JP2006148563A - 放送通信連携システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 双方向サービスを提供する放送通信連携サービスにおいて、情報を保持する通信サーバの通信負荷を軽減すること。
【解決手段】 放送局101は、放送する番組の関連情報を複数の通信サーバ102にそれぞれ格納して置き、番組に関する映像、音声、データ、字幕/文字スーパ等に加えて、データに複数の通信サーバ102それぞれの接続先情報と接続先選択処理プログラムとを多重化してテレビ電波に載せて放送する。DTV受信機104は、受信した処理プログラムを実行することで、受信した複数の接続先情報から1つの接続先を選択し、その選択した1つの接続先に対して接続する。これによって、DTV受信機104が接続する通信サーバは、複数の通信サーバに分散されるので、各通信サーバの処理負荷は軽減される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、双方向サービスを提供する放送通信連携システムに関する。
デジタル放送では、テレビ放送に加えてデータ放送も行えるので、放送と通信を連携させる例えば図11に示すような放送通信連携システムを設けることで、視聴者がテレビ放送に対して何らかの働きかけが行える双方向サービスを実現することができる。
図11は、従来の放送通信連携システムの全体構成図である。図11において、デジタル放送を行う放送局1101は、インターネット1103からアクセス可能な情報を保持する通信サーバ1102を備えている。端末であるデジタル放送受信機(DTV受信機)1104は、通常のアナログ受像機が備える映像、音声の処理機能に加えて、デジタルデータの処理機能とネットワーク接続機能とを有している。
放送局1101は、情報を通信サーバ1102に格納して置き、番組に関する映像、音声、データ、字幕/文字スーパ等に加えて、データ中に通信サーバの1102の接続先情報を多重化してテレビ電波に載せて放送する。
DTV受信機1104は、受信したテレビ電波中の接続先情報に基づきインターネット1103を経由して通信サーバ1102に接続し、通信サーバ1102から情報を取得することや、通信サーバ1102に対してアンケートへの回答等を行うことができる。
しかし、双方向サービスでは、通信サーバ1102に対し、多くのDTV受信機1104が同じようなタイミングで接続要求を行うことが想定される。そのような場合には、通信サーバ1102へのアクセスが集中して輻輳が起こり、ユーザからの要求に対応できない状況が発生する。
この通信サーバへのアクセス集中を回避するため方法として、例えば特許文献1では、CATV局を対象に、各受信機の接続が集中するCATV局内に、通信サーバに対する通信を処理(加工、選別等)するデータ処理装置を設置することによって、通信サーバの通信負荷を軽減する方法が提案されている。
特開2003−235026号公報
しかしながら、通信サーバへのアクセスを集中的に処理する装置を設けることによって通信サーバの通信負荷を軽減する方法では、全ての通信負荷を処理可能な高性能の集中処理装置を別途設置する必要があるという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、放送番組に関連する情報を保持する通信サーバの通信負荷を、全ての通信負荷を処理可能な高性能の集中処理装置を用意することなく、軽減することができる放送通信連携システムを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明に係る放送通信連携システムは、放送波中にネットワーク経由でアクセス可能な情報への接続先情報を挿入することにより双方向サービスを提供する放送通信連携システムにおいて、放送局は、前記通信サーバとして同一の情報を保持し互いに異なる接続先情報を有する複数の通信サーバを用意し、放送するデジタル放送波中に、複数の接続先情報と複数の接続先から1つの接続先を選択する処理プログラムとを挿入する機構を具備し、端末は、受信した前記デジタル放送波から前記複数の接続先情報と前記処理プログラムとを取り出す取得手段と、取り出した前記処理プログラムを実行させて前記複数の接続先から1つの接続先を選択する選択手段と、選択した接続先の通信サーバに前記ネットワークを介して接続して通信する接続手段と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、端末が接続する通信サーバを複数の通信サーバに分散させることができるので、各通信サーバの通信負荷を軽減することができる。
本発明に係る放送通信連携システムは、上記の発明において、端末における前記選択手段では、ユーザからの入力情報に基づき前記処理プログラムが前記複数の接続先から1つの接続先を選択するという構成を採る。
この構成によれば、例えば、通信サーバでは、端末からの応答を用いて端末利用者の個人プロファイルに基づき集計することができ、端末利用者では、通信サーバにおける異なるコンテンツへのアクセスが可能となる。
本発明に係る放送通信連携システムは、上記の発明において、端末における前記選択手段では、ユーザからの要求を受けて当該端末の位置情報を取り込み、前記処理プログラムが当該位置情報に基づき前記複数の接続先から1つの接続先を選択するという構成を採る。
この構成によれば、例えば、端末からの応答を地域毎や利用場所毎に集計することや、端末のキャリア毎や機種毎に集計することが容易に可能となる。
本発明によれば、全ての通信負荷を処理可能な高性能の集中処理装置を用意することなく、前記通信サーバの処理負荷を軽減することができる。
本発明の骨子は、ネットワークからアクセス可能な通信サーバに情報を保持して双方向サービスを提供する放送通信連携システムにおいて、放送局は、前記通信サーバとして同一の情報を保持する複数の通信サーバを互いに異なる接続先情報を割り当てて用意し、端末が接続する通信サーバを複数の通信サーバに分散させて各通信サーバの通信負荷を軽減することである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る放送通信連携システムの全体構成図である。図2は、図1に示すデジタル放送受信機(DTV受信機)の構成例を示すブロック図である。図1において、デジタル放送を行う放送局101は、同一内容の情報を保持する複数の通信サーバ102をインターネット103からアクセス可能に備えている。複数の通信サーバ102は、互いに異なる接続先情報を有している。
放送局101は、放送する番組の関連情報を複数の通信サーバ102にそれぞれ格納して置き、番組に関する映像、音声、データ、字幕/文字スーパ等に加えて、複数の通信サーバ102それぞれの接続先情報と接続先選択処理プログラムとを多重化してテレビ電波に載せて放送する。なお、接続先選択処理プログラムは、複数の接続先から1つの接続先を選択する処理プログラムである。
端末であるデジタル放送受信機(DTV受信機)104は、例えば図2に示すように、通常のアナログ受像機が備えるような映像、音声の処理機能に加えて、デジタルデータの処理機能とネットワーク接続機能とを有している。
図2において、テレビ受信アンテナ201にて受信されたテレビ無線信号は、受信ブロック202にて復調され、デジタルベースバンド信号となって多重分離部203に入力する。多重分離部203では、入力するデジタルベースバンド信号から、音声データ信号と映像データ信号と放送データ信号とを分離して取り出し、音声データ信号は音声処理ブロック204に与え、映像データ信号は映像処理ブロック205に与え、放送データ信号はデータ処理ブロック206に与える。データ処理ブロック206には、ネットワーク接続機能部(通信制御ブロック207、通信データ解釈ブロック208)が接続されている。
音声処理ブロック204では、受け取った音声データ信号によってスピーカ209を鳴動させ、音響を出力させる。映像処理ブロック205では、受け取った映像データ信号によって映像を表示部210に描画する。
データ処理ブロック206は、データ解釈ブロック211、接続先情報抽出ブロック212、プログラム抽出ブロック213、プログラム実行ブロック214などを備え、プログラム実行ブロック214には、ユーザ入力ブロック215が接続されている。また、プログラム実行ブロック214には、端末情報管理部216が必要に応じて接続される。
なお、端末情報管理部216では、例えば、GPS(地球測位システム)等に基づく位置情報や、通信キャリアを識別するキャリアID、端末機種IDなど、端末であるデジタル放送受信機(DTV受信機)104が持つ各種の端末情報を保持管理している。
データ解釈ブロック211では、多重分離部203から入力する放送データ信号の各データ領域を判断し、字幕/文字スーパ等の映像関連データ領域のデータは表示部210に与え、複数の接続先情報領域のデータは接続先情報抽出ブロック212に与え、接続先決定プログラム領域のデータはプログラム抽出ブロック213に与える。
接続先情報抽出ブロック212では、複数の接続先情報領域のデータから複数の接続先情報をそれぞれ取り出し、プログラム実行ブロック214に与える。プログラム抽出ブロック213は、接続先決定プログラム領域のデータから処理プログラムを取り出し、プログラム実行ブロック214に与える。
プログラム実行ブロック214では、プログラム抽出ブロック213から取得した処理プログラムを実行して接続先情報抽出ブロック212から入力する複数の接続先情報の中から1つの接続先を選択する。この先の選択は、ユーザ入力ブロック215からの入力情報と端末情報管理部216からの端末情報の何れかに基づき行われる。
プログラム実行ブロック214が選択した1つの接続先情報は、通信制御ブロック207に与えられる。通信制御ブロック207では、インターネット103に接続される複数の通信サーバ102の中でプログラム実行ブロック214が選択した接続先情報を持つ通信サーバと接続しその通信を制御する。その選択された通信サーバが送信する番組関連情報は、インターネット103、通信制御ブロック207を介して通信データ解釈ブロック208に入力する。
通信データ解釈ブロック208は、受信した番組関連情報の内容を解析して表示部210やプログラム実行ブロック214に送る。表示部210に表示された番組関連情報を見た視聴者がユーザ入力ブロック215を用いてプログラム実行ブロック214に指示を与えると、プログラム実行ブロック214は視聴者の指示に従った処理を行い、その処理内容(ユーザ情報)を通信データ解釈ブロック208に与える。通信データ解釈ブロック208は、プログラム実行ブロック214から受け取ったユーザ情報を通信制御ブロック207に与え、現在接続している通信サーバに送信させる。
要するに、図1において、DTV受信機104は、受信した処理プログラムを実行することで、受信した複数の接続先情報から1つの接続先を選択し、その選択した1つの接続先に対して接続する。これによって、DTV受信機104が接続する通信サーバは、複数の通信サーバに分散されるので、各通信サーバの処理負荷は軽減される。
このとき、DTV受信機104では、上記したように、複数の接続先情報から1つの接続先を、ユーザ入力ブロック215からの入力情報を用いて選択する場合と、端末情報管理部216からの端末情報を用いて選択する場合との何れかで行うことができる。それらの事例の具体例が実施の形態2〜5に示されている。
ユーザ入力ブロック215からの入力情報を用いて選択する場合は、例えば、通信サーバでは、端末(DTV受信機104)からの応答を用いて端末利用者の個人プロファイルに基づき集計することができ、端末利用者では、通信サーバにおける異なるコンテンツへのアクセスが可能となる。
また、端末情報管理部216からの端末情報をパラメータとして用いて選択する場合には、例えば、端末(DTV受信機104)からの応答を地域毎や利用場所毎に集計する(実施の形態4)、端末(DTV受信機104)のキャリア毎や機種毎に集計する(実施の形態5)ことが容易に可能となる。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、図1、図3、図4を参照して、全国放送における番組関連情報の提供への適用例について説明する。図3は、本発明の実施の形態2に係る放送通信連携システムの要部構成を示すブロック図である。図4は、図3に示すデジタル放送受信機(DTV受信機)の動作を説明するフローチャートである。
図3では、図1に示したDTV受信機104と、インターネット103に接続される複数の通信サーバ301、302、303とが示されている。
全国放送を行う放送局101は、予め予想される番組の視聴者数に応じて、それら視聴者からの要求を処理できる台数分の通信サーバ301、302、303を用意する。そして、放送局101は、これら通信サーバ301、302、303に、同一の番組関連詳細情報305を格納するようにする。
放送局101は、放送番組とともに、簡易な番組関連情報、複数の通信サーバ301、302、303の接続先情報、複数のサーバ接続先から1つを選択する接続先選択処理プログラム(スクリプト)を多重化してテレビ電波に載せて放送する。なお、接続先選択処理プログラムは、複数の接続先情報からランダムに1つの接続先を選択するアルゴリズムを有している。
端末(DTV受信機104)では、図4において、データ解釈ブロック211にて多重分離部203からの放送データを解析する(ステップST401)。これによって、表示部210に、放送番組とともに、簡易な番組関連情報が表示される。並行して、接続先情報抽出ブロック212にて複数の接続先情報がそれぞれ抽出される(ステップST402)。また、プログラム抽出ブロック213にて接続先選択処理プログラムが抽出される(ステップST403)。
プログラム実行ブロック214では、ユーザ入力ブロック215から、より詳細な番組関連情報の取得要求が入力すると、接続先選択処理プログラムを実行し、複数の接続先情報に中から1つをランダムに特定する(ステップST404)。これによって、その特定した通信サーバに対し、より詳細な番組関連情報の取得要求が送信され、その特定した通信サーバから送られてくる番組関連詳細情報が表示部210に表示される(ステップST405)。
このように、本発明に係る放送通信連携システムを全国放送における番組関連情報の提供に用いた場合には、端末(DTV受信機)からの詳細情報の問い合わせが複数の通信サーバに分散して行われ、サーバ1台あたりの負荷が軽減されるので、各通信サーバでは、ユーザからの問い合わせに対して、短時間内に応答を返すことができ、ユーザの使い勝手が向上する。また、各通信サーバでは、異なるコンテンツへのアクセスにも容易に対応することが可能になる。
(実施の形態3)
本実施の形態3では、図1、図5、図6を参照して、視聴者参加型番組における回答結果の集計への適用例について説明する。なお、図5は、本発明の実施の形態3に係る放送通信連携システムの要部構成を示すブロック図である。図6は、図5に示すデジタル放送受信機(DTV受信機)の動作を説明するフローチャートである。
図5では、図1に示したDTV受信機104と、インターネット103に接続される複数の通信サーバ501、502、503とが示されている。なお、DTV受信機104では、図2に示した構成において端末情報管理部216を省いた構成になっている。
視聴者参加型番組として、例えば、視聴者がクイズに回答して得点を競うような番組を放送する場合、放送局101は、予め予想される番組の視聴者数を、性別、年代等の個人プロファイル毎に予想し、プロファイル毎の参加者からの要求を処理できる台数分だけの通信サーバ501、502、503を用意する。例えば、「20代男」向け用の通信サーバ501、「20代女」向け用の通信サーバ502、「×代×」向け用の通信サーバ503と個人プロファイル毎に各種用意する。
そして、放送局101では、これらの通信サーバ501、502、503に、受信したユーザからの回答フォーマットに基づきクイズの得点を判定し、その結果をユーザに対して返送する機能や、収集したクイズ結果を集計し、平均値算出等の統計処理を行う機能などを用意する。
放送局101は、放送番組とともに、回答フォーマット、回答フォーマットを送信する複数の通信サーバの接続先情報、複数の接続先から1つを選択する接続選択処理プログラム(スクリプト)を多重化してテレビ電波に載せて放送する。
端末(DTV受信機104)では、図6において、データ解釈ブロック211にて多重分離部203からの放送データを解析し回答フォーマットを取得する(ステップST601)。これによって、表示部210に、クイズ番組の回答フォーマットが表示され、視聴者にクイズへの回答を促す。並行して、接続先情報抽出ブロック212にて複数の接続先情報がそれぞれ抽出される(ステップST602)。また、プログラム抽出ブロック213にて接続先選択処理プログラムが抽出される(ステップST603)。
プログラム実行ブロック214では、複数の接続先情報を入力として接続先選択処理プログラムを実行する(ステップST604)。その実行過程で接続先選択処理プログラムではユーザ入力ブロック215に対して、ユーザの性別、年代等の情報入力を促す(ステップST605)。
プログラム実行ブロック214では、ユーザ入力ブロック215からユーザの性別、年代等の情報を取得すると、それに基づき接続先選択処理プログラムを実行し、複数の接続先情報の中から回答フォーマット送信先の接続先サーバを特定する(ステップST606)。
表示部210に表示された回答フォーマットにユーザが入力し、回答ボタンを押下すると、接続先選択処理プログラムが特定した接続先サーバに回答フォーマットが送信される(ステップST607)。
各通信サーバは、回答フォーマットに基づき参加者のクイズ結果を判定するとともに、その結果をユーザに対して返送する。また、各通信サーバは、収集したクイズ結果を集計し、平均値算出等の統計処理を行う。全ての参加者の結果をまとめる全国集計サーバは、プロファイル毎の集計値を持つ各通信サーバからデータを集めて、全国規模のデータ集計を行う。
このように、本発明に係る放送通信連携システムを視聴者参加型番組における回答結果の集計に用いた場合には、複数の通信サーバが個人プロファイル毎に分担して処理するので、ユーザのプロファイルに基づく統計処理を効率的に実行することができる。
(実施の形態4)
本実施の形態4では、図1、図7、図8を参照して、全国放送における各局ごとのアンケート集計への適用例について説明する。なお、図7は、本発明の実施の形態4に係る放送通信連携システムの要部構成を示すブロック図である。図8は、図7に示すデジタル放送受信機(DTV受信機)の動作を説明するフローチャートである。
図7では、図1に示したDTV受信機104とインターネット103に接続される複数の通信サーバ701、702、703が示されている。なお、DTV受信機104では、図2に示した端末情報管理部216も用いる構成になっている。
キー局と複数の地方局とが同一の番組を放送する全国放送において、キー局及び地方局の各放送局101は、それぞれ、視聴者からのアンケートフォーマットを受信し集計する通信サーバを用意する。図7では、局1用の通信サーバ701、局2用の通信サーバ702、局3用の通信サーバ703をそれぞれ設ける例が示されている。
キー局及び地方局の各放送局101は、放送番組とともに、アンケートフォーマット、アンケートフォーマット送信先である複数の通信サーバの接続先情報、複数の接続先から1つを選択する接続選択処理プログラム(スクリプト)を多重化してテレビ電波に載せて放送する。
端末(DTV受信機104)では、図8において、データ解釈ブロック211にて多重分離部からの放送データを解析し、アンケートフォーマットを取得する(ステップST801)。これによって、表示部210に、アンケートフォーマットが表示され、視聴者にアンケートへの回答を促す。並行して、接続先情報抽出ブロック212にて複数の接続先情報がそれぞれ抽出される(ステップST802)。また、プログラム抽出ブロック213にて接続先選択処理プログラムが抽出される(ステップST803)。さらに、端末情報管理部216にて現在の端末位置情報が取得される(ステップST804)。
プログラム実行ブロック214では、複数の接続先情報及び現在位置情報を入力として接続先選択処理プログラムを実行し、現在視聴中の放送局の接続先サーバを特定する(ステップST805)。表示部210に表示されているアンケートフォーマットにユーザが入力し、回答ボタンを押下すると、接続先選択処理プログラムが特定した接続先サーバにアンケートフォーマットが送信される(ステップST806)。各放送局の通信サーバでは、受信したアンケートを集計し、番組に対する評価等を行う。
このように、本発明に係る放送通信連携システムを全国放送における各局毎のアンケート集計に用いた場合には、端末からのアンケートの送信は、複数の通信サーバ中の1つに対して行われるので、各放送局では独自にアンケート結果の集計を行うことができる。
(実施の形態5)
本実施の形態5では、図1、図9、図10を参照して、端末機種毎に異なる内容を持つアンケートの実施への適用例について説明する。なお、図9は、本発明の実施の形態5に係る放送通信連携システムの要部構成を示すブロック図である。図10は、図9に示すデジタル放送受信機(DTV受信機)の動作を説明するフローチャートである。
図9では、図1に示したDTV受信機104とインターネット103に接続される複数の通信サーバ901、902、903が示されている。なお、DTV受信機104では、図2に示した端末情報管理部216も用いる構成になっている。
放送局101は、端末(DTV受信機104)の機種毎に異なるアンケートを実施するため、通信キャリアの数だけの通信サーバを用意する。そして、各通信サーバにその通信キャリアに対応した機種IDを持つ端末用のアンケートフォーマットを格納して置く。このアンケートフォーマットは、機種毎に異なっている。
図9では、通信サーバ901は通信キャリアA用、通信サーバ902は通信キャリアB用、通信サーバ903は通信キャリアC用であるとしている。そして、通信サーバ901には端末1用のアンケートフォーマット905が格納され、通信サーバ902には端末2用のアンケートフォーマット906が格納され、通信サーバ903には端末3のアンケートフォーマット907が格納されるとしている。
放送局101は、放送番組とともに、アンケートフォーマット取得先である複数の通信サーバの接続先情報、複数のサーバ接続先から1つを選択する接続先選択処理プログラム(スクリプト)を多重化してテレビ電波に載せて放送する。
端末(DTV受信機104)では、図10において、データ解釈ブロック211にて多重分離部203からの放送データを解析する(ステップST1001)。これによって、表示部210には、アンケートフォーマットの取得要求を促す表示が行われる。並行して、接続先情報抽出ブロック212にて複数の接続先情報がそれぞれ抽出される(ステップST1002)。またプログラム抽出ブロック213にて接続先選択処理プログラムが抽出される(ステップST1003)。さらに、端末情報管理部216にて端末の機種IDが取得される(ステップST1004)。
プログラム実行ブロック214では、ユーザ入力ブロック215からのアンケートフォーマット取得要求を受けて端末情報管理部214から端末の機種IDを取得し、それと複数の接続先情報とを入力として接続先選択処理プログラムを実行し、アンケートフォーマット取得先の接続先サーバを特定する(ステップST1005)。これによって、接続先選択処理プログラムが特定した接続先サーバからアンケートフォーマットが取得され、表示部210に表示される(ステップST1006)。これによって、機種毎の端末では、機種毎のアンケートに対する回答を行うことができるようになる。
このように、本発明に係る放送通信連携システムを端末機種毎に異なる内容を持つアンケートの実施に用いた場合には、機種の異なる端末が必要とするアンケートフォーマットの取得先を複数の通信サーバに分担させることができるので、通信サーバの処理負荷を増大させることなく、機種毎に異なるアンケートを実施することができる。
本発明は、ネットワークからアクセス可能な通信サーバに放送番組の関連情報を保持して双方向サービスを提供する放送通信連携システムにおいて、通信サーバの通信負荷を軽減するのに好適である。
本発明の実施の形態1に係る放送通信連携システムの全体構成図 図1に示すデジタル放送受信機(DTV受信機)の構成例を示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る放送通信連携システムの要部構成を示すブロック図 図3に示すデジタル放送受信機(DTV受信機)の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態3に係る放送通信連携システムの要部構成を示すブロック図 図5に示すデジタル放送受信機(DTV受信機)の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態4に係る放送通信連携システムの要部構成を示すブロック図 図7に示すデジタル放送受信機(DTV受信機)の動作を説明するフローチャート 本発明の実施の形態5に係る放送通信連携システムの要部構成を示すブロック図 図9に示すデジタル放送受信機(DTV受信機)の動作を説明するフローチャート 従来の放送通信連携システムの全体構成図
符号の説明
101 放送局
102、301〜303、501〜503、701〜703、901〜903 通信サーバ
103 インターネット(ネットワーク)
104 デジタル放送受信機(DTV受信機)
201 テレビ受信アンテナ
202 受信ブロック
203 多重分離部
204 音声処理ブロック
205 映像処理ブロック
206 データ処理ブロック
207 通信制御ブロック
208 通信データ解釈ブロック
211 データ解釈ブロック
212 接続先情報抽出ブロック
213 プログラム抽出ブロック
214 プログラム実行ブロック
215 ユーザ入力ブロック
216 端末情報管理部

Claims (3)

  1. 放送波中にネットワーク経由でアクセス可能な情報への接続先情報を挿入することにより双方向サービスを提供する放送通信連携システムにおいて、放送局は、前記通信サーバとして同一の情報を保持し互いに異なる接続先情報を有する複数の通信サーバを用意し、放送するデジタル放送波中に、複数の接続先情報と複数の接続先から1つの接続先を選択する処理プログラムとを挿入する機構を具備し、端末は、受信した前記デジタル放送波から前記複数の接続先情報と前記処理プログラムとを取り出す取得手段と、取り出した前記処理プログラムを実行させて前記複数の接続先から1つの接続先を選択する選択手段と、選択した接続先の通信サーバに前記ネットワークを介して接続して通信する接続手段と、を具備することを特徴とする放送通信連携システム。
  2. 端末における前記選択手段では、ユーザからの入力情報に基づき前記処理プログラムが前記複数の接続先から1つの接続先を選択することを特徴とする請求項1記載の放送通信連携システム。
  3. 端末における前記選択手段では、ユーザからの要求を受けて当該端末の位置情報を取り込み、前記処理プログラムが当該位置情報に基づき前記複数の接続先から1つの接続先を選択することを特徴とする請求項1記載の放送通信連携システム。
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