
記端部から離間した位置との間で、X方向に移動自在で
ある。第2のワーククランパ141,142は、ワーク
Wの端部を切断して端面加工をする際などに、ワークク
ランパ130の端部から離間する方向に移動して、ワー
ククランパ130の端部と第2のワーククランパ14
1,142との間に、ワークWを切断する部分を位置さ
せる。これにより、ワークWを切断する際にも、ワーク
Wの端部をしっかりとクランプしてワークWの端部を確
実に切断することができる。
【0019】[加工手段の説明]図1及び図2に示すよう
に、ベッド101上のワーククランパ130の両側に
は、ワーククランパ130にクランプされたワークWの
長手方向に沿ったX方向に、ガイドレール160が敷設
されている。マシニングセンタMC1〜MC6は、例え
ば、重複する加工範囲で干渉が生じた場合の優先度に応
じて、図1及び図2に示すように配置される。すなわ
ち、排出コンベア170側にマシニングセンタMC1,
MC2,MC3,MC4の4台が配置され、ワークスト
ッカ110側にマシニングセンタMC5,MC6の2台
が配置される。また、排出コンベア170側では、マシ
ニングセンタMC3,MC4の両側にマシニングセンタ
MC1,MC2が配置される。
【0020】各マシニングセンタMC1〜MC6は、ガ
イドレール160に案内されながらX方向に移動する図
示しない往復台の上に載置され、かつ、この往復台の上
にZ方向に移動自在に設けられる。各マシニングセンタ
MC1〜MC6のX方向及びZ方向の移動及び加工の制
御は、各マシニングセンタMC1〜MC6に設けられた
NC装置201によって行われる。
【0021】この実施形態では、マシニングセンタMC
1〜MC6の各々が加工できる範囲、すなわち、ワーク
Wの加工範囲を互いに重ならせている。図5に、マシニ
ングセンタMC1〜MC6の加工範囲を部分的に重なら
せた一例を示す。図示の例では、ワークWに形成すべき
孔1〜10のうち、孔h2,h3,h4についてはマシ
ニングセンタMC1及びMC3の双方で加工が可能であ
り、孔h7,h8,h9,h10については、マシニン
グセンタMC3及びMC4の双方で加工が可能である。
このように各マシニングセンタMC1〜MC6の加工範
囲を互いに重ならせることで、各マシニングセンタMC
1〜MC6への加工の割り付けの自由度が高まり、マシ
ニングセンタMC1〜6の待機時間が短縮されるように
加工スケジュールを作成することが可能になる。
【0022】[搬出部の説明]ワーク加工領域A(図1
及び図2参照)で加工の終了したワークWは、ワーク搬
送部180によって排出コンベア170に搬送される。
この排出コンベア170は、マシニングセンタMC1〜
4の後方に設けられ、この上にワークWを載置して長尺
帯状ワークの加工装置100から次工程に搬出する。
【0023】[ワーク搬送部]図3に示すように、ワー
ク搬送部180は、ワークストッカ110の上方から排
出コンベア170の上方までZ方向に設けられたガイド
レール182と、このガイドレール182に沿って移動
する移動体185と、この移動体185に設けられ、開
閉自在な把持爪でワークWを把持するワーク把持部18
6と、移動体185に設けられ、ワーク把持部186を
昇降させる昇降手段190とを有している。ワーク把持
部186は、長尺帯状のワークWを確実に把持し、か
つ、撓みを可能な限り小さくして搬送することができる
ように、ワークWの長手方向(X方向)に沿って複数設
けるのが好ましい。
【0024】[反転部の説明]図4で説明したようなワ
ーククランパ130においては、ワークWの下端縁近傍
をクランパ132,133でクランプしているため、こ
の部分に孔や溝を加工すべき部分が位置していると、マ
シニングセンタMC1〜MC6で加工することができな
い。そこで、この実施形態では、図1及び図2に示すよ
うに、ワークストッカ110とベッド101との間に、
ワークWの上下を反転するためのワーク反転部210を
設けている。
【0025】図6に、ワーク反転部210の説明図を示
す。ワーク反転部210は、アーム217と、このアー
ム217に支持された軸213によって反転自在に設け
られた載置台211と、この載置台211に設けられ、
載置台211上で開閉してワークWをクランプ・アンク
ランプする開閉爪215とを有している。このようなワ
ーク反転部210は、X方向に沿って、ワーク搬送部1
80の把持爪186と干渉しない適宜の間隔で、複数設
けられる。ワーク反転部210は、図6(a)に示すよ
うに、初期状態において載置台211をワークストッカ
110側を向けていて、この状態でワーク搬送部180
のワーク把持部186からワークWを受け取る。そし
て、図6(b)に示すように、図示しない駆動体の駆動
によて載置台211がワーククランパ130側に回動
し、ワークWの上下を反転してワーク搬送部180に受
け渡す。
【0026】なお、この実施形態では、長尺帯状のワー
クWを、水平に重ねた状態で貯蔵しているので、ワーク
クランパ130にワークWを受け渡す前に、水平状態の
ワークWを垂直状態に姿勢変更する必要があるが、この
ような姿勢変更も、上記したワーク反転部210によっ
て行うことができる。図7に、ワーク反転台を使って姿
勢変更を行う場合における、ワークストッカから排出コ
ンベアまでのワークの流れを説明する概略側面図を示
す。図7(a)に示すように、ワークストッカ110に
は、ワークWが水平状態に複数枚積層して蓄積されてい
る。ワーク搬送部180は、把持爪186a,186b
を大きく開いて把持爪186a,186bの間に最上層
のワークWを位置させる。そして、把持爪186a,1
86bを閉じてワークWを把持し、水平状態を維持した
まま、ワーク反転部210まで搬送する。
【0027】ワーク反転部210は、ワーク載置台21
1を水平状態にして待機している。そして、この状態
で、ワーク搬送部180からワークWを受け取り、クラ
ンプ爪215でワークWをクランプする。図7(b)に
示すように、ワーク反転部210は、クランプ爪215
でワークWをクランプした後、左右いずれかの方へワー
ク載置台211を回動させてワークWを垂直に立てた状
態にする。ワーク搬送部180は、垂直状態に姿勢が変
更されたワークWをワーク反転部210から受け取っ
て、ワーク加工領域Aに搬入する。以後の加工及びワー
クWの反転については、先の実施形態と同じである。
【0028】加工の終了したワークWは、ワーク搬送部
180によってワーク加工領域Aから搬出され、ワーク
反転部210まで搬送される。図7(c)に示すよう
に、ワーク反転部210は、ワーク載置台211をワー
クストッカ110又はワーク加工領域A側に回動させた
状態で待機している。この状態で、ワーク搬送部180
からワーク反転部210にワークWが受け渡される。ワ
ークWを受け取ったワーク反転部210は、ワーク載置
台211を回動させてワークWを水平状態にし、ワーク
搬送部180に受け渡す。ワーク搬送部180は、ワー
クWを水平状態で把持して、排出コンベア170まで搬
送し、図7(d)に示すように、水平状態のまま排出コ
ンベア170の上に載置する。
【0029】[制御装置の説明]次に、本発明の長尺帯
状ワークの加工装置100を動作させるための、制御シ
ステムの構成を説明する。図8に、制御システムのブロ
ック図を示す。この実施形態の制御システムは、ワーク
W及びワークWごとの加工形状を管理するホストコンピ
ュータ232と、ワークWに施す加工形態に応じた工具
準備リストファイルを有する段取りプログラマブルコン
トローラ(PC)233と、マシニングセンタMC1〜
MC6によるワークWの加工及びワークWの搬出入を総
合的に管理するシステム管理用コンピュータ238とか
ら概略構成される。ホストコンピュータ232、プログ
ラマブルコントローラ(PC)233及びシステム管理
用コンピュータ238は、共通のバス231に接続され
る。ホストコンピュータ232から出力されるワークW
及びワークWに施すべき加工に関する指令にしたがっ
て、段取りPC233が工具を準備し、システム管理用
コンピュータ238がマシニングセンタMC1〜MC
6、ワーク搬送部180及びワーククランパ130等の
動作を管理する。
【0030】[ホストコンピュータ]ホストコンピュー
タ232は、ワークWの種類,素材山積みデータ及び各
ワークWごとの加工形態を記憶する形状パターンファイ
ル管理部を有する。例えば、ロータコイルやガイドチュ
ーブ等の製品の生産を管理する生産管理プログラムによ
ってワークの加工順序が指定されると、この加工順序に
応じた順番でワークWを加工するように、システム管理
用コンピュータ238の要求によりデータを出力する。
【0031】[段取りPC]段取りPC233は、工具
の準備作業を行うツールプリセッタ234に接続されて
いる。この、ツールプリセッタ234は、段取りPC2
33の指令に基づいて加工形態に応じた工具の準備を行
うとともに、工具長や工具径の測定及び設定を行う。
【0032】[システム管理用コンピュータ]システム
管理用コンピュータ238は、長尺帯状ワークの加工装
置100の起動及び停止等を制御する集中操作盤240
と、ワーク搬送部180の制御を行うローダ制御盤24
2と、マシニングセンタMC1〜MC6のそれぞれに搭
載されたNC装置201とに接続されている。ワークW
及び当該ワークWの加工形態に基づいてシステム管理用
コンピュータ238で作成されたNCプログラムは、通
信線239を介して各マシニングセンタMC1〜MC6
のNC装置201に分配される。各マシニングセンタM
C1〜MC6は、分配されたNCプログラムにしたがっ
て所定の加工を行う。各マシニングセンタMC1〜MC
6の加工進捗や現在位置などの情報は、通信線239を
介して、システム管理用コンピュータ238に送信され
る。システム管理用コンピュータ238は、送信された
これら情報に基づいて、各マシニングセンタMC1〜M
C6のX方向及びZ方向の移動を管理する。
【0033】[作用の説明]以下、図9及び図10のフ
ローチャートを参照しながら、上記構成の本発明のロー
タリコイル加工装置100による加工の手順を説明す
る。まず、加工開始前の準備段階における手順を、図9
のフローチャートにしたがって説明する。ワークストッ
カ110に貯蔵されているワークW、貯蔵されているワ
ークWの加工の順序、各ワークWの各部の寸法、加工の
種類及び形態等に関するデータは、予めホストコンピュ
ータ232の記憶手段に格納されている。長尺帯状ワー
クの加工装置100を起動すると、最初に加工すべきワ
ークWが前記記憶手段から読み出されるとともに、当該
ワークWに関連する各種データが、システム管理用コン
ピュータ238に送信される(ステップS11)。
【0034】段取りPC234は、システム管理用コン
ピュータ238との通信により、MC1〜6で使用する
工具の準備作業を制御し、ツールプリセッタによって測
定された工具データを受信する。システム管理用コンピ
ュータ238では、例えば、孔や溝の加工順序や当該孔
や溝を加工するための加工プログラム及びワーククラン
パとの干渉が生じた場合の加工順序を含めた加工プログ
ラムが、ホストコンピュータ232から入力された前記
各種データから、ワークWの加工に必要な加工スケジュ
ールを作成し(ステップS12)、この加工スケジュー
ルに基づいて、各マシニングセンタMC1〜MC6のN
Cプログラムが作成される(ステップS13)。このN
Cプログラムは、ワークWにおける各マシニングセンタ
MC1〜MC6の加工分担に応じて各マシニングセンタ
MC1〜MC6ごとに作成され、通信線239を介し
て、各マシニングセンタMC1〜MC6に配信される
(ステップS14)。
【0035】なお、ステップS12における加工スケジ
ュールの作成にあたっては、例えば、各マシニングセン
タMC1〜MC6が分担すべき孔や溝などの加工の割り
付け、加工の順序、干渉が生じた場合の優先性などの諸
条件を種々に変更して、複数の加工スケジュールを作成
し、この加工スケジュールに基づいて加工をシミュレー
トして、最も加工時間が短くなる加工スケジュールを選
択するとよい。
【0036】システム管理用コンピュータ238は、ホ
ストコンピュータ232からの素材山積みデータに基づ
き、ローダ制御装置242にワークWの搬送指令を出力
する(ステップS15)。ローダ制御装置242は、ワ
ークストッカ110の所定位置にワークWがあるかどう
かを判断し(ステップS16)、ワークWが無い場合に
は、ワーク搬送部180によるワークWの搬送作業を停
止させる(ステップS17)。ワークWが所定位置にあ
る場合には、ワーク搬送部180は、前記搬送指令に基
づいて、ワークWをワーク加工領域Aまで搬送する(ス
テップS18)。ワーク搬送部180によってワーク加
工領域AにワークWが搬送されてくると、ローダ制御装
置242により、ワーククランパ130にワーククラン
プ指令を出力し、これによってワークWがワーククラン
パ130にクランプされる。ワーク搬送部180による
ワークWの搬送作業が終了した後に、ワーク加工領域A
に、加工順序に応じたワークWが存在するか否かが、マ
シニングセンタMC1,MC2又はマシニングセンタM
C4に設けられたセンサにより判断される(ステップS
20)。加工順序に基づいたワークWが存在していない
と判断した場合には、当該ワークWを強制搬出し(ステ
ップS21)、長尺帯状ワークの加工装置100を停止
させる。
【0037】ワーク加工領域Aに、加工順序に応じたワ
ークWが存在するかどうかは、ワークWの各部の寸法、
例えば、全長、全幅及び厚さなどの計測を行うことによ
って判断することができる。また、この計測によって、
加工順序に応じたワークWが存在している場合には、ワ
ークWのX,Y,Z方向の基準座標位置を決定すること
ができる。ワークWの計測は、専用の計測装置をワーク
加工領域Aに設けることによって行ってもよいが、この
実施形態では、マシニングセンタMC1,MC2,MC
4の主軸205に、自動工具交換装置(ATC)によっ
てタッチセンサを自動装着している。そして、マシニン
グセンタMC1,MC2,MC4を移動させて、前記タ
ッチセンサをX,Y,Zの各方向からワークWの所定部
位に接触させ、このときのマシニングセンタMC1,M
C2,MC4の座標位置からワークWの各部の寸法を割
り出すとともに、マシニングセンタMC1〜MC6の加
工の基準となる基準座標位置を割り出す。
【0038】この計測の結果、搬入されたワークWが加
工すべきワークWと一致していなければ、ワークWはワ
ーク加工領域Aから強制的に排出される(ステップS2
1)。ワークWが一致していれば、次に、各マシニング
センタMC1〜MC6ごとに、ワークWを加工するため
の座標系が設定される(ステップS22)。以上の手順
が終了すると、システム管理用コンピュータ238から
各マシニングセンタMC1〜MC6に送信された加工デ
ータにより、ワークWの加工が開始される(ステップS
23)。
【0039】次に、各マシニングセンタMC1〜MC6
によるワークWの加工の手順を、図10のフローチャー
トにしたがって説明する。加工開始指令(ステップS3
0)により、NCプログラムにしたがって、マシニング
センタMC1〜MC6により加工が実行される。ワーク
Wの加工は、NC加工プログラムが所定長さ分ずつバッ
ファに読み込まれることで実行される(ステップS3
1)。
【0040】システム管理用コンピュータ238は、各
マシニングセンタMC1〜MC6の現在位置を常に監視
している。そして、各マシニングセンタMC1〜MC6
の加工プログラムと各マシニングセンタMC1〜MC6
の現在位置とから、各マシニングセンタMC1〜MC6
の干渉を判断する(ステップS32)。この結果、この
まま加工を続行すると、干渉が生じると判断(ステップ
S33)したマシニングセンタについては、干渉するお
それがなくなるまで待機させ、他方のマシニングセンタ
については加工を継続させる(ステップS34)。一定
時間経過後に、再びマシニングセンタの現在位置を確認
し、干渉チェック(ステップS32)を行う。この結
果、干渉のおそれが無くなっていれば、待機状態を解除
して、ワークWの加工を行う(ステップS35)。例え
ば、マシニングセンタMC1とマシニングセンタMC3
とが互いに重複する領域を加工する場合において、マシ
ニングセンタMC3が次の加工を行うべく前記重複する
領域に移動すれば、現在加工を行っているマシニングセ
ンタMC1と干渉すると判断した場合には、予め優先順
位が上位に設定されているマシニングセンタMC1の加
工を継続し、マシニングセンタMC3を待機させる。
【0041】次に、ワークWの加工が終了したかどうか
を加工プログラムの中から判断し(ステップS36)、
加工が終了していなければ、引き続き次のNCプログラ
ムの読み込みを行ってマシニングセンタMC1〜MC6
による加工を行う。加工が終了していれば、ワークWの
反転加工を行うかどうかを判断し(ステップS37)、
反転加工するのであれば、ワークWをワーク搬送部18
0でワーク反転部210まで搬送して(ステップS4
0)、ワークWを反転させる(ステップS41)。ワー
ク搬送部180は、反転されたワークWを把持してワー
ク加工領域Aまで搬送し、ワーククランパ130に受け
渡す(ステップS42)。以後、ワークWの他方側の加
工が、ステップS31〜S35の手順にしたがって行わ
れる。
【0042】ワークWの反転加工を行わないのであれ
ば、加工を終了し(ステップS38)、ワーク搬送部1
80でワークWをコンベア170まで搬送して次工程に
ワークWを払い出す(ステップS49)。以後、ワーク
Wごとに上記の手順を繰り返す。
【0043】本発明の好適な実施形態について説明して
きたが、本発明は上記の実施形態により限定されるもの
ではない。例えば、ワークの加工を行う加工手段はマシ
ニングセンタであるとして説明したが、X方向及びZ方
向に移動してワークを両側から加工できるものであれ
ば、マシニングセンタに限らず他の加工手段であってよ
い。
【0044】また、加工手段は必ずしもZ方向に移動す
る必要はなく、工具を装着した主軸がZ方向に進退移動
するように構成してもよい。さらに、加工手段であるマ
シニングセンタMC1〜MC6を、ワーククランパ13
0の両側に6台設けるものとして説明したが、2台〜5
台又は7台以上の加工手段を、ワーククランパ130の
両側に適宜に分配して配置するものとしてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、ワークをワーク加工領
域に位置決めして加工を行うので、ワークを長手方向に
送る必要がなく、長尺帯状ワークの加工装置の省スペー
ス化を図ることができる。また、複数の加工手段が、ワ
ーク加工領域に垂直に立てた状態で位置決めしたワーク
を両側から同時に加工するので、一つのワークを短時間
で加工することができ、加工コストの低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる長尺帯状ワークの
加工装置の構成を説明する平面図で、ワーク加工装置の
一側の半分を示している。
【図2】本発明の一実施形態にかかる長尺帯状ワークの
加工装置の構成を説明する平面図で、ワーク加工装置の
他側の半分を示している。
【図3】図1及び図2の長尺帯状ワークの加工装置の側
面図である。
【図4】ワーククランパにクランプされたワーク及びそ
のワークに対する加工手段の配置を説明する側面図であ
る。
【図5】マシニングセンタの加工範囲を重複させた場合
の一例で、マシニングセンタMC3の加工範囲にマシニ
ングセンタMC1とマシニングセンタMC4の加工範囲
を重複させた場合を示している。
【図6】ワーク反転部の説明図で、(a)は反転前のも
のを、(b)は反転後のものを示している。
【図7】ワーク反転台を使って姿勢変更を行う場合にお
ける、ワークストッカから排出コンベアまでのワークの
流れを説明する概略側面図である。
【図8】本発明における制御システムの構成を説明する
ブロック図である。
【図9】本発明の加工方法によるワークの加工の手順を
説明するためのフローチャートで、ワーク加工前の準備
段階のものである。
【図10】本発明の加工方法によるワークの加工の手順
を説明するためのフローチャートで、ワークの加工段階
のものである。
【図11】長尺帯状のワークに施される孔加工(a)、
溝加工(b)及び端部加工(c)の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 長尺帯状ワークの加工装置 110 ワークストッカ 130 ワーククランパ 160 ガイドレール 170 排出コンベア 180 ワーク搬送部 210 ワーク反転部 A ワーク加工領域 MC マシニングセンタ W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷中 悟 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 中林 弘充 神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目4番地 株式会社東芝京浜事業所内 (72)発明者 稲川 昭司 神奈川県川崎市幸区神明町1丁目80番地 株式会社池貝内 (72)発明者 古郡 人士 神奈川県川崎市幸区神明町1丁目80番地 株式会社池貝内 (72)発明者 大西 浩二 神奈川県川崎市幸区神明町1丁目80番地 株式会社池貝内 (72)発明者 阿部 信浩 神奈川県川崎市幸区神明町1丁目80番地 株式会社池貝内 Fターム(参考) 3C033 BB05 BB10 CC00 GG03 HH12 3C042 RA27 RB32 RD03 RE02 RE07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置に保持した長尺帯状のワーク
    に、工作機械で所定の加工を施す長尺帯状ワークの加工
    方法において、 複数の前記ワークを貯蔵するワークストッカから、前記
    ワークの加工を行うワーク加工領域に前記ワークを搬入
    し、 前記ワーク加工領域内で、対向する長辺が上下に位置す
    るように前記ワークを垂直に立ててクランプし、 垂直に立ててクランプした前記ワークの両面側に複数の
    加工手段を準備し、 この加工手段を、前記ワークの長手方向に移動させなが
    ら、複数の加工を同時に行い、 加工の終了した前記ワークを、前記ワーク加工領域から
    搬出すること、 を特徴とする長尺帯状ワークの加工方法。
  2. 【請求項2】 前記加工手段による前記ワークの加工範
    囲を互いに重ならせ、前記加工範囲が重複する部分につ
    いては、前記加工範囲が重なる複数の前記加工手段のう
    ちの一つで加工することを特徴とする請求項1に記載の
    長尺帯状ワークの加工方法。
  3. 【請求項3】 加工範囲が互いに重なる複数の加工手段
    について、前記加工手段の加工プログラムから前記加工
    手段が他の加工手段と干渉するかどうかを予測し、干渉
    が生じると判断した場合には、予め設定された優先順位
    にしたがって、干渉する加工手段のうちの一方の加工を
    継続させるとともに他方の加工手段の加工を待機させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の長尺帯状ワークの加
    工方法。
  4. 【請求項4】 前記ワーク加工領域の外部にワーク反転
    手段を設け、前記ワークの一側の加工が終了した後に、
    前記ワークの上下をこのワーク反転手段によって入れ換
    え、前記ワークの他側の加工を行うことを特徴とする請
    求項1〜3のいずれかに記載の長尺帯状ワークの加工方
    法。
  5. 【請求項5】 必要な加工形態ごとに個別加工プログラ
    ムを予め作成し、前記ワークの各々について前記加工形
    態を組み合わせて前記ワークの加工スケジュールを作成
    し、この加工スケジュールに基づいて各前記加工手段が
    分担する前記加工形態を割り付け、前記加工スケジュー
    ル及び割り付けられた前記加工形態に対応する前記個別
    加工プログラムから各加工手段ごとに前記ワークを加工
    するための加工プログラムを作成し、作成した前記加工
    プログラムを各前記加工手段に配信することを特徴とす
    る請求項1〜5のいずれかに記載の長尺帯状ワークの加
    工方法。
  6. 【請求項6】 前記ワークの各々について、前記加工形
    態の組み合わせ及び前記加工手段に割り付ける前記加工
    形態を異ならせて前記加工スケジュールを複数作成し、
    この複数の加工スケジュールをシミュレートして最も加
    工時間の短い加工スケジュールを検索し、この検索によ
    って割り出された前記加工スケジュールにしたがって前
    記加工プログラムを作成することを特徴とする請求項5
    に記載の長尺帯状ワークの加工方法。
  7. 【請求項7】 前記ワーク加工領域で前記ワークをクラ
    ンプするワーククランパを複数準備するとともに、前記
    ワーククランパのうち前記ワーク加工領域の端部に位置
    する前記ワーククランパを前記ワークの長手方向に移動
    自在にして、前記ワークの端部の任意位置をクランプす
    ることができるようにしたことを特徴とする請求項1〜
    6のいずれかに記載の長尺帯状ワークの加工方法。
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