JP2006295818A - 負荷分散システム、受信端末、中継局、負荷分散装置、負荷分散方法、及びプログラム - Google Patents

負荷分散システム、受信端末、中継局、負荷分散装置、負荷分散方法、及びプログラム Download PDF

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JP2006295818A JP2005117267A JP2005117267A JP2006295818A JP 2006295818 A JP2006295818 A JP 2006295818A JP 2005117267 A JP2005117267 A JP 2005117267A JP 2005117267 A JP2005117267 A JP 2005117267A JP 2006295818 A JP2006295818 A JP 2006295818A
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健一郎 石島
Kiyoyasu Ando
聖泰 安藤
Kiyoyuki Doi
清之 土居
Makoto Sato
佐藤  誠
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Abstract

【課題】 本発明が解決しようとする課題は、放送局に負荷分散のための機能を新たに設けることなく、また受信端末に位置検出手段や放送局に自身の位置を送信する手段などの特別な機能を設けることなくサーバの負荷分散ができる技術を提供することである。
【解決手段】 放送波からネットワーク識別子、又はTS識別子を取得する。放送波を受信した端末に、取得したネットワーク識別子、又はTS識別子に対応するサーバへアクセスさせる。また、放送波を受信し、自局の識別子を付与して放送波を再送信する中継局を有する構成の場合、中継局からの放送波から中継局の識別子を取得する。そして、放送波を受信した端末に、取得した中継局の識別子に対応するサーバへアクセスさせる。
【選択図】 図2

Description

本発明は負荷分散に関する技術に関し、特に、放送波からアクセスすべきサーバに関する情報を取得して、取得した情報に対応するサーバへ放送波を受信した端末にアクセスさせることによりサーバの負荷を分散させる技術に関する。
近年、インターネットが利用できる機能と放送波を受信できる機能とを有する受信端末が普及しつつあり、さらに地上デジタル放送を受信できる機能を有する携帯端末が検討されている。このような受信端末では、番組と共に画面に表示されているコンテンツサーバのアドレスを選択することにより、若しくは、ユーザの選択によらず自動的にコンテンツサーバにアクセスすることができる。このような場合におけるコンテンツサーバへのアクセスが短時間に大量に集中する際のサーバの負荷を低減させるための技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特許文献1に記載されている技術は、放送局がコンテンツサーバへのアクセスを許可する受信端末の識別情報を送信し、アクセス許可を得た受信端末のみがコンテンツサーバにアクセスすることによりコンテンツサーバの負荷を低減させる技術である。
また、上記受信端末が利用するインターネットにおいては、サーバへの大量アクセスが短時間に集中すると、サーバや通信回線に多大な負荷がかかり、コンテンツ配信の処理能力が低下するという問題があり、この問題を解消させるためにCDN(Contents Distribution Network)という技術が一般に用いられている。
この技術は、サーバと同様のコンテンツ情報を持つキャッシュサーバをネットワーク上に複数設け、コンテンツを利用する端末は一度CDN内の負荷分散装置に接続し、端末のIP(Internet Protocol)アドレスやDNSサーバ等に基づいてこの端末に最も近い場所にあるキャッシュサーバを負荷分散装置が振り分けることによりサーバの負荷が分散される技術である。
特開平11−306068号公報
上記特許文献1の技術では、コンテンツサーバへのアクセスを許可する受信端末を受信端末の位置を基に決定し、コンテンツサーバへのアクセスを許可する受信端末の識別情報を放送局が送信する構成となっているため、コンテンツサーバへのアクセスを許可する受信端末の識別情報と受信端末の位置とを放送局が事前に知る必要がある。そのため、受信端末は自身の位置情報を検出、又は登録、保持する等の機能とその情報を放送局に送信するための機能等を、放送局は受信端末の情報を受信するための機能と、更にアクセスを許可する受信端末を決定するための機能とを設けなければならない。そのため、通常の機能以外の機能、例えば受信端末はインターネットの機能と放送波を受信する機能以外の機能を、放送局は番組を放送する機能以外の機能を新たに設けなければならず、構成が複雑になってしまうという問題があった。
更に、放送局はコンテンツサーバへのアクセスを許可する受信端末を決定する度に、放送局から送信するデータを生成し直す必要があり、放送局に多大な負担がかかるという問題があった。特に、受信端末が携帯電話のように位置が移動するものである場合、上記の処理の頻度は多くなり、より多大な負担が放送局にかかることになる。
一方、上記CDNを用いた技術では端末のIPアドレスやDNS(Domain Name System)サーバ等に基づいて、端末がアクセスするサーバを割り振っている。
IPアドレスを利用して負荷分散する方法は、事前にユーザのIPアドレスとキャッシュサーバとのマッピング情報(テーブル)を保持し、コンテンツサーバへのアクセスのリクエストがあった場合、そのマッピング情報に基づいて近接する最適なキャッシュサーバを割り振っている。しかしながら、この方法は、事前にユーザの情報を把握しておく必要があるため、クローズドなキャリアアクセスやISP(インターネット・サービス・プロバイダ)のCDNにおいてのみ効果がある方法である。
また、DNSサーバを利用する方法は、地域性の高いCATVインターネット網が普及しているアメリカなどでは負荷分散の効果があるが、日本においては大手のISPでさえ東京と大阪との2箇所にしかDNSサーバを置いていない場合が多く、負荷分散の効果がほとんど得られない。例えば北海道からアクセスしても東京からアクセスしても、DNSサーバの場所で判断してキャッシュサーバを割り振ると全て東京のサーバからコンテンツを配信することになってしまう。
又、近年の携帯端末は、インターネットの機能と放送波を受信する機能とを有するものがあり、さらに地上デジタル放送を受信する機能を有する携帯端末も検討されている。このような携帯端末の画面に番組と共に表示されているコンテンツサーバのアドレスを選択することにより、又は自動的にコンテンツサーバにアクセスする場合がある。
携帯端末を用いてコンテンツサーバへアクセスする場合、プロキシサーバがアクセスを代行している。即ち、CDNに必要なIPアドレスやDNSサーバ等は全てプロキシサーバに基づいた情報となってしまうのでCDNの技術を用いた負荷分散を適用することができないという問題があった。
そこで、本発明は上記問題点を鑑みて発明されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、放送局にサーバの負荷分散のための機能を新たに設けることなく、又、受信端末に位置検出機能や放送局に自身の位置を送信する機能等の特別な機能を設けることなくサーバの負荷分散ができる技術を提供することにある。
更に、本発明が解決しようとする課題は、放送局に負担をかけずにサーバの負荷分散ができる技術を提供することにある。
更に、本発明が解決しようとする課題は、固定受信端末からのアクセスであっても、携帯端末からのアクセスであっても、サーバの負荷分散が可能となる技術を提供することにある。
上記課題を解決するための第1の発明は、
負荷分散システムであって、
放送波から送信元を識別する識別情報を取得する取得手段と、
前記放送波を受信した端末に、前記取得した識別情報に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第2の発明は、
負荷分散システムであって、
放送波からネットワーク識別子、又はTS識別子を取得する取得手段と、
前記放送波を受信した端末に、前記取得したネットワーク識別子、又はTS識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第3の発明は、
負荷分散システムであって、
放送波を受信し、自局の識別子を付与して放送波を再送信する中継局と、
前記中継局からの放送波から前記中継局の識別子を取得する取得手段と、
前記放送波を受信した端末に、前記取得した中継局の識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第4の発明は、上記第1から第3のいずれかの発明において、
前記アクセス制御手段が、前記端末に設けられ、前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子をアクセスさせるサーバのドメインの一部又は全部として用いて、前記端末に前記サーバへアクセスさせる手段であることを特徴とする
上記課題を解決するための第5の発明は、上記第1から第3のいずれかの発明において、
前記アクセス制御手段を端末とネットワークを介して接続されるサーバ内に設け、
前記アクセス制御手段は、前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子と、サーバ識別子とが対応付けられたテーブルを有し、
前記端末内に設置された取得手段から、前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を受信し、受信した前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応するサーバ識別子を前記テーブルから検索し、前記端末に前記検索したサーバ識別子に対応するサーバへアクセスさせる手段であることを特徴とする。
上記課題を解決するための第6の発明は、
負荷分散システムであって、
放送波を受信し、自局の識別子をアクセスさせるサーバのドメインの一部又は全部として用いてサーバ識別子を生成し、受信した放送波に付与して再送信する中継局と、
前記中継局からの放送波から前記サーバ識別子を取得する取得手段と、
前記放送波を受信した端末に、前記取得したサーバ識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第7の発明は、
端末であって、
放送波を受信する受信手段と、
前記受信した放送波からネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を取得する取得手段と、
前記取得したネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に基づいて、前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応するサーバにアクセスするアクセス手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第8の発明は、上記第7の発明において、
前記アクセス手段は、前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子をサーバのドメインの一部又は全部に持つサーバにアクセスさせる手段であることを特徴とする。
上記課題を解決するための第9の発明は、
負荷分散装置であって、
端末が受信した放送波のネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を受信する受信手段と、
前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子と、サーバ識別子とが対応付けられたテーブルと、
前記受信したネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応付けられたサーバ識別子を前記テーブルから検索し、このサーバ識別子に対応するサーバに、放送波を受信した端末をアクセスさせるアクセス制御手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第10の発明は、
負荷分散システムの中継局であって、
放送波を受信する受信手段と、
前記受信した放送波に自局の識別子を付与して放送波を再送信する再送信手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第11の発明は、
負荷分散システムの中継局であって、
放送波を受信する受信手段と、
自局の中継局識別子をアクセスさせるサーバのドメインの一部又は全部として用いてサーバ識別子を生成する生成手段と、
前記受信した放送波に前記生成したサーバ識別子を付与して放送波を再送信する再送信手段と
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第12の発明は、
負荷分散方法であって、
放送波から送信元を識別する識別情報を取得する取得ステップと、
前記放送波を受信した端末に、前記取得した識別情報に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御ステップと
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第13の発明は、
負荷分散方法であって、
放送波からネットワーク識別子、又はTS識別子を取得する取得ステップと、
前記放送波を受信した端末に、前記取得したネットワーク識別子、又はTS識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御ステップと
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第14の発明は、
負荷分散方法であって、
中継局で放送波を受信し、自局の識別子を付与して再送信する再送信ステップと、
前記再送信された放送波から前記中継局の識別子を取得する取得ステップと、
前記放送波を受信した端末に、前記取得した中継局の識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御ステップと
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第15の発明は、上記第12から第14のいずれかの発明において、
前記アクセス制御ステップが、前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子をアクセスさせるサーバのドメインの一部又は全部として用いて前記端末にアクセスさせるステップであることを特徴とする。
上記課題を解決するための第16の発明は、上記第12から第14のいずれかの発明において、
前記アクセス制御ステップは、
前記端末から送信された、前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を受信する受信ステップと、
前記受信した前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応するサーバ識別子を前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子と、サーバ識別子とが対応付けられたテーブルから検索する検索ステップと、
前記端末に前記検索したサーバ識別子に対応するサーバへアクセスさせるステップと
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第17の発明は、
負荷分散方法であって、
放送波を受信する受信ステップと、
前記放送波を受信した中継局の識別子をアクセスすべきサーバのドメインの一部又は全部として用いてサーバ識別子を生成する生成ステップと、
前記受信した放送波に前記生成したサーバ識別子を付与して再送信する再送信ステップと、
前記再送信された放送波から前記サーバ識別子を取得する取得ステップと、
前記再送信された放送波を受信した端末に、前記取得したサーバ識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセスステップと
を有することを特徴とする。
上記課題を解決するための第18の発明は、
端末のプログラムであって、前記プログラムは前記端末を、
受信した放送波からネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を取得する取得手段と、
前記取得したネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に基づいて、前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応するサーバにアクセスするアクセス手段と
して機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第19の発明は、上記第18の発明において、
前記プログラムが、前記アクセス手段を、前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子をサーバのドメインの一部又は全部に持つサーバにアクセスさせる手段として機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第20の発明は、
負荷分散装置のプログラムであって、前記プログラムは前記負荷分散装置を、
端末が受信した放送波のネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を受信する受信手段と、
前記受信したネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応付けられたサーバ識別子を前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子と、サーバ識別子とが対応付けられたテーブルから検索し、このサーバ識別子に対応するサーバに、放送波を受信した端末をアクセスさせるアクセス制御手段と
して機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第21の発明は、
負荷分散システムにおける中継局のプログラムであって、前記プログラムは前記中継局を、
受信した放送波に自局の識別子を付与して放送波を再送信する再送信手段と
して機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するための第22の発明は、
負荷分散システムにおける中継局のプログラムであって、前記プログラムは前記中継局を、
自局の中継局識別子をアクセスすべきサーバのドメインの一部又は全部として用いてサーバ識別子を生成する生成手段と、
受信した放送波に前記生成したサーバ識別子を付与して放送波を再送信する再送信手段と
して機能させることを特徴とする。
本発明によると、放送波から送信元を識別する情報を取得し、取得した送信元を識別する情報に基づいて放送波を受信した受信端末がアクセスするコンテンツサーバを決定させているので、放送局にサーバの負荷分散のための機能を新たに設けることなく、また受信端末に位置検出機能や放送局に自身の位置を送信する機能などの特別な機能を設けることなくサーバの負荷分散ができる。
特に、通常の放送波に含まれるネットワーク識別子又はTS識別子に基づいて、放送波を受信した受信端末がアクセスするコンテンツサーバを決定させているので、放送局にサーバの負荷分散のための機能を新たに設けることなく、また受信端末に位置検出手段や放送局に自身の位置を送信する手段などの特別な機能を設けることなくサーバの負荷分散ができる。
また、本発明によると、放送波を受信して再送信する中継局において自局の中継局識別子を付与し、再送信された放送波に含まれる中継局識別子に基づいて、放送波を受信した受信端末がアクセスするコンテンツサーバを決定させているので、放送局にサーバの負荷分散のための機能を新たに設けることなく、また受信端末に位置検出機能や放送局に自身の位置を送信する機能などの特別な機能を設けることなくサーバの負荷分散ができる。
また、本発明によると、放送波を受信して再送信する中継局において、再送信された放送波を受信した受信端末がアクセスするコンテンツサーバを決定させているので、放送局にサーバの負荷分散のための機能を新たに設けることなく、また受信端末に位置検出機能や放送局に自身の位置を送信する機能などの特別な機能を設けることなくサーバの負荷分散ができる。
また、本発明によると、キー局も各ネット(地方)局も同一のBMLコンテンツを送信することができ、尚且つ、適切にサーバの負荷分散をすることが出来る。
本発明における第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明における負荷分散システムの概略図である。
本発明の負荷分散システムは、放送局10、受信端末20、及びサーバ30を有する。
放送局10は、送信局101を介して、番組などの情報が記載されたTS(Transport Stream)パケットを放送波として送信する。
受信端末20は、送信局101から送信された放送波を受信して表示する機能を有する。また受信端末20は、通信回線やネットワークを介してサーバに接続するための機能を有す。尚、受信端末20は、固定テレビ受信機、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、又はPC(Personal Computer)のように、放送波を受信して表示する機能とサーバに接続する機能とを有する装置であれば良い。又、サーバ30から受信端末20が取得するコンテンツは映像や音声であっても良いし、インターネットで標準的に用いられるHTMLコンテンツやBMLコンテンツ等であっても良い。即ち、受信端末20が取得して利用できる情報であれば良い。
ここで、受信端末20について詳細に説明する。
図2は、受信端末20のブロック図である。
受信端末20は、チューナ201、復調部202、TSデコード部203、TSフィルタ部204、BML実行部205、抽出部206、及びアクセス制御部207を有する。
チューナ201は、放送局10が送信局101を介して送信した放送波を受信する。
復調部202は、受信した放送波を復調する。
TSデコード部203は、復調された放送波からTSパケットをデコードする。
TSフィルタ部204は、TSデコード部203が出力したTSから必要なデータを取り出して各部に送出する。
BML実行部205は、TSフィルタ部204から送出されたBML文書の記述内容に従って各種処理するものである。そして、BML文書にネットワーク識別子又はTS識別子を得るための命令文、例えば“getProgramID”の命令文がある場合、抽出部206に“getProgramID”の命令を出す。図3は、BML文書の一例である。尚、“getProgramID”は、BMLの命令文の1つであり、ネットワーク識別子、又はTS識別子を得ることができる命令であればこれに限らない。
又、BML実行部205は、BML文書に記載されている、アクセスすべきサーバのトップレベルドメイン及び第2レベルドメインをアクセス制御部207に渡す。本実施例では、トップレベルドメインとして“jp”、第2レベルドメインとして“xxx”を用いて説明する。尚、本実施の形態ではトップレベルドメインとして“jp”を用いて説明するが、“com”や“net”等であってもよく、“jp”に限定されるものではない。同様に、第2レベルドメインとして“xxx”を用いて説明するが、これに限るものではない。
抽出部206は、BML実行部205から“getProgramID”の命令を受けると、PSI/SI(Program Specific Information / Service Information)からネットワーク識別子又はTS識別子を抽出してアクセス制御部207に渡す。このネットワーク識別子又はTS識別子は、図4に示すように、規約により放送事業者(放送局)毎に割り当てられている識別子である。通常、放送局10は自局に割り当てられているネットワーク識別子又はTS識別子をTSに挿入して送信する。例えば、受信端末20が選択した番組がAAA放送によって放送された番組である場合、抽出部206はTSから“A001”を抽出する。
アクセス制御部207は、抽出部206が抽出したネットワーク識別子又はTS識別子を第3レベルドメイン(サブドメイン)として、BML実行部205からのトップレベルドメイン及び第2レベルドメインに追加してドメインを生成する。更に、生成したドメインを用いて、このドメインが識別子として割り振られているサーバ30にアクセスする。例えば、抽出部206が抽出した識別子が“A001”である場合、アクセス制御部207は“A001.xxx.jp”のドメインを持つサーバにアクセスする。
サーバ30はコンテンツサーバであり、受信端末20は通信回線やネットワークを介してサーバ30にアクセスできる。サーバ30は、通信回線やネットワーク上に複数設けられており、ドメインにより各サーバを一意に識別することができる。尚、本実施の形態ではコンテンツを格納したコンテンツサーバを用いて説明するが、これに限るものではない。例えばメールを送受信するメールサーバ等のようにデータを送受信するサーバであれば良い。
続いて、本実施の形態の動作について説明する。
チューナ201により所定の放送波が選局されて受信されると、受信した放送波は復調部202で復調される。
TSデコード部203は復調された放送波からTSパケットをデコードし、TSフィルタ部204がTSから必要なデータを取り出す。
BML実行部205は、TSフィルタ部204から送出されたBML文書の記述内容に従って、抽出部206に“getProgramID”の命令を出す。更に、BML実行部205はトップレベルドメイン“jp”及び第2レベルドメイン“xxx”をアクセス制御部207に渡す。
抽出部206は、BML実行部205から“getProgramID”の命令を受けると、PSI/SIからネットワーク識別子又はTS識別子“A001”を抽出してアクセス制御部207に渡す。
アクセス制御部207は、抽出部206からの“A001”と、BML実行部205からの“jp”及び“xxx”とからドメイン“A001.xxx.jp”を生成する。
アクセス制御部207は生成したドメインを用いて、このドメインにより識別されるサーバにアクセスする。
上述した実施の形態では、アクセス制御部207は、抽出部206から第3レベルドメインになる情報を、BML実行部205からトップレベルドメイン及び第2レベルドメインになる情報を受け取ってドメインを生成する構成について説明したが、この構成に限るものではない。例えば、抽出部206から第2レベルドメインになる情報を、BML実行部205からトップレベルドメインになる情報を受け取ってドメインを生成したり、抽出部206から第4レベルドメインになる情報を、BML実行部205からのトップレベルドメイン、第2レベルドメイン、及び第3レベルドメインになる情報を受け取ってドメインを生成したりというように、放送波に含まれているネットワーク識別子又はTS識別子からドメインが生成できる構成であれば良い。
上記本実施の形態の構成を用いると、受信端末20が受信した放送波を送信している放送局を一意に識別する識別子に基づいて、この識別子に対応するサーバにアクセスさせているので、放送局で特別なデータを生成する必要が無く、サーバの負荷分散ができる。特に、データ放送において、受信端末が受信した放送波を送信した放送局によってアクセスすべきサーバが異なる構成において、各サーバのドメインは端末で生成されるため、各放送局から送信するデータ放送のコンテンツ(BML文書)は異なる必要はない。
次に、本発明における第2の実施の形態について説明する。
上記第1の実施の形態では、通常の放送波に含まれているネットワーク識別子又はTS識別子を用いて、受信端末のアクセス先となるサーバを決定する構成について説明した。
本実施の形態では、放送局から送信された放送波に中継局が自局の識別子を放送波に付与して再送信した放送波から中継局の識別子を抽出し、この中継局の識別子を用いて、受信端末のアクセス先となるサーバを決定する構成について説明する。尚、上記実施の形態と同様の構成については同一番号を付し、詳細な説明を省略する。
図5は本実施の形態を示す概要図である。送信局101と受信端末20との間に中継局40が設けられる。
放送局10は、送信局101を介して、番組などの情報が記載されたTS(Transport Stream)パケットを放送波として送信する。
中継局40は、送信局101からの放送波を受信し、受信した放送波に自局の中継局識別情報を付加して放送波を再送信する。
ここで中継局40について詳細に説明する。
図6は中継局のブロック図である。中継局40は、受信部401、復調部402、付加部403、変調部404、及び送信部405を有する。
受信部401は、送信局101からの放送波を受信する。
復調部402は、受信部401が受信した放送波を復調する。
付加部403は、復調部402で復調されたTSのPSI/SIに自局の中継局識別子を付加する。この中継局識別子は、各中継局を一意に識別する識別子である。尚、中継局識別子は、付加部403が保持していても、中継局40内の記憶部(図示せず)が保持していても良い。又、本実施の形態では、PSI/SIに自局の中継局識別子を付加する構成を用いて説明するが、これに限るものではない。例えば、BML文書等のようにPSI/SI以外であっても良く、TSやTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)等の放送波に付加しても良い。
変調部404は、中継局識別子が付加されたTSを変調する。
送信部405は、変調部404が変調したTSを放送波として再送信する。
受信端末20は、中継局40から送信された放送波を受信して表示する機能を有する。また受信端末20は、通信回線やネットワークを介してサーバに接続するための機能を有す。尚、受信端末20は、固定テレビ受信機、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、又はPC(Personal Computer)のように、放送波を受信して表示する機能とサーバに接続する機能とを有する装置であれば良い。又、サーバ30から受信端末20が取得するコンテンツは映像や音声であっても良いし、インターネットで標準的に用いられるHTMLコンテンツやBMLコンテンツ等であっても良い。即ち、受信端末20が取得して利用できる情報であれば良い。
ここで、受信端末20について詳細に説明する。
図7は、受信端末20のブロック図である。
受信端末20は、チューナ201、復調部202、TSデコード部203、TSフィルタ部204、BML実行部205、抽出部206、及びアクセス制御部207を有する。
チューナ201は、中継局40から再送信された放送波を受信する。
復調部202は、受信した放送波を復調する。
TSデコード部203は、復調された放送波からTSパケットをデコードする。
TSフィルタ部204は、TSデコード部203が出力したTSから必要なデータを取り出して各部に送出する。
BML実行部205は、TSフィルタ部204から送出されたBML文書の記述内容に従って各種処理するものである。そして、BML実行部205は、中継局識別子を抽出するための命令文がBML文書にある場合、その命令を抽出部206に出す。
又、BML実行部205は、BML文書に記載されている、アクセスすべきサーバのトップレベルドメイン及び第2レベルドメインをアクセス制御部207に渡す。本実施例では、BML文書に記載されている、アクセスすべきサーバのトップレベルドメインとして“jp”、第2レベルドメインとして“xxx”を用いて説明する。尚、本実施の形態ではトップレベルドメインとして“jp”を用いて説明するが、“com”や“net”等であってもよく、“jp”に限定されるものではない。同様に、第2レベルドメインとして“xxx”を用いて説明するが、これに限るものではない。
抽出部206は、BML実行部205からの命令を受けて、中継局40で付加された中継局識別子を抽出する。尚、ここでは、“401G”を中継局40の中継局識別子として説明する。
アクセス制御部207は、抽出部206が抽出した中継局識別子を第3レベルドメイン(サブドメイン)として、BML実行部205からのトップレベルドメイン及び第2レベルドメインに追加してドメインを生成する。更に、生成したドメインを用いて、このドメインが識別子として割り振られているサーバ30にアクセスする。例えば、抽出部206が抽出した識別子が“401G”である場合、アクセス制御部207は“401G.xxx.jp”のドメインを持つサーバにアクセスする。
サーバ30はコンテンツサーバであり、受信端末20は通信回線やネットワークを介してサーバ30にアクセスできる。サーバ30は、通信回線やネットワーク上に複数設けられており、ドメインにより各サーバを一意に識別することができる。尚、本実施の形態ではコンテンツを格納したコンテンツサーバを用いて説明するが、これに限るものではない。例えばメールを送受信するメールサーバ等のようにデータを送受信するサーバであれば良い。
続いて、本実施の形態の動作について説明する。まず、中継局40の動作について説明する。
送信局101から送信された放送波は、受信部401により受信され、復調部402にて復調される。付加部403は、復調されたTSのPSI/SIに自局の中継局識別子“401G”を付加する。
中継局識別子が付加されたTSは、変調部404で変調されて、送信部405により放送波として再送信される。
続いて、受信端末20の動作について説明する。
チューナ201により所定の放送波が選局されて受信されると、受信した放送波は復調部202で復調される。
TSデコード部203は復調された放送波からTSパケットをデコードし、TSフィルタ部204がTSから必要なデータを取り出す。
BML実行部205は、TSフィルタ部204から送出されたBML文書の記述内容に従って、抽出部206に中継局識別子を抽出するための命令を出す。更に、BML実行部205はトップレベルドメイン“jp”及び第2レベルドメイン“xxx”をアクセス制御部207に渡す。
抽出部206は、BML実行部205から中継局識別子を抽出するための命令を受けると、中継局識別子“401G”を抽出してアクセス制御部207に渡す。
アクセス制御部207は、抽出部206からの“401G”と、BML実行部205からの“jp”及び“xxx”とからドメイン“401G.xxx.jp”を生成する。
アクセス制御部207は生成したドメインを用いて、このドメインにより識別されるサーバにアクセスする。
本実施の形態では、アクセス制御部207は、抽出部206から第3レベルドメインになる情報を、BML実行部205からトップレベルドメイン及び第2レベルドメインになる情報を受け取ってドメインを生成する構成について説明したが、この構成に限るものではない。第1の実施の形態と同様に、例えば、抽出部206から第2レベルドメインになる情報を、BML実行部205からトップレベルドメインになる情報を受け取ってドメインを生成したり、抽出部206から第4レベルドメインになる情報を、BML実行部205からのトップレベルドメイン、第2レベルドメイン、及び第3レベルドメインになる情報を受け取ってドメインを生成したりというように、中継局から再送信された放送波に含まれている中継局識別子からドメインが生成できる構成であれば良い。
上記第2の実施の形態の構成を用いると、受信端末20が受信した放送波を送信している中継局を一意に識別する識別子に対応するサーバにアクセスさせているので、サーバの負荷を分散することができる。
次に、第3の実施の形態について説明する。
上記第2の実施の形態では、受信端末20でドメインを生成している構成を用いて説明した。
本実施の形態では、中継局40でドメインを生成する構成について説明する。尚、上記実施の形態と同様の構成については同一番号を付し詳細な説明を省略する。
本実施の形態の概要図は上記第2の実施の形態で用いた図5と同様であるため、図5を用いて説明する。
中継局40は、上記第2の実施の形態で用いた図6と同様であるため、図6を用いて説明する。
中継局40は、受信部401、復調部402、付加部403、変調部404、及び送信部405を有する。
受信部401は、送信局101からの放送波を受信する。
復調部402は、受信部401が受信した放送波を復調する。
本実施の形態の付加部403の機能は、上記第2の実施の形態と異なり、自局の中継局識別子と、受信した放送波のBML文書に記載されているトップレベルドメイン及び第2レベルドメインとからドメインを生成し、この生成したドメインをBML文書に挿入する。この中継局識別子は、各中継局を一意に識別する識別子である。尚、中継局識別子は、付加部403が保持していても、中継局40内の記憶部(図示せず)が保持していても良い。又、本実施例では、自局の中継局識別子として“401G”を、BML文書に記載されている、アクセスすべきサーバのトップレベルドメインとして“jp”を、第2レベルドメインとして“xxx”を用いて説明する。又、本実施例では、BML文書に記載されているトップレベルドメインを“jp”、第2レベルドメインを“xxx”として説明するが、トップレベルドメインは“com”や“net”等であってもよく、“jp”に限定されるものではなく、又同様に、第2レベルドメインもこれに限るものではない。
変調部404は、中継局識別子が付加されたTSを変調する。
送信部405は、変調部404が変調したTSを放送波として再送信する。
受信端末20は、中継局40から送信された放送波を受信して表示する機能を有する。また受信端末20は、通信回線やネットワークを介してサーバに接続するための機能を有す。尚、受信端末20は、固定テレビ受信機、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、又はPC(Personal Computer)のように、放送波を受信して表示する機能とサーバに接続する機能とを有する装置であれば良い。又、サーバ30から受信端末20が取得するコンテンツは映像や音声であっても良いし、インターネットで標準的に用いられるHTMLコンテンツやBMLコンテンツ等であっても良い。即ち、受信端末20が取得して利用できる情報であれば良い。
ここで、受信端末20について詳細に説明する。図8は、本実施の形態の受信端末20の構成図である。第2の実施の形態の構成と比べて、本実施の形態の受信端末20は抽出部206が構成されていない点が異なる。
チューナ201は、中継局40から再送信された放送波を受信する。
復調部202は、受信した放送波を復調する。
TSデコード部203は、復調された放送波からTSパケットをデコードする。
TSフィルタ部204は、TSデコード部203が出力したTSから必要なデータを取り出して各部に送出する。
BML実行部205は、TSフィルタ部204から送出されたBML文書の記述内容に従って各種処理するものである。BML実行部205は、TSフィルタ部204から送出されたBML文書に記載されているドメインをアクセス制御部207に渡す。
アクセス制御部207は、BML実行部205からのドメインを用いて、このドメインが識別子として割り振られているサーバ30にアクセスする。例えば、BML実行部205からのドメインが“401G.xxx.jp”である場合、アクセス制御部207は“401G.xxx.jp”のドメインを持つサーバにアクセスする。
サーバ30はコンテンツサーバであり、受信端末20は通信回線やネットワークを介してサーバ30にアクセスできる。サーバ30は、通信回線やネットワーク上に複数設けられており、ドメインにより各サーバを一意に識別することができる。尚、本実施の形態ではコンテンツを格納したコンテンツサーバを用いて説明するが、これに限るものではない。例えばメールを送受信するメールサーバ等のようにデータを送受信するサーバであれば良い。
続いて、本実施の形態の動作について説明する。まず、中継局40の動作について説明する。
送信局101から送信された放送波は、受信部401により受信され、復調部402にて復調される。
付加部403は、自局の中継局識別子“401G”と、受信した放送波のBML文書に記載されているトップレベルドメイン“jp”及び第2レベルドメイン“xxx”とから生成したドメイン“401G.xxx.jp”をBML文書に挿入する。
付加部403でドメイン“401G.xxx.jp”が挿入されると、変調部404で変調されて、送信部405により放送波として再送信される。
続いて、受信端末20の動作について説明する。
チューナ201により所定の放送波が選局されて受信されると、受信した放送波は復調部202で復調される。
TSデコード部203は復調された放送波からTSパケットをデコードし、TSフィルタ部204がTSから必要なデータを取り出す。
BML実行部205は、TSフィルタ部204から送出されたBML文書に記載されている“401G.xxx.jp”をアクセス制御部207に渡す。
アクセス制御部207はBML実行部205からのドメイン“401G.xxx.jp”を用いて、このドメインにより識別されるサーバにアクセスする。
本実施の形態では、付加部403はBML文書からトップレベルドメイン及び第2レベルドメインになる情報を得て、自局の中継局識別子を第3レベルドメインにしてドメインを生成する構成について説明したが、この構成に限るものではない。例えば、BML文書からトップレベルドメインになる情報を得て、自局の中継局識別子を第2レベルドメインにしてドメインを生成したり、BML文書からトップレベルドメイン、第2レベルドメイン、及び第3ドメインになる情報を得て、自局の中継局識別子を第4レベルドメインにしてドメインを生成したりというように、中継局識別子からドメインが生成できる構成であれば良い。
上記第3の実施の形態の構成を用いると、受信端末20が受信した放送波を送信している中継局を一意に識別する識別子に対応するサーバにアクセスさせているので、サーバの負荷を分散することができる。
次に、第4の実施の形態について説明する。
上記実施の形態では、受信端末20又は中継局40で受信端末20のアクセス先のドメインを生成する構成について説明した。
本実施の形態では、受信端末20とサーバ30との間に負荷分散装置を設け、負荷分散装置で受信端末20のアクセス先のサーバを決定させる構成について説明する。尚、上記実施の形態と同様の構成については同一の番号を付し、詳細な説明は省略する。
図9は、本実施の形態の概要図である。受信端末20とサーバ30との間に負荷分散装置50が設けられている。
放送局10は、送信局101を介して、番組などの情報が記載されたTS(Transport Stream)パケットを放送波として送信する。
受信端末20は、送信局101から送信された放送波を受信して表示する機能を有する。また受信端末20は、通信回線やネットワークを介してサーバに接続するための機能を有す。尚、受信端末20は、固定テレビ受信機、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、又はPC(Personal Computer)のように、放送波を受信して表示する機能とサーバに接続する機能とを有する装置であれば良い。又、サーバ30から受信端末20が取得するコンテンツは映像や音声であっても良いし、インターネットで標準的に用いられるHTMLコンテンツやBMLコンテンツ等であっても良い。即ち、受信端末20が取得して利用できる情報であれば良い。
ここで、受信端末20について詳細に説明する。図10は、受信端末20のブロック図である。第1の実施の形態のアクセス制御部207の代わりに接続部208が設けられている。
受信端末20は、チューナ201、復調部202、TSデコード部203、TSフィルタ部204、BML実行部205、抽出部206、及び接続部208を有する。
チューナ201は、放送局10が送信局101を介して送信した放送波を受信する。
復調部202は、受信した放送波を復調する。
TSデコード部203は、復調された放送波からTSパケットをデコードする。
TSフィルタ部204は、TSデコード部203が出力したTSから必要なデータを取り出して各部に送出する。
BML実行部205は、TSフィルタ部204から送出されたBML文書の記述内容に従って各種処理するものである。そして、BML文書にネットワーク識別子又はTS識別子を得るための命令文、例えば“getProgramID”の命令文がある場合、抽出部206に“getProgramID”の命令を出す。第1の実施の形態と比べて、BML実行部205の機能が異なり、本実施の形態ではBML文書にネットワーク識別子又はTS識別子を得るための命令文、例えば“getProgramID”の命令文がある場合、抽出部206に“getProgramID”の命令を出すのみである。尚、“getProgramID”は、BMLの命令文の1つであり、ネットワーク識別子、又はTS識別子を得ることができる命令であればこれに限らない。
抽出部206は、第1の実施の形態と同様、BML実行部205から“getProgramID”の命令を受けるとネットワーク識別子又はTS識別子を抽出して接続部208に渡す。
接続部208は、負荷分散装置50に接続して、抽出部206が抽出したネットワーク識別子又はTS識別子を渡す。
図11は、負荷分散装置50のブロック図である。
負荷分散装置50は、受信部501、記憶部502、及びアクセス制御部503を有す。
受信部501は、受信端末20から送信されたネットワーク識別子又はTS識別子を受信してアクセス制御部503に送出する。
記憶部502には、図12に示すように、ネットワーク識別子又はTS識別子とドメインとが対応付けられたテーブルが記憶されている。
例えば、首都圏などのように人口が多い地域の場合、同一のネットワーク識別子、又はTS識別子が入った放送波を受信する受信端末の数が多くなる。そのため、そのネットワーク識別子、又はTS識別子に対応付けられたサーバを複数設ける必要がある。その場合、例えば、図12のネットワーク識別子、TS識別子“C001”のように、この識別子に対応付けるドメイン名(サーバ)を複数用意する。尚、1つのネットワーク識別子、又はTS識別子に対応付けるサーバの数はいくつでも良い。
一方で、同一のネットワーク識別子、又はTS識別子が入った放送波を受信する受信端末の数が少ない場合もある。その場合、例えば、図12のネットワーク識別子、TS識別子“D001”及び“E001”のように、同一のドメイン名(サーバ)を対応付ける。
アクセス制御部503は、受信部501が受信したネットワーク識別子又はTS識別子に基づいて、このネットワーク識別子又はTS識別子に対応付けられているドメインを記憶部502から検索する。例えば、図12のネットワーク識別子、TS識別子“C001”のように、この識別子に対応付けられているドメイン名(サーバ)が複数ある場合、交互にアクセスさせてもよいし、各サーバへのアクセス状況を考慮してアクセスさせても良く、本発明においては如何なるものでもよい。
更に、アクセス制御部503は、検索されたドメインを用いて、このドメインにより識別されるサーバへ受信端末20にアクセスさせる。
尚、検索されたドメインを用いて、このドメインにより識別されるサーバへ受信端末20にアクセスさせる方法としていくつか挙げられる。
例えば、アクセス制御部503が検索したドメインを受信端末20に送信し、受信端末20はこのドメインを用いてこのドメインにより識別されるサーバにアクセスする方法や、負荷分散装置50から検索したドメインのサーバにコンテンツデータを受信端末20に送信するように要求する方法などが挙げられるが、本発明においては、如何なるものでも良い。
サーバ30はコンテンツサーバであり、受信端末20は通信回線やネットワークを介してサーバ30にアクセスできる。サーバ30は、通信回線やネットワーク上に複数設けられており、ドメインにより各サーバを一意に識別することができる。尚、本実施の形態ではコンテンツを格納したコンテンツサーバを用いて説明するが、これに限るものではない。例えばメールを送受信するメールサーバ等のようにデータを送受信するサーバであれば良い。
続いて、本実施の形態の動作について説明する。尚、ここでは、抽出部206が抽出するネットワーク識別子又はTS識別子として“A001”を用いて説明する。
放送波が受信端末20のチューナ201により受信されると、復調部202で復調される。
TSデコード部203は復調された放送波からTSパケットをデコードし、TSフィルタ部204がTSから必要なデータを取り出す。
BML実行部205は、TSフィルタ部204から送出されたBML文書の記述内容に従って、抽出部206に“getProgramID”の命令を出す。
抽出部206は、BML実行部205から“getProgramID”の命令を受けると、PSI/SIからネットワーク識別子又はTS識別子“A001”を抽出して接続部208に渡す。
接続部208は、負荷分散装置50に接続し、抽出部206からの“A001”を渡す。
負荷分散装置50の受信部501は、“A001”を受信してアクセス制御部50に送出する。
アクセス制御部503は、受信した“A001”に基づいて、この“A001”に対応付けられているドメイン“A001.xxx.jp”を検索する。
アクセス制御部503は、検索された“A001.xxx.jp”を用いて、
このドメインにより識別されるサーバへ受信端末20にアクセスさせる。
尚、本実施の形態ではネットワーク識別子又はTS識別子に基づいてサーバを決定していたが、更にサーバのアクセス状況を考慮してサーバを決定する構成にしてもよい。
又、記憶部502にネットワーク識別子又はTS識別子とドメインとが対応付けられたテーブルが記憶されている構成について説明したが、IPアドレス等のようにアクセスすべきサーバを識別できれば良く、ドメインに限るものではない。
又、本実施の形態の記憶部502では、ネットワーク識別子、TS識別子と、ドメイン名とを対応付けたテーブルを有する場合について説明したが、図13に示すように、ネットワーク識別子、TS識別子と、電話番号とを対応付けたテーブルを記憶させてもよい。その場合、受信端末20は電話機能を備え、自身が受信した放送波のネットワーク識別子又はTS識別子に対応付けられた電話番号を負荷分散装置50から受信してその電話番号に発呼する構成となる。
上記本実施の形態の構成を用いると、受信端末20が受信した放送波を送信している放送局を一意に識別する識別子に基づいて、この識別子に対応するサーバにアクセスさせているので、放送局で特別なデータを生成する必要が無く、サーバの負荷分散ができる。特に、データ放送において、受信端末が受信した放送波を送信した放送局によってアクセスすべきサーバが異なる構成において、各サーバのドメインは負荷分散装置より取得されるため、各放送局から送信するデータ放送のコンテンツ(BML文書)は異なる必要はない。
又、上記第1から第3の実施の形態に比べて、より効率良くサーバの負荷分散ができる。これは、ネットワーク識別子又はTS識別子とドメインとが対応付けられたテーブルを負荷分散装置50に設けており、同一のネットワーク識別子又はTS識別子が入った放送波を受信する受信端末の数に応じて、その中継局識別子に対応付けるドメインの数を増減させているからである。
次に、第5の実施の形態について説明する。
上記第4の実施の形態では、通常の放送波に含まれるネットワーク識別子又はTS識別子に基づいてサーバを決定する構成について説明した。本実施の形態では、第2の実施の形態のように中継局識別子に基づいてサーバを決定する構成について説明する。尚、上記実施の形態と同様の構成については同一の番号を付し、詳細な説明は省略する。また、中継局40の構成は上記第2の実施の形態と同様の構成を用い、受信端末20の構成は第4の実施の形態と同様の構成を用いて説明する。
図14は、本実施の形態の概要図である。
放送局10は、送信局101を介して、番組などの情報が記載されたTS(Transport Stream)パケットを放送波として送信する。
中継局40は、送信局101からの放送波を受信し、受信した放送波に自局の中継局識別情報を付加して放送波を再送信する。
ここで中継局40について詳細に説明する。尚、中継局のブロック図は第2の実施の形態と同様であるため、図6を用いて説明する。
中継局40は、受信部401、復調部402、付加部403、変調部404、及び送信部405を有する。
受信部401は、送信局101からの放送波を受信する。
復調部402は、受信部401が受信した放送波を復調する。
付加部403は、復調部402で復調されたTSのPSI/SIに自局の中継局識別子を付加する。この中継局識別子は、各中継局を一意に識別する識別子である。尚、中継局識別子は、付加部403が保持していても、中継局40内の記憶部(図示せず)が保持していても良い。又、本実施の形態では、PSI/SIに自局の中継局識別子を付加する構成を用いて説明するが、これに限るものではない。例えば、BML文書等のようにPSI/SI以外であっても良く、TSやTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)等の放送波に付加すれば良い。
変調部404は、中継局識別子が付加されたTSを変調する。
送信部405は、変調部404が変調したTSを放送波として再送信する。
受信端末20は、中継局40から送信された放送波を受信して表示する機能を有する。また受信端末20は、通信回線やネットワークを介してサーバに接続するための機能を有す。尚、受信端末20は、固定テレビ受信機、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、又はPC(Personal Computer)のように、放送波を受信して表示する機能とサーバに接続する機能とを有する装置であれば良い。又、サーバ30から受信端末20が取得するコンテンツは映像や音声であっても良いし、インターネットで標準的に用いられるHTMLコンテンツやBMLコンテンツ等であっても良い。即ち、受信端末20が取得して利用できる情報であれば良い。
ここで、受信端末20について詳細に説明する。図15は、受信端末20のブロック図である。
受信端末20は、チューナ201、復調部202、TSデコード部203、TSフィルタ部204、BML実行部205、抽出部206、及び接続部208を有する。
チューナ201は、中継局40から再送信された放送波を受信する。
復調部202は、受信した放送波を復調する。
TSデコード部203は、復調された放送波からTSパケットをデコードする。
TSフィルタ部204は、TSデコード部203が出力したTSから必要なデータを取り出して各部に送出する。
BML実行部205は、TSフィルタ部204から送出されたBML文書の記述内容に従って各種処理するものである。そして、BML文書に中継局識別子を抽出するための命令文がある場合、抽出部206に中継局識別子を抽出するための命令を出す。
抽出部206は、BML実行部205から中継局識別子を抽出するための命令を受けると中継局識別子を抽出して接続部208に渡す。
接続部208は、負荷分散装置50に接続して、抽出部206が抽出した中継局識別子を渡す。
本実施の形態の負荷分散装置50は、第4の実施の形態と同様の構成であるため図11を用いて説明する。
負荷分散装置50は、受信部501、記憶部502、及びアクセス制御部503を有す。
受信部501は、受信端末20から送信された中継局識別子を受信してアクセス制御部503に送出する。
記憶部502には、図16に示すように、中継局識別子とドメインとが対応付けられたテーブルが記憶されている。
例えば、他の中継局と比較して同一の中継局識別子が入った放送波を受信する受信端末の数が多くなる場合がある。その場合、首都圏などのように人口が多い地域の場合、同一の中継局識別子が入った放送波を受信する受信端末の数が多くなる。そのため、中継局識別子に対応付けられたサーバを複数設ける必要がある。その場合、例えば、図16中継局識別子“CCC”のように、この識別子に対応付けるドメイン名(サーバ)を複数用意する。尚、1つの中継局識別子に対応付けるサーバの数はいくつでも良い。
一方で、同一の中継局識別子が入った放送波を受信する受信端末の数が少ない場合もある。その場合、例えば、図16の中継局識別子“C01”及び“D01”のように、同一のドメイン名(サーバ)を対応付ける。
アクセス制御部503は、受信部501が受信した中継局識別子に基づいて、この中継局識別子に対応付けられているドメインを記憶部502から検索する。例えば、図16の中継局識別子“CCC”のように、この識別子に対応付けられているドメイン名(サーバ)が複数ある場合、交互にアクセスさせてもよいし、各サーバへのアクセス状況を考慮してアクセスさせても良く、本発明においては如何なるものでもよい。
更に、アクセス制御部503は、検索されたドメインを用いて、このドメインにより識別されるサーバへ受信端末20にアクセスさせる。
尚、検索されたドメインを用いて、このドメインにより識別されるサーバへ受信端末20にアクセスさせる方法としていくつか挙げられる。
例えば、アクセス制御部503が検索したドメインを受信端末20に送信し、受信端末20はこのドメインを用いてこのドメインにより識別されるサーバにアクセスする方法や、負荷分散装置50から検索したドメインのサーバにコンテンツデータを受信端末20に送信するように要求する方法などが挙げられるが、本発明においては、如何なるものでも良い。
サーバ30はコンテンツサーバであり、受信端末20は通信回線やネットワークを介してサーバ30にアクセスできる。サーバ30は、通信回線やネットワーク上に複数設けられており、ドメインにより各サーバを一意に識別することができる。尚、本実施の形態ではコンテンツを格納したコンテンツサーバを用いて説明するが、これに限るものではない。例えばメールを送受信するメールサーバ等のようにデータを送受信するサーバであれば良い。
続いて、本実施の形態の動作について説明する。まず、中継局40の動作について説明する。
送信局101から送信された放送波は、受信部401により受信され、復調部402にて復調される。付加部403は、復調されたTSのPSI/SIに自局の中継局識別子“401G”を付加する。
中継局識別子が付加されたTSは、変調部404で変調されて、送信部405により放送波として再送信される。
続いて、受信端末20の動作について説明する。
中継局40から再送信された放送波が受信端末20のチューナ201により受信されると、復調部202で復調される。
TSデコード部203は復調された放送波からTSパケットをデコードし、TSフィルタ部204がTSから必要なデータを取り出す。
BML実行部205は、TSフィルタ部204から送出されたBML文書の記述内容に従って、抽出部206に中継局識別子を得るための命令を出す。
抽出部206は、BML実行部205から中継局識別子を得るための命令を受けると、中継局識別子“401G”を抽出して接続部208に渡す。
接続部208は、負荷分散装置50に接続し、抽出部206が抽出した“401G”を渡す。
負荷分散装置50の受信部501は、“401G”を受信してアクセス制御部503に送出する。
アクセス制御部503は、受信した“401G”に基づいて、この“401G”に対応付けられているドメイン“401G.xxx.jp”を検索する。
アクセス制御部503は、検索された“401G.xxx.jp”を用いて、
このドメインにより識別されるサーバへ受信端末20にアクセスさせる。
尚、本実施の形態では中継局識別子に基づいてサーバを決定していたが、更にサーバのアクセス状況を考慮してサーバを決定する構成にしてもよい。
又、記憶部502に中継局識別子とドメインとが対応付けられたテーブルが記憶されている構成について説明したが、IPアドレス等のようにアクセスすべきサーバを識別できれば良く、ドメインに限るものではない。
又、本実施の形態の記憶部502では、中継局識別子と、ドメイン名とを対応付けたテーブルを有する場合について説明したが、図17に示すように、中継局識別子と、電話番号とを対応付けたテーブルを記憶させてもよい。その場合、受信端末20は電話機能を備え、自身が受信した放送波に含まれている中継局識別子に対応付けられた電話番号を負荷分散装置50から受信してその電話番号に発呼する構成となる。
上記本実施の形態の構成を用いると、受信端末20が受信した放送波を送信している中継局を一意に識別する識別子に基づいて、この識別子に対応するサーバにアクセスさせているので、放送局で特別なデータを生成する必要が無く、サーバの負荷分散ができる。特に、データ放送において、受信端末が受信した放送波を送信した中継局によってアクセスすべきサーバが異なる構成において、各サーバのドメインは負荷分散装置より取得されるため、各放送局から送信するデータ放送のコンテンツ(BML文書)は異なる必要はない。
又、上記第1から第3の実施の形態に比べて、より効率良くサーバの負荷分散ができる。これは、中継局識別子とドメインとが対応付けられたテーブルを負荷分散装置50に設けており、同一の中継局識別子が入った放送波を受信する受信端末の数に応じて、その中継局識別子に対応付けるドメインの数を増減させているからである。
なお、本実施の形態には詳しく示さないが、ネットワーク識別子、TS識別子又は中継局の識別子とドメイン名とを対応づけたテーブルを負荷分散装置50より受信端末20に送信し、受信端末20においてネットワーク識別子、TS識別子又は中継局識別子に対応したドメイン名を受信したテーブルから検索する構成であってもサーバの負荷分散の効果は得られる。また、放送局10が送信局101を介して送信する放送波によって前記テーブルを送信し、受信端末20においてネットワーク識別子、TS識別子又は中継局識別子に対応したドメイン名を受信した前記テーブルから検索する構成や、中継局40において自局の中継局識別子に対応したドメイン名を受信した前記テーブルから検索する構成などであってもサーバの負荷分散の効果は得られる。
また、本実施の形態には詳しく示さないが、上記本実施の形態の構成におけるトップレベルドメイン及び第2レベルドメインはBML文書に記載されている構成について説明したが、BML文書に限定するものではない。例えばPSI/SIなどに記載されていても良く、TS及びTMCCなどの放送波に含まれる構成であっても良い。このような構成の場合、放送波に含まれるトップレベルドメイン及び第2レベルドメインを端末又は中継局において取得し、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局識別子を第3レベルドメインとして利用してドメインを生成し、生成したドメインに対応するサーバに端末をアクセスさせる構成であってもサーバの負荷分散の効果は得られる。
図1は、本発明に係わる第1の実施の形態の概要図である。 図2は、本発明に係わる第1の実施の形態の受信端末20のブロック図である。 図3は、BMLのプログラムの一例である。 図4は、ネットワーク識別子及びTS識別子を説明するための図である。 図5は、本発明に係わる第2の実施の形態の概要図である。 図6は、本発明に係わる第2の実施の形態の中継局のブロック図である。 図7は、本発明に係わる第2の実施の形態の受信端末のブロック図である。 図8は、本発明に係わる第3の実施形態の受信端末のブロック図である。 図9は、本発明に係わる第4の実施の形態の概要図である。 図10は、本発明に係わる第4の実施形態の受信端末20のブロック図である。 図11は、本発明に係わる第4の実施形態における負荷分散装置のブロック図である。 図12は、第4の実施の形態の記憶部502に記憶されているデータを説明するための図である。 図13は、記憶部502に記憶されているデータの他の実施例を説明するための図である。 図14は、本発明に係わる第5の実施の形態の概要図である。 図15は、本発明に係わる第5の実施形態の受信端末20のブロック図である。 図16は、第5の実施の形態の記憶部502に記憶されているデータを説明するための図である。 図17は、記憶部502に記憶されているデータの他の実施例を説明するための図である。
符号の説明
10 放送局
20 受信端末
30 サーバ
205 BML実行部
206 抽出部
207 アクセス制御部

Claims (22)

  1. 負荷分散システムであって、
    放送波から送信元を識別する識別情報を取得する取得手段と、
    前記放送波を受信した端末に、前記取得した識別情報に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御手段と
    を有することを特徴とする負荷分散システム。
  2. 負荷分散システムであって、
    放送波からネットワーク識別子、又はTS識別子を取得する取得手段と、
    前記放送波を受信した端末に、前記取得したネットワーク識別子、又はTS識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御手段と
    を有することを特徴とする負荷分散システム。
  3. 負荷分散システムであって、
    放送波を受信し、自局の識別子を付与して放送波を再送信する中継局と、
    前記中継局からの放送波から前記中継局の識別子を取得する取得手段と、
    前記放送波を受信した端末に、前記取得した中継局の識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御手段と
    を有することを特徴とする負荷分散システム。
  4. 前記アクセス制御手段は、前記端末に設けられ、前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子をアクセスさせるサーバのドメインの一部又は全部として用いて、前記端末に前記サーバへアクセスさせる手段であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の負荷分散システム。
  5. 前記アクセス制御手段を端末とネットワークを介して接続されるサーバ内に設け、
    前記アクセス制御手段は、前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子と、サーバ識別子とが対応付けられたテーブルを有し、
    前記端末内に設置された取得手段から、前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を受信し、受信した前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応するサーバ識別子を前記テーブルから検索し、前記端末に前記検索したサーバ識別子に対応するサーバへアクセスさせる手段であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の負荷分散システム。
  6. 負荷分散システムであって、
    放送波を受信し、自局の識別子をアクセスさせるサーバのドメインの一部又は全部として用いてサーバ識別子を生成し、受信した放送波に付与して再送信する中継局と、
    前記中継局からの放送波から前記サーバ識別子を取得する取得手段と、
    前記放送波を受信した端末に、前記取得したサーバ識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御手段と
    を有することを特徴とする負荷分散システム。
  7. 端末であって、
    放送波を受信する受信手段と、
    前記受信した放送波からネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を取得する取得手段と、
    前記取得したネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に基づいて、前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応するサーバにアクセスするアクセス手段と
    を有することを特徴とする端末。
  8. 前記アクセス手段は、前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子をサーバのドメインの一部又は全部に持つサーバにアクセスさせる手段であることを特徴とする請求項7に記載の端末。
  9. 負荷分散装置であって、
    端末が受信した放送波のネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を受信する受信手段と、
    前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子と、サーバ識別子とが対応付けられたテーブルと、
    前記受信したネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応付けられたサーバ識別子を前記テーブルから検索し、このサーバ識別子に対応するサーバに、放送波を受信した端末をアクセスさせるアクセス制御手段と
    を有することを特徴とする負荷分散装置。
  10. 負荷分散システムの中継局であって、
    放送波を受信する受信手段と、
    前記受信した放送波に自局の識別子を付与して放送波を再送信する再送信手段と
    を有することを特徴とする中継局。
  11. 負荷分散システムの中継局であって、
    放送波を受信する受信手段と、
    自局の中継局識別子をアクセスさせるサーバのドメインの一部又は全部として用いてサーバ識別子を生成する生成手段と、
    前記受信した放送波に前記生成したサーバ識別子を付与して放送波を再送信する再送信手段と
    を有することを特徴とする中継局。
  12. 負荷分散方法であって、
    放送波から送信元を識別する識別情報を取得する取得ステップと、
    前記放送波を受信した端末に、前記取得した識別情報に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御ステップと
    を有することを特徴とする負荷分散方法。
  13. 負荷分散方法であって、
    放送波からネットワーク識別子、又はTS識別子を取得する取得ステップと、
    前記放送波を受信した端末に、前記取得したネットワーク識別子、又はTS識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御ステップと
    を有することを特徴とする負荷分散方法。
  14. 負荷分散方法であって、
    中継局で放送波を受信し、自局の識別子を付与して再送信する再送信ステップと、
    前記再送信された放送波から中継局の識別子を取得する取得ステップと、
    前記放送波を受信した端末に、前記取得した中継局の識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセス制御ステップと
    を有することを特徴とする負荷分散方法。
  15. 前記アクセス制御ステップは、前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子をアクセスさせるサーバのドメインの一部又は全部として用いて前記端末にアクセスさせるステップであることを特徴とする請求項12から請求項14のいずれかに記載の負荷分散方法。
  16. 前記アクセス制御ステップは、
    前記端末から送信された、前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を受信する受信ステップと、
    前記受信した前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応するサーバ識別子を前記識別情報、ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子と、サーバ識別子とが対応付けられたテーブルから検索する検索ステップと、
    前記端末に前記検索したサーバ識別子に対応するサーバへアクセスさせるステップと
    を有することを特徴とする請求項12から請求項14のいずれかに記載の負荷分散方法。
  17. 負荷分散方法であって、
    放送波を受信する受信ステップと、
    前記放送波を受信した中継局の識別子をアクセスすべきサーバのドメインの一部又は全部として用いてサーバ識別子を生成する生成ステップと、
    前記受信した放送波に前記生成したサーバ識別子を付与して再送信する再送信ステップと、
    前記再送信された放送波から前記サーバ識別子を取得する取得ステップと、
    前記再送信された放送波を受信した端末に、前記取得したサーバ識別子に対応するサーバへアクセスさせるアクセスステップと
    を有することを特徴とする負荷分散方法。
  18. 端末のプログラムであって、前記プログラムは前記端末を、
    受信した放送波からネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を取得する取得手段と、
    前記取得したネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に基づいて、前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応するサーバにアクセスするアクセス手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  19. 前記プログラムは、前記アクセス手段を、前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子をサーバのドメインの一部又は全部に持つサーバにアクセスさせる手段として機能させることを特徴とする請求項18に記載のプログラム。
  20. 負荷分散装置のプログラムであって、前記プログラムは前記負荷分散装置を、
    端末が受信した放送波のネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子を受信する受信手段と、
    前記受信したネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子に対応付けられたサーバ識別子を前記ネットワーク識別子、TS識別子、又は中継局の識別子と、サーバ識別子とが対応付けられたテーブルから検索し、このサーバ識別子に対応するサーバに、放送波を受信した端末をアクセスさせるアクセス制御手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  21. 負荷分散システムにおける中継局のプログラムであって、前記プログラムは前記中継局を、
    受信した放送波に自局の識別子を付与して放送波を再送信する再送信手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
  22. 負荷分散システムにおける中継局のプログラムであって、前記プログラムは前記中継局を、
    自局の中継局識別子をアクセスすべきサーバのドメインの一部又は全部として用いてサーバ識別子を生成する生成手段と、
    受信した放送波に前記生成したサーバ識別子を付与して放送波を再送信する再送信手段と
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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