JP2001309349A - 番組関連情報取得方法、サーバー、端末装置、及び嗜好情報取得方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、放送されている番組に関するインタ
ーネット情報をサーバー側で検索し、検索された情報を
端末装置に配信することにより、端末装置で受信した番
組に関するインターネット情報を簡単にユーザーが獲得
することができる情報提供方式を提供することを目的と
する。 【解決手段】端末装置１よりインターネット回線５を通
じて、サーバー２に番組関連情報の要求が行われると、
まず、端末装置１より送信される現在視聴されている番
組のチャンネル番号及び現在時刻を受信することで、そ
の視聴番組を特定する。そして、このように視聴番組を
特定すると、インターネット回線５を通じて外部より、
この視聴番組に関連するサイトを検索し、これらの検索
したサイトより、使用者の嗜好に応じた情報を選択す
る。そして、選択された情報より番組関連情報を生成す
ると、インターネット回線５を通じて、端末装置１に送
信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ放送を受信
するとともにインターネット情報を獲得することが可能
な端末装置、該端末装置のユーザーの情報を獲得すると
ともにユーザーに情報サービスを提供するサーバー、前
記端末装置で使用される番組関連情報取得方法及び嗜好
情報取得方法に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、テレビ放送受信可能なパーソナル
コンピュータやインターネットに接続可能なテレビ放送
受信装置などが提供され、一般家庭へのインターネット
の普及率が高まっている。このようにインターネット接
続可能なテレビ放送受信装置を用いたテレビ番組の視聴
データ取得方法が、ＷＯ９８／２６６０８号国際公開公
報で提案されている。この視聴データ取得方法は、端末
側でユーザーの視聴した番組やその視聴時間などを視聴
データとして特定し、このように特定した視聴データ
を、この視聴データを集計するセンターに、送信すると
いった方法である。

【０００３】又、テレビ放送などにおいては、例えば、
コマーシャルなどが、その提供する企業などに関するイ
ンターネットのＷＷＷ（World Wide Web）サイトのＵＲ
Ｌ（Uniform Resource Locator）とともに放送されるこ
とが多くなっている。このようなＵＲＬ情報をＶＢＩ
（Vertical Blanking Interval）に挿入した映像信号を
扱う送受信装置やインターネット接続装置や記録媒体な
どが、特開平１０−２５７４５５号公報で提案されてい
る。このようにＵＲＬ情報が挿入された映像信号を扱っ
たシステムによると、ＵＲＬをユーザーがキーボードな
どで入力する必要がなく、簡単にそのＵＲＬの情報をイ
ンターネットより獲得することができる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ＷＯ９
８／２６６０８号国際公開公報で提案されるテレビ番組
の視聴データ取得方法では、視聴データを端末側で特定
する必要があるため、端末側における負担が大きくなる
ため、端末側で構成されるソフトウェアやハードウェア
の規模が大きくなる。又、特開平１０−２５７４５５号
公報で提案される装置にでは、ＶＢＩに挿入されたＵＲ
Ｌにしか接続することができない。又、このＵＲＬがい
つでも得られるものでなく、その対称となる映像が映し
出されるときにしか得ることができない。よって、ＶＢ
Ｉに挿入されたＵＲＬ以外にその映像に関連するＵＲＬ
に接続したり、又、ＵＲＬの対称となる映像が映ってい
ないときにそのＵＲＬに接続するためには、ユーザーが
キーボードなどの入力装置を用いてそのＵＲＬを入力す
る必要がある。

【０００５】このような問題を鑑みて、本発明は、放送
されている番組に関するインターネット情報をサーバー
側で検索し、検索された情報を端末装置に配信すること
により、端末装置で受信した番組に関するインターネッ
ト情報を簡単にユーザーが獲得することができる情報提
供方式と、該情報提供方式における端末装置及びサーバ
ーと、該情報提供方式で使用される番組関連情報取得方
法とを提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１に記載する番組関連情報取得方法は、放送
信号を受信して放送番組を出力するとともに、電子回線
と接続されて電子情報を送受信する端末装置の番組関連
情報取得方法において、所望する情報を提供するサーバ
ーと前記電子回線を通じて前記端末装置が接続されてい
るとともに、現在出力している放送番組に関連した番組
関連情報が前記端末装置の使用者によって求められたと
き、前記サーバーが前記放送番組を特定することが可能
となる番組特定用の情報を、前記端末装置より前記電子
回線を通じて前記サーバーに送信した後、前記サーバー
で検索された前記放送番組に関連した複数の電子情報よ
りなる番組関連情報を前記端末装置が受信することで、
前記端末装置に前記番組関連情報が取得されることを特
徴とする。

【０００７】請求項２に記載のサーバーは、放送信号を
受信する複数の端末装置と電子回線で接続されるととも
に、前記電子回線を通じて電子情報の送受信を行う電子
情報送受信部を有するサーバーにおいて、前記端末装置
で出力されている放送番組を特定する番組特定用の情報
が前記端末装置より送信され、前記電子回線を通じて前
記電子情報送受信部で受信されたとき、前記番組特定用
の情報より、前記端末装置で出力されている放送番組を
特定する番組特定手段と、該番組特定手段で特定された
放送番組に関連した電子情報を、前記電子回線を通じて
接続された外部より検索するとともに、検索された複数
の該電子情報によりなる電子情報群を番組関連情報とし
て設定する番組関連情報設定手段と、を有し、該番組関
連情報設定手段で設定された前記番組関連情報を、前記
番組特定用の情報を送信した前記端末装置に、前記電子
情報送受信部から送信することを特徴とする。

【０００８】このようなサーバーにおいて、端末装置よ
り、使用者によって視聴されている番組のチャンネル番
号や視聴時刻などの番組特定用の情報が受信されると、
この番組特定用の情報より使用者が現在視聴している番
組が特定される。そして、例えばインターネット回線な
どから、この番組の内容をキーワードとして、このキー
ワードに関するサイトを検索する。そして、検索された
サイトより、その番組内容に関連するサイト又はサイト
内の情報を選択して番組関連情報を生成する。そして、
この生成した番組関連情報を端末装置に送信する。

【０００９】このようなサーバーにおいて、請求項３に
記載するように、前記端末装置の使用者のプロファイル
や視聴した放送番組の履歴を含んだ個人情報を格納する
個人情報記憶手段を設け、前記番組関連情報設定手段に
おいて、その検索された複数の前記電子情報から、この
個人情報記憶手段に格納された個人情報に基づいて、更
に、前記端末装置の使用者の嗜好に応じた電子情報を選
択し、新たに番組関連情報として設定するようにしても
構わない。

【００１０】又、請求項４に記載するように、前記端末
装置と接続されて、前記番組特定用の情報が前記電子情
報送受信部において受信されたとき、前記端末装置の使
用者の第１ＩＤ情報をも受信されるとともに、前記個人
情報記憶手段において、前記個人情報が第２ＩＤ情報を
含んで格納され、前記電子情報送受信部で受信した前記
第１ＩＤ情報と前記個人情報記憶手段で格納された前記
第２ＩＤ情報とを照合することによって、前記電子回線
を通じて接続された前記端末装置の使用者を特定するよ
うにしても構わない。

【００１１】請求項５に記載の端末装置は、放送信号を
受信する放送信号受信部と、電子回線と接続されるとと
もに電子情報を送受信するための電子情報送受信部と、
前記電子情報が演算処理される演算処理部と、前記放送
信号より得られる放送番組及び前記演算処理部からの出
力を出力する出力部と、を有する端末装置において、所
望する情報を提供するサーバーと前記電子回線を通じて
接続されるとともに、前記出力部で現在出力されている
放送番組に関連した番組関連情報が使用者によって求め
られたとき、前記サーバーが前記放送番組を特定するこ
とが可能となる番組特定用の情報を、前記電子情報送受
信部より前記電子回線を通じて前記サーバーに送信した
後、前記サーバーより前記放送番組に関連した複数の電
子情報よりなる番組関連情報が前記電子情報送受信部で
受信されるとともに、前記演算処理部で演算処理され、
この演算処理された前記複数の番組関連情報が前記出力
部に出力されることを特徴とする。

【００１２】このような端末装置において、例えば、そ
の使用者がテレビ放送を視聴している際に、使用者が視
聴している番組に関する情報取得を希望したときに、こ
の端末装置に備えられるマウスやキーボード又はリモー
トコントローラなどの入力装置より指示を与えて、情報
取得動作を行わせる。このとき、使用者が契約している
センターよりこの番組に関する情報を取得するために、
まず、端末装置より、例えばインターネット回線などの
電子回線を通じて、現在視聴されている番組をセンター
の管理するサーバーに特定させるよう、視聴されている
番組のチャンネル番号と現在時刻といった番組特定用の
情報が送信される。そして、サーバーが使用者の視聴番
組を特定すると、番組に関する番組関連情報が作成され
て、端末装置に送信される。端末装置では、このように
して取得した番組関連情報を演算処理した後、ディスプ
レイなどの出力部に出力する。このようにして、使用者
が、その番組関連情報を視聴することによって、知るこ
とができる。

【００１３】このような端末装置において、請求項６に
記載するように、時刻を検出する時間検出部を設け、該
時間検出部によって、現在出力部で出力される放送番組
の出力開始時刻と出力終了時刻とが、出力される放送番
組毎に検出され、このように検出された出力開始時刻及
び出力終了時刻が、前記番組特定用の情報とともに、前
記端末装置の使用者の嗜好情報として記録されるように
しても構わない。尚、番組特定用の情報とは、例えば、
その番組を送信する放送局とその放送時間のように、そ
の番組を特定するための情報である。

【００１４】又、前記番組関連情報より選択された電子
情報を特定する情報と、この選択された前記電子情報の
使用者による利用状況とが、前記端末装置の使用者の嗜
好情報として記録されるようにしても構わない。尚、例
えば、電子情報がインターネットのサイトであるとき、
その電子情報を特定する情報をそのサイトのＵＲＬと
し、そして、使用者の利用状況を、そのサイトのページ
利用回数や利用時間としても構わない。

【００１５】このような端末装置において、請求項７に
記載するように、前記サーバーと前記電子回線を通じて
接続されたとき、前記使用者の嗜好情報が前記電子情報
送受信部より前記サーバーに送信されるようにしても構
わない。更に、前記サーバーとの接続を行ったとき、前
記サーバーに前記端末装置を特定させるためのＩＤ情報
を前記電子情報送受信部より送信するようにしても構わ
ない。

【００１６】請求項８に記載する嗜好情報取得方法は、
放送信号を受信して放送番組を出力するとともに、電子
回線と接続されて電子情報を送受信する端末装置の嗜好
情報取得方法において、所望する情報を提供するサーバ
ーと前記電子回線を通じて前記端末装置が接続されると
ともに、前記端末装置において、現在、前記端末装置で
出力される放送番組の出力開始時刻と出力終了時刻と
が、出力される放送番組毎に検出されるとともに、この
ように検出された出力開始時刻及び出力終了時刻が、前
記番組特定用の情報とともに、前記端末装置の使用者の
嗜好情報として記録され、前記サーバーと前記電子回線
を通じて接続されたとき、前記使用者の嗜好情報が前記
端末装置より前記サーバーに送信されることを特徴とす
る。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。

【００１８】＜情報提供システムの概要＞本発明の情報
提供システムの概要について、図１を参照して説明す
る。図１は、本発明の情報提供方式における端末装置や
サーバーなどの関係を示すブロック図である。図１にお
いて、１は各家庭や店内などで使用される端末装置を、
２は情報提供サービスを行うセンター内のサーバーを、
３は放送信号を送信する放送局を、４はサーバー２を管
理するセンターと提携したｅコマース企業を、５はイン
ターネット回線を示す。尚、端末装置１のユーザーは、
センターのサービスに加入しているものとする。又、セ
ンターでは、各ユーザーのプロファイルとなる住所や年
齢や職業などの個人情報がサーバー２内に格納されてい
る。

【００１９】図１に示す関係による情報提供方式では、
放送局３より送信される放送信号が各家庭の端末装置１
で受信され、その放送信号が再生されて、その端末装置
１に設けられたディスプレイやスピーカなどの出力装置
によってユーザーに視聴される。一方、サーバー２を管
理するセンターでは、放送局３の放送番組表となるＥＰ
Ｇ（Electronic Program Guide）がインターネット回線
５を介して獲得される。又、センターは、このセンター
と提携しているｅコマース企業４が掲示するｅコマース
サイトより、各企業の宣伝する商品に関する情報につい
ても、インターネット回線５を介して獲得する。

【００２０】このような関係にあるとき、端末装置１に
再生された番組を視聴しているユーザーが、この番組に
関するサイトの表示を要求するため、この端末装置１に
備えられたマウス、キーボード又はリモートコントロー
ラなどを操作したとき、センターに登録されているユー
ザーのユーザーＩＤ、視聴されている番組のチャンネル
番号及び現在時刻などのユーザー情報がインターネット
回線５を介してサーバー２に送信される。

【００２１】センターでは、サーバー２に送信されたユ
ーザー情報、格納されている個人情報、及びＥＰＧに基
づいて、端末装置１に再生されている番組を特定して、
この番組に関するサイトのＵＲＬを検索する。そして、
検索したＵＲＬのサイトより、ユーザーの嗜好にあった
情報を選択する。又、ｅコマース企業４が宣伝する商品
に関する商品情報より、端末装置１に再生されている放
送番組に応じた商品情報を選択する。又、現在の時刻周
辺の番組表をＥＰＧより作成する。そして、このように
選択されたＵＲＬのサイト内の情報及びｅコマースサイ
トに関する情報と番組表内の情報を番組関連情報とし
て、インターネット回線５を通じて端末装置１に送信す
る。

【００２２】このようにして複数のサイト情報及び番組
表情報などからなる番組関連情報を端末装置１が受信す
ると、番組関連情報に含まれる複数の情報よりユーザー
がマウス、キーボード又はリモートコントローラなどを
操作して、所望する情報を選択することができる。この
ように選択されると、端末装置１には、選択されたサイ
トの情報や番組表が出力装置に再生され、ユーザーが所
望する情報を得ることができる。

【００２３】このとき、ユーザーによって、あるｅコマ
ースサイトによる情報が選択され、そのサイトで宣伝さ
れる商品の購入を希望することをマウス、キーボード又
はリモートコントローラなどを操作して入力すると、イ
ンターネット回線５を通じて、そのことがサーバー２に
伝えられる。そして、サーバー２では、インターネット
回線５を通じてユーザーが購入を希望する商品を扱うｅ
コマース企業４と通信を行い、ユーザーが購入を希望す
る商品とともに格納されているそのユーザーの住所など
の個人情報を伝える。

【００２４】又、サーバー２に、ユーザーの番組の視聴
履歴を個人情報の一部として記憶することで、そのユー
ザーの嗜好に応じた情報を有するサイトを選択するとと
もに、選択したサイトから最も必要と思われる情報を取
得してユーザーに提供することができる。又、サーバー
２は、外部から獲得したＥＰＧより、ユーザーの嗜好に
応じた番組表を作成して、ユーザーに提供することがで
きる。このような情報提供方式における端末装置及びサ
ーバーについて、以下に説明する。

【００２５】＜端末装置＞まず、端末装置について、図
面を参照して説明する。図２は、端末装置の内部構成の
一例を示すブロック図である。図２に示すように、端末
装置１は、放送信号を受信するアンテナ１１と、アンテ
ナ１１で受信された放送信号より所望のチャンネルの放
送信号を選局するチューナ１２と、チューナで選局され
た放送信号より映像信号及び音声信号を生成する信号生
成部１３と、信号生成部１３で生成された映像信号に基
づいて映像信号を再生するディスプレイ１４とを有す
る。

【００２６】又、この端末装置１は、バス回線１９を通
じて装置全体の制御及び各ブロックより得られる信号の
処理を行うＣＰＵ１５と、ＣＰＵ１５が動作するための
ソフトウェアや各種データが記憶されるメモリ１６と、
インターネット回線５を通じて外部と通信を行うための
モデム１７と、マウス、キーボード又はリモートコント
ローラなどの入力装置１８と、バス回線１９と、現在時
刻の検出するとともに時間経過を測定するタイマ機能を
有する時間検出部２０が設けられる。

【００２７】このような構成の端末装置１において、ま
ず、アンテナ１１で受信された放送信号よりユーザーの
所望のチャンネルの放送信号がチューナ１２で選局され
て、信号生成部１３に与えられる。次に、信号生成部１
３で選局された放送信号より映像信号が復号化され、映
像信号がデジタル信号に変換されてＣＰＵ１５によって
演算処理される。そして、この映像信号に基づいて、デ
ィスプレイ１４に所望のチャンネルの映像が再生され
る。

【００２８】尚、不図示であるが、端末装置１はスピー
カを有し、信号生成部１３で生成された音声信号に基づ
いて、音声がスピーカで再生される。このとき、音声信
号は信号生成部１３よりアナログ信号のまま直接スピー
カに送出されることで再生されるものとしても構わない
し、映像信号と同様、一旦デジタル信号に変換され、Ｃ
ＰＵ１５で演算処理された後スピーカに送出されること
で再生されるものとしても構わない。

【００２９】このように、ユーザーの所望の番組の映像
がディスプレイ１４上に再生されているときに、上述し
た情報提供方式を用いたサービスを受けるための端末装
置１の動作について、以下に説明する。尚、図３、図５
及び図６は、番組関連情報を取得するための端末装置１
の処理動作について示したフローチャートである。又、
図４は、ディスプレイ１４上に映し出される端末装置１
の各動作毎の画面例を示す図である。又、図７及び図８
は、後述するユーザーの嗜好情報を蓄積するための端末
装置１の処理動作について示したフローチャートであ
る。

【００３０】１．番組関連情報を取得するための処理動
作の一例 番組関連情報を取得するための処理動作の一例につい
て、説明する。図３のフローチャートのように、端末装
置１に入力装置１８より電源が投入されてユーザーによ
って番組の視聴が行われるとき、現在視聴されている番
組のチャンネル番号がメモリ１６に記憶される（ステッ
プ３０１）。そして、入力装置１８が操作されてチャン
ネルの変更があったか否かが判断される（ステップ３０
２）。このとき、チャンネルの変更があった場合、メモ
リ１６に格納されているチャンネル番号の変更を行った
後（ステップ３０３）、入力装置１８が操作されてセン
ターのサーバー２（図１）への接続が要求されているか
否か判断される（ステップ３０４）。又、チャンネルの
変更がない場合は、直接ステップ３０４に移行する。

【００３１】ステップ３０４において、ユーザーが入力
装置１８を操作することによってセンターへの接続が要
求された場合、メモリ１６内に格納されたユーザーＩＤ
及びチャンネル番号と、時間検出部２０で検出された現
在時刻とによるユーザー情報がモデム１７より、インタ
ーネット回線５（図１）を介してサーバー２に送信され
る（ステップ３０５）。又、ステップ３０４において、
センターへの接続が要求されていない場合、再び、ステ
ップ３０２〜ステップ３０４の動作が行われる。このス
テップ３００〜ステップ３０４の動作が行われている
間、ディスプレイ１４上には、図４（ａ）のように、そ
の番組の映像が再生されている状態となる。

【００３２】ステップ３０５で、インターネット回線５
を介してサーバー２にユーザー情報が送信されると、サ
ーバー２から番組関連情報が受信されるまで、図４
（ｂ）のように、ディスプレイ１４上に現在視聴されて
いる番組の映像が再生されるとともに、センターに接続
中であることをユーザーに認識させる表示が行われる
（ステップ３０６）。そして、サーバー２で番組関連情
報が生成され、この番組関連情報がモデム１７より受信
される（ステップ３０７）。このとき、サーバー２で編
集された番組表もともに送信され、モデム１７で受信さ
れる。尚、サーバー２での番組関連情報生成処理につい
ては、後述する。

【００３３】そして、受信された番組関連情報内に含ま
れるサイトの情報がＣＰＵ１５で演算処理されて、それ
ぞれのサイトのＵＲＬやサイト名が、図４（ｃ）又は図
４（ｄ）のように、ディスプレイ１４上に映し出される
（ＳＴＥＰ３０８）。このとき、図４（ｃ）のように、
視聴されている番組のサイトを映し出すようにしても良
い。又、図４（ｄ）のように、現在視聴されている番組
の映像とともに映し出すようにしても良い。尚、図４
（ｂ）のように表示する場合、ＣＰＵ１５で、信号生成
部１３より与えられる映像信号に基づいて番組の映像の
縮小処理が行われるとともに、映像及びサイト名などの
ディスプレイ１４上での位置関係などの領域指定処理が
行われる。尚、このようにそれぞれのサイトのＵＲＬや
サイト名が映し出されるとき、各サイト内の情報などが
メモリ１６内に格納されるとともに、サーバー２との接
続が切断される。

【００３４】又、このように、サイト名と映像とをディ
スプレイ１４上に映し出す際、図４（ｃ）又は図４
（ｄ）のように、ユーザーの視聴履歴もともに映し出す
ようにしても良い。更に、番組関連情報には、その番組
に関連した企業などの広告も含まれるものとし、このよ
うな広告もディスプレイ１４上にともに映し出すように
しても良い。尚、図４（ｃ）又は図４（ｄ）において、
領域５０が現在視聴中の番組のサイトのホームページが
映し出される領域を、領域５１が現在視聴中の番組の映
像が映し出される領域を、領域５２，５３がサイト名が
映し出される領域を、領域５４が広告が映し出される領
域を、領域５５が視聴履歴が映し出される領域を、それ
ぞれ表す。特に、領域５３には、ｅコマースサイトにお
けるサイト名が映し出される。尚、図４（ｃ）又は図４
（ｄ）のように表示されたページについて、以下、「番
組関連情報のトップページ」と呼ぶ。

【００３５】次に、入力装置１８が操作されて、この番
組関連情報の取得する処理動作について終了するように
要求されたか否かが判断される（ステップ３０９）。こ
のような終了要求がない場合は、入力装置１８が操作さ
れて、ディスプレイ１４上に表示されたポインタなど
で、領域５２，５３におけるサイト名や領域５４におけ
る広告が指定されたり、又、番組表の閲覧要求があった
か否かが判断される（ステップ３１０）。尚、番組表の
閲覧要求については、入力装置１８に設けられたスイッ
チを操作することで行うようにしても構わないし、ディ
スプレイ１４上のある領域をポインタなどで指定するよ
うにしても構わない。又、ステップ３０９で終了要求が
ある場合は、ステップ３２２に移行する。

【００３６】そして、サイト、広告、又は、番組表の閲
覧要求があった場合、要求のあったサイト、広告、又
は、番組表のコンテンツを、それぞれ、ディスプレイ１
４上に表示する（ステップ３１１）。このとき、番組の
映像がディスプレイ１４上よりキャンセルされ、要求の
あったコンテンツがメモリ１６より読み出された後、Ｃ
ＰＵ１５で演算処理されてディスプレイ１４上に表示さ
れるとともに、その閲覧されたコンテンツのＵＲＬとそ
の閲覧開始時刻が時間検出部２０で検出された後メモリ
１６内に記憶される。尚、このステップ３１１におい
て、番組の映像とともにコンテンツがディスプレイ１４
上に表示されるようにしても良い。又、サイト、広告、
又は、番組表の閲覧要求がなかった場合は、再びステッ
プ３０８に戻り、図４（ｂ）又は図４（ｃ）のような画
面表示がディスプレイ１４上に表示されたままとなる。

【００３７】ステップ３１１のようにコンテンツがディ
スプレイ１４上に表示されるとき、入力装置１８が操作
されて、そのコンテンツにリンクしたサイトを開くよう
に、要求されているか否かが判断される（ステップ３１
２）。そして、リンクしたサイトを開くような要求があ
る場合は、再び、センターと接続されて、要求されたサ
イトのコンテンツがサーバー２及びインターネット回線
５を介して獲得し（ステップ３１３）、ディスプレイ１
４上に表示するとともにメモリ１６内にそのサイトのコ
ンテンツを記憶する（ステップ３１４）。このように要
求されたコンテンツがディスプレイ１４に表示される
と、センターとの接続が切断され、再び、ステップ３１
２に移行する。

【００３８】このとき、ステップ３１１における処理動
作と同様、メモリ１６内には、ディスプレイ１４上に表
示されたコンテンツのＵＲＬ及び時間検出部２０で検出
されたその閲覧開始時刻が記憶されるとともに、このコ
ンテンツの前に表示されたコンテンツのＵＲＬに関して
時間検出部２０で検出されたその閲覧終了時刻がメモリ
１６内に記憶される。そして、再び、ステップ３１２に
おける判断動作が行われる。又、ステップ３１２におい
て、リンクされたサイトの閲覧要求がない場合は、ステ
ップ３１５に移行する。

【００３９】ステップ３１５では、ｅコマースサイトの
ページが表示された場合において、そのサイトのページ
に表示される商品に対して購入要求があったか否かが判
断される。このとき、購入要求があった場合、ステップ
３１３と同様、再びセンターとの接続が行われる（ステ
ップ３１６）。そして、その購入商品、ｅコマースサイ
ト、購入商品の数量、購入金額、及び購入発注時刻が、
モデム１７よりサーバー２に送信され、購入処理が行わ
れる（ステップ３１７）。

【００４０】ステップ３１５においてｅコマースサイト
における購入要求がなかった場合や、ステップ３１７で
の処理が終了されると、ステップ３１８に移行し、図４
（ｃ）又は図４（ｄ）のような表示となる番組関連情報
のトップページに戻るような要求があったか否かが判断
される。尚、このとき、このような番組関連情報のトッ
プページに戻ることを指定を表す表示がディスプレイ１
４画面上に設けられるようにしても構わないし、又、入
力装置１８にスイッチとして設けても構わない。又、番
組関連情報のトップページにおける各コンテンツが画面
表示されている場合は、１つ前のコンテンツに戻るよう
に指示されたときにおいても、番組関連情報のトップペ
ージに戻ることと等しくなり、番組関連情報のトップペ
ージに戻るものと判断される。

【００４１】ステップ３１８において、番組関連情報の
トップページに戻るような要求がない場合、ステップ３
１９に移行する。そして、ステップ３１９では、リンク
した１つ前のコンテンツに戻るような要求があるか否か
が判断される。又、ステップ３１８において、番組関連
情報のトップページに戻るよう要求がある場合、再び、
ステップ３０８に戻り、ステップ３０８以降の動作が行
われるとともに、現在その表示を終了したコンテンツの
閲覧終了時刻を時間検出部２０で検出した後メモリ１６
内に記憶する。

【００４２】ステップ３１９において、１つ前のコンテ
ンツに戻るような要求がある場合、メモリ１６内に記憶
した１つ前のコンテンツをディスプレイ１４に表示し、
現在その表示を終了したコンテンツの閲覧終了時刻と、
再び閲覧開始されたコンテンツの閲覧開始時刻とを時間
検出部２０で検出した後、メモリ１６内に記憶する（ス
テップ３２０）。このように１つ前のコンテンツが表示
されると再びステップ３１２に戻り、ステップ３１２以
降の動作が行われる。又、ステップ３１９において、上
記のような要求がない場合は、このような関連情報の閲
覧を終了する要求があったか否かが判断される（ステッ
プ３２１）。

【００４３】ステップ３２１において、終了要求がある
場合、現在まで表示されていたコンテンツの閲覧終了時
刻をメモリ１６内に記憶するとともに、ステップ３０８
〜ステップ３２１でメモリ１６内に記憶されたコンテン
ツのＵＲＬ、閲覧開始時刻、閲覧終了時刻やコンテンツ
内で見た詳細情報などをコンテンツ閲覧履歴としてメモ
リ１６内に記録し（ステップ３２２）、終了する。尚、
このステップ３２２には、ステップ３０９において終了
要求があった場合にも移行される。このように、コンテ
ンツ閲覧履歴が蓄積されると、番組情報の閲覧動作が終
了され、図４（ａ）のように、番組の映像のみがディス
プレイ１４上に表示される。尚、このとき、番組の映像
がディスプレイ上に表示される前に、番組情報の閲覧が
終了し、通常の番組表示に戻ることをユーザーに認識さ
せる表示を行うようにしても良い。

【００４４】又、ステップ３２２で蓄積されたコンテン
ツ閲覧履歴は、ステップ３０４やステップ３１３やステ
ップ３１６でセンターに接続されたとき、モデム１７よ
りサーバー２に送信され、後述するように、サーバー２
においてユーザーの個人情報として格納される。尚、本
例では、センターの接続をコンテンツの情報を得た段階
で切断するようにしたが、常にセンターと接続されるよ
うにしても構わない。このとき、コンテンツ閲覧履歴
は、本例のように一度コンテンツ閲覧履歴としてメモリ
１６内に生成した後に送信するのではなく、コンテンツ
の変更や購入処理などが行われると同時に送信されるよ
うにして、メモリ１６の負担を軽減することができる。
又、このコンテンツ閲覧履歴は、後述するユーザーの嗜
好情報の一部となる。更に、センターとの接続を行った
とき、所定時間経過してから、その接続が切断されるよ
うにしても構わない。

【００４５】２．番組関連情報を取得するための処理動
作の別例 番組関連情報を取得するための処理動作の別例につい
て、説明する。本例では、図５のフローチャートに沿っ
た動作を行うが、図３のフローチャートと同一の処理動
作が行われるステップについては、同一の符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。

【００４６】本例では、図３のフローチャートのステッ
プ３０７の処理とステップ３０８の処理との間で処理さ
れるステップ５０１と、ステップ５０１の結果によって
移行されるステップ５０２とが追加された図５のフロー
チャートによって、番組関連情報を取得するための処理
動作が行われる。この変更点となるステップ３０７、ス
テップ３０８、ステップ５０１、ステップ５０２につい
て説明する。

【００４７】ステップ３０７では、図３のフローチャー
トと同様に、サーバー２より送信される番組関連情報が
モデム１７において受信される。そして、この番組関連
情報が受信されると、ステップ３０２と同様、入力装置
１８が操作されてチャンネルの変更があったか否かが判
断される（ステップ５０１）。このとき、チャンネルの
変更があった場合、ステップ３０３と同様に、メモリ１
６に格納されているチャンネル番号の変更を行う（ステ
ップ５０２）。そして、再び、ステップ３０５に移行し
て、メモリ１６内に格納されたユーザーＩＤ及びチャン
ネル番号と、ＣＰＵ１５で計数された現在時刻とによる
ユーザー情報がモデム１７より、インターネット回線５
（図１）を介してサーバー２に送信される。又、チャン
ネルの変更がない場合は、図３のフローチャートと同
様、直接ステップ３０８に移行し、１．で上述したステ
ップ３０８以降の動作が行われる。

【００４８】３．番組関連情報を取得するための処理動
作の別例 番組関連情報を取得するための処理動作の別例につい
て、説明する。本例では、図６のフローチャートに沿っ
た動作を行うが、図５のフローチャートと同一の処理動
作が行われるステップについては、同一の符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。

【００４９】本例では、図５のフローチャートにおける
ステップ５０１の結果によって移行されるステップ５０
２の処理動作の代わりにステップ６０１の処理動作が行
われる図６のフローチャートによって、番組関連情報を
取得するための処理動作が行われる。この変更点となる
ステップ５０１、ステップ６０１について説明する。

【００５０】ステップ３０７でサーバー２より送信され
る番組関連情報がモデム１７において受信されると、ス
テップ５０１において、図５のフローチャートと同様
に、入力装置１８が操作されてチャンネルの変更があっ
たか否かが判断される。このとき、チャンネルの変更が
あった場合、まず、センターとの接続が切断され（ステ
ップ６０１）、そして、ステップ３０３に移行して、メ
モリ１６に格納されているチャンネル番号の変更を行
う。そして、再び、１．で上述したステップ３０４以降
の動作が行われる。又、チャンネルの変更がない場合
は、図５のフローチャート同様、直接ステップ３０８に
移行し、１．で上述したステップ３０８以降の動作が行
われる。このとき、ディスプレイ１４上にセンターとの
接続が切断されたことを示す表示を行うようにしても良
い。

【００５１】４．視聴番組に関するユーザーの嗜好情報
を蓄積するための処理動作の一例 次に、視聴番組に関するユーザーの嗜好情報を蓄積する
ための処理動作の一例について説明する。図７のフロー
チャートのように、新たな番組がユーザーによって視聴
されると（ステップ７０１）、時間検出部２０のタイマ
ー機能をＯＮにするとともに視聴開始時刻を検出する
（ステップ７０２）。このとき、ステップ７０１では、
入力装置１８が操作されて、端末装置１の電源が投入さ
れたり、チャンネルが変更されたりしたときに、新たな
番組が視聴されたことが検出される。又、同一チャンネ
ルにおいて番組が変更して新たな番組が開始した場合に
ついても、そのチャンネル番号と時間検出部２０で検出
された現在時刻とによって、予めサーバー２より得た番
組表に基づいて新たな番組が視聴されたことを検出する
ことができる。

【００５２】そして、ステップ７０１で新たに視聴され
たと判断された番組の視聴が終了したことを検出すると
（ステップ７０３）、時間検出部２０のタイマー機能を
ＯＦＦにするとともに視聴終了時刻を検出する（ステッ
プ７０４）。このとき、ステップ７０３では、入力装置
１８が操作されて、端末装置１の電源がＯＦＦとされた
り、チャンネルが変更されたりしたときに、現在視聴さ
れている番組の視聴が終了したことが検出される。又、
同一チャンネルにおいて、現在放送されている番組が終
了した場合についても、そのチャンネル番号と時間検出
部２０で検出された現在時刻とによって、予めサーバー
２より得た番組表に基づいて現在視聴されている番組の
視聴が終了したことを検出することができる。

【００５３】そして、時間検出部２０のタイマー機能に
よって測定されたその番組の視聴時間が所定時間以上で
あるか否か、ＣＰＵ１５で判断される（ステップ７０
５）。このとき、視聴時間が所定時間以上である場合
は、ユーザーの好みの番組とし、ユーザーの嗜好情報と
してその視聴した番組のチャンネルと視聴開始時刻及び
視聴終了時刻を、メモリ１６内に記憶されて蓄積される
（ステップ７０６）。又、視聴時間が所定時間以上でな
い場合は、ステップ７０１に移行し、ステップ７０１以
降の動作を行う。

【００５４】ステップ７０６で、その視聴番組に関する
ユーザーの嗜好情報がメモリ１６内に蓄積されると、入
力装置１８が操作されてセンターへの接続要求があった
か否かが判断される（ステップ７０７）。このとき、セ
ンターへの接続要求があった場合は、番組関連情報を取
得するための処理動作を説明するときに示したように、
ユーザーＩＤ、現在視聴されている番組のチャンネル番
号及び現在時刻などとともに、メモリ１６内に格納され
たユーザーの嗜好情報がモデム１７よりサーバー２に送
信され（ステップ７０８）、図７のフローチャートで示
される処理動作が終了される。又、センターへの接続要
求がない場合は、ステップ７０１に移行し、ステップ７
０１以降の動作を行う。

【００５５】尚、この視聴番組に関する嗜好情報は、例
えば、図３のフローチャートのように、センターと情報
を送受信するときにのみセンターと接続される場合、上
述したようにメモリ１６内に蓄積させる。又、センター
と常に接続されるような場合は、この視聴番組に関する
嗜好情報が作成するたびに送信させるようにすること
で、メモリ１６の負担を軽減することができる。

【００５６】５．番組関連情報に関するユーザーの嗜好
情報を蓄積するための処理動作の一例 次に、番組関連情報に関するユーザーの嗜好情報を蓄積
するための処理動作の一例について説明する。図８のフ
ローチャートのように、入力装置１８が操作されるとと
もに、インターネット回線４を通じて得られた新たなサ
イトのコンテンツが閲覧されたことが検出されると（ス
テップ８０１）、そのコンテンツの閲覧開始時刻が時間
検出部２０によって検出される（ステップ８０２）。こ
の閲覧開始時刻は、そのコンテンツのＵＲＬや番組表名
（尚、この番組表名とは、その番組表を特定するための
ものである）とともにメモリ１６内に記憶される。尚、
新たなコンテンツの閲覧が開始されたことは、例えば、
図３のフローチャートによると、ステップ３１１、ステ
ップ３１４、ステップ３２０において、ディスプレイ１
４上に表示されるサイトが変更されたときに検出され
る。

【００５７】そして、コンテンツが閲覧されている間、
現在閲覧されているコンテンツのページのアクセス回数
及びそのページにアクセスするためのキーワードや、ｅ
コマースサイトにおいて購入した商品及びその数量及び
金額及び購入発注時刻や、番組表において詳細情報が見
られたり録画予約などがされた番組の番組名や放送時間
が、そのコンテンツのＵＲＬや番組表名とともに、メモ
リ１６に記憶される（ＳＴＥＰ８０３）。

【００５８】そして、現在閲覧されているコンテンツの
閲覧が終了したことが検出されると（ステップ８０
４）、そのコンテンツの閲覧終了時刻が時間検出部２０
によって検出される（ステップ８０５）。この閲覧終了
時刻は、そのコンテンツのＵＲＬや番組表名とともにメ
モリ１６内に記憶される。又、このとき、コンテンツの
閲覧回数が１つ計数される。尚、閲覧されているコンテ
ンツの閲覧が終了したことは、例えば、図３のフローチ
ャートによると、ステップ３１１、ステップ３１４、ス
テップ３２０において、ディスプレイ１４上に表示され
るサイト又は番組表が変更されたときに検出される。

【００５９】そして、この閲覧が終了したコンテンツが
所定の条件を満たしているか否か判断される（ステップ
８０６）。このとき、このコンテンツの閲覧条件が所定
の条件を満たす場合は、コンテンツ閲覧履歴として、メ
モリ１６内に記憶する（ステップ８０７）。このコンテ
ンツ閲覧履歴には、例えば、その閲覧した時間が所定時
間以上のコンテンツ、その閲覧した回数が所定回数以上
のコンテンツについて、その閲覧開始時刻及び閲覧終了
時刻とともにコンテンツのＵＲＬや番組表名を含まれる
ようにしても構わない。

【００６０】又、このコンテンツ閲覧履歴に、アクセス
されたサイトのページにおいて、所定の回数以上アクセ
スされたページに関するキーワード及びそのサイトのＵ
ＲＬが含まれるようにしても構わない。又、このコンテ
ンツ閲覧履歴に、ｅコマースサイトにおいて購入処理し
たときにおける、そのサイトのＵＲＬ、購入商品、この
購入商品の数量及び金額、及び、購入発注時刻が含まれ
るようにしても構わない。更に、このコンテンツ閲覧履
歴に、番組表を利用したときに詳細情報が見られた番組
や、録画予約などがされた番組の番組名や放送時間が含
まれるようにしても構わない。

【００６１】このようにしてメモリ１６内に生成された
コンテンツ閲覧履歴は、番組関連情報に関するユーザー
の嗜好情報とされる。そして、視聴番組に関するユーザ
ーの嗜好情報とともに、センターに接続要求があったと
き（ステップ８０８）、モデム１７よりサーバー２に送
信され（ステップ８０９）、図８のフローチャートで示
される処理動作が終了される。即ち、このようなユーザ
ーの嗜好情報は、例えば、図３のフローチャートによる
処理動作において、ステップ３０５、ステップ３１３、
ステップ３１６においてセンターとの接続が要求された
ときに、送信される。

【００６２】ステップ８０６でコンテンツの閲覧条件が
所定の条件を満たしていないとき、又は、ステップ８０
８でセンターとの接続要求がなかったときは、再び、ス
テップ８０１に移行し、ステップ８０１以降の動作を行
う。

【００６３】尚、この視聴番組に関する嗜好情報は、例
えば、図３のフローチャートのように、センターと情報
を送受信するときにのみセンターと接続される場合、上
述したようにメモリ１６内に蓄積させる。又、センター
と常に接続されるような場合は、この視聴番組に関する
嗜好情報が作成するたびに送信させるようにすること
で、メモリ１６の負担を軽減することができる。更に、
センターと常に接続するような場合において、ステップ
８０８でコンテンツ閲覧履歴が作成される前に検出され
た情報を、検出されたと同時にサーバー２に送信するよ
うにしても構わない。

【００６４】＜サーバー＞次に、サーバーについて、図
面を参照して説明する。図９は、サーバーの内部構成の
一例を示すブロック図である。図９に示すように、サー
バー２は、端末装置１（図１）から送信されたチャンネ
ル番号などの情報よりユーザーの視聴している番組に関
連するサイトのＵＲＬを検索するＵＲＬ検索部２１と、
ＵＲＬ検索部２１で検索されたＵＲＬのサイト内の情報
よりユーザーの嗜好に応じた情報を選択して関連情報と
して設定する関連情報設定部２２と、購入申し込みのあ
ったｅコマース企業４（図１）に対して申し込んだ購入
者の購入者情報を設定する購入者情報設定部２３と、イ
ンターネット回線５と接続されるモデム２４とが設けら
れる。

【００６５】更に、サーバー２は、各ユーザー毎の個人
情報が格納されている個人情報データベース２５と、外
部より獲得されるＥＰＧデータが格納されるＥＰＧデー
タベース２６と、ｅコマース企業４から得られるｅコマ
ースサイト内の情報が格納されるｅコマースデータベー
ス２７と、各ブロックのデータのやりとりを行うための
バス回線２８とを有する。

【００６６】このような構成のサーバー２において、個
人情報データベース２５には、加入者となるユーザーの
ユーザーＩＤ、ユーザーの居住地域や年齢や家族構成な
どのプロファイル、端末装置１より送信される上述した
ユーザーの嗜好情報より得られる番組視聴履歴やコンテ
ンツ閲覧履歴などが格納される。又、ＥＰＧデータベー
ス２６には、インターネット回線５などを通じて得られ
る各放送局３で放送される番組とその番組内容及び放送
時間などのＥＰＧデータが格納される。又、ｅコマース
データベース２７には、インターネット回線５を通じ
て、各ｅコマース企業より得られるｅコマースサイトの
ページの情報が、そのサイトのＵＲＬ及び企業名などと
ともに格納される。

【００６７】このように、個人情報、ＥＰＧデータ、ｅ
コマースサイトデータのそれぞれが、個人情報データベ
ース２５、ＥＰＧデータベース２６、ｅコマースデータ
ベース２７に格納されているときに、上述した情報提供
方式を用いたサービスを与えるためのサーバー２の動作
について、以下に説明する。尚、図１０は、番組関連情
報を取得するためのサーバー２の処理動作について示し
たフローチャートである。又、図１１は、購入者情報を
作成するためのサーバー２の処理動作について示したフ
ローチャートである。

【００６８】１．番組関連情報を取得するための処理動
作の一例 番組関連情報を取得するための処理動作の一例につい
て、説明する。図１０のフローチャートのように、ま
ず、端末装置１より送信されたユーザーＩＤ、視聴番組
のチャンネル番号、現在時刻、及びユーザーの嗜好情報
がモデム２４で受信されたか否かが判断される（ステッ
プ１００１）。このとき、モデム２４で受信された場
合、まず、受信されたユーザーＩＤと個人情報データベ
ース２５に格納されたユーザーＩＤとが照合されて、端
末装置１のユーザーが特定される（ステップ１００
２）。又、モデム２４が受信動作が行われていないとき
は、再び、ステップ１００１で受信動作が行われた否か
が判断される。

【００６９】ステップ１００２でユーザーが特定される
と、個人情報データベース２５に格納されたユーザーの
居住地域とモデム２４で受信されたチャンネル番号及び
現在時刻から、ユーザーが現在視聴している番組を、Ｅ
ＰＧデータベース２６に格納されたＥＰＧデータに基づ
いて特定する（ステップ１００３）。そして、ユーザー
の嗜好情報から番組視聴履歴及びコンテンツ閲覧履歴を
獲得するとともに、この番組視聴履歴及びコンテンツ閲
覧履歴をユーザー履歴として追加し、又、現在視聴中の
番組を接続要求された番組として同じくユーザー履歴に
追加する。このようにして作成したユーザー履歴を個人
情報データベース２５に記憶させる（ステップ１００
４）。

【００７０】次に、特定された視聴番組の内容をＥＰＧ
データベース２６内のＥＰＧデータより認識して、この
認識した内容に関連するサイトのＵＲＬをインターネッ
ト回線５を通じて、ＵＲＬ検索部２１で検索を行い、検
索されたＵＲＬのサイト内の情報をＵＲＬ検索部２１に
格納する（ステップ１００５）。

【００７１】そして、関連情報設定部２２において、個
人情報データベース２５に格納されたユーザーのプロフ
ァイルやユーザー履歴などに基づいて、ＵＲＬ検索部２
１に格納されたサイト内の情報より必要な情報ページが
選択される。又、この関連情報設定部２２において、ｅ
コマースデータベース２７に格納されたｅコマースサイ
トデータより、視聴番組に関係する情報やユーザーのプ
ロファイル及びユーザー履歴などに基づいた情報が選択
される。又、この関連情報設定部２２において、モデム
２４で受信された現在時刻付近の全放送局の番組表や、
ユーザー履歴に基づいた番組表が作成される。このよう
に選択された情報ページ、ｅコマースサイトデータ及び
番組表が番組関連情報として関連情報設定部２２におい
て作成される（ステップ１００６）。

【００７２】このように関連情報設定部２２で作成され
た番組関連情報が、モデム２４よりインターネット回線
５を通じて端末装置１に送信される（ステップ１００
７）。このように端末装置１に送信される番組関連情報
が購入者情報設定部２３にも与えられ、この番組関連情
報の中に、ｅコマースサイトデータが存在するか否かが
判断される（ステップ１００８）。

【００７３】このとき、ｅコマースサイトデータが存在
する場合、ユーザーのプロファイル及び番組視聴履歴な
どの個人情報や番組関連情報などのカスタマイズされた
ユーザー情報が購入者情報設定部２３で生成され（ステ
ップ１００９）、モデム２４よりインターネット回線５
を通じて、選択されたｅコマースサイトデータを有する
ｅコマースサイトを提供するｅコマース企業４に送信し
（ステップ１０１０）、動作を終了する（ステップ１０
１１）。又、番組関連情報の中にｅコマースサイトデー
タが存在しないときは、ステップ１０１１に移行して動
作を終了する。

【００７４】このようにして番組関連情報が取得される
際、今、ステップ１００６において、ユーザーの個人情
報に応じて番組関連情報を作成するときに、ユーザーの
視聴番組に関連してＵＲＬ検索部２１で検索されたサイ
トの１つが、図１２のようにして得られるものとする。
図１２において、１００がこのサイトのトップページで
あり、１０１ａ及び１０１ｂがトップページ１００の枝
となるページであり、１０２ａ〜１０２ｄがページ１０
１ａの枝となるページであり、１０３ａ〜１０３ｄがペ
ージ１０１ｂの枝となるページとなるものとする。

【００７５】更に、ページ１０２ａ〜１０２ｄについて
は例えばジャンル別にその情報が分けられているものと
し、ページ１０３ａ〜１０３ｄについては例えば地域別
にその情報が分けられているものとする。又、ページ１
０２ａ〜１０２ｄがそれぞれ、ジャンルＡ〜Ｄに基づく
ページであり、ページ１０３ａ〜１０３ｄがそれぞれ、
地域Ｅ〜Ｈに基づくページである

【００７６】このようなとき、今、個人情報データベー
ス２５に格納されたユーザーの個人情報より、ユーザー
の好みのジャンルがページ１０２ａにおけるジャンルＡ
であるとともに、ユーザーのの居住地域がページ１０３
ｃの地域Ｇ近辺であるとき、関連情報設定部２２におい
て、図１２のような構成のサイトよりページ１０２ａ，
１０３ｃが選択されて、番組関連情報の一部とされる。
又、図１３（ａ）のように、ユーザーが現在視聴してい
る番組近辺の全放送局の番組表が作成されたとき、この
番組表よりユーザーの個人情報よりユーザーの嗜好に応
じた図１３（ｂ）のような「おすすめ番組表」が作成さ
れる。

【００７７】この図１２で示すサイト及び図１３で示す
番組表は、センターで検索されるサイト及びセンターで
作成される番組表の１例である。よって、例えば、セン
ターで検索されるサイトは、トップページに複数のジャ
ンルを選択できるように構成されるとともに、このトッ
プページによって選択されたジャンルから地域を選択で
きるようなものもある。このようなサイトが選択された
場合、ユーザーの個人情報より得られるユーザーの好み
のジャンルと居住地域から、ユーザーが選択するであろ
うページが選択される。このように、様々なページ構成
のサイトがインターネット上にあり、その各構成に応じ
て、ユーザーの個人情報よりユーザーが選択するであろ
うと推測されるページの選択方法が異なる。

【００７８】尚、本例では、番組関連情報内にｅコマー
スサイトデータを有するときに、そのｅコマースサイト
を提供するｅコマース企業に、ユーザーの個人情報や番
組関連情報などのカスタマイズされたユーザー情報を配
信するようにしたが、番組関連情報にｅコマースサイト
データがない場合でも各ｅコマース企業にカスタマイズ
されたユーザー情報を配信するようにしても構わない。
又、このユーザー情報を、上述した図１０のフローチャ
ートのように、番組関連情報を設定するたびにｅコマー
ス企業に配信する必要はなく、例えば、このユーザー情
報をサーバーで蓄積した後、加工してｅコマース企業に
配信するようにしても構わない。

【００７９】２．購入者情報を作成するための処理動作
の一例 次に、購入者情報を作成するための処理動作の一例につ
いて説明する。図１１のフローチャートのように、ま
ず、端末装置１より送信されたユーザーＩＤ、ｅコマー
スサイトのＵＲＬ、購入商品、その金額、購入数量、購
入数量及びユーザーの嗜好情報がモデム２４で受信され
たか否かが判断される（ステップ１１０１）。このと
き、モデム２４で受信された場合、まず、受信されたユ
ーザーＩＤと個人情報データベース２５に格納されたユ
ーザーＩＤとが照合されて、端末装置１のユーザーが特
定される（ステップ１１０２）。又、モデム２４が受信
動作が行われていないときは、再び、ステップ１１０１
で受信動作が行われた否かが判断される。

【００８０】ステップ１００２でユーザーが特定される
と、ユーザーの嗜好情報から番組視聴履歴及びコンテン
ツ閲覧履歴を獲得するとともに、この番組視聴履歴及び
コンテンツ閲覧履歴をユーザー履歴に追加し、このよう
に作成したユーザー履歴を個人情報データベース２５に
記憶させる（ステップ１１０３）。そして、まず、ユー
ザーが購入を要求しているサイトのＵＲＬよりその商品
を扱うｅコマース企業を認識する（ステップ１１０４）
次に、購入者情報設定部２３において、個人情報データ
ベース２５に格納されたユーザーのプロファイルやユー
ザー履歴などに基づいてカスタマイズされたユーザー情
報を作成するとともに、ユーザーが購入を求めているｅ
コマース企業、商品、その数量及び金額を認識し、ユー
ザー情報に追加した購入者情報を作成する（ステップ１
１０５）。

【００８１】そして、モデム２４より、購入者情報設定
部２３で作成された購入者情報を、ユーザーが購入を求
めるｅコマース企業４へインターネット回線５を通じて
送信する（ステップ１１０６）。尚、このとき、ユーザ
ーが購入を求めていない他のｅコマース企業に対して
も、購入者情報設定部２３で作成されたユーザー情報又
は購入者情報を送信するようにしても構わない。

【００８２】上述したように、ユーザー情報が各ｅコマ
ース企業に配信されるため、ｅコマース企業は、ユーザ
ーの嗜好に応じた広告や宣伝活動などの企業活動におい
て、高い効果を得ることができるとともに、その活動の
効率化を図ることができる。

【００８３】尚、本実施形態は、無線通信による放送を
前提として説明を行ったが、有線通信による放送におい
て取り扱うようにしても構わない。又、放送局がサーバ
ーを管理して、センターとして動作するようにしても構
わない。

【００８４】又、上述した端末装置における処理動作及
びサーバーにおける処理動作は、端末装置及びサーバー
内にソフトウェアとして設けるようにしても構わない
し、このような処理動作が記録された記憶媒体を端末装
置及びサーバーに設置し、この記憶媒体を通じてダウン
ロードすることで、上述した処理動作を端末装置及びサ
ーバーが行うようにしても構わない。

【００８５】又、上述した端末装置において、映像信号
をデジタル信号に変換した後に演算処理して、ディスプ
レイ上に映像が再生されるものとしたが、映像信号をア
ナログ信号のままで処理を行うことによって、ディスプ
レイ上に映像が再生されるものとしても構わない。

【００８６】

【発明の効果】本発明によると、端末装置より送信され
る番組特定用の情報より、サーバーが視聴番組を特定す
るため、端末装置で現在放送されている番組を特定して
サーバーに認識させる必要がない。よって、放送されて
いる番組の特定を行うために端末装置にかかる負担が軽
減される。又、端末装置で現在放送されている番組に関
連する番組関連情報をサーバーが生成する際、使用者の
嗜好情報に基づいて行うことができるので、使用者の嗜
好に応じた電子情報によって構成させることができる。
又、使用者がその番組関連情報を所望したときに、その
番組関連情報を獲得することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の情報提供システムの構成を示すブロッ
ク図。

【図２】端末装置の内部構成を示すブロック図。

【図３】番組関連情報を取得するための端末装置の処理
動作の一例を示すフローチャート。

【図４】ディスプレイ上に映し出される端末装置の各動
作毎の画面例を示す図。

【図５】番組関連情報を取得するための端末装置の処理
動作の一例を示すフローチャート。

【図６】番組関連情報を取得するための端末装置の処理
動作の一例を示すフローチャート。

【図７】ユーザーの嗜好情報を蓄積するための端末装置
の処理動作の一例を示すフローチャート。

【図８】ユーザーの嗜好情報を蓄積するための端末装置
の処理動作の一例を示すフローチャート。

【図９】サーバーの内部構成を示すブロック図。

【図１０】番組関連情報を取得するためのサーバーの処
理動作の一例を示すフローチャート。

【図１１】購入者情報を作成するためのサーバーの処理
動作の一例を示すフローチャート。

【図１２】サイト内に設けられたページの関係を示すイ
メージ図。

【図１３】番組表の構成例を示す図。

【符号の説明】

１ 端末装置 ２ サーバー ３ 放送局 ４ ｅコマース企業 １１ アンテナ １２ チューナ １３ 信号生成部 １４ ディスプレイ １５ ＣＰＵ １６ メモリ １７ モデム １８ 入力装置 １９ バス回線 ２０ 時間検出部 ２１ ＵＲＬ検索部 ２２ 関連情報設定部 ２３ 購入者情報設定部 ２４ モデム ２５ 個人情報データベース ２６ ＥＰＧデータベース ２７ ｅコマースデータベース ２８ バス回線

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｍ 3/493 Ｈ０４Ｌ 11/18 ９Ａ００１ (72)発明者 奥田 幸子 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Ｆターム(参考） 5B075 ND20 PP02 PP03 PQ02 PQ05 PR03 UU34 5C064 BA01 BB10 BC16 BC25 BC27 BD03 BD07 BD08 5K015 AB01 AD01 5K024 AA71 CC10 5K030 HA06 HC01 JA09 KA01 KA02 KA11 LD07 9A001 BB04 JJ25 JJ27 JJ72 KK60

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 放送信号を受信して放送番組を出力する
   とともに、電子回線と接続されて電子情報を送受信する
   端末装置の番組関連情報取得方法において、 所望する情報を提供するサーバーと前記電子回線を通じ
   て前記端末装置が接続されるとともに、 現在出力している放送番組に関連した番組関連情報が前
   記端末装置の使用者によって求められたとき、前記サー
   バーが前記放送番組を特定することが可能となる番組特
   定用の情報を、前記端末装置より前記電子回線を通じて
   前記サーバーに送信した後、 前記サーバーで検索された前記放送番組に関連した複数
   の電子情報よりなる番組関連情報を前記端末装置が受信
   することで、 前記端末装置に前記番組関連情報が取得されることを特
   徴とする番組関連情報取得方法。
2. 【請求項２】 放送信号を受信する複数の端末装置と電
   子回線で接続されるとともに、前記電子回線を通じて電
   子情報の送受信を行う電子情報送受信部を有するサーバ
   ーにおいて、 前記端末装置で出力されている放送番組を特定する番組
   特定用の情報が前記端末装置より送信され、前記電子回
   線を通じて前記電子情報送受信部で受信されたとき、前
   記番組特定用の情報より、前記端末装置で出力されてい
   る放送番組を特定する番組特定手段と、 該番組特定手段で特定された放送番組に関連した電子情
   報を検索するとともに、検索された複数の該電子情報よ
   りなる電子情報群を番組関連情報として設定する番組関
   連情報設定手段と、を有し、 該番組関連情報設定手段で設定された前記番組関連情報
   を、前記番組特定用の情報を送信した前記端末装置に、
   前記電子情報送受信部から送信することを特徴とするサ
   ーバー。
3. 【請求項３】 前記端末装置の使用者のプロファイルや
   視聴した放送番組の履歴を含んだ個人情報を格納する個
   人情報記憶手段を有し、 前記番組関連情報設定手段において、その検索された複
   数の前記電子情報から、この個人情報記憶手段に格納さ
   れた個人情報に基づいて、更に、前記端末装置の使用者
   の嗜好に応じた電子情報を選択し、新たに番組関連情報
   として設定することを特徴とする請求項２に記載のサー
   バー。
4. 【請求項４】 前記端末装置と接続されて、前記番組特
   定用の情報が前記電子情報送受信部において受信された
   とき、前記端末装置の使用者の第１ＩＤ情報をも受信さ
   れるとともに、 前記個人情報記憶手段において、前記個人情報が第２Ｉ
   Ｄ情報を含んで格納され、 前記電子情報送受信部で受信した前記第１ＩＤ情報と前
   記個人情報記憶手段で格納された前記第２ＩＤ情報とを
   照合することによって、前記電子回線を通じて接続され
   た前記端末装置の使用者を特定することを特徴とする請
   求項３に記載のサーバー。
5. 【請求項５】 放送信号を受信する放送信号受信部と、
   電子回線と接続されるとともに電子情報を送受信するた
   めの電子情報送受信部と、前記電子情報が演算処理され
   る演算処理部と、前記放送信号より得られる放送番組及
   び前記演算処理部からの出力を出力する出力部と、を有
   する端末装置において、 所望する情報を提供するサーバーと前記電子回線を通じ
   て接続されるとともに、 前記出力部で現在出力されている放送番組に関連した番
   組関連情報が使用者によって求められたとき、前記サー
   バーが前記放送番組を特定することが可能となる番組特
   定用の情報を、前記電子情報送受信部より前記電子回線
   を通じて前記サーバーに送信した後、 前記サーバーより前記放送番組に関連した複数の電子情
   報よりなる番組関連情報が前記電子情報送受信部で受信
   されるとともに、前記演算処理部で演算処理され、 この演算処理された前記複数の番組関連情報が前記出力
   部に出力されることを特徴とする端末装置。
6. 【請求項６】 時刻を検出する時間検出部を有し、 該時間検出部によって、現在出力部で出力される放送番
   組の出力開始時刻と出力終了時刻とが、出力される放送
   番組毎に検出され、 このように検出された出力開始時刻及び出力終了時刻
   が、前記番組特定用の情報とともに、前記端末装置の使
   用者の嗜好情報として記録されることを特徴とする請求
   項５に記載の端末装置。
7. 【請求項７】 前記サーバーと前記電子回線を通じて接
   続されたとき、前記使用者の嗜好情報が前記電子情報送
   受信部より前記サーバーに送信されることを特徴とする
   請求項６に記載の端末装置。
8. 【請求項８】 放送信号を受信して放送番組を出力する
   とともに、電子回線と接続されて電子情報を送受信する
   端末装置の嗜好情報取得方法において、 所望する情報を提供するサーバーと前記電子回線を通じ
   て前記端末装置が接続されるとともに、 前記端末装置において、現在、前記端末装置で出力され
   る放送番組の出力開始時刻と出力終了時刻とが、出力さ
   れる放送番組毎に検出されるとともに、このように検出
   された出力開始時刻及び出力終了時刻が、前記番組特定
   用の情報とともに、前記端末装置の使用者の嗜好情報と
   して記録され、 前記サーバーと前記電子回線を通じて接続されたとき、
   前記使用者の嗜好情報が前記端末装置より前記サーバー
   に送信されることを特徴とする嗜好情報取得方法。