JPH11296534A - 情報提供装置 - Google Patents

情報提供装置

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Publication number
JPH11296534A
JPH11296534A JP10096392A JP9639298A JPH11296534A JP H11296534 A JPH11296534 A JP H11296534A JP 10096392 A JP10096392 A JP 10096392A JP 9639298 A JP9639298 A JP 9639298A JP H11296534 A JPH11296534 A JP H11296534A
Authority
JP
Japan
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broadcast
providing apparatus
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Withdrawn
Application number
JP10096392A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hatano
野 浩 司 幡
Ryuji Yasukochi
河 内 龍 二 安
Akio Uesugi
杉 明 夫 上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10096392A priority Critical patent/JPH11296534A/ja
Publication of JPH11296534A publication Critical patent/JPH11296534A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送系/通信系/蓄積系それぞれから得られ
る情報を、アプリケーションまたはユーザが意識しなく
ても入手できる情報提供装置を提供する。 【解決手段】 放送を受信する放送受信手段と、放送受
信動作信を制御する放送系制御手段と、情報を記憶媒体
に蓄積する蓄積手段と、蓄積手段の情報蓄積を制御する
蓄積系制御手段と、通信網との情報の送受を行う通信手
段と、通信手段の通信動作を制御する通信系制御手段
と、放送系制御手段、蓄積系制御手段および通信系制御
手段の動作を制御する情報入手制御手段を有する情報提
供装置である。情報の要求に対して情報入手制御手段が
情報の存在場所を判断して放送系、蓄積系、通信系の何
れかの制御手段から適切な情報を入手して提示し、情報
を要求する側において要求する情報が放送系、蓄積系、
通信系のどれから得られるものであるかを意識する必要
をなくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は放送映像を含むマル
チメディア情報をユーザに提供する端末機としての情報
提供装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、放送される情報と通信回線から得
られる情報および/または既に蓄積されている情報を組
み合わせて提供する情報提供装置としては、特開平2−
230360号公報に開示されている。上記公報に記載
された情報提供装置の構成を図12に示す。以下、従来
技術の説明を図12を用いて行う。図12において制御
装置1107は通信系または放送系から通信メディア装
置1106を経て得た情報をパッケージ系メディア11
04から得た情報と組み合わせて出力装置1002に表
示してユーザに提供する。
【0003】以上に述べたもの以外にも特公平6−38
87号にあるラジオ放送と静止画伝送を組み合わせたも
の、特開平7−298153号にあるテレビ映像と蓄積
したファクシミリ画像とを組み合わせたものが従来技術
としてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術においては、第1に、放送系/通信系/蓄積系それぞ
れから得られる情報は互いに関連付けられて提示されて
はいるものの情報を要求する際にはどのメディアにある
情報であるかをアプリケーションまたはユーザが意識し
ながら互いに異なった方法で要求指示する必要があり、
使い勝手が悪く、なおかつシステムに情報経路を追加し
た場合の拡張性に乏しかった。
【0005】第2に、一定時刻にのみ放送される映像を
中心とした放送番組を入手・提示するためには放送系か
ら入手することをユーザがあらかじめ指示しておく必要
があり、他のメディアから得られる情報とは別に特殊な
扱いをしなければならずしばしばユーザの混乱を招いて
いた。
【0006】第3に、放送系および/または通信系から
入手する情報のうち、どの情報を蓄積媒体に蓄積してお
くべきかを情報ごとまたは情報のカテゴリごとにユーザ
が個別に指示する必要があり、ユーザの手間がかかって
いた。
【0007】第4に、ユーザの興味に合う情報が含まれ
るコンテンツ、たとえば将来放送される有料番組や店頭
発売中パッケージコンテンツを購入することをユーザに
提案するためには、第1、第2、第3の課題を解決する
ための手段に加えて新規の手段を組み込む必要がありコ
スト面で不利であった。
【0008】第5に、通信系および/または放送系から
入手した情報を蓄積する際に、ユーザにとって必要な情
報のみを蓄積する手段が提供されておらず、情報の蓄積
コストが増大するという問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は第1に放送を受信する放送受信手段と、放
送受信手段での受信を制御する放送系制御手段と、情報
を記憶媒体に蓄積する蓄積手段と、蓄積手段での情報の
蓄積を制御する蓄積系制御手段と、放送系制御手段およ
び蓄積系制御手段両者の動作を制御する情報入手制御手
段を有し、情報の要求に対して情報入手制御手段が情報
の存在場所を判断して蓄積系制御手段および/または放
送系制御手段を制御することによって蓄積手段および/
または放送受信手段から適切な情報を入手して提示する
としたものである。これにより、情報を要求する側にお
いて要求する情報が放送系から得られるものであるか蓄
積系から得られるものであるかを意識する必要がないと
いう効果を奏するものである。
【0010】また、第2に、放送受信手段で受信する放
送に含まれるかあるいは蓄積手段で蓄積した情報1に関
連するかまたは将来提示を要求されることが予測できる
情報2の入手を情報入手制御手段が制御し、放送受信手
段および/または蓄積手段から情報2を入手して提示す
るとしたものである。これにより、必要な情報の入手を
自動的に行うことができ、ユーザの手間を省くことがで
きるという効果を奏するものである。
【0011】また、第3に、第2の形態において情報入
手制御手段が自動的に入手できないと判断した情報につ
いては入手するようユーザに提案するとしたものであ
る。これにより、新たな手段を増設することなしにコン
テンツの購入をユーザに提案する機能を実現できるとい
う効果を奏するものである。
【0012】また、第4に、通信網との情報のやりとり
を行う通信手段および/または放送受信手段から入手し
た情報を蓄積手段に蓄積する際にあらかじめ編集処理を
行って蓄積するとしたものである。これにより、ユーザ
にとって必要な情報のみを蓄積することができ、蓄積コ
ストを抑えることができるという効果を奏するものであ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、情報提供装置として、少なくとも放送を受信する放
送受信手段と、放送受信手段での受信を制御する放送系
制御手段と、情報を記憶媒体に蓄積する蓄積手段と、蓄
積手段での情報の蓄積を制御する蓄積系制御手段と、放
送系制御手段および蓄積系制御手段両者の動作を制御す
る情報入手制御手段とを備え、情報の要求に対して情報
入手制御手段が情報の存在場所を判断して蓄積系制御手
段および/または放送系制御手段を制御し、蓄積手段お
よび/または放送受信手段から適切な情報を入手して提
示するようにしたものであり、情報を要求する側におい
て要求する情報が放送系から得られるものであるか蓄積
系から得られるものであるかを意識する必要がないとい
う作用を有する。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の情報提供装置において、放送受信手段で受信す
る放送に含まれるかあるいは蓄積手段で蓄積した情報1
に関連する情報2の入手を情報入手制御手段が制御し、
放送受信手段および/または蓄積手段から情報2を入手
して提示するようにしたものであり、情報の選別が容易
に行なえるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1記載の情報提供装置において、放送受信手段で受信す
る放送に含まれる情報のうち将来において提示を要求さ
れるであろう情報を情報入手制御手段が判断してあらか
じめ蓄積手段で蓄積しておき、必要に応じて提示するよ
うにしたものであり、必要な情報の入手を自動的に行う
ことができ、ユーザの手間を省くことができるという作
用を有する。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3記載の情報提供装置において、情報の提示を要求され
る確率を考慮して放送に含まれる情報または情報の一部
を蓄積するかどうかを決定するようにしたものであり、
確率的にみて必要性の高い情報の選別がされ、その入手
を自動的に行うことができ、ユーザの手間を省くことが
できるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
3記載の情報提供装置において、情報の価値を考慮して
放送に含まれる情報または情報の一部を蓄積するかどう
かを決定するようにしたものであり、情報の価値からみ
て有用性の高い情報の選別がされ、その入手を自動的に
行うことができ、ユーザの手間を省くことができるとい
う作用を有する。
【0018】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
3記載の情報提供装置において、情報の受信のためのコ
ストを考慮して放送に含まれる情報または情報の一部を
受信し蓄積するかどうかを決定するようにしたものであ
り、価格の安い情報の選別がされ、その入手を自動的に
行うことができ、ユーザの手間を省くことができるとと
もにコストダウンが図れるという作用を有する。
【0019】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
3記載の情報提供装置において、情報の蓄積のためのコ
ストを考慮して放送に含まれる情報または情報の一部を
蓄積するかどうかを決定するようにしたものであり、価
格の安い情報の選別がされ、その入手を自動的に行うこ
とができ、ユーザの手間を省くことができるとともにコ
ストダウンが図れるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
3記載の情報提供装置において、情報の入手に要する時
間を考慮して放送に含まれる情報または情報の一部を蓄
積するかどうかを決定するようにしたものであり、情報
の入手を迅速にことができ、時間の有効利用が図れると
いう作用を有する。
【0021】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
1記載の情報提供装置において、放送受信手段で受信し
た放送に含まれる情報のうち蓄積手段で以前に蓄積した
情報1に関連する情報2を蓄積手段で自動的に蓄積し、
情報1に関連する情報の要求に応じて蓄積した情報2を
提示するようにしたものであり、新たな手段を増設する
ことなしにコンテンツの入手をユーザに提案する機能を
実現できるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項9記載の情報提供装置において、情報の提示を要求さ
れる確率を考慮して放送に含まれる情報または情報の一
部を蓄積するかどうかを決定するようにしたものであ
り、確率的にみて必要性の高い情報の選別がされ、その
入手を自動的に行うことができ、ユーザの手間を省くこ
とができるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項11に記載の発明は、請求
項9記載の情報提供装置において、情報の価値を考慮し
て放送に含まれる情報または情報の一部を蓄積するかど
うかを決定するようにしたものであり、情報の価値から
みて有用性の高い情報の選別がされ、その入手を自動的
に行うことができ、ユーザの手間を省くことができると
いう作用を有する。
【0024】本発明の請求項12に記載の発明は、請求
項9記載の情報提供装置において、情報の受信のための
コストを考慮して放送に含まれる情報または情報の一部
を蓄積するかどうかを決定するようにしたものであり、
価格の安い情報の選別がされ、その入手を自動的に行う
ことができ、ユーザの手間を省くことができるという作
用を有する。
【0025】本発明の請求項13に記載の発明は、請求
項9記載の情報提供装置において、情報の蓄積のための
コストを考慮して放送に含まれる情報または情報の一部
を蓄積するかどうかを決定するようにしたものであり、
価格の安い情報の選別がされ、その入手を自動的に行う
ことができ、ユーザの手間を省くことができるという作
用を有する。
【0026】本発明の請求項14に記載の発明は、請求
項9記載の情報提供装置において、情報の入手に要する
時間を考慮して放送に含まれる情報または情報の一部を
蓄積するかどうかを決定するようにしたものであり、情
報の入手を迅速にことができ、時間の有効利用が図れる
という作用を有する。
【0027】本発明の請求項15に記載の発明は、請求
項1記載の情報提供装置において、通信網との情報のや
りとりを行う通信手段と、通信手段の動作を制御する通
信系制御手段とをさらに有し、情報の要求に対して情報
入手制御手段が情報の存在場所を判断して蓄積系制御手
段および/または放送系制御手段および/または通信系
制御手段を制御することによって蓄積手段および/また
は放送受信手段および/または通信手段から適切な情報
を入手して提示するようにしたものであり、情報を要求
する側において要求する情報が放送系から得られるもの
であるか蓄積系から得られるものであるかを意識する必
要がないのに加え、新たな手段を増設することなしにコ
ンテンツの購入をユーザに提案する機能を実現できると
いう作用を有する。
【0028】本発明の請求項16に記載の発明は、請求
項15記載の情報提供装置において、放送受信手段で受
信する放送に含まれるかあるいは蓄積手段で蓄積したか
あるいは通信手段で入手する情報1に関連する情報2の
入手を情報入手制御手段が制御し、放送受信手段および
/または蓄積手段および/または通信手段から情報2を
入手して提示するようにしたものであり、情報の選別が
容易に行なえるという作用を有する。
【0029】本発明の請求項17に記載の発明は、請求
項15記載の情報提供装置において、放送受信手段で受
信する放送に含まれる情報および/または通信手段で入
手する情報のうち将来において提示が要求されるであろ
う情報を情報入手制御手段が判断してあらかじめ蓄積手
段で蓄積しておき、必要に応じて提示するようにしたも
のであり、ユーザの提示要求に対して迅速に情報を提示
するという作用を有する。
【0030】本発明の請求項18に記載の発明は、請求
項17記載の情報提供装置において、情報の提示を要求
される確率を考慮して放送に含まれる情報および/また
は通信手段で入手した情報またはその情報の一部を蓄積
するかどうかを決定するようにしたものであり、確率的
にみて必要性の高い情報の選別がされ、その入手を自動
的に行うことができ、ユーザの手間を省くことができる
という作用を有する。
【0031】本発明の請求項19に記載の発明は、請求
項17記載の情報提供装置において、情報の価値を考慮
して放送に含まれる情報および/または通信手段で入手
した情報またはその情報の一部を蓄積するかどうかを決
定するようにしたものであり、情報の価値からみて有用
性の高い情報の選別がされ、その入手を自動的に行うこ
とができ、ユーザの手間を省くことができるという作用
を有する。
【0032】本発明の請求項20に記載の発明は、請求
項17記載の情報提供装置において、情報の受信のため
のコストを考慮して放送に含まれる情報および/または
通信手段で入手した情報またはその情報の一部を蓄積す
るかどうかを決定するようにしたものであり、価格の安
い情報の選別がされ、その入手を自動的に行うことがで
き、ユーザの手間を省くことができるとともにコストダ
ウンが図れるという作用を有する。
【0033】本発明の請求項21に記載の発明は、請求
項17記載の情報提供装置において、情報の蓄積のため
のコストを考慮して放送に含まれる情報および/または
通信手段で入手した情報またはその情報の一部を蓄積す
るかどうかを決定するようにしたものであり、価格の安
い情報の選別がされ、その入手を自動的に行うことがで
き、ユーザの手間を省くことができるとともにコストダ
ウンが図れるという作用を有する。
【0034】本発明の請求項22に記載の発明は、請求
項17記載の情報提供装置において、情報の入手に要す
る時間を考慮して放送に含まれる情報および/または通
信手段で入手した情報またはその情報の一部を蓄積する
かどうかを決定するようにしたものであり、情報の入手
を迅速にことができ、時間の有効利用が図れるという作
用を有する。
【0035】本発明の請求項23に記載の発明は、請求
項15記載の情報提供装置において、放送受信手段で受
信した放送に含まれる情報および/または通信手段で入
手する情報のうち蓄積手段で以前に蓄積した情報1に関
連する情報2を蓄積手段で自動的に蓄積し、情報1に関
連する情報の要求に応じて蓄積した情報2を提示するよ
うにしたものであり、情報の選別が容易に行なえるとい
う作用を有する。
【0036】本発明の請求項24に記載の発明は、請求
項23記載の情報提供装置において、情報の提示を要求
される確率を考慮して放送に含まれる情報および/また
は通信手段で入手した情報またはその情報の一部を蓄積
するかどうかを決定するようにしたものであり、確率的
にみて必要性の高い情報の選別がされ、その入手を自動
的に行うことができ、ユーザの手間を省くことができる
という作用を有する。
【0037】本発明の請求項25に記載の発明は、請求
項23記載の情報提供装置において、情報の価値を考慮
して放送に含まれる情報および/または通信手段で入手
した情報またはその情報の一部を蓄積するかどうかを決
定するようにしたものであり、情報の価値からみて有用
性の高い情報の選別がされ、その入手を自動的に行うこ
とができ、ユーザの手間を省くことができるという作用
を有する。
【0038】本発明の請求項26に記載の発明は、請求
項23記載の情報提供装置において、情報の受信のため
のコストを考慮して放送に含まれる情報および/または
通信手段で入手した情報またはその情報の一部を蓄積す
るかどうかを決定するようにしたものであり、価格の安
い情報の選別がされ、その入手を自動的に行うことがで
き、ユーザの手間を省くことができるとともにコストダ
ウンが図れるという作用を有する。
【0039】本発明の請求項27に記載の発明は、請求
項23記載の情報提供装置において、情報の蓄積のため
のコストを考慮して放送に含まれる情報および/または
通信手段で入手した情報またはその情報の一部を蓄積す
るかどうかを決定するようにしたものであり、価格の安
い情報の選別がされ、その入手を自動的に行うことがで
き、ユーザの手間を省くことができるとともにコストダ
ウンが図れるという作用を有する。
【0040】本発明の請求項28に記載の発明は、請求
項23記載の情報提供装置において、情報の入手に要す
る時間を考慮して放送に含まれる情報および/または通
信手段で入手した情報またはその情報の一部を蓄積する
かどうかを決定するようにしたものであり、情報の入手
を迅速にことができ、時間の有効利用が図れるという作
用を有する。
【0041】本発明の請求項29に記載の発明は、請求
項1記載の情報提供装置において、将来において提示を
要求されると予測される情報をあらかじめ入手しておく
ようユーザに提案するようにしたものであり、将来の予
測に基づいて必要性の高い情報の選別がされ、その入手
を前もって行うことができ、ユーザの手間を省くことが
できるという作用を有する。
【0042】本発明の請求項30に記載の発明は、請求
項29記載の情報提供装置において、入手を提案する情
報が蓄積媒体に格納するようにしたものであり、個々の
ユーザにとって独自な予測に基づいて情報の選別が前も
って行なえるという作用を有する。
【0043】本発明の請求項31に記載の発明は、請求
項29記載の情報提供装置において、入手を提案する情
報が放送に含まれるようにしたものであり、要求予測を
放送で得ることによりユーザの手間が省けるという作用
を有する。
【0044】本発明の請求項32に記載の発明は、請求
項29記載の情報提供装置において、提示を要求される
情報2が、既に入手したかあるいは将来入手する情報1
に関連する情報であるようにしたものであり、情報の選
別が容易に行なえるという作用を有する。
【0045】本発明の請求項33に記載の発明は、請求
項32記載の情報提供装置において、入手を提案する情
報が蓄積媒体に格納されているようにしたものであり、
個々のユーザにとって独自な予測に基づいて情報の選別
が前もって行なえるという作用を有する。
【0046】本発明の請求項34に記載の発明は、請求
項32記載の情報提供装置において、入手を提案する情
報が放送に含まれるようにしたものであり、要求予測を
放送で得ることによりユーザの手間が省けるという作用
を有する。
【0047】本発明の請求項35に記載の発明は、請求
項3記載の情報提供装置において、情報の蓄積時にあら
かじめ編集処理を行って蓄積するようにしたものであ
り、ユーザにとって必要な情報のみを蓄積することがで
き、蓄積コストを抑えることができるという作用を有す
る。
【0048】本発明の請求項36に記載の発明は、請求
項9記載の情報提供装置において、情報の蓄積時にあら
かじめ編集処理を行って蓄積するようにしたものであ
り、ユーザにとって必要な情報のみを蓄積することがで
き、蓄積コストを抑えることができるという作用を有す
る。
【0049】本発明の請求項37に記載の発明は、請求
項17記載の情報提供装置において、情報の蓄積時にあ
らかじめ編集処理を行って蓄積するようにしたものであ
り、ユーザにとって必要な情報のみを蓄積することがで
き、蓄積コストを抑えることができるという作用を有す
る。
【0050】本発明の請求項38に記載の発明は、請求
項23記載の情報提供装置において、情報の蓄積時にあ
らかじめ編集処理を行って蓄積するようにしたものであ
り、ユーザにとって必要な情報のみを蓄積することがで
き、蓄積コストを抑えることができるという作用を有す
る。
【0051】本発明の請求項39に記載の発明は、請求
項15記載の情報提供装置において、将来において提示
を要求されると予測される情報をあらかじめ入手してお
くようユーザに提案するようにしたものであり、新たな
手段を増設することなしにコンテンツの購入をユーザに
提案する機能を実現できるという作用を有する。
【0052】本発明の請求項40に記載の発明は、請求
項3記載の情報提供装置において、情報に対するユーザ
の興味を考慮して放送に含まれる情報または情報の一部
を受信し蓄積するかどうかを決定するようにしたもので
あり、ユーザの興味に合った情報が集約されることによ
り情報の利用頻度或いは利用効率が増大するという作用
を有する。
【0053】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図11を用いて説明する。
【0054】(実施の形態1)図1は本発明における情
報提供装置の構成の一例を示すブロック図である。図1
においては、101は、インターネットなどのデータ通
信を行う通信網、102は通信網101と接続してデー
タ通信を行う通信手段、103は通信手段102の動作
を制御する通信系制御手段、104はハードディスクな
どの蓄積媒体、105はDVD−RAMなどの可搬性蓄
積媒体、106は蓄積媒体104、可搬性蓄積媒体10
5へのデータの書き込みとデータの読み出しを行う蓄積
手段、107は、蓄積手段106の動作を制御する蓄積
系制御手段、111は放送信号を受信するアンテナ11
0はアンテナ111を通して受信した放送信号を復号・
分離して必要なデータを取り出す放送受信手段、109
は、放送受信手段110の動作を制御する放送系制御手
段、112はユーザからの情報の要求に対して情報を提
示する情報提示手段、108は情報提示手段112から
の情報要求に対して、通信系制御手段103、蓄積系制
御手段107、放送系制御手段109を制御することに
より必要な情報を入手して情報提示手段112に渡す情
報入手制御手段である。
【0055】以上のように構成された情報提供装置につ
いて、以下その動作を説明する。まず、放送から受信す
ることのできる番組の情報をたとえばEPGの機能を用
いてアンテナ111、放送受信手段110を通して得る
ことができる。ここで得た情報はたとえば図2(a)の
番組放送テーブルに示す表の形で情報入手制御手段10
8が参照することができる。図2(a)において、「情
報ID」は、番組に含まれる各々の情報に一意に割り当
てられた識別子、「放送予定」は、放送が予定されてい
るチャンネル番号および放送時刻、「キーワード」は、
情報を選別することが可能なように個々の情報に付加さ
れたキーワードを表わす。
【0056】つぎに、放送受信手段110を経て入手し
た番組映像が蓄積系制御手段107、蓄積手段106を
経由して蓄積媒体104、105に蓄積されたとする。
この蓄積の際にはどの情報が蓄積媒体のどこに蓄積され
たかを記録しておく。この記録はたとえば図2(b)の
蓄積番組テーブルに示す形で情報入手制御手段108が
参照することができる。図2(b)において、「情報I
D」は図2(a)の「情報ID」と同じく、蓄積した番
組に含まれる各々の情報に一意に割り当てられた識別
子、「メディアID」は複数ある蓄積媒体を識別するた
めに一意に割り当てられた識別子、「ファイル名」は番
組を格納したファイルの蓄積媒体におけるファイルパス
を表わす。
【0057】このように情報が保持されている状態にお
いて情報提示手段112から情報入手手段108に対し
て情報a(1)が要求されたとする。このとき、情報入
手手段108は図2(a)番組放送テーブルと図2
(b)蓄積番組テーブルを参照して情報a(1)が入手
できる方法を判断する。この図2の例の場合には情報a
(1)は番組放送テーブル(a)に記載されているの
で、予定された時刻に図1における放送受信手段110
から入手することができることがわかる。そこで情報入
手手段108は図2(c)に示す録画セットリストに情
報a(1)を含む番組の録画をセットする。録画セット
リストはどの番組を録画しなくてはならないのかを記憶
しておくためのリストであり、これをもとに図1の放送
系制御手段109および蓄積系制御手段107を制御す
ることにより、アンテナ111を経て放送受信手段11
0で受信した番組映像を蓄積手段106を経て蓄積媒体
104および/または可搬性蓄積媒体105に記録する
ものである。図2(c)において、「情報ID」は録画
すべき番組に含まれる各々の情報に一意に割り当てられ
た識別子を表わす。これは図2(a)および図2(b)
に現れる「情報ID」と同じものである。また「録画予
定」は番組を録画する予定、すなわち放送を受信するチ
ャンネル番号および録画時刻を表わす。また、「記録メ
ディアID」は図2(b)の「メディアID」に相当
し、どの蓄積媒体に番組を記録するのかを表わす。「フ
ァイル名」は図2(b)の「ファイル名」に相当するも
ので、蓄積媒体上のどのファイルに保存するのかを表わ
す。
【0058】図2(c)の情報a(1)の録画予定時刻
になると、図1の放送系制御手段109が受信を開始す
るよう放送受信手段110を制御し、同時に、受信した
映像を蓄積媒体104および/または可搬性蓄積媒体1
05に蓄積するように蓄積系制御手段107が蓄積手段
106を制御し、番組映像が記録される。映像の記録の
最中あるいは記録の終了後に情報入手制御手段108が
蓄積した映像を情報提示手段112に渡すことにより、
情報a(1)をユーザに提示することができる。
【0059】また、同じ状態において情報a(2)が要
求されたとする。このとき、情報a(2)に関する情報
は図2(b)蓄積番組テーブルに記載されているので、
情報入手手段108はメディアID:62821037
7902の蓄積媒体上のファイル:/a/b/file
2に情報a(2)が既に蓄積されていることを知り、そ
のファイルの内容を蓄積手段106が提供するよう蓄積
系制御手段107に要求を出すことにより、情報a
(1)を情報提示手段112に提供し、ユーザに提示す
ることができる。
【0060】以上のように、本実施の形態では、放送を
受信する放送受信手段110と、放送受信手段110で
の受信を制御する放送系制御手段109と、情報を記憶
媒体104および/または可搬性蓄積媒体105に蓄積
する蓄積手段106と、蓄積手段106での情報の蓄積
を制御する蓄積系制御手段107と、放送系制御手段1
09および蓄積系制御手段107両者の動作を制御する
情報入手制御手段108を有し、情報の要求に対して情
報入手制御手段108が情報の存在場所を判断して蓄積
系制御手段107または放送系制御手段109を制御す
ることによって蓄積手段106または放送受信手段11
0から適切な情報を入手して提示することによって、情
報を要求する側において要求する情報が放送系から得ら
れるものであるか蓄積系から得られるものであるかを意
識する必要がないという効果を得ることができる。
【0061】なお、本実施例においては番組の情報はE
PGの機能を用いて得られるものとしたが、EPGによ
らなくてもよく、EPGではなくたとえばインターネッ
トからの情報を用いても同様の効果が得られる。また、
番組の情報を図2(a)番組放送テーブルの形で参照す
るとしたが、この表の形でなくとも番組の入手方法がわ
かるデータ形式であれば同様の効果が得られる。また、
蓄積された番組の情報を図2(b)蓄積番組テーブルの
形で参照するとしたが、この表の形でなくとも蓄積され
た情報がどこに格納されているかを知ることができるデ
ータ形式であれば同様の効果が得られる。また、録画を
しなくてはならない番組を図2(c)録画セットリスト
の形でセットするとしたが、このリストの形でなくとも
番組の録画予約ができる方法で情報をセットできるもの
であれば同様の効果が得られる。
【0062】(実施の形態2)図1のように構成された
情報提供装置について、以下本実施例における関連情報
あるいは将来入手が要求されると予測される情報の自動
入手について動作を説明する。まず、情報提示手段11
2がユーザの好みや興味を分析することにより、あるい
はユーザが情報選別のためのキーワードを入力すること
により種々のキーワードについてそのキーワードで記述
される内容を含む情報にユーザがどの程度の興味がある
か(興味度合)をたとえば図3(a)に示す表に整理・
記録しておくとする。ここでキーワードの欄に記述して
いる「attr」は属性名、「key」は属性値すなわ
ちキーワードとなる文字列である。興味度合「Pa」は
そのキーワードを含む情報がユーザから要求される確率
にほぼ相当すると仮定する。また、既に蓄積されている
情報については蓄積系制御手段107が図3(b)に示
す表の形でその情報に関連する情報を整理・保持してい
るものとする。ここで、「情報ID」は各々の情報を識
別するために各々の情報に割り当てられた識別子であ
る。「ヒット率」はその情報を蓄積するに際して、その
情報の検索時に検索キーワードがどの程度ヒットしたの
かを記録した値である。すなわち、蓄積されているその
情報がどれだけユーザの興味に合致した情報であるのか
を示す。
【0063】また、放送が予定されている番組の情報を
放送系制御手段109が図4(a)に示す表の形で保持
しているとする。ここで、「情報ID」は、放送に含ま
れる情報を識別するためのものである。「キーワード」
は、その情報を検索するために用いられるキーワード
(ここでは属性名と属性値のペア)である。「情報サイ
ズ」は、その情報の格納に必要な容量である。「入手に
要する時間」は、放送から得た情報を蓄積完了するのに
要する時間であり、一般的には現在時刻から放送終了時
刻までの時間に相当するものである。「価格」はたとえ
ば有料放送においてそれを試聴する際にユーザが支払わ
なければならない金額である。
【0064】また、通信系から入手できる情報に関する
情報は通信系制御手段103が図4(b)に示す表の形
で保持しているものとする。ここで、「情報ID」は、
データに含まれる情報を識別するためのものである。
「キーワード」は、その情報を検索するために用いられ
るキーワード(ここでは属性名と属性値のペア)であ
る。「情報サイズ」はその情報の格納に必要な容量であ
る。「入手完了に要する時間」は、通信系から得た情報
を蓄積完了するのに要する時間であり、一般的にはデー
タのダウンロード時間に相当するものである。「価格」
は、情報が有料である場合にその情報を入手するのに必
要な金額である。 以上に述べた表(図3(a)、図3
(b)、図4(a)、図4(b))を情報入手制御手段
108が参照できるときに、ある情報a(i)を自動録
画するかどうかを情報入手制御手段108が決定する方
式について述べる。
【0065】図5は自動録画の決定の処理手順のアルゴ
リズムを説明するフロー図である。以下、図5のフロー
チャートに沿って説明する。まず、自動録画の決定の処
理が開始されると(501)、情報a(i)のヒット率
Ha(i)をたとえば(式1)により計算する(50
2)。
【数1】 ・・・・(式1)
【0066】上記(式1)において、kはキーワードを
表わす。Γa(k,i)は放送予定番組表(図4
(a))において情報a(i)のキーワードにキーワー
ドkが含まれているときに1、そうでないときに0を値
とする関数である。Pa(k)は、情報要求確率(図3
(a))においてキーワードkについての興味度合を表
わす。Γc(k,j)は蓄積済情報リスト(図3
(b))においてキーワードkが情報c(j)の関連情
報キーワードに含まれていれば1、そうでないときに0
を値とする関数である。Hc(j)は情報c(j)のヒ
ット率である。すなわちHa(i)は、ユーザにとって
情報a(i)がどの程度興味があるのか、および、既に
蓄積されている情報に関連する情報としてa(i)が参
照されている場合にその情報がどれだけユーザの興味を
ひくのかを考慮した、「情報の価値」に相当するもので
ある。次に、情報a(i)の指数A(i)をたとえば
(式2)により計算する(503)。 A(i)=Ha(i)・Ta(i)/(Ca(i)・Sa(i)) ・・・・(式2)
【0067】上記(式2)において、Ha(i)は50
2で(式1)により計算したヒット率である。Ta
(i)は放送予定番組表(図4(a))の情報a(i)
の入手完了に要する時間を表わす。Ca(i)同表の情
報a(i)の価格を表わす。Sa(i)は同表の情報a
(i)の情報サイズを表わす。すなわちA(i)は、情
報を入手すべきかどうかの判断においてユーザにとって
の情報の価値およびその入手に要する時間および情報の
価格および蓄積に要するコストを考慮した指数であり、
「その情報を入手することによりユーザにとってどの程
度のメリットがあるか」を表わすものである。次に、指
数A(i)が一定のしきい値より大きいかどうかを調べ
る(504)。指数A(i)が一定のしきい値より大き
い場合には情報a(i)を入手することを決定し、番組
放送テーブル(図2(a))に基づいてその情報a
(i)を含む番組を録画するように録画セットリスト
(図2(c))にセットし、一連の自動録画の決定の処
理を終了する。
【0068】その後、録画セットリスト(図2(c))
にセットされた情報に基づいて、放送系制御手段109
は放送受信手段110を制御し、または蓄積系制御手段
107は蓄積手段106を制御することにより、番組に
含まれる情報を蓄積媒体104または可搬性蓄積媒体1
05に情報を蓄積し、同時に蓄積した情報の情報ID、
(式1)により算出したヒット率、およびその情報に関
連する関連情報のキーワードを蓄積済情報リスト(図3
(b))にセットする。こうして録画・蓄積した情報
は、情報提示手段112からの要求に対して情報入手制
御手段108が蓄積系制御手段107に指示を与え、蓄
積手段106を制御することにより、蓄積媒体104ま
たは可搬性蓄積媒体105から読み込むことによりユー
ザに提示する。なお、処理ステップ504において指数
A(i)が一定のしきい値より大きくない場合には、情
報a(i)を含む番組を録画するように録画セットリス
ト(図2(c))にセットすることなく自動録画の決定
の処理を終了する。この場合は、録画セットリスト(図
2(c))に情報a(i)を含む番組を録画するべきセ
ットがなされていないから、番組に含まれる情報を蓄積
媒体104または可搬性蓄積媒体105に情報を蓄積す
る動作は実行されない。
【0069】以上は放送系からの情報の自動入手につい
ての説明であった。次に、通信系について、ある情報b
(i)を自動的にダウンロードするかどうかを情報入手
制御手段108が決定する方式について述べる。図6は
自動ダウンロードの決定の処理手順のアルゴリズムを説
明するフロー図である。以下、図6のフローチャートに
沿って説明する。まず、自動ダウンロードの決定の処理
が開始されると(507)、情報b(i)のヒット率H
b(i)をたとえば(式3)により計算する(50
8)。
【数2】 ・・・・(式3)
【0070】上記(式3)において、kはキーワードを
表わす。Γb(k,i)は入手可能データ表(図4
(b))において情報b(i)のキーワードにキーワー
ドkが含まれているときに1、そうでないときに0を値
とする関数である。Pa(k)は、情報要求確率(図3
(a))においてキーワードkについての興味度合を表
わす。Γc(k,j)は蓄積済情報リスト(図3
(b))においてキーワードkが情報c(j)の関連情
報キーワードに含まれていれば1、そうでないときに0
を値とする関数である。Hc(j)は情報c(j)のヒ
ット率である。すなわちHb(i)は、ユーザにとって
情報b(i)がどの程度興味があるのか、および、既に
蓄積されている情報に関連する情報としてb(i)が参
照されている場合にその情報がどれだけユーザの興味を
ひくのかを考慮した、「情報の価値」に相当するもので
ある。次に、情報b(i)の指数B(i)をたとえば
(式4)により計算する(509)。 B(i)=Hb(i)・Tb(i)/(Cb(i)・Sb(i)) ・・・・(式4)
【0071】上記(式4)において、Hb(i)は50
8で(式3)により計算したヒット率である。Tb
(i)は入手可能データ表(図4(b))の情報b
(i)の入手完了に要する時間を表わす。Cb(i)同
表の情報b(i)の価格を表わす。Sb(i)は同表の
情報b(i)の情報サイズを表わす。すなわちB(i)
は、情報を入手すべきかどうかの判断においてユーザに
とっての情報の価値およびその入手に要する時間および
情報の価格および蓄積に要するコストを考慮した指数で
あり、「その情報を入手することによりユーザにとって
どの程度のメリットがあるか」を表わすものである。次
に、指数B(i)が一定のしきい値より大きいかどうか
を調べる(509)。指数B(i)が一定のしきい値よ
り大きい場合には情報b(i)を入手することを決定
し、通信系制御手段103に指示を出すことによりダウ
ンロードを開始する。
【0072】このとき蓄積系制御手段107は蓄積手段
106を制御することにより、ダウンロードしたデータ
に含まれる情報を蓄積媒体104または可搬性蓄積媒体
105に蓄積し、同時に蓄積した情報の情報ID、(式
3)により算出したヒット率、およびその情報に関連す
る関連情報のキーワードを蓄積済情報リスト(図3
(b))にセットする。こうしてダウンロード・蓄積し
た情報は、情報提示手段112からの要求に対して情報
入手制御手段108が蓄積系制御手段107に指示を与
え、蓄積手段106を制御することにより、蓄積媒体1
04または可搬性蓄積媒体105から読み込むことによ
りユーザに提示する。なお、処理ステップ510におい
て指数B(i)が一定のしきい値より大きくない場合に
は、情報b(i)を含む番組のダウンロードを実行する
ことなくダウンロード処理動作(アルゴリズム)を終了
する。
【0073】以上のように、本実施の形態では、入手を
要求される確率すなわちユーザにとっての興味の度合
い、情報を入手するためのコスト、情報を蓄積するため
のコスト、入手に要する時間を考慮して提示が要求され
ると予測される情報および/または既に蓄積した情報に
関連する情報のうちユーザにとってメリットのある情報
を選択して放送系および/または通信系からあらかじめ
自動的に入手して蓄積しておくことにより、ユーザの手
間をかけることなくユーザの要求に対して必要な情報を
素早く提示することができるという効果を得ることがで
きる。
【0074】なお、本実施例においてはユーザの興味度
合を図3(a)情報要求確率に示す形で記録しておくと
したが、この形式によらずともユーザの興味度合を知る
ことができるデータ形式に整理しておけば同様の効果が
得られる。また、既に蓄積されている情報を図3(b)
蓄積済情報リストの形で保持しているとしたが、この形
式によらずとも蓄積されている情報に対するユーザの興
味度合を知ることができるデータ形式に整理しておけば
同様の効果が得られる。
【0075】また、放送が予定されている番組の情報を
図4(a)放送予定番組表の形で保持するとしたが、こ
の形式によらずとも情報を放送から得る際のコストを知
ることができるデータ形式であれば同様の効果が得られ
る。また、通信系から入手できる情報に関する情報を図
4(b)入手可能データ表の形で保持するとしたが、こ
の形式によらずとも情報を入手する際のコストを知るこ
とができるデータ形式であれば同様の効果が得られる。
【0076】また、自動録画をするかどうかの決定を図
5に示すアルゴリズムに基づいて行うとしたが、このア
ルゴリズムによらずともユーザの興味および情報入手の
コストを考慮した決定方法であればよく、たとえば意思
決定のためのエージェントを用いても同様の効果を得る
ことができる。また、図5に示すアルゴリズムにおいて
ヒット率ならびに指数の計算を(式1)および(式2)
により行うとしたが、この式によらずとも、またヒット
率や指数の定義によらずともユーザの興味と情報入手コ
ストを考慮した処理を行うものであれば同様の効果を得
ることができる。
【0077】さらに、情報のダウンロードをするかどう
かの決定を図6に示すアルゴリズムに基づいて行うとし
たが、このアルゴリズムによらずともユーザの興味およ
び情報入手のコストを考慮した決定方法であればよく、
たとえば意思決定のためのエージェントを用いても同様
の効果が得られる。また、図6に示すアルゴリズムにお
いてヒット率ならびに指数の計算を(式3)および(式
4)により行うとしたが、この式によらずとも、またヒ
ット率や指数の定義によらずともユーザの興味と情報入
手コストを考慮した処理を行うものであれば同様の効果
が得られる。
【0078】(実施の形態3)図1のように構成された
情報提供装置について、以下本実施例における情報入手
制御手段が自動的に入手できないと判断した情報につい
ては入手するようユーザに提案する動作について説明す
る。図7(a)は蓄積媒体104または可搬性蓄積媒体
105に既に蓄積されている情報である文書A(60
1)に関連する情報a(602)が未入手であることを
表わした概念図である。同様に、図7(b)は蓄積媒体
104または可搬性蓄積媒体105に既に蓄積されてい
る情報である映像(603)に含まれるシーンBに関連
する情報b(604)が未入手であることを表わした概
念図である。図7(b)の状態は、たとえば図9(a)
番組関連情報、図9(b)情報定義、図9(c)情報内
容に示すデータフォーマットで表わす。
【0079】図9(a)において括弧内の第1項目と第
2項目(この例では、「1230」、「2200」)は
番組映像における映像フレームの番号を表わし、前者は
開始フレーム、後者は終了フレームを表わす。第3項目
は、開始フレームと終了フレームではさまれた区間のシ
ーンに関連する情報が何であるかを表わす。第1段目に
記述されたシーンでは、「info1」で示される情報
が関連づけられていることを表わす。ここでいう「関連
づけ」とは、たとえばそのフレーム区間のシーンが情報
提供装置の画面に表示されている時間においてユーザが
マウスクリックなどの操作を行うことによって関連する
情報(たとえば文書情報)が画面に表示されるといった
処理が行われるように設定することを意味する。図9
(b)は番組関連情報(図9(a))に関連づけられた
情報「info1」の定義を表わしたものである。ここ
では、ジャンルが「音楽」で、かつ出演者が「A」で、
かつ情報の内容がキーワード「デュエット」「インタビ
ュー」を含む情報を「info1」と定義するというこ
とを表わしている。番組関連情報(図9(a))によっ
て関連づけられた情報を検索・入手する際には、図9
(b)の情報定義に記述された条件に合致するものが検
索・入手対象となる。図9(c)は検索・入手対象とな
る各々の情報について、その情報内容を記述したもので
ある。ここでは、情報「a」はジャンルが「音楽」、出
演者が「A」「B」「C」、内容の説明として文章「A
がBとデュエット」が記述されている。この例では、i
nfo1の情報定義(図9(b))に情報aの情報内容
(図9(c))が合致するので、番組1の第1230フ
レームと第2200フレームの間のシーンが画面表示さ
れている状態でユーザがマウスクリックを行うと情報a
が画面に表示されることになる。
【0080】このような状態において図8(a)に示す
コンテンツ情報すなわち市販されているあるいは市販予
定のパッケージソフトの情報を入手することができ、情
報入手制御手段108が参照できるとする。たとえば通
信系制御手段103が通信手段102を制御することに
よりインターネット上にあるコンテンツ情報をダウンロ
ードすることにより入手できたとする。コンテンツ情報
(図8(a))において、「格納場所」は情報がどこに
格納されているか、たとえばどのパッケージソフト、放
送番組、あるいはインターネット上にある有料サイトに
存在するかを表わす。「タイトル」はパッケージソフト
のタイトルや番組名を表わす。「保持情報」はそのコン
テンツが保持している情報は何であるかを表わす。
【0081】図7(a)に示したように文書Aが、図7
(b)に示したようにシーンBが蓄積媒体104または
可搬性蓄積媒体105に既に蓄積されているときに、情
報入手制御手段がそれらに関連する情報aおよび情報b
を自動入手しようとするが、放送系と通信系から入手で
きない、すなわち放送予定番組表(図4(a))および
入手可能データ表(図4(b))に情報aおよび情報b
が登録されていないことが判明した場合、情報入手制御
手段108は次の処理を行う。
【0082】まず、コンテンツ情報(図8(a))に記
述されているパッケージソフトや有料放送番組のうち情
報aまたは情報bを保持しているタイトルを検索する。
図8(a)の例ではパッケージソフトP1(タイトルが
「タイトル1」であるパッケージソフト)がみつかる。
次にみつかったパッケージソフトをユーザに購入するよ
う推薦する旨の画面を表示するよう情報提示手段に指示
する。このとき、推薦する理由、この例では文書Aとシ
ーンBに関連する情報がP1に含まれているという情報
を付加する。パッケージソフトの購入をユーザに推薦す
る画面はたとえば図8(b)にようになる。
【0083】以上のように、本実施の形態では、情報入
手制御手段が自動的に入手できないと判断した情報につ
いては入手するようユーザに提案することにより、新た
な手段を増設することなしにコンテンツの購入をユーザ
に提案する機能を実現できるという効果を奏するもので
ある。
【0084】なお、本実施例において映像と関連する情
報および情報の内容を図9(a)番組関連情報、図9
(b)情報定義、図9(c)情報内容に示す形で保持す
るとしたば、この形式によらずとも映像の部分と情報と
の関連および検索対象となる情報との対応がわかるデー
タ系式であれば同様の効果が得られる。
【0085】(実施の形態4)図1のように構成された
情報提供装置について、以下本実施例における通信網1
01との情報のやりとりを行う通信手段102および/
または放送受信手段110から入手した情報を蓄積手段
106に蓄積する際にあらかじめ編集処理を行って蓄積
する動作について説明する。まず、図10(a)に示す
ように番組映像と文書データを入手したとする。ここで
901は放送系制御手段109が放送受信手段110を
制御することにより受信した番組1の映像であり、シー
ンAおよびシーンBを含む。902は同様にして受信し
た番組2の映像であり、シーンCを含む。903は通信
系制御手段103が通信手段102を制御することによ
りダウンロードした文書a、904は同様にしたダウン
ロードした文書cである。図の横軸は時間を表わし、右
へいくほど時間的に後であることを表わす。この例で
は、まず文書aのダウンロードを開始し、次に番組1の
受信を開始、その最中に文書cのダウンロードをし、次
に番組2の受信を開始している。ダウンロードしたデー
タおよび受信した番組はメモリー上に設けられたバッフ
ァまたは蓄積手段106を通して蓄積媒体104に一時
的に蓄えられる。また、ダウロードおよび受信は情報入
手制御手段の判断により自動的に行われる。次に情報入
手制御手段は情報要求確率(図3(a))に示すユーザ
の興味度合に基づいて情報の重要度を判断し、入手した
情報のうちで必要な情報のみを抽出して再構成する。
【0086】この例では図10(b)の編集結果に示す
とおりに再構成した。図10(b)において、905は
番組1(901)に含まれるシーンAとシーンBおよび
番組2(902)に含まれるシーンCをつなぎ合わせて
生成した映像である。906は文書a、907は文書c
であり、それぞれ905のシーンA、シーンBに関連づ
けられたものである。このように編集されたデータは新
規コンテンツとして蓄積手段106を経て蓄積媒体10
4または可搬性蓄積媒体105に格納しておき、ユーザ
からの提示要求に応じて蓄積手段106が読み出して情
報提示手段112に渡し、情報提示手段112がユーザ
に提示する。
【0087】以上のように、本実施の形態では、通信網
との情報のやりとりを行う通信手段および/または放送
受信手段から入手した情報を蓄積手段に蓄積する際にあ
らかじめ編集処理を行って蓄積するとしたものである。
これにより、ユーザにとって必要な情報のみを蓄積する
ことができ、蓄積コストを抑えることができるという効
果を奏するものである。
【0088】なお、本実施例においてユーザの興味度合
に基づいた情報の重要度の判断を図3(a)情報要求確
率を用いて行うとしたが、この形のデータによらずとも
情報とそれに対するユーザの興味を知ることができるデ
ータ形式のものを用いれば同様の効果が得られる。
【0089】なお、本発明に係る情報提供装置はたとえ
ば図11のハードウェア構成で実現される。図11にお
いて、1001は番組放送テーブル(図2(a))、録
画セットリスト(図2(c))、情報要求確率(図3
(a))、放送予定番組表(図4(a))、入手可能デ
ータ表(図4(b))、コンテンツ情報(図8(a))
を格納するためのメモリーである。メモリー1001
は、ダウンロード中のデータや受信中の放送映像を一時
的に記憶しておくバッファの役割も果たす。1002
は、SCSIケーブル1012を経由してハードディス
ク1003、DVD−RAM1004を内部バス101
3に接続するためのSCSIボードである。1003
は、蓄積番組テーブル(図2(b))、蓄積済情報リス
ト(図3(b))、番組関連情報(図9(a))、情報
定義(図9(b))、情報内容(図9(c))および受
信した番組映像、ダウンロードした情報を蓄積しておく
ためのハードディスク、1004は受信した番組映像お
よびダウンロードした情報を蓄積しておくためのDVD
−RAMである。1005は、情報提示手段112がユ
ーザに提供する情報を表示するディスプレイ1009に
表示信号を伝えるためのビデオボードである。1006
は情報入手制御手段108の機能を実現するソフトウエ
アを動作させるための中央演算装置(CPU)である。
蓄積系制御手段107、通信系制御手段103、放送系
制御手段109および情報提示手段112もCPU10
06上で動作する。また、蓄積手段106に相当するハ
ードディスクおよびDVD−RAMのドライバもCPU
1006上で動作する。1007はアンテナ1010で
受信した放送電波信号を復調する放送復調ボードであ
り、放送受信手段110に相当する。1008はデータ
通信網1011との通信のための通信インタフェースボ
ードであり、通信手段102に相当する。
【0090】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1に放
送を受信する放送受信手段と、放送受信手段での受信を
制御する放送系制御手段と、情報を記憶媒体に蓄積する
蓄積手段と、蓄積手段での情報の蓄積を制御する蓄積系
制御手段と、放送系制御手段および蓄積系制御手段両者
の動作を制御する情報入手制御手段を有し、情報の要求
に対して情報入手制御手段が情報の存在場所を判断して
蓄積系制御手段および/または放送系制御手段の制御動
作に基づいて蓄積手段および/または放送受信手段から
適切な情報を入手して提示することにより、情報を要求
する側において要求する情報が放送系から得られるもの
であるか蓄積系から得られるものであるかを意識する必
要がないという効果が得られる。
【0091】第2に、放送受信手段で受信する放送に含
まれるかあるいは蓄積手段で蓄積した情報1に関連する
かまたは将来提示を要求されることが予測できる情報2
の入手を情報入手制御手段が制御し、放送受信手段およ
び/または蓄積手段から情報2を入手して提示すること
により、必要な情報の入手を自動的に行うことができ、
ユーザの手間を省くことができるという効果が得られ
る。
【0092】第3に、第2の形態において情報入手制御
手段が自動的に入手できないと判断した情報については
入手するようユーザに提案することにより、新たな手段
を増設することなしにコンテンツの購入をユーザに提案
する機能を実現できるという効果が得られる。
【0093】第4に、通信網との情報のやりとりを行う
通信手段および/または放送受信手段から入手した情報
を蓄積手段に蓄積する際にあらかじめ編集処理を行って
蓄積することにより、ユーザにとって必要な情報のみを
蓄積することができ、蓄積コストを抑えることができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における情報提供装
置の構成の一例を示すブロック図
【図2】(a) 本発明の第1の実施の形態における番
組放送テーブルの構成の一例を示す図 (b) 本発明の第1の実施の形態における蓄積番組テ
ーブルの構成の一例を示す図 (c) 本発明の第1の実施の形態における録画セット
リストの構成の一例を示す図
【図3】(a) 本発明の第2の実施の形態における情
報要求確率 (b) 本発明の第2の実施の形態における蓄積済情報
リストの構成の一例を示す図
【図4】(a) 本発明の第2の実施の形態における放
送予定番組表の構成の一例を示す図 (b) 本発明の第2の実施の形態における入手可能デ
ータ表の構成の一例を示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態における自動録画の
決定の処理手順のアルゴリズムを説明するフロー図
【図6】本発明の第2の実施の形態における自動ダウン
ロードの決定の処理手順のアルゴリズムを説明するフロ
ー図
【図7】(a) 本発明の第3の実施の形態における文
書に関連する情報の概念図 (b) 本発明の第3の実施の形態におけるシーンに関
連する情報の概念図
【図8】(a) 本発明の第3の実施の形態におけるコ
ンテンツ情報の構成の一例を示す図 (b) 本発明の第3の実施の形態におけるユーザへの
提案画面の一例を示す図
【図9】(a) 本発明の第3の実施の形態における番
組関連情報の構成の一例を示す図 (b) 本発明の第3の実施の形態における情報定義の
構成の一例を示す図 (c) 本発明の第3の実施の形態における情報内容の
構成の一例を示す図
【図10】(a) 本発明の第4の実施の形態における
データ受信の説明図 (b) 本発明の第4の実施の形態における編集結果の
概念図
【図11】本発明のハードウェア構成の一例を示すブロ
ック図
【図12】従来の技術におけるブロック図
【符号の説明】 101…データ通信網 104…ハードディスク 105…DVD−RAM 110…アンテナ 701…コンテンツ情報を格納するレコード 1009…ディスプレイ装置 1010…アンテナ 1011…データ通信網 1013…内部バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 12/58 G06F 15/403 340A // H04N 7/173 H04L 11/20 101B

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも放送を受信する放送受信手段
    と、 放送受信手段での受信を制御する放送系制御手段と、 情報を記憶媒体に蓄積する蓄積手段と、 蓄積手段での情報の蓄積を制御する蓄積系制御手段と、 放送系制御手段および蓄積系制御手段両者の動作を制御
    する情報入手制御手段とを有し、 情報の要求に対して情報入手制御手段が情報の存在場所
    を判断して蓄積系制御手段および/または放送系制御手
    段を制御することによって蓄積手段および/または放送
    受信手段から適切な情報を入手して提示することを特徴
    とする情報提供装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の構成において、放送受信手段
    で受信する放送に含まれるかあるいは蓄積手段で蓄積し
    た情報1に関連する情報2の入手を情報入手制御手段が
    制御し、放送受信手段および/または蓄積手段から情報
    2を入手して提示することを特徴とする情報提供装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の構成において、放送受信手段
    で受信する放送に含まれる情報のうち将来において提示
    を要求されるであろう情報を情報入手制御手段が判断し
    てあらかじめ蓄積手段で蓄積しておき、必要に応じて提
    示することを特徴とする情報提供装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の構成において、情報の提示を
    要求される確率を考慮して放送に含まれる情報または情
    報の一部を蓄積するかどうかを決定することを特徴とす
    る情報提供装置。
  5. 【請求項5】 請求項3の構成において、情報の価値を
    考慮して放送に含まれる情報または情報の一部を蓄積す
    るかどうかを決定することを特徴とする情報提供装置。
  6. 【請求項6】 請求項3の構成において、情報の受信の
    ためのコストを考慮して放送に含まれる情報または情報
    の一部を受信し蓄積するかどうかを決定することを特徴
    とする情報提供装置。
  7. 【請求項7】 請求項3の構成において、情報の蓄積の
    ためのコストを考慮して放送に含まれる情報または情報
    の一部を蓄積するかどうかを決定することを特徴とする
    情報提供装置。
  8. 【請求項8】 請求項3の構成において、情報の入手に
    要する時間を考慮して放送に含まれる情報または情報の
    一部を蓄積するかどうかを決定することを特徴とする情
    報提供装置。
  9. 【請求項9】 請求項1の構成において、放送受信手段
    で受信した放送に含まれる情報のうち蓄積手段で以前に
    蓄積した情報1に関連する情報2を蓄積手段で自動的に
    蓄積し、情報1に関連する情報の要求に応じて蓄積した
    情報2を提示することを特徴とした情報提供装置。
  10. 【請求項10】 請求項9の構成において、情報の提示
    を要求される確率を考慮して放送に含まれる情報または
    情報の一部を蓄積するかどうかを決定することを特徴と
    する情報提供装置。
  11. 【請求項11】 請求項9の構成において、情報の価値
    を考慮して放送に含まれる情報または情報の一部を蓄積
    するかどうかを決定することを特徴とする情報提供装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項9の構成において、情報の受信
    のためのコストを考慮して放送に含まれる情報または情
    報の一部を蓄積するかどうかを決定することを特徴とす
    る情報提供装置。
  13. 【請求項13】 請求項9の構成において、情報の蓄積
    のためのコストを考慮して放送に含まれる情報または情
    報の一部を蓄積するかどうかを決定することを特徴とす
    る情報提供装置。
  14. 【請求項14】 請求項9の構成において、情報の入手
    に要する時間を考慮して放送に含まれる情報または情報
    の一部を蓄積するかどうかを決定することを特徴とする
    情報提供装置。
  15. 【請求項15】 請求項1の構成に加えて、通信網との
    情報のやりとりを行う通信手段と、通信手段の動作を制
    御する通信系制御手段を有し、情報の要求に対して情報
    入手制御手段が情報の存在場所を判断して蓄積系制御手
    段および/または放送系制御手段および/または通信系
    制御手段を制御することによって蓄積手段および/また
    は放送受信手段および/または通信手段から適切な情報
    を入手して提示することを特徴とする情報提供装置。
  16. 【請求項16】 請求項15の構成において、放送受信
    手段で受信する放送に含まれるかあるいは蓄積手段で蓄
    積したかあるいは通信手段で入手する情報1に関連する
    情報2の入手を情報入手制御手段が制御し、放送受信手
    段および/または蓄積手段および/または通信手段から
    情報2を入手して提示することを特徴とする情報提供装
    置。
  17. 【請求項17】 請求項15の構成において、放送受信
    手段で受信する放送に含まれる情報および/または通信
    手段で入手する情報のうち将来において提示が要求され
    るであろう情報を情報入手制御手段が判断してあらかじ
    め蓄積手段で蓄積しておき、必要に応じて提示すること
    を特徴とする情報提供装置。
  18. 【請求項18】 請求項17の構成において、情報の提
    示を要求される確率を考慮して放送に含まれる情報およ
    び/または通信手段で入手した情報またはその情報の一
    部を蓄積するかどうかを決定することを特徴とする情報
    提供装置。
  19. 【請求項19】 請求項17の構成において、情報の価
    値を考慮して放送に含まれる情報および/または通信手
    段で入手した情報またはその情報の一部を蓄積するかど
    うかを決定することを特徴とする情報提供装置。
  20. 【請求項20】 請求項17の構成において、情報の受
    信のためのコストを考慮して放送に含まれる情報および
    /または通信手段で入手した情報またはその情報の一部
    を蓄積するかどうかを決定することを特徴とする情報提
    供装置。
  21. 【請求項21】 請求項17の構成において、情報の蓄
    積のためのコストを考慮して放送に含まれる情報および
    /または通信手段で入手した情報またはその情報の一部
    を蓄積するかどうかを決定することを特徴とする情報提
    供装置。
  22. 【請求項22】 請求項17の構成において、情報の入
    手に要する時間を考慮して放送に含まれる情報および/
    または通信手段で入手した情報またはその情報の一部を
    蓄積するかどうかを決定することを特徴とする情報提供
    装置。
  23. 【請求項23】 請求項15の構成において、放送受信
    手段で受信した放送に含まれる情報および/または通信
    手段で入手する情報のうち、蓄積手段で以前に蓄積した
    情報1に関連する情報2を蓄積手段で自動的に蓄積し、
    情報1に関連する情報の要求に応じて蓄積した情報2を
    提示するようにしたことを特徴とする情報提供装置。
  24. 【請求項24】 請求項23の構成において、情報の提
    示を要求される確率を考慮して放送に含まれる情報およ
    び/または通信手段で入手した情報またはその情報の一
    部を蓄積するかどうかを決定することを特徴とする情報
    提供装置。
  25. 【請求項25】 請求項23の構成において、情報の価
    値を考慮して放送に含まれる情報および/または通信手
    段で入手した情報またはその情報の一部を蓄積するかど
    うかを決定することを特徴とする情報提供装置。
  26. 【請求項26】 請求項23の構成において、情報の受
    信のためのコストを考慮して放送に含まれる情報および
    /または通信手段で入手した情報またはその情報の一部
    を蓄積するかどうかを決定することを特徴とする情報提
    供装置。
  27. 【請求項27】 請求項23の構成において、情報の蓄
    積のためのコストを考慮して放送に含まれる情報および
    /または通信手段で入手した情報またはその情報の一部
    を蓄積するかどうかを決定することを特徴とする情報提
    供装置。
  28. 【請求項28】 請求項23の構成において、情報の入
    手に要する時間を考慮して放送に含まれる情報および/
    または通信手段で入手した情報またはその情報の一部を
    蓄積するかどうかを決定することを特徴とする情報提供
    装置。
  29. 【請求項29】 請求項1の構成において、将来におい
    て提示を要求されると予測される情報をあらかじめ入手
    しておくようユーザに提案する機能を持つことを特徴と
    する情報提供装置。
  30. 【請求項30】 請求項29の構成において、入手を提
    案する情報が蓄積媒体に格納されているものであること
    ことを特徴とする情報提供装置。
  31. 【請求項31】 請求項29の構成において、入手を提
    案する情報が放送に含まれるものであることを特徴とす
    る情報提供装置。
  32. 【請求項32】 請求項29の構成において、提示を要
    求される情報2が、既に入手したかあるいは将来入手す
    る情報1に関連する情報であることを特徴とする情報提
    供装置。
  33. 【請求項33】 請求項32の構成において、入手を提
    案する情報が蓄積媒体に格納されているものであること
    を特徴とする情報提供装置。
  34. 【請求項34】 請求項32の構成において、入手を提
    案する情報が放送に含まれるものであることを特徴とす
    る情報提供装置。
  35. 【請求項35】 請求項3の構成において、情報の蓄積
    時にあらかじめ編集処理を行って蓄積することを特徴と
    する情報提供装置。
  36. 【請求項36】 請求項9の構成において、情報の蓄積
    時にあらかじめ編集処理を行って蓄積することを特徴と
    する情報提供装置。
  37. 【請求項37】 請求項17の構成において、情報の蓄
    積時にあらかじめ編集処理を行って蓄積することを特徴
    とする情報提供装置。
  38. 【請求項38】 請求項23の構成において、情報の蓄
    積時にあらかじめ編集処理を行って蓄積することを特徴
    とする情報提供装置。
  39. 【請求項39】 請求項15の構成において、将来にお
    いて提示を要求されると予測される情報をあらかじめ入
    手しておくようユーザに提案する機能を持つことを特徴
    とする情報提供装置。
  40. 【請求項40】 請求項3の構成において、情報に対す
    るユーザの興味を考慮して放送に含まれる情報または情
    報の一部を受信し蓄積するかどうかを決定することを特
    徴とする情報提供装置。
  41. 【請求項41】 請求項1の構成において、情報入手制
    御手段は、放送から受信する番組の情報を、番組に含ま
    れる各々の情報に一意に割り当てられた識別子である情
    報IDと、放送が予定されているチャンネル番号および
    放送時刻を表す放送予定と、情報を選別することが可能
    なように個々の情報に付加された識別子であるキーワー
    ドとを表形式で表す番組放送テーブルの形で保持し、こ
    れを参照して情報の入手をコントロールすることを特徴
    とする情報提供装置。
  42. 【請求項42】 請求項1または41の構成において、
    情報入手制御手段は、放送から受信した番組の情報を、
    蓄積した番組に含まれる各々の情報に一意に割り当てら
    れた識別子である情報IDと、複数ある蓄積媒体を識別
    するために一意に割り当てられた識別子であるメディア
    IDと、番組を格納したファイルの蓄積媒体におけるフ
    ァイルパスを表わすファイル名とを表形式で表す蓄積番
    組テーブルの形で保持し、これを参照してどの情報が蓄
    積媒体のどこに蓄積されたかを認識することを特徴とす
    る情報提供装置。
  43. 【請求項43】 請求項1、41または42のいずれか
    の構成において、情報入手制御手段は、放送から受信し
    た番組の情報を、蓄積した番組に含まれる各々の情報に
    一意に割り当てられた識別子である情報IDと、放送を
    受信するチャンネル番号および録画時刻を表わす録画予
    定データと、複数ある蓄積媒体を識別するために一意に
    割り当てられた識別子であるメディアIDと、番組を格
    納したファイルの蓄積媒体におけるファイルパスを表わ
    すファイル名とを表形式で表す録画セットリストの形で
    保持し、これを参照して録画予約のセット動作をコント
    ロールすることを特徴とする情報提供装置。
JP10096392A 1998-04-08 1998-04-08 情報提供装置 Withdrawn JPH11296534A (ja)

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